原田ひ香のレビュー一覧

  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    私も学生時代に、今は亡き母親からたくさんの小包を送ってもらった。
    確かにダサかった。
    そして、愛情がこれでもかというほどにこもっていた。

    この本はそんなお母さんからの愛情物語。
    心がホッとあたたかくなる話ばかりである。

    その中でも心に残っているのは、
    擬似家族
    お母さんからの小包お作りします
    最後の小包

    特に、擬似家族。
    あれからどうなったかな。
    彼女の気持ちが痛いほどに理解出来るから、嘘を責める気持ちになんてならなくて…
    どうか周りの人達に理解されて幸せな結婚が出来ていますように。

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    2025年08月24日
  • 虫たちの家

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    傷を負った女性たちの暮らす家に異物が混入し…
    原田ひ香さんがこういう話も書くということにいい意味で驚きました。どこにでもいる女性の日常みたいなのばかりと思ってたので。
    種明かしまでのぼかした書き方にややイラッとはしましたし、種明かし後もえー?誰が誰でどうなってんのこれ?と混乱。が、きれいに話がつながることと、それを受け入れる主人公の温度感というか、その着地も良かったです。救いを感じさせる終わりであることにもホッとしました。

    ただ、でもやっぱりこの方の作品は、美味しいものや、やりくりの話を肩の力抜いて楽しく読むのが嬉しいかな。

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    2025年08月24日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    東京ロンダリングの続編だと思って読み出したが、短編が続いたのであれれ?あ、でもまあちゃんが出てきた。あれれ?相場社長も出てきた。やっとりさ子さんと亮さんが出てきた。全ての短編がつながった!

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    2025年08月23日
  • 彼女の家計簿

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    彼女とは誰のことだろう。家計簿はつけようとしたことがあるが、私は3日と続かない。
    10年日記は書き続け10年を迎えたのだが、、、。

    生きるためのお金、そして家族や仲間との関係がその家計簿には描かれている。それはまるでシングルマザーの里里 への70年前からの大切なメッセージなのかもしれない。
    家計簿は五十鈴加寿という女性が戦前からつけていたというものだ。

    その家計簿には備考欄に書かれた日記のような独白があった。里里はその家計簿に引き込まれ読み進めるうち、加寿は男と駆け落ち自殺したと聞く自分の祖母ではないかと考え始める。はたして事実は・・・。

    転機を迎えた三世代の女たちが家計簿に導かれて、新

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    2025年08月22日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    シリーズ3作目。あいかわらずおいしそうに飲んで食べる祥子さん。物語は色々と進展があり、新たな一歩という感じ。続編はあるのか?

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    2025年08月17日
  • 彼女の家計簿

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    ひとりの女性の家計簿を軸に、二人の女性主人公の生き方を描く内容。まず構成がなかなか面白かった。読み手もその家計簿を一緒に読み進める形になっていて、登場人物と同じ体験を追っていくような作りになってる。

    全体を通して圧倒的な女性視点の作品で、ベクデルテストを性別を入れ替えて考えてみると、登場人物のほとんどが女性で、男性がほとんど出てこない。ジェンダー的にも完全に女性寄りの作品だった。

    一人で生き抜こうとする、仕事を愛する女性たちへの応援歌でもあり、ラストで明かされる仕掛けも、仕事が女性にとってどれだけ大きな意味を持つのかに繋がっている。女性讃歌でもあり、シスターフッドの物語でもあると思う。それ

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    2025年08月12日
  • 三人屋

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    ネタバレ

    三人姉妹が営むお店。
    朝は三女朝日が焼きたてパンとコーヒーのモーニング、お昼は次女まひるが讃岐うどん、夜は長女夜月がスナックを開店させ、商店街でもファンの多い客の絶えないお店になっている。
    もともとは両親が喫茶店として使っていたお店だったが、両親が他界し、今は三人で時間帯で分けてお店を営業している。
    夜月は若い頃から家出がちであり、朝日も自分のことばかり考えていて面倒なことは引き受けず、次女まひるが親の介護や葬儀等の家のことを引き受けることが多かった。
    話の中で、夜月がお店のお金を持ち出して家出したシーンがある。まひるはそんな夜月に苛立つ部分と、本当は夜月を慕っている自分に気付き、お店の新たな

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    2025年08月05日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親からの小包の内容がリアルに想像できて、一人暮らしの時期を思い出した。
    箱いっぱいに愛情が詰まってるんだよなぁ。

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    2025年08月03日
  • DRY

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    ひえー、壮絶。原田ひ香ってこんな桐野夏生みたいなのも書けるんだ、すごい。貧困の連鎖やそこに落ちていく女性が出てくるから、どうせ売春とかだろと思って読んでたら、そんなもんじゃなかった。動機は違うがマイホームヒーローみたいな展開には圧倒されて、読む手が止まらなかった。女性の生きづらさや貧困や介護、親子関係、吊り橋効果やシスターフッドなど、様々な複雑なテーマを取り扱いつつもエンターテイメントとしてとても良かった。主人公が自分の子供たちに対しての愛情の希薄さに気付くところがなんともリアルで薄寒い思いがした。面白かった。

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    2025年08月02日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    タイトル、内容はやはり物騒だ、、
    なるべくなら自分は関わりたくない案件、、

    読み進めるとこの本は孤独に亡くなった人の物語である以上に、困難な中にも「勇気をもって生きること」の大切さを原田さんは伝えてくれる。
    個人的には妻に愛想をつかされ、事故物件に流れそうになった会社員が、気持ちを立て直して「もう一度、きちんと謝ろう、自分には帰る家があるんだ」と目覚める物語に心が和らいだ。

    重たい話であるが、もしかすると自分もいつか関わるかもしれない大事な話。
    原田さんの描く物語にはそんな意味合いがいつも含まれている。

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    2025年08月02日
  • 図書館のお夜食

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    来年から社会人になるこのタイミングで読めてよかった

    あまり思い詰めすぎないで働いて、
    おいしいご飯を食べれば日々幸せに過ごせるかもって

    1人で全部やろうとしてしまうから
    社会人になる頃には
    周りに助けを求められるようになりたい
    この本に出てくる人たちみたいに支え合ってお仕事したいな

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    2025年07月28日
  • 彼女の家計簿

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    この方の作品は初めて読みましたが、色々な女性たちの生き様が興味深くて、あっという間に読み切りました。面白い、そしてこのようなNPOの取り組みにも、いつか関わってみたいと感じました。この作家さんの他の作品も読んでみたいです

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    2025年07月27日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    シリーズ2作目。今作もまったりと進むストーリー。娘と月1回は会えるなど色々進展もあった。
    ランチはやはりどれもおいしそうで、読んでいるとおなかが減ってくる。

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    2025年07月25日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる5つのドラマ
    主人公の年代や特徴が様々でよき
    私はは最後の「bar きりんぐみ」(柚木麻子さん作)がいちばん楽しく読めました。

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    2025年07月19日
  • ランチ酒

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    見守り屋さんという少し特殊な仕事をし、ランチ(祥子の中では夜ご飯)でお酒を飲みながら美味いものを食べる。読んでるこっちまでお腹がすいてくる。読みやすくとてもよかった。

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    2025年07月14日
  • 彼女の家計簿

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    過去と現代を行き来しつつ、それぞれの女性が生きていく物語。
    原田ひ香さんの本はなぜか引き込まれてしまう。

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    2025年07月09日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    3部作フィナーレ...か?
    っていう終わり方で逆にこの後の展開は最新作の有無を置いておいて、読者に自由に考えさせてくれたのがすごくよかった。モヤモヤはしない、けど自由に妄想?させてくれる感じ。
    角谷さんがダンディー最強オジ(訳あり)なのが最高だな〜。

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    2025年06月29日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    古くなったデザイナーズマンション(集合住宅)の話。

    1つの話が、何人もの視点での短編が書かれてます。

    ちょっと最後のほうに、あらあら、と、話が明らかになったりします。

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    2025年06月29日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    もちろん美味しいんだろうけど、作家さんが書くとさすがに期待値がグンと跳ね上がりますね。シリーズも一段落かな。それにしてもうまそーだ。

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    2025年06月21日
  • ギリギリ

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    ネタバレ

    表題の意味が最後に分かる。なるほどね。気がついてもおかしくはないのだが、気づく人はなかなかいないだろうな。
    しかし上手い。こういうストーリーを次から次によく生み出すものだ。解説に書かれているが、作者は脚本を書いていたらしい。主人公の一人が脚本家。痛めつけられるその物語はリアルだが経験の賜物なのか。

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    2025年06月17日