原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ無知だった主人公が自分の力で生きる力を身につけ、過去の殻を脱ぎ去っていく過程は読んでいて本当に楽しく、爽快なハッピーエンドを期待した。
それだけに、思いがけない結末には「尻切れトンボ感」が否めない…。
道半ばで終わるにしても、その先に少しでも光を感じられる終わり方がよかったな。
解説で「単行本版」と「文庫版」で主人公の最後の行動が異なると知り、それぞれ考えさせられはしたものの、彼女の過酷な境遇を思うとあまりに無情なラストに感じられ、どうしてもモヤモヤが拭えない。
結末ひとつで、作品全体の評価がここまで変わるのだと痛感。
一度染みついた環境の連鎖から抜け出すことの圧倒的な難しさを突きつけ -
Posted by ブクログ
1作目は、ロンダリングする住人
りさ子が中心になっていたけど
今回は、いろいろな人の視点で描かれた連作。
どの主人公も少しストレスかかっていて
その心情にキューっとなる。
1話目の康江なんて
義父からアパート経営を引き継いで
パートと子育てしながらやっているのに
夫はまったく無関心どころか
問題丸投げしてくる(`^´)
本当に腹だたしい!
と、思ったら3話目は
浮気がバレて行き場をなくし
ロンダリングする側になった男のはなし。
他にも、失踪人を探す仕事を請け負う会社や
りさ子にも再び脚光があたるはなしがあって
実はそれまでの短編が
おおきな横軸でつながっていたことが
わかる最終話にちょっと