原田ひ香のレビュー一覧

  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    真面目な行動が、ちょっと可愛くユーモラスに感じる一橋桐子さん(76歳)の話。一橋といえば、まずは大学をイメージするので、どこかコミカルな桐子さんとのギャップが笑える。

    段々と、健康だけではなくて、人によってはお金とか友達とか家族とか、色々問題が出てくるのだなぁ。

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    2025年12月04日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    前作に出てた「相場不動産」のまあちゃんが
    地方出身単身女子の人生として書かれている。
    まあちゃん、頑張って

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    2025年12月03日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食事と恋をテーマに編まれた短篇集。現代を代表する作家による 7編と、3編のエッセイを収める。
    お気に入りはラストの原田ひ香「夏のカレー」。近付いたり、離れたりを繰り返す運命の男女の物語語。最後にあっと思わせる趣向も見事だが、それは小説としての体をなすためだけに付けられた結末で、そこを除いたとしても十分に傑作。
    次点は古内一絵「ワタシノミカタ」。昴のお兄さんっぷりが子気味よく、主人公の葛藤もよく描かれていて、プロットも良い。
    他は平凡か。

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    2025年12月03日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    母親からの小包にまつわるお話の短編集。

    実家に帰れる距離だったので、小包が送られてきたことも、受け取ったこともないけれど、実家帰った時は色々持って帰らされた事を思い出す。

    小包って母親の愛情を具現化したものだなぁ。
    あったかいなぁと思える話ばかりで、読んでてほくほくした。

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    2025年12月01日
  • 彼女の家計簿

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    過去から届いた家計簿をきっかけに懸命に生き直そうとするシングルマザーの姿が描かれています。

    主人公を支える人物も登場し、若いころのつらい経験を抱えながら仕事一筋で生きてきた彼女にとっても、この出会いは救いになったのではと感じました。

    読後には、誰かと支え合うことの力強さに静かにホッとできる余韻が残りました。

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    2025年11月30日
  • 虫たちの家

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    過去に様々な被害により、ひっそりと離島で本名も隠し虫の名前をつけて暮らす女達。
    その中に毒を持った親娘が目的を持って入っていき、その平和な棲家を壊していく。
    最後にやっと人物の相関図がわかり、そうだったのかぁ〜と
    この作者にしては、毒のある人物が描かれているな、と感じた。

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    2025年11月27日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    バブルを満喫して、終わったことが分かっているのに認められないミチル。

    バブルを味わいつくす大人を指を咥えて見てた立場から見ると、何度も羨ましく妬ましく…
    もうちょっと早く産まれてれば私も…なんて思う人も多いんだろうなぁ。

    でもミチルが悩みつつも自分にできることを認めて進んでいく姿に何となく応援したくなって。

    やっぱり人って自分の持っているもの、経験を活かして生きていくしかないんだなぁって。
    何も持ってない人なんていない。
    なんて思った読後感だった。

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    2025年11月26日
  • 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    離婚で行き場をなくしたりさ子は、事故物件に住みロンダリング=「浄化」する仕事を始める。移り住む先々での出会いが、孤独で無気力な彼女の心を解きほどいていく。

    菅さんの一件など少し不穏なところもあるけれど、終始ゆったりとした空気が流れている小説で、特に亮の食堂のシーンはほっこりとしたいい匂いが漂ってくるようだった。

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    2025年11月23日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    『三千円の使いかた』は登場人物に共感して、涙が出たけれど、こちらの本はそうでもなかった。主人公76歳だし、当然かも、、

    ストーリーは気になって最後まで読めたが、わりとあっさり終わってしまった感じ。

    独居の高齢者が増えて、孤独死という言葉も聞く。
    この本の主人公のように周囲の人と関係性を作れるのが理想なのだろうな、と思ったり。

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    2025年11月23日
  • サンドの女 三人屋

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    期待していたより三人屋の感じしなくてちょっと残念。理人のことなんとかしてあげてよ、豆腐屋!と思ってたけど、だんだん理人は逞しくなっていくし、イケイケだった大輔もやっぱり夜月一筋なんだよね…とかなんかすごく時の流れを感じた。流れていくというか、変わらないものはないのかな、みたいな。夜月と大輔のタイミング合わないの本当に人生!どこかでタイミング合ってくれ笑

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    2025年11月22日
  • まずはこれ食べて

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    途中まで、あまり肌に合わないなぁと思っていたけれど、後半も後半、毛色が変わってきて、そこからあっという間にラストへ。ちょっと急展開すぎるような。
    よい終わり方ではあったけれど、ううむ。

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    2025年11月21日
  • 三人屋

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    勝手に仲良し3姉妹がやってる店かと…
    3姉妹それぞれ違った魅力があっていい。それなのに大輔とそれぞれエピソードがあったり。ラプンツェル商店街に全てが筒抜けな閉塞感と、客として来てくれるアットホームな感じ。いい面も悪い面もという感じがリアルでいい。まひるが夜月にコンプレックスあるのもいいし。思った以上に夜月が危なっかしくて最後読むまでハラハラだった。

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    2025年11月20日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    ネタバレ

    「〜の犯罪」がなかなか不穏で面白かったけれどこちらは原田さんお得意の経済的な内容だったので。
    思っていたのと、ちょっと違うかな

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    2025年11月20日
  • DRY

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    離婚して実家に出戻った藍。祖母と母のイザコザに辟易する中、ヤングケアラーとして介護に人生を捧げてしまった、お隣の“みよちゃん”の優しさに救われ、墜ちてしまう。
    『女なのは、私たちが悪いんじゃないよ。生まれつきなんだから』
    彼女たちが自分の人生を取り戻すのを阻んでいるのは、周囲の人々の悪意なのか。十分な知識や愛情を得る機会を奪われたからなのか。
    覗いてはいけない袋小路を見たような、苦い後味が残る読後。

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    2025年11月17日
  • 三人屋

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    久しぶりに再読。反目していても、どこか通じ合う、こんなに心温まる本だったのかと再認識した。朝日がモーニングの内容を説明するシーンが好き。朝日のモーニングの常連になりたいな。

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    2025年11月16日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    本来ならほのぼのする話なのかもしれないが、寄る辺ない高齢者の悲哀をひしひしと感じてあまり楽しく読めなかった。未婚で親兄弟もおらず、持ち家もなく、年金と最低賃金で一人暮らしをする高齢者がその仕事さえもなくなったらどれだけ不安なことか。刑務所は3食と寝る場所が確保されていて安全も保障され、具合が悪くなれば医者にも診てもらえる。本作でなくとも仕事のない前科者が再犯によって刑務所に戻りたがるという話もよく聞く。主人公が他人に迷惑をかけないために刑務所に入ろうと犯罪を検討する描写は微笑ましくもあるが、やはりその背景に思いが至ってしまうと笑えない。
    最後はハッピーエンドで終わり、それは主人公の人柄によって

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    2025年11月14日
  • 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    いわゆる事故物件に住むことで、その部屋にまた人が住める状態にするという特殊な仕事をしている人のお話。そんな仕事をすることになった理由は思ったより自分のせいって感じだったけど、それよりも、自分のやりたいこと、生き方を改めて見つけていく姿が興味深かった。

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    2025年11月13日
  • 三人屋

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    物語に出てくる食べ物が美味しそうだった。3人姉妹のそれぞれの性格の違いや関係が徐々に変化していくところには面白さを感じました。別のシリーズも気になります。

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    2025年11月08日
  • 三人屋

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    こんなお店があったらいいなと思うくらい食べ物の描写はワクワクした。
    さらっとは読めたけれど、三姉妹以外の登場人物の結末がどうなったのか気になってしまった。きっと幸せであると思いたい。

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    2025年11月08日
  • まずはこれ食べて

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    仕事に行き詰まったり迷ったり悲しんだりした時は、たいていご飯が助けてくれる。
    味覚も嗅覚も胃も掴まれたら幸福感に満ちてよしって立ち上がれるもんね。

    意外にもこの連作短編は少しミステリー寄りで食より人間関係の複雑さが突出していた気がする。

    人を支配してやろうという邪な心を持つ人は結果的に誰も寄り付かなくなるんだから、平和に生きていきたいね。

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    2025年11月07日