原田ひ香のレビュー一覧

  • ランチ酒

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    深夜「見守り屋」という特殊な仕事をしている祥子。
    仕事が終わると,美味しそうな店を見つけ,お酒を飲みながらランチ。
    食事の描写が見事で,食欲を掻き立てられる。
    深夜読むとお腹が減って辛い...
    事情があり,幼い娘と暮らせていない状況を想像すると胸が痛むが,食事で心のエネルギーもチャージし,前に進んでいく祥子の強さには,清々しさを感じる。

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    2026年08月15日
  • 古本食堂

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    のほほんとした物語。ゆっくり読めた。
    古本屋と美味しいご飯やさん、自分の好きなものが出てくる話で楽しかった。
    こんなのんびり老後ライフを送りたい。

    *お気に入り*
    人生に必要な小説や本って、向こうからやってくるのかもしれませんね

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    2026年08月10日
  • サンドの女 三人屋

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    ネタバレ

    続編だから仕方ないのだと思うけど「三人屋」に比べると、全体的にボヤッとしていて負の感情を抱いた。
    読者からすると本の中でずっとそこにあってほしい「三人屋」だったのに、現実的に盛衰の衰の部分を目の当たりにさせられてしまった感じ。
    そして作家の一也がいちばん感情移入できなくて、本人視点があっても性格もうまく掴めなかったのに、そんな人が結果的に三人屋の場所を潰したうえに不義理な形で終わったので驚きだし、商店街のみんなと共に腹が立つ。

    前作だと温かみ部分ばかりがクローズアップされていた感覚だけど、携帯屋の望月によって、"部外者"への冷たさとか、人間同士の距離感が近いことによる面倒くささとかが露出した感じがあった。

    個人的には最初の章の理人が良かったな。
    「オトウサン」に無言電話をかけて「もしも、僕のことが嫌いだったら……ごめんね。でも、お金だけでも受け取ってくれないかな」と言われるシーンが印象的。
    会いに行って本当によかった。
    古屋さんとの関係性も切なくて、、、でも三人屋で働くようになって、「ママみたい」と評されるようになって、素の自分を出せるようになったのかなと安心した。無理に古屋さんとハッピーエンドにならないのがいいのだ。

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    2026年08月10日
  • 古本食堂 新装開店

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    コーヒーを飲みながら本を選べるなんて至福の時間。 紹介される本も素敵だし、食べ物も美味しそうで食欲をそそります。
    でも、本と食べ物を上手くストーリーに絡めていくのって結構難しいかもしれませんね。

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    2026年08月09日
  • DRY

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    これまで読んできた原田ひ香さんの作品とはちょっと雰囲気の違う作品。
    とんでもない方に話が進んでいって、びっくり。
    いろいろ考えさせられる。

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    2026年08月08日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    高名な建築家の父、反発してきた娘、父の部下だった後継者を取り巻く心理描写。
    通称おっぱいマンションの取り壊しを巡りそれぞれの立場が描かれる。
    面白かったけど再読はないかな

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    2026年08月08日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    東京ロンダリングの方が読みやすかった。
    この人結局どうなった?って言うのが何件かあって、終わりに一気にってちょっと理解に困った。

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    2026年08月08日
  • 古本食堂

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    読みながら、あぁ、これはハコさん←小さな本屋さん。のまなみさん向けだなぁ。

    と、読みながらずーっと思ってた。

    本✖️美味しい食べ物。
    これはもう私の中で、まなみさん。

    ハコへは一度しかお邪魔したことがないけども、古いアパートの一室にあって、入るのが躊躇うほど。
    周りには美味しいカフェや、ほかにもたくさんの小さな本屋さんがひしめいてる札幌のちょこっと奥地にあり、知る人ぞ知る本屋さんの町。笑

    町なのか、丁なのか?笑

    まなみさんが、
    一生懸命、近所のいい本屋、絶対行ってほしい!←ただ好きな本屋

    めちゃくちゃ美味しいよ!すぐ売り切れるけど!
    っていう近所のドーナツ屋

    もうとにかく、まなみさん。

    本も食べ物の本が好きで、本も好きだけど、食べるのが好きで。笑

    内容はしっかりしんみり、少しだけ謎が解き明かされたり、ほんわかしたり、色々あるのだけれど。
    きっと、ハコのまなみさんもこんな珍道中なのでは?
    と想像しながら読んでしまいました。


    #haco
    #札幌
    #原田ひ香

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    2026年08月06日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    ロンダリングという仕事が本当にあるのかと思わせるほどの表現力。小説の醍醐味は自分とは境遇も何もかも違う人の人生や感情に触れることだから、衣食住といった私生活に切り離せないことを題材にしているところは違和感なく読むことができた。

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    2026年08月05日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにした、女性作家たちのアンソロジー。
    どの作品も面白く、すぐに読み終わった。
    自分の「最後の晩餐」は何がいいかな?
    何を食べるかより、誰と食べるか、なのか?
    いや、やっぱり一人がいいな。
    …と、いろいろ考えさせられるのも面白い。

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    2026年08月04日
  • あさ酒

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    シリーズものの四作品目
    前作品の主人公から次の主人公にバトンタッチするような話でした。次からは二人のうちどちらが主軸か、どちらも主軸とするのかはわからないけどそれでも主人公が変わりそうなこの狭間のなんとも言えない気持ちが辛い。前作主人公の祥子さんのキャラクターが好きだったから尚更そう感じてしまう。出来ることなら彼女が幸せになるところまで見届けたいと思った。

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    2026年08月04日
  • まずはこれ食べて

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    ネタバレ

    読む前にレビューをいくつか目にしてしまったのもあり、少し内容が想像できた上で見てしまったのだが、それでもそれぞれの人間模様や関わり含めて面白いと感じられる部分は多々あった!
    最後もう少しその後を知りたいなぁと思ってしまった部分はあったかな、と。。。
    あとは筧さんの人物像が少し想像しづらく(変に口調が乱暴だったりするところ)入り込むまでに時間がかかってしまった

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    2026年08月03日
  • その復讐、お預かりします

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    愛した男に騙されて仕事も失った美菜代
    復讐屋に復讐してもらう為に訪ねるが
    高額で払いきれず秘書として働き始める

    テンポよく読みやすい
    「復讐するは我にあり」は聖書の言葉と
    いうのを知りました
    神様に任せておけばよい。
    感情的には難しいけど、その通り

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    2026年08月03日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    原田ひ香さんの
    こういう金融リテラシーを使った作品が好きです。

    今回は
    ①年金関係の組合があること
    ②法テラスという組織
    ③借用書がない個人間のお金の貸し借りの時効が原則5年ということ。
    をこちらの本で学び、後で詳しく調べました!
    詳しい内容を知りたい方は是非読んでください

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    2026年08月03日
  • あさ酒

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    大好きなランチ酒シリーズの新章

    美味しいものだけでなく、様々な人生模様が垣間見れるのも良いです。

    見守り屋での夜勤明けに楽しむ朝の一杯と、美味しそうな食事に癒されます。

    出てくるお店たちはきっと実在するところだと思うので、土地勘があるとさらに面白いんだろうな〜。

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    2026年08月01日
  • 老人ホテル

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    ネタバレ

    無知だった主人公が自分の力で生きる力を身につけ、過去の殻を脱ぎ去っていく過程は読んでいて本当に楽しく、爽快なハッピーエンドを期待した。

    それだけに、思いがけない結末には「尻切れトンボ感」が否めない…。
    道半ばで終わるにしても、その先に少しでも光を感じられる終わり方がよかったな。

    解説で「単行本版」と「文庫版」で主人公の最後の行動が異なると知り、それぞれ考えさせられはしたものの、彼女の過酷な境遇を思うとあまりに無情なラストに感じられ、どうしてもモヤモヤが拭えない。

    結末ひとつで、作品全体の評価がここまで変わるのだと痛感。

    一度染みついた環境の連鎖から抜け出すことの圧倒的な難しさを突きつけるのは、現実的かもしれないけど、虚しくなる読後感だった。

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    2026年07月30日
  • 老人ホテル

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    ちょっとなあ。この人の小説の主人公また不動産投資始めたわ、、、と思ってしまった。最後に急にミステリーになるし。前半は楽しかったのになあ。

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    2026年07月30日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    バブル世代……よく言われるが、その当時はそれが当たり前で別に何とも思っていなかった
    「昔は良かった」と どの世代でも言っている
    これは多分、自分が現代に対応出来ないのを隠すため(自分がそう)なのでは

    AIはもちろん、セルフレジやスマホの操作1つでもたついているのに、あの人たち(少し年代が上の方)よりマシと思い込んでいるのは自分だけで、まわりは同一と考えているのは確か
    2024/4

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    2026年07月29日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    1作目は、ロンダリングする住人
    りさ子が中心になっていたけど
    今回は、いろいろな人の視点で描かれた連作。

    どの主人公も少しストレスかかっていて
    その心情にキューっとなる。
    1話目の康江なんて
    義父からアパート経営を引き継いで
    パートと子育てしながらやっているのに
    夫はまったく無関心どころか
    問題丸投げしてくる(`^´)
    本当に腹だたしい!

    と、思ったら3話目は
    浮気がバレて行き場をなくし
    ロンダリングする側になった男のはなし。
    他にも、失踪人を探す仕事を請け負う会社や
    りさ子にも再び脚光があたるはなしがあって
    実はそれまでの短編が
    おおきな横軸でつながっていたことが
    わかる最終話にちょっとビックリ。

    明日は今日より、少しだけいい日。
    著者の小説を読むといつも
    そんな読後感を覚えます。

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    2026年07月28日
  • 東京ロンダリング

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    離婚して行き場のなくなった
    32歳のりさ子は
    都内の事故物件に一ヶ月ずつ住む
    〝ロンダリング〟の仕事に就く。
    部屋を〝浄化〟して
    次の借主に渡すこの仕事は
    誰とも積極的に関わりたくなかった
    彼女にとって最上のものだった…。

    う〜ん、なんかよかった。
    原田ひ香さんの小説、3冊目だけど
    どれもこういうジワ〜っと
    あと残りする物語な気がする。
    りさ子に仕事を斡旋する
    不動産屋の相場っていう男が
    清濁併せ呑んだようなキャラで
    妙にひきつけられるんっすよ。

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    2026年07月28日