原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おしゃれなイメージのデザイナーズマンション、憧れはあるけれど実際住むとどうなんだろうか⁇と思ってしまう。
暮らし難い部分があるのでは…と想像してしまう。
この物語は、有名建築家によるマンションに振り回された人々の心の内を覗いてみたら…というオムニバス形式で5編。
一度購入したら多少の不備はあっても我慢して住み続けるだろうか⁇と考えてしまった?
マンションだと修繕管理費も安くはない金額だし、古くなればなるほど改修工事は必要になる。
だが住民全員とは言わずとも賛否のための会合は度々あるだろうし、なかなか大変なことだと見につまされる内容であった。
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Posted by ブクログ
女に浮気はない、本気しかない
みたいなセリフが刺さったけれど
愛を試すための浮気があることを知っている。精神医学でボーダーという。学生の頃に、私はそれを受けた。めっちゃ浮気で本気じゃなかったから許した。
それはまぁいいとして。
空のグラスが寂しさならば、注ぐ水はなんだろう。
愛の誓いかもしれない
信頼かもしれないし
紛らわしかもしれない。
グラスに再び注がれたカクテルに安心したけれど
グラスは洗うことができなければ、前に注がれていたカクテルの味が残る。飲まずとも、いや飲まないからこそわかるのだよ、わずかなにごりが。
それでもグラスは洗えない。
そんなカクテルの味は、切なさだろう。
そんな話 -
Posted by ブクログ
夏の文庫本フェアでなにか読みたくて。
冊数ではマハさんの方が多く読んでいるが、ひ香さんも存在感があって好き。暗くてひんやりした感じが夏にぴったりでした。
四十代女性が主人公、人生がすべてうまくいかず、過去との折り合いがつかないどん底から少しずつ新しいステージに進みはじめるストーリー。
ちょうど私も行き詰って、新しい世界に飛び込んだところだったのでほどよく響く。前のところでは天井っていうか、もう人生なんてこんなもんなんでしょ?ハイハイ、とか分かったつもりになってたけど、新しいことを始めるとまだまだこれからなんだ、新しい人との出会いもこれからなんだな、って思えて、さらにこの本によるとそういうの -
ネタバレ 購入済み
ちょっと….….
見守り(主として夜?)という変わった仕事の話、仕事終了後に食べるランチと、その時に飲む酒の話、別れた元夫と娘の話、どれもが、中途半端だった。もっとガッツリ、ランチと酒の話かと思ったのに….….合間に挟まる他の話が、微妙で、面白くなかった。