原田ひ香のレビュー一覧
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『東京ロンダリング』(&『失踪.com』)以来の原田ひ香さん。
山崎ミチル、45歳。バツイチ、無職。
バブル期に美味しい思いをしまくった記憶を引きずりつつも、将来への不安を抱えながら日々を過ごしている状態です。
"妥協"で受けたスーパーのレジ打ちバイトにも落ちて、流石に凹んだミチルでしたが、「経験年齢不問」のチラシのポスティングバイトを始めることになり・・。
序盤は、若い頃チヤホヤされていた、華やかなりしバブルの頃の記憶にしがみついているミチルさんを痛々しく思いながら読んでいたのですが、彼女がポスティングのバイトを始めて、その関係で知り合った佳代子さんのスマホの契約に付 -
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ネタバレ「古本食堂」に続き、原田ひ香さん作品は2作目で、かなり「古本食堂」とは雰囲気が違う感じがしたので驚きつつも、主人公の里里の年齢、里里の子供の年齢、仕事しながらの子育てという視点で自分と近かったので、とても物語に入りやすかった。
善良と悪がはっきりと書き分けられないのがとても良いと思った。
今だと「毒親」と言われてしまいそうな里里の母親のバックグラウンドも描かれることで、ただただ母親が悪いという単純化されたストーリーにしないのに好感が持てた。
ただ私として不思議なのは、「普通」で「幸せな家庭」とは呼べないような家庭環境で育った里里がどうして最も簡単に、妻子持ちの人と付き合い、シングルマザー -
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新刊情報で見掛けて気になり、手に取った作品。
装画とテーマがとても好みだった。
「恋と食」をテーマに描かれた小説、掌編、エッセイのアンソロジー。
作家さん以外にお笑い芸人さん、料理コラムニストさん、コピーライターさんが参加されていて豪華メンバー。
山本ゆりさんのレシピには大変お世話になっている。
本書のタイトルを見て、「心温まる話が多いのかな」と思っていたら、いろんな意味で衝撃的な話が多く、それも含めて楽しめた。
どの作品も出てくる料理がとてもおいしそうー!
パエリア、ロールキャベツ、カニクリームコロッケ…食べたい…!
食欲を刺激されまくりの一冊だった。
︎✿「わたしたちは平穏」一穂ミ -
Posted by ブクログ
大学の同級生とその妻のカップル2組が、二世帯住宅を買いシェアハウスをするというお話。
自分らしい生き方をする為に、経済(仕事)に捉われず好きな事、夫婦や友達と過ごす時間を大切にするという主旨。
順調にスタートしたその暮らしは、5年を過ぎた頃から歪みが出てくる。
エコノミックアニマルと言われた昭和の日本を肯定する隆と、失われた20年、経済は停滞し成長が無くなった現在を肯定する一樹。
隆より年上で子どもを産めない,産まないコンプレックス、その事に引け目を感じ夫の浮気を疑る薫、喫茶店でウェイトレスをやる事にやりがいを感じ、いつも冷静で達観しているが、実は保守的で子どもを産むことや一樹の仕事の安定を