原田ひ香のレビュー一覧
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ランチ酒シリーズの新章。
お馴染みの祥子や亀山は主要人物として出てきます。
ランチ酒シリーズは好きではあったけど、祥子の良さがよくわからなかったので、今回の主人公・恵麻の方が親近感持てて楽しめました。
恵麻から見た祥子の方が魅力を感じられたように感じます。
祥子にも恵麻にも前向きな終わり方。
シリーズは続くのか、これで完結なのか?
ネットで出てきたお店をまとめてくださっている方がいたので、自分の備忘録代わりに残しておきます。
すぐ行けそうなのはびっくりドンキーとベルクかなぁー。
第一酒 新宿モーニング→新宿駅東口のベルク
第二酒 日本橋インドカレー→よもだそば
第三酒 南池袋ハンバーグ→びっくりドンキー
第四酒 新橋餃子→ニュー新橋ビル地下1階の餃子や
第五酒 目黒生ハム→目黒駅のアトレ2階のバルマルシェコダマ ステーキアンドロブスター
第六酒 恵比寿中華→中華茶房8
第七酒 赤坂ソルロンタン→赤坂一龍別館
第八酒 渋谷焼きそば→兆楽
第九酒 広尾チーズバーガー→モッシュグラブアンドゴー
第十酒 浜松町焼鯖定食→浜松町駅改札横のまぐろ一代
第十一酒 初台オムライス→山形屋食堂
第十二酒 稲荷町蕎麦→そば助 -
Posted by ブクログ
ネタバレ義父の遺産で八部屋のアパートを経営する専業主婦。夫は無関心で妻と会話することさえ億劫。不倫もして子供もいそう。パート先の若い男の遠藤に愚痴る。アパートで孤独死の死体が出たが、家を出て子供とそこで住もうとする。
会社の同期が事故物件に住んで報酬を貰っている。そいつが失踪して、会社が頼んだ仙道という失踪者を探すプロと探す。見つからず、高校の部活の先輩かもしれない自殺者と同期のことを、同期の部屋でおもう。
浮気を14回した男はついに妻に三行半を突きつけられて家を出る。相場不動産でロンダリング。一発目でサラリーマンの幽霊に出会う。怖くなって飛び出しマックで居たら、美人の手相を見ると言う女が色々言い当てられ、幽霊は選ばなかった過去の自分だと気づく。人生をやり直すべく妻にごめんねする。(薄くない手相を薄いと言った謎)
40女。氷河期で就職できず父母の伝手で就職した会社でセクハラ受けるも両親共関わってくれず、そのうち職を失い家を飛び出す。介護で戻ったりもしたがひどい両親に耐えきれず家を出て仕事もなくロンダリング。前回の三行半の男が辞めた部屋に入る。そして事務の職を見つけてそっちへ行く。
遠藤がまあちゃんにインタビューする。遠藤は社会学者を名乗りまあちゃんの情報を聞いていき、まあちゃんに将来を考えさせる。知り合いの女子大生が老人ホームで働いており、入居者老婆にネイルして欲しいと持ちかける。(何の章や…いい伏線じゃなければクソみたいな章やでな)
まあちゃんが相場不動産を辞めて、相場社長が困ってる。失踪屋の仙道と飲む。仙道は最初に入った会社で同僚の青木を町田という女同僚とともに探し、四国で見つける。青木はのちに新幹線のハイジャックする。町田と仙道の周りには失踪が多いので二人で失踪者を探す失踪ドットコムを立ち上げる。妻はめちゃ美人。
前作の主人公のりさ子さん。料亭で働いてるところに相場さん。頼みを受けロンダリング。妻子持ちの男性が隠れ家のマンションで薬をいっぱい飲んで孤独死。そのマンションに来る若い女。そこで死んだ課長の部下を名乗った栗木だが、仙道が調べると栗木という人間はいない。そしてりさ子はロンダリングを続けることを確信する。
三作目の幽霊を見て逃げ出した男に仙道があう。占い師は栗木と同じ。一作目の旦那と離婚して事故物件に住んだ遠藤に励まされた女にも会う。遠藤のブログは消えていた。五作目のまあちゃんに出会い、遠藤の話を聞く。遠藤も栗木もジャパン地所の人間だと掴む。前作で乗り込んだ丸の内タワマン 。そして東京都の条例で事故物件告知を無くすものがあると調べがつく。仙道の知り合いの東京都の課長からジャパン地所に圧力をかけた。相馬社長には内緒で、代わりに町田を雇ってもらう。 -
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みなさん、賃貸物件の「ロンダリング」に興味ありますか?
事故物件に一定期間住み、不動産会社の次に受け渡す方への告知義務をなくすというもの。
私はどんなにお金を貰えても無理…
ビビりすぎて一人暮らしさえ出来ません。
離婚し行き場をなくしたりさ子は、渡り歩く中で出会った相場不動産会社でロンダリングの仕事と出会う。
孤独で無気力な彼女は日々を淡々と過ごすのだが、物件先で出会う人たちによって少し感情が垣間見えたり…
真鍋夫人や亮と出会ったりさ子は人間らしさを取り戻したように思う。
食べること、寝ること、生きること。
ただ、あくまでもロンダリングは辞めない。
「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」
簡単そうに聞こえるけれど現実そうはいかないよね。でもロンダリングに必要なことらしい。
事故物件というのだからもっとホラー展開を期待していたのだが、本作はどちらかというとハートフルなので少し物足りないと思う人もいるかな。私もそう。
ただハートフルとして読むのであれば、最終章の感じは好き。亮ーーーー!!!!です。
2も続けて読みます。 -
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御神籤ブック5冊目。
5人の作家さんがお酒と女性をテーマに書いた5つの短編集。
自分自身も酒好きな女性である。
大抵の呑兵衛は、お酒にまつわる話と言われても失敗談しかこないだろうと勝手に思っていた私たけれど…。
お酒にまつわる話は失敗談だけじゃない!
と言わんばかりに、どのお話もほっこり温かくて、心がほぐれた。
『定食屋「雑」』のお話が一番好き。
食事もお酒も人生の活力。自分の好きなお作法でいただくのが一番美味い、ということには激しく同意。家を出て行った夫には共感しかなかった。
『BAR きりんぐみ』で紹介されてたお酒は、いつか試したい!!
私の中にも、お酒にまつわるいいおエピソードあったかなぁ?とふと振り返ってみる。
………ダメだ、やはり、失敗談しか、ない。
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audibleで。老親の介護を終え、一緒に暮らしていた親友をも失い、ひとりぼっちと感じる桐子。ビルの清掃の仕事を続けながらも、孤独死や病気や、先の不安ばかり。ひょんなことから、刑務所に入ったら介護も受けられるし住むところを与えられると考えた桐子は、死ぬまで刑務所に居られるような犯罪を犯そうと計画する。
桐子が心を込めて掃除をし、人と関わり、人間関係を作っていくストーリーは、犯罪を犯すと言う目標を喜劇のように仕立てていて面白い。その中で、孫のような年齢の友、ゆきなちゃんの存在は大きい。桐子のような人を、丁寧に生きる人、と呼ぶのではないか。一生懸命生きて来た人が幸せに老後をまっとうできる世の中になってほしい。 -
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冒頭の印象から美味しい優しい話なのかな?と推察したが、優しいだけの話ではなかった。
人生に不満や迷いや苛立ちを抱える人が次々出てきて、読み進めるほどに人間関係が絡み合い、重さが増していく。
その鬱屈とした空気が、舞台であるシャッター街の商店街とよく合っていた。
夜月の行動の動機は夜月にしか分からないし、まひるの苛立ちはまひるにしか分からない。
それを「頑張ってるのに理解してくれない!」と憤るのは、外から見てる側としてはムチャ言ってるよなぁという気も。でも、実社会にはいるよねこんな人。
結局のところ、人間なんてみんな独りよがりなのかもって思った。
飲食店が舞台の割には美味しそうな食事の様子は冒頭だけだった印象。それでも「親が残した店」という役割としてこの飲食店は必要だったと思う。 -
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原田ひ香さんの3千円の使い方や財布は踊る等を読んでいた為、断捨離したものの売るのが面倒でなかなか始められない自分の後押しになる社会勉強になる系話かと思い読み始めたところ、また違った作風でびっくりしました。が、日常に寄り添うような読み易さは変わらずで、一気読みしました。叔母さんが罪を認めてしまった時の感情がすごく理解できて苦しかった、、。緩やかな再生の物語は好きなので、とても良かったです。でも少しあっさり終わってしまった感覚があるので、もっと深く長編で読みたかったなと思いました。
2作目のお話は、のめり込んで読んだ分、結末にスカッとしつつも寂しさも覚えましたが、解説まで読んでハッとしました。全く違って見えてきて、深く考えさせられるお話でした。とはいえ勉強不足で理解し切れず悔しいです。 -
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初めての原田ひ香作品でした
人生オークションとあまどいの2本立て
表題の「人生オークション」はメルカリ台頭前のヤフオク全盛期の頃の話で、時代を感じたね…
え?ここで終わり?ってところであっけなくENDだったもんで、物足りなかった感がある
おばさん、良くも悪くも正直すぎなんだろうな
「あまどい」は私がちょうど結婚適齢期というのもあって、すごく肩入れして読んじゃった!
定職に就いていない、しかも結婚しない宣言をした彼氏とずっと付き合っていて、「早く別れてしまえ〜〜」と思いながら読んだ
ちゃんと別れた美子は偉いし、その後別の人と結婚してから元彼と再会するあたりはスカッとするね〜