原田ひ香のレビュー一覧

  • 図書館のお夜食

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    ほの暗い印象の物語が得意な作家さん
    この作品も例外ではなかった
    スッキリ、しないけれど、それが現実に近くありのままだという気もする

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    2024年09月16日
  • サンドの女 三人屋

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    ネタバレ

    あまり仲のよくない美人三姉妹が主人公の話です。
    長女夜月、次女まひる、三女朝日。

    父親から引き継いだお店を夜はスナック、昼はうどん屋、朝は喫茶店とそれぞれの姉妹が切り盛りしてる所から話は始まります。

    ラプンツェル商店街を舞台に各章ごとに彼女達を取り巻く男達にスポット当てて話は進んでいく群像劇。

    三人姉妹と玉子サンドがどう結びつくか?
    構成がとても面白く読む進む事にグイグイと推進力が増してくる良作です。

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    2024年09月16日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    孤独死等による事故物件は、これから増えていく一方だと思うので興味深い内容でした。短編同士がラストで繋がるという構成だとは思うんですけど、あまり引き込まれる感じはしなかったです。

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    2024年09月13日
  • ラジオ・ガガガ

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    「ラジオ・ガガガ」
    著者 原田ひ香

    装丁画にちょっと懐かしい気持ちになりますね。
    机に向かって勉強の合間にラジオ。昭和かな笑

    今は金曜日の午前中のラジオが好きで、家にいる時は何となく聴いています。好きな番組があると、その時間がワクワクしますよね。笑

    こちらの本は、私が思うラジオのワクワク感とはちょっと違っていましたが、一話一話に様々なドラマがあり、夜一話ずつ、ラジオドラマを聴くように愉しみました。

    六話の短編の中から、感想を少しだけ。
    「昔の相方」の夫婦の関係、いいですね。(*´ω`*)
    「We are シンセキ!」レモンさんのお悩み相談。若者の悩みの窓口があることで救われることもきっ

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    2024年08月30日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    絶品ランチ×人間ドラマ
    3作目だったのか…いきなり読んでしまったから追いつけきれないところがあったのかも。
    「見守り屋」の女性の人間生活を描く。
    離婚した元夫、そこに置いてきた娘、仕事で出会った新しい恋人、、、それぞれと関わりに、依頼者との出会いが影響を与えていく。毎度の仕事の後に、ランチ酒を嗜む。
    人間ドラマが結構暗めではあるけれど、最終的には明るく終わってくれてよかった。

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    2024年08月30日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    短編になっていて読みやすくはあったけど、
    それぞれに登場人物が何人かずつ出てきて、あまり掘り下げない内容もあったり、深くは物語に入り込めなかったかな…。

    よく見たら『東京ロンダリング』という作品の続編みたいだったから、そもそも読む順番を間違えたかも。興味が向いたら『東京ロンダリング』も読んでみたい。

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    2024年08月21日
  • 彼女の家計簿

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    読むと何かを書きたくなるよ。日記でもエンディングノートでも雑記帳でも。何でも良いから文字が書きたい!!

    現代と戦時中を行ったり来たりするお話。
    その2つの時代の橋渡しをするのが、加寿さんという1人の女性が残した家計簿。この家計簿をキーに、過去と今を行ったり来たりするのだけど、家計簿を記した戦時中の加寿さんと、現代になって皆が語る加寿さんのキャラクターがどうしても私の中で繋がらなくて。
    私の中では、NPOを作ったのが加寿さん、て言われたほうが納得できた感じ。

    加寿さんが残した過去の家計簿から、今を生きる皆が何かを掴む、みたいな話じゃなく、いっそ潔く、加寿さんの一代記が読みたいな。
    家計簿、関

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    2024年08月17日
  • ギリギリ

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    夫を亡くし、再婚した瞳。再婚相手の健児。元夫、一朗太の母親である静江。
    この三人の視点が変わりながら進む連作短編。

    すでにこの世にいない一朗太をそれぞれが思いながら進む妙な3人の関係。
    そういうことだったのかと、終盤にわかるタイトルの意味。
    共感はできなかった。今を生きればいいと思った。
    何が正しいのかわからない世界で生きるのって難しい。

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    2024年08月12日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    バブルの好景気を知らない自分からするとバブルって愚の骨頂みたいなイメージが強い。

    バブルの好景気に美味しい思いをしたミチルさん。
    45歳になってもその感覚が忘れられない。
    嫌な女のようでそうでもない、苦労知らずのようで仕事もできる、なんとも言えない人だ。
    (解説で「鼻持ちならない」と言われてて笑ってしまった。確かに…)


    そして元カレも順風満帆な人とそうでない人が出てくる。バブルの恩恵を受けたからってみんなが幸せな訳ではない。

    ミチルさんみたいな華やかな時代を生きてきた美魔女がポスティングの仕事なんてするか?と何度も思ったが、多分、彼女は自分が抱えてる何かから解放されたかったのだろう。優

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    2024年08月11日
  • 口福のレシピ

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    お手軽で美味しそうな料理が出てきて、参考になるかと思いきやそれほどでもなかった。
    料理の才能がある人は、材料でぱっぱっとメニューが思いつき、手順も無駄なくできるんだろうなぁ。
    私は食いしん坊だけど、料理の才能はないのが残念だ。

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    2024年08月05日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    有名な建築家が建てたマンションを巡って、様々な人の物語が展開されていく。
    終の住処として購入した夫婦や建築家の娘、建築家とともに一緒にこのマンションを建てた男などなど。
    それぞれの人生が語られていて面白かったです。

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    2024年07月26日
  • はじまらないティータイム

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    この状況では、ティータイムははじまらないな。始める状況でもないな。どっちかというと佐智子さんの立場で考えてしまいそう。

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    2024年07月11日
  • アイビー・ハウス

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    激務に疲れてセミリタイア的な生活を送る男性、その妻と友達とその妻。ちゃんと作ったご飯を美味しく食べる生活。忙しい現代を生きる等身大の姿を食べ物を交えながらリアルに描いた作品。

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    2024年07月08日
  • 虫たちの家

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    九州の島に作った、虫たちの家。そこに来る人は現代の中で傷つけられたりして、避難してきた人である。本名を隠して、虫の名前が付けられているのもそのせいだ。ちょっと暗い話であるがなかなか良かった。

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    2024年06月30日
  • 口福のレシピ

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    昭和初期のしずえと現代に生きる留季子。二人を繋ぐことになった生姜焼きのレシピ。
    昭和の初めならしずえのような境遇になる人もいたのかもしれないけど、まあまあ裕福で学もありそういうお商売の人でもないのだから品川の2代目夫妻は罪作りだと思う。留季子のレシピアプリ試したい。
    今回もどれも美味しそうな料理がたくさん。で、坂崎さんとは結局どうなるんだろう。

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    2024年06月15日
  • 虫たちの家

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    自分の本当の名前を名乗るのが嫌になるほどの体験を我々はしているか。
    虫の名前を名乗って共同生活する「家」。そこでの関係にヒビが入る。
    プロットなどの点から見るとそこまでの衝撃はないが、人を人と思わない、正義や悪も娯楽のように消費していく現代の暗部が描かれている。

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    2024年06月12日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    お酒とツマミ、食事がすぐに飛んでいって食べたくなるような表現がなんとも言えません。
    地元の物もあったので、より親近感がわきました。
    美味しいと思ってたべることは大切ですね!

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    2024年06月09日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    「おっぱいマンション改修争議」の改題。
    旧タイトルの方がインパクトがあって親しみが持てるのになぜ変えてしまったのでしょうか。

    デザインに重きを置いた有名建築家のマンションの末路。現実世界でも聞いたように思います。

    建築家小宮山が亡くなってからもなお、反抗的な態度を崩さない娘のみどり、一方でそれを静かに見守る小宮山の弟子岸田。住民のおっぱいマンションへのそれぞれの思い、人間模様が交錯し、深い内容となっています。

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    2024年06月06日
  • サンドの女 三人屋

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    『三人屋』の続編
    三女の朝日は就職してモーニングがなくなり、まひるはうどん屋から(朝、朝日とともに仕込んだ)サンドイッチ屋へ変化している
    夜月は相変わらず夜のスナックをしているけれど…

    前作は商店街の中の人のことが多く描かれていたけれど、今作はラプンツェル商店街に外からやってきた人たちがたくさん描かれている
    朝日の話が一番好きだった〜
    あと大輔は前回も今回も内面がぐじぐじしすぎ!
    良いとか悪いとか別にして、街も人も否応なしに変化していくということを感じた続編でした

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    2024年06月01日
  • ラジオ・ガガガ

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    これだけSNSが発達してしまったら、ラジオを聴くという行為は中々無くなると思われる中で、リスナーとしては番組を聴くのはある意味神聖な気持ちになれるし、話を聞いて想像力がつく。だが、今は生配信などあるのでスマホのおかげ?で世界は変わってしまった。

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    2024年05月29日