原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読むと何かを書きたくなるよ。日記でもエンディングノートでも雑記帳でも。何でも良いから文字が書きたい!!
現代と戦時中を行ったり来たりするお話。
その2つの時代の橋渡しをするのが、加寿さんという1人の女性が残した家計簿。この家計簿をキーに、過去と今を行ったり来たりするのだけど、家計簿を記した戦時中の加寿さんと、現代になって皆が語る加寿さんのキャラクターがどうしても私の中で繋がらなくて。
私の中では、NPOを作ったのが加寿さん、て言われたほうが納得できた感じ。
加寿さんが残した過去の家計簿から、今を生きる皆が何かを掴む、みたいな話じゃなく、いっそ潔く、加寿さんの一代記が読みたいな。
家計簿、関 -
Posted by ブクログ
バブルの好景気を知らない自分からするとバブルって愚の骨頂みたいなイメージが強い。
バブルの好景気に美味しい思いをしたミチルさん。
45歳になってもその感覚が忘れられない。
嫌な女のようでそうでもない、苦労知らずのようで仕事もできる、なんとも言えない人だ。
(解説で「鼻持ちならない」と言われてて笑ってしまった。確かに…)
そして元カレも順風満帆な人とそうでない人が出てくる。バブルの恩恵を受けたからってみんなが幸せな訳ではない。
ミチルさんみたいな華やかな時代を生きてきた美魔女がポスティングの仕事なんてするか?と何度も思ったが、多分、彼女は自分が抱えてる何かから解放されたかったのだろう。優 -
Posted by ブクログ
ネタバレバブル期を謳歌したミチルさん。彼氏のいなかった時がなく、美魔女と呼ばれるくらいのモテモテな女性。
45歳でもまだまだ現役!とばかりに自信満々でいたのに、三ヶ月前に彼氏にふられてからの落ちぶれ具合が痛々しい。仕事に無断欠勤して解雇、何もやる気が起きない。でも、何とかチラシ配りのバイトに就いて、前を向こうとする。
彼女の根っからの明るさが、この本の魅力だと思う。ちょっと鼻につくところはあるけれど、家賃値下げ交渉をする段になってからの活躍は、元々仕事のスキルが高い人だったんだなと思わせる。交渉術も巧みだし、人の機微を見て柔軟に対応できる。
彼女が「現役」の呪縛から解き放たれる瞬間は、読んでいて自分も