原田ひ香のレビュー一覧

  • ラジオ・ガガガ

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    ANNリスナーなのでラジオがついているタイトルを見て即購入。現実を見たくない時、つまみを回すだけで私たちは音の世界に逃げ込める。ラジオから聞こえる声はどうしてあんなにも温かいのだろう。

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    2024年03月24日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわるアンソロジー。
    宝くじで100万円が当たったが、家族には内緒で浪費する。夫や子供たちの態度に、とても打ち明ける気になれなかった主婦の話やケチで信じられないことを言う夫や…
    日々の推し活にお金を注ぎ込む女性。
    仕事が続かずにいる孫の友達にアドバイスを送る祖父などなど…
    ムカッとする話や前向きになれる話もあって、アンソロジーの楽しさがある。

    2024.3.16

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    2024年03月16日
  • DRY

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    内容は暗く湿っているのに、登場人物達の思考は妙に明るくカラリとさえ感じるのがものすごく不気味。色んな意味でドライでなるほどと。
    底辺(と言いたくはないけど)にある人々のその日暮らしで先々を見通すことが出来ず、支援が無ければ墜ちていってしまう描写がリアル
    しかし誰にも共感できない本を読むのは辛い

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    2024年03月09日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    バブル期を知るミチルさん。当時の様子の話が懐かしい。色々な経験を経て人生を楽しんでいて、とても面白かった。

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    2024年02月22日
  • 母親ウエスタン

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    けっこう面白かった。ストーリーは、主人公「広美」の行動や思いを、過去と現在で交互に展開させながら進んでいく形式。
    過去では、「母親のいない子供(たち)」の世話をするために、好きでもないその子供(たち)の父親と付き合い、そして数ヶ月、数年たって別れていく「広美」を、その父親の観点から描いている。また現在では、「世話してもらった子供たち」のうちの1人で、苦学しながら教員か公務員を目指す「祐理」とその恋人「あおい」が、「昔をあまり覚えていない広美」に対して抱く、深い思いや感情を描いている。
    「広美」が何故、縁もゆかりもない「子供たち」を母親代わりに世話をするのか?はあまり重要ではない。小説の最後の方でその理由が分かるが、けっこう平凡で、ある意味期待外れだった。
    それより、世話の必要なくなったとたん、「広美」は彼ら父子から離れていく。子供たちは「広美」がいなくなることに納得していないが、父親たちの方は何故か「広美が何時かは自分達の前から姿を消す」ことが分かっていた。勿論、何故自分達の前に表れ、何故突然に自分達の前から姿を消すのかは分からないにしても。
    読んでいると思うことは、「広美」にとっては「子供を世話すること」が大事で決して「その子供が好きなわけでも、ましてやその子の父親が好きなわけでもない」ということ。だから、子供たちが大きくなって「広美」に会いに来た時、本当の母親かと聞かれても「いいえ」と簡単に完全に否定する。そして感謝する彼らに「助けてもらったのはこちら」と彼らの感謝も拒否する。この「広美」の行為と思いは、何だろう?自分の実の子供に対する贖罪とか、子と無理やり離された不条理に対する彼女なりの抵抗とかは、何か安易だ。
    よく分からないが彼女は「世話する子供」がいないと自分自身を生きられないのかもしれない。
    最後の最後、「世話の必要のない」大人についていった「広美」は何かを吹っ切れたのかもしれない。

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    2024年01月21日
  • ここだけのお金の使いかた

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    どれも良かった。原田ひ香さんの短編集と思ったらアミの会だった。アミの会って(仮)が取れてから雰囲気変わった?

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    2024年01月14日
  • DRY

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    ネタバレ

    書店で見てジャケ買い。
    女とお金、貧困。
    他人事のようで、身近な話題でもあるなぁ、と思い読んでみることに。

    実際にこのような思いを抱えて生きている人は確かに存在する。最初はダメだと分かっていながらも足を踏み入れ抜け出せなくなる心理、共有してしまう秘密、介護に疲れノイローゼのようになってしまう若者。


    男に頼らないと生きていけない女、幾つになっても惨め。


    同じ女として、これから面倒を見なくてはならない親たちのことも考える。


    やっぱり、お金はあったほうが良いし、ギリギリでの生活はいつ破綻するかわからない。

    今は大丈夫でも、この先どうなるかなんてわからない、、

    だからこそ、若いうちからしっかりとお金のこと、老後のこと、介護のこと、考えておかないといけないと思った。



    藍ちゃん、みよちゃん

    私も近所に年齢の近い幼馴染がいるから、自然の当てはめて考えてしまう部分もあった。


    もし私がこの本のキャッチコピーを書くならば。

    「貧困な女が抱える秘密と落ちていく沼」

    とかかな?


    作者の原田ひ香さん。
    割と好きな作家さんかもしれない。

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    2024年01月02日
  • ギリギリ

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    夫が亡くなり再婚した瞳。今の夫健児はシナリオライターの卵で、仕事のない今は亡夫の母に頼られて連絡を取り合ったりしている。そして瞳も亡夫の浮気相手だった女と会って食事をしたりしている。
    不思議な関係を結ぶ人達、やがてその関係に綻びがでてくる。
    亡くなった夫の存在が皆の心の中に潜んでいるようで、少し怖いなと思った。
    奇妙な関係性の人々もどこか危なくて落ち着かない気分にさせる。

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    2024年01月01日
  • アイビー・ハウス

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    二組の知り合いのカップルが、同居するアイビーハウス。最初のうちは上手くいっていたが、だんだんと合わなくなっているのに気付いた。夫婦2人でもケンカなどするのに、二組のカップルでの生活なんてとても大変であると思う。

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    2023年12月22日
  • ギリギリ

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    タイトルの意味が最後で漸く分かった。
    結果としてどうなろうと、それまでに繋いだ縁とか知り合いとかまで清算されるわけじゃなくて、それは悪い方の関係にも言えるわけで、そういうのが続いていくんだろうな、と漠然と思えた
    静江さんみたいなおばあちゃん、わりと理想だ

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    2023年12月14日
  • はじまらないティータイム

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    これほど、登場人物をことごとく好きになれない小説も珍しい(笑)
    と同時に、そんな人の方が下手に誰かに共感出来ちゃう人よりこの小説を楽しめるのではないか?と思ってしまった不思議な読後感。

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    2023年12月14日
  • はじまらないティータイム

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    夫を略奪した女と元妻と小姑と娘の四人がそれぞれの立場で考えさせらる本。なんとも言えない後味であった。

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    2023年12月07日
  • ギリギリ

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    一気読みしたので、文章は引き込まれたのだが、共感できるところが無かった。最後の主人公の瞳の結論にモヤモヤするものを感じて読後がスッキリ出来なかった。

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    2023年12月03日
  • ギリギリ

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    だんだん面白くなっていくストーリーだった。
    夫の一郎太が過労死し、元同級生と結婚した瞳。
    結婚相手の脚本家の卵健児。息子の死に縛られる一郎太の母静江。
    奇妙な関係の3人が次第に前を向いていく話。
    二度と電話してくんじゃねえクソビッチ‼︎
    のセリフには思わず吹き出してすごく頼もしく思った。じんわり楽しめる人間関係小説。

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    2023年11月26日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    45歳で職なし、バツイチ、彼氏なし、子なし。ないないづくしで、バブル期を引きづるミチルさん。 チラシ配りのバイトをすることになり…。 ミチルさんはなんだかんだ言いながら、仕事ができる人だから問題があっても人生を乗り切れると思う。☺ 良いなぁ。

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    2023年11月09日
  • DRY

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    11月-06。3.0点。
    離婚し、親権も夫に取られた元妻。勤務先にも元夫の義父母がクレームし、クビに。
    実家に戻るが、隣家には長年介護をする幼馴染みがいて。。。

    暗い物語。でもあり得なくも無い。

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    2023年11月09日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    非常に読みやすいストーリーでした。
    おっぱいマンションという過去のタイトルは正直手に取りにくいタイトルでしたね。もったいない。

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    2023年11月04日
  • 彼女たちが眠る家

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    過去にDVに会い被害を受けた女性達の為に九州の島に虫の家というものを作り、世間から逃れてきた女性達を受け入れていた。そこではネット禁止や様々な禁止事項があり、本名を晒さず無視の名前を付けて暮らしていたが、事件が起き、みんながバラバラになるまでを描いた。バラバラになっても、皆、しっかりと前を向き歩いていく姿はとても良かったです。

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    2023年10月30日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    おしゃれなイメージのデザイナーズマンション、憧れはあるけれど実際住むとどうなんだろうか⁇と思ってしまう。
    暮らし難い部分があるのでは…と想像してしまう。

    この物語は、有名建築家によるマンションに振り回された人々の心の内を覗いてみたら…というオムニバス形式で5編。

    一度購入したら多少の不備はあっても我慢して住み続けるだろうか⁇と考えてしまった?
    マンションだと修繕管理費も安くはない金額だし、古くなればなるほど改修工事は必要になる。
    だが住民全員とは言わずとも賛否のための会合は度々あるだろうし、なかなか大変なことだと見につまされる内容であった。

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    2023年10月21日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    タイトルから思っていた内容と乖離があるかも。

    実際に建っていたマンションのことを書いたお話。

    カリスマと呼ばれる建築家とその下で働くスタッフ岸田。、大学で教わったことのある市瀬、娘であるみどり、マンションの住人。

    いろんな社会問題の提議なのか、老朽化マンションが増えている問題など、考えさせられる

    「新陳代謝『メタボリズム)」といっても実際はカプセルが取り替えられることもなく、他の普通のマンションと同じようにデザイナーズマンションも老朽化は避けられない。

    ペントハウスをあえて「おっぱい」にした理由がいまいちわからなかった

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    2023年10月12日