原田ひ香のレビュー一覧

  • 東京ロンダリング

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    物件を浄化する、訳ありの女性の再生物語。夫には振られるが、物件の浄化中に出会う食堂のお兄さんに想われて、人生が再生していくところは心が温まった。最後は東京を浄化する展開が待っていて、胸がスッとした。ミステリーっぽい要素があって、次の展開がどうなるのかドキドキワクワクして、楽しめた。

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    2025年01月05日
  • アイビー・ハウス

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    ネタバレ

    子どものいない若い夫婦2組が、二世帯住宅で共同生活を送り始めて5年。謎の女性が登場したことを皮切りに、4人はだんだんとすれ違い始め…。
    誰に感情移入し、誰に嫌な感じを抱くかは読者次第。個人的には隆が嫌かなー…と思いきや、途中からは一樹がすごく嫌になってしまった。ただ、最後はほんのりと希望を感じさせるかのような作りなのが良かった。

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    2025年01月03日
  • 図書館のお夜食

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    原田ひ香さんの作品は初めて
    さくさく読み進められたけど、ここで終わり?とびっくりしてしまった
    続編に期待です

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    2025年01月03日
  • ほろよい読書

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    美味しいお酒を飲みながら大人な読書タイム。いい年末ー。読書は私の癒しだー、その中でお酒のお話が出てくるのもいいアクセントになってるー。おかわりも読みたい!

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    2024年12月29日
  • 口福のレシピ

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    出てくる料理の描写が本当にどれも美味しそうでたまらなかった。
    品川家の話はハッピーエンドでほっこりした。
    最後のしずさんのラストシーンは切なかった。

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    2024年12月28日
  • ほろよい読書

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    お酒の話の物語なんて、なんか珍しくて興味深かった。お酒を飲みながらではないが、朗らかな気分で読めた。二巻目も読むの楽しみです。

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    2024年12月27日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    タイトルだけ見て「そりゃ悪かったわね」と母親をしている私は毒付き、でも手に取り読んでしまった。
    じーんと沁み入る短編なのだけど、どれも都合よくいい人ばかりのいい話で、ちょっと物足りなかったかな。岩井志麻子さんの解説がもうひとつの短編みたいで さいこーです。

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    2024年12月27日
  • サンドの女 三人屋

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    もう今はこんな商店街ないんだろうな…、私豆腐屋さん見たことないな…。
    なんて思ったり、考えたりしながら読んだ作品。

    三人屋を未読のまま読んだので、ほう…という感じ。(読む順番間違えた。)登場人物はみんなキャラが濃くて、最後まで飽きずに読むことができた。

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    2024年12月22日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    田舎に暮らす母親が都会に暮らす子どもに小包を送る。都会で暮らす娘、息子が小包を受け取る。タイトルにダサいとあるが、そこには送る思い、受ける思い、それぞれの事情がある。群馬の農家からの野菜宅急便が面白かった。親なんて毒でしかない、そんな女性がプロポーズをした彼氏を親からの小包と偽って騙すか?悩むが、真実を打ち明ける。
    そんな心温まる普通の心の連作短編集。

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    2024年12月19日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    作者の空想のお仕事だったんだね、やたらリアリティのある仕事内容だった。

    ただ、本編については短編集ということもあり、そこまで惹かれるものはなかったかも。
    最初の話の旦那はクズだったことくらいかな。

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    2024年12月18日
  • 東京ロンダリング

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    この職業、実在するんだろうか。
    サクッと軽く読める分量と内容だったので、そこまで深い話ではなかったかも。

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    2024年12月16日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    ちょっと短編が多くてやや中弛みしちゃったりもしたけど、「ロンダリングって言葉は作者のオリジナルで」と解説に書いてあったのを読んで一気におもろかったなって思った

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    2024年12月15日
  • 彼女の家計簿

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    節約話かと思えば全く違った。
    登場人物が少し多く、時代が行き来きして途中まで理解するのが難しかった。
    家族と言える家族。
    家族と言えどやはり他人という家族。
    人と人の繋がりはやはり難しいなと思った。

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    2024年12月15日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    うちの部屋で人が死んだら
    三木
    不動産管理会社。

    山中雄二
    ちょっと体がひ弱そうで顔色の悪い年配の男性。一〇三号室。

    康江
    スーパーやしまで十時から三時までレジ打ちのパート。三十八歳。

    美羽
    康江の娘。

    悠斗
    康江の息子。

    加島保隆
    康江の夫。父親からアパートを相続した。


    加島の父親。五十五歳に肺がんで亡くなった。

    細田あかね
    家賃保証会社。

    遠藤圭吾
    スーパーやしまのレジ打ち。二十七歳。早稲田大学卒業。不動産会社の営業をしていて体を壊し、退職。


    君に栄光を捧げよう
    田中保志
    小さなメーカーの営業部。

    皆川哲治
    田中と同期。新人研修の初日に出会った。開発部。事故物件に

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    2024年12月12日
  • サンドの女 三人屋

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    ネタバレ

    三人屋の続編。

    ラスト、まひるにも春がきてよかったー。
    誰よりも真面目で頑張り屋でそのせいで損をしてしまうことも多々あるまひるにも春がくる。そのことがとっても嬉しい。

    大輔もなかなかの人たらしで憎めないキャラ。
    と考えつつ、三人屋にやってくるメンバーは、みんな個性的で憎めなくてにぎやかな人達です。

    続編、あることに期待しつつ……。

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    2024年12月10日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    いわゆる事故物件に一カ月だけ住むことで不動産業者による説明責任を回避させる「ロンダリング」という仕事を軸にした8話
    そこに失踪が絡み、それらの共通点を積み重ねていくと「東京大条例」と呼ばれる大きな意志が働いていることが浮かぶ

    「ロンダリング」という職業は作者の創作したもの、というのが信じられないほどリアリティがある(本当にそういう職業があるのかなと思って読み進めていました)
    各話の登場人物たちは「ロンダリング」に関わることがきっかけで、「結局自分はどうしたいのか」という問いの答えや出口をそれぞれ見つけて、自分の人生を軌道修正する
    それは、もしかしたら私自身に向けられた問いなのかもしれなくて、

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    2024年12月09日
  • ギリギリ

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    ギリギリって何??と思いながら読み進めた。原田ひ香さんの作品を読み漁ってます。どれも読みやすくて面白い!!今回の作品はちょっと切なくなった。

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    2024年12月04日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    ネタバレ


    前作の東京ロンダリングの純粋な続編とは違ってはいたけれど、これはこれで楽しめた。

    相場社長と仙道さんが魅力的。
    まあちゃんの迷いや将来への不安の気持ちはわかるような気がするけど、それでもやっぱり戻ってきてほしいな。


    この続編がまたあるような。
    相場不動産やりさ子さんの今後が知りたい。
    りさ子さんは亮さんをどう思っているの?
    煮えきらず、よーわからん。
    あれじゃあ亮さんが可哀想すぎるよ…。

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    2024年12月04日
  • 彼女の家計簿

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    ネタバレ

    瀧本里里
    シングルマザー。コンピュータープログラマー。


    里里の娘。

    斉藤
    経理に古くからいる五十代後半の女性。

    高橋良子
    子供を育てながら会社を作った。

    瀧本朋子
    里里の母親。

    三浦晴美
    NPO「夕顔ネット」代表。水商売や風俗関係の仕事をしてきて高齢になった女性の再就職や就職訓練の手伝いをする。

    曽我真紀子
    「夕顔ネット」の経理。五十代女性。

    檜山彩恵
    「夕顔ネット」の事務と雑用全般。三十になったばかり。

    倉田伸子
    「夕顔ネット」の前代表。

    倉田義信
    伸子の夫。

    五十鈴加寿
    土地と建物をNPOに残してくれた。近所で定食屋を営んでいた。

    ミキ
    名古屋の繁華街で働いていた

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    2024年12月02日
  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    彼はすぐに忘れた
    望月健介
    妻を癌で亡くし、三人の子供が残された。

    多恵子
    健介の妻。生まれて初めて受けた役所の定期検診で膵臓に癌が見つかり、半年後にあっけなく死んだ。中学からの同級生。

    広美
    食堂「いろは」で働く。健介の五つ下。

    桃子
    健介の長女。

    良介
    健介の長男。

    直介
    健介の末っ子。

    森崎あおい
    祐理とは同じ大学の二年生と三年生で、経済学部に所属している。同じ英語劇部に入っていて、そこで知り合った。

    加藤祐理
    あおいにつけられている。苦学生。奨学金をもらいながら、わずかな実家の仕送りとアルバイトでがんばっている。「ルージュ」に通っている。

    小谷理美
    祐理の元彼女。地元の

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    2024年11月30日