原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原田ひ香さんとタイトルに惹かれて手に取りました。
日常のほのぼのした雰囲気を想像していましたが、始まりから母と娘の不穏なやりとり。
(当方も母親のただ聞いて欲しいだけのお喋りを鬱陶しく思った経験はなきにしもあらず。)
不倫や離婚などの良くない言葉が出てきたなと思ったら視点が変わり、そんなこんなで計4人の女性の視点からその事柄について描かれています。
皆さんも書いてある通り、結末はありません。
4人の女性が「そうはならんやろ!」と突っ込みたくなるような不思議な絡み合いをするのが面白おかしく、私はニコニコしながら読み終えました。
読み手によって自由度の高い読み物だと思いました。 -
Posted by ブクログ
復讐を生業にしている復讐屋には色んな復讐心を持つ顧客がくる。
復讐をしたいと成海事務所にやって来た美奈代は金持ち以外受け付けないと成海に復讐を断られてしまい成瀬事務所で働く事になる。
復讐屋の話で重い話かと思いきや復讐しない事こそが復讐になり幸せの近道だとそう言う復讐のやり方を成海から美奈代は教わる。成海と美奈代のやり取りが軽快で面白い作品。
復讐屋の成海は復讐するどころか、復讐するに我にあり、と復讐しない方法で顧客を満足させていく。その理由が最後に明かされた時納得する。
復讐しても幸せにはなれないことがわかる作品。
一度でも復讐を考えた事がある人に是非読んで欲しい作品。最後は納得!
シリーズ化してほしい。 -
Posted by ブクログ
トーストとうどんやらなくなってしまったのは、残念だったけど、新しく始めた卵サンドも美味しそうでした。
田舎とか商店街みたいな、街の人たちみんな知り合いって体験したことないけど、楽しそうで羨ましくもなりました。でもやっぱり隣人が誰かも分からないような方が、プライベートがあって私には合っているのかも。笑
街で起きた出来事を他のみんなも知ってるってどんな感じなんだろう。助かる時もあるかもだけど、面倒くさくなることもあるのかもしれないと思いました。特に恋愛するの大変そうだ!
シリーズ1で、森野さんから始まって、シリーズ2で森野さんで終わるのなんかいいと思いました。
それにしても夜月さんは自由すぎないか。でもそれが彼女の魅力のひとつなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでいて面白くはあったんですけど、個人的にあまり好きになれない作品でした。
広美さんという方が、母親のいない家庭を渡り歩き、子どもたちの世話をするお話なのですが、その家に住んでいる男の人と度々男女の関係になったり、すごく献身的に世話をしていたと思ったら急にいなくなって、また次の家庭の母親になったりするのは少し無責任だと思いました。
わたし自身ずっと母子家庭で、父親がいる家庭というものを知らないのが当たり前なので、一度も欲しいと思ったことはありませんが、
もし一時期でも父親がいたとしたら、そしてその期間に楽しい思い出があったとしたら、あの頃に戻りたいと未練が残ってしまうかもしれません。
実際、何年か経った広美さんの家に続々と、母親に対して未練がある子どもたち(もう大きくなってますが…)が集まったわけですし。
ですが、虐待する父親から身を挺してかばった広美さんは、本当に母親の鑑だと思いました。
血だらけで、頭がぱっくりと割れていて、片方の目が開かなくて…。それでも抱きしめていた子どもは傷ひとつなく、病院に着いた時も、子供を先に診てほしいってセリフはなかなか言えないです。
その後、虐待する父親が"事故死"になりましたが、その真相についても。
広美さんは本当に母親になりたくて、でもなれなくて、「母親ウエスタン」になったんだなぁって、おぼろげながら思いました。