原田ひ香のレビュー一覧

  • ギリギリ

    Posted by ブクログ

    一気読みしたので、文章は引き込まれたのだが、共感できるところが無かった。最後の主人公の瞳の結論にモヤモヤするものを感じて読後がスッキリ出来なかった。

    0
    2023年12月03日
  • ギリギリ

    Posted by ブクログ

    だんだん面白くなっていくストーリーだった。
    夫の一郎太が過労死し、元同級生と結婚した瞳。
    結婚相手の脚本家の卵健児。息子の死に縛られる一郎太の母静江。
    奇妙な関係の3人が次第に前を向いていく話。
    二度と電話してくんじゃねえクソビッチ‼︎
    のセリフには思わず吹き出してすごく頼もしく思った。じんわり楽しめる人間関係小説。

    0
    2023年11月26日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

    Posted by ブクログ

    45歳で職なし、バツイチ、彼氏なし、子なし。ないないづくしで、バブル期を引きづるミチルさん。 チラシ配りのバイトをすることになり…。 ミチルさんはなんだかんだ言いながら、仕事ができる人だから問題があっても人生を乗り切れると思う。☺ 良いなぁ。

    0
    2023年11月09日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    11月-06。3.0点。
    離婚し、親権も夫に取られた元妻。勤務先にも元夫の義父母がクレームし、クビに。
    実家に戻るが、隣家には長年介護をする幼馴染みがいて。。。

    暗い物語。でもあり得なくも無い。

    0
    2023年11月09日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    非常に読みやすいストーリーでした。
    おっぱいマンションという過去のタイトルは正直手に取りにくいタイトルでしたね。もったいない。

    0
    2023年11月04日
  • 彼女たちが眠る家

    Posted by ブクログ

    過去にDVに会い被害を受けた女性達の為に九州の島に虫の家というものを作り、世間から逃れてきた女性達を受け入れていた。そこではネット禁止や様々な禁止事項があり、本名を晒さず無視の名前を付けて暮らしていたが、事件が起き、みんながバラバラになるまでを描いた。バラバラになっても、皆、しっかりと前を向き歩いていく姿はとても良かったです。

    0
    2023年10月30日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    おしゃれなイメージのデザイナーズマンション、憧れはあるけれど実際住むとどうなんだろうか⁇と思ってしまう。
    暮らし難い部分があるのでは…と想像してしまう。

    この物語は、有名建築家によるマンションに振り回された人々の心の内を覗いてみたら…というオムニバス形式で5編。

    一度購入したら多少の不備はあっても我慢して住み続けるだろうか⁇と考えてしまった?
    マンションだと修繕管理費も安くはない金額だし、古くなればなるほど改修工事は必要になる。
    だが住民全員とは言わずとも賛否のための会合は度々あるだろうし、なかなか大変なことだと見につまされる内容であった。

    0
    2023年10月21日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    タイトルから思っていた内容と乖離があるかも。

    実際に建っていたマンションのことを書いたお話。

    カリスマと呼ばれる建築家とその下で働くスタッフ岸田。、大学で教わったことのある市瀬、娘であるみどり、マンションの住人。

    いろんな社会問題の提議なのか、老朽化マンションが増えている問題など、考えさせられる

    「新陳代謝『メタボリズム)」といっても実際はカプセルが取り替えられることもなく、他の普通のマンションと同じようにデザイナーズマンションも老朽化は避けられない。

    ペントハウスをあえて「おっぱい」にした理由がいまいちわからなかった

    0
    2023年10月12日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    原田ひ香さんらしく、いくつかのオムニバスの物語が最後に繋がってくる構成。ただ最後で全てが繋がるような結末の気持ち良さはあまりない。社会問題の提起なのか、人間ドラマなのかちょっと中途半端に終わった感じでした。

    0
    2023年10月08日
  • 彼女たちが眠る家

    Posted by ブクログ

    物語の展開としては謎が多く、そして島と、私の独白みたいなストーリーで進んでいく。その独白をしているのが主人公かと思ってどう繋がるのかと思っていたが‥

    0
    2023年10月08日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    色々な出来事に関連があったことが終盤でわかっていくのが面白い。あと謎の人物(急に家に訪れたりする不気味な人物)が登場するストーリーが好きだから、良かった。ただ結局、様々な関連はなんのためにあったのかは分からないまま終わってしまう。謎の人物の正体も判明しない。まあそれが判明しないまま終わるのが面白いからいいけど…村上春樹の1Q84にも同じような謎の人物が出てきたけど、結局謎のままだったし

    0
    2023年10月06日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    終始暗く、重い内容だった。介護、虐待、貧困…希望の光を見い出せない暗いトンネルをずっと歩いているような。

    途中のグロいシーンは読めずに飛ばしてしまいました。
    途中まで衝撃的な内容にしては、最後がやけにサラッとした展開のように感じた。

    0
    2023年10月04日
  • 彼女たちが眠る家

    Posted by ブクログ

    09月-19。3.0点。
    九州のある島で、DV被害等に遭った女性達がひっそり暮らす。そこへ母娘がやってくる。高校生の娘は島の連中とコミュニケーションを持ち。。。

    読みやすい。過去の因縁がここまでとは。

    0
    2023年10月02日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

    Posted by ブクログ

    私より少しだけ年上のミチルさん。バブルの頃がまだまだ忘れられずにいるのが自分のようで痛々しくてイラっとしながら(自分に)途中まで読んでいたけど、段々と本来の?ミチルの良さが出てきて 前を向いて生きていけそうで励みになった。まだまだ人生長い。楽しいこともこれからまだ沢山あるかも。

    0
    2023年09月25日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    構造がおもしろいだけに、最後まで隠されていた秘密がいまひとつだった気がしてもったいない。

    まだ早いとは思うけど、魅力的な終の住処、探しています。

    0
    2023年09月05日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

    Posted by ブクログ

    ほぼ私と同世代であろうと思われるミチルさんだけど、私にはそんなに煌びやかなバブルの思い出なんてない。
    そんなミチルさんに共感できるところはあまりなかったけれどチラシ配りをはじめたことがきっかけとなり新しい出会いを通して変わっていく。最後はミチルさんのこれからの人生を応援したい気持ちになった。

    0
    2023年08月22日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    原田ひ香さんなので読んでみましたが、想像してた感じとは少し違ってました。

    デザイナーズマンションに関係する人のドラマ。

    0
    2023年08月14日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    生きていくことの大変さ、両親から受ける影響について気づかされるところがお勧め。介護や貧困の話なので読んでいて辛くなるけど、ハッピーエンドで完全に救われるわけでもないのがリアルです。

    0
    2023年08月13日
  • ここだけのお金の使いかた

    Posted by ブクログ

    「アミの会」アンソロジーはどれも面白い。今回のお金の話も現実的。ゲーム課金や塾の費用など知らない世界も覗けて楽しかった。

    0
    2023年08月06日
  • ここだけのお金の使いかた

    Posted by ブクログ

    実力派女性作家集団『アミの会』によるアンソロジーも本作で12作目。
    今回のゲストは原田ひ香さん。

    毎回楽しみにしていて欠かさず読んでいるシリーズだが今回のテーマはズバリお金。
    どの短編も其々切り口が異なりバラエティに富んで面白かった。

    特にお気に入り作家さんの新津きよみさん「百万円分の無駄」と松村比呂美さん「二千万円の差額」はリーダビリティが高く惹き込まれた。

    新津作品は女性の心理描写が秀逸で主人公の言動に共感。

    毎日の様に届く詐欺メールを盛り込んだ松村作品は身近に感じた。
    イヤミスのイメージから一変し、心温まる読後。

    0
    2023年08月04日