原田ひ香のレビュー一覧
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ネタバレ虫たちの家。インターネットにあられもない姿を晒され日常生活を送れなくなった女たちがひっそりと暮らす場所に、新たに加わったアゲハとミツバチが島での日常にゆっくりと影を落とす。
テントウムシの視点での物語と、誰かの幼少期のカウンセリングの回想が交互に書かれて進んでいく。回想で語っているのが誰なのか気になってしかたなかった。復讐のために嘘をついて虫たちの家へと行くのではなく、本当にリベンジポルノを起こしてまであの島に行こうとするのが執着の深さを感じられた。
アゲハが何故事件の前に学校であんなことをしていたのか、理由は母親の影響で歪な人格形成をしてしまったからということなのか?テントウムシをライターだと信頼してアゲハのことを話したショコラが可哀想だなとちょっと思った。
とても面白かった。けれど事件の首謀者であるはずの現代のミツバチの視点がないのが物足りなかった。 -
Posted by ブクログ
「ラジオ・ガガガ」
著者 原田ひ香
装丁画にちょっと懐かしい気持ちになりますね。
机に向かって勉強の合間にラジオ。昭和かな笑
今は金曜日の午前中のラジオが好きで、家にいる時は何となく聴いています。好きな番組があると、その時間がワクワクしますよね。笑
こちらの本は、私が思うラジオのワクワク感とはちょっと違っていましたが、一話一話に様々なドラマがあり、夜一話ずつ、ラジオドラマを聴くように愉しみました。
六話の短編の中から、感想を少しだけ。
「昔の相方」の夫婦の関係、いいですね。(*´ω`*)
「We are シンセキ!」レモンさんのお悩み相談。若者の悩みの窓口があることで救われることもきっとありますよね。
今はいつでもスマホで聴けますが、何となくポータブルラジオが欲しくなりました。ボタンではなく、つまみを回して合わせる、懐かしさですね。笑 -
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バブルの好景気を知らない自分からするとバブルって愚の骨頂みたいなイメージが強い。
バブルの好景気に美味しい思いをしたミチルさん。
45歳になってもその感覚が忘れられない。
嫌な女のようでそうでもない、苦労知らずのようで仕事もできる、なんとも言えない人だ。
(解説で「鼻持ちならない」と言われてて笑ってしまった。確かに…)
そして元カレも順風満帆な人とそうでない人が出てくる。バブルの恩恵を受けたからってみんなが幸せな訳ではない。
ミチルさんみたいな華やかな時代を生きてきた美魔女がポスティングの仕事なんてするか?と何度も思ったが、多分、彼女は自分が抱えてる何かから解放されたかったのだろう。優奈ちゃんとの出会いで呪縛から解放されるシーンはこっちまで胸がスーッとした。
登場人物の中でミチルの元夫と光浦だけは最後まで好きになれなかった。
光浦、お前は自分の年齢を考えろ。笑
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ネタバレバブル期を謳歌したミチルさん。彼氏のいなかった時がなく、美魔女と呼ばれるくらいのモテモテな女性。
45歳でもまだまだ現役!とばかりに自信満々でいたのに、三ヶ月前に彼氏にふられてからの落ちぶれ具合が痛々しい。仕事に無断欠勤して解雇、何もやる気が起きない。でも、何とかチラシ配りのバイトに就いて、前を向こうとする。
彼女の根っからの明るさが、この本の魅力だと思う。ちょっと鼻につくところはあるけれど、家賃値下げ交渉をする段になってからの活躍は、元々仕事のスキルが高い人だったんだなと思わせる。交渉術も巧みだし、人の機微を見て柔軟に対応できる。
彼女が「現役」の呪縛から解き放たれる瞬間は、読んでいて自分も気分が軽くなった。
誰にでも、何かしら付き纏っている呪縛があると思う。そんな生きづらさを感じている人にオススメしたい。 -
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ネタバレ原田ひ香さんは元々テレビドラマの脚本を書いていたとインタビュー記事で読み、だからかあ!と納得。いかにもテレビドラマ的な癖のある登場人物たちと、最後の謎と。ただ結局マンションは取り壊されずアスベスト問題は有耶無耶に……という結末は小説的で好みでした。
あと多くの人と同じく私も終の棲家探しをしているなかタイトルに惹かれて手に取ったので、単行本から改題したのは英断でしたね。おっぱいマンションってタイトルはさすがに手が伸びない。
レビュー見てると「終の棲家探しには役立たなかった」「具体的なお金の話は出てこなくて期待外れ」みたいな感想がちらほらあるけど、小説にそんなお役立ち情報期待しちゃだめよ(笑) -
Posted by ブクログ
この本のモデルになった建物調べたら、ものすごい不便な家だった。笑笑
誰かのブログのようなものをチェックさせてもらいましたが、冬は冷蔵庫のように寒い、お湯が出ない、水は飲めない、キッチンはない、窓開かない、湿気すごい、火器厳禁。などなど。。、
凄まじい家。
オシャレっちゃオシャレか?
ってなカプセルマンション。
いやいやいやいやいや、これ、小説より酷いじゃんか。って思ったわたしでした。
建築士一級の勉強してるわたしなので、ついつい建築がらみの小説はとても気になる。
なるほどなぁ。
どんな場所にもセンスってあるのよねぇ。
と、思ってしまったょ。
話すセンス、
作るセンス、
飾るセンス、
遊ぶセンス、
楽しむセンス、
どんなもんにもあるのよね。
センスって、磨けるものなのか?
生まれ持ってるもんなのか?
第一話のオッパイマンションがとってもおもしろかった!!!!!!
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