原田ひ香のレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    小説とエッセイで描く10の恋と食のアンソロジー。
    一穂ミチ「わたしたちは平穏」、原田ひ香「夏のカレー」、
    古内一絵「ワタシノミカタ」、山本ゆり「ゆかりと
    バターのパスタ」等を収録。

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    2025年08月24日
  • ギリギリ

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    夫の一郎太を過労のため突然亡くした瞳、同窓会で再会し、その後瞳と結婚した健児、一郎太の母で瞳の義理の母だった静江の、3人の視点で物語が進んでいく。
    3人の心情がとても丁寧に描かれている。
    突然愛する人を失ったら、後悔もするし、思い出は美化して行くだろう。
    心に空いた穴を埋めるために、誰かにすがりたくもなるだろう。
    健児の書いたシナリオがドラマ化されることになり、瞳は家のゴミ箱に捨てていた原稿を読んで、自分と健児との再婚のことを考えてしまい家を出て行く。
    二人の間にすれ違いがあったとか嫌いになったというわけでもなく、結局自分が許せなくなったのではないのか。
    亡くなった夫が遺していったものに苛まさ

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    2025年05月11日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    サクッと読める。
    日々の繰り返しのように思えても変化はしていく。
    実在のお店が出てくるのも面白い。渋谷はあのパフェ屋だし、あのラーメン屋ですね…
    文章書きたくなるしおいしいご飯を食べたくなる。

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    2025年05月06日
  • ランチ酒

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    タイトル通りのランチ+お酒の美味しそうなお話!仕事終わりの祥子が、その街で吟味したランチと拘りのお酒を飲む描写がとても美味しそうで、お酒が弱くとも嗜んだ気になれる本。祥子の仕事エピソードと一日の仕事終わりのランチ+酒を主軸にストーリーが展開します。それぞれの仕事エピソードで構成された短編集の様なお話。祥子視点ではありますが、どちらかというとエピソード主体かな?読み進めるうちに祥子の本質的な部分も見えてきますが、全体的に深掘りせずサラッと進んでいきます。ビール片手に軽く読みたい本。

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    2025年05月06日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    2025.04.30

    BOOKOFFで見つけてまだ読んでないよなーとなんとなく買ってみた本。
    旅行中読むのにはぴったりな短編集でした。

    原田さんは何気ない日常の中の不穏さを描くのが上手いなーと思う。
    こちらは「東京ロンダリング」の続編のようですね。前作も読みたいと思いました。

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    2025年05月05日
  • まずはこれ食べて

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    大学時代の友人同士で立ち上げたベンチャー企業『ぐらんま』
    社員達は日々の仕事に忙殺され、不規則な生活に乱れた食生活、オフィスとして使っているマンションの1室は散らかり放題。
    荒んだ状況を改善するため雇ったちょっとぶっきらぼうな家政婦さんの作る美味しいごはんに社員達は癒されていく、ほっこりするお話。
    かと思ったら、最後はイヤミスのような…サスペンスのような…色々な要素がつまっていた。

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    2025年04月27日
  • 図書館のお夜食

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    本&料理の組み合わせは、読んでよかった古本食堂みたいなのではと思い期待したがテイストが違って少し残念だった。

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    2025年04月26日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    1棟のデザイナーズマンションに翻弄された人々と、そのマンションの建替をめぐる争議の物語。
    残された時限爆弾がどうなってしまうのか…気になる…。

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    2025年04月25日
  • あさ酒

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    ネタバレ

    ランチ酒シリーズをまだ読めていないので、
    スピンオフといってもついていけるかな?と
    少し思ったのですがとても楽しく読めました!

    コロナで人生が変わった人は大勢いると思います。かくいう私もその1人です。
    仕事もなく婚約破棄になり、さらにはコロナに罹患し落胆している恵麻。
    そんな彼女に手を差し伸べてくれたのは見守り屋の祥子、そんな彼女から誘われて恵麻は見守り屋の見習いになる。
    いろんなお客様を見守りつつ、祥子たちからも見守られ恵麻が少しずつ心の元気を取り戻しているようでホッとしました。
    お仕事終わりの朝にはおいしいご飯とお酒で、
    心も身体も一息ついている、そんな描写が暖かくて元気をもらいました。

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    2025年10月13日
  • ここだけのお金の使いかた

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    廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?
    は読んでよかったです。

    わらしべ長者の作り方
    は、仕事に対する姿勢が変わりました。

    印象に残ったのはこの2作です。

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    2025年04月23日
  • 母親ウエスタン

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    単純に好きか嫌いかと言うと、原田ひ香さんの作品の中では、好きではない。母親という存在が身勝手にも思えてしまうから。

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    2025年04月23日
  • 図書館のお夜食

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    3プラスです(*^_^*)刻みたい...

    シリーズ化してほしいな、と思います。
    この後の皆さんがどうなったのか、気になりすぎます。

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    2025年04月22日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    恋と食のある10の風景なんていうから
    てっきりライトな話が多いのかと勝手に
    思ってたらなかなか濃さでした・・・

    どの話も面白かったけど最後の方の2編
    「SUMMER STREAMER」の爽やかさと
    「夏のカレー」と言うタイトルの割には
    全く爽やかさ(個人的感想)のないなんか
    どろどろと言うかちょっと濃いめの
    男女二人の軌跡が対照的で印象に残ったかな?

    途中出てきた「ゆかりとバターのパスタ」では
    浮かれる男に怒ったけど、やっぱりおいしい
    ものはおいしいんだなぁ~と思う女に共感。
    まぁでもこれは作中にあるように「ゆかり」を
    作った三島食品がすごいんだよ!間違いない!

    知ってる作家も知らない作

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    2025年04月16日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    2025/02/20予約 18
    山本ゆりさんの「ゆかりとバターのパスタ」が好き。本当に料理もお人柄も文章もステキ

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    2025年04月16日
  • 彼女の家計簿

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    このタイトルから、お金のやりくり的なストーリーかと思いきや、全然違って女性の生き方を描いた内容でした。

    シングルマザーの里里の元に、疎遠にしている母親から古い家計簿が転送されてきます。
    その家計簿をつけていた五十鈴加寿という女性は、男と駆け落ちした挙句心中したと聞かされていた、里里の祖母と思われ、家計簿の備考欄に書き込まれている日記のような独白を読み進めるうちに、加寿の人生が浮かび上がってきて・・。

    本書は里里の視点と、件の家計簿を発見した女性就労支援NPO「夕顔ネット」の代表・晴美さんの視点、そして加寿さんの家計簿の記述が交互に展開していく構成となっております。

    本書に登場する女性達は

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    2025年04月14日
  • まずはこれ食べて

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    ほっこりみんなの悩みを解決する美味しい料理〜て感じかと思ったら、最後の方は本当に悪と?戦う展開でちょっとびっくりした笑

    表紙イラストの通り、作中で出てくるごはんはどれも美味しそう(^^)筧さんのだし巻き卵食べてみたいな〜〜
    ぐらんまのみんなと筧さんに幸あれ。会社を起こすのも続けるのもきっとすごく大変。でも仲間と始めたからこそ、売る決意をするのはすごく辛く勇気も必要だっただろう。でも売って会社を手放す=終わりじゃなく、新しいはじまりだから。みんなでまた集まっててほしい

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    2025年04月12日
  • ここだけのお金の使いかた

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    原田ひ香さんの話も好きだけど、福田和代さんの「わらしべ長者の作り方」めちゃめちゃ良かった!読後感が素敵すぎる!!

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    2025年04月10日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    親からの小包ってことで、登場する主人公たちはどこか不安定な幼さの残る社会人が多い。
    社会に出たばかりで慣れない仕事や環境に置かれた人たち。家族とのつながりが途切れたり、逆に近づいたことで距離感に戸惑ったり。
    小包の中身もそんなにダサくないし、愛情が感じられる。売り物の小包ではあるけど、ぐんまちゃんタオルはうらやましかった。

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    2025年04月08日
  • 口福のレシピ

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    同著者の本を読むのは4冊目。
    以前読んだ3冊の印象は「本によってアタリハズレの差がデカい」こと。
    そして今回は「アタリ」の方だった。メデタシ。
    ある意味とても良く練られた、小説らしい小説。さすがプロ、という感じ。
    ①食べることと料理の楽しさ、②代々料理学校を経営して来た品川家の歴史、③主人公・留希子と坂崎との関係性の3本の糸が、時間の軸を相前後しながらバランスよく交錯し、エンディングで見事に大団円。こりゃ素人には書けないわ。読み進むのが実に楽しく心地良く、ストレスなく一気に読み終えた。
    唯一の難を挙げれば、ラストに感じた若干の「尻切れトンボ」感。読者の想像力に委ねた余韻あるエンディング、とも云

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    2025年04月06日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    可もなく不可もなく、タイトルから想像したらものと内容にギャップがあった。

    登場人物みんなに一癖も二癖もあり、彼ら彼女らにガッツリと共感は出来なかったが、様々な人間模様や他人の思考を垣間見ることができるのは小説の醍醐味。読み進めていくに連れぐいぐいキャラクターが立って歩き出してくれたのは人物像の表現力の高さ故かと。
    白黒決着まで付けず謎めいたラストが気に入りました。これが映画であの終わり方だったらモヤモヤしていたかも。

    ちょうど私生活で中古マンションの購入を検討しているので、ここまで極端な例はないかと思うが、やはり人生の中で1.2を争う大きな買い物なのだとドギマギしてきました。

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    2025年04月03日