原田ひ香のレビュー一覧

  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    ネタバレ

    「〜の犯罪」がなかなか不穏で面白かったけれどこちらは原田さんお得意の経済的な内容だったので。
    思っていたのと、ちょっと違うかな

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    2025年11月20日
  • DRY

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    離婚して実家に出戻った藍。祖母と母のイザコザに辟易する中、ヤングケアラーとして介護に人生を捧げてしまった、お隣の“みよちゃん”の優しさに救われ、墜ちてしまう。
    『女なのは、私たちが悪いんじゃないよ。生まれつきなんだから』
    彼女たちが自分の人生を取り戻すのを阻んでいるのは、周囲の人々の悪意なのか。十分な知識や愛情を得る機会を奪われたからなのか。
    覗いてはいけない袋小路を見たような、苦い後味が残る読後。

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    2025年11月17日
  • 三人屋

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    久しぶりに再読。反目していても、どこか通じ合う、こんなに心温まる本だったのかと再認識した。朝日がモーニングの内容を説明するシーンが好き。朝日のモーニングの常連になりたいな。

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    2025年11月16日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    本来ならほのぼのする話なのかもしれないが、寄る辺ない高齢者の悲哀をひしひしと感じてあまり楽しく読めなかった。未婚で親兄弟もおらず、持ち家もなく、年金と最低賃金で一人暮らしをする高齢者がその仕事さえもなくなったらどれだけ不安なことか。刑務所は3食と寝る場所が確保されていて安全も保障され、具合が悪くなれば医者にも診てもらえる。本作でなくとも仕事のない前科者が再犯によって刑務所に戻りたがるという話もよく聞く。主人公が他人に迷惑をかけないために刑務所に入ろうと犯罪を検討する描写は微笑ましくもあるが、やはりその背景に思いが至ってしまうと笑えない。
    最後はハッピーエンドで終わり、それは主人公の人柄によって

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    2025年11月14日
  • 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    いわゆる事故物件に住むことで、その部屋にまた人が住める状態にするという特殊な仕事をしている人のお話。そんな仕事をすることになった理由は思ったより自分のせいって感じだったけど、それよりも、自分のやりたいこと、生き方を改めて見つけていく姿が興味深かった。

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    2025年11月13日
  • 三人屋

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    物語に出てくる食べ物が美味しそうだった。3人姉妹のそれぞれの性格の違いや関係が徐々に変化していくところには面白さを感じました。別のシリーズも気になります。

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    2025年11月08日
  • 三人屋

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    こんなお店があったらいいなと思うくらい食べ物の描写はワクワクした。
    さらっとは読めたけれど、三姉妹以外の登場人物の結末がどうなったのか気になってしまった。きっと幸せであると思いたい。

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    2025年11月08日
  • まずはこれ食べて

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    仕事に行き詰まったり迷ったり悲しんだりした時は、たいていご飯が助けてくれる。
    味覚も嗅覚も胃も掴まれたら幸福感に満ちてよしって立ち上がれるもんね。

    意外にもこの連作短編は少しミステリー寄りで食より人間関係の複雑さが突出していた気がする。

    人を支配してやろうという邪な心を持つ人は結果的に誰も寄り付かなくなるんだから、平和に生きていきたいね。

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    2025年11月07日
  • 図書館のお夜食

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    ゆったりした空気なのに、たまに冷たいかぜが吹く、そんなお話。(個人的感想)
    シリーズ化して欲しいなぁ。
    登場人物たちがようやく動き出したところなんだもの。
    みんなの行く先を見たい。

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    2025年11月04日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    77歳の一人暮らし女性が主人公。タイトルから次々と犯罪を成功していく話かと想像していたが、全く異なる。
    一人になって、刑務所暮らしを夢見て、企図はするが、一件も成功しない。一件は未遂だが警察に事情を聞かれ、仕事を失う。しかし結果的には周りから助けられ、幸せに暮らしてえ行けそう、となる。結局真面目に働いて、なんとなく助けてくれる人に巡り会えればいいということだが、後者はそう簡単ではないのでは。
    原田ひ香の他の小説に比べて今一つ。

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    2025年11月01日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    結婚歴がなく、バリバリ働いてきた訳でもなく、貯金もない女性が年齢を重ねて1人で生きていく不安や葛藤など、確かにその通りだと思った。
    不安が故に刑務所で面倒を見てもらいたい、と思ってしまうのも分からなくはないが、犯罪を犯すってなかなかに難しい。

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    2025年10月31日
  • 三人屋

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    父の残した店で三姉妹それぞれ朝昼晩で別の飲食店として営業する三人屋。
    男女間のもつれ、姉との確執など人間関係はままならないことばかりで、ハッキリとした答えや正解はない。そういうのが人生だよなぁと読んでしみじみ思った。

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    2025年10月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    一穂ミチさんが好きで手に取りました。短編集は気になっていた作家さんをパッと読めたり、触れたことない作家さんに出会えるのでたまに読むようにしています。
    どの短編も読みやすかった。

    今回は前から気になっていた原田ひ香さんを次読みたいなと思いました。

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    2025年10月30日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    身寄りもない、友達もいない桐子(76)が、刑務所に入るために犯罪を画策する‥という話で、なんか、他人事じゃない話すぎて、読んでて苦しくなってしまった‥。

    桐子の人となりの良さがあったからの結末にはなったけど、私も将来はそうなるかもしれないし、自分の母親もそうなるかもしれない。原田さんの本はこういうリアルな話が混ざってて、うおぉ〜となる。

    話自体はとてもほっこりするものもあって、雪菜ぁぁ!久遠ぉぉ!と、愛情爆発した。笑

    シリーズだから、79歳になった桐子がどんな人生を歩んだのか追っていきたい気持ちになった。

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    2025年10月30日
  • まずはこれ食べて

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    おばあちゃんかな、疲れたときに、ほらまずはこれ食べて、とそっと癒してくれる話と思ってたら全く違うから気をつけて!
    学生時代に立ち上げたベンチャー企業で働く若者たちのそれぞれの視点からの連作短編集。最近ぎくしゃくしてたけど家政婦筧さんのお料理で和み始める中での柿枝という不穏(だれ?!)。筧さんはお世辞にもほっこりしてないけど、新しいタイプの家政婦は見た!な人で少しずつ絡まった糸が解けていく。
    それにしてもリーズナブルで美味しそうなごはんがたくさん。ミステリ×飯テロの新たな味わいの物語。

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    2025年10月26日
  • まずはこれ食べて

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    題名、そして各短編を通じての主人公である家政婦・筧が料理を通じて織りなす温かい小説……を想像していた。しかし、序盤の胡雪と筧のやりとりを読むにつけ違和感を抱いた。同じ大学で学んだ仲間と起業したIT会社。発起人の失踪後から物語は始まる。そこに、筧の暗い過去が「合流」し、重さが増していく。最後はマイルドなサイコパス小説のようで、あまり後味は良くなかったな~

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    2025年10月26日
  • 図書館のお夜食

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    ランチ酒が好きでこの本も手に取ったが、ご飯のシーンが想像より少なかった。

    作者の本へ対する愛情が感じられた。
    知らない本ばかり出てきて、次読みたいリストにいれた。こうやって今まで自分だけでは知ることのなかった本を知りるのはとても嬉しく思う。

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    2025年10月26日
  • 彼女の家計簿

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    お金の話かと思いきや三世代に渡った女性の人生の話だった。
    祖母は生まれた時代が違っていたら、いわゆるキャリアウーマンの人生だったんだろうな。そもそも◯◯ウーマンとか、◯◯女子とか、「女」を表す名詞の前に単語が入る風習がある時点で、今も差別が残っているといえるのかもしれない。

    最近では女性総理が誕生した。時代は確実に変わっていることを生きているだけで実感する。
    だけど社会で活躍したい女性にとって、今の時代は生きやすいといえるのかどうかはわからない。そのうち◯◯女子みたいな言葉を「女性だから」という境界線を引く用途で、自然と使わなくなる時代がきた時は、どんな社会になっているんだろう…といろいろ考

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    2025年10月24日
  • 東京ロンダリング

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    不動産の事故物件などに住む仕事をして生活する主人公。
    そんな仕事もあるんだなぁっと思いました。
    そんな物件に住みながら、町の人や大家さんとの関わりから、自分がどう生きていきたいか見つけていくのがいい感じでした。もどかしい部分もあるけど、読みすすめていくうちに主人公の気持ちも理解できちゃう感じですね。

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    2025年10月23日
  • 古本食堂

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    とても良かった。あたたかい気持ちになった。

    大学院生と大叔母の二人の女性が古本屋を舞台に、自分の人生や周りの人々との関わりについて改めて考える。登場人物みんながすごく良い人で、他人に優しい。こんな風に、ゆったりとした人生も良いなー。

    この先どうなるの?と思ったら続編が出てた!早速チェックしないと!

    ドラマとか、映像化も良さそうな作品。

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    2025年10月21日