原田ひ香のレビュー一覧
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表題作の「人生オークション」と「あめよび」の2作だ。
人生オークションについては、私はヤフオクで物を買ったことがある。新品なのに何故か安い物がある。本は古本屋さんに来てもらって売却している。しかし、本も手放したくないものがある。そして本棚から溢れてしまう。リリ子叔母さんの状況になったことはないが、気持ちはわかる。どちらかというと考え方は姪の瑞稀に近い。原田ひ香さんのストーリー性と表現力が奥深くまで導いていく。
あめよびについては、美子と平山輝男が6年の付き合いをしているが、輝男はどうしても結婚できない理由があるという。その理由は話さない。諱(いみな)が関係するのか?
自暴自棄になってしまう -
Posted by ブクログ
兄の滋郎が突然亡くなり、神保町の古本屋を
継いだ女性珊瑚さんは、滋郎の兄の孫の美希喜と
周囲の人達に助けられながら経営することに。
古書店を訪れたお客さんが、自分が読んだことの
ない思いがけない本を、珊瑚さんや美希喜に紹介
され、気持ちが徐々に変わるシーンが印象的。
食べ物が出るシーンが本当に美味しそうで、
特に、美希喜が、大学の進路相談に滋郎さんの
お店に行った時にご馳走になった、けぬきすし、
食べてみたい。それから、揚げたてのピロシキ、
ボンディのビーフカレー‥
ああ、なんだかすごくお腹が減ってきた‥
町中に古書があふれていて、おいしいものが
あふれていて、味わい深い人達がいる、
なんて -
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Posted by ブクログ
原田ひ香さんとタイトルに惹かれて手に取りました。
日常のほのぼのした雰囲気を想像していましたが、始まりから母と娘の不穏なやりとり。
(当方も母親のただ聞いて欲しいだけのお喋りを鬱陶しく思った経験はなきにしもあらず。)
不倫や離婚などの良くない言葉が出てきたなと思ったら視点が変わり、そんなこんなで計4人の女性の視点からその事柄について描かれています。
皆さんも書いてある通り、結末はありません。
4人の女性が「そうはならんやろ!」と突っ込みたくなるような不思議な絡み合いをするのが面白おかしく、私はニコニコしながら読み終えました。
読み手によって自由度の高い読み物だと思いました。