原田ひ香のレビュー一覧

  • 古本食堂 新装開店

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    今作も小説×ごはんが目白押し。
    鰻もタイ料理もおいしそう!

    いきたいところにはいって、伝えたいことは伝えなくちゃ。

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    2025年10月02日
  • 人生オークション

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    就活において避けては通れない自己分析に躓くところ、わかるなぁと思った。バイトの面接受ける時にはそんなの必要ないのに何で突然そんなこと言い出すわけ?っていう気持ちにすごく共感した。自分は加害者じゃないのに、みんな自分が犯人だと思ってる。一番大切な人に信じてもらえないんだったら無罪を主張しても仕方ない。これまで自分がそういう人生を生きてきたんだから。という叔母さんの気持ちが切なかった。たしかに、事実よりも周りが考える自分への評価や視線の方が重要だったりするなぁと思った。

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    2025年09月29日
  • 老人ホテル

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    ネタバレ

    天使の出自の話とか、不動産の話とか面白くてワクワクした。けど、この作者の作品は基本的に、結局お金を貯めるにはまずは節約で元手を増やすっていう結論になるのが多い気がする。

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    2025年09月27日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわる7つの話。

    お金の使い方で基準値もわかる、というものですが
    2話目の話はちょっとすごかったです。
    ケチを通り越して、自分の事だけを考えている状態。
    付属品というよりも、便利ツール?
    どうしてそういう考えになった? と聞きたいものです。

    子供の話も現実的で微妙な気持ちになりましたが
    そういう塾も、そういう同級生もいるかも、と。
    相手の母親も察してくれて、泥沼にならなくて
    かなりホッとしました。
    最初が最初なので、そうなったらなかなか…。

    わらしべ長者、やれると楽しそうです。

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    2025年09月26日
  • まずはこれ食べて

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    筧さんの作る料理にほっこり。文章から料理の丁寧さや温かさが伝わってきた。筧さんのキャラクターも好き。それ以外の人はあんまり好きじゃないかもー!笑

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    2025年09月25日
  • 三人屋

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    あらすさざだけ読むと三人姉妹が仲良くひつつのお店をやっているんだろうと思っていました。
    でも、じつはそうではなくて三人、仲が悪いことに驚きました。
    それでもモーニングは朝日、昼はまひる、夜は夜月と考えてやっているとこほが素敵だと思いました。
    私は真ん中っ子なのでまひるに感情移入してしまいます。
    相変わらず原田ひ香さんの料理の描写は素敵だなと思いました。

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    2025年09月23日
  • サンドの女 三人屋

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    前作ではもっと三人姉妹が出てきたのに、今回はほとんど出てない印象。
    夜月は割と出てるけどまひると朝日があまり出てこないのでちょっと物足りない。
    色んなことが数年の間に変わるんだなと思いました。
    夜月と一也が結局どうなったのか。
    まさか森野さんとまひるが付き合うとは。
    朝日が婚約するとは。
    びっくりすることがいっぱいでした。

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    2025年09月23日
  • DRY

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    これは今までの原田ひ香さんの作品ファンには、ショッキングな内容かも知れません(色んな意味で)
    でも生活のリアルの描写はいつにも増してしっかりと身に迫ってきた。

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    2025年09月20日
  • 人生オークション

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    ネタバレ

    ものに溢れている状態から、少しずつオークションで断捨離していくのが気持ち良かったです。その作業に伴ってりりこも少しずつ成長していっているかんじもしました。
    自分のことではないのに、作品の中の物がどんどんなくなっていくことで、自分の部屋が綺麗になっていっているような錯覚を覚えました!断捨離したくなる!!

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    2025年09月16日
  • サンドの女 三人屋

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    展開とか、人物設定とか、上手いなあ、と感じる。三姉妹のバランスもいい。
    小さなカタルシス、というのも悪くないのかも。やや物足りなさはあるけれど。

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    2025年09月11日
  • 人生オークション

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    表題作の「人生オークション」と「あめよび」の2作だ。
    人生オークションについては、私はヤフオクで物を買ったことがある。新品なのに何故か安い物がある。本は古本屋さんに来てもらって売却している。しかし、本も手放したくないものがある。そして本棚から溢れてしまう。リリ子叔母さんの状況になったことはないが、気持ちはわかる。どちらかというと考え方は姪の瑞稀に近い。原田ひ香さんのストーリー性と表現力が奥深くまで導いていく。

    あめよびについては、美子と平山輝男が6年の付き合いをしているが、輝男はどうしても結婚できない理由があるという。その理由は話さない。諱(いみな)が関係するのか?

    自暴自棄になってしまう

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    2025年09月08日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる短編集。
    推し話は額賀 澪さんの「醸造学科の宇一くん」
    酒蔵の跡継ぎなのにお酒が好きじゃないかもしれなくて不安な女の子と、ライバル酒蔵で一つ年上の宇一くんが対話する夜のお話。すごく爽やかで、正にごほうびの一杯という感じでした。良かった
    額賀 澪さんの他の小説も読んでみよう!「光が死んだ夏」のノベライズ版も彼女が書いてるんだ!

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    2025年09月05日
  • 人生オークション

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    人生オークションはものの断捨離をすることで心の断捨離も。心がざわついてる時は掃除をするといいとか掃除をすると気持ちもスッキリするとかいうけど本当にそんな感じ。
    あめよびはなんだか複雑な話。いつもと雰囲気違った。

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    2025年09月03日
  • 古本食堂

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    兄の滋郎が突然亡くなり、神保町の古本屋を
    継いだ女性珊瑚さんは、滋郎の兄の孫の美希喜と
    周囲の人達に助けられながら経営することに。

    古書店を訪れたお客さんが、自分が読んだことの
    ない思いがけない本を、珊瑚さんや美希喜に紹介
    され、気持ちが徐々に変わるシーンが印象的。
    食べ物が出るシーンが本当に美味しそうで、
    特に、美希喜が、大学の進路相談に滋郎さんの
    お店に行った時にご馳走になった、けぬきすし、
    食べてみたい。それから、揚げたてのピロシキ、
    ボンディのビーフカレー‥
    ああ、なんだかすごくお腹が減ってきた‥
    町中に古書があふれていて、おいしいものが
    あふれていて、味わい深い人達がいる、
    なんて

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    2025年09月02日
  • 彼女の家計簿

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    ネタバレ

    以前読んだ『口福のレシピ』にも少し通じるものがある気がする作品。
    3世代の女性たちのつながりが、書物を通してつながっていくところなど。
    母の朋子さんの性格は共感できなかったし、晴美さんの再会した永田という男は最低で嫌な気持ちになった…

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    2025年09月01日
  • 人生オークション

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    人生オークションとあめよびの中編小説2篇の話。人生オークションって聞くと人生自体をオークションに出されるのかとトンチンカンなイメージしていたけどこれまでの人生で要らないものを転機にヤフオクで捌くって話、またりり子叔母さんの過去も興味深く読みました。

    あめよびは結婚に踏ん切りつかない男女が最後別れてその結婚しなかった意味に気づくと言う話、あまり好みではなかった。

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    2025年08月31日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食がテーマであること、と、
    こんなに豪華な作家さんが集まった文庫本、読むしかないでしょ?!
    と、手に取りました。
    期待通りです。
    食と恋がテーマの短編小説でしたが、それぞれのシチュエーションでこんなにもバリエーション豊かに物語が紡がれていけるんだ、と。

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    2025年08月31日
  • はじまらないティータイム

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    原田ひ香さんとタイトルに惹かれて手に取りました。
    日常のほのぼのした雰囲気を想像していましたが、始まりから母と娘の不穏なやりとり。
    (当方も母親のただ聞いて欲しいだけのお喋りを鬱陶しく思った経験はなきにしもあらず。)

    不倫や離婚などの良くない言葉が出てきたなと思ったら視点が変わり、そんなこんなで計4人の女性の視点からその事柄について描かれています。

    皆さんも書いてある通り、結末はありません。
    4人の女性が「そうはならんやろ!」と突っ込みたくなるような不思議な絡み合いをするのが面白おかしく、私はニコニコしながら読み終えました。
    読み手によって自由度の高い読み物だと思いました。

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    2025年08月28日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まさかのアスベストの話。実際にあったら怖いなとゾッとした。建築家と住民、それぞれの家族に対する思い、親子関係などなど、人間関係が絡み合いながら建築物の問題に直面していく話。サッと読めた。

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    2025年08月27日
  • 定食屋「雑」

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    健康食志向の沙也加は、突然夫から離婚を切り出される。
    浮気を疑い、夫行きつけの定食屋「雑」へ。

    1話は「ほろよい読書」で既読。
    健康食を強制されて嫌になるっていうのもわかる。体に悪かろうが食べたいものを食べたい時もある。離婚に関してはどっちもどっちな沙也加と夫、後半は夫の姑息でケチな感じにイラついてきたけど。
    まぁ本題はそこではないのです。「雑」で働き”ぞうさん”と接することで沙也加にもぞうさんにも変化が。その人間模様が温かくて良かった。
    これで完結っぽい締めも良い。

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    2026年03月30日