原田ひ香のレビュー一覧

  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    各地を放浪して、子供がいなくなったさみしさを紛らわせる女性の物語。
    こんなに簡単に誰かの家に入れるのかと思うとびっくりするけど。
    登場人物が多くて「え?この子は以前の話に出てきた!?」と確認しながら読みました。
    虐待する男性を殺したんじゃないかという描写があったけど、殺すのはわかるんだけど、その後子供を施設に預けて出て行っちゃったんだ…と思うと複雑。
    逮捕されたときや、真実がわかってしまったときのことを考えてのことだったのかなぁ。

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    2023年02月01日
  • 母親ウエスタン

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    題名からどんな話か全く想像がつかず、なんとなくパワフルで物悲しいイメージがあった。
    読んでみるとと、これまで読んできた話とは違う感じでかなり新鮮だった。

    なんらかの事情で母のいない子どもを世話して各地をまわるというお話。
    現代と過去の二つの視点が交錯する。

    母親をテーマにした作品は数あれど、ほんのいっとき、全身全霊の愛情を注いでいなくなる母親の姿に胸がいっぱいになる。
    同時に、母を求めてやまない子どもたちの姿も心が痛む。

    広美さんが子供を求める姿は、ちょっと狂気的なところもあり、子どもと一緒にいられるのなら、身も心も男に捧げることすらある。

    後半は子どものためにここまで…という場面もあ

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    2023年01月28日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    バブルを生きてきた方って、
    こんな感じありそうだなと思いながら読みました。

    あまりミチルさんみたいな人がいたら仲良くはなれないなとあまり共感できず、自分はどちらかというとこの女子大生の気持ちの方に共感したが、なんだか心が温かくなるところもあり、優しい小説でした。

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    2023年01月25日
  • 彼女たちが眠る家

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    改題する前のタイトルが「虫たちの家」だったので、虫を擬人化した話かと思ってしまったが、女性の駆け込み寺みたいな場所の話でした。最初は淡々と話が進み、このまましっとり終わるのかなと思っていたら、後半に怒涛の展開が。特にテントウムシさんは思っていたのとは逆の展開。アゲハも然りで唖然となった。女性にとっての性虐待は精神的なものだけではなく、社会的地位や関係性までもが壊される。男女平等になってもそこだけは確実に平等にはならないんだろうなと思いました。

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    2023年01月18日
  • サンドの女 三人屋

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     商店街の人々の日常と、少しの騒動。商店街の人間関係が楽しい。連作短編だし、それぞれのストーリーも軽いので、気軽に楽しく読める本。

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    2025年12月07日
  • はじまらないティータイム

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    最初は、誰が誰か分からんくて、読むのやめようかと思った。けど、どんどんメインの登場人物絞られてきて、ちゃんと読めた。
    最後2人がどうなったのか気になるけど。

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    2022年11月17日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    東京ロンダリングのその後が描かれている。少し社会派になっている。失踪する人の周囲にいる都会の片隅でひっそりと一生懸命生きている人が描かれていて読んでいて応援してしまう。

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    2022年11月08日
  • はじまらないティータイム

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    原田さんの原作のテレビドラマが面白くて、この作家さんの作品を読んでみようと思いました。奈津子の従兄弟、博昭の離婚とそれに伴う再婚と妊娠の話を中心に物語は展開されていく。従兄弟の元奥さん佐智子さん、再婚相手の里美、そして奈津子の母、ミツエ。登場人物、一人一人がどこか強めなクセがある。奈津子は、結婚6年、子どもがいない。そしてそのことを祖母から“子どもを作らなきゃ、一人前の大人とは言えないよ“と冷たく言われる。愛人を妊娠させて離婚したというのに何がいい事なのだろうか、奈津子には理解できない。そして里美、里美は努力をすればなんでも思い通りになると信じて生きてきた。そしてこれからもそれは変わらない。博

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    2022年11月03日
  • 三千円の使いかた

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    久々の一気読み

    ただの節約本かなと思い購入したが、思っていた以上に、考えさせられる内容で、夢中になり、一気読みしてしまった。

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    2022年10月16日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    単純に『東京ロンダリング』の続編かと思いきや、ちょっと趣きが違っていた。
    8話からなる連作短編集。しかし、読み進めるにつれて、登場人物がリンクしていてすべての物語がつながっていることが分かる。タイトルにもあるが、事故物件のロンダリングに、今回は失踪が絡められた内容。その背後には、大手の影が…
    この話は東京オリンピック前の段階。その後が気になる結末だった。

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    2022年10月09日
  • 三千円の使いかた

    購入済み

    三千円の使い方でその人の人生が決まる。
    三千円という絶妙な価値はあっという間に使い切ってしまうことも可能であれば、考え抜いて色々なことに使うことも出来る。
    そんな話からお金にまつわるそれぞれの家族の話を堪能できる。
    解説の内容が一番心を抉ってきます。人は人、自分は自分と思っても経済格差には目をつぶれないのは誰しもそうなんだろうな。

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    2022年10月04日
  • 三千円の使いかた

    購入済み

    おもしろく、考える本

    3千円の使いかたで、個性、年代、今だからこそ、と読んでいて、共感もたくさん。
    考えるいいきっかけにもなるな、と思いました。
    何度も読み返したくなる一冊。

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    2022年09月28日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    前作のスピンオフの短編集
    いくつかの物語の登場人物がつながってくるのが面白い。
    終わり方としてはちょっと切ないかな

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    2022年09月25日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    東京ロンダリングと違い、事故物件を巡るいくつもの短い物語が収められている。…かと思いきや、読み進める内に東京ロンダリングと少しずつリンクしていき、またそれぞれの物語が繋がっていくのが面白かった。今回はハラハラさせる場面も多く、また夢中になって一気読み!
    最後は続編を期待させるような終わり方だったが…あるのかな?

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    2022年09月06日
  • ラジオ・ガガガ

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    全6話から成る短編集で、2話までは中々のめり込む事ができず、しばらく積読となりましたが、3話目以降から面白くサラッと読めました。第5話が1番面白かったです。

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    2022年08月09日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    前作とは地続きだけれど違うお話
    長編と短編連作という違い
    前作の方が好み

    前作はロンダリングする人の、部屋に住む人の話で
    今回はその外側の人の話
    話がポンポン飛ぶから面白いんだけれど、という気持ち
    最後には全部続いているのは分かるけれど分かるまでに離れる人も出ちゃうかも

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    2022年08月06日
  • 三千円の使いかた

    j

    購入済み

    楽しくすいすい読める!

    ママ友に勧められて読んでみました。
    小説としてすいすい楽しく読めて、お金の知識も高まる、素敵な本でした。

    年代、世代、ライフスタイルなどにより、人によって異なるお金への悩みが、分かりやすく、共感しやすく、書かれています。

    読み進めていくと、お金の悩みへの対処法(対処法というと言い過ぎかも?)もわかります。

    #タメになる

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    2022年07月11日
  • ギリギリ

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    登場人物それぞれの視点で
    描かれているのが面白い。
    それぞれの脆さや弱さがひ
    しひしと伝わる表現、
    それでいて読み終わった後は
    どこがすっきり、
    さっぱりした気持ちになります。

    原田ひ香さんの作品は
    初めて読んだのですが
    他の作品も気になります!

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    2022年04月23日
  • 虫たちの家

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他 ◯

    なんらかの事情を抱えて島にやってきた女性たちが暮らす「虫たちの家」。
    実の名前を告げ合うことなく、お互いが虫からとった偽名で呼び合うのがルール。

    偽名と本名とが良い具合に入り組んできて、自分なりに整えながら読み進めなくてはならなくて、ラストに全てが繋がった時の読者としての爽快感たるや!

    とはいえ女性たちの過去が重すぎて、暗くなります。
    ネット社会って怖い…。

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    2022年04月15日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    事故物件のロンダリングに関わる人たちの連作群像劇。

    フォロワーさん4名の本棚で原田ひ香さんを知り、初めて読みました。

    204ページの失踪者探しを生業とする仙道のセリフ、

    「失踪はふらっと出て行って、ふらっと帰ってくる。だから騒ぎすぎないこと。帰る場所を残しておくこと」

    が印象に残りました。年間8万件近くの捜索願いと、その8割近くが一年以内に見つかるという日本の現状が、このセリフになったのでしょう。

    いろいろ勉強になるし、考えさせられる。

    この作品を手に取ったのは、表紙・裏表紙の晴れ間の路地の景色に見とれてしまったから。

    物語は淡々としていて、その奥に仄かに人情が流れている、そんな

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    2022年04月01日