原田ひ香のレビュー一覧

  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    やっぱりあれですな
    新潮文庫の100冊も今年の最後の一冊となりますと、なんだか一抹の寂しさを覚えますな
    タイトルから想像されるように、お金の話ですな
    金チャックと豆の木(いらないやつ)

    中盤あたりまでは、財布をめぐる逆わらしべ長者的ストーリーやな
    イソップの金の卵を産むガチョウなんて話も思い出すな(さすが、わい)

    第一話で、ハワイで手に入れたブランド財布を夫の借金のため新品のまま手放すことになったみずほと、その財布を中心とした6話の連作短編集や

    それでも、そのままじゃ終わらんのが原田さんや。
    「金は天下の回りもの」という楽観でもなければ、
    「濡れ手で粟」の一発逆転でもないんだよこれが

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    2026年03月01日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    原田ひ香さんってお金の話をリアルに書くのが得意なのかなーとおもった。最初の設定を見てわたしだったら誰に復讐するかなーとおもったとき、嫌いな人とか嫌な気持ちになったことはたくさんあるけれども大金を払って復讐したい人はいないことに気付いて、わたしの人生悪くなかったのかもとおもえた。あと「復讐は我にあり」はなるほどなとおもった、人への復讐じゃなくて自分がどう変わるかが大切なのかな。
    本自体はおもしろくはあったけど誰かに勧めたいかと聞かれたらそうでもないかもなー

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    2026年02月28日
  • 月収

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    月収の違う6人の女性たち。
    月収が4万円、8万円、10万円、100万円、300万円
    ピンとキリだ。平均値がない。私はいくらあればいいのだろう。どの人が理想なのだろう。
    年金のため生活を切り詰める。不動産投資、新NISA、と投資の情報ももらえる。1億円稼ぎたい、働かなくても暮らしていけるなんて野望を抱かせる人も現れる。
    お金の話、以前の3千円の使いかたのような内容だった。

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    2026年02月28日
  • 喫茶おじさん

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    ネタバレ

    同じ年齢だけに身に沁みる。

    自分は主人公の松尾より恵まれている。
    バツイチにもなっていないし、退職金を溶かしたりもしていない。
    しかし、退職金が出ない零細企業に勤めているし、貯金もない。
    経済環境は松尾と同じか。

    ラスト、松尾は二度目の離婚も決まり、家を処分し、小さなカフェを始める。

    これでいいのだ。
    と、思えるかどうか。
    世の中、比較に溢れている。
    成功と失敗、
    羨むような人生と、ああはなりたくない人生、
    頭の良い、悪い ——。

    人と比較せず、承認欲求をどう減らしていくか。
    やっぱり隣の芝生は青く見える。

    このままでいいのか、心配になる。
    自分の人生これでよいのか。
    このまま終わる

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    2026年02月28日
  • あさ酒

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    ランチ酒もとい、原田ひ香さんの作品が毒っけがなくてスラスラ読めるので好きであり、その続編ということで手に取った作品。
    自分はお酒を飲まないのだが、仕事終わりの、そして朝に飲むのっていいなぁと羨ましくなった。ストーリーはそんなに深くない。だけどそれが気楽で、そして食べ物や朝独特の店の描写が好き。

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    2026年02月27日
  • その復讐、お預かりします

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    20代の女性が読みそうな雰囲気。

    全体的にふんわりしたお話。
    復讐と謳ってはいるが、血なまぐささ皆無。
    そして「やりかえしたった」的なカタルシスも皆無。
    わりとモヤモヤ。「ホントにそれでいいの?」と。
    主人公の自身の復讐もまた然り。

    実写化されるならかもしれないけど、どうだろう。
    最近こんなのばっか。

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    2026年03月01日
  • 老人ホテル

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    最初のうち読みにくかったが(少し暗いからかな)、主人公の意識が変わると共に、読みにくさもなくなっていった。主人公の幸せを祈るばかり…

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    2026年02月26日
  • 古本食堂

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    珊瑚と美希喜の二人の主人公がそれぞれ一人称で語るスタイルにやや読みにくさを感じたが、ストーリーが進むに連れて没入出来るようになった。
    この作者さん、こういう作風の作品は初めてで、北村薫さんのような…と感じた。本への愛情が伝わる。続編も読んでみたい。

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    2026年02月26日
  • 定食屋「雑」

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    人に先回りされて決められるのではなく自分で決めたいと思うように決意が固まる主人公、そしてぞうさんも適当にやっているようで負けたくないものや願いはあった。

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    2026年02月26日
  • その復讐、お預かりします

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    書店でこの本を手に取って、モヤッとしてスカッとできたらいいなと思い、購入を決めた。
    良い意味で期待を裏切られた。
    確かに最近流行りのドラマなんかでも人生をかけて復讐して、それが成功してもスッキリしない終わり方が多いのは相手を自分の手で不幸にすることが本当の復讐ではないからなんだろうな。
    何を考えてるか分かりにくい成海の態度が美奈代と働くになるにつれて、少しずつ変化していくところも魅力的だった。
    『復讐するは我にあり』大事な言葉として覚えておきたい。

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    2026年02月25日
  • 月収

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    月収の異なる6人の女性の物語。
    ところが、6人それぞれが少しずつ誰かと繋がっていて、「あれ?この名前さっき出てきた人」と、また前に戻って読み返したりして読んだ。
    一橋桐子さんの本もそうだったけど、女性として、もし夫が死んだら将来どうなるんだろう。ってお金のことを考えてしまった。

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    2026年02月25日
  • 定食屋「雑」

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    最初は彼女が苦手で、でも、自分のきちんとつくったご飯をきちんと食べて欲しい思いにすごく共感できて、自分のことに他の人間がエネルギーを注がれすぎると冷めるのも共感できて、
    最後にはもっと『雑』の、続きが読みたくなった良いお話。
    それでも、やっぱりコロッケは…買う派です。

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    2026年02月24日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    読後一番の感情は、恐怖。
    寒気がするほどの恐怖を感じました。
    特に終盤はキツかった...
    よくここまで人の悪意を言語に落とせるなと。


    一話ごとに人の黒い部分に触れるので、結構心にもきます。そもそも復讐ものなので、、


    ここからはネタバレなので悪しからず。
    一言、やっぱり復讐はしないと!
    スッキリしないですよね...

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    2026年02月23日
  • 古本食堂

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    一冊読むと古本食堂に行った気分になれる本です。

    神保町はまるでテーマパークのようです。

    カレー屋さんがたくさんあります。(ボンディさん、エチオピアさん、共栄堂さん等々)

    渋い喫茶店もたくさんあります。(ミロンガさん、ラドリオさんなど不思議な名前の)

    そして古本屋さんがあるのです。

    本書にでてきた中では、小林カツ代さんのお弁当の本とか、『極限の民族』というすごいタイトルの本が気になりました。

    神保町、そこにはたくさんの出合いがありそうです。




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    2026年02月23日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    このシリーズは初めて読みましたが、読みやすかったです。団地の問題やそこでの相談を解決していくストーリー。

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    2026年02月23日
  • その復讐、お預かりします

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    原田ひ香さんをポツポツ読んでいるが、お金に絡んだ作品が多いように思う。
    婚約者に振られ会社を辞めた神戸美奈代は、復讐を行うために復讐屋に行く。セレブ相手の事務所は高額なために復讐を依頼できず、美奈代は事務所に就職してノウハウを得ようとする。身勝手な美奈代と復讐屋という背徳的な仕事にちょっと引いてしまう。
    その復讐屋の成海の仕事の進め方がいい加減。復讐をやっているようでやっていない。結果的にちょっとだけ関与して、上手く回ってしまう。
    嫌な復讐が少ないのは良いが、何か出てくる人達のシチュエーションも含めてモヤモヤしてスッキリしない内容だった。

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    2026年02月21日
  • 喫茶おじさん

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    どこか孤独のグルメを彷彿とさせる小説
    実際の喫茶店が出てきて、グルメレポが多くあり、喫茶店巡りのエッセイにも感じられた
    淡々と進んでいくので良くも悪くも盛り上がりはなく終わります
    ただ、そう言うコンセプトなのかなとも思いました
    ハラハラドキドキで次のページを捲るのも怖いような小説の方がおもしろさはありますが、主人公のどこかぼーっとした人柄は、いい意味で緊張感なく読めます
    何か読みたいけど疲れる本は読みたいくないという時におすすめです

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    2026年02月21日
  • 月収

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    お金の事を良く知る事は大事。
    でも、それよりも大切なのはどう生きるか。
    お金では得られない人との結びつきで心が潤い、満たされた人生を送れるようになった人達のお話。

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    2026年02月20日
  • 彼女の家計簿

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    本の帯に「家計簿には、生活と生きる知恵が詰まっている」と書かれていたのでてっきり節約術や生活の知恵的な本かと思ったら全く違った。ある日送られてきた祖母の家計簿(日記のような)から三世代の女性の生き方について考えていく話しだった。子供の頃から実母に愛されていなかった(と、感じていた)シングルマザーの里里が家計簿を読み解いていく中でこれからの生き方を見出していく。
    家計簿はつけていないが、私も手帳に記録のようなものを書いている。(内容は軽いものだが) この本を読んであらためて手書きの記録っていいなぁと感じた。
    捨て難いゴミになってしまうかもしれないけれど、いつか誰かが、読み返して何か感じることがあ

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    2026年02月20日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    前作を超えるのがいかにすごく、そして難しいことなのかがよくわかった。続編を楽しみにしていたが、前回ほどでは無かった。特にドラマの部分が前作ほど自分に引っかかるところがなく、分かるーみたいな感覚にはならなかった。

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    2026年02月19日