原田ひ香のレビュー一覧

  • ミチルさん、今日も上機嫌

    Posted by ブクログ

    バブル時代にモテモテだった女性のバブル後の生き方のお話し。

    バブルは経験してないので、ミチルさんみたいな経験いいなぁと思いつつ読み進めていくと、同じバブル時代を生き抜いた人でも当時の感じ方は人それぞれなんだという事が分かります。

    男には男の、女には女のプライドがあって、それを自分の人生にどう生かしていくのかということが大事なんだなと。

    結論、ミチルさんみたいに芯が強い生き方は憧れる!年末年始に読んで元気が出た1冊でした。

    0
    2024年01月13日
  • ギリギリ

    Posted by ブクログ

    亡くなった夫を中心に母、妻、妻の再婚した夫のそれぞれの思いがあり家族というものを考える機会になった。

    0
    2024年01月08日
  • ここだけのお金の使いかた

    Posted by ブクログ

    お金にまつわる話のアンソロジー。割と好きな作家さんが揃っていて予想通り楽しめた。価値観とは世代によって違うのは勿論、収入によっても異なるし、本当に人それぞれ。夫婦になる際はやっぱりそこが違うと後あとすれ違いのもとになるとつくづく感じる。ピッタリ合うということはなくとも許容範囲内でないといい関係は続かないと思う。

    0
    2024年01月03日
  • ここだけのお金の使いかた

    Posted by ブクログ

    妹が結婚した時、小さな頃から可愛がってくれた近所のおばちゃんに、「結婚生活はどう?」と聞かれ、「私ね、お金に困ってるのよ」と答えて大笑いされた事がある。お金の管理の仕方が分からずに困ってる、と言いたかったらしいけど、省略し過ぎて意味変わってるし。

    お金の問題って大切だけど、これほど個性が出る物もないなと思う。誰かの大切な物が、他の人から見たら無駄にしか思えなかったり、一般的に高価な物が関心のない人には全く無価値だったりする。だからこその面白さもあるな、と思いながら楽しく読みました。

    0
    2023年12月28日
  • ラジオ・ガガガ

    Posted by ブクログ

    老若男女の生活と、そこにスパイスを加えるラジオがテーマの短編集かな。

    私自身ラジオを生活のお供にしているけれど、登場人物たちのような濃いドラマはなく 少し羨ましいような思いもしました。

    1話の女性の三男の先生が端役として他のお話(私が確認できただけで2話)に、いずれも味のある役で登場していてほほうとなったり。

    人にされた酷いおこないに心を傷める表現があっても、後々そう言うことをするのにはその人なりの理由があるのかなって思うくだりがあるところに作者さんの懐の深さを感じたりしながら読みました。

    0
    2023年12月07日
  • ここだけのお金の使いかた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「わらしべ長者のつくりかた」の考え方が参考になった。おじいちゃんの「日本人の悪い癖だと思うんだが、仕事を楽しもうとしないんだな。働くことはしんどいことだと、自分で自分に呪いをかけてるんだ。」って言葉よかったな。楽しさや面白さは自分でつくっていくしかないんだよね。

    「二千万円の差額」も好きだなぁ。切ない家族系の物語にとことん弱い私なのであった…。

    お金というたったひとつのテーマで、全く違った景色を見させてくれる作家の方々には頭が頭が下がる思いです…!

    0
    2023年11月25日
  • ランチ酒 おかわり日和

    Posted by ブクログ

     「ランチ酒」の第二弾、「おかわり」です♪前作を読んでいたなら「おかわり」したくなりますよね!主人公はアラサーバツイチ子供はいるけれど、前夫が引き取っているので一人暮らしの犬森祥子さんです。友人の亀山太一さんの「中野お助け本舗」の「見守りサービス」を補助しています。依頼者からの仕事を終えてからの「ランチ酒」を楽しみにしている女性です。

     この作品でも第一酒から第十酒まで、美味しい描写がいっぱいです♪ある意味、というか、絶対的に羨ましいっ!!そして、原田ひ香さんってホント、美味しい描写が上手いんですよね!とっても読みやすいです。

     でストーリーの方は、祥子さんにも動きがあるし…というか、まさ

    0
    2023年11月21日
  • ほろよい読書

    Posted by ブクログ

    読後感がよい これまで読んだ複数の作家が書いた短編集は、内容が薄くなりがちな印象だったけれど、これはちゃんと読み応えがあって良かった。

    0
    2026年01月12日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イヤミスが好きだから、読後感があまりよろしくないのもけっこう好きな感じだった。
    三世代にわたる女性の貧困が描かれている。お金がないからこそ心荒むし、言葉遣いも荒いし、暴力もある。意外とこういう暮らしを送っている人身近に沢山いるんだろうな。

    あと、タイトルのDRYは心が渇くとかそういう意味だと思ったのに、まさかミイラが関係してるなんて。衝撃的だった。

    0
    2023年11月12日
  • アイビー・ハウス

    Posted by ブクログ

    わずかな違和感から不穏さがジワジワと増していく…。人を思いやるってなんだろう?結局みんな自分視点からしか考えられないよね。と思いましたマル

    0
    2023年11月05日
  • ギリギリ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ユニークな繋がりの3人の主人公
    再婚だったり、知り合って間もなかったりで、好意があるのに3人は距離を取りながら、話は進んでいく
    この距離感や遠慮がちな言動には共感してしまう 大切なことは言葉にしないと分からない それでも、それを後回しにしてしまう自分と重なってしまった
    3人がバラバラになってしまう悲しいラストに、今の自分のままではいけないと焦ってしまうほど

    身勝手な瞳さんには、全く共感できなかった 再婚よりも離婚はもっと慎重に、そして踏ん張らないといけないのではと思った 相手が優しすぎる健児だからなのかもしれないけど

    展開はテンポ良く、意味をたっぷり含ませた文章に引き込まれていく
    中村屋に

    0
    2023年10月26日
  • アイビー・ハウス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    各々の微妙な価値観のズレが最後には決定的な亀裂となってバラバラになるのが読んでいてしんどかった。しかし、その絶妙な心理描写が非常にうまい。後味の悪い終わり方だが、もしあのまま何かを誤魔化しながらアイビーハウスに住み続ける結末だったらもっと恐ろしかっただろう。価値観の多様化が進みつつあった平成後半の時代を的確に表現した作品だと思う。十年後に読んだらまた感想が変わるかもしれない。

    0
    2023年09月27日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やだやだやだ、怖い怖い。
    …でも怖いのは作中の事件じゃない。「犯人としての美代子」でもない。

    藍と美代子の二人、いやもっと言えば藍の母や祖母の人生が…。恵まれた環境とは言えない中で、もがいても、もがかなくても…上手に浮かび上がれない感じ。

    介護がただ一つのアイデンティティかつ生活の糧になってしまった美代子。その行き着く先……

    胸がつまったのが、何人も徘徊老人を略取して軟禁してたわりに、その老人を真に心配して探していた(であろう)家族は1家族だけだったという点。

    0
    2023年09月25日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    怖かった。
    原田ひ香さんよく読むのでこんな話になっていくとは思わず、でも、いつも通りの読みやすさはそのままで

    貧困に苦しむ人は、
    その人自身の責任なのかどうか
    犯罪が絡むし、グロテスクな表現もあるが、なんだかむしろ犯罪ぐらいを絡めないと、これをただリアリティに満ちた話で書くとそれこそ暗すぎる話になるんだろうなと思った

    0
    2023年09月25日
  • まずはこれ食べて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ご飯系のお話はやさしい気持ちになれるものが多いのだが、このお話はずっと重かった。
    作中の皆の閉塞感や不安、ピリピリとした空気が伝わってきそうだった。ご飯がある時だけは少し和らぐのだけど、予想とは違う。
    家政婦さんは部外者かと思ってたんどけどな。最初から欠けたメンバーが解決してくれるのかと思ってたら逆だった。欠けたメンバーはある意味重要だが、必要ではない。彼のおかげで今があり、彼のせいで今がある。
    収束に向かう話の先は漸く霧が晴れるようだった。彼らの門出がよいものとなればよいな。
    ご飯系のお話なので作中ちょいちょい出てくるのだが、鯛めしと玉子焼きが美味しそうだった。いいなあ。

    0
    2025年10月20日
  • 母親ウエスタン

    Posted by ブクログ

    慣れきった日常をキラキラした時間に変えるのは、外からの視点が必要。母親不在で壊れかけている家族に、野良猫みたいに、そっと入って来て、何とか持ち直した頃に、またそっと出てゆく。母親不在の荒れた家族に、ふらりとやって来て、またふらりと去っていく話。

    0
    2023年08月21日
  • DRY

    Posted by ブクログ

    貧困に喘ぐ親子3世代の女性の話。DRYというタイトルからcoolというか感情が乾いてるという話かと思ったら途中からとんでもない方向に。良い意味で裏切られた作品でした。

    0
    2023年08月07日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ランチ酒」シリーズ、「三千円の使い方」の原田ひ香さんの作品。

    原田ひ香さんといえば、ふんわり優しい中に人生の奥行きを感じる作品というイメージを勝手に抱いてたが、本著はまたひと味違う。
    登場人物が抱えている闇が深い。
    誰にも共感できないのに面白い。どんどん読んでしまう。

    かつては流行の最先端であったデザイナーズマンションの老朽化、欠陥、建替問題を軸に
    建築家の娘、建築家の右腕とその妻、建築家に憧れと悔恨を併せ持ち入居してきた元教師、永年の入居者である元女優など様々な人生が交錯する。

    そして隠蔽されてきたアスベスト問題。
    親戚でアスベストが原因で亡くなった人がいるので、リアルに岸田の怖さを

    0
    2023年07月23日
  • ここだけのお金の使いかた

    購入済み

    色々な話が

    お金に纏わる、色々な作家の色々な話。えっ?と思うもの有ったけれど、大体、面白く読めた。最近、ちょっと、ハズレの作品に当たって、腐っていたので、こんな、パッチワークみたいな短編集も、良いと思った。

    0
    2023年07月14日
  • ここだけのお金の使いかた

    Posted by ブクログ

    お金がメインというより、お金にまつわる短編集。他人のお金の使い方を見れるようでそれぞれ面白さった。内容もトレンドをついていて、参考になったり。気楽に読めるし、ハズレもなし。

    0
    2023年07月01日