原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ふぉぉぉ。( ゚д゚)
すんごい食の歴史小説読んだ気分。
表紙の絵が単行本はよく見るとちょっと怖かったけどw
今と昔の2つの時間軸で物語が始まって、最初は主人公の作る美味しそうなご飯の様子でワクワクします♪
それがやがてひとつのレシピで交わります。
何か映画のジュリー&ジュリアみたいな感覚。
私は料理作るのめんどくさくて嫌いなんだけど、作らなきゃいけないのでごはんを作りたくなる気分にさせてくれる本が大好きです。
いつもスマホでパッと検索してパッと作るけど、「このレシピ考えた人天才☆ありがとう(;;)」ってよく言っちゃうから、何か余計に料理を研究してる人の苦労が伝わったなぁ。
あり -
Posted by ブクログ
主人子は、フリーのSEをしながらを自作の料理の写真とレシピをSNSで発信している留希子。
実家が老舗の料理学校「品川料理学園」を経営していて、幼い頃から学校の後継者としての将来が決まっているような雰囲気を嫌って家を出て、だけども料理は好きだったので自分流のレシピを上げては認知度を上げてきた日々。
そんな彼女の日常に、昭和が始まった頃に品川家の台所で女中奉公をするしずえの姿が挟まれて進むお話。
前半、「水曜日の春菊」までは、竹の子をはじめとしておいしそうな料理が次々と出てきながらも、お話としてはややつかみどころがない感じ。
「木曜日の冷や汁」になって、理事長でありながら創業者の流れをくむ女性た -
Posted by ブクログ
戦前から終戦後までに書かれた加寿の日記のような家計簿とNPO「夕顔ネット」を通して、加寿と孫の里里が長い年月を経て繋がり、過去をたどって事実が明らかになる。
タイトルと表紙だけ見ると、明るい楽しい話のようだが、想像していたより何倍も重くて深い話だ。
過去と現在と往復しながら展開していく話は、以前読んだ原田ひ香さんの『口福のレシピ』と同じ手法だ。
最後に家族のもつれたしこりが少しほぐれるところにほっとする。
女性は家のことをやり子どもを育てればいい、外で働くことに理解されない戦前戦後の時代の悲劇なのか、加寿の人生を思うととてもつらい。
里里が加寿の家計簿から真実に辿り着いたことで、加寿の人生も少