原田ひ香のレビュー一覧

  • 虫たちの家

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    ネタバレ

    ミステリー小説?かもしれません。

    途中で挟んでくる昔の話しが、謎解きになっているのですが…最初、さっぱりわかりません。

    ネットで傷つけられた人が集う「虫たちの家」。それは、九州の小さな島にありました。マリアさんとテントウムシさんが、始めた避難所です。

    マリアさんは、当事者ではなく、テントウムシさんはネットの被害者でした。
    そこに、ミツバチさんと高校生のアゲハちゃん親子がやって来ました。
    「虫たちの家」は、島の人からは、奇異に見られていましたが、テントウムシさんは、島から追い出され無いように、最新の注意を払っていました。一応、アレルギーの治療に自然豊かな島に移住ということにしていました。畑

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    2024年04月04日
  • 彼女の家計簿

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    家計簿の本ではなかった(笑)。突然渡された昭和17年頃からの古い家計簿の備考欄に記載された日記みたいなものを読みながら、戦後と現代の女性の生き方を描くお話です。

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    2024年03月26日
  • 彼女の家計簿

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    原田ひ香さんの作品は、やっぱりおもしろい。
    いつの間にか、すうっと作品の中に引き込まれて、いつの間にか読み終わってる。

    里里が手にする加寿さんの家計簿で戦中から戦後、当時の暮らしを知る。
    歴史としてテキストで知っていることと、その時代を生きた1人の女性の日記を通してみるのとでは、リアリティが違う。小説の中のこととは分かっていても、当時を生き抜いた女性たちの強さに感服する。

    加寿さんの家計簿は、NPO法人の代表である晴美さんから、里里の母親である朋子を経由し、里里が手にすることになる。
    家計簿を大切にしていた加寿、中身を見ることなく里里に渡した朋子、向き合う覚悟をする里里。
    3人それぞれの気

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    2024年03月19日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    旅のお供として。まず関係ないけどこの本の写真?何でこんなに暗いのよ。お金に関するアンソロジー。概ねみんな面白かったけど、松村比呂美『二千万円の差額』は泣いてしまった。大切な人の死を自分のせいと思って、不安障害になったりパニック障害になったりするのはわかる気がする。うちの親はどうなるかなー。大崎梢『12万円わんこ』と福田和代『わらしべ長者のつくりかた』はうまくいき過ぎと思えるくらいいい話だった。でもこういう明るい話はいいものだ。特にわんこの莉々子のように明るくすがすがしく生きていけたらいいよなー。

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    2024年03月04日
  • 母親ウエスタン

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    3最初2つの物語が区切られながら進んで行くので時系列とか話の理解に戸惑ったけど途中で糸が繋がるようになってきてそこから引き込まれて面白かった。
    広美は捨て猫のように何かしら問題を抱えている母親がおらず父と子供たちで暮らす家にすっと入り込んではしばらくするといなくなる。
    広美は何を考えているのか何を求めていたのか。

    以下心に残ったフレーズ。
    「だけど、あおいを悲しませたりしないから安心して」
    もう十分悲しんでいることが、祐理には伝わっていない。それがあおいには何より切ないのだった

    あーこれ恋愛あるあるーと思った

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    2024年02月24日
  • 彼女たちが眠る家

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    なかなかの原田ひ香ワールドでした。最初はゆっくり読んでいましたが、途中から引き込まれてあっという間に読み終えました。少女時代の話しが少し納得出来てないとこもあるので、もう一度ゆっくり読み返してみたら納得出来るかな…。
    今の時代の生きることの難しさと、主人公達の生き抜く強さを感じました。

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    2024年01月29日
  • DRY

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    いつも原田ひ香さんの、美味しい描写がとても好きで読んでいるのです。今回もどんなかな~と思ったら、驚きました。
    DRYは貧困や介護といった社会のいわば歪みのような状況に追い込まれた女性たちの話でした。美味しい食べ物の描写はなく、カレーを食べるシーンも前後の話から全くもって美味しい匂いのするカレーではありませんでした。
    虐待の連鎖や介護による家族の犠牲といった、社会の歪みの犠牲者なのだけど懸命にもがき生きている人たち…。犯罪はいけないけれど、追い込まれると起こしてしまうんじゃないかとリアルなのかもと思いました。

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    2024年01月28日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    「そのマンション、終の住処でいいですか?」
    原田ひ香

    〜あらすじ〜
    有名建築家による一等地の中古マンション。
    誰もがうらやむその家はしかし、とんでもない欠陥住宅だった!
    上手くいくはずの改修工事は新旧住民の様々な思惑が絡み合い、混沌の様相を呈していく。
    デザイナーズマンションに人生を振り回された人々の胸中にあるのは、幸福か、絶望か、見栄か、プライドか。
    誰もが身につまされる、終の住処を巡る大騒動。






    以下ネタバレあり




    黒川紀章の中銀カプセルタワービルを彷彿とさせるストーリー。
    実話とフィクションが混じったような内容。

    一等地のデザイナーズマンション。
    しかしとんでも

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    2024年01月28日
  • 口福のレシピ

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    ネタバレ

    今はネットで簡単に見れるレシピを昔は自分の味覚、嗅覚、視覚で確かめて書き連ねているのを見ると1つ1つの料理をもう少し丁寧に作ろうと思うようになりました。

    昔の方の様々な人生観が垣間見れたのもよかったです。

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    2025年07月30日
  • ミチルさん、今日も上機嫌

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    バブル時代にモテモテだった女性のバブル後の生き方のお話し。

    バブルは経験してないので、ミチルさんみたいな経験いいなぁと思いつつ読み進めていくと、同じバブル時代を生き抜いた人でも当時の感じ方は人それぞれなんだという事が分かります。

    男には男の、女には女のプライドがあって、それを自分の人生にどう生かしていくのかということが大事なんだなと。

    結論、ミチルさんみたいに芯が強い生き方は憧れる!年末年始に読んで元気が出た1冊でした。

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    2024年01月13日
  • ギリギリ

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    亡くなった夫を中心に母、妻、妻の再婚した夫のそれぞれの思いがあり家族というものを考える機会になった。

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    2024年01月08日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわる話のアンソロジー。割と好きな作家さんが揃っていて予想通り楽しめた。価値観とは世代によって違うのは勿論、収入によっても異なるし、本当に人それぞれ。夫婦になる際はやっぱりそこが違うと後あとすれ違いのもとになるとつくづく感じる。ピッタリ合うということはなくとも許容範囲内でないといい関係は続かないと思う。

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    2024年01月03日
  • ここだけのお金の使いかた

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    妹が結婚した時、小さな頃から可愛がってくれた近所のおばちゃんに、「結婚生活はどう?」と聞かれ、「私ね、お金に困ってるのよ」と答えて大笑いされた事がある。お金の管理の仕方が分からずに困ってる、と言いたかったらしいけど、省略し過ぎて意味変わってるし。

    お金の問題って大切だけど、これほど個性が出る物もないなと思う。誰かの大切な物が、他の人から見たら無駄にしか思えなかったり、一般的に高価な物が関心のない人には全く無価値だったりする。だからこその面白さもあるな、と思いながら楽しく読みました。

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    2023年12月28日
  • ラジオ・ガガガ

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    老若男女の生活と、そこにスパイスを加えるラジオがテーマの短編集かな。

    私自身ラジオを生活のお供にしているけれど、登場人物たちのような濃いドラマはなく 少し羨ましいような思いもしました。

    1話の女性の三男の先生が端役として他のお話(私が確認できただけで2話)に、いずれも味のある役で登場していてほほうとなったり。

    人にされた酷いおこないに心を傷める表現があっても、後々そう言うことをするのにはその人なりの理由があるのかなって思うくだりがあるところに作者さんの懐の深さを感じたりしながら読みました。

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    2023年12月07日
  • 三千円の使いかた

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    お金にまつわるあるあるが詰まった小説 お金に関する悩みを抱えた5人のお話。みんなそれぞれ立場は違えど、共感できる話ばかり。ってことは現実も大体みんな同じようなことで悩んでる?小説だけど単に「面白かった」で終われない、読み終わった後に思わず自分も行動を起こしたくなる一冊。
    私はとりあえず、来年から制度が変わるNISAの見直しを実施しようと思う。

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    2026年01月08日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    「わらしべ長者のつくりかた」の考え方が参考になった。おじいちゃんの「日本人の悪い癖だと思うんだが、仕事を楽しもうとしないんだな。働くことはしんどいことだと、自分で自分に呪いをかけてるんだ。」って言葉よかったな。楽しさや面白さは自分でつくっていくしかないんだよね。

    「二千万円の差額」も好きだなぁ。切ない家族系の物語にとことん弱い私なのであった…。

    お金というたったひとつのテーマで、全く違った景色を見させてくれる作家の方々には頭が頭が下がる思いです…!

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    2023年11月25日
  • ランチ酒 おかわり日和

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     「ランチ酒」の第二弾、「おかわり」です♪前作を読んでいたなら「おかわり」したくなりますよね!主人公はアラサーバツイチ子供はいるけれど、前夫が引き取っているので一人暮らしの犬森祥子さんです。友人の亀山太一さんの「中野お助け本舗」の「見守りサービス」を補助しています。依頼者からの仕事を終えてからの「ランチ酒」を楽しみにしている女性です。

     この作品でも第一酒から第十酒まで、美味しい描写がいっぱいです♪ある意味、というか、絶対的に羨ましいっ!!そして、原田ひ香さんってホント、美味しい描写が上手いんですよね!とっても読みやすいです。

     でストーリーの方は、祥子さんにも動きがあるし…というか、まさ

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    2023年11月21日
  • ほろよい読書

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    読後感がよい これまで読んだ複数の作家が書いた短編集は、内容が薄くなりがちな印象だったけれど、これはちゃんと読み応えがあって良かった。

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    2026年01月12日
  • DRY

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    ネタバレ

    イヤミスが好きだから、読後感があまりよろしくないのもけっこう好きな感じだった。
    三世代にわたる女性の貧困が描かれている。お金がないからこそ心荒むし、言葉遣いも荒いし、暴力もある。意外とこういう暮らしを送っている人身近に沢山いるんだろうな。

    あと、タイトルのDRYは心が渇くとかそういう意味だと思ったのに、まさかミイラが関係してるなんて。衝撃的だった。

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    2023年11月12日
  • アイビー・ハウス

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    わずかな違和感から不穏さがジワジワと増していく…。人を思いやるってなんだろう?結局みんな自分視点からしか考えられないよね。と思いましたマル

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    2023年11月05日