原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっぱりあれですな
新潮文庫の100冊も今年の最後の一冊となりますと、なんだか一抹の寂しさを覚えますな
タイトルから想像されるように、お金の話ですな
金チャックと豆の木(いらないやつ)
中盤あたりまでは、財布をめぐる逆わらしべ長者的ストーリーやな
イソップの金の卵を産むガチョウなんて話も思い出すな(さすが、わい)
第一話で、ハワイで手に入れたブランド財布を夫の借金のため新品のまま手放すことになったみずほと、その財布を中心とした6話の連作短編集や
それでも、そのままじゃ終わらんのが原田さんや。
「金は天下の回りもの」という楽観でもなければ、
「濡れ手で粟」の一発逆転でもないんだよこれが
金 -
Posted by ブクログ
原田ひ香さんをポツポツ読んでいるが、お金に絡んだ作品が多いように思う。
婚約者に振られ会社を辞めた神戸美奈代は、復讐を行うために復讐屋に行く。セレブ相手の事務所は高額なために復讐を依頼できず、美奈代は事務所に就職してノウハウを得ようとする。身勝手な美奈代と復讐屋という背徳的な仕事にちょっと引いてしまう。
その復讐屋の成海の仕事の進め方がいい加減。復讐をやっているようでやっていない。結果的にちょっとだけ関与して、上手く回ってしまう。
嫌な復讐が少ないのは良いが、何か出てくる人達のシチュエーションも含めてモヤモヤしてスッキリしない内容だった。 -
Posted by ブクログ
本の帯に「家計簿には、生活と生きる知恵が詰まっている」と書かれていたのでてっきり節約術や生活の知恵的な本かと思ったら全く違った。ある日送られてきた祖母の家計簿(日記のような)から三世代の女性の生き方について考えていく話しだった。子供の頃から実母に愛されていなかった(と、感じていた)シングルマザーの里里が家計簿を読み解いていく中でこれからの生き方を見出していく。
家計簿はつけていないが、私も手帳に記録のようなものを書いている。(内容は軽いものだが) この本を読んであらためて手書きの記録っていいなぁと感じた。
捨て難いゴミになってしまうかもしれないけれど、いつか誰かが、読み返して何か感じることがあ -
Posted by ブクログ
《今みたいに本を読んで、皆が楽しんでお話して買ってくれる。それがあたしの店の、いえ、あたしと美希喜ちゃんの店のいいところになると思うの》p.45。
>店の将来展望。
>店の改装。
>珊瑚と美希喜にちょっとした軋轢。
>隣の美波さんちは文壇バーなんかも意識しているらしい。
>文壇バーの定義は?
>健文さんの見つけた台湾の作家をメインにすえたブックフェアを美波さんとこでやることになった。
>東山さんが怪我をし心配した珊瑚が帯広に帰ってしまい残された美希喜は不安。
>美希喜、大我と話す。
>美希喜と珊瑚の対話。
>珊瑚の、二つの、いや三つかなの決心。
■鷹島古書店についての簡単な単語集
【岡田三