原田ひ香のレビュー一覧

  • 人生オークション

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    『人生オークション』と『あめよび』からなる中編小説です。

    人生オークションは、りり子さんが人生のどん底から、断捨離をきっかけに再スタートをきります。断捨離はただ過去を捨て去るのではなく、過去を思い出しつつも今の自分を考えるきっかけを与えてくれるのかもしれませんね。

    あめよびは、正直、30歳前後でよく起こるドロドロの恋愛模様だなと胸焼けする思いで読み終わりました。ただ、解説で見え方が変わりました。全然わかっていなかったです。解説も必読です。

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    2026年03月03日
  • 定食屋「雑」

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    表紙に惹かれて、読みました。
    どれも美味しそう。内容も、読みやすくてよかったです。離婚の話は、こういう夫婦はたくさんいそうだなと思った。

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    2026年03月02日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    やっぱりあれですな
    新潮文庫の100冊も今年の最後の一冊となりますと、なんだか一抹の寂しさを覚えますな
    タイトルから想像されるように、お金の話ですな
    金チャックと豆の木(いらないやつ)

    中盤あたりまでは、財布をめぐる逆わらしべ長者的ストーリーやな
    イソップの金の卵を産むガチョウなんて話も思い出すな(さすが、わい)

    第一話で、ハワイで手に入れたブランド財布を夫の借金のため新品のまま手放すことになったみずほと、その財布を中心とした6話の連作短編集や

    それでも、そのままじゃ終わらんのが原田さんや。
    「金は天下の回りもの」という楽観でもなければ、
    「濡れ手で粟」の一発逆転でもないんだよこれが

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    2026年03月01日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    原田ひ香さんってお金の話をリアルに書くのが得意なのかなーとおもった。最初の設定を見てわたしだったら誰に復讐するかなーとおもったとき、嫌いな人とか嫌な気持ちになったことはたくさんあるけれども大金を払って復讐したい人はいないことに気付いて、わたしの人生悪くなかったのかもとおもえた。あと「復讐は我にあり」はなるほどなとおもった、人への復讐じゃなくて自分がどう変わるかが大切なのかな。
    本自体はおもしろくはあったけど誰かに勧めたいかと聞かれたらそうでもないかもなー

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    2026年02月28日
  • あさ酒

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    ランチ酒もとい、原田ひ香さんの作品が毒っけがなくてスラスラ読めるので好きであり、その続編ということで手に取った作品。
    自分はお酒を飲まないのだが、仕事終わりの、そして朝に飲むのっていいなぁと羨ましくなった。ストーリーはそんなに深くない。だけどそれが気楽で、そして食べ物や朝独特の店の描写が好き。

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    2026年02月27日
  • その復讐、お預かりします

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    20代の女性が読みそうな雰囲気。

    全体的にふんわりしたお話。
    復讐と謳ってはいるが、血なまぐささ皆無。
    そして「やりかえしたった」的なカタルシスも皆無。
    わりとモヤモヤ。「ホントにそれでいいの?」と。
    主人公の自身の復讐もまた然り。

    実写化されるならかもしれないけど、どうだろう。
    最近こんなのばっか。

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    2026年03月01日
  • 老人ホテル

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    最初のうち読みにくかったが(少し暗いからかな)、主人公の意識が変わると共に、読みにくさもなくなっていった。主人公の幸せを祈るばかり…

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    2026年02月26日
  • 古本食堂

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    珊瑚と美希喜の二人の主人公がそれぞれ一人称で語るスタイルにやや読みにくさを感じたが、ストーリーが進むに連れて没入出来るようになった。
    この作者さん、こういう作風の作品は初めてで、北村薫さんのような…と感じた。本への愛情が伝わる。続編も読んでみたい。

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    2026年02月26日
  • 定食屋「雑」

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    人に先回りされて決められるのではなく自分で決めたいと思うように決意が固まる主人公、そしてぞうさんも適当にやっているようで負けたくないものや願いはあった。

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    2026年02月26日
  • その復讐、お預かりします

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    書店でこの本を手に取って、モヤッとしてスカッとできたらいいなと思い、購入を決めた。
    良い意味で期待を裏切られた。
    確かに最近流行りのドラマなんかでも人生をかけて復讐して、それが成功してもスッキリしない終わり方が多いのは相手を自分の手で不幸にすることが本当の復讐ではないからなんだろうな。
    何を考えてるか分かりにくい成海の態度が美奈代と働くになるにつれて、少しずつ変化していくところも魅力的だった。
    『復讐するは我にあり』大事な言葉として覚えておきたい。

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    2026年02月25日
  • 定食屋「雑」

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    最初は彼女が苦手で、でも、自分のきちんとつくったご飯をきちんと食べて欲しい思いにすごく共感できて、自分のことに他の人間がエネルギーを注がれすぎると冷めるのも共感できて、
    最後にはもっと『雑』の、続きが読みたくなった良いお話。
    それでも、やっぱりコロッケは…買う派です。

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    2026年02月24日
  • その復讐、お預かりします

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    ネタバレ

    読後一番の感情は、恐怖。
    寒気がするほどの恐怖を感じました。
    特に終盤はキツかった...
    よくここまで人の悪意を言語に落とせるなと。


    一話ごとに人の黒い部分に触れるので、結構心にもきます。そもそも復讐ものなので、、


    ここからはネタバレなので悪しからず。
    一言、やっぱり復讐はしないと!
    スッキリしないですよね...

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    2026年02月23日
  • 古本食堂

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    一冊読むと古本食堂に行った気分になれる本です。

    神保町はまるでテーマパークのようです。

    カレー屋さんがたくさんあります。(ボンディさん、エチオピアさん、共栄堂さん等々)

    渋い喫茶店もたくさんあります。(ミロンガさん、ラドリオさんなど不思議な名前の)

    そして古本屋さんがあるのです。

    本書にでてきた中では、小林カツ代さんのお弁当の本とか、『極限の民族』というすごいタイトルの本が気になりました。

    神保町、そこにはたくさんの出合いがありそうです。




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    2026年02月23日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    このシリーズは初めて読みましたが、読みやすかったです。団地の問題やそこでの相談を解決していくストーリー。

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    2026年02月23日
  • その復讐、お預かりします

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    原田ひ香さんをポツポツ読んでいるが、お金に絡んだ作品が多いように思う。
    婚約者に振られ会社を辞めた神戸美奈代は、復讐を行うために復讐屋に行く。セレブ相手の事務所は高額なために復讐を依頼できず、美奈代は事務所に就職してノウハウを得ようとする。身勝手な美奈代と復讐屋という背徳的な仕事にちょっと引いてしまう。
    その復讐屋の成海の仕事の進め方がいい加減。復讐をやっているようでやっていない。結果的にちょっとだけ関与して、上手く回ってしまう。
    嫌な復讐が少ないのは良いが、何か出てくる人達のシチュエーションも含めてモヤモヤしてスッキリしない内容だった。

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    2026年02月21日
  • 彼女の家計簿

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    本の帯に「家計簿には、生活と生きる知恵が詰まっている」と書かれていたのでてっきり節約術や生活の知恵的な本かと思ったら全く違った。ある日送られてきた祖母の家計簿(日記のような)から三世代の女性の生き方について考えていく話しだった。子供の頃から実母に愛されていなかった(と、感じていた)シングルマザーの里里が家計簿を読み解いていく中でこれからの生き方を見出していく。
    家計簿はつけていないが、私も手帳に記録のようなものを書いている。(内容は軽いものだが) この本を読んであらためて手書きの記録っていいなぁと感じた。
    捨て難いゴミになってしまうかもしれないけれど、いつか誰かが、読み返して何か感じることがあ

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    2026年02月20日
  • ランチ酒 おかわり日和

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    前作を超えるのがいかにすごく、そして難しいことなのかがよくわかった。続編を楽しみにしていたが、前回ほどでは無かった。特にドラマの部分が前作ほど自分に引っかかるところがなく、分かるーみたいな感覚にはならなかった。

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    2026年02月19日
  • 古本食堂 新装開店

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    《今みたいに本を読んで、皆が楽しんでお話して買ってくれる。それがあたしの店の、いえ、あたしと美希喜ちゃんの店のいいところになると思うの》p.45。
    >店の将来展望。
    >店の改装。
    >珊瑚と美希喜にちょっとした軋轢。
    >隣の美波さんちは文壇バーなんかも意識しているらしい。
    >文壇バーの定義は?
    >健文さんの見つけた台湾の作家をメインにすえたブックフェアを美波さんとこでやることになった。
    >東山さんが怪我をし心配した珊瑚が帯広に帰ってしまい残された美希喜は不安。
    >美希喜、大我と話す。
    >美希喜と珊瑚の対話。
    >珊瑚の、二つの、いや三つかなの決心。

    ■鷹島古書店についての簡単な単語集

    【岡田三

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    2026年02月20日
  • 老人ホテル

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    投資話的なとこは退屈してきたけど、特別収録されたスピンオフ短編のファーストクラスラウンジがすごく面白かった

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    2026年02月19日
  • サンドの女 三人屋

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    三人屋スピンオフの続編。男を寄せ付けない雰囲気のあった前作とは一転して、3姉妹の結婚絡みのドタバタを描き、三人屋が散り散りになってしまうお話。今回出てくるダメ男は小説を書かない作家くらいで、珍しく男がカッコいい原田ひ香の小説なのであった。

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    2026年02月19日