原田ひ香のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの本は新聞の紹介欄で知りました。
九州から船で20分の小さな孤島に「虫たちの家」と名付けられたシェルターはあり、そこでは、テントウムシやオオムラサキ、ミミズと名付けられた女性たちが過去を一切明かさずに暮らしている。
その女性たちはリベンジポルノ等と言われるネットに流された写真で普通の生活が営めなくなり、逃げ場を求めてやってきた人ばかり。
そんな中に「アゲハ」という高校生くらいのとっても綺麗な娘とその母親「ミツバチ」がやってきて、それまでひっそりと営まれてきた「虫たちの家」の生活が脅かされそうになる。
「虫たちの家」に終の棲家を求めるテントウムシは危機感を覚えて、「アゲハ」の過去を探 -
Posted by ブクログ
TVのBS深夜ドラマ『台所のあるところ』を観ている人々の、個々のドラマを描いている。SNSにハッシュタグを付けてドラマの不明点、感想を書き込むことで緩やかに繋がっている。ドラマが不穏な展開になるにつれて、個々のドラマも重く不愉快な展開が続いていく。
離島出身の夫に付いて移住した妻。徐々に判明する妻の違和感。2つの姓しか居ない島で真っ二つに分かれて生活されていた。就職さえ姓が支配していた。
他の章では4人の子供がいるシングルマザー。夫の不倫による離婚と、言う事を聞かない子供たちに呆れ返る。
胸くその悪いドラマと、同じ様な個々のドラマが最後に来て、明るい方向に急展開。あれあれという感じ。終わり良け -
Posted by ブクログ
節約に関する小説なんて初めて読んだ
お金にまつわる話といえば、金がなくて悪事に手を染めるだとかお金欲しさに男を騙すだとか何かとワルっぽい話が多くなるけど、この短編たちはさっぱりと日常のお金ないよねえーってのを書いていた
わたしも昔は人と自分を比べて自分はなんて貧乏なんだと思って過ごしていたことがあるけど、見栄を張りたいと思ったことはなかったからお姉ちゃんの話で「みんなに自慢したいからハワイに行きたい」らへんのところはなんて心が貧しい人なんだろう…と感じた。
どんな指輪つけてようがどんな家に住んでようが自分が満足していたらいいのにね。羨ましいあの子にも人生いろいろあるんだよ、隣の芝生は青いね。み -
Posted by ブクログ
復讐屋の成海慶介の事件簿。
依頼主のはずの神戸美奈代が自分の復讐の依頼を断られたことをきっかけに成海の秘書になる。
第一話 サルに負けた女
猿の病気をきっかけに結婚の延期を迫られた女の復讐の依頼。
ここで、成海の復讐のパターンが明かされる。
「復讐するは我にあり」
第二話 オーケストラの女
コンマスを外された女の復讐の話
第三話 なんて素敵な遺産争い
以前成海に依頼して、離婚した妻への復縁の依頼。
このエピソードは、なんだか最後が全くしっくりこなかった。
第四話 盗まれた原稿
盗作したシナリオライターへの復讐の依頼。
完全に筋が読めるストーリー
第五話 神戸美奈代の復讐
神戸美奈代