原田ひ香のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
若者が親戚の人がやっている古書店に出入りしていくうちに古書店に愛着を持ったり、人との繋がりが増えてきて、古書店継ぎますよ〜の流れ。本が出てくる話はついつい読んでしまうし、こういう本は悪い人出てこないから安心して読める。さらさらとした恋愛話もほんのりほんわか。
神保町に行く用事があったので、それに合わせて飛行機のお供としてこの本を読んだ。美味しそうなお店がたくさん出てきて、神保町に行ってもちろん寄ってみたけど、まぁ行列でしたね。みんなこの本読んできてるのかなという気気持ち。
それにしても出てくる本は全然知らないのばっかりだったな。古典とか読んだら面白いと言われるし、分かってはいるけどハードル高いんだよなぁ。もう少し読書修行をして、読書の幅を広げたいないつも思う(思うだけ) -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の話は物品をオークションにしているので 読みやすかった
最初にブランドもののバッグや 値がつきそうなものを売っていたので簡単にお金を稼げたけれど 最後の方に服になると値がつかなかった
ブランドものだけを経験していたら お金の価値がわからなかったから服もオークションして良かったと言う言葉に服は不倫相手に見せるためのもので ブランドバッグは自分が良いと思って買っていた
自分の価値を下げるような行為はきっと そのものの値段も下がるんだなという風に感じた
2つ目の話は 白石さんが眼鏡屋さんの店長として出てくるんだけれども ちょっと 白石さんはなぜ出てきたのかわからないが 白石さんの妻は自分勝手な人であったけれども 主人公の従業員である 美子さんはしっかりした人だったの同じ女性でも立場が違う場合違う人を好むんだなと思った
2作目は結婚できないけれども オークションに絡めて考えると結婚にどれだけの値打ちをもつかで結婚に対して自分の時間や 自由を出せる人とやっぱり そこが出せない人の違い
結婚としての違い価値観の違いが見て取れた最後 別れることになって女性は 新しいパートナー 見つけ 妊娠をした時に元彼と出会うんだけれども その元彼が結婚できないんだったら 本名教えてと言ったのにその時 教えてくれなかったのに最後 教えてくれた
それは自分たちの一つの区切りがついたんだなと思う
自分たち自分たちで大切な時間をきちんと過ごせたという証明であり無駄ではなかった
それがあるからこそ今の私があり これからはそれぞれ幸せで暮らしていけそうな予感で終わったような気がする
読んだ後は何だったんだろうと思ったけれど人生のオークション というキーワードで色々考えてみると 値とは人それぞれだなという風な感覚が この物語で感じ取れた -
Posted by ブクログ
┏━━━ 感想 ━━━┓
連作短編集ですね。
続けて読まないと、誰が誰だかわからなくなる感じでした。
収入は大切ですね。
登場する女性たちは、しっかりと人生を計画して生きている人が多く、収入と生活を考えて生きていく感じが伝わってきました。
多くの人は、死に直面して、はじめて人生を考えますが、若い頃から、定期的に考えることが大切ですね。
私は、2026年、個人事業主として、副業をスタートしました。9月時点で2社のIT/DX支援をしております。本業の収入もだいぶ良い感じになってきましたが、もっと働いていきたいなと思い、働く時間を増やしています。
2社とも地方の会社の支援なので、その土地に足を運ぶんですが、楽しいですね。この仕事をしなければ行かなかったと思うと、よい選択だったと思っています。
目標をたてること、信念を貫くこと、そんな言葉が本の中ででてきますが、まさにそうだな〜と思います。もっと全力を尽くして、前に進んでいきたいと思います。
┏━━━ あらすじ ━━━┓
5人の稼ぎの違う女性が主人公のお話。
途中で時間が大きく経過するので、数年の時間軸があるお話でした。
人生観と収入に焦点をあてたお話でした。
┏━━ 主な登場人物 ━━┓
1.月収4万の女
乙部響子 66歳、無職、今まで働いたことがほぼない
真田時枝 娘
真田賢吾 娘の夫、アーティストkengo
真田乃笑 のえみ
内藤幸彦 響子元夫、1年前に離婚
城内錠 バーテンダー、店長
2.月収8万の女
大島成美 31歳
大木楓
鈴木菊子 事業家
池田 不動産屋
滝沢明海
3.月収10万を作る女
滝沢明海 29歳
滝沢明美 母、子どもに同じ名前をつける変な親
滝沢貴史 父
美空 父の彼女
萌
4.月収100万の女
瑠璃華 26歳、るりか、佐藤萌
鈴木菊子
5.月収300万の女
鈴木菊子 52歳
金原岳斗
斉藤静枝
はな
滝沢明美
-
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
大東商事で5年間秘書として働いていた27歳の神戸美菜代は、付き合っていた29歳で営業部所属の陣内俊彦に騙され(後輩との婚約を発表する)仕事を失う。陣内に復讐しようと、凄腕の復讐屋がいると噂を聞きつけ成海慶介の事務所を訪れるが「僕の復讐は金持ちやセレブのものだ」と追い返される。美菜代は成海の復讐を学びたいから秘書として働かせてほしいと頼み込み、様々な依頼に立ち会っていく。
①サルに負けた女
婚約相手に婚約を破棄されたと復讐依頼に来た女性には何もせず、破棄した男性相手に親の病気や会社の不調を大袈裟に話させて解決。
②オーケストラの女
新関東フィルのコンサートマスターをしていた女性が、理事長が連れてきた指揮者男とTVにも出てるヴァイオリニスト女に復讐(オケから2人を追放して、自分が実力で負けたのではないことを証明したい)したいとやってくる。成海は理事長と女が食事デートしているところを見せて「あんな男と付き合ってまでもオケのコンマスは得る価値のある地位なのか」と問い、別の場所での再出発を促す。
③なんて素敵な遺産争い
成海のせいで8年前に妻が家を出ていったが呼び戻したいという男性+息子。妻は「自分1人に介護させて労いの言葉もかけられなかったし遺産も受け取れなかった。強欲な義兄夫婦に復讐したいし夫にもお灸をすえたい」とのことで成海は妻に離婚を勧めていた。8年ぶりに、夫が復縁したがっている旨を妻に伝えるも「今が幸せだから。遺産を放棄するなら戻ることも考える」と話し、男性と息子は遺産の放棄は選択しなかった。
④盗まれた原稿
シナリオスクールに通う女性が、同じくスクールに通う友人に見せたシナリオを丸パクりされてそれが業界ナンバーワンのコンクールで受賞したのが悔しいから復讐したいとやってくる。成海の大学時代の先輩で有名シナリオライターの栗原麗奈を会わせ、「盗作する人は才能がないからすぐ消える。あなたはもっと作品を書きなさい。逆にあれ1つしか書けないならプロとしてやっていけない。」と激励され復讐を思いとどまる。
⑤神戸美菜代の復讐
新宿で陣内と再会した美菜代は、陣内から連絡が来ることを成海に相談するが無視しろと言われる。前の会社の同期女子会に参加した 美菜代は、陣内の妻が男児を妊娠していること、課長に昇進すること、陣内が美菜代の悪口を言っていることを聞いて復讐を決意する。陣内をホテルに呼び出しシャワーに入っている間に不倫の写真を撮っていると「復讐するな。お前は必ず後悔するから部屋から出てこい」と成海から電話が入り部屋のドアの外で待ってくれていた。成海は「復讐しなくてよかったと思える日が必ず来る。来なかったらなんでもお前の言うこと聞くよ」と美菜代に話し、美菜代はこの仕事をしながらその日を待つ人生も悪くないかもしれないと思う。
成海慶介:
母親は東北出身で才色兼備。上京してモデルをするも見切りをつけ工務店会社経営者と結婚し慶介を出産。夫の仕事が忙しくなると育児と家事のみの日々に不満を募らせ近所の病院に研修に来ていた東大の医学生と不倫。医学生には彼女がいて大学を卒業と同時に結婚。ストーカーになった母親は彼を包丁で刺し自分も自殺した。それを最初に見つけたのが小学2年生の慶介だった。ミッション系の名門私立小学校卒業…大学卒業後外資系資産運用会社に少し勤めてからこの事務所を開く。
【感想】
嫉妬や憎しみ、復讐心は誰しもが1度は持つ感情で登場人物達には共感がもてる。復讐したいなんて話は身近な人に出来る話ではなく、ましてや成海のような人がそばにいるわけではないから自分でアンガーマネジメント出来るようにならなくては。