原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正直バブル世代が羨ましいか、と問われたらわたしは「YES」とは答えないだろう。
負け惜しみとか、全然そんなのではなく。
ディスコ、週末はスキー、ハイブランドの服やバッグ、奢って貰うのが当たり前の世の中だったんだろうけど、わたしは運動が大の苦手だし、古着が好きだし、外食続きだと胸焼け起こすし...。
きっとわたしは持って生まれた庶民体質なんだろう。
でももし、わたしが20歳前後でバブル真っ只中にいたとしたら、毎晩ガンガン踊って、ベロベロになるまで飲んで、終電を逃してタクシーチケットで帰宅する、みたいな日々を送っていたんだろうか。
世間の風潮に流さた生活をしていたんだろうか。
バブルは「泡」の -
Posted by ブクログ
題名からどんな話か全く想像がつかず、なんとなくパワフルで物悲しいイメージがあった。
読んでみるとと、これまで読んできた話とは違う感じでかなり新鮮だった。
なんらかの事情で母のいない子どもを世話して各地をまわるというお話。
現代と過去の二つの視点が交錯する。
母親をテーマにした作品は数あれど、ほんのいっとき、全身全霊の愛情を注いでいなくなる母親の姿に胸がいっぱいになる。
同時に、母を求めてやまない子どもたちの姿も心が痛む。
広美さんが子供を求める姿は、ちょっと狂気的なところもあり、子どもと一緒にいられるのなら、身も心も男に捧げることすらある。
後半は子どものためにここまで…という場面もあ -
Posted by ブクログ
原田さんの原作のテレビドラマが面白くて、この作家さんの作品を読んでみようと思いました。奈津子の従兄弟、博昭の離婚とそれに伴う再婚と妊娠の話を中心に物語は展開されていく。従兄弟の元奥さん佐智子さん、再婚相手の里美、そして奈津子の母、ミツエ。登場人物、一人一人がどこか強めなクセがある。奈津子は、結婚6年、子どもがいない。そしてそのことを祖母から“子どもを作らなきゃ、一人前の大人とは言えないよ“と冷たく言われる。愛人を妊娠させて離婚したというのに何がいい事なのだろうか、奈津子には理解できない。そして里美、里美は努力をすればなんでも思い通りになると信じて生きてきた。そしてこれからもそれは変わらない。博
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購入済み
三千円の使い方でその人の人生が決まる。
三千円という絶妙な価値はあっという間に使い切ってしまうことも可能であれば、考え抜いて色々なことに使うことも出来る。
そんな話からお金にまつわるそれぞれの家族の話を堪能できる。
解説の内容が一番心を抉ってきます。人は人、自分は自分と思っても経済格差には目をつぶれないのは誰しもそうなんだろうな。
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購入済み
おもしろく、考える本
3千円の使いかたで、個性、年代、今だからこそ、と読んでいて、共感もたくさん。
考えるいいきっかけにもなるな、と思いました。
何度も読み返したくなる一冊。