原田ひ香のレビュー一覧

  • 彼女たちが眠る家

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    様々な理由から過去を消したい、逃げたいと思っている女性たちが暮らす「虫の家」というグループホーム。本名や過去は明かさず昆虫の名前で呼びあう。似たような傷を持ち、ひっそりと暮らしたいとだけ願っている。心の救いとは何か。過去から一歩を踏み出すことができるのか。辛かったことが消えることはないのかもわからないし、この先も楽ではないのかもわからないけれどそれでも生きていくしかないという現実に押しつぶされそうになりながらも必死に立とうとする姿がいい。

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    2019年05月15日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    失踪という自分からは思いもつかない世界と事故物件という世界を少し垣間見える作品でした。
    人が何かを決める時には、人と人とのつながりや温かさがあるのだと感じることができる話たちです。
    怒っている事件は普段とは違うのだけれど、それを取り囲む人たちは自分たちと同じ人間なのだと気がつかせてもらえました。

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    2019年03月10日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    東京ロンダリングの続編

    最初は前回の話が続きで読めると思い読んでいたが、少しズレる感じで、短編となっていた。
    ちょこちょこ前回の人が出てくるが、違うものなのかと思い、読み進めた。



    しかしだ!
    終わりが凄かった。

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    2017年11月09日
  • はじまらないティータイム

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    途中でやめられず一気に読んでしまった。他人の家にこっそり入ることが楽しみなんて衝撃。すごく面白かったのに、えっ!?ここで終わりなの!?とちょっとモヤモヤが残る。どんな酷い手段を使っても子供を産む者が勝者って・・・そうなのかも。

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    2017年04月07日
  • はじまらないティータイム

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    原田ひ香さん、「三人屋」「アイビー・ハウス」に続く3冊目「はじまらないティータイム」を読みました。2008.1発行。結論は、とても面白かったです。147ページの作品です。最初から82ページぐらいまでは、物語の背景の説明が続き、タイトルの意味もわからない状態でしたが、82ページからどんどんひきこまれ、もう夢中になりました(笑)そして、144ページになって、「タイトル」、了解しました!(笑)

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    2015年12月18日
  • アイビー・ハウス

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     いつもこの作家さんの本を読み始める時に、はらはらする。あらすじを見ても、自分の好みではない題材を取り扱っているように見えるから。
     アイビーハウスと呼ばれる家で暮らす2組の夫婦の物語と言うと簡単なのだけれども、4人のパワーバランスと言うか、絶妙なかみ合わなさはそれだけで面白い。
     1場で出来る舞台になりそう。それはソレで見てみたい。

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    2015年09月03日
  • はじまらないティータイム

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    夫を略奪された佐智子、その夫博昭のいとこ奈都子、奈都子の母ミツコ、博昭の新しい妻里美、この4人の物語。

    微妙な関係性の4人が、じわじわと近づいていく。
    それぞれ、なんだか曲者で、でも、それぞれに思うところがあって、う~ん、女だなと言う感じ。

    ついに4人が相まみえて、さらに、一番問題の二人佐智子と里美を残して、話が終わってしまうなんて、うーっとなります。

    初読みの作家さん。
    読みやすく、女性心理をうまく描いているなと、興味を持ちました。
    誰に共感するか?が問われているようですが、どうにも、誰にも共感はできませんでした。

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    2015年08月21日
  • はじまらないティータイム

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    ネタバレ

    大手保険会社の元重役の夫の妻であるミツエ
    娘である奈都子は結婚6年目だが、子供には恵まれない

    他人の家に入る性癖を持つ佐智子は
    里美に夫であり奈都子のいとこである博昭を寝取られ、
    一方的に離婚を言い渡される。

    離婚を助長したことに佐智子に申し訳ないと責任を感じたミツエ
    結婚式に出席してくれないことを奈都子に説得する里美

    午後にお茶を飲みながらまったりと読むことができそうな
    ほんわりした本

    努力の意味を間違えると怖い)^o^(

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    2012年08月19日
  • 古本食堂 新装開店

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    『古本食堂』の続編。前作を読んでから3年経過しているようなので、まったく登場人物の記憶がない。古本屋×カフェだと東京バンドワゴンを思い出す。

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    2026年10月05日
  • 月収

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    さまざまな月収の女性6人の物語。
    章を追うごとに登場人物が繋がっていくのも面白かったです。
    月収4万円でも悲壮感や絶望感で暗くならないところが良かったです。
    でも娘にファミレスを奢るときや、カフェで飲むドリンクのサイズなど、どうしてもお金にがめつくなるのがリアルで、
    自分はこんな生活送りたくないな…と思ってしまいました。

    結局月収が多すぎても少なくても、自分が満足できて幸せを感じられればそれが一番だと思いました。

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    2026年10月04日
  • #台所のあるところ

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    「#台所があるところ」のドラマをベースに
    各章が繋がっていくが各章とも終わりが
    なんとなく微妙な感じだったけど
    最後の「鎌倉の家」でその後がギュギュっと
    詰め込まれてある程度すっきりはしたけど
    もう少し各章にボリュームが欲しかったかな。

    ちょっと怖い感じがした「冷凍庫冷蔵庫
    合わせて五台」やそう言った暮らし方も
    いいかもしれないと思った「犬のご飯私の
    ご飯」なんかも面白かった。「半殺し」や
    「毎日揚げ物」に出てくる男どもは
    ろくでもなかったな・・・

    台所、普段はそこまで気にしていなかったけど
    意外と各家庭のドラマがあるんだなと
    改めて思ったしそこをテーマにした
    この作品も中のドラマと各章のお話が
    絶妙に緩く絡まりあっていて面白かった。
    最後になんとなく各章のみんなが
    前に進んでいく感じもよかったかな。

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    2026年10月03日
  • #台所のあるところ

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    台所は、持ち主の人生を表す場所だと感じた。
    そして、それぞれの台所の主人公は、新しい台所で人生を変える物語。
    あっ、台所は変わらないけど、新しい天ぷら鍋を手に入れた主人公も!

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    2026年10月03日
  • #台所のあるところ

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    短編集で、不穏な感じでいったん終わる各ラスト。それも嫌いではないが、何か期待はあって読み進めた。
    深夜ドラマ#台所のあるところの不穏さと、短編の各主人公の葛藤がリンクする。

    「ままならないキッチン、ままならない人生」では、冷蔵庫の買い替えは、家族の変遷を見るようだった。早くも、ここで原田ひ香さんらしさと再会できたと思えた!
    「毎日、揚げ物」短編のラストのように、嫌なことをSNSで発散する人は多いとも思った。私は、寝る前にスマホは極力見ないけど。

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    2026年10月03日
  • #台所のあるところ

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    ライフステージの変化に伴う、同居家族の増減。これを目に見えるかたちで、日々私たちに突きつけてくるのは、たしかに「家電」なのかもしれない。
    この本では、とくに「冷蔵庫」。私も、もう十数年同じ冷蔵庫を使い続けているけれど、いつだってパンパンで「もっと大きい冷蔵庫が欲しい!」と思っていた時代もあった。
    今はスカスカの冷蔵庫(冷凍庫はわりとパンパン)。なんか、感慨深い。

    『台所のあるところ』という同じドラマを観ている、関係ない人たちそれぞれが主人公の短編集。私もドラマが大好きなので(笑)、この設定には「なるほど〜、そう来たか」と思った。が、短編の本筋と、この劇中劇の進行を同時に追うのが、個人的にはちょっと煩雑な印象かも。ドラマ好きなだけに、ドラマを文章で読むっていうのが、なんか味気ない気もしてしまい……。小説部分は面白いので、そのバランスって難しいなぁと思った次第。

    現実世界でも、いろんな人がいろんなことを思って、同じドラマを観ているのだよなぁ。俯瞰してみると、それ自体もドラマなんだ。おもしろい視点の小説でした。

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    2026年10月02日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    芽衣子の図々しさすら感じる人間性が苦手で断念しかけたけど、冒頭さえ乗り切ればほぼ出てこなくて安堵。
    以降は本との出会いを通して成長していく様を描いた人間ドラマって感じで楽しく拝読。特に自己啓発やビジネス書しか読まなかった建文が、珊瑚と美希喜との出会いをきっかけに、上海式肉焼きそばと聞いてあの池波先生お気に入りの!って笑うようになったのが微笑ましい。

    初、原田ひ香作品。
    古典作品や現代文学(いわゆる文豪とよばれる方々の作品)に対してあ〜、なんか授業で習ったかも?ぐらいの認識なので、この辺の知識があればもっと楽しく拝読出来たんやろうなあと。なんとなくハードル高く感じちゃって敬遠しがち。

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    2026年10月04日
  • アイビー・ハウス

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    ネタバレ

    コンフォートゾーンにとどまろうとする人と、世の中の動きを見てコンフォートゾーンから抜け出し自分も変化していける人とそれを見ている妻たちの物語

    コンフォートゾーンにとどまりたいという人の気持ちもわかる しかし コンフォートゾーンにとどまっているだけでは周りが変化していくことに不安を感じ さらに自分の殻に閉じこもってしまう恐れがある

    世の中も人も常に変化し続けていて人生は変化の連続なんだなと思う

    老いた人は昨日できたことが今日できなくなる 変化だってある
    過去にとらわれ 未来を不安に思う
    変化はそんなに気張らなくても自分の無理のない程度で 飄々と 世の中を漂っていく 気概 でもいいのではないかなという風に思った

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    2026年10月01日
  • アイビー・ハウス

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    理想の生活をしていたはずの人たちが、少しのきっかけで崩れていく。平穏とはかくも儚いもので、夫婦であろうと相手を本当に理解しきるなんてことは不可能なのだろう。そのことを理解させようとしてくる、一見ネコちゃんかと思ったら中身は子連れの母グマだったような小説。

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    2026年09月30日
  • 人生オークション

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    人生オークション
    主人公感じている就活(自己分析とか)に対する気持ち悪さ、嫌悪感に共感しました。就活だけではなく、1のことをいかに10に見せられるか、そんな人が評価されがちな世の中に悶々とていた時の気持ちを思い出しました。
    あめよび
    読みを終わった後はなんか後味悪くて、??という印象でしたが、他の方の考察を見てなるほどなと思いました。
    なんだこの男はと思ってしまった自分も、ゴリラさんの本質に全然気づいていなかったのだなと。でも、ちゃんと言ってくれないと実際わからないし、理解できないだろうなと思いました。

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    2026年09月30日
  • 老人ホテル

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    ネタバレ

    光子と天使が仲良くなっていく途中あたりからはすごく面白かったのに、最後の展開がどうも納得できず。え、これで終わり?感がすごい。あえてこうしたっていうより、急に打ち切られた?くらいのぶつ切り感に思えた。
    もう少し天使と光子以外のホテル界隈の人も掘り下げて欲しかったな。

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    2026年09月29日
  • #台所のあるところ

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    ネタバレ

    イマドキのテレビの見方なんですかね。

    ただ、テレビドラマの方が、よくつながらなかったので、改めてそこだけ読み直しました。

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    2026年09月28日