原田ひ香のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「#台所があるところ」のドラマをベースに
各章が繋がっていくが各章とも終わりが
なんとなく微妙な感じだったけど
最後の「鎌倉の家」でその後がギュギュっと
詰め込まれてある程度すっきりはしたけど
もう少し各章にボリュームが欲しかったかな。
ちょっと怖い感じがした「冷凍庫冷蔵庫
合わせて五台」やそう言った暮らし方も
いいかもしれないと思った「犬のご飯私の
ご飯」なんかも面白かった。「半殺し」や
「毎日揚げ物」に出てくる男どもは
ろくでもなかったな・・・
台所、普段はそこまで気にしていなかったけど
意外と各家庭のドラマがあるんだなと
改めて思ったしそこをテーマにした
この作品も中のドラマと各章のお話が
絶妙に緩く絡まりあっていて面白かった。
最後になんとなく各章のみんなが
前に進んでいく感じもよかったかな。 -
Posted by ブクログ
ライフステージの変化に伴う、同居家族の増減。これを目に見えるかたちで、日々私たちに突きつけてくるのは、たしかに「家電」なのかもしれない。
この本では、とくに「冷蔵庫」。私も、もう十数年同じ冷蔵庫を使い続けているけれど、いつだってパンパンで「もっと大きい冷蔵庫が欲しい!」と思っていた時代もあった。
今はスカスカの冷蔵庫(冷凍庫はわりとパンパン)。なんか、感慨深い。
『台所のあるところ』という同じドラマを観ている、関係ない人たちそれぞれが主人公の短編集。私もドラマが大好きなので(笑)、この設定には「なるほど〜、そう来たか」と思った。が、短編の本筋と、この劇中劇の進行を同時に追うのが、個人的にはちょっと煩雑な印象かも。ドラマ好きなだけに、ドラマを文章で読むっていうのが、なんか味気ない気もしてしまい……。小説部分は面白いので、そのバランスって難しいなぁと思った次第。
現実世界でも、いろんな人がいろんなことを思って、同じドラマを観ているのだよなぁ。俯瞰してみると、それ自体もドラマなんだ。おもしろい視点の小説でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ芽衣子の図々しさすら感じる人間性が苦手で断念しかけたけど、冒頭さえ乗り切ればほぼ出てこなくて安堵。
以降は本との出会いを通して成長していく様を描いた人間ドラマって感じで楽しく拝読。特に自己啓発やビジネス書しか読まなかった建文が、珊瑚と美希喜との出会いをきっかけに、上海式肉焼きそばと聞いてあの池波先生お気に入りの!って笑うようになったのが微笑ましい。
初、原田ひ香作品。
古典作品や現代文学(いわゆる文豪とよばれる方々の作品)に対してあ〜、なんか授業で習ったかも?ぐらいの認識なので、この辺の知識があればもっと楽しく拝読出来たんやろうなあと。なんとなくハードル高く感じちゃって敬遠しがち。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコンフォートゾーンにとどまろうとする人と、世の中の動きを見てコンフォートゾーンから抜け出し自分も変化していける人とそれを見ている妻たちの物語
コンフォートゾーンにとどまりたいという人の気持ちもわかる しかし コンフォートゾーンにとどまっているだけでは周りが変化していくことに不安を感じ さらに自分の殻に閉じこもってしまう恐れがある
世の中も人も常に変化し続けていて人生は変化の連続なんだなと思う
老いた人は昨日できたことが今日できなくなる 変化だってある
過去にとらわれ 未来を不安に思う
変化はそんなに気張らなくても自分の無理のない程度で 飄々と 世の中を漂っていく 気概 でもいいのではないかなという風に思った