原田ひ香のレビュー一覧

  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    身寄りもない、友達もいない桐子(76)が、刑務所に入るために犯罪を画策する‥という話で、なんか、他人事じゃない話すぎて、読んでて苦しくなってしまった‥。

    桐子の人となりの良さがあったからの結末にはなったけど、私も将来はそうなるかもしれないし、自分の母親もそうなるかもしれない。原田さんの本はこういうリアルな話が混ざってて、うおぉ〜となる。

    話自体はとてもほっこりするものもあって、雪菜ぁぁ!久遠ぉぉ!と、愛情爆発した。笑

    シリーズだから、79歳になった桐子がどんな人生を歩んだのか追っていきたい気持ちになった。

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    2025年10月30日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    ネタバレ

    原田さんの作品ってお金の事はもちろん
    これからの老後の事だったりと色々と
    考えさせられるテーマなんだけど
    今回は限界団地。老朽化した団地で
    住んでる住人の平均年齢が60歳、団地の
    老朽化だけでもそこそこ問題なのに、
    住人の病気や借金問題、居住外国人に
    孤独死。なんか日本の縮図みたいな内容で
    終盤の理事会のごたごたなんかは
    意外と日本のあちこちで大小問わず
    問題になってそうな話でした。

    何だかんだと色々と落ち着いた桐子さんと
    雪菜ちゃんほんとによかったし、この団地の
    管理人に差配した久遠さんGJでした。

    後、なかなか難しいだろうけど桐子さんが
    提案するゆるい遺言みたいなシステムは
    これからの

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    2025年10月29日
  • 月収

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    月収4万から300万まで、月収の違う女性たちの視点で見ると、見えてくる世界も違う気がする。

    パパ活して収入を得ている瑠璃華は、月に100万円の収入が目標であり、それを何に使うかは特に考えていない。
    パパに買ってもらうブランド品より、自分の話を聞いてくれた菊子が『自分のためにつけなさい』と買ってくれたピアスの方が意味のある物だったと思う。

    菊子は亡くなった夫の財産を受け継ぎ、不動産や株、投資信託で利益を得ていて、お金には不自由しない。
    人助けでお金を出してあげることも苦にならない。
    だが、菊子は児童養護施設で給仕のお手伝いを頼まれ、そこで労働するうちに、お金ではなくもっと大切なものに気がつく

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    2025年10月28日
  • 月収

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    楽しくかつ粛々と読める本。本書は様々な月収の女性たちを主人公に、お金にまつわる気持ちの変化を描く、連続短編小説。お金に関する実用書は端的に役立つ知識を授けてくれるが、この物語はお金に関する向き合い方を示してくれているように思えた。色々な登場人物に共感したり思いを馳せたりできる、良い小説だった。

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    2025年10月27日
  • その復讐、お預かりします

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    “復讐屋”という(架空の)職業のお仕事小説。
    主人公・成海慶介の信条は「復讐するは我にあり」。
    正確な意味を認識していなかったが、
    この作品を読めばよくわかる。
    軽い気持ちで読めるが、途中、ふと考えたり。
    第五話(最終話)はドキドキする展開。
    スカッとはしないかもしれませんが、
    私は、読後感はよかったです。

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    2025年10月27日
  • まずはこれ食べて

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    題名、そして各短編を通じての主人公である家政婦・筧が料理を通じて織りなす温かい小説……を想像していた。しかし、序盤の胡雪と筧のやりとりを読むにつけ違和感を抱いた。同じ大学で学んだ仲間と起業したIT会社。発起人の失踪後から物語は始まる。そこに、筧の暗い過去が「合流」し、重さが増していく。最後はマイルドなサイコパス小説のようで、あまり後味は良くなかったな~

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    2025年10月26日
  • 喫茶おじさん

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    ずっと読みたかった本だから
    やっと借りれて嬉しかった!

    おじさんの喫茶店巡り!
    コーヒーが好きな私もやってみたいな
    と感じた!
    自由なおじさんがすごくうらやましかった⭐︎

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    2025年10月26日
  • 図書館のお夜食

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    ランチ酒が好きでこの本も手に取ったが、ご飯のシーンが想像より少なかった。

    作者の本へ対する愛情が感じられた。
    知らない本ばかり出てきて、次読みたいリストにいれた。こうやって今まで自分だけでは知ることのなかった本を知りるのはとても嬉しく思う。

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    2025年10月26日
  • 喫茶おじさん

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    わたし、このおじさん(純一郎)はあまり好きじゃないなぁ…。いろんな人から「わかってない」と言われるけどどこかボーッとしてて。考えてることもなんだか独りよがりで。近くにいたらイライラしちゃいそう。でもその反面、そののんびりとした感じが純一郎の魅力なのだろうとも思う。

    喫茶店での食事の描写は「孤独のグルメ」のよう。美味しそう。モヤモヤしつつも喫茶店で美味しいものを食べて飲んでしてたら、まいっかってなっちゃう脱力感は嫌いではない。

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    2025年10月25日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    お金を貯めるアイディアが出てくるのかと思ったが、そこまでのレクチャー本ではなく、一つのルィヴィトンの財布をめぐっての物語だった。 

    第一話の葉月みづほの話は面白かった。
    夫からもらう5万円の生活費の中から2万円を貯金して、2年半後に家族でハワイ旅行に行き、念願のルィヴィトンの財布を手に入れる。
    それでもどん底まで落ちてしまうのだが、築古物件を自分でリフォームして人に貸し、会社を立ち上げ資産を築くまでに至る。
    簡単な話のようだが、利益が出るなら大工さんは皆やるだろうな。
    節約雑誌にコラムを載せている善財夏実の話も面白い。
    夏実のような人が近くにいたら、いろいろと知恵をお借りできるのになあと思う

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    2025年10月25日
  • 彼女の家計簿

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    お金の話かと思いきや三世代に渡った女性の人生の話だった。
    祖母は生まれた時代が違っていたら、いわゆるキャリアウーマンの人生だったんだろうな。そもそも◯◯ウーマンとか、◯◯女子とか、「女」を表す名詞の前に単語が入る風習がある時点で、今も差別が残っているといえるのかもしれない。

    最近では女性総理が誕生した。時代は確実に変わっていることを生きているだけで実感する。
    だけど社会で活躍したい女性にとって、今の時代は生きやすいといえるのかどうかはわからない。そのうち◯◯女子みたいな言葉を「女性だから」という境界線を引く用途で、自然と使わなくなる時代がきた時は、どんな社会になっているんだろう…といろいろ考

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    2025年10月24日
  • 東京ロンダリング

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    不動産の事故物件などに住む仕事をして生活する主人公。
    そんな仕事もあるんだなぁっと思いました。
    そんな物件に住みながら、町の人や大家さんとの関わりから、自分がどう生きていきたいか見つけていくのがいい感じでした。もどかしい部分もあるけど、読みすすめていくうちに主人公の気持ちも理解できちゃう感じですね。

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    2025年10月23日
  • その復讐、お預かりします

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    思っていた復讐の物語とは違う。
    何か推理やミステリー要素があるかと思うが、全くない。
    ただ、作品としての評価は良い。

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    2025年10月22日
  • 古本食堂

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    とても良かった。あたたかい気持ちになった。

    大学院生と大叔母の二人の女性が古本屋を舞台に、自分の人生や周りの人々との関わりについて改めて考える。登場人物みんながすごく良い人で、他人に優しい。こんな風に、ゆったりとした人生も良いなー。

    この先どうなるの?と思ったら続編が出てた!早速チェックしないと!

    ドラマとか、映像化も良さそうな作品。

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    2025年10月21日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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     まだピンと来ない話題ではあるものの、遠からず桐子さんのような未来が私にもやって来ないとも限らない。桐子さんは人に恵まれていたからこのような結末に落ち着いたが、困窮し生活が立ち行かなくなるご老人はこれからもっと増えていくだろう。良い人柄が運気を上向かせることは多いと感じるので、桐子さんのように誠実で優しい人でありたい。重たいテーマだがコミカルに描かれているのでとっつき易く門戸が広い。続編も楽しく読めそう。

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    2025年10月20日
  • 古本食堂 新装開店

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    「古本食堂」の続編。
    相変わらず神保町のおいしそうなお店に惹かれます。

    日本橋弁松総本店のお弁当
    いもやの天ぷら定食
    武膳のごぼう天うどん
    メナムのほとりのカレー
    新世界菜館の今週の定食

    狐兎っていうおばんざいと日本酒のお店や鰻のなかやもすごくおいしそう。
    山の上のホテルは休館中なので、行けないのが残念。

    どうも原田さんの作品は、私にとってはおいしそうな実在のお店の紹介の方が魅力的で、あまりストーリーの印象が残らない傾向が(汗)

    本では武者小路実篤「愛と死」、三浦哲郎「忍ぶ川」
    松谷みよ子のちいさいモモちゃんシリーズは子どもの頃よく読んでいたけど、珊瑚さんがずっと疑問に思っている場面が

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    2025年10月18日
  • 喫茶おじさん

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    喫茶おじさん 純一郎、知り合いだったらゆったりとした時間が過ごせていいけど、家族だったらイラッとしそう。さくらや斗真、周囲の知人達も、結構なキツイ言葉を投げかけている。自分の方が優位な立場に立てて楽だからかも。特に自分が弱ってる時は、優秀な人と話すのはシンドイし。
     あんまり好きなタイプではないけど、何もわかってなかったり老後をちゃんと考えてなかったかりする点は、自分も一緒で、もしかしたら自分も周りからこんな風に見られてるのかもと、胸がドキリとした。
     余談ではあるが、喫茶店をハシゴしてこんなに味の濃いものや甘いものを食べまくっている純一郎の健康面が心配になってしまう。

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    2025年10月18日
  • 古本食堂

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    実在のお店紹介が多い原田ひ香さんらしい昨日。
    今作は古本×神保町グルメ。

    国文科の大学院生・美希喜とその大叔母・珊瑚の二人の視点で語られるのだけど、たまにどっち視点かわかりづらい時が。

    二人とも性格良い女性で、彼女たちを取り巻く人たちもクセはあっても憎めないキャラばかりなので、心穏やかに読み進められました。
    特に滋郎叔父さん・後藤田先生・東山さんなどの年配男性たちが魅力的です。

    神保町は数回しか行ったことないけど、こういう物語を読むと遊びに行きたくなっちゃいますね!

    小林カツ代「お弁当づくりハッと驚く秘訣集」×笹巻けぬき寿司
    本多勝一「極限の民族」×ボンディのビーフカレー
    樋口譲ニ「十

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    2025年10月15日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    お金に振り回される人々の話。
    短編集によくある登場人物がつながっていく構成で、ヴィトンの財布が中心にある。
    みんな必死に生きているけれども、ちょっと読んでて辛くなる。
    希望の色も少なめで、これがこの時代の現実なのかもしれないな。
    幸せってなんなんだろうな。

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    2025年10月14日
  • その復讐、お預かりします

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    もっとすかっとした復讐の話かと思ったが、そうではなかった。個人的には、スカッとした復讐話の方が気持ちが良かった。

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    2025年10月14日