原田ひ香のレビュー一覧

  • 失踪.com 東京ロンダリング

    Posted by ブクログ

    面白いし引き込まれるんだけど、サスペンスなのか?
    登場人物の絡みも中途半端で、しかし面白いから読み進めてしまう。
    で、読み終わってまた最初のページを繰り、この人はここまで、この人はまた出てくる…と頭の中で整理をつける。
    シリーズ0と言われている「東京ロンダリング」を読んでから読んだ方が良かったかしら。

    0
    2026年05月26日
  • 東京ロンダリング

    Posted by ブクログ

    りさ子は離婚して住むところがなくなり、事故物件に一ヵ月住むというロンダリングをすることになる。
    事故物件といっても心霊現象とかが起きるわけでもない。設定そのものがおもしろく、なんとなくありそうな出来事なところがいい。
    離婚直後のりさ子の虚脱した状態からロンダリング中に富士屋で働き人との接点をえることで感情を取り戻して行く姿、ロンダリング仲間の菅と少し距離を埋めていく過程などロンダリングしていても次第に人間性を取り戻していくことに安心する。

    0
    2026年05月22日
  • 老人ホテル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらすじなどを調べずに、題名だけで原田ひ香さんの軽快な物語かなと思って気軽に手に取ってしまった。

    生活保護を当然の権利として受給している両親のもとで育った天使(えんじぇる)の物語。計画性のない大家族の子どもの1人で、小さいころはテレビの取材がたびたび入っていた。

    特殊な環境で育ったので世間との感覚がかなりずれていて、読んでいて本当にどんよりしてしまった。一生懸命生きようとしているところは良いのだけど、周囲の環境がひどくて悲しくなってしまう。

    読後感もあまりよくなく、もったりとした嫌な気持ちだけ残ってしまって、もう読み返したくないと思った。

    古本食堂 や 三千円の使いかた と比べると、ポ

    0
    2026年05月21日
  • サンドの女 三人屋

    Posted by ブクログ

    三人屋の三姉妹に関わる男性たち目線のお話。
    前作よりはこちらの方が好み。
    理人くんがなかなかいいキャラクターしているなと思った。
    最後はいい感じにおさまってよかった。

    ふわふわのたまごサンド食べたい!

    0
    2026年05月21日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    食べ物を囲む二人の間柄も境遇も様々。ほっこり穏やかばかりではない。
    丁寧で淡白だったり、舌が痺れるほどジャンクな味わいだったり一筋縄でいかない閉じた空間は止まらない味わい。

    0
    2026年05月20日
  • アイビー・ハウス

    Posted by ブクログ

    二組の夫婦が一つの家で共同生活をする
    住居費を折半すれば、そこまでお金を稼ぐことなく暮らせるという考えで生活する4人

    生活していくうちにそれぞれの考え方の違いで歪みができていって、、共同生活は崩壊するのか

    ダブル不倫という話かと思ったが違った
    一緒に暮らすというのは大変だな

    0
    2026年05月20日
  • 三人屋

    Posted by ブクログ

    朝・昼・晩で店主もメニューもガラリと変わる不思議な店「三人屋」。
    喫茶店、うどん屋、スナック……それぞれの時間帯に登場する料理の描写がとにかく美しく、圧倒的にお腹が空く作品だ。

    森野俊生の場合。喫茶店のつもりが昼のうどん店に紛れ込んでしまった俊生の慌てようと、女店主・まひるのぶっきらぼうさの対比(笑)。そこに差し出されるエッジの立った美しい讃岐うどんの対比は鮮烈で、五感が刺激された。

    私自身が三姉妹の末っ子ということもあり、彼女たちの関係性には特別な愛おしさを感じた。物心ついた時から一緒にいる同年代の仲間。「あの時あんなことがあったね」の一言で、他の誰とも共有できない同じ風景を頭の中に浮か

    0
    2026年05月17日
  • 東京ロンダリング

    Posted by ブクログ

    数年前に事故物件、いかがですか?を先に読んでいたためすぐに話に入り込めた!

    曰く付きの物件ってだけでなんとなく住む気にはなれないけどこういうお仕事してる人本当にいそうだなぁ

    それにしても「富士屋」の定食がおいしそうで、夜に読んじゃダメな本だった
    豚のこしょう焼きも美味しそうだし、りさ子の提案していた煮卵も作ってみたいと思った

    主人公がどんどん人間らしく生き生きとしていく様子が描かれていてよかった

    0
    2026年05月17日
  • 人生オークション

    Posted by ブクログ

    表題人生オークション
    訳ありの叔母の家で不要なものをネットオークションで処分していく
    売らずに(売れずに)残るもので再スタート

    あめよび
    こちらの方が好きな物語だった
    結婚はしないと言いながらも、安易に好きだなんていう輝男という男の気持ちはわからないけれど
    何か書かれていない深い事情があるのかもしれず、諱という初めて聞く言葉が少し不穏な感じがあってよかった

    0
    2026年05月17日
  • 人生オークション

    Posted by ブクログ

    女性2人の人生を垣間見た小説2編でした。

    『人生オークション』は離婚後の叔母の世話をすることになった姪が主人公目線で始まります。
    引っ越しはしたが良いが段ボールがたくさん積み重ねてあり、寝る所もないからオークションで売って行くことになります。
    叔母にとってどう言う物・事が大切かが、一緒オークションを出品して姪も分かってくるようになります。オークションで知り合ったヒヨ子との交流も描き、叔母と姪の関係も変化していきます。
    人生再スタートさせるための、少しだけ元気が貰える話だと感じました。
    『あめよび』は、アラサーの眼鏡店員の美子とハガキ職人(フリーター男)との恋愛だと思ったら、秘密を共有している

    0
    2026年05月16日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    結構暗い話だった。
    お金の話は好きなので、もっと庶民の生活に関わるお金を中心とした明るいフィクションなのかなと思ってたので、読み終わったあとちょっとモヤモヤしてしまった。
    でもある意味現実的な話ではあると思う。

    0
    2026年05月16日
  • 東京ロンダリング

    Posted by ブクログ

    *********************************************
    離婚して帰る場所を失った32歳のりさ子が、
    事故物件(変死や自殺があった部屋)を住み継ぎ、
    その部屋をロンダリング(浄化)する仕事を通じて、
    孤独な無気力生活から自分を取り戻していく物語。
    *********************************************

    大きく感情を動かされ、感銘を受けることもない。
    けど設定が面白く、重くも軽くもなく読みやすい。

    闇が垣間見える話だけど、登場人物みんな良い人。
    かなりお節介な人も出てきて一旦ムッとするけど、
    その世話焼きで人間として再生さ

    0
    2026年05月14日
  • 定食屋「雑」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    商店街の定食屋さんを営む雑さんと、離婚を切り出され、雑で働くことになった沙也加の物語。
    2人がなかなか良いコンビになっていくのが良い。演技のうまい女優2人で映画化でもしたらいいものになりそう。
    ぬか漬けやってみたくなる。

    0
    2026年05月11日
  • 老人ホテル

    Posted by ブクログ

    やはり原田ひ香さんが描く物語は個人の闇が深い…
    常に何かから逃れようと不安がつきまとうところは怖かった。終わり方もあんまりハッピーではないかも。
    でも何とか人生に食らいついて生きていくという活力は得た。

    お金を稼ぐことは、それまでの労力が絶対にある。
    そしてそうまでして"お金を稼ぐ"ことだけが幸せとは限らないのかな…と思った。

    0
    2026年05月07日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    一つのルイヴィトンの財布が様々な人の手に渡っていく。財布を手にした人のお金に関わる問題を各章ごとに掘り下げ。解決したりどつぼにはまったり

    0
    2026年05月06日
  • 古本食堂 新装開店

    Posted by ブクログ

    前書の復習をしないと、登場人物とそれを取り巻く背景をすっかり忘れてしまっている。
    時間がない人は自分からプロポーズか。考えるな(笑)

    0
    2026年05月04日
  • 図書館のお夜食

    Posted by ブクログ

    もともと、続きが繋がるような短編のお話が好きで読みました。

    うーん……。続編が欲しい気がします……。
    最後が少し消化不良だったのと、登場人物の各話と料理との関連性があんまり感じられず……。

    世界観は、優しく、読みやすかったです!
    こういった世界いいなと思いながら、私は読みました。
    あと、私は現代小説しか読んでこなかったので、知らない文学作品や、エッセイを知ることができたのは、よかったです!
    エッセイも今度読んでみようと思っています!

    0
    2026年05月03日
  • はじまらないティータイム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夫婦2人暮らしの奈都子は、母親から従兄弟が不倫の末に離婚し、デキ再婚した話を聞かされるシーンから物語は始まる。

    周りの期待に応えるよう真面目に生きてきた奈都子は、努力という名のもとに自己中心的に生きてきた新妻にある種の興味を持つ。一方で、過干渉で噂好きな性格から家族に疎まれている母・ミツエは、不仲な両親のもとで育ち、友達もいない子供時代を過ごした元妻には不思議と受け入れられた。

    真面目で夫とも距離を保っていた奈都子は、新妻里美のような必死さが足りないと感じているし、里美は自分のしたことや新婚なのにうまくいっていない夫婦生活とこれから向き合わなければいけない。
    元妻の佐智子は、自身の悪癖の原

    0
    2026年05月03日
  • 三人屋

    Posted by ブクログ

    朝は三女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、夜は長女のスナック通称三人屋
    それぞれ絶品のものを食べさせてくれる
    出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主の話
    好きだなー

    0
    2026年05月02日
  • ほろよい読書

    Posted by ブクログ

    お酒が好きなのと読んだことのない作家さんを開拓したくて手に取りました。
    一言にお酒をテーマにと言っても、お酒の失敗や作り手の跡取り、人それぞれの楽しみ方…いろんな視点からのお話が詰まったアンソロジーです。
    初恋ソーダでは仲良くしていた山城という男性を主人公の家にあげて、手作りのお酒を振る舞う場面がありますが、短時間自分のテリトリーの中で過ごす中で価値観の違いにより主人公の女性が示す不快感がまざまざと描かれており面白かったです。自分の大切にしているものを雑に扱われるくらいなら1人の方がいいという気持ちはわかりますね。
    また、原田ひ香さんの定食屋「雑」も面白かったです。丁寧な味の料理をお酒で流し込

    0
    2026年05月02日