原田ひ香のレビュー一覧

  • まずはこれ食べて

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    おばあちゃんかな、疲れたときに、ほらまずはこれ食べて、とそっと癒してくれる話と思ってたら全く違うから気をつけて!
    学生時代に立ち上げたベンチャー企業で働く若者たちのそれぞれの視点からの連作短編集。最近ぎくしゃくしてたけど家政婦筧さんのお料理で和み始める中での柿枝という不穏(だれ?!)。筧さんはお世辞にもほっこりしてないけど、新しいタイプの家政婦は見た!な人で少しずつ絡まった糸が解けていく。
    それにしてもリーズナブルで美味しそうなごはんがたくさん。ミステリ×飯テロの新たな味わいの物語。

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    2025年10月26日
  • まずはこれ食べて

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    題名、そして各短編を通じての主人公である家政婦・筧が料理を通じて織りなす温かい小説……を想像していた。しかし、序盤の胡雪と筧のやりとりを読むにつけ違和感を抱いた。同じ大学で学んだ仲間と起業したIT会社。発起人の失踪後から物語は始まる。そこに、筧の暗い過去が「合流」し、重さが増していく。最後はマイルドなサイコパス小説のようで、あまり後味は良くなかったな~

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    2025年10月26日
  • 図書館のお夜食

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    ランチ酒が好きでこの本も手に取ったが、ご飯のシーンが想像より少なかった。

    作者の本へ対する愛情が感じられた。
    知らない本ばかり出てきて、次読みたいリストにいれた。こうやって今まで自分だけでは知ることのなかった本を知りるのはとても嬉しく思う。

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    2025年10月26日
  • 彼女の家計簿

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    お金の話かと思いきや三世代に渡った女性の人生の話だった。
    祖母は生まれた時代が違っていたら、いわゆるキャリアウーマンの人生だったんだろうな。そもそも◯◯ウーマンとか、◯◯女子とか、「女」を表す名詞の前に単語が入る風習がある時点で、今も差別が残っているといえるのかもしれない。

    最近では女性総理が誕生した。時代は確実に変わっていることを生きているだけで実感する。
    だけど社会で活躍したい女性にとって、今の時代は生きやすいといえるのかどうかはわからない。そのうち◯◯女子みたいな言葉を「女性だから」という境界線を引く用途で、自然と使わなくなる時代がきた時は、どんな社会になっているんだろう…といろいろ考

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    2025年10月24日
  • 東京ロンダリング

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    不動産の事故物件などに住む仕事をして生活する主人公。
    そんな仕事もあるんだなぁっと思いました。
    そんな物件に住みながら、町の人や大家さんとの関わりから、自分がどう生きていきたいか見つけていくのがいい感じでした。もどかしい部分もあるけど、読みすすめていくうちに主人公の気持ちも理解できちゃう感じですね。

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    2025年10月23日
  • 古本食堂

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    とても良かった。あたたかい気持ちになった。

    大学院生と大叔母の二人の女性が古本屋を舞台に、自分の人生や周りの人々との関わりについて改めて考える。登場人物みんながすごく良い人で、他人に優しい。こんな風に、ゆったりとした人生も良いなー。

    この先どうなるの?と思ったら続編が出てた!早速チェックしないと!

    ドラマとか、映像化も良さそうな作品。

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    2025年10月21日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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     まだピンと来ない話題ではあるものの、遠からず桐子さんのような未来が私にもやって来ないとも限らない。桐子さんは人に恵まれていたからこのような結末に落ち着いたが、困窮し生活が立ち行かなくなるご老人はこれからもっと増えていくだろう。良い人柄が運気を上向かせることは多いと感じるので、桐子さんのように誠実で優しい人でありたい。重たいテーマだがコミカルに描かれているのでとっつき易く門戸が広い。続編も楽しく読めそう。

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    2025年10月20日
  • 古本食堂 新装開店

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    「古本食堂」の続編。
    相変わらず神保町のおいしそうなお店に惹かれます。

    日本橋弁松総本店のお弁当
    いもやの天ぷら定食
    武膳のごぼう天うどん
    メナムのほとりのカレー
    新世界菜館の今週の定食

    狐兎っていうおばんざいと日本酒のお店や鰻のなかやもすごくおいしそう。
    山の上のホテルは休館中なので、行けないのが残念。

    どうも原田さんの作品は、私にとってはおいしそうな実在のお店の紹介の方が魅力的で、あまりストーリーの印象が残らない傾向が(汗)

    本では武者小路実篤「愛と死」、三浦哲郎「忍ぶ川」
    松谷みよ子のちいさいモモちゃんシリーズは子どもの頃よく読んでいたけど、珊瑚さんがずっと疑問に思っている場面が

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    2025年10月18日
  • 古本食堂

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    実在のお店紹介が多い原田ひ香さんらしい昨日。
    今作は古本×神保町グルメ。

    国文科の大学院生・美希喜とその大叔母・珊瑚の二人の視点で語られるのだけど、たまにどっち視点かわかりづらい時が。

    二人とも性格良い女性で、彼女たちを取り巻く人たちもクセはあっても憎めないキャラばかりなので、心穏やかに読み進められました。
    特に滋郎叔父さん・後藤田先生・東山さんなどの年配男性たちが魅力的です。

    神保町は数回しか行ったことないけど、こういう物語を読むと遊びに行きたくなっちゃいますね!

    小林カツ代「お弁当づくりハッと驚く秘訣集」×笹巻けぬき寿司
    本多勝一「極限の民族」×ボンディのビーフカレー
    樋口譲ニ「十

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    2025年10月15日
  • あさ酒

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    今回は婚約破棄されて見守り本舗に新しく入った恵麻のお話し。
    おっ‼この店は家の近くにもある、あのハンバーグ屋だ‼となんだか嬉しくなってしまった。

    良い方向に行くお話しに、物語だからな〜っと思ってしまう所はあったけど…

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    2025年10月13日
  • ランチ酒 今日もまんぷく

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    ランチ酒シリーズ第3弾
    見守り業のお話の方もあれですが、祥子さんが行くお店のどのお料理もお酒も美味しそうで、お腹空いちゃました。1番食べたくなったのはウニクレソン 広島に行く機会があったら絶対に行こうと思います‼︎

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    2025年10月12日
  • ほろよい読書

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    ネタバレ

    すっきりスイスイと読めて心地よかった。お気に入りは「定食屋『雑』」の話。沙也加の食への強いこだわり、夫の行動への無理解など、やや厄介な性格で、それを無自覚であったのが最初モヤモヤした。でも最後は、雑の店主のおかげもあって少しずつ良い面が出てきていて良かった。気持ちが離れてしまった夫の気持ちはわからなくないけど、結婚が原因で沙也加は正社員を辞めたのだから、家賃くらいはしばらく負担してほしい..というモヤモヤは残りました。笑

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    2025年10月11日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    読みやすくて気軽に読めました。
    確かに収監されるほうが良いって思ってしまう人がいても仕方ないかも
    生活保護を受けられず亡くなる人もいるわけで…

    桐子さんくらい良い人でも、桐子さんのように周りに助けてもらえるのは相当レアだと思う。気持ちがあっても実際にそこまでできる力や地位が必要だし。

    でも見ている人はちゃんと見ているんだなと自分も思ったことがありました。
    派遣会社のヘルプのさらにヘルプ(自分は登録してない)で結婚式場のラウンジでウェルカムドリンクを出す仕事を数回したのですが、暇を持て余して時間が長く感じるのが嫌だったのでお客さんのいない時間もずっとストローの色を仕分けしたり食洗器の外側まで

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    2025年10月10日
  • 三人屋

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    商店街にある、三人姉妹が営むお店が舞台の話。
    三人姉妹が仲良しなのかと思いきや、予想を裏切り仲が悪いというのが面白さのひとつ。
    三姉妹が作るパン、うどん、ご飯がそれぞれ美味しそう。軽く読めて気分転換に良い。続編も読もうっと!

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    2025年10月10日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    恋と食のある10の風景
    個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊

    収録作品は以下のとおり

    一穂ミチ 「わたしたちは平穏」

    古内一絵 「ワタシノミカタ 」

    君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」

    錦見映理子 「くちうつし 」

    奥田亜希子 「白と悪党」

    尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」

    原田ひ香 「夏のカレー」

    《エッセイ・掌編》
    田辺智加 「初恋と食事」

    山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」

    山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」


    私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。
    ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。
    また

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    2025年10月09日
  • 東京ロンダリング

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    東京に生かされてる
    そんな東京をロンダリングできたら
    誰とも仲良くならなくてもそこにいるだけでいいなんて最高だなぁ、と思う

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    2025年10月09日
  • ここだけのお金の使いかた

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    お金にまつわるアンソロジー。
    アンソロジーは読んだことない作家さんもいて、読書の幅が広がるような気がする。 

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    2025年10月07日
  • DRY

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    前に読んだ桐生夏生さんのOUTという本を思い出した。内容的にはあってはならない事だけど、実際に起こりうるかもしれないと思ってしまった。ドライの意味・・・怖い。

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    2025年10月04日
  • そのマンション、終の住処でいいですか?(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読みやすい
    住民それぞれの過去とか思いが紐解かれていくのはわくわくした。バブル時代のデザイナーズマンションの話なので登場人物の価値観が昭和的で、女の価値や固定概念には個人的には嫌気さしてしまったけど登場人物の人間味があるって意味では良かったのかも。
    最後に持てるだけのプライドを持って死にたいっていう終活とも言える話で、少し寂しい気持ちになった。

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    2025年10月04日
  • 老人ホテル

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    老人が多数長期滞在するホテルにいる金持ちの老婆と、金の無い主人公が出会い、金融知識を学んだりして人生を立て直そうとする話
    毒親、孤独な老人、金融知識の無い若者など、社会の陰の部分の話題が多く出てくる

    前半はなんの話をしているのかさっぱりわからないが、登場人物の過去がわかるに従って徐々に面白くなっていく。

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    2025年10月03日