原田ひ香のレビュー一覧

  • 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    離婚で行き場をなくしたりさ子は、事故物件に住みロンダリング=「浄化」する仕事を始める。移り住む先々での出会いが、孤独で無気力な彼女の心を解きほどいていく。

    菅さんの一件など少し不穏なところもあるけれど、終始ゆったりとした空気が流れている小説で、特に亮の食堂のシーンはほっこりとしたいい匂いが漂ってくるようだった。

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    2025年11月23日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    『三千円の使いかた』は登場人物に共感して、涙が出たけれど、こちらの本はそうでもなかった。主人公76歳だし、当然かも、、

    ストーリーは気になって最後まで読めたが、わりとあっさり終わってしまった感じ。

    独居の高齢者が増えて、孤独死という言葉も聞く。
    この本の主人公のように周囲の人と関係性を作れるのが理想なのだろうな、と思ったり。

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    2025年11月23日
  • 古本食堂

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    ネタバレ

    「古本を買って、カレー屋や喫茶店に入り、それを広げる時の楽しみはまた何ものにも代えられないものだ」

    喫茶店で本を開くというのは簡単にイメージできますが、カレー屋で本を開くとは考えにも及びませんでした。

    スパイシーなカレーの香りが漂うなかで、本を開くのもなかなかいいかもしれないと思いました。

    知識欲と食欲が満たされる街、神保町。いつか訪れてみたいと思いました。

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    2025年11月22日
  • サンドの女 三人屋

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    期待していたより三人屋の感じしなくてちょっと残念。理人のことなんとかしてあげてよ、豆腐屋!と思ってたけど、だんだん理人は逞しくなっていくし、イケイケだった大輔もやっぱり夜月一筋なんだよね…とかなんかすごく時の流れを感じた。流れていくというか、変わらないものはないのかな、みたいな。夜月と大輔のタイミング合わないの本当に人生!どこかでタイミング合ってくれ笑

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    2025年11月22日
  • まずはこれ食べて

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    途中まで、あまり肌に合わないなぁと思っていたけれど、後半も後半、毛色が変わってきて、そこからあっという間にラストへ。ちょっと急展開すぎるような。
    よい終わり方ではあったけれど、ううむ。

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    2025年11月21日
  • 三人屋

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    勝手に仲良し3姉妹がやってる店かと…
    3姉妹それぞれ違った魅力があっていい。それなのに大輔とそれぞれエピソードがあったり。ラプンツェル商店街に全てが筒抜けな閉塞感と、客として来てくれるアットホームな感じ。いい面も悪い面もという感じがリアルでいい。まひるが夜月にコンプレックスあるのもいいし。思った以上に夜月が危なっかしくて最後読むまでハラハラだった。

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    2025年11月20日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    ネタバレ

    「〜の犯罪」がなかなか不穏で面白かったけれどこちらは原田さんお得意の経済的な内容だったので。
    思っていたのと、ちょっと違うかな

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    2025年11月20日
  • 古本食堂

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    神保町行ったことないんだよな。
    行ってみたい。

    紹介される本は、あまり馴染み無いものだけれど、読みたくなってくる。
    こんな風な書店があったら、通っちゃうよね。

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    2025年11月19日
  • DRY

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    離婚して実家に出戻った藍。祖母と母のイザコザに辟易する中、ヤングケアラーとして介護に人生を捧げてしまった、お隣の“みよちゃん”の優しさに救われ、墜ちてしまう。
    『女なのは、私たちが悪いんじゃないよ。生まれつきなんだから』
    彼女たちが自分の人生を取り戻すのを阻んでいるのは、周囲の人々の悪意なのか。十分な知識や愛情を得る機会を奪われたからなのか。
    覗いてはいけない袋小路を見たような、苦い後味が残る読後。

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    2025年11月17日
  • 三人屋

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    久しぶりに再読。反目していても、どこか通じ合う、こんなに心温まる本だったのかと再認識した。朝日がモーニングの内容を説明するシーンが好き。朝日のモーニングの常連になりたいな。

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    2025年11月16日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    本来ならほのぼのする話なのかもしれないが、寄る辺ない高齢者の悲哀をひしひしと感じてあまり楽しく読めなかった。未婚で親兄弟もおらず、持ち家もなく、年金と最低賃金で一人暮らしをする高齢者がその仕事さえもなくなったらどれだけ不安なことか。刑務所は3食と寝る場所が確保されていて安全も保障され、具合が悪くなれば医者にも診てもらえる。本作でなくとも仕事のない前科者が再犯によって刑務所に戻りたがるという話もよく聞く。主人公が他人に迷惑をかけないために刑務所に入ろうと犯罪を検討する描写は微笑ましくもあるが、やはりその背景に思いが至ってしまうと笑えない。
    最後はハッピーエンドで終わり、それは主人公の人柄によって

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    2025年11月14日
  • 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    いわゆる事故物件に住むことで、その部屋にまた人が住める状態にするという特殊な仕事をしている人のお話。そんな仕事をすることになった理由は思ったより自分のせいって感じだったけど、それよりも、自分のやりたいこと、生き方を改めて見つけていく姿が興味深かった。

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    2025年11月13日
  • 三人屋

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    物語に出てくる食べ物が美味しそうだった。3人姉妹のそれぞれの性格の違いや関係が徐々に変化していくところには面白さを感じました。別のシリーズも気になります。

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    2025年11月08日
  • 三人屋

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    こんなお店があったらいいなと思うくらい食べ物の描写はワクワクした。
    さらっとは読めたけれど、三姉妹以外の登場人物の結末がどうなったのか気になってしまった。きっと幸せであると思いたい。

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    2025年11月08日
  • まずはこれ食べて

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    仕事に行き詰まったり迷ったり悲しんだりした時は、たいていご飯が助けてくれる。
    味覚も嗅覚も胃も掴まれたら幸福感に満ちてよしって立ち上がれるもんね。

    意外にもこの連作短編は少しミステリー寄りで食より人間関係の複雑さが突出していた気がする。

    人を支配してやろうという邪な心を持つ人は結果的に誰も寄り付かなくなるんだから、平和に生きていきたいね。

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    2025年11月07日
  • 図書館のお夜食

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    ゆったりした空気なのに、たまに冷たいかぜが吹く、そんなお話。(個人的感想)
    シリーズ化して欲しいなぁ。
    登場人物たちがようやく動き出したところなんだもの。
    みんなの行く先を見たい。

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    2025年11月04日
  • 老人ホテル

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    天使が成り上がっていく姿は見ていて面白かったのだがラストの展開はリアルを感じて少し儚かった。
    それほどまでに現代のリアルを伝えてくれた本だった。

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    2025年11月03日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    77歳の一人暮らし女性が主人公。タイトルから次々と犯罪を成功していく話かと想像していたが、全く異なる。
    一人になって、刑務所暮らしを夢見て、企図はするが、一件も成功しない。一件は未遂だが警察に事情を聞かれ、仕事を失う。しかし結果的には周りから助けられ、幸せに暮らしてえ行けそう、となる。結局真面目に働いて、なんとなく助けてくれる人に巡り会えればいいということだが、後者はそう簡単ではないのでは。
    原田ひ香の他の小説に比べて今一つ。

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    2025年11月01日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    結婚歴がなく、バリバリ働いてきた訳でもなく、貯金もない女性が年齢を重ねて1人で生きていく不安や葛藤など、確かにその通りだと思った。
    不安が故に刑務所で面倒を見てもらいたい、と思ってしまうのも分からなくはないが、犯罪を犯すってなかなかに難しい。

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    2025年10月31日
  • 三人屋

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    父の残した店で三姉妹それぞれ朝昼晩で別の飲食店として営業する三人屋。
    男女間のもつれ、姉との確執など人間関係はままならないことばかりで、ハッキリとした答えや正解はない。そういうのが人生だよなぁと読んでしみじみ思った。

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    2025年10月31日