原田ひ香のレビュー一覧

  • 図書館のお夜食

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    不思議だ。高城さんの妹の事は、どうなった?篠井さんの生い立ちと、伯母さんの話がいきなり展開される。どう消化すればいいのかわからない。とはいえソコソコ楽しめたので、星3つ。

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    2025年06月19日
  • 母親ウエスタン

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    ネタバレ

    読んでいて面白くはあったんですけど、個人的にあまり好きになれない作品でした。

    広美さんという方が、母親のいない家庭を渡り歩き、子どもたちの世話をするお話なのですが、その家に住んでいる男の人と度々男女の関係になったり、すごく献身的に世話をしていたと思ったら急にいなくなって、また次の家庭の母親になったりするのは少し無責任だと思いました。

    わたし自身ずっと母子家庭で、父親がいる家庭というものを知らないのが当たり前なので、一度も欲しいと思ったことはありませんが、
    もし一時期でも父親がいたとしたら、そしてその期間に楽しい思い出があったとしたら、あの頃に戻りたいと未練が残ってしまうかもしれません。

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    2025年06月19日
  • ほろよい読書

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    お酒にまつわる
    アンソロジー小説

    普段あまり読まないジャンルも
    ありつつ

    あっという間に
    感読でした

    中でもやっぱり
    柚木さんのお話しは
    うるっと来たり笑えたり。

    とりあえず
    明日
    がりがりくん買ってくる!

    哺乳瓶とっておいたら
    シェーカーに使えたな笑

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    2025年06月18日
  • 老人ホテル

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    原田さんの本は、面白いものもあるけど、この主人公の物語はあんまりいい気持ちがしなくて残念。
    読みやすくていいのだけど、昔あった大家族のドキュメンタリーも好きではなかったし、なんとなく品の良くない感じが物語全体にただよっている。
    それは、著者の上手さだと思う。

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    2025年06月15日
  • 老人ホテル

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    原田ひ香さんの小説はたまに何か引っかかりやモヤっとする感じの小説がある。冷や水を浴びせられたようなガツんと来るものでもない。何かやるせない、持って行きようのない感情が湧いてくる物語だ。今回もその類に入るかもしれない。人生そんなに甘くない、育った環境から滲み出る品格、性格もそうそう変わらない、という事を読んでると突きつけられたような気がしました。少し残酷で悲しいお話しでした。

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    2025年06月14日
  • 古本食堂 新装開店

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    前作を読まずに読み始めてしまったので、いまいち入り込めなかったのですが、やっぱり原田ひ香さんの、食べ物の描写というかタイミングというか組み合わせというか、そういうものが抜群に好きだなーと思います。

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    2025年06月14日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    2025.06.12

    まだ読んでなかったひ香さんの小説をまとめて借りたうちの1冊。
    小説の中の桐子さんの最後はうまく大団円でハッピーエンドだけど、年金も少なく、職もなく、持ち家もない高齢者の未来は暗いよなあ、こんなにうまく行くのは小説だからだよなあと思った。
    あんまり主人公に闇が無くてひ香さんの小説にしては珍しいなと思った。

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    2025年06月12日
  • 彼女たちが眠る家

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    ネット被害にあった過去をもつ女性たちが離島でグループホームとして築いた"虫の家"に、新たにやってきた母子連れの住人。
    彼女たちが、それまでひっそりと平穏に暮らしてきた虫の家の安定を壊していく、ちょっと怖い話。
    内容も重く、原田ひ香の他の本からすると、ちょっと異質かも。。

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    2025年06月12日
  • 古本食堂

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    神保町で本好きな人たちがゆるく集まる古書店を営んでいた滋郎さんが亡くなった。妹の珊瑚さんが上京し片付けながら店を開けていて今までの常連さんとも変わらないお付き合いをしている。近所で美味しいものを調達しながら仕事や本の話をしている仲間に入れてもらいたいな。

    【再読済み】

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    2025年06月11日
  • 人生オークション

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    2025.06.11

    「人生オークション」と「あめよび」の二本立てとは知らずメルカリ好きの私にとって人生オークション面白そうと思って読み始めました。
    読み終わると「あめよび」がなんなのかわからず。野球中継の予備番組のことだったんですね。
    解説を読んで初めてこういう意図の小説だったのか!とわかりました。
    読み終わると「あめよび」のほうがなんか心に残ったというかジワジワくる感じがします。

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    2025年06月11日
  • 三人屋

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    三姉妹の、三女がモーニングの時間帯にパンを、お昼は次女がおうどんを、夜は長女がスナックでごはんを提供…一つのお店なのに、時間帯ごとにお店が変わっている???
    炭水化物祭会場はこちらですか??笑

    出てくるごはんは全部、美味しそうだった!
    特に、モーニングのパン!
    ブロイラーを使った鶏鍋も、、、あ~おいしそう!
    適材適所って言葉があるとおり、こだわりすぎないことも人生においては大切なのかもしれない。

    人物的には、スーパー経営している幼馴染が、なんていうか、好きになれなかった。
    こういう人がいることで救われている人もいるんだろうけど。
    長女の突飛な行動にも、ちょっと引っかかったり。
    出てくる人に

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    2025年06月11日
  • 老人ホテル

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    老人ホテル
    原田ひ香

    サクサク読めると思ったら意外と読み応えあった。
    不動産バブルで儲けた老女と金なし大家族で育った女性の話。
    人生やり直すってほど爽快でもなくてどん底てほど暗くもなくて、なんだか妙にリアルだった。
    2週間ギリギリで読破ー。最近本読めないなぁ。
    #読書

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    2025年06月05日
  • 図書館のお夜食

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    タイトルに惹かれて読んだけど、物語全体にまとまりがないような気がして残念。
    テーマがいくつもあるのに、どれもやや中途半端感がしてしまった。物語にちなんだ夜食カフェだけで深く掘り下げられててもよかったな、と思う。

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    2025年06月02日
  • ランチ酒

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    夜から朝にかけて依頼に応じて見守る仕事をするというのがなんとも都会、それも東京っぽいと思った。

    仕事明けにその町で酒を飲みながらランチを食べるというのがなんとなく興味を惹かれて手に取った。
    たしかに美味しそうで読んでいて面白い。

    原田ひ香作品の主人公は大抵考え方が合わないけどやっぱりこの主人公も合わない。
    思ってることを口にできず、なのにいざ話し出すとなんか絶妙に微妙なこと言ってる。
    それもわざとではなく真面目に……!

    登場人物は好みじゃないけどテーマが面白いからついつい読んじゃうんだよな。

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    2025年06月02日
  • ここだけのお金の使いかた

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    ネタバレ

    お金にまつわる短編のアンソロジー。編者のアミの会は実力派女性作家集団としていくつかアンソロジーを刊行している。
    新津きよみ「百万円分の無駄」:女の恨みは怖い
    原田ひ香「一生遊んで暮らせる方法」:そろそろふぁいやぁ太郎さんのお金の使い方に共感。ただし奥さんに同じことを強要してはいけません
    大崎梢「12万円わんこ」:バーニーズマウンテンドッグのタレント犬ハティの値段はお安くなって12万円、我が家のトイプードルも12万円。高いか安いか?
    永嶋恵美「廃課金兵は買物依存症の夢を見るか?」:廃課金兵の実態を面白く読んだ。
    福田和代「わらしべ長者のつくりかた」:いい話です。読書感想文にぴったり
    図子慧「塾に

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    2025年06月02日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    数日かけて一話ずつ読みました。
    すぐ忘れてしまうような内容ばかりでしたが読みやすい文章が多く、時間がある日にさらっと読めて良かったです。

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    2025年06月01日
  • ほろよい読書

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    さくっと読みやすい。お酒っていいなと思える短編集。原田ひ香の定食屋「雑」がテーマや登場人物の設定がよく、余韻もあり、好きだった。

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    2025年05月30日
  • ほろよい読書

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    お酒を飲むのが好きな人、自家製果実酒を作る人、実家が酒蔵の人など人それぞれのお酒の関わり方があって、失敗があって、これからがある。
    飲む人も飲まない人もお酒って良いなって思えるアンソロジーでした。
    織守きょうや「ショコラの秘密は彼女に香る」が好みでした。

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    2025年05月30日
  • ほろよい読書

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    ネタバレ

    「お酒」というテーマでプロが書くとこんなにも物語が膨らむんだ!ってすごく驚き、というか感動させられた一書!

    最初の、ボンボンの話もとっても素敵で。大人ロマンスって感じで、どことなく切なく、甘い感じがたまらなかった。こういう、恋なら、少し素敵だなって思えるよね。
    お酒の入ったお菓子、食べたくなっちゃう。

    酒造の後継のお話だったり、お酒とお料理を一緒に食べるのに拒否感を感じてしまう女性の話も、新たな世界を見せてもらっている感で、めちゃよかった。。

    大人の素敵に雰囲気が物語全体に漂っていて、なんだかうっとりさせられるというか、切ない物語もあったけど、少しあったかくなる感じもあって、お酒を飲んだ

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    2025年05月29日
  • 古本食堂 新装開店

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    古本食堂の続編。
    今回は淡々と話が続いていく感じ。
    美味しいご飯がたくさん出てきて、天ぷらが食べたくなってしまった。
    お店も少し変わり、鷹島古書店でコーヒーを出すことになった。コーヒー(本付き)6百円
    珊瑚さんや美希喜ちゃんが選んでくれる本はどんな本だろう。
    不安でいっぱいの美希喜ちゃん、自分の人生に向き合う珊瑚さん。
    今後、鷹取古書店や周りの人たちはどうなっていくのだろう。
    続編があったらいいな。

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    2025年05月27日