原田ひ香のレビュー一覧

  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食事が出てくるお話を読みたくて、借りた一冊。古内一絵さんとか一穂ミチさんの短編が入っていて、いろんな【ふたり】が食とからみながらお話が進む。
    尾形真理子さんの大谷翔平が出てくる話に、小説にまでご本人で出てくる大谷翔平のスゴさんを感じた。
    個人的には原田ひ香さんの『夏のカレー』が切なくて好きだった。

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    2025年08月25日
  • ここだけのお金の使いかた

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    どれもよくお金に基づいて作り込まれたストーリーでリアルさがあり、サクサク読めた。
    お金で買える物、買えない物、それ以上に価値を与えてくれる存在、共感出来るストーリーが多かった。

    ・百万円分の無駄/新津きよみ
    今まで自分が生きてきた生き方で、お金の使い方がわかる話だと感じた。

    ・塾に行かない子どものための五つのクリンプス/図子慧
    お金の安さと自分都合で大事な事を見逃していることに気付く。これは現実でも起こりうること。お金の根本を見つめ直すことで原因までも解決出来る事が分かった。

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    2025年08月24日
  • 彼女の家計簿

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    ネタバレ

    普通に良い話だと思うし心情が丁寧に書かれているとも思うし特に文句はないんだけど、ふと「みずきさんってどうしても必要なキャラクターだったのかな」とか思ったりした。
    夕顔ネットにはそういう女性もいるってことだけわかる軽いエピソードに留めといて、その分朋子さんの胸のうちをもっと知りたかったなーとか。
    父親が運動会で里里を抱き上げたときにキレたシーンをあとから掘り下げてほしかったなーとか。

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    2025年08月21日
  • 老人ホテル

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    題名から想像していた話とは違った。
    大家族で育ち、テレビにも取り上げられる中で育った天使(えんじぇる)は高校を中退し、キャバクラで働いていた。
    その時に店で出会った不思議な老女・光子に興味を持ち、彼女の後を追う。
    やっと見つけた時、光子はあるホテルに長期滞在していた。
    そこには光子の他にも訳ありな老人たちが住んでいた。
    天使は光子に近付くため、そこの清掃員として働き始める。
    そして光子にお金持ちになる方法を教えてもらう。
    一般常識とか常識とか、殆どない天使が変わっていく様は興味深いものがあった。
    他の老人との絡みもあったけど、そこは少し中途半端な気も…
    最後に収録されていた天使のその後を書いた

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    2025年08月19日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    誰かを好きになることと、食に対する気持ちは、深く関係すると思う。1日3食、喜びと美味しさを分かち合う食は思い出とセットだよね。

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    2025年08月17日
  • 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    自分の不倫を機に離婚した主人公が住まいに困り、不動産屋さんに勧められるがまま瑕疵物件に住むバイトを始める。
    バイトを開始して1年ほど経ち、日暮里近くの谷中の女性専用物件に住むことになったが、お節介な家主である夫人が知り合いの定食屋でバイトを始めるよう勧められ、嫌々始める。そんな折、元旦那の父親が主人公の元を訪れ、自身の不倫が実は元旦那が仕組んだものだったことを知らされ、見舞金を受け取る。定食屋店主と次第に親しくなり、プロポーズされ断るも、その夜、急遽新たな瑕疵物件であるタワマンに移り住むことに。
    タワマンでは移動を制限され、徐々に日常が狂いだすが、定食屋店主が出前を装い会いにくる。そこで己を取

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    2025年08月16日
  • 老人ホテル

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    原田ひ香さんの作品は毎回一気読みしてしまう

    とても読みやすい。ただ今回の作品で言うと
    決してハートフルでも、かと言って
    ミステリーとも違う。
    どちらかと言うとリアル感が先行していて
    タイトルを見た時に感じた違和感が
    そのまま当たってしまった。

    なにより驚いたのは単行本で発行されたものと
    今回の文庫本ではラストが異なる。
    加筆修正されたものが今回文庫化され
    更にスピンオフで主人公の「天使」の結末が
    わかるのか!と思ったもののスピンオフで
    更にモヤモヤが残ってしまったのが残念。

    結果的に最終最後でも天使を苦しめた
    人物も分からず、想像に任せます的な
    モヤモヤ感。うーーーん……。

    解説を読み

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    2025年08月16日
  • 図書館のお夜食

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    原田ひ香さんの作品。
    彼女の作品、私は好きでよく読んでいるのですが…。

    この作品は「???」が散りばめられたままだな、と感じました。
    続編があるにしても、途中でぷつりと止まってしまった感があります。
    途中までは面白く、ラストがどうなるのか気になっていたので…続編があるなら、各登場人物がどのような未来を選んだのか知りたいです。

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    2025年08月15日
  • 古本食堂

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    ほのぼのとしたお話しで、心地良く読み終わりました。
    できれば滋郎さんが生きてる時のお話しも読みたかったな

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    2025年08月14日
  • ランチ酒

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    深夜の見守りや
    いろんな見守りパターンがあるものだなぁ
    離婚して子どもと離れて暮らし、見守りやの仕事をし、昼間ランチ酒を楽しむという連作。
    最後特に今後どうなるのか解決とかなかったのが気になるけど

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    2025年08月12日
  • 人生オークション

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    人生オークションとあめよびの2つのお話が入っている。好きなのは人生オークションの方。あめよびは好みではなかったかも。

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    2025年08月12日
  • まずはこれ食べて

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    家政婦みのりさんのご飯が素朴なんだけれど、丁寧な仕事をしていて、想像しながら読み進めていく。全てが、なんて美味しそうなんだろう!りんごを焼くだけデザートからはじまって、まるで野菜の煮物のような具たくさんけんちん汁、オマケの鯛のアラから作った鯛飯、お吸い物、、、全部全部食べてみたい。
    人はお腹が満たされると心も満たされていくんだろうなぁと感じた。美味しいものを腹いっぱい食べることは大事だ。
    ラストは意外な展開だったけれど、もっと深いエピソードがそれぞれあったらもっと面白しろくなるのではないかと思った。

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    2025年08月08日
  • サンドの女 三人屋

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    トーストとうどんやらなくなってしまったのは、残念だったけど、新しく始めた卵サンドも美味しそうでした。

    田舎とか商店街みたいな、街の人たちみんな知り合いって体験したことないけど、楽しそうで羨ましくもなりました。でもやっぱり隣人が誰かも分からないような方が、プライベートがあって私には合っているのかも。笑

    街で起きた出来事を他のみんなも知ってるってどんな感じなんだろう。助かる時もあるかもだけど、面倒くさくなることもあるのかもしれないと思いました。特に恋愛するの大変そうだ!

    シリーズ1で、森野さんから始まって、シリーズ2で森野さんで終わるのなんかいいと思いました。

    それにしても夜月さんは自由す

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    2025年08月07日
  • 古本食堂

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    まあ、タイトルから予想される通りのフワフワと暖かい話でした。良く言えば「期待を裏切らない」悪く言えば「ありきたり」。
    主人公は二人。亡くなった神保町の古書店の主・滋郎の妹の珊瑚。そして滋郎の兄の孫娘で大学の文学部に通う美希喜。二人は滋郎の古書店を仮に引き継ぎながら、神保町の隣人たちとの交流を深めて行く連作短編。
    主人公を二人置き、それぞれの恋バナを混ぜ込んだのが面白い工夫。ただ、二人とも「私」なので文節の初めにどちらか分からず、ちょっと戸惑ったりしましたが。
    この手の話はややもすれば神保町という土地柄に過度に寄りかかり、その案内書みたいになったりしますが、そこは適度に保たれてます。
    まあ、一言

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    2025年08月07日
  • 古本食堂

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    お食事小説とも、古典をモチーフにした名著リスペクト小説とも言い切れない。神保町を舞台にした、本の雰囲気がふあーんと香ってくる小説。
    雰囲気系だからこそどっちつかずな部分もあるというか。振り切っていただいてエンタメ系にしていただいてもよかった。

    あと、個人の多様な想いを絡めた本が増えている気がする(内容に関わるかもだから遠回しな書き方で気持ち悪いが…。自分の備忘録も兼ねているので仕方がない)。
    そのこと自体はなんとも思わないが、こんなところにも出てくるか?となった。もはやネタ?のように何でもかんでも扱っている感じがしてそこは若干不快感。

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    2025年08月03日
  • ギリギリ

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    ネタバレ

    妻、夫、元姑の奇妙な微妙な人間関係。夫、健児が書いた脚本を読んだ妻、瞳の気持ちに変化が。せっかく立ち直りかけていた彼女だったけれど一つの綻びにより関係はあっさりと壊れてしまう。それでも2人の前途は明るいと思える終わり方で良かった。

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    2025年08月03日
  • 人生オークション

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    Audibleで。
    人生オークション
    箱がつまった部屋。犯罪者(犯罪者ではない)と言われる叔母のアパートで、姪が自己を、叔母と共に振り返りながらオークションをする。時折出てくる本の1節も面白い。
    ちょっと前まで本が詰まった箱に占領されていた自分の部屋を思いだし、なんとなく同じ空気を吸ったような気がした(笑)
    やっぱり片付けるとちょっとスッキリするもんなんだろうな人生変わるかなと思いながら、捨てられない本等が詰まったコンテナが積んである部屋の一部に苦笑い(笑)した読後でした。

    あめよび
    知ってる~私は野球中継の方がいいからあまり聞いたことがない(笑) 
    眼鏡屋さんといい、寄り添い離れる2人の優

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    2025年07月27日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    「わたしたちは平穏」が好きだった。似たような食生活だからかな。白いもの好き。

    1人と2人じゃ同じもの食べても味は違う気がするし、よりおいしく思える気がする。誰かとの食事は思い出も食べているような感じ。

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    2025年07月23日
  • 東京ロンダリング

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    賃貸物件のロンダリングのお話。10年以上前の作品なので作中でも触れられているけど、ネットで事故物件を調べられるようになってしまったので、今だとこの仕事だけで生活できるほどの報酬もらえるのか心配だけど、東京の色々な場所に住めるのは羨ましいな。
    途中まで凄く面白かったのに、突然お話が終わってしまった印象。

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    2025年07月23日
  • サンドの女 三人屋

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    サンドの女って、たまごサンド?わたしはたまごサンドが大好きだ。シュークリームの次くらいに。

    朝日が就職し、朝日が焼いたパンをまひるがたまごサンドにして売りはじめる。三姉妹それぞれの恋が変化していくのも面白い。
    夜のスナック、夜月の元へランプンツェル商店街の強者たちが集う。そこでの色恋話しが、女性の立場や、男性の立場やゲイの立場で揺れ動くところが、原田ひ香さんの文筆力で深みを増している。

    さて、三姉妹の行く末は・・・。
    サンドにはもう一つの意味があった。

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    2025年07月20日