原田ひ香のレビュー一覧

  • サンドの女 三人屋

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    三姉妹が営む「三人屋」では、時の流れと共に人生でも
    変化が現れる。でも、訪れる男性陣は変わらず一癖ありそう。
    1.近藤理人(26)の場合 2.中里一也(29)の場合
    3.望月亘(30)の場合  4.加納透(35)の場合
    5.飯島大輔(39)の場合 6.森野俊生(29)の場合

    『三人屋』の続編。
    「三人屋」のクセ強の三姉妹と常連客が繰り広げる
    人間模様は、ある意味人情はあれど、まるで箱庭の如く。
    その町と商店街の狭い空間に詰め込まれた人々の姿と
    あっという間に広がる噂。その閉塞感の中での日常。
    夜月に雇われ店を手伝うようになったゲイの青年は、
    物語が進むにつれて空間に馴染んでゆく。
    一方で携帯

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    2026年05月06日
  • 喫茶おじさん

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    何もわかっちゃいない、このキーワードは実は深い
    無害で善良な人が相手をモヤモヤさせているなんて思いもしないのです
    持てるものが持たざるものを慮るのは想像力の欠如か
    仲のよい友達と話すのが少し怖くなる
    それでも私は未頓着な善良な人でいたい
    それにしても、喫茶店のはしごはお金がかかる高価な趣味ですよね

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    2026年05月31日
  • ほろよい読書

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    GWということで、読書飲み
    直前に本屋に駆け込み、購入してきました笑

    5人の作家さんによるお酒にまつわる短編集。
    お酒が進むという感じではなかったですが、タイトル通りほろよい状態で読み進め、そのまま読み終わってしまいました!

    個人的には原田ひ香さんのお話が1番好みで、『ランチ酒』や『まずはこれを食べて』も気になっていたので、夏休みの読書飲みで登場させようかなと…。

    普段ビールや果実酒しか飲みませんが、日本酒やカクテル、焼酎なんかも飲めるようになると大人に慣れた感じがしますよね!

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    2026年05月06日
  • 古本食堂

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    私の倍以上の本を読む友人から薦められて購入したら、すでに我が家の積読本の山の中にありました。まさかの、というのかよくある重複(笑)。「読み始めたよ」と友人に連絡したら、それこそまさかの「薦めておいて、どんな本だったか忘れてるわ」。

    邪推の域を出ませんが、「相続で揉めないようにと親族一同で相談のうえ、子どものいない親戚の養子になったのに、いざその養母が亡くなったら本1冊書けそうなぐらい揉めた」とかつて嘆いていた友人だから、そのときのことを思い出したのではないかと察します。

    やっかみを買いそうな相続もこんなふうに落ち着いたなら。

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    2026年05月05日
  • 古本食堂

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    「古本食堂」読み終わった。
    小説に出てくる実際の店の料理も、いちいちおいしそうで
    これは聖地巡礼をしなければ

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    2026年05月02日
  • 図書館のお夜食

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    お夜食にまつわるお話かと思ってたら、そうじゃなかった。最近、そんなんばっかだなぁ。メインキャラクターのエピソードにまつわるお夜食の話でもなかったし。いろんな人が出てきて、それぞれエピソードがあるんだけど、割とそこで描かれるお話しにオチがなく、続くのかと思えば、そうでもなく、宙ぶらりん。でも、読んでて、そんなに居心地は、悪くない。不思議な世界観。

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    2026年05月01日
  • 古本食堂

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    古本屋って行ったことないですが、雰囲気とかよく伝わってくる作品だと思いました。たまに出てくる食事シーンがなんか古本とマッチしていて、実際食べたくなりました。
    カレー屋ボンディにはいつか行ってみたいと思います!
    そしてこの作中で紹介されていた御伽草子は古本屋で探して買ってみます!
    影響受けすぎてますね。

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    2026年04月30日
  • サンドの女 三人屋

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    もっと爽やかな食に関するお話だと思っていたけれど。
    思った以上に、はるかにどろどろしていた。
    男と女ってこうも簡単に、磁石のSとNみたいにくっついてしまうものなのか。
    人生あまり縁がなかった世界。
    スナックというもの、ママというものもほとんど行ったことはない。
    私とは別世界だ。
    そういった意味ではたいへん面白い(interesting)。
    地元の商店街は火事で一掃されてしまった。
    古くからのスナックやお店(地元に根差した)ががなくなる、ということはこういうことなのかもしれない。
    いろいろなものが便利になって、ふと気づくと地元はなくなり、大型スーパーと大きな駐車場。車がないと身動きが取れなくなっ

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    2026年04月29日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    団地もマンションも、そんな時代に建築されたものは同じような状況だろうな。それをうまく管理していくってさすが。みんなの意見が一致することはないだろうから、相当大変だと思う。

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    2026年04月26日
  • 失踪.com 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    一見バラバラの話のようでいて最後の最後でバァーッと繋がってくるのでなんども前に戻ってえ?どーだっけ?とパラパラ…。
    後半が慌ただしくて最後の終わり方が今ひとつものたりなかったかな。
    でも面白くて読む手が止まらなかった。

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    2026年04月26日
  • 図書館のお夜食

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    穏やかなリズムだけど登場人物が抱えているそれぞれの悩みや物語の核となる描写が後半パートに顕れていて読み応えがありました。

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    2026年04月26日
  • DRY

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    ダーク原田ひ香さんだった。えぐい話だけどどうなっちゃうの〜?と怖いもの見たさで一気読み。介護の闇という言葉が頭に浮かんだ。

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    2026年04月25日
  • 事故物件、いかがですか? 東京ロンダリング

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    ネタバレ

    東京ロンダリングよりも好みだった。
    最後まで独立していた(厳密には違うけれど)それぞれの短編が、最後には少しずつ重なって東京の闇というか陰謀というかが明らかになり…とミステリー小説のような展開になる。
    ロンダリングだけではなく、失踪と失踪.comという要素も絡まって面白みが増しているように感じた。

    解説では著者が小説家デビュー前にラジオドラマの脚本の仕事をしていたということが書かれていた。
    原田ひ香さんの本はこれで3作目だけど、どれも読みながらドラマみたいだと感じていたから、意図しているわけではないのかもしれないけれど、妙に納得した。
    どの登場人物も読んでいて違和感がないというか、ドラマっぽ

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    2026年04月25日
  • ほろよい読書

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    「ショコラと秘密は彼女に香る」が特に面白くて、文字を追う目が止まらなかった!
    何度読んでも味がして甘酸っぱく、素敵なお話でした!

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    2026年04月23日
  • 古本食堂

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    途中まではずーっと穏やかで、優しくて、でも飽きないで読める楽しい作品。でも最後の最後、え?っと思うぐらい、ささやかだけどそわそわ、わくわくする展開があって大満足の読み応えでした!何歳になっても、好きなものって人と人を繋ぐのだなと思う温かい作品でした。

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    2026年04月21日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    イニシャル「H.M」が刻まれたルイビトンの財布が
    お金に翻弄されていく人々の手から手へと巡って、それぞれの物語が微かにつながっていく面白さ。

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    2026年04月21日
  • 一橋桐子(79)の相談日記

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    2025年出版。356ページ。後期高齢者で、清掃業務の管理職であり現場作業もする女性が主人公。ベッドタウンの寂れかけた団地を舞台に、その再生成るか?のプロセスで様々な人達と織り成す物語。
    面白いんだけど、何だろう? 特にセリフの中に妙な句読点の多さに不自然な印象が。高齢読者を意識して読みやすくしたのかな?

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    2026年04月19日
  • ほろよい読書

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    思い込みは勘違いの連鎖。どんなことだって言葉にしないと分からない。言わなくても伝わることなんてほぼ無い。

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    2026年04月18日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった!

    特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな!

    この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで

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    2026年04月17日
  • 一橋桐子(76)の犯罪日記

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    この著者の小説は面白いと思っているので、読んでみた。

    身寄りがなく、お金もない不安な高齢者、一橋桐子(76)が人生を悲観して、刑務所に入った方が安心な生活が送れるのではないか?と考え犯罪を犯そうか?と考えるという内容。

    犯罪日記というタイトルなので、次々に犯罪を犯していくのかと思ったら、いたってほのぼのした内容だった。孤独な老人かと思ったら、とても心のやさしいおばあちゃんなので、周りの人に頼られ、大切にされている。もちろん不安はあるだろうが、十分幸せな老後だと思った。うまく行き過ぎなのはやっぱり小説だから、だけど。

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    2026年04月16日