原田ひ香のレビュー一覧
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作中で金原ひとみさんも触れていますが、「最後の晩餐」‥‥学術的には「キリストが処刑される前夜の12人の使徒と摂った夕食」を指し、その代表格があのダ・ヴィンチ作の有名な修道院壁画ですね。
私個人としてはまさかキリストじゃあるまいし、家族に看取られながら「この中に私を裏切る者がいる」などと予言(遺言)し、パンと葡萄酒を食して逝く…。てか裏切り者のユダは誰よ? 遺族による遺産相続争いではなく、実家と墓じまいというまさかの醜悪な泥仕合…もはや笑えないギャグ! 小金持ちじゃないけど、自分が旅立った瞬間に家族がガッツポーズしてたらやだなぁ、ハハ。
帯にもある通り、「あなたは人生の最後に何を味わい -
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目的を持った節約が大事だよって教えてくれる一冊。
様々な人の視点から
・お金の使い方
・人生設計
・周囲の人間との関わり方
などをストーリー形式で学べる。
特に印象に残ったのは、二つある。
一つ目は『家計簿という記録』
少しでも節約するにはまずどのくらい使ってるかを可視化させることで目標と手段が明確になる。
二つ目は『隣の芝生は青く感じるものだということ』
誰かが良い経験をしてるのに、自分はそれはできない立場だから羨ましく思う。しかし気持ちは無駄である。
考えればおこがましい話だし、自分ば自分の歩幅で生きていけばいいと思う。
そういう考えで生きていけば、友人や知り合い、他人がどんな良 -
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何もわかってない と複数人から言われると、そうなんだろうなと感じる。でも、何のことやらさっぱり分からずモヤモヤしたまま時を過ごさねばならない侘見ると心がギュッと締まる気がします。
それでもモヤモヤに遭遇したら大好きな喫茶店へ急行する純一郎さん。大手企業で過ごした年月は少しの不快感でも許したくないのか、思考回路は嗜好品へと流れる。時には喫茶店をハシゴすることも。共感できる人は多いのでは?と思う。自分自身も例外ではない。
退職金を失い、妻と娘も離れる。そんな境遇でも何故か充実感が伝わってくる。退職前の同僚、採用したバイトの学生など誰かが気にかけてくれて好きなことができる日々はわかってないが故 -
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離婚をきっかけに居場所を失った女性・りさ子が、事故物件に一定期間住む“ロンダリング”という仕事を通して、東京の片隅で生き直していく物語。
事故物件という特殊な題材でありながら、印象に残ったのは怖さではなく、東京という街に流れる孤独の濃さだった。人は大勢いるのに、誰かの人生には簡単に踏み込めない。その距離感が、冷たさにも優しさにもなるところが、この作品の深さだと思う。
“ロンダリング”という仕事も、ただ部屋を浄化するだけではなく、人の過去や痛みと適切な距離で向き合う仕事として描かれているように感じた。働くことが生活を立て直し、生活が少しずつ心を立て直していく。その静かな積み重ねがとても良かっ -
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作家のメンツがよかったからもちろん期待してたつもりだけど、アンソロという詰め合わせの性質上すべてのお話が自分に合うわけでもないと思っているので、百パーセント期待していたわけでもない気がする。だけど、これは個人的によかった〜!作家によってアプローチが違うのも面白かったし、なにより全員すごく読みやすかった。すんなり入ってくる感じで、一冊のアンソロとして温度感?みたいなものが揃っていてよかった(語彙力)
わたしは江國香織だいすきマンなので江國香織のお話がいちばん読みたかったしいちばんすきだったけど、井上荒野もよかったなあ。あの短いお話のなかにオチまでつけてくるのってすごい。 -
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お金の貯め方、使い方、何に投資すればいいかについて、本当に勉強になる。
ただの知識としてだけではなく、人としてどうあるべきかも学べるのが凄い。
短編集で、登場人物が他のストーリーで交差していくのもいい。そこで、登場人物の成長も垣間見える。
お金の使い方で人生が変わることがよくわかる。
良い使い方をすれば、良い方向に向かっていく。
最後の最後に、企業に対する考え方が変わった。
企業イコールお金持ちになりたい人がお金を稼ぐ手段というイメージがあったけど、
企業をすることで雇用が生まれて、世の中に働ける人が増えるという好循環が生まれると知った。
もちろん理論的には知っていたけれど、初めてプラスの意