原田ひ香のレビュー一覧

  • 最後の晩餐

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     作中で金原ひとみさんも触れていますが、「最後の晩餐」‥‥学術的には「キリストが処刑される前夜の12人の使徒と摂った夕食」を指し、その代表格があのダ・ヴィンチ作の有名な修道院壁画ですね。

     私個人としてはまさかキリストじゃあるまいし、家族に看取られながら「この中に私を裏切る者がいる」などと予言(遺言)し、パンと葡萄酒を食して逝く…。てか裏切り者のユダは誰よ? 遺族による遺産相続争いではなく、実家と墓じまいというまさかの醜悪な泥仕合…もはや笑えないギャグ! 小金持ちじゃないけど、自分が旅立った瞬間に家族がガッツポーズしてたらやだなぁ、ハハ。

     帯にもある通り、「あなたは人生の最後に何を味わい

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    2026年05月26日
  • 三千円の使いかた

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    3000円の使い方
    題名からも考えさせられた。自分が本当にしたいことにお金を使ってきたのか。

    3000円というのは微妙な金額だ。
    小学生の頃なら、せいぜい正月のあとしかそんな大金を持つことはなかった。
    その感覚は今もある意味変わらない。大人になっても、1000円のところで微妙なラインがあり、単品3000円となると一人なら使うことはないだろう。
    自分と家族の金銭感覚の違いが普段感じているだけに、違いをあらためてあっていいんだと思えたのはいいなと思う。

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    2026年05月25日
  • 財布は踊る(新潮文庫)

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    ルイヴィトンの財布が色んな人の手を渡り歩く。奇しくも彼らは皆お金に関する悩みを抱えている。リボ払い・投資・奨学金・借金など身近で誰もが抱えうる悩みであり誰もが陥る可能性のある状況。過去の自分と重ね合わせながら、またなるほどこういう可能性もあるのかと未来に希望を持ちながら読みました。

    何が言いたいかというと「お金がほしい」のひとことです。未来の自分がひぃひぃ言うことなくそれなりに自由なお金をもって生きるために、今の自分には何ができるのかよく考えます。

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    2026年05月24日
  • 喫茶おじさん

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    お父さんに対しての感情と喫茶店の描写が本当にいい塩梅にマッチしてて、いい本だった。
    お店の中の描写が本当にいい作者さんだなと思う。他も何冊か読もうかな〜

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    2026年05月24日
  • 三千円の使いかた

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    目的を持った節約が大事だよって教えてくれる一冊。

    様々な人の視点から

    ・お金の使い方
    ・人生設計
    ・周囲の人間との関わり方

    などをストーリー形式で学べる。

    特に印象に残ったのは、二つある。
    一つ目は『家計簿という記録』
    少しでも節約するにはまずどのくらい使ってるかを可視化させることで目標と手段が明確になる。

    二つ目は『隣の芝生は青く感じるものだということ』
    誰かが良い経験をしてるのに、自分はそれはできない立場だから羨ましく思う。しかし気持ちは無駄である。
    考えればおこがましい話だし、自分ば自分の歩幅で生きていけばいいと思う。
    そういう考えで生きていけば、友人や知り合い、他人がどんな良

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    2026年05月24日
  • 喫茶おじさん

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     何もわかってない と複数人から言われると、そうなんだろうなと感じる。でも、何のことやらさっぱり分からずモヤモヤしたまま時を過ごさねばならない侘見ると心がギュッと締まる気がします。
     それでもモヤモヤに遭遇したら大好きな喫茶店へ急行する純一郎さん。大手企業で過ごした年月は少しの不快感でも許したくないのか、思考回路は嗜好品へと流れる。時には喫茶店をハシゴすることも。共感できる人は多いのでは?と思う。自分自身も例外ではない。
     退職金を失い、妻と娘も離れる。そんな境遇でも何故か充実感が伝わってくる。退職前の同僚、採用したバイトの学生など誰かが気にかけてくれて好きなことができる日々はわかってないが故

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    2026年05月24日
  • 東京ロンダリング

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    離婚をきっかけに居場所を失った女性・りさ子が、事故物件に一定期間住む“ロンダリング”という仕事を通して、東京の片隅で生き直していく物語。

    事故物件という特殊な題材でありながら、印象に残ったのは怖さではなく、東京という街に流れる孤独の濃さだった。人は大勢いるのに、誰かの人生には簡単に踏み込めない。その距離感が、冷たさにも優しさにもなるところが、この作品の深さだと思う。

    “ロンダリング”という仕事も、ただ部屋を浄化するだけではなく、人の過去や痛みと適切な距離で向き合う仕事として描かれているように感じた。働くことが生活を立て直し、生活が少しずつ心を立て直していく。その静かな積み重ねがとても良かっ

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    2026年05月24日
  • 古本食堂

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    私とあたし
    2人の話が混ざりあってって話が進む

    面白かった
    街にも登場する食事にも惹かれた。こんな時間が流れる毎日に憧れてしまう
    本に触れる、本をを読むって素敵な事だと改めて感心してしまった

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    2026年05月23日
  • 喫茶おじさん

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    美味しそうな食べ物の描写が印象的で、
    読みながらついつい自分も珈琲を飲んでしまいました

    好きなこと、大事なもの、全部を手にすることは難しい
    でも全部とちゃんと向き合えば、
    手放したものも良い距離感で大切にできるんだな

    最初から最後まで愛すべき不器用なおじさんがかわいらしい作品

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    2026年05月22日
  • 月収

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    いろんな人がいろんな月収で生活している。
    考え方や行動で生活が変わっていく。
    登場人物がいろいろと絡み合っていて面白かったです。

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    2026年05月22日
  • 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

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    地方から出て来た人にオススメな本なのかな?…んまぁ人それぞれだけど…何かタイトルから想像してた内容とは違ってよかったな…

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    2026年05月21日
  • 月収

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    三千円の使いかたに引き続き読みました。
    年齢と月収は比例するものではなく、生き方次第で月収は変わる。少ないから不幸、多いから幸せではなく、自分に心地よい生き方をするのが幸せなんだと改めて思う。年収100万円が1番ベストな稼ぎ方と言う考え方があり、そこもなるほどと納得。
    今後の働き方の参考にして行きたい。

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    2026年05月21日
  • 人生オークション

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    人生オークション:りり子さんがキュートで、楽しく読めました。人生においてだいじなこと、はひとそれぞれで良い。その時々で良い。

    あめよび:うーん。。。せつないというかガッカリというか。。。

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    2026年05月21日
  • 最後の晩餐

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    作家のメンツがよかったからもちろん期待してたつもりだけど、アンソロという詰め合わせの性質上すべてのお話が自分に合うわけでもないと思っているので、百パーセント期待していたわけでもない気がする。だけど、これは個人的によかった〜!作家によってアプローチが違うのも面白かったし、なにより全員すごく読みやすかった。すんなり入ってくる感じで、一冊のアンソロとして温度感?みたいなものが揃っていてよかった(語彙力)
    わたしは江國香織だいすきマンなので江國香織のお話がいちばん読みたかったしいちばんすきだったけど、井上荒野もよかったなあ。あの短いお話のなかにオチまでつけてくるのってすごい。

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    2026年05月19日
  • 定食屋「雑」

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    ある日突然、夫から離婚をきり出された沙也加。理由を隠す夫。頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察し、後に店員として働くことに⋯。

    いきなり自分が離婚をきり出されたら⋯と想像してしまいました。理由がわからないことがとにかく気になるしモヤモヤしました。

    定食屋さんに出てくる料理の描写に救われ!?離婚の話がそこまで重たく感じなくて良かったです。

    定食屋を営む店主と沙也加。ふたりの関係性がとても好き♡最後の終わり方がとても良かったです。

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    2026年05月18日
  • ここだけのお金の使いかた

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    思っていた以上に良い短編集だった。
    特に「12万円わんこ」以降はお金というよりも生き方や生活の信条にフォーカスがあり、やはり人生お金だけでは侘しいのだなと思った。
    この短編をきっかけに、作者たちの他の作品にも触れてみたい。

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    2026年05月18日
  • 喫茶おじさん

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    結局のところ
    何もわかってなかったんだなと
    今なら気づく
    でもまだ何もわかってないことには
    なかなか気づけない

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    2026年05月17日
  • ラジオ・ガガガ

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    ラジオオリジナル脚本賞受賞したこともある原田ひ香さんのオードリー、ナイナイ、伊集院など深夜放送ほか愛しきラジオに纏わる連作短編集。深夜放送radikoタイムフリーでまた聴いてみたいかも

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    2026年05月17日
  • ランチ酒

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    ネタバレ

    夜に顧客のそばにいるサービス「寄り添い屋」の社員が仕事明けにランチ酒。それぞれ一つでも物語は成立しそうですが相乗効果で楽しく読めました。離婚してわが子に自由に会えない葛藤も根底にある大きな要素で読みどころが多いと感じた。寄り添う仕事は誰にでもできるわけではなくとても優秀なカウンセラー的な要素もありそう。
    あと、B級グルメとも言える安いランチはどのお店も美味しそうで、そんなお店を探したくなります。
    続編に期待しています。

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    2026年05月17日
  • 月収

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    お金の貯め方、使い方、何に投資すればいいかについて、本当に勉強になる。
    ただの知識としてだけではなく、人としてどうあるべきかも学べるのが凄い。
    短編集で、登場人物が他のストーリーで交差していくのもいい。そこで、登場人物の成長も垣間見える。
    お金の使い方で人生が変わることがよくわかる。
    良い使い方をすれば、良い方向に向かっていく。

    最後の最後に、企業に対する考え方が変わった。
    企業イコールお金持ちになりたい人がお金を稼ぐ手段というイメージがあったけど、
    企業をすることで雇用が生まれて、世の中に働ける人が増えるという好循環が生まれると知った。
    もちろん理論的には知っていたけれど、初めてプラスの意

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    2026年05月15日