原田ひ香のレビュー一覧
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タイトルが復讐なだけに、いろいろと考えさせられる。
人は生きていると、まあそれなりに出来事はあるわけで、だから人生は波乱に満ちているのである。
そこで恨みつらみはどうしたらいいのでしょう。
「なぜ盗作するのか。盗作したのか」
確かにそう。スキルが、技術が足りないから盗作するのです。完全同意。
人を苦しめるようなことをするひとは、黙っていてもそのうち不幸になる。
これも完全同意。
ある意味「引き寄せの法則」の一環なのでしょうね。
構わない、構ってあげない、というのがいちばんの復讐になるのかもしれない。
自分の大切な時間をそんな人のために使わない(=使ってあげない)ことが大切なんですよ~ -
Posted by ブクログ
audibleで。前作から3年後の設定。桐子は、クドウワークスで、掃除部門のチーフになっている。ゆきなはアメリカから、志半ばで帰国。そして、桐子とゆきなは、問題山積みの団地の管理人として住み込むことになるが、76歳と21歳の絶妙なチームワークは健在。今回は、犯罪を見つけてしまうのだからすごい。
ストーリーは、高齢者のいろいろな問題を浮き彫りにしているが、さほど暗くならず、なんとかなるもんだね!と明るい雰囲気を醸しているのは、桐子とゆきなの人柄のせいかもしれない。
最後に、掃除をして綺麗を保つって、人の心にも響くものだと、心から思った。掃除しよ。 -
Posted by ブクログ
神保町の古本屋を舞台にした、古本食堂の続編。
前回の古本食堂同様、章ごとに神保町の実在する人気の食堂が登場し、料理の香りが鼻先に漂ってくるような描写に、思わず神保町へ足を運びたくなるます。確か前回は読んだ翌週にボンディに行ったので、今回はメナムのほとりか、新世界菜館か…。
うれしかったのは、前回から登場人物があまり増えていない点。基本的に前回描かれた登場人物が中心にストーリーが進むので、それぞれの人物の知らなかった一面が少しずつ見えて、より一層、鷹島古書店に愛着が湧きました。
さらに先があってもよさそうな展開でしたので、続編に期待します。