講談社作品一覧

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  • 下町の空
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    -
    愛の波紋のさまざまを鮮やかに描く、恋愛小説集。芸大で邦楽に打込む陽子は、東京・築地川育ちの下町っ子である。先輩の新進演奏家との恋の行方を、青果仲買店「吉長」の暖簾に生きた祖父や、移りゆく町と人情への哀惜をこめて描いた表題作のほか、「舞台のあと」「青春の傷」「松の木の家」など、珠玉作9編を収録する。
  • ニッポンの大問題
    値引きあり
    -
    国民に痛みと我慢を押しつけ、日本を危うくしている「政官財」――今もなお、呆れるほどの非常識な発想と行動が、まかり通っている。誰もがうなずく日本の悪弊。この頑迷な大問題に鋭いメスを入れ、ニッポンを着実に浮上させる、具体的な提言を行う。21世紀版「日本大改造ビジョン」。 ニッポンを崩壊させているA級戦犯に、怒りの鉄槌を下す! 国民のホンネここにあり。首相、読んで下さい! (『鵜の目鷹の目佐高の目2』改題作品)
  • 触れもせで 向田邦子との二十年
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    4.5
    遅刻魔――あんなに約束の時間にいい加減な人も珍しかった。嘘つき――大きな嘘も上手だったが、とりあえずの小細工もうまかった。泥棒――どこを探してもあの人からもらったものなど出てきはしない。奪られてばかりいた。20年のパートナーなればこその知られざる「向田邦子の素顔」をはじめて明かす。
  • 気まぐれ列車の時刻表
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    -
    レイルウェイ・ライターの第一人者が放つ、鉄道大好き人間のユーモア汽車旅エッセイ。日本の鉄道全線を完乗した後、鉄道への愛着はますます募り、すべての鉄道にもう1回ずつ乗り、ひとつでも多くの駅に降りたい、駅の周辺を歩きたいとの衝動に駆られた。好きなように乗ったり降りたりの、気まぐれ列車の楽しみがいっぱい。新しい汽車旅の楽しみ方を見つける!
  • 50歳からが面白い
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    -
    自分のための「愉しい人生」。惑っていては実現しない!  5年ごとに新しい夢を描いてみよう。そうすれば、全てが違って見えてくる。55歳から剣道を始め、65歳にして英会話に挑み、留学する小説家の八方やぶれにして好奇心満点の、元気が出ること受けあいのエッセイ。人生、惑っているほどヒマじゃない!<『不惑 人生の元気力』改題作品>
  • 母系制の研究(上)
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    4.0
    女性解放に歴史的根拠を与えるべく、筆を折り、武蔵野の一隅に籠って7年余。厖大な古系譜をたどり、日本の母系制の存在を実証し、さらに母系が父系に移ってゆく過程を明らかにした。これは高群逸枝のライフワークで、女性史研究の第1作であり、同時にそれは、男性中心の歴史観を訂正する、タブーの中での女性の手になる、最初の科学的女性史の誕生であった。<上下巻>
  • 石膏色と赤
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    -
    坂の向うの空で沈みかけていた、大きな夕日。また、鈍い白い光が漂うその下にあった、夕暮の野原。幼年期に見た、この赤と白のふたつの夕暮とは、何だったのだろう? 幼年期から成年期にかけて想起された心象風景や体験、あるいは人々の印象などを、独得の感性と語り口で構成した、余韻ゆたかな好エッセイ集。
  • おんな飛脚人
    値引きあり
    3.7
    めっぽう足が速い韋駄天まどかと清太郎は、偶然同じ日に、飛脚問屋「十六屋」で働きはじめた。風のように走る江戸の町々で起こる、手紙にまつわる人情話、不思議な出来事、捕物帳。やがて、若い二人それぞれの、過去と胸に秘めた思いが、明かされてゆく。江戸庶民の生活と人情、そして、ほのかな恋を爽やかに描く、心あたたまる長編時代小説。庶民の人情と夢のせて、娘飛脚が大江戸をはしる!
  • 死の報酬
    値引きあり
    -
    社長令嬢で、元映画女優だった女性の突然の失踪、そして彼女と思われる変死体。同じ日、彼女を愛人にしていたテレビ俳優が、死体となって発見される。が、その死体は何処ともなく消えさってしまう。御存じ私立探偵・佐久と久里十八の名コンビが、男女の死体をめぐって大活躍をする、ユーモア・サスペンスのヒット作。
  • メロンと鳩
    値引きあり
    -
    「生と死」をドラマチックに描く短編小説集。処刑を目前にした死刑囚と面接委員との心の交流を鮮やかに描いた「メロンと鳩」、毎月数十人もの自殺者が飛びこむ断崖をひかえた村を舞台に「その瞬間」を警察官の子供の眼からとらえた「島の春」など、吉村昭の多彩な小説世界のエッセンス10編を収録する。
  • 負け犬
    値引きあり
    -
    生き急ぎ、駆け抜けてきた。そんな風にしか生きられなかった人生を振り返ったとき、確かめずにいられない「過去」が浮かび上がる。死んだ友、別れた女、振り切るようにして捨ててきた故郷。今も胸に残る思い出を頼りに、再び訪ねゆく先は……。著者の心情が最も強く投影された、抒情豊かな8編の作品集。捨てたはずの過去、胸に迫る短編集。
  • 単身赴任
    値引きあり
    -
    金銭に細かく、けちで厚顔な徹底した仕事第一主義のビジネスマン。そんな上司の人間味と悲哀を部下の好意の目でとらえた表題作。偏執的なパトロンの籠から翔びたとうとするバーのマダムの重い人生を描いた「三宅坂渋滞」。ほかに、「時雨るゝや」「逃げの平賀」など、男と女の出会いと別れの人生を、著者独特の息づかいの中に描く、全9編を収めた絶妙の傑作短編集。
  • 湖沼学入門
    値引きあり
    3.0
    有名無名の湖に沼。吹雪にうもれた赤城大沼、水の色濃く神秘的な青木湖、多彩な顔をもつ五色沼、茫漠とした尾岱沼、雨にけむる本州北端の十三湖……それぞれの味わい深いたたずまいに浸って、昼は絵筆をとり、夜は酒を酌む。四季おりおりの自然と人情にふれる旅情の中に、人生の味がにじむ紀行エッセイの傑作。
  • としみつ
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おかあさんと「としみつ」チャン。せんせいと「としみつ」くん。「まり子」と「としみつ」……「ねむの木学園」のとしみつチャンが、7年間の間に、宮城まり子さんと交わした、「手紙」と「絵」と「作文」を、1300通をこす中から選び、まり子さんの返事とともに、に小さな画文集にして、あなたの、やさしさに、おくります。「絵」64点&「手紙と文」55編の小さな画集――愛と祈りのデュエット!
  • 魔球の伝説
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    -
    目の前のプレーそのものよりも、記録に残された、あるいは書き残されたものがもつ、もうひとつの野球の魅力を人々は知っている。実現されなかった可能性を残して逝った沢村栄治、幻の盗塁王ビリー・ハミルトン、神話を演じた男・山口高志など、幾多のプレイヤーたち。そして、黒人大リーガーの光と影……。これはボールに命運を賭け、伝説となった男たちに贈る讃辞なのだ! 「もう一つの野球」シーンを追いもとめた、芥川賞作家による入魂の日米野球エッセイ集。かつて野球少年だったアナタへ捧ぐ、白球に賭けた男たちの知られざる人生、夢と挫折!
  • 同行百歳
    値引きあり
    -
    安穏で平凡な道を望みつつ、しかし、妻と歩いてきた道は、けっこう波風が立ち、危険に満ちていた。今、よくやったじゃないかと、自分に拍手を送ってやりたいような気がしている――という表題作はじめ、来し方を思いながら、生きることの辛さに涙し、楽しさに心を暖め、人生の意味を探る、味わい深い名品11篇。男の涙の履歴書!
  • 婚約
    値引きあり
    -
    「弱っちゃった。焦っちゃうの。最後の最後に来てこうですから」とっくに相手と同棲してしまっている息子の結婚を控えて、微妙に揺れ動く父親の心理を、哀歓をこめてユーモラスに描く表題作。筆者の青春に色濃く影響を与えたおでん屋について書かれた「たにし亭ありき」、他にイタリアの画家ボッカッチの絵にまつわる「一枚の絵」など、人生の味わい深い、哀歓と滋味にあふれた傑作短編集。全12編収録。
  • 頼朝勘定
    値引きあり
    -
    伊豆・蛭ケ小島に流罪の身の源頼朝は、伊東祐親の娘・八重との間に子をなしたが、祐親の怒りに触れ恋は破れた。失恋に懲りた頼朝が、北条政子との新たな恋でとった策は? 作者は言う、小説の醍醐味は読者の予想の裏をかくことだ、と。大長編の名手・山岡荘八が、その力量・技量を濃密に約集して贈る名短編11編。秀抜で独得な史観でせまる珠玉の歴史短編集。
  • となりの韓国人 傾向と対策
    値引きあり
    4.0
    仕事よりメシが大事な韓国人、完璧なんて望まない韓国人、はっきり言わなきゃわからない韓国人。似てるようでもちょっと違うし、違うところはずいぶん違う。そんな違いに、日本人と韓国人は、いつもつまずく……。20年以上韓国と関わってきた人気女優が解き明かす、ドラマではわからない「隣人」の真相。愛するなら、知ってほしい! 「礼」と「情」にあふれる「隣人」は、お節介で少しワガママ?
  • 彼の故郷
    値引きあり
    5.0
    幼年の頃、青年の頃の忘れがたい光景……それは「故郷」という地獄である。「浩」と呼ぶ少年の成長の過程を、夢と現実の巧みな交錯の中に描き、硬質な抒情の世界を創る半自伝的短編連作集。「いわゆる生い立ちの時期に自然と注意が集まって行った。で、特に意識させられたことは、自分の奇妙な姿勢であった。幼年期から青年期の始めにかけての記憶と現在との間には遠い距離がある。私は、普通に眺めれば広い視界の、ごく限られた一劃に望遠鏡のピントを合わせ、陽炎のかなたを見ようとして呼吸を整えるといった具合だった。」(後記より)
  • 素直な容疑者
    値引きあり
    3.0
    目覚めたとき、明の横で、女は息絶えていた。赤くよごれたシーツと、ベッド脇の血をたたえた水槽。逮捕された明が、自ら推理したのちに選んだ運命は? 少女の愛の渇きを見事に捉えたミステリーの表題作のほかに、女性心理の微妙な揺れ、また翳りを描く「窓辺の娘」「犬を飼う男」「街の神秘と憂愁」など全7編。
  • 西鶴人情橋
    値引きあり
    4.0
    俳諧師から草本作家への転身をはかる井原西鶴。亡父ゆずりの豪剣をふるう磯部信十郎。二人の奇妙な友情を軸に織り成される人間模様の数々。米相場を左右する大阪商人たちの葛藤と幕閣中枢の暗闘には、謎の美剣士がからむ。――剣あり、恋あり、友情ありの、浪花元禄時代絵巻。第3回時代小説大賞受賞作。剣と恋がからむ西鶴と青年剣客の熱い友情を描いた、手に汗にぎる活劇ロマン!
  • 生のさ中に
    値引きあり
    -
    先生、世界に夕焼ってものがなくって、或る日急に夕焼が見えたら、みんなよく見るでしょうね。地球が出来てから無くなるまでに、夕焼が一回しかなかったら、その晩には気が狂う人が出るでしょうね。……終末の色に深く彩られた世界を背景に、陰翳に富んだ若く多感な日々の心のゆらめき、血のざわめきを妖しく描く。
  • 乗ったで降りたで完乗列車
    値引きあり
    -
    国鉄全線をはじめ、私鉄も含めて日本の鉄道全線区をついに完乗。汽車旅が好きでたまらず、フリーのレイルウェイ・ライターになった著者が、全線区の乗りつぶしから、鈍行乗り継ぎ、気まぐれ列車の旅、「ORITADEごっこ」、「汽車旅おにごっこ」など、新しい汽車旅の魅力を見つけ出しては楽しんでいる。旅行記の傑作!
  • 京都愛人旅行殺人事件
    値引きあり
    5.0
    独身実業家・沖邦彦の花嫁公募に殺到した若い女性の群れから、最後に4人が選ばれた。平凡なOLの中山美佳もそのうちのひとり。4人は沖と京都へ旅する。第1夜に美佳は沖と結ばれ、幸せにひたるが、他の花嫁候補の身に惨事が起きていた。そしてまた次の犠牲者が……。華麗なトリックをちりばめた秀作集。
  • プレオー8の夜明け 古山高麗雄作品選
    値引きあり
    3.5
    「生きていればこんなめにもあう」。理不尽なことも呑み込まなければ「普通の人間」は生きていかれない。22歳で召集、フィリピン、ビルマ、カンボジアなどを転戦、ラオスの俘虜収容所に転属され敗戦となり戦犯容疑で拘留。著者の冷徹な眼が見た人間のありようは、苛烈な体験を核に、清澄なユーモアと哀感で描かれた。芥川賞受賞の表題作ほか「白い田圃」「蟻の自由」「七ヶ宿村」など代表作9篇。
  • 風の砦(上)
    値引きあり
    -
    幕末の北海道に生きた若き武士たち。ロシアの樺太進出を恐れ、江戸幕府は、東北諸藩に蝦夷地の警固を命じた。厳寒の地で歴史の荒波に翻弄されながらも、土地を愛し人を愛して、まっすぐ生き抜こうとする男と女を描く、感動の歴史長篇。人妻との運命的な出会いは、侍の道を超え、純粋な愛の旋律を奏で始める。厳寒の地・北海道の警固を志願した若き侍たちの運命は? <上下巻>
  • 女性の歴史(上)
    値引きあり
    -
    「火の国」の詩人・高群逸枝が、大正昭和の激動期に、「われらいかに生くべきか」……と、女性解放の学問的寄与を決意して、武蔵野の一隅「森の家」に20年あまり。「母系制の研究」「招婿婚の研究」を基底に、一貫して「母性我」に視点を据え、自然なる原始の「母性我的母権社会」への復権を願い、新しい女の権利獲得運動、戦後現憲法下での男女同権の一応の実現など、婦人の諸問題を分析し、自身の遺書として自らを燃焼し尽した、女性全史。著者の願いが永遠であるごとく、本書の価値も永遠である。〈上下全2巻 上巻〉
  • 自伝の世紀
    値引きあり
    -
    文学の長い歴史のなかで成長を続けた小説ジャンルといえども、20世紀になるとその地位がゆらぎ、あたかも生命体のごとくに、老化衰退の様相を呈し始める。その間、自伝ジャンルは、「私」のイメージの拡大とともに、目ざましい急成長をとげる。本書は、自伝ジャンルこそ20世紀文学の中核的位置を占めるものである、という主張を基軸に執筆された、著者畢生の自伝論である。芸術選奨受賞作。
  • 気まぐれ列車で出発進行
    値引きあり
    -
    時刻表を片手に、その日の気分であちらに寄ったり、こちらに降りたりする、気まぐれ汽車旅の楽しみ。日本縦断鈍行乗り継ぎ気まぐれ列車、日本列島外周気まぐれ列車から、はたまた韓国、香港気まぐれ列車まで、乗りに乗りまくる。レイルウェイ・ライターによる、ユーモアあふれる汽車旅エッセイの会心作!
  • 炎まつり殺人事件
    値引きあり
    -
    「お前の俳句は盗作だ!」出版記念パーティの会場で、人気評論家を痛罵した男が、ホテルの一室で殺された! 現場に残された白地の扇子、そして事件直後にロビーから姿を消した謎の女……。秘められた過去の怨念が、いま復讐の炎となって赤く燃える。京都・松江・東京を舞台に描く、著者会心のトラベル・ミステリー。鞍馬が燃え、殺意も赤い炎となる!
  • ねむの木の子どもたち
    値引きあり
    -
    1~2巻300~660円 (税込)
    就学猶予……障害児へのこの冷たい言葉に怒りを覚えた女優・宮城まり子。悪戦苦闘の連続で育てた「ねむの木学園」園長、そして障害児たちの「おかあさん」宮城まり子。……「なぜ、ねむの木を作ったのか? 理屈をつくっても、どれも本当で、どれも後から考えること。ただ、言えることは、私が彼と彼女を知ってしまったこと。そして就学猶予という悲しい言葉があったことです」……心身に障害をもつ子らと、裸の心とからだを寄せ合って育てた「ねむの木」の、愛と誇りにみちた闘いの軌跡。一人一人の子どもに宛てた愛のメッセージや、子どもたちの美しい詩も、多く収める。障害児たちとのヒューマンな触合いの記録。園児たちの背負うハンディの重さと、彼らとのやさしい心の交流をつづる、感動の書!<正続 全2巻>
  • コンピュータ犯罪戦争
    値引きあり
    -
    情報化社会の裏側で激増している、コンピュータ犯罪の怖るべき実態を、克明にレポートする。ハッカー、ウイルス、ソフト泥棒など、巧妙な〈見えざる手〉が仕組む犯罪に、あなたはどう対処するのか? 身近なカード操作から、中枢のシンクタンクにまで忍びよる手口を洗い出し、頭脳を駆使しての見えざる犯罪の手口と防止にむけて安全対策を考える、必読の処方箋!
  • 風の旅団
    値引きあり
    4.0
    中国奥地への学術調査隊に加わった青年・早見大介が、不審な死を遂げた隊長の「密命」を受けた。早見は任務を遂行すべく、バイクを駆って、雄大な天山山脈、タクラマカン砂漠、さらに秘境の地へ……。彼を襲う謎の男たちとの闘いののちに、彼が探りあてた未踏の地の秘密とは何か? 清新、熱血のバイク冒険小説。
  • 小説 三井物産(上)
    値引きあり
    4.0
    1~2巻300~715円 (税込)
    幕末から明治中期、不平等条約の足かせのもと、欧米諸国に商権を独占されていた東洋市場に、独自の企業理念と創意・根性をひっさげて、敢然と躍り出た強者たちがいた――初代社長の益田孝、横浜支店長・馬越恭平、いまだ小僧の山本条太郎……。彼らの身を粉にした奮迅の活躍と、彼らが求め貫いた「商人道」の「誠」。「三井物産」疾風怒濤の草創期をダイナミックに描きながら、巨大商社の原点に迫る力作。
  • 小さな生命燃え尽きて 少年と脳外科医の記録
    値引きあり
    -
    ある朝、脳外科医の著者は、頭痛を訴える7歳の少年の診断を依頼される。それが、治癒困難な脳腫瘍に冒された少年と主治医の、1年に渡る闘いの始まりであった。克明なカルテをもとに、少年の痛みとの健気な闘いを、両親、兄弟、担任教師、友だちなどの手記も織り混ぜて描く、異色の医学ノンフィクション。心あたたまる人間ドラマ!
  • ハッピネス
    値引きあり
    -
    夫と妻、父親と息子、男と友人、主人公と隣人たち。執拗にくりかえされる対話のうちに見えてくるのは、彼自身の心の中の「町」。だが彼は、彼らは、ほんとうにわかり合えるのか? 会話の多い小気味よい文体が、一方でモノローグのように読者に訴えかける。独自の感性で、現代文学の地平に未知の領域を拓く、新鮮な短篇群。
  • ダイヤモンド殺人事件
    値引きあり
    -
    掟やぶりの結末を書いた推理作家志望の学生が狙っていたものは? 芥川の「鼻」をラストまで読まなかった悲劇とは? 高速道路の大渋滞が決めた男の運命とは? 如月透という偽名を用いた殺人者が陥った意外な罠とは? 6つのミステリーすべてが衝撃のどんでん返し。あなたは物語の終幕を推理できるか? 逆転、逆転、また逆転。アッと驚く結末の連続。あなたは6度裏切られる!
  • 「政治」の原理「運動」の原理 小田実評論集2
    値引きあり
    -
    「人間の重み」を主張し、状況の変革を志す著者が、ベトナム戦争反対運動の中で、形骸化した戦後民主主義を「人民」の民主主義につくり変える運動の過程で、歩き、話し、考えた成果を率直に訴える評論集・第二弾。「原理としての民主主義の復権」「投票者の拒否権」「私のなかの日本人」「福沢諭吉」「折れ目のない歴史」など、1960年代から70年にかけての、「政治」「運動」「文学」にわたる24編。人間の復権をめざして、政治と文学を語る論集。
  • 曠野の妻
    値引きあり
    -
    看護師として彼女が勤める北国の病院に運び込まれてきた患者は、かつての恋人だった。激しい愛の果てに自分を裏切って去っていった男との20年ぶりの再会。冷えた家庭を抱え、生と死に対峙して働く緊張のなかに突然現れた男の姿は、過去の愛憎を超え、心を大きく揺らす。行き場を喪っていた感情が燃えあがる。恋愛長編小説。自分を裏切った男と再会し、恋の葛藤に揺れる女心!
  • 天狗藤吉郎 上
    値引きあり
    -
    藤吉郎は5歳にして、木曾山中に隠れ住む天狗党に預けられた。2年間、忍者と同じ修行を積み、読み書きも習った。その後、各地を放浪し、裏切りに会い、苦労を重ねた末に、ついに織田信長と出会う。藤吉郎は要領のよさと才覚で出世していくが、その陰には、天狗党時代から彼を見守ってきた山の民・三郎太の援助があった。
  • 「吾輩は猫でもある」覚書き
    値引きあり
    -
    文豪・夏目漱石に挑む愛すべき猫たちの本。この10余年に20匹近い猫たちと暮らし、いつか『吾輩は猫でもある』と題した作品を書こうと夢みている著者が、あるときは猫となり、ときには人間となって綴る、哀歓あふれる猫ばなしの数々。動物たちの持つ自然や、野性の持つ健全さを失った人間たちへの贈り物。
  • 日本近代美術史論
    値引きあり
    -
    秀抜な眼識が捉えた日本近代美術の創生・発展の軌跡……高橋由一・黒田清輝・青木繁・狩野芳崖・フェノロサ・岡倉天心・横山大観・菱田春草・富岡鉄斎・藤島武二・山本芳翠……個々人の内包する諸問題を分析しつつ、近代日本における洋画・日本画の進化・展開の様相を克明に追究した、高階秀爾の力作評論。
  • 人間関係 都市銀行二人の支店長
    値引きあり
    3.0
    某都市銀行の横浜・伊勢佐木町支店長に起用された小野寺卓雄(たかお)は、頭取直々に3年で貯金量を倍増せよとの特命を拝受した。行内の地位による力関係で自由自在に操られる、冷酷無残な非人間的関係。金と女と権力を巡り、野望と策略が渦巻く銀行業界の、歪んだ人間関係と内幕を、実態に肉迫し大胆に描ききった、記念碑的名作。
  • 私の人生頑固作法 高橋義孝エッセイ選
    値引きあり
    -
    Yシャツは何十年来、白の木綿のものしか着ない。色物、縞物は着たことがない。Yシャツを着始めて以来、白一色で通している(「私の人生頑固作法」)。独文学者であり趣味人で知られる、名エッセイスト・高橋義孝。知恵に溢れた含蓄ある辛口の随想は、人生論、文学論、能や相撲などの趣味のほか、様々に及ぶ。「老いぬれば」「美しいことば」など30篇を収める精選エッセイ集。名エッセイストのユーモア溢れる辛口随筆。
  • サラリーマン勝者の条件
    値引きあり
    5.0
    日本を襲う未曾有の危機。「いままで」の方法論は、まったく通用しない、天下大乱の世紀末。ボーダレスな弱肉強食の時代に、生き残り勝ち抜くために、必要な努力と素養とは? あの「島耕作」が課長から部長になれたのは、いったい何故なのか? 成功するビジネスの視点、会社に埋もれない実践的ビジネス人間関係論。
  • 出口・廃墟の眺め
    値引きあり
    4.0
    過ぎ去った遠い日や心の底深くに、しめやかな触手をのばし、生の根の不思議なゆらめきを鮮かに捉えた、虚無に献げる高貴な酒にも比すべき短篇集。真昼に現れ出た夢魔の如き「出口」、痛ましいまでの思春期の青年の心を描く「手品師」、瓦礫の中に青白い女の裸体が横たわる「廃墟の眺め」など14篇を収録。
  • 生贄伝説殺人事件
    値引きあり
    -
    長野県の諏訪に古代より伝わる秘密宗教結社「ミシャグジ教団」の信者たちが、50年に一度の大祭に結集し、10代の美少女を生けにえにする「闇の大祭」が近づいているという。そんな折、諏訪出身のレストランの主人が一人娘を誘拐されてしまう。彼は名探偵・滝連太郎に救出を依頼したが、殺人事件に発展してしまう。3人の美少女が秘密宗教の儀式で生贄に……ロリコン・マニアとカルト教団を結ぶ黒い罠とは? 謎解き伝奇ミステリーの傑作!<『古代諏訪生贄伝説殺人』改題作品>
  • 銀行合併
    値引きあり
    -
    合併のためなら、どんな手段を使ってもよいのか……。金融摩擦を避けるため、アメリカの銀行との合併を画策する大蔵省。女子行員を誘惑・利用する仕事屋。政財界にとり入る大物フィクサー。頭取の追放を企む若手専務。おぞましいほどに野望が交錯する。銀行内部に通ずる著者が、迫真の筆致で描く長篇問題小説。
  • 丹後半島鬼駒殺人
    値引きあり
    -
    府中の古刹・真光山三界寺で、バラバラ死体が発見された。右手には、酒呑童子伝説にまつわる埋蔵金のありかを示す「鬼駒」と、「鬼殺し」という奇怪な棋譜が握られていた。また被害者は、坂田の公時の子孫を自称していた。やがて、大江山で第二の殺人が発生する。そして丹後半島に、奇怪な怨念絵図が浮かぶ。猟奇殺人の主犯は、はたして「鬼」なのか? 女流棋士名探偵が解く、長編伝奇ミステリー。
  • 失楽園の武者 小説・大内義隆
    値引きあり
    -
    室町期に西日本きっての勢力を誇った守護大名・大内氏の31代当主・義隆は、とりわけ貴族趣味が強く、武力強化よりも京都文化の摂取に熱中する。山口を京都の街並みに模し、自ら公卿を真似、文化人を招いては宴を催した。その結果、家臣間に亀裂を生み、やがては救いがたい破滅への道をたどることになるが……。大名よりも公卿になりたがった大内氏の、栄光と失墜を鮮烈に活写する、歴史長編。大内義隆の哀しく数奇な生涯、哀切のロマン!
  • アインシュタインの不在証明
    値引きあり
    3.0
    ミステリー大賞候補者に殺人疑惑! 魔術のごときアリバイ! 現実の殺人そっくりの小説が書かれ、さらに小説そっくりの殺人が! ……駿河湾に浮かぶ小島のホテルで、個性的な選考委員たちと候補者を招いて『ミステリー大賞』の最終選考会が開催された。だが『アインシュタインの不在証明』と題する作品は、現実の迷宮入り殺人をモデルにし、しかも犯人しか知り得ない秘密が描かれていた。そして同じころ、都内では小説そっくりの殺人が!
  • 水よりも濃く
    値引きあり
    3.0
    娘の交通事故死をきっかけに、アルコール依存症になった妻。もともと夫婦の仲がしっくりしていなかった夫は、年下の美しい女性と出会い、恋に落ちてしまった。家庭では満たされない心の癒しを恋人に求めた男の行き着く先は? 夫婦、家族、恋人、愛のあり方を真摯に問い、その本質を追究した傑作恋愛小説。夫婦とは? 愛とは?
  • 実感・女性論
    値引きあり
    5.0
    女には男を無作法にさせるものがあり、着飾った妻にわけなく不機嫌になる夫がおり、目をつぶる女の性格に彼は油断ならぬものを感じ、そして女は……。男と女が顔つき合わせ、身体をつき合わせて暮らしている、愛着と軽蔑と哀しみと奇妙に親しげなおかしみに満ちた愛と性の姿。鋭い感性が把えた女性論、人間論。
  • 平家物語(上)
    値引きあり
    5.0
    1~2巻300~1,045円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり……。その響は、平家物語の連想を必然して、日本人に久しい。元和9年刊行の片仮名交り附訓12行整版本を底本に、平家諸本研究の権威・高橋貞一教授による厳訂本。適切簡明な脚注・補注、全文にわたる振り仮名など、読みやすい古典平家物語。巻1より巻6までを収録する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 雲・山・太陽 串田孫一随想集
    値引きあり
    3.0
    哲学、文学、音楽、美術など、多方面のジャンルにわたる厖大な著作から、山行と旅に関わる芳醇なエッセイを収録。さりげなく、平易、明晰な言葉で語る、人と自然との関係・対話、深い思索と瞑想、その豊かな叡知の世界。「春の富士」「北穂高岳」「遠い未来の山人に」「風光る日」など、若き日から60年を越える、独創的山の文学の精髄。哲学者・詩人・希有な登山家・串田孫一の、山と旅の随想集。
  • ピタゴラスの時刻表
    値引きあり
    3.0
    クラス会の最中に、老舗旅館の跡取り息子が首を吊った! そのポケットには「ピタゴラスの時刻表」と記された地名と数字が並ぶ1枚の紙が……。しかし、《AM837新潟1224金沢》に合致する列車はない。謎を残したまま、警察は男の死を自殺と断定。だが、犯人の巧妙な罠(トリック)を、美人家庭教師・軽井沢純子は見破った! 意表を衝くトリック。死者のポケットには架空の時刻表。傑作ミステリー。
  • ニュートンの密室
    値引きあり
    3.5
    「ニュートンの密室」と題された、巨大なる黄金のモニュメント。箱根の美術館庭園に作られた、高さ15メートル&直径8メートルの円筒形オブジェの中で、女性彫刻家が殺された。現場は完全密室で、犯人の姿はない。唯一の逃げ場所は、15メートル上に開いた空間のみ。万有引力に逆らわねば不可能な犯人消失の謎に、軽井沢純子と木原青年が挑む! 万有引力に逆らった、殺人犯のトリックとは?
  • 家族物語 おもかげ抄
    値引きあり
    -
    ひとつの家族には、ひとつの物語がある。何をするにも妻のことを最優先にする「甘次郎」と呼ばれる浪人の孫次郎。梶派剣術の使い手でもある彼は、ある日、多勢に無勢で追い込まれた武士を助太刀する。その縁から剣術指南として召し抱えられることになるが……。孫次郎の告白と、妻への思いを哀切を込めて綴った表題作「おもかげ抄」、流行の変化と職人気質の間に苦悩する男をあたたかく受け入れる家族を描く「ちゃん」、吝嗇家として町内でも噂される母親とその子ども達が必死になって働き続ける理由は……。本当の優しさとは何か、その問いに向き合い描かれた「かあちゃん」など、さまざまな家族の姿をとおし、それぞれの愛のかたちを浮かび上がらせる感動の七篇。
  • 蛻
    値引きあり

    3.5
    尾張藩の江戸下屋敷内に実在した、「御町屋(おまちや)」と呼ばれる宿場町。この町では、赤の他人が見せかけの夫婦(めおと)として割り振られた家に住まわされ、仮の商いを営み、藩主が遊覧する時だけ立ち退かねばならなかった。ところが、御町屋で連続殺人が発生し、偽の住人たちは疑心暗鬼に陥る。人心の謎と闇を射貫く、時代小説の決定版。江戸に実在した「偽の宿場町(テーマパーク)」で連続殺人発生。すべてが偽で、すべてが嘘? 気鋭の作家が虚実を重ねて仕掛けた渾身の時代小説!
  • 踊子ノラ
    値引きあり
    -
    さいはての地に舞う抒情あふれる踊子物語。女子大に学んだ日も、男たちとの夜も、すべては遠い思い出だ。過ぎ去った日を追わず、明日を夢見ず、踊り疲れて楽屋を出れば、今夜も外は、心も凍らせる一面の雪……。哀しみに耐え、ひたすらに生きる女の姿を、美しい北海道の風光のなかに鮮やかに描く長編小説。
  • 富士山殺人事件
    値引きあり
    3.0
    夏の終わりの土曜日、捜査一課の志垣警部は、部下の和久井とともに富士登山に挑んだ。雲海をはるか眼下に臨む七合目の山小屋で御来光を拝んでいた頃、山頂では殺人事件が起きていた! さらに同日、東京の下町では女性の変死体が見つかる。日本最高地点と海抜0mでの殺人を結ぶ共通項は「奇妙な叫び声」だった……。なぜ日本一高い場所で殺人は起きたのか?
  • 田園風景
    値引きあり
    4.0
    貿易会社に勤める主人公の日常を東南アジアを舞台に描いた表題作「田園風景」、知り合いのアメリカ人夫婦の子供を預かる話「夏野」「向かいて聞く」、ほかに「コネティカットの女」「土手の秋」「寒桜」など9篇。明瞭な日常風景が、抽象世界へと転化し、人間の存在が、描かれる風景に同化し吸収されてゆく独得の世界を展く、傑作短篇小説集。野間文芸賞受賞作。
  • 太陽はいつも雲の上に 私たちを支えた言葉
    値引きあり
    -
    名言、格言、諺などには、先人の深い知恵や鋭い洞察がこめられている。悩み多い人生の岐路に立ったとき、それが思いがけず私たちを支えてくれる。たくさんの言葉を知っていることは、数多くの教師や友人を持っているのに似ている。――三浦夫妻が、心に残る言葉の数々を紹介しながら、それにまつわる回想、感慨、自戒などを、心をこめて綴る。
  • 城崎温泉殺人事件
    値引きあり
    -
    白い雪を深紅に染めて、城崎温泉の橋の上に、浴衣姿の男女が倒れていた。男は死亡、女は重傷。第三者が介入した形跡のない「屋外の密室」で倒れていた女は、じつは男としては生きられぬ若い青年だった。奇妙な現場に残された謎の文字「TANGO」を追って、志垣警部は愛憎うずまく日本海へと旅に出た! 雪の温泉街の密室で、女として恋に生きる男を襲った悲劇を描いた、感動の旅情ミステリー。
  • 算数・国語・理科・殺人
    値引きあり
    -
    南の島・サイパンのプールに浮かんだ男の死体は、なぜか冬物の背広を着ていた……。妻に先立たれた大富豪・渋川康次の周辺で怪死事件が続き、渋川家の子供たちに勉強を教える軽井沢純子のもとにも脅迫状が届く。そして第三の殺人でも、死体は奇妙な格好だった。ウサギよりもカメのように遠回りな犯人の計画とは? 意表を衝く一文字の謎、犯人を示す漢字のトリック。
  • 回転寿司殺人事件
    値引きあり
    3.8
    心が読める超能力者として売り出し中の蓮台寺翠は、和久井刑事が小学生のときに想いを寄せた転校生。16年ぶりの対面で、実際に心を読まれてガク然とする。さらに、回転寿司チェーンを経営する男の愛人と知ってボウ然となる。そして彼女が、東京と北陸を結ぶ殺人事件の容疑者になったとき、和久井は私情を捨て、苦悩の真相解明へと向かう。和久井刑事、悩む。回る回る、殺意は回る。初恋の人は殺人者か?
  • 花面祭 MASQUERADE
    値引きあり
    3.0
    昭和22年、みずから作り出した花にとり憑かれ、密室で変死した鬼才、塘松(とうしょう)流先代家元・芦田挿花。その生まれ変わりを信じる次期家元・藍草が刺され、第2、第3の殺人が……。40年の時をつなぎ塘松流を襲った惨劇の謎は、挿花が日記に遺した輪廻転生の花=「しきの花」にあるのか? 奇想天外なトリックに挑む本格ミステリ。花が人を殺す!?
  • 暗殺の森
    値引きあり
    5.0
    討幕への蜂起もむなしく、天誅組は戦いに敗れた。リーダー・中山忠光は、長州藩を頼って亡命する。しかしその直後に、長州の立場は一変した。中山忠光の病死が伝わったのは、この頃である。巷間、それは長州藩による暗殺だとの噂が走った。昭和になって、地元の小新聞の社主・野見は、この真相究明に熱中するが……。長州藩が秘匿した歴史の暗部を、巧みにフィクション化した、歴史推理長編。幕末・長州の謎が現代によみがえる!
  • 愛のポプリ
    値引きあり
    4.3
    ポプリを作りたいけれど、どうして良いかわからないという人は多いようです。……この本を読めば、誰でもポプリを作ることができます。が、ポプリには、良くも悪くも、作り手の内容がすべて現われますので、その歴史の古さ、背景の広さ、奥行の深さ、詩的イメージなどを充分に理解して、あなたのセンスをポプリに結晶させていただきたいのです。花の香りにつつまれてファンタジックにメルヘンしよう。ポプリストのみなさん、全員集合! さあ、ポプリを作りましょう!
  • ランプの秘湯殺人事件
    値引きあり
    3.0
    殺人の真相は、このランプに隠されている……、志垣警部はそう確信した。宮城県の山中にある湯ノ倉温泉は、電気のこない一軒宿の秘湯。唯一の照明器具は、ランプ。その温泉宿へ写真集の撮影にやってきた一行を、悲劇が待ち構えていた。露天風呂で男が殺されたのだ。執念の減量に成功し、復活の野望を抱く女性タレントは、はたして惨劇の真犯人なのか? ランプだけが犯人を見ていた!
  • 聖なる死の塔
    値引きあり
    3.3
    神戸の名門校・マリア女子学園で、高さ25メ-トルの塔から一人の若い修道女が転落し、不審な死をとげた。高梨洋子は、親友の不可解な死の謎を探るため、学園に駆けつけた。そして、いっけん平和そうな女の園の奥深くに、邪悪な意志と策謀を知る。学園のペットの無惨な死、女学生たちの不可解な行動、さらに続く修道女の不気味な死……。サントリーミステリー大賞読者賞の気鋭女流による、傑作推理長編。修道女を殺そうとする者がいるのか? 名門女子学園に起きた、奇怪な連続殺人事件。闇に葬られた過去の謎は? 愛と憎しみがよみがえる。
  • 吉岡清三郎貸腕帳
    値引きあり
    3.7
    依頼人からの無理難題を解決するのは、おのれの腕1本のみ。京流の剣の達人にして、まだ見ぬ伝説の強敵と対峙することを夢想し、胸を踊らせる。だが普段は、ひたすらに不機嫌。「2」という数字とお人好しは、大嫌い。雇われるのはもちろん、我慢ならない。豪快すぎる男の生き方を描いた、7話を収録。期待の新鋭が放つ、痛快時代小説。剣の達人にして、ひたすら不機嫌な男が己の力で無理難題を解決する!
  • ふぐママ
    値引きあり
    4.2
    一大事に遭遇すると頬がプーッと膨れ、ふぐそっくりになるから、ふぐママ。彼女は、人気女優にして名エッセイストの室井滋が所属する、事務所の社長である。情に厚くガッツにあふれ、窃盗犯を捕まえたり、はたまたパトカーで連行されたりと、トラブルてんこ盛り。そんな「育ての親」を、愛情こめて語る、笑撃エッセイ。育ての親は、爆笑もの!
  • 猛犬 忠犬 ただの犬
    値引きあり
    4.0
    こよなく動物と自然を愛し続けた著者の自伝的小説。少年から青年へと成長していく過程でさまざまな犬との出会いと別れを綴った作品。……「動物文学」というカテゴリーを確立し、国民の支持を得た戸川幸夫の原点ともいうべき自伝的小説。もの心つく前から動物好きであったという著者が、さまざまな気質の犬と育った幼い頃から、運命的な犬との出会いをする旧制高校時代までを、愛情を持った動物への的確な観察眼で描き切る。それは犬への鎮魂歌であるとともに、おのれの成長の証であった。動物文学の第一人者が犬と語り続けた自伝的小説。
  • 桜下の決闘 吉岡清三郎貸腕帳
    値引きあり
    4.0
    宮本武蔵をこの上なく憎み、「二」の字が大嫌い。吉岡一門の流れを汲む剣豪・清三郎は、その腕を貸して利息を活計(たつき)にしてきた。顔は美しいが陰気な下女・おさえに見送られ、今日も自慢の腕を揮(ふる)う。そして巡り合わせた、200年の時を超えた復讐劇。二刀流よ、覚悟! 破天荒な剣士の生き様を描く、痛快時代小説シリーズ第2弾!
  • 筋違い半介
    値引きあり
    4.0
    「筋のとおった話は虫が好かねえ」……旗本の三男に生まれ、先祖も父も「ばか者」と切り捨て家を出た、岡っ引・半介が活躍する表題作。凶作に苦しむ村人を尻目に、米をたらふく食らう村役。それに腹を立てた村の男は、驚きの復讐法を考えた「口増やし」ほか、全7編。大胆な設定に、丁寧な筆致。時代小説の新星のデビュー作。
  • 火の国の女の日記(上)
    値引きあり
    -
    「女性解放に根拠を与えるものとしての女性史学」を、無から夫婦の同志的結合の中に打ち立てた高群逸枝の自叙伝。1963年、69歳、病床にあり起筆、64年急逝後は夫憲三が補結。彼女の生きよう、全体像を最も良く伝え、今や華やかなる女性論も色褪せる。まさに「女性の自叙史、それが女性史」であった。上巻は火の国の女の凜性を自覚し、原型をなす37歳までを収録。
  • 優しい人々
    値引きあり
    -
    兄夫婦の交通事故という天災のような事態が、一族の人間関係の中にひき起した大きな波紋。父が母が妻が妹が、ベッドの上の兄と死んだ義姉をめぐって、時にはかくされていた心理をあらわにしながら、ぶつかり合う。不意に緊張状態に置かれてしまった家庭を見つめて、現代における真の愛の可能性を探る、問題の長編小説。
  • 自分発見テスト エゴグラム診断法
    値引きあり
    1.0
    もうアメリカでは常識の、エゴグラム自己診断法。質問事項に答えて、その結果をグラフで表わせば、あなたの性格、異性との相性や恋愛運、職業の適性・出世度、それから、かかりやすい病気や受けやすいストレスまで、様々なことがわかります。そして悩み解消のノウハウも。星占いや血液型より科学的でナットクできる、現代医学の最先端「交流分析」の成果が、本書にはギッシリ満載。読もう! 「性格改善療法」も掲載。
  • 九軍神は語らず
    値引きあり
    -
    「九軍神」は、「大東亜戦争」の戦端が開かれたハワイ真珠湾への還らざる「特別攻撃隊」へ与えられた「称号」である。この戦争は、決死の真珠湾特攻で開幕し、片道燃料の人間爆弾の特攻で閉幕した。真珠湾特攻の真相と、「軍神」賛美とはうらはらに残された家族の悲惨を、いま改めて問うノンフィクションの力作。ハワイ真珠湾攻撃に散った「九軍神」とは? なぜ彼らは「軍神」にされたのか?
  • 闇の操人形
    値引きあり
    3.0
    マンションに、不愉快な住人が引越してきた。この日ひそかに、悪意の種は蒔かれ、悲惨な事件に発展する。追いつめられた女は……。演じる人形も、操る人形遣いも、すべて闇の中。観客は果たしているのかいないのか? 操られつつ思いがけない暴走を起こす人間の恐ろしさ。推理界期待の新鋭が放つ、問題サスペンス長編。
  • 新名将言行録 源平時代
    値引きあり
    -
    荘園制の崩壊は、王朝貴族社会の瓦解を促し、承平天慶の乱、保元平治の乱などを経て、天下の政権は次第に武家の手に移っていった。そして、そこにまた源平の激しい確執が……。この体制変革の時代を生きのびる雄将、智将の経略譜。本巻には平将門、源義家、源義朝、平清盛、源頼朝、北条政子、源義経を収録。
  • 長宗我部元親
    値引きあり
    3.0
    弟や従兄弟と違い、色白で細身だったその姿から「姫若子」と揶揄(やゆ)されていた幼少期。父の心配もあり、22歳という遅すぎる年齢での初陣となった。だがそこで冷静な判断に裏付けされた、大胆な行動を披露する。始皇帝の血を引くとも言われる長宗我部家、その当主となり、元親は天下を目指す。
  • 渓流
    値引きあり
    -
    夫と離別し、一家の要として肉親の愛憎や葛藤を一身に引きうけるいっぽう、共産党の運動方針や除名問題というさまざまな体験や苦労を味わいながらも、党や文学団体との関わりの中に、自らの生き方を求める安川友江。内憂外患の情勢下で、思想的にも人間的にも誠実に生きようとする一女流作家の真摯な生を描く。
  • 百日の後 坂上弘自選短篇集
    値引きあり
    -
    「第三の新人」世代に続く、「内向の世代」グループの一人である坂上弘は、「第三の新人」とは違った意味で、生活者の視点から小説世界をつくり上げてきた。文学が特別な社会を対象としたものでなく、日々の暮しのなかでのサラリーマンであり、同人雑誌仲間との交友でありと、一見、平凡な日常のうちに、ニュアンスを含んだ人生を見出す。表題作ほか著者自選の5篇を収録。
  • 人喰鉄道(上)
    値引きあり
    5.0
    1~2巻300円 (税込)
    暗黒大陸と怖れられたアフリカ大陸に、文明の曙光を投げかけんと企てられた、ウガンダ鉄道建設。英人鉄道技師・パターソンは理想に燃えて赴任するが、サバンナは、人間の侵略に〈人喰い(マン・イーター)〉と化したライオンとの血みどろの戦場だった。雄大な大自然のなかに、ライオンと人間の死闘を非情なタッチで描き出した、異色の動物文学。
  • 重き流れに(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻300円 (税込)
    大陸の植民地に夢と野望を賭ける青年に嫁ぎ、夫と大陸に渡った16歳の幼な妻。夫を愛し、夫だけを頼りにして暮らす外地の生活は、新鮮であり、幸福に満ちていた。だが、夫から見知らぬ女に宛てた一通の手紙が、夫婦に翳りをもたらした。自己の全存在を夫への愛に賭けて、歴史の激流を生きぬいた、女の一生を描く。
  • 愛とおそれと
    値引きあり
    -
    自殺未遂に追いやられた高校生の息子。家族が新しい母を迎えた日から予測されたことなのか。お互いの気くばりや思いやりが微妙にくい違って、小さな波紋が輪を拡げていったすえの事件だった。愛はおそれや痛みを伴うものなのだろう。娘の恋愛もからませ、人と人とのつながりを暖かくこまやかな筆致で描いた、テレビドラマ化もされた名編。
  • 山海記
    値引きあり
    3.8
    1巻300円 (税込)
    東北の大震災後、水辺の災害の歴史と土地の記憶を辿る旅を続ける彼は、その締めくくりとすべく、大震災と同じ年に台風12号による記録的な豪雨に襲われた紀伊半島に向かった。バスの車窓から見える土砂災害の傷跡を眺める彼の胸中には、クラシック好きで自死した友・唐谷のことなど、さまざまな思いが去来する。現代日本における私小説の名手が、地誌と人びとの営みを見つめて紡ぐ、人生後半のたしかで静謐な姿。
  • 仮想敵国ニッポン アメリカの対日戦略シフト
    値引きあり
    -
    日本人は、日米経済摩擦の問題を経済の土俵だけで解決できる、と錯覚している。だが、本書の政治・軍事情報などの分析によって、巨大な実像を結んでいくアメリカの奥深い戦略を知ることで、その思いこみが幻想だったことに気づき、日本の戦略的な脆弱さに肝を冷やすはずである。日本の経済最前線で活躍中の、ビジネスマン必読の書。アメリカの対日戦略の恐るべき実態ーーアメリカは日本を敵と見なしている!
  • 愛なんかこわくない 心を伝えるパフォーマンス
    値引きあり
    -
    だれかを愛し、愛されない人生は、寂しいものです。でも、愛に捉われすぎて、臆病になっていませんか? 失うのが怖ろしくて本当の自分を見せられない人、愛しながらも好きといえず逃がしてしまう人は、愛をこわがりすぎているのです。真に深い愛をつかむには、心を伝える自己表現の知恵を身につけねばなりません。かわいい女といわれる自分の出し方をお教えします!
  • 警視庁刑事 私の仕事と人生
    値引きあり
    4.0
    築地八宝亭一家四人殺しに始まり、40年間に80数件の殺人事件を手がけた名物刑事が、明らかにする捜査の実態、そして警視庁の組織とは? 趣味人として内外に人望を得、美学を貫いた生涯を、みずから語る異色の名著。高村薫、出久根達郎、宮部みゆき、小杉健治ら作家とも交流の深かった、警視庁刑事の40年の秘話が、いま明らかにされる!
  • ガラマサどん
    値引きあり
    -
    失業の名人の私がやっともぐりこんだのは、ガラマサどんと仇名されるワンマン社長が一代で築いたビール会社。社長は立志伝を誇大に伝えようと、私を自伝作者に指名した。身近に接するガラマサどんの稚気と奇行、振り回される部下の困惑と狼狽。ユーモア小説の代表的名作に、昭和初期サラリーマンの哀歓を巧みにスケッチした『使う人使われる人』を加え、明朗小説の魅力を存分に伝える待望の一巻。
  • 壺中に天あり獣あり
    値引きあり
    4.0
    1巻300円 (税込)
    無限の迷宮を彷徨い続ける青年・光は、有限のホテルが建っているのを発見する。光は支配人として従業員を雇い、客を呼び込むポスターを貼りに行く。迷宮の中でブリキの動物を磨き、修理しながら玩具屋で働く女性・言海は、ポスターを見て、ひとりホテルを目指すことを決意する――。人は生まれ落ちた迷宮から、外に出ることができるのか。小説の根源を問う、若き才能による大胆で緻密な野間文芸新人賞受賞後第一作。
  • 歳三の剣
    値引きあり
    3.5
    「あんたにとって、新選組は何だったんだ」「夢さ。お前と一緒だ、歳」新選組局長近藤勇を支える、「鬼の副長」土方歳三。なぜ彼は「鬼」と呼ばれるようになったのか。『燃えよ剣』から半世紀。新世代の歴史作家による新選組小説最前線。
  • 二流の愉しみ
    値引きあり
    -
    真似からはじめよと説く「私の文章作法」、この世が「当人」と「他人」から成っていることを喝破した「当人論」など、現代のモラリスト、辛口のエッセイストとして定評ある著者が、世相万般にわたって偽りの正義と勝手気ままの横行する、当今の風潮を見事に斬る。鮮やかなレトリック、芳醇にして気骨ある文章が冴えわたる名エッセイ。簡明にして勁直、軽妙にして気骨稜々、さすが当代屈指の文章家!
  • 浜の甚兵衛
    値引きあり
    5.0
    明治三陸地震のあと、港町・仙河海で、正妻の子である兄とそりが合わず、鬱屈を粗暴な振る舞いで晴らしていた甚兵衛。事故で沖買船を失うも、北洋でのラッコ・オットセイ猟のことを知り、すべてを賭ける。東北から遙か北の海に繰り出した明治の男の覚悟と男気を描く。著者のライフワーク「仙河海サーガ」、最初の物語。
  • 燃えよ! 経営魂
    値引きあり
    -
    「儲かりまっか?」を合言葉に、敗戦後の混乱の中から業を興し、石油ショックや円高など、40年間の経済変動をのりこえ、未知の分野に挑戦して、商売を成功させた秘密は何か? 持ちまえの鋭いカンとド根性と夢を経営に注ぎ、多くの友人の知恵を活用し、明るく爽やかに社業を営む〈男の魂〉を描く経済小説。陽気で憎めない関西商法、ここにあり!
  • 経営者失格
    値引きあり
    -
    有名デザイナーである社長親子の芸術路線と、経済観念を見失った超一流意識。そのあまりに経営基盤の脆弱さが見えるモード企業との業務提携に、異を唱えてはみたものの……。ヤングファッションを華々しくリードして一世を風靡したVANの倒産劇をモデルに、日本のミドルが負わされる責任と悲哀を描いた企業小説。

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