山と溪谷社作品一覧

  • ヤマケイ文庫 人間は、いちばん変な動物である~世界の見方が変わる生物学講義
    4.8
    ベストセラー『絶滅の人類史』(NHK新書)、『若い読者に贈る美しい生物学講義』(ダイヤモンド社)著者、更科功氏推薦!! 人間とは、いったいどういう生き物なのか? 動物行動学の泰斗である著者が、生物としての「人間」を、 容姿・言語・社会などの話題をさまざまに展開しながら、わかりやすい言葉で語る。 ドーキンスの利己的な遺伝子、ダーウィンの進化論、チョムスキーの生成文法、 ヴァ―・ヴェーレンの赤の女王説など、生物学の基本的な理論も、本書を読めばユーモアを交えた解説で楽しく理解できる。 著者が京都精華大学で行った最晩年の講義であり、今を生きる「人間」必読の一冊。 2010年10月に発刊された『ぼくの生物学講義』日髙敏隆(昭和堂)を改題・再編集のうえ文庫化。 「この現代、日本も含めて世界中でいろいろなことが起こっています。 よく考えてみると大昔から人間は戦争をしていて、いつになっても止まらない。 でも、戦争というのをする動物は、ほかにはいないんですね。それはなぜなのか。 どうしたらいいのかっていうことを、ちゃんと考えなくちゃいけないだろうと。 そのためには、生物学の一端として、人間というのはどういう動物なんだということを、 ちょっと考えてみる必要があるだろうというので、この講義をすることにしたわけです。」(本文より) ■著者について 日髙 敏隆(ひだか・としたか) 動物行動学者。1930年東京生まれ。 東京大学理学部動物学科卒業。理学博士。 東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長、 京都精華大学客員教授を歴任。2000年に南方熊楠賞受賞、2008年に瑞宝重光章受章。2009年11月没。 主な著書に『チヨウはなぜ飛ぶか』『春の数えかた』『人間はどういう動物か』『世界を、こんなふうに見てごらん』など、 主な訳書にコンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』(共訳)などがある。 広く深い教養をバックボーンに、誰にでもわかる平易な言葉で、動物行動学および生物学の魅力を長く伝えてきた功績は大きい。
  • ヤマケイ文庫 マタギ 日本の伝統狩人探訪記
    -
    動物文学の第一人者・戸川幸夫が昭和20~30年代に秋田県阿仁を訪れ、 山の戒律を受け継ぐ最後のマタギたちを記録したノンフィクションの名作を文庫化。 マタギたちとともに行き部会山に入って狩猟の現場を取材し、 往時の集落を訪れて衣食住や風習、マタギのルーツなどを精緻な文章と豊富な写真で記録した。 マタギのシカリ(頭領)の家に代々伝わっていた『山達根本之巻』の原文と現代語訳も公開。 ■内容 雪山をゆく 秋グマ狩り 狩座にて(マタギを追って/クマの行動/シロビレタタケ!) マタギの風土 根子スケッチ マタギの里(最後のマタギ村/根子紀行/村の移ろい) 秘物と信仰 狩り装束と道具 山入り 現代のマタギ マタギ風土記(始祖万事万三郎/山神さま/マタギ組/山達作法/当世マタギ/名うてのマタギ) 盆と正月 根子番楽 里のくらし 村の歳時記(行事・祭事/村のしきたり) 鷹狩り 名鷹匠と愛鷹 鷹匠――ひとりマタギ(名鷹匠・沓沢朝治/吹雪と老人) 備考 あとがき 解説 田口洋美 ■著者紹介 戸川 幸夫(とがわ・ゆきお) 1912年、佐賀県佐賀市生まれ。動物文学作家。旧制山形高校出身。 東京日日新聞(現毎日新聞)社会部記者を経て、文筆活動に入る。 1954、『高安犬(こうやすいぬ)物語』で第32回直木賞受賞。 1965年、沖縄・西表島でイリオモテヤマネコを発見。1978年、第28回芸術選奨受賞。 主な作品に『高安犬物語/爪王』『子どものための動物物語』『戸川幸夫動物文学全集』などがある。 2004年5月、逝去。
  • ヤマケイ文庫 完本 マタギ 矛盾なき労働と食文化
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 秋田県北秋田市阿仁地区のマタギたちの猟や生活風景を15年以上にわたり撮影・記録した『マタギ 矛盾なき労働と食文化』と、 クマやノウサギなどの獣肉や山菜・キノコ、渓流魚など実際にマタギたちが利用する四季折々の阿仁の伝統食を紹介している『マタギとは山の恵みをいただく者なり』を合本して一冊に。 猟の様子から食生活まで豊富な写真をまじえてマタギの世界を伝えます。 【目次】 ・マタギ 矛盾なき労働と食文化 マタギとの邂逅 熊のけぼかい、熊の味 雪山のウサギ狩り 冬の川で漁をするマタギ マタギと渓流とイワナ釣り マタギの山のキノコ 山奥に天然マイタケを追う 西根師匠の遺したもの マタギとともに熊狩りへ マタギとは何者か マタギが伝えてきたもの ・マタギとは山の恵みをいただく者なり マタギ食堂へようこそ 雲に隠れた熊がもたらす恵み マタギのメシから生まれた郷土料理 忍びで獲ったウサギを食す マタギと犬とキノコ採り 食卓を彩る旬の山菜 マタギの家の豊かな食卓 マタギが行商で生み出した食 川とマタギと魚 マタギの里にやってくるハタハタ 消えたカヤキと囲炉裏 マタギの過去、現在、そして未来
  • ヤマケイ文庫 約束の川
    -
    湯川豊氏の待望の釣りエッセイ第4弾。 釣りエッセイの名手が放つ珠玉の短篇集。 日本の渓流を舞台に、失われつつある原風景を鮮やかに描きだす。 『イワナの夏』『夜明けの森、夕暮れの谷』『ヤマメの魔法』に続く、最新釣りエッセイ集。 精緻な筆致で描き出される日本の渓流風景を舞台にした小説のような感動をもたらす珠玉の22篇に加え、 釣りを愛した文人について綴る「先行者たち」6篇を収録。 【目次】 I 約束の川 三月の雪/別天地を求めて/幻の川/養沢の春/夏の川のかなた/花のおもかげ/鳥のいる水辺で/ニジマスがいる/ 水の味について/失われた川/風、雨、雪/雲さだめ/銀の雨/長い長い夕暮れ/「護岸王」とは/春のひと/約束の川、ふたたび II きのうの谷 庄内ヤマメ探検隊/花のなかのアマゴ/晩夏の流れに立って/少しだけ怖い話/さよなら、次の春まで III 先行者たち 幸田露伴/佐藤惣之助/井伏鱒二/今西錦司/開高健/この一篇を読もう(森下雨村「八畳の滝」、 瀧井孝作「子供と釣り」、中野清見「暮の高瀬川」、船井裕「横谷源流」、山本素石「ねずてん物語」、高橋治「秘伝」 あとがき/初出一覧
  • ROCK & SNOW 092
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版ではP110~120「帰還 デスゾーンからの開放 ジョン・ブランチ」はご覧いただけません。あらかじめご了承ください スポートクライミングからトラッド、アルパインクライミングまで、世界最先端のクライミングシーンを網羅する 日本で唯一のクライミング専門誌 【第一特集】会心の登攀2021 ロッククライミングからアイス、ボルダー、フリーと、今季に果たされた快記録を 一堂に集めたクロニクル大特集。 パタゴニア「逆フィッツトラバース」、立山「ハンノキ滝ソロ」ほか。 【第二特集】私の愛用ギア コアなクライマーらに、思い入れのある逸品を聞く。 カラビナ、プロテクションといった登攀系の定番から、テント、ウェア、ザック、 車中泊グッズ、はたまた開拓ギアまで。 長年愛用する理由やこだわり、手入れの楽しみなど、ギアとのつきあいがたっぷり語られる。
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
    5.0
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・W ニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。 アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。 便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。 そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 文庫版には、著者のお二人と交流がある甲野善紀先生による解説を追加しています。 ■内容 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり…ほか 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所…ほか 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/体験を通すと生きた知識が身に付く…ほか 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/熊との付き合い方…ほか 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/「意識の時代」と「身体の時代」…ほか 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人…ほか 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/日本人よ、自分を取り戻せ…ほか ■著者について 養老孟司(ようろう たけし) 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。 1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。 1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。 昆虫研究でも知られ、2022年まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。 著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)など多数。 C・W ニコル(クライヴ ウィリアム ニコル) 1940年英国ウェールズ生まれ。作家、環境保護活動家、探検家。 カナダ水産調査局主任技官、エチオピア・シミエン山岳国立公園長などを歴任後、1980年長野県に居を定める。 1986年、荒れ果てた里山を購入し『アファンの森』と名付け、森の再生活動を始める。 2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に『勇魚』(文藝春秋)など多数。 2020年、79歳で逝去。
  • ヤマケイ文庫 病気の9割は歩くだけで治る!
    -
    シリーズ累計21万部、待望の文庫化! 簡単、無料で医者いらず。歩行が人生を変える24の理由。 医者に払う金があるなら靴とリュックに使え!  現代病の大半は歩かないことが原因だった。 歩くと寿命が延びるのはなぜ。 歩行は、脳を変えて、人生を変える! 町医者として多くの患者を診療しながら、多くのベストセラー本を著している、長尾和宏先生の新しいテーマである歩くことによる健康法の本。 平穏死という言葉をはやらせた、死を見つめたテーマ、ボケの問題、薬についてのうんちく、近藤誠教授へのアンチテーゼ。 これらのテーマから、もっと健康で積極的に生きていこうということに、著者の関心は移っています。 病気の9割は歩くだけで治ります。 しかも簡単、ただで、医者もいりません。 歩くことがどれだけ健康に良いかということを、医者の立場から科学的に証明していきます。 実際の治療にも多く使われ、効果をあげています。 歩行が人生を変える24の理由をわかりやすく説明する本です。 ■内容 第1章 病気の9割は歩くだけで治る 第2章 医療の常識に騙されるな 第3章 健康になるための歩き方 第4章 歩くと未来が広がる ■著者について 長尾 和宏(ながお・かずひろ) 1958年、香川県生まれ。医師、医学博士。 84年、東京医科大学卒業、大阪大学第二内科入局。 95年、兵庫県尼崎市で開業、2006年より在宅療養支援診療所となり、外来診療と24時間体制での在宅診療を続ける。 日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本禁煙学会専門医、日本在宅医学会専門医、日本内科学会認定医、関西国際大学客員教授、東京医科大学客員教授。
  • ヤマケイ文庫 ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学
    3.0
    1巻990円 (税込)
    T字迷路、行き止まり実験、水包囲実験、綱引き…… ユニークな実験の中でダンゴムシが取る行動は、この身近で小さな生物に「心」があることを示唆する。 ダンゴムシへのさまざまな実験を通して、「心とは何か」の問いの答えに迫る科学書の名作がヤマケイ文庫化。 ■内容 はじめに 第1章 心とは何か―「心の定義」を提案する 心とは言葉である/日常的な心の概念/内なるわたくし/心の気配/隠れた活動部位/心の実体とその遍在性/心と脳/感情としての心/器官としての心/「裏」としての心/ 魔の二歳児/心の成長/魔の出来事/心は現前するか/思いもかけない大泣き/未知の状況/心の現前/空は緑色/オレンジの絵を見ながらメロンジュースを飲む実験/ 甘いみそ汁の味がする水/抑制と潜在/石の心/心を見いだす流儀/ジュラルミン板の心と職人の流儀 第2章 ダンゴムシの実験 会社で学んだこと/ダンゴムシとの出会い/ダンゴムシの生態と分類/ダンゴムシの体と生活/あなどれない飼育/交替性転向/交替性転向の意味と仕組み/ 特定行動としての交替性転向/未知の状況としての多重T字迷路実験/変則転向の発現/行き止まり実験/壁登り行動の発現/水包囲実験/泳ぐダンゴムシ/ 壁登り行動、再び/ 意味深長なパターンを見つける/「ジップの法則」と予想外の行動/アリも泳ぐ/ダンゴムシで世界へ/勇気と確信/何とかなるさ/ 北の大地でダンゴムシ/環状通路実験/障害物へ乗り上がる/壁境界群の行動/水境界群の行動/ダンゴムシの自律性/障害物を伝う行動/道具使用の萌芽——ダンゴムシの知能/ ダンゴムシの綱引き/アンテナにチューブ/弓なりのアンテナ/チューブの杖で、距離を探る/丸くなるのは反射的、元に戻るのは自律的/ダンゴムシの心、再考 第3章 ダンゴムシ実験の動物行動学的意味 心の研究と動物行動学/動物行動学における四つの「なぜ」/擬人化/動機づけ/定型的活動パターンと動物の心/研究者と動物の心/葛藤行動と動物の心/「心の科学」という遺産 第4章 「心の科学」の新展開 心とは何であったか/知能の遍在性/タコとの出会い/タコの分類と生態/エサをせがむタコ/迷路でのタコの行動/予想外の「歩き」の発現/タコの問題解決/ ミナミコメツキガニとの出会い/ミナミコメツキガニの分類と生態/予想外の迷走者と小集団/ミナミコメツキガニは社会を作るか/待つ科学/結び——心の科学と社会 あとがき 文庫版あとがき
  • ヤマケイ文庫 岩魚の休日 釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿
    4.0
    〝釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿〟 ご存じ、桂歌丸師匠がユーモアたっぷりに綴った釣りエッセイの名作『イワナの休日~ちょっとうるさい釣り行脚』(1986年・リヨン社=二見書房)をヤマケイ文庫にて復刊! まるで歌丸師匠の落語を楽しむようにスラスラ、クスクスと読める文章が満載です。 ■内容 第一章 渓流釣行記 ~奥利根に、めざすイワナをもとめて~ 渓流釣りの魅力/私の釣り場さがし/秘蔵の川/穴場さがし/奥利根の大イワナ/私の釣り仲間/湖のイワナと沢のイワナ/ 逃がした魚は大きい/熊さんとご対面/ヘビの知らせ/ガマに吠えられて崖を落っこちた話/釣り師変じて砂金堀り/タクシー来ねえかな/ 渓流師心得/釣り師の言い分/ビギナーズ・ラック 第二章 道具・餌談義 ~道具と餌は釣り師のいのち~ 道具じまん/なじみの店/キジ騒動/歌丸餌談義/続・歌丸餌談義/仕掛け談義/釣り師のカガミ/仇討ち/大阪の釣り/ 練り餌で釣ったギリシャの魚/あらまあ、大きなオットセイ/噺百遍 第三章 海・川・湖遍歴 ~おかしな、おかしな釣り行脚 少年時代/メダカ釣り/短気者/相模湖の釣り/ワカサギ釣りに開眼/氷に乗って漂流した話/タナゴ釣りのこと/バクチ/ゲテモノ釣り/ けものたち/ちょっと一言/にわか釣り師 あとがきにかえて 解説=若林 輝(『RIVER-WALK』編集長)
  • ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~
    4.3
    1巻990円 (税込)
    形はどこにあるのか、色は何でできているか、虫を拡大すると世界はどうなるのか、生物多様性とはなにか。 ただ面白いから一日中、虫を見ているだけ。 そうしているうちに、なにかがわかってしまう。 物事にすべて理由があるとは限らないのである――。 長年、虫と自然に教わってきた世界の見方を明解に楽しく語る養老孟司流の生きるヒント。 虫に憑りつかれた面々が虫好きの楽園・ラオスに集った命がけの採集記も収録。 文庫版オリジナルエッセイ付き。 『虫の虫』(廣済堂出版)を改題・再編集のうえ文庫化。 ■目次 1 虫を見る 見ること/形はどこにあるか(一)/形はどこにあるか(二)/色を見る/虫の色/虫の大きさ/ 拡大する/区別して分類する/五感と虫/虫を見てなにがわかるか(一)/虫を見てなにがわかるか(ニ)/それでも虫なのだ 2 ラオスで虫採り タライいっぱいの虫/虫採りに抵抗のない国/懐かしい風景/似ているのに違う/二次林だという思い込み/ クチブトゾウムシはどこにいるか/行ってみなけりゃわからない/二〇〇八年春、シェンクワンへ/蛍光灯破損事件/ テングアゲハの聖地/チョウを呼ぶ色/ラオスヒノキ方式/原生林は虫が少ない/シダにつくクチブトゾウムシ/ 瞬間移動する蝶人/虫屋とラオスに適応/いてはいけないチョウがいた/ヤシの実から出てきたゾウムシ/爺さんの災難/ ネジレバナという変な虫/完全変態の謎/一つの原理では説明できない/またもや新種発見/広がるトウモロコシ畑/ ラオスには研究拠点が必要/アシナガバチの攻撃/第三の事件 文庫版エッセイ:人が生きる理由とは
  • ヤマケイ文庫 牧野富太郎と、山
    3.3
    1巻990円 (税込)
    日本の植物学の父・牧野富太郎氏は植物を観察・採集するために日本各地の山々を訪れ、そのときの様子をエッセイに残した。 幼少期の佐川の山での出来事を綴る「狐の屁玉」、植物を追い求めるあまり危うく遭難しかけた「利尻山とその植物」、日本各地の高山植物の植生と魅力を存分に語る「夢のように美しい高山植物」など山と植物にまつわる39のエッセイを選出。 エッセイに登場する山のデータも収載し、牧野富太郎が登った山を訪ねるガイドとしても楽しめる。 解説/梨木香歩 ■内容 なぜ花は匂うか? *北海道から東北 利尻山とその植物[利尻山] シリベシ山をなぜ後方羊蹄山と書いたか[羊蹄山] マルミアスナロ[恐山] ニギリタケ[恐山] 秋田ブキ談義[秋田の山野] *関東甲信越から中部 山草の分布[釧路雌阿寒岳、八甲田山、栗駒山、鳥海山、早池峰山、駒ケ岳、戸隠山、越後清水峠、大山] 長蔵の一喝[尾瀬] アカヌマアヤメ[日光山] アケビ[筑波山、高尾山] 日本に秋海棠の自生はない[清澄山、那智山] 萌え出づる春の若草[日本の山野] 用便の功名[箱根山] 箱根の植物[箱根山] 富士登山と植物[富士山] 富士山の美容を整える[富士山] 美男かづら[富士山] 夢のように美しい高山植物[岩手山、立山、八ヶ岳、御岳山] 越中立山のハギ[立山] 二三の高山植物に就て話す[白山、金精峠] 山草の採集[白馬岳、八ヶ岳] ナンジャモンジャの木[神崎森] 馬糞譚は美味な食菌[飛騨山脈] 火山を半分に縦割りにして見たい[小室山] *近畿から中四国、九州 東京への初旅[伊吹山] 『草木図説』のサワアザミとマアザミ[伊吹山] アセビ[六甲山] 紀州高野山の蛇柳[高野山] 石吊り蜘蛛[三段峡] 万年芝[三段峡] 地獄虫[佐川の山] 狐の屁玉[佐川の山] 火の玉を見たこと[横倉山] いわゆる京丸の牡丹[横倉山] シシンラン[土佐の奥山] 桜に寄せて[奥の土居] 豊後に梅の野生地を訪う[井の内谷] 植物と心中する男
  • ヤマケイ文庫 穂高小屋番レスキュー日記
    -
    山岳遭難の現場ではいったい何が起きているのか。 長年、穂高岳山荘を基点に、遭難救助の最前線で活躍し続けてきた宮田八郎が、山岳レスキューの実態をつぶさに紹介する。 霧の中の危機一髪のヘリ・レスキューなど、心に残る救助体験のほか、登山者に向けた厳しくも暖かいメッセージが綴られている。 穂高を愛し、仲間とともに多くの遭難者を救った穂高岳山荘元支配人・宮田八郎の遺稿集。 ■内容 第1章 穂高に生きる 第2章 遭難救助の現場から 第3章 わが師、わが友 ■著者について 宮田 八郎(みやた・はちろう) 1966年4月4日神戸生まれ。 学生の頃から穂高を訪れ1991年穂高岳山荘スタッフとなり、1994年~2006年の間、支配人を務める。 現場にいる身として遭難救助にも多数出動。 小学館コミック「岳—-ガク—-」の原作中に“宮川三郎”の名前でシリアス&コミカルに登場する。 小屋番の傍ら、2001年映像制作会社ハチプロダクションを設立、長年にわたり山岳映像を撮り続け、穂高の四季の表情を数多くの作品に残した。 2018年4月5日、南伊豆にてシーカヤック中に落命。享年52。
  • ヤマケイ文庫 家の中のすごい生きもの図鑑
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奴らは敵か味方か? 家の中で見かけた得体の知れない生きもの。 「こいつはなんだ!?」「どうしよう?」「触っても大丈夫?」などと思ったことはないでしょうか。 本書は、知っているようで知らない家に棲む生きものの生活を紹介した図鑑です。 「NHK夏休み子ども科学電話相談」でお馴染みの久留飛克明先生が、家にいる生きものの立場にたって、彼らのキモチを語ります。 なぜそこにいるのか、どこから入ってくるのか、家の中で何をしているのかなど、家に棲む生きものの正体が明らかになります。 対処法を記したQ&Aのページも充実。 文庫化にあたり、環境ごとの扉ページや、書き下ろしのコラム、文庫版のあとがきを追加! ■内容 はじめに 家の中のおもな生きもの相関図 家の中の生きものって危険なの? 屋内編 台所 洗面所や風呂場 押し入れやクローゼット 畳やカーペット/いろいろな部屋 屋根裏や床下/建材の中 ヒトなどに集まる 屋外編 外壁や軒下、戸袋 ベランダ 庭 土の中 居住者編 生息場所早見チャート 家の中の生きものを深く知るためのサイト、書籍
  • ヤマケイ文庫 カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?
    3.5
    1巻990円 (税込)
    かわいい、怖い、賢い、頭が悪い、汚い、ずるい――人間が動物たちに抱いているイメージは果たして本当か? 「ずる賢い」動物の代表・カラスの研究者である著者が、動物行動学の視点から、さまざまな動物たちにつきまとう「誤解」をときあかしていく。 カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯。チョウは花だけじゃなく、糞にもとまる。 一匹狼は、孤独を好んでいるわけじゃない。 カッコウの托卵は、信じられないほどリスキー。 ハゲタカは、ハゲだから清潔に生きられるのだ! 無意識の偏見が取り払われると真剣で切実で、ちょっと適当だったりもする彼らの真の生きざまが見えてくる。 文庫化にあたり書き下ろしの原稿とイラストを収録。 ■内容 PART1 見た目の誤解  1.「かわいい」と「怖い」カモメはカラスと同じ、ゴミ漁りの常習犯 2.「美しい」と「醜い」ハゲタカはハゲだから清潔に生きられるのだ 3.「きれい」と「汚い」チヨウは花だけじゃなく糞にもとまる PART2 性格の誤解  4.「賢い」と「頭が悪い」胸像認知できるハトとできないカラス、賢いのはどっち? 5.「やさしい」と「ずるい」カッコウの托卵は信じられないほどリスキー 6.「怠けもの」と「働きもの」ナマケモノは背中でせっせとコケを育てている 7.「強い」と「弱い」コウモリの飛行能力は戦闘機並みに高い PART3 生き方の誤解  8.「群れる」と「孤独」一匹狼は孤独を好んでいるわけじゃない 9.「亭主関白」と「恐妻家」ライオンのオスはトロフィー・ハズバンド 10.「子煩悩」と「放任主義」カラスの夫婦だって子育てに苦労する ■著者について 松原 始(まつばら・はじめ) 1969年奈良県生まれ。 京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。 専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。 研究テーマはカラスの行動と進化。 著書に『カラスの教科書』『カラス屋の双眼鏡』『鳥マニアックス』『カラスは飼えるか』など。 「カラスは追い払われ、カモメは餌をもらえる」ことに理不尽を感じながら、カラスを観察したり博物館で仕事をしたりしている。
  • ヤマケイ文庫 ニホンオオカミの最後  狼酒・狼狩り・狼祭りの発見
    -
    1巻990円 (税込)
    ニホンオオカミはどうやって絶滅したのか? 古文書をもとに、その最後をみちのくの山里にたどるノンフィクション! ニホンオオカミの最後はじつははっきりしていない。 明治38年の和歌山県が最後といわれるが、それは標本として残されている最後のオオカミでしかない。 東北の地で、野生動物と人の関係を追いかけた作家が、オオカミの最後を追う。 「狼酒」、そして、近年まで東北の山里で行われていた「狼祭り」の発見、掘り起こされた貴重な歴史的資料。 東北の地で明治・大正を生き、オオカミの最後を見てきた山の民の最後の遺言を集め、藩政の書面をたどりながらニホンオオカミの最後に迫る一冊。 文庫化にあたり、日本の野生動物専門家の高槻成紀先生による解説に加え、著者自身によるその後のニホンオオカミの最後につながる最新の追記を追加。 ■内容 はじめに 1 狼酒の発見 2 狼の民俗 3 ニホンオオカミの正体 4 狼の生態 5 江戸時代の狼 6 荒れる狼 7 明治九年、狼の子を天覧 8 狼の首に賞金 9 売り物になった狼 10 狼狩りの証言 11 恐るべき攻撃力 12 いたましい最後 13 狼の形見 ■著者について 遠藤 公男(えんどう・きみお) 1933年、岩手県一関市生まれ。 一関第一高等学校卒業後、主に岩手県山間部の分校に教師として勤めるかたわら、コウモリ(岩手)とノネズミ(北海道)の新種を発見。 1973年に『原生林のコウモリ』(学習研究社)を刊行。 1975年に退職して作家生活に入り、翌年『帰らぬオオワシ』(偕成社)で日本児童文学者協会新人賞・ジュニアノンフィクション文学賞、1983年『ツグミたちの荒野』(講談社)で日本児童文芸家協会賞、2000年に日本鳥類保護連盟総裁賞、2017年に日本哺乳類学会功労賞を受賞。
  • ヤマケイ文庫 朝日連峰の狩人
    3.0
    名狩人であり朝日連峰(山形県)のブナ林を守る環境保全活動にも尽力したことなどでも知られる志田忠儀さん。 氏の狩猟・採集や山暮らしにまつわる言葉がちりばめられた名著『朝日連峰の狩人』が文庫化!  山菜・キノコ採集やイワナ・ヤマメ釣り、ツキノワグマ狩り、キツネやテンやウサギなどの罠猟。 山中で出会ってきた動物の行動についての興味深い考察、遭難にまつわることなど、長年の経験に裏打ちされた含蓄に富む言葉を随所で読むことができます。 出版当時75歳の志田さんの話は30年の時を経た今でも色褪せず、狩猟者をはじめ動物や自然に興味がある人にも響く言葉が満載です。 ■内容 解説 まえがき ◆第一章 山暮らし 狩人とマタギ/自然とともに暮らして/達人による釣りのコツ ◆第二章 クマ狩り 昔からの巻き狩り/クマの弱点とクマ撃ち/大型動物が増え続ける/クマの習性と好物/クマの胆とクマ料理/狩人たちの仁義 ◆第三章 ワナと動物 ワナを仕掛ける/天ぷら好きのキツネ/テンやタヌキたち/アナグマとウサギの肉/小動物たちの習性 ◆第四章 山の番人 遭難は常識外の行動から/予測できない雪崩/危機に瀕する原生林 文庫版あとがき ■著者について 志田 忠儀(しだ・ただのり) 【語り】 1917年、山形県西川町大井沢生まれ。 戦前から山に入り、戦後も春はクマ撃ちやゼンマイ採り、夏は登山や釣り、秋はキノコ採り、冬は猟と、一年を通じて山とともに生きた伝説の山人として知られている。 1959年、磐梯朝日国立公園朝日地区管理人になり、1982年同管理人を退く。 この間、天狗小屋、狐穴小屋、竜門小屋の管理を西川町より任される。 月山朝日遭難救助隊長、大井沢観光協会長、自然保護に関する功労で勲六等単光旭日章を受ける。 朝日連峰のブナなどの原生林を守る会会長。民宿「朝日山の家」経営。 2016年5月23日没。 著書に『山人として生きる 8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵』(角川文庫)、『ラスト・マタギ 志田忠儀・96歳の生活と意見』(KADOKAWA)などがある。 西澤 信雄(にしざわ・のぶお) 【構成】 1948年、滋賀県大津市生まれ。愛媛大学を卒業後、1975年から朝日鉱泉ナチュラリストの家に入る。 朝日鉱泉ナチュラリストの家代表、日本ナチュラリスト協会会員、環境庁自然公園指導員、秋田営林局保全管理協会員。 著書に『朝日連峰・鳥獣戯談』『ブナの森通信』(無明舎出版)、『みちのく朝日連峰山だより』(山と溪谷社)などがある。
  • ヤマケイ文庫 穂高に生きる 五十年の回想記
    -
    今からさかのぼること、百年前。 今田重太郎は、日本アルプスの黎明期、山案内人として活躍し、穂高の稜線に山小屋を開いた。 穂高岳山荘創立五十周年記念で出版された本書(1973年)は、だれよりも穂高を愛し、当地を熟知する人物による貴重な記録。 厳しくも美しい自然のなかで小屋を営む悲喜こもごも、多くの岳人との交流がいきいきと綴られる。 ■著者について 今田 重太郎(いまだ・じゅうたろう) 1898(明治31)年、岐阜県吉城郡上宝村(元・高山市)生まれ。 1924年、奥穂高岳・白出のコルに、穂高岳山荘の原点である穂高小屋を創設(1958年改称)。 ガイドとして秩父宮に随行し、黎明期の北アルプスを案内したほか、 山小屋の主人として、登山道整備、遭難救助など、穂高連峰の安全や登山文化の発展に寄与した。 本書の全身に『穂高小屋物語』(読売新聞社刊)がある。 1993年没(享年84)。
  • ヤマケイ文庫 極北の動物誌
    4.7
    星野道夫が「名作」と呼んだ幻の古典。 この本全体に流れている極北の匂いに、どれだけアラスカの自然への憧れを掻き立てられただろう/星野道夫 カリブー、ムース、オオカミらが危ういバランスの上で織りなす極寒の地の生態系――。 『沈黙の春』が人類による自然破壊に警鐘を鳴らした1960年代初め、 アラスカの大地を核実験場開発の脅威から守り抜き、そのため故国アメリカを追われた動物学者がいた。 彼の名はウィリアム・プルーイット。極北の大自然と生命の営みを、詩情あふれる筆致で描き、 写真家の星野道夫が遺作『ノーザンライツ』のなかで、敬意をこめて 「アラスカの自然を詩のように書き上げた名作」と評した幻の古典を文庫化。 気候危機と生物多様性の危機が差し迫るなか、人の営みと自然の営みの共存を問いかける本書は、 「エコロジーとは何か」を知るための入門書であり、今を生きる全ての人へのギフトだ。 ■内容 刊行によせて 星野直子 プロローグ 旅をする木 タイガの番人 ハタネズミの世界 ノウサギの世界 待ち伏せの名手 狩りの王者 カリブーの一年 ムースの一年 ムースの民 生命は続く ホームステッド にわか景気 未来の展望 謝辞 エピローグ―一九八八年版あとがき 訳者あとがき 文庫化によせて 大竹英洋 ■著者について ウィリアム・プルーイット(1922-2009) 動物学者。アメリカのメリーランド州生まれ。 アラスカにおけるアメリカの核実験場開発計画「プロジェクト・チャリオット」を 環境調査によって阻止し、そのためアメリカを追われることになった。 その詳細は星野道夫著『ノーザンライツ』に記されている。 カナダに移住後は、マニトバ大学動物学研究室教授。 タイガ生物学研究所を設立。極寒地における野生生物の研究を続け、カナダ科学アカデミー最優秀賞などを受賞。 93年、アラスカ州政府より正式の謝罪を受け、名誉回復。アラスカ大学名誉博士となる。
  • ヤマケイ新書 失敗から学ぶ登山術 トラブルを防ぐカギは計画と準備にあり
    3.0
    もう失敗したくない! さまざまな失敗登山のパターンから見えてきたのは「問題のある計画」と「準備不足」。 失敗したくない全ての登山者におくる「計画と準備」の解説書。 仕事における事前準備の大切さを表わす「段取り八分、仕事二分」という言葉がある。 「段取り八分」とは実際の仕事に取りかかる前のリサーチや調整などの準備に全体の8割の力を注ぐことを意味しており、 きちんとした準備をすれば仕事の8割は終わっているという意味にもとれる。山登りも同様だ。 そこで本書では第1章では登山中に起こりやすい失敗パターンを紹介し、計画の問題点、準備の不足点を考察。 第2章では第1章の考察を踏まえて、山行計画の立て方と準備の進め方の流れを解説する。 【内容】 第1章 失敗パターンから考える計画と準備のポイント ・コース選びの失敗 残雪の多い山でアクシデントが多発、初心者のいるパーティで難コースを下って下山が深夜に、 破線コースを下って踏み跡から外れてしまう、予想外の残雪量と雪質に苦戦、予定コースを逆に歩いてしまう ・スケジュール組みの失敗 下山中に薄暗くなって転倒、下山中に激しい雷雨に遭遇、下山が遅れて予約していたバスに間に合わない、晩秋のロングコースで日没を迎えてビバーク ・下調べ不足による失敗 下山中にコースを間違える、バスが運休日、飲み水なしで長時間行動、お目当ての花が咲いていなかった ・準備不足による失敗 久しぶりの山行でのバテ、ワンシーズンに何度も繰り返す捻挫、山行中にはがれた登山靴のソール、車に忘れた必携装備 第2章 山選びから出発までの流れ 第1章で紹介した計画と準備のポイントを踏まえながら、失敗につながらないような計画の立て方と準備の進め方を考える。 具体的に「花の山へ日帰り登山」「山小屋利用で仲間と初めて夏の北アルプス」「1人で初めてのテント泊山行」という3つのテーマに分けて流れを紹介。
  • ヤマケイ新書 山小屋クライシス 国立公園の未来に向けて
    3.7
    多くの登山者が利用する日本の山小屋が存続の危機に瀕しています。 これは、戦後に制定された日本の国立公園制度が抱え続けてきた課題が、新型コロナウイルス禍を経て、 現実的な問題として表出し、制度が限界に近づいているひとつの証です。 山小屋に切迫している数々の問題を紹介しながら、日本の国立公園、 ひいては自然環境・観光行政の在り方について考え、提案する一冊です。 ■内容 まえがき コロナ禍が浮き彫りにする山小屋の問題 第1章 山小屋が抱える諸問題 1 ヘリコプター問題 ヘリの機体減少に伴って急浮上してきた山小屋への物資輸送問題。 それまで山小屋が抱えてきた山小屋運営の構造問題点。 2 登山道整備問題 登山道崩壊の原因と修復方法・その後のメンテナンスの現状から見えてくる登山道管理の問題点。 3 山小屋改修問題 山岳地という特殊な環境が考慮されず、小屋改修に対する制約、エクステリアに関する条例、国有林管理など、 さまざまな種類の管理体制が入り乱れた状況から起こる問題点。 4 トイレ問題 富士山の「トイレットペーパーの川」現象で社会問題になった山のトイレ問題。バイオ化導入の状況とその効果、 設置後の環境に対する影響評価、管理者や補助金制度などの問題点。 第2章 国立公園の未来を考える 前章で明らかにした国立公園内の山小屋に関わる諸問題が、なぜ、表面化しているのか。 法律や歴史、国家予算などを踏まえて紐解くとともに、日本との比較として米国、英国の国立公園行政を紹介。 1 日本の国立公園 2 アメリカの国立公園 3 イギリスの国立公園 第3章 対談「これからの国立公園」 日本の国立公園と山小屋が進むべき方向性と可能性を探るべく、 北海道大学大学院農学研究院准教授・愛甲哲也氏と雲ノ平山荘主人・伊藤二朗氏が対談。 あとがき ■著者紹介 吉田 智彦(よしだ・ともひこ) 1969年、東京都出身。 20代半ばに勤めていた会社をやめて、ニュージーランド、カナダ、アラスカなど諸国をまわる。 カヤックやトレッキングを通じて自然と人間のあり方を考えるようになり、エッセイ、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。 サンティアゴ、カイラス山、インドなど世界の巡礼路を歩き、全熊野古道、四国八十八カ所霊場を踏破。 現在は、日本独自の文化に注目し、埼玉県の農村歌舞伎や琵琶湖の沖島を取材している。
  • ヤマケイ文庫 山・原野・牧場
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北海道の大地に生き、日高の山々を愛した画家・坂本直行の若き日の画文集を文庫化。 昭和初期、日高山脈を望む十勝平野の開拓牧場で、厳しい開墾労働の日々をおくりつつ、 家畜や野生動物との触れ合い、開拓農民の生活、終生愛し続けた原野の自然と日高の山々への思いを、みずみずしい筆で描く。 ■著者紹介 坂本 直行(さかもと なおゆき) 1906(明治39)年生れ。北海道大学農学部実科卒業。在学中は山岳部員として活躍。 30(昭和5)年北海道に帰り、広尾で友人が営む野崎牧場で働く。 36年同町下野塚の未開拓地に入植し開拓に従事。困難な生活の余暇に日高など北海道の山野を主題に、絵筆をとり続け、雑誌「山」などに作品を掲載する。 60(昭和35)年、山岳画家として立ち、農業から離れる。 著書に『山・原野・牧場』『雪原の足あと』『開墾の記』ほか。 82(昭和57)年逝去。
  • ヤマケイ文庫 岩壁よ おはよう
    -
    ヨーロッパアルプス三大北壁冬季単独初登攀など、20世紀後半を代表する名クライマー長谷川恒男、若き無名の日々の回顧録。 1970~80年代を代表するクライマー・長谷川恒男の自著で、15歳から26歳までの若かりし日を描いた代表作。 中学を卒業して日本コロムビアに入社した1963年(15歳)、山好きの兄に連れられて丹沢へハイキングへ行ったのをきっかけに登山の世界へ。 以来、18歳~20歳ごろは丹沢の沢登りや谷川岳の岩登りにのめり込む。 21歳ごろから海谷・千丈岳南西壁や明星山の開拓に取り組んだ。 23歳で憧れの山岳ガイドに。 そして26歳でエベレスト登山隊に加わり、人間関係に悩んだあげくに単独登攀への道を歩み始めた。 まだ山の世界で目立った実績のなかった若い日々を、ヨーロッパアルプス三大北壁の冬期単独登攀に成功し、有名人になった後に振り返っている。
  • ヤマケイ文庫 瀟洒なる自然 わが山旅の記
    -
    『日本百名山』の著者、深田久弥が、山旅での思いを四季の順に沿って44編、並べた紀行・随想集。 登場する山は北海道の日高山脈から東北・下北半島の山、北上山地、出羽三山、日光戦場ヶ原、 越前の山、餓鬼・唐沢岳、有明山、焼額山、高峰と草津など、「日本百名山」の選外の山が中心だが、 紀行文の間に挿入された随想のなかに当時の登山界を鋭く見つめる深田の批評的精神が読み取れて興味深い。 物質文明やモータリゼーションへの批評などがそこに鋭く描かれている。 「登山は運動会ではない。ぞろぞろ行列して登るのは、私の趣味にあわない」「『登山はスポーツである』という表現を私は好まない」 「寸時の休憩にもカメラの操作に忙しくては、風景が心に残る暇がない。むしろ私はカメラ無しの登山を勧める」 「今の人はバスで直ちに山麓まで運ばれてしまうから、その道中の楽しさを知らない。つまり今の登山者は、山登りという一種の勝負にしか関心がなく、それまでの道中は無駄なものとしか見えないのだろう」。 深田久弥の山に対する思いを歯に衣着せぬ筆致で描いた随想集として、百名山ファン必読の一冊といえる。
  • ヤマケイ文庫 ヒグマとの戦い
    3.0
    大正から昭和にかけて猟銃を携え北海道の原野を駆けめぐった、ある狩人の若き日の冒険譚! 狩猟の隠れた名著を未公開写真も収録して文庫で復刊。 100年前の祖父は山野を縦横無尽に駆け巡り、狩猟に釣り、温泉開発、 鉱山発掘などフロンティアマンとしてその時代を生きていた。 100年前の根室原野を駆け巡った祖父の冒険談の楽しさが伝わると幸いです。 (「祖父・西村武重について/西村穣」より) 私の叔父(北海道石狩郡当別村)が狩猟家であったので、私の家(札幌郡篠路村)へ訪れると、 大きなガンやカモ、ウサギなどをおみやげに時々持って来た。私は大人になったら狩人になろうと思った。 私は、明治四十四年より今日に至るまでほとんど一生を、未開の森林渓谷を探して、狩猟と釣りに費やしたようなもので、 最早人生の終着駅にあり気息奄々たる老爺となってしまった。この本にあるものは大正から昭和にかけての若き時代の思い出の昔話である。 (「まえがき」より) 【内容】 ◆祖父・西村武重について 西村穣 ◆まえがき ◆ヒグマとの戦い その1 風連原野のヒグマ/牧場のギャング/茶内林野のヒグマ/養老牛のヒグマ/ケネカ川の大ヒグマ ◆カクレ原野とガンピ原 キネズミを追って/キツネに化かされたか?/カクレ原野の一夜/アマッポーとヒグマ/ヒグマとの死闘/篠路村の浪さん/ウサギの止め足/ キツネ狩り/再びキツネ狩り/ピヨッペの砂金山 ◆アイヌの狩猟 酋長榛幸太郎/さんけ爺々/老アイヌの昔話 ◆ヒグマとの戦い その2 千島エトロフ島のヒグマ/エトロフ島へ/指臼の硫黄山/ヒグマの襲来/硫黄鉱調査/東海岸を探る/再びヒグマが……/ ヒグマを倒す/紗那神社/美しい未亡人/島との別れ ◆尾岱沼と野付岬 野付半島のガン/カワウソと狂女 ◆養老牛温泉を中心として 原野移住/養老の滝/ヤマベ釣り/カムイヌプリの猛吹雪 ◆あとがき ◆解説 服部文祥
  • ヤマケイ文庫 山の足音 山のえくぼ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雑誌『アルプ』に発表した画文紀行をまとめた『山の足音』と、山村、山里の風景と人々の営みを描き出す『山のえくぼ』の2冊を合本。 畦地ファン待望の一冊。 『山の足音』は随想と紀行とに分かれ、機知にあふれ読み応え。 収録原稿のうち随想の「山の果実」は雑誌連載、「峠から峠へ」「北アルプスの記」はアルプ、「信濃路の回想」は信濃毎日新聞などに掲載されたものです。 前半の山の果実は洗練された文章で読ませ、後半の紀行文はユーモアを交えたいつもの畦地節で読者を引き込みます。 『山のえくぼ』は40pほどの山の随想集。 巻頭口絵として畦地梅太郎の代表作をカラー16pにわたり掲載しています。 【内容】 山の足音:山の果実(28話)、峠から峠へ(2話)、信濃路の回想(5話)、北アルプスの記(11話) 山のえくぼ(9話)
  • ヤマケイ文庫 原野から見た山
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北の大地に生き、日高の山々を愛した画家の代表的画文集。 待望の文庫化。 北海道の大地に生き、日高の山々を愛した画家の代表的画文集。 若き日の山の追憶から昭和三十年代の紀行までの二十六篇を、力強く明快な山岳画や植物のスケッチとともに収録する。 開拓期の北海道の山や原野、開拓農民、造材労働者、アイヌの人たちなど、 北の大地とそこに生きる人々の姿がユニークな視点から生き生きと描かれた、北海道の山の文化を代表する名著。 ■著者紹介 坂本 直行(さかもと なおゆき) 1906(明治39)年生れ。北海道大学農学部実科卒業。在学中は山岳部員として活躍。 30(昭和5)年北海道に帰り、広尾で友人が営む野崎牧場で働く。 36年同町下野塚の未開拓地に入植し開拓に従事。困難な生活の余暇に日高など北海道の山野を主題に、絵筆をとり続け、雑誌「山」などに作品を掲載する。 60(昭和35)年、山岳画家として立ち、農業から離れる。 著書に『山・原野・牧場』『雪原の足あと』『開墾の記』ほか。 82(昭和57)年逝去。
  • ヤマケイ文庫 小屋番三六五日
    4.0
    山を住処とし、山を仕事場とする小屋番たち。 ちょっと懐かしくて、あたたかい気持ちになる、全53話を収録。 巻末には、ピオレドール受賞クライマーで南アルプス・甲斐駒ヶ岳七丈小屋管理人を務める花谷泰広さんのスペシャルエッセイを収録。 『山と溪谷』誌に2001年から2006年まで長期連載された、全国53の山小屋管理人、小屋番たちによるエッセイをまとめた書籍を再編集。 <目次> ■第一章 山小屋の仕事一二カ月  第一話 山小屋の「正月」 山口 孝(涸沢ヒュッテ)  第二話 尾瀬の季節 星 菊芳(原の小屋)  第三話 山岳トイレ只今研究中 只木貞吉(丸川荘)  第四話 穂高のいちばん長い日 宮田八郎(穂高岳山荘)  第五話 小屋番山岳救助隊 佐々木 泉(阿曾原温泉小屋)  第六話 ボッカの哲学 草野延孝(鍋割山荘)  第七話 北八ツの森とともに 島立健二(北横岳ヒュッテ)  第八話 越百の生活 伊藤憲一(越百小屋)  第九話 春夏秋冬冬富士を見つめて 佐藤 保(佐藤小屋)  第十話 夏空を待ち続けて 米川喜明(蓼科山頂ヒュッテ)  第十一話 手づくりの山小屋 松澤寿子(船窪小屋)  第十二話 小屋番三カ月 神谷浩之(キレット小屋)  第十三話 北鎌尾根の番人 小池照二(大天井ヒュッテ)  第十四話 山小屋のオフシーズン 小山義秀(北穂高小屋)  第十五話 北アルプス・ネットワーク 穂苅康治(槍ヶ岳山荘)  第十六話 いいほうがいいじゃないですか 柳澤太平(赤岳鉱泉)  第十七話 高千穂の日の丸 林 満男(霊夢庵)  第十八話 わが家のトイレがよくなった 米川正利(黒百合ヒュッテ)  第十九話 九回裏の守備固め 藤森周二(赤岳天望荘)  第二十話 オフシーズンはオンシーズン 若林邦彦(白馬山荘) ■第二章 新しいわが家をつくる  第二十一話 日本でいちばん小さな山小屋 手塚宗求(コロボックル・ヒュッテ)  第二十二話 愛鷹の翁 加藤 満(愛鷹山荘)  第二十三話 越後駒元年 米山孝志(駒の小屋)  第二十四話 いこい山荘 永田昌夫(いこいの山岳会)  第二十五話 山で暮らすということ 長沢洋(ロッジ山旅)  第二十六話 山の今昔 伊藤玉男(銅山峰ヒュッテ)  第二十七話 うつぎと五十年 堺澤清人(空木駒峰ヒュッテ)  第二十八話 山小屋を建て替える 新井信太郎(雲取山荘) ■第三章 山小屋に入り、山を見つめる  第二十九話 「新米管理人」、二年目の夏へ 清水ゆかり(朝日小屋)  第三十話 小屋番を楽しむ 佐伯直樹(大日平山荘)  第三十一話 山のルネッサンス 塩沢久仙(広河原山荘)  第三十二話 警備隊から小屋番へ 馬場保男(谷川岳肩の小屋)  第三十三話 山小屋の「暮らし」 渡邊佳苗(燕山荘)  第三十四話 青年を育てた山と人 竹内敬一(青年小屋)  第三十五話 山小屋家族 吉木綾子(金峰山小屋)  第三十六話 山小屋のとーちゃん 森山 健(高谷池ヒュッテ)  第三十七話 みゃあらくもんの夢語り 高橋重夫(仙人温泉小屋)  第三十八話 伊東宗右エ門の思い出 伊東瑛子(餓鬼岳小屋)  第三十九話 くじゅうに育ち、くじゅうに帰る 弘藏岳久(法華院温泉山荘)  第四十話 拝啓 真砂沢ロッジより 佐伯成司(真砂沢ロッジ) ■第四章 山小屋をめぐる人々  第四十一話 登山者と小屋番 河村正博(塩見小屋)  第四十二話 山の哲人 星美知子(両俣小屋)  第四十三話 徳本の住人 今川剛之(徳本峠小屋)  第四十四話 鬼が守る山 五鬼助義之(前鬼宿坊・小仲坊)  第四十五話 大朝日岳のミョウキン和尚 西澤信雄(朝日鉱泉ナチュラリストの家)  第四十六話 山のセンス 角田英司(夜叉神峠小屋)  第四十七話 絵画と写真と三ツ峠 中村光吉(三ツ峠山荘)  第四十八話 桧洞丸の華 高城律子(青ヶ岳山荘)  第四十九話 光の四半世紀 原田臣久(光岳小屋)  第五十話 月山の山頂で 芳賀竹志(月山頂上小屋)  第五十一話 五回目の結婚式 竹本 勝(東海大学銀嶺荘)  第五十二話 ひだまりのひなた小屋 梅田浩生(日向小屋)  第五十三話 山小屋は人なり 花立昭雄(尊仏山荘)
  • ヤマケイ文庫 定本 山小屋の主人の炉端話
    3.5
    山で暮らす人ならではの信じられない実話を丹念に拾い集めた山語り34編。 ●第1章 ネバー・ギブ・アップ ネバー・ギブ・アップ 丹沢・尊仏山荘 花立昭雄さん/「いっちに、いっちに……」 奥秩父・三条の湯 木下昇さん/綾子、がんばる 奥秩父・金峰山小屋 吉木綾子さん/金時の山姥 箱根・金太郎茶屋 勝俣睦枝さん/車いすで木道を 福島県吾妻山・吾妻小舎 遠藤守雄さん/他山の石 北八ヶ岳・しらびそ小屋 今井行雄さん/踊りは嫌いだ 北八ヶ岳・黒百合ヒュッテ 米川正利さん/深田さん 大菩薩・介山荘 益田繁さん/廃油ストーブ 大菩薩・富士見山荘 内木雅彦さん/レッサン・ピリリ 北八ヶ岳・オーレン小屋 小平忠敏さん/山内のピッケル 奥多摩・雲取山荘 新井信太郎さん ●第2章 雷親爺  幻の金鉱脈 奥秩父・十文字小屋 山中邦治さん/隠れ家 北八ヶ岳・縞枯山荘 嶋義明さん/河童の頭 陣馬山・清水茶屋 清水辰江さん/冬に咲く花 奥秩父・甲武信小屋 山中徳治さん/雷親爺 南八ヶ岳・硫黄岳山荘 浦野栄作さん/木流し 北アルプス・嘉門次小屋 上條輝夫さん/雪下ろし 南アルプス・塩見小屋河村正博さん/糞尿譚 丹沢・鍋割山荘 草野延孝さん ●第3章 雪女  雪女 奥多摩・雲取山荘 新井信太郎さん/人間が怖い 奥多摩・町営雲取奥多摩小屋 岡部仙人さん/詐欺師 奥多摩・七ツ石小屋 嶋﨑兵市さん/泥棒! 奥秩父・笠取小屋 田邉靜さん ●第4章 フーの秘密 消えた河童 北八ヶ岳・白駒荘 辰野廣吉さん/フーの秘密 北八ヶ岳・ヒュッテ・アルビレオ 梶栄太郎さん/甲斐犬、クマ 三ツ峠山・三ツ峠山荘中村光吉さん/ヤマネの話 奥秩父・大弛小屋 佐藤宗利さん/あきつしま 苗場山・遊仙閣 高波菊男さん ●第5章 遭難救助 生きたい 陣馬山・清水茶屋 清水辰江さん/「ファイトー」 南アルプス・両俣小屋 星美知子さん/山仲間 北アルプス・徳沢園 上條敏昭さん/子福蔵 南アルプス・青木鉱泉 堤宏さん/遭難救助 八海山・千本檜小屋 上村敬雄さん/藪沢重幸新道 南アルプス・大平山荘 竹澤信幸さん ●あとがき ●新編のためのあとがき ●解説「ネバー・ギブ・アップ」外伝(三宅岳) ●文庫版あとがき 三宅岳さん
  • ヤマケイ新書 山登りでつくる感染症に強い体――コロナウイルスへの対処法
    -
    コロナ禍が蔓延するなかで、医療現場の最前線で闘う山のドクターが提唱する、病気の克服と免疫力の重要性 病気に負けない強い体を作るため、健康に配慮された食生活と無理のない運動習慣が重要かを主張してきた著者が 山登りが「免疫力」の向上に寄与することを解説する。 登山は多くの人に気軽に取り組め、ちょっとしたポイントを抑えるだけで、体をパワーアップさせることができる。 本書は、コロナウィルスの第2波襲来の渦中のなかで、コロナウィルス感染の実態と、 「免疫力」が感染症予防にいかに大切かを著わした解説書。 コロナの実態を明らかにし、免疫力強化の必要性、臓器を鍛えることで感染予防にもなることを解き明かす。 そして登山が、最も効果的だったことを実際の数値データを引きながら検証する。 ■著者紹介 齋藤 繁(サイトウ シゲル) 1961年群馬県高崎市生まれ。群馬大学大学院医学系研究科教授。群馬大学医学部付属病院集中治療部部長。 大学生時代にワンダーフォーゲル部に所属し、国内各地で登山に励む。 1992年日本ヒマラヤ協会クラウン峰登山隊に参加し、高所登山に関する医学研究に取り組む。 その後、山岳イベントの医療支援活動や一般登山者の健康管理に関する啓蒙活動などを行なっている。 最近は日本山岳会群馬支部主催の「健康登山塾」塾長として活動、中高年登山者の健康増進に寄与している。
  • ヤマケイ新書 日本の火山に登る 火山学者が教えるおもしろさ
    3.7
    気鋭の火山学者・及川輝樹氏がわかりやすく解説します。 御嶽山噴火以来、活動的火山特別措置法が改正され、 安全対策などが都道府県に義務づけられました。 噴火災害など火山といえばネガティブなイメージをもちがちですが、 実は火山はこの国土にはかりしれない恵みをもたらす存在であるのです。 火山を取り巻く現状を踏まえ、火山というフィールドをどう楽しむか。 気鋭の火山学者・及川輝樹氏がわかりやすく解説します。 【第1章 日本の山のほとんどは火山】 あなたの登る山も火山/火山はどうして噴火する?泡の力/噴火の種類/活火山とは?/あの山もこの山も火山と関係 ほか 【第2章 火山に登る楽しみ】 噴火の痕跡を楽しむ/火口を楽しむ/展望、温泉、生きている火山/火山登山と地形ほか 【第3章 火山に安全に登るには】 火山の登山は危ない?/それでも備える。事前準備が大切/火山に登る際の事前調査/火山の警報/ 特別な装備はいらない でもヘルメットはあったら良い/万が一噴火に遭遇してしまったら/退避壕(シェルター)は万能?/怖い火山ガスほか コラム 2011年大震災以降、噴火は増えていない 【第4章 火山学者の視点で火山を歩く】 《蔵王火山》最長の山脈の上にある火山/長く大きな蔵王火山/なぞのロバの耳/いわゆる馬の背“カルデラ”/火口湖御釜 東北有数の噴火記録の残る火口  《八ヶ岳》高く長大な山稜をなる火山/古い南八ヶ岳と新しい北八ヶ岳/かつて日本の最高峰/平安時代の大崩壊/活火山でもある八ヶ岳 北横岳/小さな火口 地獄谷 《霧ヶ峰・美ヶ原》本当の高原を作る火山/追分地溝/鉄平石  《北アルプスの火山》火山のあるアルプス/火山活動とともに隆起する北アルプス/多段階に成長する火山/白馬大池火山/立山(弥陀ヶ原)火山/上の廊下から雲ノ平周辺の火山/乗鞍火山 《焼岳》上高地を生んだ焼岳/梓川の変遷/今だって氷河期/上高地にしか生き残れなかった化粧柳/北アルプスで一番活発な火山 焼岳/明治・昭和初期の噴火/謎だった大正池の噴火ほか/ミニガイド 焼岳に登ってみよう 《御嶽山》長く複雑な歴史/実は活発 御嶽山/ここ数百年も噴気活動は続く/1979年噴火と2014年噴火 《霧島山》加久藤カルデラ/活火山としての霧島山/韓国岳のミヤマキリシマの謎
  • ヤマケイ新書 山のABC 地図読みドリル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 通勤や通学など、すき間時間に身につける地図読みのキホンをヤマケイ新書で。 地形図を使用した実践的な問題で、実際に登山を行なっているように技術を学べます。 登山の必須スキルである「地図読み」。 地図読みのいろはを解説する書籍はたくさんありますが、 解説文だけではわからない、なかなか技術が身につかないと感じることはありませんか。 技術を習得するには、実際に体感して経験を重ねることが大切です。 本著では、実践的な問題を数多く掲載しており、実際に山を歩くように地図読み技術を学べます。 すき間時間に楽しみながらトレーニングをはじめませんか。 ■地形図の基本 なぜ、地図を読むのか/地図の縮尺/磁北線/等高線/尾根・谷・ピーク・コル/地図記号 ■実践編 地形図の約束事/コンパスを使った整置/地形図から地形を捉える/尾根の方向や傾斜とその変化/ 断面図をイメージする/道の左右とその変化/景色と地形図を対応させる ■著者紹介 宮内佐季子(みやうち・さきこ) 1975年、イギリス生まれ。20代でアドベンチャーレースに参戦し、ナヴィゲーションの重要性を痛感し、オリエンテーリングを始める。 現在は読図講習会の講師やシクロクロス(自転車競技の一種)大会などで活躍。
  • マルタイ公認 愛しの棒ラーメン 九州発の本格即席めん オリジナルレシピ60
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 うまい!簡単!最強のインスタントラーメンの作り方 九州・福岡で1959(昭和34)年に誕生以来、 「即席“棒状”ラーメン」のパイオニアとして、熱心なファンをもつ「マルタイラーメン」。 『アゲイン!!』『モテキ』などのヒット作で知られる漫画家・久保ミツロウさんや、 お笑い芸人・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん、 「ギター侍」こと波田陽区さんなどがファンとして知られています。 形状がコンパクトで味がシンプルなことから、 山やアウトドアでの食事に利用する人も多く、 登山愛好者にとっても馴染みの深いインスタントラーメンです。 そんなマニアな人気を誇る「マルタイラーメン=棒ラーメン」を、 よりおいしく食べるためのアイデア・レシピを紹介。 ひと手間をかけるだけの短時間で手軽に味わうメニューから、 具材を作り込んで楽しむものまで、 全部で60品を掲載しています。 棒ラーメンの60年の歴史や製造現場の紹介、 棒ラーメン大好きな著名人やファンのコメントなど、 棒ラーメンマニアも必読・必携です。 読めば、今すぐ棒ラーメンが茹でたくなる!
  • ヤマケイ文庫 山棲みの記憶
    -
    狩猟、釣り、山菜採り、炭焼き……。 厳しくも恵み豊かな北の山里に生きた人々の暮らしの記録。 「ブナの森の恵みと山里の暮らし」をテーマにした根深誠、ルポ選集。 青森・秋田県境に広がる世界自然遺産・白神山地を中心に、今や失われつつある、北の山の豊かな自然の恵みとともに生きた人々の記録集。 熊撃ち、山菜採り、渓流釣りほか、厳しくも恵み豊かな、東北の山の暮らしを生き生きと描く。 【目次】 I 北の山里に生きる 春マタギ 木出し山 ウサギ狩り 下北の釣り名人 忍び撃ち 粋な山棲み人 ある炭焼き夫婦の一日 地竹細工の村 浄法寺の掻子 鍛冶 軽米源光 嶽温泉「岩木食堂」 十和田湖仙人 廃村むかしがたり 開拓村 苦闘の人生 津軽大川原の火流し 半夏生の作占い II 白神の恵みの森 春とともに ある山菜採りの山がたり 長慶平開拓集落、雨の一日 旋毛虫症発症記 白神山地に生きる 金アユの川 アイコ採り また、湖底に沈む村 林業に生きる アユの友釣り六十年 仔グマを育てる 母なる川 父なる大地 山中のマス道 熊の湯温泉 自然保護に締め出された人びと あとがき
  • ヤマケイ新書 マタギに学ぶ登山技術
    -
    山のエキスパート集団「マタギ」が教えてくれる歩き方から衣食住まで網羅したサバイバル登山技術集! 山で生き残るためのマタギの叡智をわかりやすく紹介。 最新情報を追加して新書化。 【目次】 山のプロが教えてくれる古くて新しい知恵 まえがき 1章 マタギは私たち登山者の大先輩 2章 下界の摂生した生活がマタギの始まり 3章 着実にしかも自然を壊さずに歩く術 4章 軽快に山を歩くためのウエアと道具 5章 マタギ料理はダイエット料理 6章 山中で快適に暮らす術 7章 秘伝、自然の工夫・利用術 8章 マタギ流SOSからの回避 あとがき ■著者紹介 工藤 隆雄(クドウ タカオ) 1953年、青森市生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、新聞・雑誌を舞台に執筆活動を展開。毎日児童小説優秀作品賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞等を受賞。 著書に、『富士を見る山歩き』『続・富士を見る山歩き』『富士を見ながら登る山36』(小学館)、『山歩きのオキテ』『富士山のオキテ』(新潮社)、『マタギ奇談』『定本 山のミステリー 異界としての山』『新編 山小屋主人の炉端話』(山と溪谷社)等がある。 日本大学芸術学部文芸学科講師(ノンフィクション論等)。
  • ヤマケイ文庫 仁淀川漁師秘伝
    4.0
    高知県仁淀川に生きた職業漁師・宮崎弥太郎氏の秘伝をここに大公開! アユやウナギなどの淡水魚やテナガエビやモクズガニなどの甲殻類といった 対象種ごとの捕獲技術や習性を長年の職漁経験談とイラストをまじえて詳述する。 ――あんたらみたいな遊びの人にまで技を隠すほど、この仁淀の弥太さんはケチな人間ではないけ。 そらあ仕掛けにしてもエサにしても、これは抜群じゃ、 よう獲れるという秘訣を発見したときには、人にはなるだけ内緒にしちょかないかんもんよ。 漁師の世界は、昔から獲るか獲られるかの世界ぞね(笑)―― (本文より) 長い年月、職漁師をしてきた弥太さんが、さまざまな獲物を獲るための漁師の手の内を惜しまずに明かしてくれる! [目次] 第1漁 ウナギ 第2漁 アユ 第3漁 昔の川遊び 第4漁 ツガニ 第5漁 テナガエビ 第6漁 ナマズ 第7漁 アオノリ 第8漁 ゴリ 第9漁 イダ・地バヤ・改良バヤ 第10漁 川と船 第11漁 仁淀の雑魚たち 第12漁 オコゼ釣り 話の最後に あとがき 文庫化によせて
  • ヤマケイ文庫 イーハトーブ釣り倶楽部
    4.5
    里山深山の渓流で釣り人が見つけた桃源郷の記録。 書き下ろし含む名エッセイストの集大成がヤマケイ文庫に。 釣りに行けない日の毛バリ釣り師の心にしみる珠玉のエッセイ27編。 最新書き下ろし原稿も収録。 岩手には心のふるさとになりえる川がある。 著者・村田久氏は1942年北海道生まれ。現在は岩手県一関に住み、 FM岩手で「イーハトーブ釣り具店」のパーソナリティを務めるなど、 渓流釣りをめぐる興味深いエピソードを数多く持った文筆家。 その文章には、独特の詩心とユーモアがにじみ、非常に味わいがあります。 本書は『Fly Fisher』誌(つり人社)の「A Letter from North East」から作品を厳選して単行本化したものに、 『RIVER-WALK vol.2』掲載の「追憶の遠野行」と最新書き下ろし原稿「蝉しぐれ」を収録したものです。
  • マウンテンスポーツマガジン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山を舞台にしたスポーツをフィーチュアするワンテーマ・ムックシリーズ。 そのスタート号となるのが、トレイルランの初・中級者向けの内容を網羅した『トレイルラン2014』です。 自然に親しみ、山を走る魅力を分かりやすく伝えるトレイルラン入門マガジン。 実際にトレイルを走るための具体的なノウハウを紹介するQ&A特集をはじめ、 最新キーワードから読み解く最新用具ギア情報、首都圏&関西の都市近郊コースガイドなど、 「すぐに役立つ」実用企画をメインとした内容構成です。
  • ワンダーフォーゲル 7月号 増刊 夏山JOY2019
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏山登山ガイドブックの大定番! 日本アルプスデビューの計画はこの一冊にお任せ! 入下山口情報、山小屋最新情報、夏山登山ハウツー情報も充実しています! ■特集 日本アルプス、夏の人気ルートへ! ビギナーにやさしい1泊2日~2泊3日の縦走プランを中心に、日本アルプスの人気ルートをエリア別に完全ガイド。夏山の清涼な空気感が伝わる写真と大きくて見やすい地図を用いて、ビジュアル的コースの概要を知ることができます。ワンダーフォーゲル編集部が自信をもってお届けする、この夏の登山計画に必携のガイドブック増刊号です! 〈掲載ルートの主な山(予定)〉 北アルプス ルポ=槍ヶ岳(表銀座)、双六岳(読売新道)、白馬岳~朝日岳、唐松岳~五竜岳 コースガイド 北アルプス南部=槍ヶ岳~氷河公園、奥穂高岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳、大キレット、パノラマ銀座縦走、蝶ヶ岳~常念岳、霞沢岳、裏銀座、雲ノ平~黒部五郎岳、薬師岳 北アルプス北部=立山三山、雄山~五色ヶ原、大日三山、剱岳(別山尾根、早月尾根)、白馬岳、爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳、針ノ木岳~蓮華岳、ほか 南アルプス ルポ=仙丈ヶ岳~甲斐駒ヶ岳 コースガイド=鳳凰三山、北岳、白峰三山、塩見岳、荒川岳~赤石岳、ほか 中央アルプス ガイド=木曽駒ヶ岳~空木岳、宝剣岳、越百山、ほか 日本全国の名山へ 利尻岳、八幡平、磐梯山、尾瀬、日光白根山、北八ヶ岳、ほか そのほか 2019夏山最新ニュース、夏山の安全な歩き方、ほか
  • ワンダーフォーゲル 7月号増刊 夏山JOY2018
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏山登山ガイドの大定番!日本アルプスほぼ全域と全国の人気山域はこの一冊にお任せ!日本アルプスを中心とした完全ガイドブック。人気の北アルプスは何と100頁、1泊2日のコースも充実、アルプスビギナーにも易しい、コースガイドの地図の見やすさはバツグン、北・中央・南アルプスの入下山口アクセスや山小屋、キャンプ指定地の宿泊情報データなど役立つ情報が満載、充実の必携ガイド。最新登山用品カタログ THE EARTH 2018(オールカラー256頁)も併せ、お買い得感たっぷりの使える一冊です。 特集:エリア&レベルで選ぶ、夏のアルプスベストルート集 1泊2日~2泊3日の縦走プランを中心に、日本アルプスの人気ルートをエリア別にわかりやすくガイド。 臨場感とスケール感にあふれる写真と大きくて見やすい地図を用いて、ビジュアル的にコースの概要を知ることができます。 ワンダーフォーゲル編集部が自信をもってお届けする、この夏の登山計画に必携のガイドブック増刊号です。 主な掲載ルート(予定) ●北アルプス 涸沢・穂高エリア 涸沢・奥穂高岳・北穂高岳・前穂高岳・西穂高岳 槍ヶ岳エリア 槍ヶ岳・西岳・南岳 パノラマ銀座エリア 燕岳 ・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳 笠・双六・雲ノ平エリア 笠ヶ岳・双六岳・三俣蓮華岳・水晶岳・雲ノ平・薬師岳 剱・立山エリア 立山三山・剱岳・雄山・大日三山・仙人池 後立山エリア 白馬三山・朝日岳・爺ヶ岳・針ノ木岳・蓮華岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳 ●南アルプス 北部 北岳・間ノ岳・農鳥岳・北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・鳳凰三山 南部 荒川三山・赤石岳・聖岳・茶臼岳 ●中央アルプス 木曽駒ヶ岳 ・宝剣岳・空木岳 第2特集:夏に行きたい百名山厳選ガイド ワンダーフォゲル編集部が厳選した、夏におすすめの日本百名山を紹介。 いつかは行ってみたい東北や尾瀬の山々など、人気コースを中心にご案内します。 主な掲載山(予定) 八幡平・磐梯山・至仏山・燧ヶ岳・日光白根山・那須岳・八ヶ岳、ほか。 そのほか夏山登山の必携装備や行動中の注意点をまとめた「夏山の歩き方」、 北・南・中央アルプス各エリアの最新アクセス情報や、山小屋・テントサイトのデータベース集など。
  • ワンダーフォーゲル 7月号 増刊 夏山JOY2017
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏山ガイドの決定版!日本アルプスほぼ全域と人気山域はこの一冊にお任せ! 『最新登山用品カタログ THE EARTH2017』(オールカラー256ページ)も同梱、 お買い得感たっぷり、充実の一冊。 【特集】エリア・泊数別で紹介! 夏のアルプスベストコース 1泊2日~2泊3日の縦走プランを中心に、日本アルプスのメジャールートをスケール感あふれる写真と臨場感あるテキスト、そして大きくて見やすい地図を用いて徹底的に紹介!ワンダーフォーゲル編集部が自信をもってお届けする、この夏の登山計画に必携のガイドブック増刊号です。 掲載ルートの主な山 北アルプス: 燕岳・蝶ケ岳・常念岳・霞沢岳・西穂高岳・奥穂高岳・北穂高岳・焼岳・笠ケ岳・槍ケ岳・双六岳・ 薬師岳・雲ノ平・鷲羽岳・高天原温泉・水晶岳・立山・剱岳・唐松岳・五竜岳・針ノ木岳・白馬岳・ 鹿島槍ケ岳・爺ケ岳・朝日岳、ほか 南アルプス: 入笠山・鳳凰三山・塩見岳・仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳・白峰三山・光岳・赤石岳・聖岳、ほか 中央アルプス: 木曽駒ケ岳・三ノ沢岳・越百岳・空木岳、ほか 【第2特集】全国の夏山案内 北海道から四国まで、ワンダーフォーゲル編集部厳選の夏山コースを一挙紹介。 日本百名山級の人気エリアを中心に、いつかは行ってみたい全国各地の山々を訪ねるためのガイド企画です。 主な山 大雪山・磐梯山・尾瀬ヶ原・至仏山・燧ケ岳・日光白根山・四阿山・八ケ岳・白山・剣岳、ほか そのほか、アルプス登山の必携装備や行動中の注意点をまとめた「アルプスの歩き方」、北・南・中央アルプス各エリアの最新アクセス情報や、山小屋・テントサイト予約のためのデータベース集など
  • 『山と食欲と私』公式 日々野鮎美(+なかまたち)の山ごはんレシピ2
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気山ごはん漫画『山と食欲と私』の公式レシピブック、待望の続編! 27歳、会社員の「山ガール」と呼ばれたくない自称・単独登山女子、日々野鮎美――。 コミックス累計120万部突破の山ごはん漫画『山と食欲と私』の主人公が 山で作る数々の山ごはんメニューを、実際に作り一冊にまとめた大人気レシピブック 『日々野鮎美の山ごはんレシピ』の第2弾がついにリリース! コミックス第9~11巻に登場するメニューを中心に、前作で未収録だった第1~8巻のメニューもピックアップ。 瀧本サヨリや健次郎、六科兄弟が作る大鍋の多人数向け料理や、藪蚊繁の山小屋スイーツなど、 作品内のサブキャラたち(鮎美のなかまたち)が提供するちょっぴり難度の高いメニューも集めて、全51品のレシピを紹介しています。 前作に引き続き、必要な下ごしらえの手順や、より美味しく楽しむためのワンポイントの工夫など、 それぞれの料理の作り方を写真と文章でわかりやすく解説します。 前作からさらに充実した数々のメニューを、ぜひ、『日々野鮎美(+なかまたち)の山ごはんレシピ2』片手に、作って食べてお楽しみください。
  • CAMP LIFE Autumn&Winter Issue 2021-2022
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集 焚き火道具 焚き火はキャンプそのものだ。中心であり核だ。 キャンパーは火の周りに集まり、火を見つめ、語らう。食事を作り、体を暖める。 火を熾して燃やすための焚き火用具は、キャンパーにとって神器である。 なにをどう選び、どう使うのか。達人たちの用具から、焚き火の奥深き世界を学ぶ。 ■内容 ●達人たちの焚き火用具 ●定番品と周辺アイテム SOTO ST310周辺アイテム/メスティンの周辺アイテム/焚き火テーブルの周辺アイテム ヘリノックスの周辺アイテム/定番アイテム周辺のガレージブランド/ガレージブランド勢力図 ●主要メーカー上半期売り上げトップ5 スノーピーク/コールマン/ユニフレーム/キャンパルジャパン/DOD/キャプテンスタッグ アンプラージュインターナショナル/エイアンドエフ/テンマクデザイン/ハイランダー/新富士バーナー ベルモント/ナンガ/ブッシュクラフト ●キャンプ用鉄板が熱い! 注目のキャンプ用鉄板/鉄板レシピ ●おすすめキャンプ場ガイド ※電子版には「特別付録:ブッシュクラフト社製 焚き火グリルプレートmini」は付きません
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態
    4.4
    福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事件をはじめ、最近、急増しているクマによる事故の実態、原因を解明するノンフィクション。 1970年7月、日髙のカムイエクウチカウシ山に登りにきていた福岡大学ワンダーフォーゲル部5人は、九ノ沢カールで幕営中、突然、ヒグマに襲われた。 近くのにいた他大学の山岳部員に救助を求めるが、クマの執拗な攻撃に遭い、結局3名が亡くなってしまった。 ザックを取りにもどらない、背中を見せて逃げないなど、いくつかの教訓を残し、当時は大変な話題となった。 しかし、報告書は残っているものの、悲惨な事故だけに書籍にもならず、50年近く経過したために事件は風化してしまった。 ところが、最近はクマの出没が多く、各地でクマの襲撃による被害が頻発している。 福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事故をしっかり検証するとともに、最近のクマとの遭遇被害の事例を追い、生態の解説をする。 文庫化にあたり追記として、著者による最近のクマ遭遇事故の特徴などが追加された。 本文の写真は、ツキノワグマの写真家澤井俊彦氏が野生のクマを活写している。
  • ヤマケイ文庫 新田次郎 続・山の歳時記
    4.0
    富士山、故郷信濃、ヨーロッパ・アルプスなどを描いた新田次郎のエッセー・紀行集。 単行本・全集未収録作品を中心に52篇を収録、 作家の山岳・自然観、創作の背景をたどる。 ■著者紹介 新田 次郎(ニッタ ジロウ) 1912年、長野県諏訪郡上諏訪町(現諏訪市)に生まれる。 本名藤原寛人。旧制諏訪中学校、無線電信講習所を卒業後、1932年、中央気象台(現気象庁)に入庁。 1935年、電機学校卒業。富士山気象レーダー(1965年運用開始)の建設責任者を務めたことで知られる。 1956年『強力伝』で、第34回直木賞受賞。 1966年、気象庁を退職し、文筆に専念。 1974年、『武田信玄』ならびに一連の山岳小説に対して吉川英治文学賞受賞。 1979年、紫綬褒章受章。 1980年2月、心筋梗塞のため逝去。正五位勲四等旭日小綬章。気象学者藤原咲平は伯父。妻ていは作家。
  • ヤマケイ文庫 定本 黒部の山賊
    4.0
    北アルプスの最奥部・黒部原流域のフロンティアとして、 長く山小屋(三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘)の経営に携わってきた伊藤正一と、 遠山富士弥、遠山林平、鬼窪善一郎、倉繁勝太郎ら「山賊」と称された仲間たちによる、 北アルプス登山黎明期、驚天動地の昔話。 戦後の混乱期に山小屋を経営し、事業を軌道に乗せようとするなかでの、 「山賊」たちとの交流、不思議な経験が綴られる。 山賊たちとの出会い、山賊との奇妙な生活、埋蔵金に憑かれた男たち、山のバケモノたち、山の遭難事件と登山者、山小屋生活あれこれ……。 補遺に「遭難者のお礼参り」。 戦後の混乱期とまだ未開の黒部に関する逸話満載の不思議な魅力あふれるロングセラー。 「人物グラフィティ」、「黒部源流グラフィティ」を再構成し文庫化。
  • ヤマケイ文庫 新編 西蔵漂泊 チベットに潜入した10人の日本人
    3.8
    仏教の経典を求めて、あるいは僧院での修学に、そして国の密命を帯びて、鎖国状態のチベットに潜入した10人の日本人を、新発見の資料と現地を含めた取材で探ったドキュメンタリー。 当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。 なかでも仏教の原典を求めて潜入した河口慧海や能海寛、青木文教などの稀有な旅やその足跡をたどりながら、鎖国時代のチベットの特異性を随所に盛り込む。 一方、野元甚蔵と西川一三は、ともにモンゴル、チベットの草原でモンゴル人になりすまして特務機関の研究生として生き抜き、帰国後の不遇な時代、晩年の知られざる日々などにも言及される。 10人が実践した旅はそれぞれにきわめて稀なものであったが、そのなかでも特に象徴的な体験をした河口慧海らに焦点をあて、2冊の『西蔵漂泊』を大幅に再構成、さらに最近の動向も含めて加筆、1冊に再編集、なによりも読みやすさを心がけた。 当時のチベットの特異性と歴史に翻弄された日本人の稀有な体験を著わしたノンフィクション。
  • skier2017
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、いちばん楽しくて新しいスキー情報をこの一冊で! 【巻頭特集】この冬、最高のスキー場を滑ろう! 「温泉&いい雪 極上ゲレンデへようこそ!」  蔵王温泉、野沢温泉、安比高原&八幡平 【第2特集】「軽さ」にこだわる最新スキー用具選びABC 「軽さ」にフォーカスしたスキー&ブーツカタログと、“滑りたくなるウェア”を一挙紹介! 技術企画:伊東秀人が教える「カッコよく滑る」極意 別冊付録:skier親子版(48ページ) ファミリースキー向け情報を凝縮! ※電子版では本文のあとに続けて掲載。 シーズンに一冊、大人が楽しめるスキー本来の面白さを伝えるスキームックです。
  • クオッカ 世界一幸せな動物
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 来たる、クオッカブーム!にっこり笑顔で人気上昇中。世界一しあわせな動物「クオッカ」の世界初の写真集。 オーストラリアに住むカンガルーの仲間、クオッカ。 ピカチュウのモデルになったとも言われるほどのかわいらしさから、観光客やネットユーザーなどを中心に世界中で人気が上昇中。 日本ではまだ知名度が低いが、徐々に世間に浸透しつつある。 アルパカやカピバラなど、マイナーながら人気が爆発した他の動物と比べても遜色のないビジュアルを持つ。 葉っぱをたべるクオッカ、ジャンプするクオッカ、木陰で休むクオッカ、子育てするクオッカ、人に近寄るクオッカなど、さまざまなクオッカの姿を収録。 こんな顔をしてるけど、子育てもバッチリこなしちゃいます。 巻末には解説文も掲載。
  • マタギ奇談
    4.0
    マタギたちが経験した山での不思議な経験を、長年にわたって取材、書き下ろした実話譚。 第一章 歴史のはざまで  マタギが八甲田で見た人影はなんだったのか/菅江真澄と暗門の滝の謎/尾太鉱山跡で見つかった白骨/雪男を求めてヒマラヤに行ったマタギ 第二章 マタギ伝説  山の神様はオコゼと男根がお好き?/老犬神社由来/サゲフリ/神様になったマタギの常徳/兼吉穴/「鬼は内ー、鬼は内ー」 第三章 賢いクマ  演技をして逃げたクマ/クマに騙されたマタギ/トメ足をしたクマ/スイカ泥棒/真剣白「歯」取り/復讐するクマ/クマを育てる/クマは如何に岩壁の穴に入ったか 第四章 山の神の祟り  四つグマの祟り/大然集落を襲った山津波は山の神の祟りか/忌み数/クマ隠し/セキド石 第五章 不思議な自然  大鳥池の巨大怪魚/マサカリ立て/山が教えてくれた 第六章 人間の不思議な話  濡れ衣/呼ばれる/老マタギと犬 ※『新編 山のミステリー』(山と溪谷社)の著者が紡ぐ、『山怪』(田中康弘・山と溪谷社)にも通じる山の民の体験録。お楽しみください!
  • 秋山JOY2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 [特集] 山の楽しみ方はいろいろ 今行きたい! 美しき紅葉の山 日本の山がいちばん美しく彩られる季節。 秋は低山から高山まで全国に紅葉の美しい山があります。 アルプスの大スケールを満喫するもよし、 ロープウェイで気軽に紅葉狩りをするのもいいし、 温泉とセットでのんびりするという手もあり。 秋山の楽しみ方はさまざまです。 本書では、ビギナーにもやさしい日帰りから2泊3日がメインの多彩なコースをご紹介。 「秋の日本アルプス」、「紅葉名山」、「ロープウェイ・ゴンゴラで日帰り」、 「温泉とセットで」、「ソロで縦走」など、 7つのテーマでおすすめの山を集めました。 仲間や家族と登るもよし、ソロで山旅を味わうのもよし。 北から南の山まで、長い期間紅葉を楽しめる1冊です。 秋の日本アルプス 涸沢、北穂高岳・奥穂高岳、唐松岳・五竜岳、下ノ廊下、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山 紅葉名山 大雪山、安達太良山、栗駒山、雨飾山、石鎚山 ロープウェイ・ゴンドラで日帰り 森吉山、日光白根山、谷川岳、木曽駒ヶ岳、雲仙岳 温泉とセットで 苗場山、三ツ石山、八幡平、那須岳、大日三山、九重山 ソロで縦走 高島トレイル、谷川連峰 朝日岳・笠ヶ岳・白毛門、信越トレイル、笠ヶ岳・弓折岳、木曽駒ヶ岳・空木岳 茶屋のある山 鎌倉アルプス、伊豆ヶ岳、高尾山・景信山、箱根旧街道、六甲摩耶山  静かな山歩き 尾瀬 御池古道、大菩薩嶺、高取山・仏果山・経ヶ岳、白山、イブネ・クラシ  ハウツー 秋山の歩き方 基礎知識・計画・行動中の注意点 夏山の装備にちょい足し。秋の保温&快適をアップデート コラム 山の紅葉の魅力
  • 富士山ブック 2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2021年夏、富士山は2年ぶりに開山します。 今年だからこその富士登山のマナーやハウツー、楽しみ方を一冊に詰め込みました。 日本一の頂で、深呼吸してみませんか? 富士山登山初心者必読の『富士山ブック』2021年版です。 ●トピックス コロナ禍の富士山域の最新情報をまとめます。 ●富士登山ガイダンス 富士山の気温や標高、登山シーズンやルート紹介など。コロナ禍での最新情報も掲載 ●富士山登頂ルート詳細ガイド 吉田・須走・御殿場・富士宮の 4 大ルートとお鉢巡りを地図と写真で紹介。 ●富士登山登頂講座 必要な装備 Q&A、バテない歩き方、高山病・低体温症対策、山小屋での過ごし方など、富士登山の基本を解説。 ●山麓案内 登山前後に立ち寄りたい観光地やグルメ、温泉 ●富士山便利帳 アクセス、山小屋情報などの便利情報。
  • 夏山JOY2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏山ガイドブックの決定版。アルプスの人気ルートを中心に、全国の夏の名山を紹介。 夏山の迫力ある写真をグラフ的に見せながら、大きくて見やすい地図を用いて、 ビジュアルでコースの概要を知ることのできるガイドブック。 アクセスや山小屋などの最新のデータ情報も充実。 日本アルプスデビューの計画はこの一冊にお任せ! [特集] 夏の日本アルプスへ! ベストコース完全ガイド 日本アルプスの人気&おすすめルートを完全ガイド。 ビギナーにもやさしい 1泊 2日~2泊 3日のプランを中心にエリア別に紹介します。 ■北アルプス 涸沢、穂高岳、槍ヶ岳、燕岳、常念岳、蝶ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳、 雲ノ平、水晶岳、薬師岳、剱岳、立山三山、大日三山、白馬岳、朝日岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳 ほか ■南アルプス 北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳 ほか ■中央アルプス 木曽駒ヶ岳、空木岳、越百山 ほか ■ハウツー アルプスの夏山の計画・装備・歩き方 ■アクセス&データ 北・南・中央アルプス 公共交通 最新アクセス情報 山小屋&テントサイトデータベース [特別企画] 夏に行きたい百名山をピックアップ! 夏山エリアガイド 尾瀬、日光白根山、八ヶ岳、御嶽山
  • ヤマケイ文庫 働かないアリに意義がある
    3.9
    アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方で、ほとんど働かないアリもいる。 働かないアリが存在するのはなぜなのか? ムシの社会で行われる協力、裏切り、出し抜き、悲喜こもごも――。 コロニーと呼ばれる集団をつくり階層社会を営む「真社会性生物」の驚くべき生態を、 進化生物学者がヒトの社会にたとえながらわかりやすく、深く、面白く語る。 ベストセラーの復刊文庫化にあたり、著者による新たな研究成果と、京都大学名誉教授・鎌田浩毅氏の解説を収録。 文系・理系の読者を問わず、生物と進化についての一般教養書であり入門書として必読の一冊。 【内容】 ヒトの社会、ムシの社会/「とかくこの世は住みにくい」/個体は社会から逃げられない 7割のアリは休んでる/アリは本当に働き者なのか/働かないことの意味/なぜ上司がいなくてうまく回るのか アリに「職人」はいない/お馬鹿さんがいたほうが成功する/働かないアリはなぜ存在するのか? 「2:8の法則」は本当か/怠け者は仕事の量で変身する/経験や大きさで仕事は決まる みんなが疲れると社会は続かない/規格品ばかりの組織はダメ/わが子より妹がかわいくなる4分の3仮説 生き残るのは群か?血縁か?/実証不能のジレンマ/社会が回ると裏切り者が出る なぜ裏切り者がはびこらないのか/最初にやった仕事が好き/自然選択説の限界 説明できないという誠実さ/いつも永遠の夏じゃなく など ■著者紹介 長谷川 英祐(はせがわ・えいすけ) 進化生物学者。北海道大学大学院農学研究員准教授。動物生態学研究室所属。1961年生まれ。 大学時代から社会性昆虫を研究。卒業後、民間企業に5年間勤務したのち、東京都立大学大学院で生態学を学ぶ。 主な研究分野は社会性の進化や、集団を作る動物の行動など。 特に、働かないハタラキアリの研究は大きく注目を集めている。 『働かないアリに意義がある』(メディアファクトリー新書)は20万部超のベストセラーとなった。
  • ヤマケイ文庫 夢の山岳鉄道
    4.0
    山岳景勝地には、道路ではなく、鉄道を。 鉄道紀行の第一人者だからこそ描ける、壮大で優しい夢の列車たち。 登山者も鉄道ファンも、誰もが心暖かくなる名著、ヤマケイ文庫で復刻。 「自然保護と交通渋滞の解消のためには、観光道路からクルマを排除し、代わりに鉄道を敷くべきだ」 1991年、月刊誌『旅』に掲載された「夢の上高地鉄道」はクルマ横行社会への反省と鉄道復権の追い風で大きな反響を呼び、その好評にこたえて著者は全国各地の山岳鉄道を考察した。 鉄道旅行の第一人者が、日本の山岳地帯の環境保全と観光を両立させるために鉄道を走らせる「夢」を描いた名著。 長らく入手困難な状況だったが、黒岩保美による表紙カバー絵もそのままに、ヤマケイ文庫で復刻。本文挿画も黒岩保美の作品を忠実に収録している。 ■収録タイトル 「上高地鉄道」「富士山鉄道・五合目線」「伊勢志摩スカイ鉄道」「屋久島自然林保存鉄道」「比叡山鉄道」「奥日光鉄道」「志賀高原鉄道・草津白根線/奥志賀線」「蔵王鉄道」「菅平鉄道・根子岳ラック線」「奥多摩湖観光鉄道」「立山砂防工事専用軌道」「粗谷渓鉄道スリル線」「スノウドン登山鉄道(イギリス)」「ブリエンツ・ロートホルン鉄道(スイス)」「シーニゲプラッテ鉄道(スイス)」「シンプロン峠鉄道(スイス・イタリア)」
  • ヤマケイ文庫 花は自分を誰ともくらべない~47の花が教えてくれたこと~
    -
    チューリップ、クロッカス、バラ、マーガレット、カンパニュラ、パンジー、マリーゴールド ――花は、それぞれ輝ける場所で咲いている。 身近な47の花のドラマチックな生きざまを、美しいイラストとともに紹介する一冊。 ベストセラー『生き物の死にざま』著者、文庫最新刊。 『身近な花の知られざる生態』(2015年、PHPエディターズ・グループ)を改題、加筆のうえ文庫化。 (「はじめに」より) 花にさまざまな種類があるように、私たち人間にもさまざまな顔があり、個性がある。 私たち人間は、花の美しさを知っている。花の色や形は、いろいろあることが美しいと知っている。 それなのに私たちは、ときどき「たくさんあること」の素晴らしさを忘れてしまうのは、どうしてだろう。 「違うこと」の素晴らしさを見失ってしまうのは、どうしてだろう。 くらべたり、優劣をつけたくなってしまうのはどうしてだろう。 花は自分を誰ともくらべない。 そして、自分だけの花を咲かせる。 世の中には、さまざまな花がある。 花の数だけ咲き方がある。 そして、花の数だけ、物語があるのだ。 本書では、そんな物言わぬ花の物語を紡いでみたいと思う。 〔内容〕 人々を魅了してやまない一瞬の美しさ サクラ 本当ははかなくない春の妖精 カタクリ 人だけでなくハチも惑わすラブグラス パンジー バブル景気の元祖となった魅惑の花 チューリップ 今も多くの人に愛され続けるひかえめな花 スイセン 春は花、秋は香辛料として愛される クロッカス 綺麗な花にするどいトゲがある意外な理由 バラ 乙女の期待を裏切らない科学的な花占い マーガレット 虫が拒むように進化を遂げた花 スィートピー カタツムリとは実は相性がよくない花 アジサイ 夜の交友関係の意外なパートナー テッポウユリ 香りで虫を寄せつけない花 ゼラニウム 世界初の麻酔手術に使われた花 チョウセンアサガオ たった一年で三メートルの高さになる不思議 ヒマワリ アフリカ原産の太陽に恋した少女の花 マリーゴールド 宮沢賢治が愛した「小さな鐘」 カンパニュラ ピンクの語源になった花 ダイアンサス 人類が初めて出会った雑草 アザミ 可憐なように見えてたくましい コスモス 歴史上、暗躍した毒草の中の毒草 トリカブト 本当はクリスマスが似合わない植物 ポインセチア 鳥を惹きつけるために先駆けて春に咲く ツバキ など
  • 『山と食欲と私』公式 日々野鮎美の山ごはんレシピ
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気コミック『山と食欲と私』の主人公・日々野鮎美。 「単独登山女子」の彼女が山で作る数々のおいしそうなおひとりさま山ごはんメニューを、 実際に作り一冊にまとめたレシピブックが完成しました。 コミックス第1~8巻に登場するメニューのなかから「おひとりさま」料理などを50選、 『山と溪谷』誌に掲載されたオリジナルレシピも加え、 それぞれの料理の作り方を写真と文章でわかりやすく解説しています。 必要な下ごしらえの手順や、より美味しく楽しむためのワンポイントの工夫、便利な調理器具なども紹介。 ページをめくるだけで、山やアウトドアで料理を作ってみたくなること請け合い。 『山と食欲と私』ファンならずとも、ぜひ手に入れたい公式レシピブックです。
  • 登山用具2015 基礎知識と選び方&最新カタログ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏山のお買い物はこれ一冊で今の登山用具がまるごとわかる用具特集の最強ムックです。 単なる最新用具カタログではありません。用具の基礎知識など確実に学べます。 「今年から山登りを始めたい」「この夏、初めての日本アルプスに挑戦」 といった登山入門者や初級者にとって、うれしい悩みが用具選び。 登山用具の購入に際して、必要な基礎的知識、正しい選び方・買い方、 使いこなし方をしっかりと伝授します。 もちろん、用具&ウェアの2015年最新モデル・注目商品もたっぷりご紹介。 ・夏山スタイルサンプル「基本装備」&「テント泊装備」 用具とウェアのスタイリング・サンプル紹介 ・夏山装備の基礎知識 ごく基本的な用具の知識を「基本装備」と「テント泊」装備に分けて紹介 ・アイテム別・基礎知識と選び方&カタログ 登山靴、ザック、パンツ、レインウェア、ベースレイヤー、中間着、防寒着、ウインドシェル、ソフトシェル、ウェア系アクセサリー、機能系タイツ、ゲイター、ヘッドライト、トレッキングポール、ストーブ、クッカー、テント…etc.
  • 登山用具2014 基礎知識と選び方&2014最新カタログ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夏のアルプスに行きたい!ハイキングを始めたい! 登山初心者・初級者の道具選びの悩みにこたえる、最新登山道具の選び方、買い方がわかる本。 編集部セレクトの2014最新モデルも一挙掲載。 「夏山のお買い物」はこれ一冊でOK! ●夏山の格好 スタイルサンプル ●夏山のキホン 「夏山ってどんなところ?」「まずはこれを買おう」・・・etc ●夏山装備の基礎知識、選び方、カタログ 登山靴、ザック、パンツ、レインウェア、 ベースレイヤー、中間着、防寒着、 ウインドシェル、ソフトシェル、ウェア系アクセサリー、 機能系タイツ、ゲイター、 ヘッドライト、トレッキングポール、ボトル、 ストーブ、クッカー&カトラリー、テント、 ツェルト、寝袋、マット、枕
  • ヤマケイ文庫 考える粘菌 生物の知の根源を探る
    -
    1巻880円 (税込)
    生物が知的であるとは、どういうことでしょうか? 単細胞生物の粘菌は、脳も神経系もないにも関わらず、迷路の最短経路を探し出したり、人間社会の交通網にそっくりのネットワークを作り上げてしまいます。 「遭遇する状況がどんなにややこしくて困難であっても、未来に向かって生き抜いていけそうな行動がとれる」 知性をこんなふうに捉えてみると、単細胞の粘菌でさえも、その場のややこしさに応じた知的と思えるような行動をとるのです。 このようなすぐれた行動が、単細胞の粘菌からどのように生み出されるのでしょうか?  私たち多細胞生物にもつながる「知的なるものの原型」を粘菌に探ります。 ■内容 まえがき 第1章 単細胞の情報処理 第2章 粘菌とはどんな生きもの? 第3章 粘菌が迷路を解く 第4章 危険度を最小にする粘菌の解法 第5章 両立が難しい目的をバランスさせる粘菌の能力 第6章 時間記憶のからくり 第7章 迷い、選択、個性 第8章 粘菌の知性、ヒトの知性 あとがき ※本書は2010年5月に発刊されたPHP サイエンス・ワールド新書『粘菌 その驚くべき知性』を加筆修正のうえ、文庫化したものです。 ■著者について 中垣 俊之(なかがき・としゆき) 1963年愛知県生まれ。北海道大学電子科学研究所教授。 粘菌をはじめ、単細胞生物の知性を研究する。 北海道大学薬学研究科修士課程修了後、製薬企業勤務を経て、名古屋大学人間情報学研究科博士課程修了。 理化学研究所基礎科学特別研究員、北海道大学電子科学研究所准教授、公立はこだて未来大学システム情報科学部教授を経て2013年より現職。 2017~2020年北海道大学電子科学研究所所長。 2008年、2010年にイグ・ノーベル賞を受賞。著書に『粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う』(文春新書)、『かしこい単細胞 粘菌 』( たくさんのふしぎ傑作集) など。
  • わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑
    4.3
    1~3巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 意外と知らない生きものたちのクスッと笑えるエピソードをコミックでご紹介! 自然・生きもの好きを中心にSNSで話題の いきものイラストレーターの一日一種さんの連載『わいるどらいふっ!』を書籍化。 どんぐりを埋めた場所を忘れるリス、鳴かないと全然わからないホトトギス…… オリジナルイラスト図鑑も収録し、 生きもの好きにはたまらない1冊です。 (総ルビ対応、お子様にも) ■春 Spring ギフチョウ/カタクリ/アカネズミ/マルハナバチ/ヤマザクラ/カンアオイの仲間/梅にウグイス/ 桜にくる鳥とりどり/ウソ/セキレイの仲間/ウグイス/オオルリ/コマドリ/カルガモ/ニホンアマガエル/ タゴガエル/ヌマガエル/ウシガエル/アズマヒキガエル/カイツブリ/ヤマセミ/カワセミ/アメリカザリガニ ■夏 Summer カッコウ/ホトトギス/ツツドリ/ジュウイチ/カナヘビ/アオダイショウ/ヒバカリ/テングチョウ/ アゲハモドキ/ナミアゲハ/アゲハヒメバチ/クマゼミ/キバラヘリカメムシ/オオシオカラトンボ/ ハンミョウ/アオバト/カツオノエボシ/スカシカシパン/ヤドカリの仲間/サザエ/カズラガイ/ シギの仲間/ハマグリ/ヒトスジシマカ/イノシシ/キセキレイ/カワガラス/オシドリ ■秋 Autumn キイロスズメバチ/オオスズメバチ/コガタスズメバチ/ナラタケ/ナガエノスギタケ/サルノコシカケ/ 冬虫夏草/カエンタケ/ハラビロカマキリ/オンブバッタ/動物たちのハロウィン/ヒヨドリ/ハヤブサ/ アサギマダラ/マガン/イロハモミジ/イタヤカエデ/ミサゴ/キクイタダキ/ジョウビタキ/ニホンリス/ ハシボソガラス/シマリス/エゾリス/ミズナラ ■冬 Winter ツキノワグマ/イスカ/モミ/ツチイナゴ/スズメ/クワエダシャク/モズ/ナミテントウ/オオムラサキ/ ヒキガエル/一富士二鷹三茄子/マンリョウ/オニグルミ/ニホンザル/ツグミ/トラツグミ/ キダチアロエ(メジロ)/スズガモ&キンクロハジロ/セツブンソウ/ドバト/啓蟄 ■コラム ・探してみようスプリング・エフェメラル ・鳥見は「聴くのが大事」鳥のききなし集 ・動物たちの恋愛模様 ・いきものたちの托卵 ・【生きもの観察入門】海辺 ・【生きもの観察入門】里山 ・動物たちの渡り ・紅葉のしくみとカエデの種類 ・モズのはやにえ集 ・冬越しの昆虫 ・葉痕 ・【生きもの観察入門】冬こそおススメ!バードウォッチング
  • CAMP LIFE Spring & Summer Issue 2022
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集「キャンプでしたいこと。」 キャンプしようよ! で、なにを? キャンプでなにをしたらいいかわからないキャンパーに向けたアイデア&裏技集。 ビギナーからベテラン、ファミリーキャンパー、ソロキャンパー、ブッシュクラフター、サウナーまで全キャンパー必読の保存版特集です。 ●インフルエンサーに学ぶ!キャンプの過ごし方 さまざまなスタイルのキャンプ系インフルエンサーのキャンプスタイル。その子チャンネル、さーやん、SHIMON等が登場! ●キャンプで食べたい絶品料理 ●ソロキャンプでやりたいこと ●おもてなしキャンプのABC ●キャンプでやりたいアクティビティ ●キャンプでやりたいモノ作り ●2022新作+あの道具使ってみたかった! 豪炎、ルーフトップテント、ツリーテント、ビンテージランタン、プラネタリウムテント ●SOTO/レギュレーターストーブ開発秘話
  • 山と溪谷 2022年 増刊5月号 日帰りハイキング・関東周辺
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宿泊を伴う登山に自粛傾向が続く一方で、都市近郊の低山を中心に日帰り登山が人気を集めています。 週末、手軽に日帰りできる登山コースを知りたい登山者に向けた、春夏秋冬の季節ごとに紹介するハイキングムック。 関東+山梨県のおすすめ60コースを集めました。 コースの紹介だけでなく、日帰り登山に必要な知識、計画の立て方、持ち物や服装など、初心者向けの情報も掲載しています。 ■内容 ・春 三浦アルプス/天覧山・多峯主山/鳴虫山/京塚山/不老山/湯ノ丸山 ・夏 月居山/川苔山/鎌倉アルプス/宮塚山/天上山/畦ヶ丸/茶臼岳 ・秋 嵩山/城峰山/六国見山/七面山/坪山/八王子城山/カヤノキビラノ頭 ・冬 石割山/尺丈山/湯坂路/仏果山/篠井富屋連峰/浅間嶺/武甲山/社山 ・日帰りハイキング安全講座 山選びと計画/ 持ち物とウェア/ 行動中と注意
  • ヤマケイ文庫 新編 黒部の山人 山賊鬼サとケモノたち
    -
    戦後、大衆登山黎明期に、北アルプス最奥部で暮らした人々のさまを活写した 『黒部の山賊』(伊藤正一・著)。 このベストセラー山岳名著に登場する愛すべき山人(やまど)、 知られざる「黒部の山賊」鬼サその人が語る山の民の生活譚。 大自然に生きた生活者が披露する、今や失われた山語り・猟語り、そして自分語り。 巻末に解説「山の賢者」(池内 紀)を収録。 <内容> ボッカ・ガイド・遭難救助 ボッカ/ガイド/遭難救助 イワナ釣り 職漁/イワナ釣り談義 猟師 小物猟/クマ/カモシカ/根拠地と荷揚げ/カモシカ狩り・そもそもの初めから/ 犬を使うカモシカ狩り/犬のいないカモシカ狩り/吹雪とナダレ/カモシカ追いと事故/ 鬼サのなげき/附・炭焼き あとがき 解説 山の賢者(池内紀)
  • ヤマケイ文庫 山怪参 山人が語る不思議な話
    3.8
    著者が全国を訪ね、山を仕事場とする猟師や、山里に暮らす山人たちから実話として聞き、 収集した山の奇妙で不思議な出来事。社会現象となり、「現代版遠野物語」として 読むものを虜にしたベストセラー第三弾が遂に文庫化!! 本作では、シリーズ初となる北海道への取材を敢行。巻末には、書き下ろしの「山怪備忘録」を収録。 <構成> はじめに 山と人と怖いモノ I 戸惑いの森 優しい狐と幻の椿/浮き上がる人/魂との遭遇/森へ消えた飛行兵/ミミズ素麵と小さな人/ 峠に立つ男/死のサイン/入りたかった温泉/見つけてください― 栗駒山/不吉な笑い声/ 何が光を見せるのか?/山で出会うモノ/子狐/穴から出てくる人/ワープする爺/消えないテレビ/ 騒ぐ木々/白神山地近辺 /謎の血痕/消えた馬頭観音/寂しがりやの魂/火の玉を探す人たち/ 本州最北端の魂/甘党の狐/狐の警告/撃ってはいけない熊/丑三つの少女/ついてきた男/ 案内する火の玉/跳び出す婆/“羆撃ち”久保俊治さんの体験 II 闇へ続く道 座敷わらしと山の神/追いつけない鈴音/片品村の出来事/引き寄せられるバイク/案内される人/ 唐辛子を持っていく訳/見つけてください― 上野村/切ってはいけない木と山中の太鼓/狐狸の宴/ おにぎり婆/月はどっちに出ている/バスに乗りたかったのは/首括りの木/山音/狐火いろいろ/ 五十年目の神隠し/謎のスキーヤー/一緒に来たのは/ささやく男/叫ぶ女/赤い部屋/夜の訪問者/ 大蛇の森/野焼きと火の玉/動かすと死ぬ/尼さんの忠告/一向一揆の里 III 霊域の生活 火の玉ラッシュアワー/ツチノコの里/追いかけてくるモノ/犬と百人一首/不思議な相談/ 山から出られない人/行者の戦い/ノックは三回/消えるテレビマン/奥山の女性/最後の昼飯/ 神域の巨樹/帰りたかったのは/狸話/魂虫/家に帰れない訳 おわりに― 山怪話 山怪備忘録ー文庫版付記
  • 山と溪谷 2021年 増刊6月号 深田久弥と『日本百名山』
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本誌「山と溪谷増刊6月号」は、ご好評につき完売となった「山と溪谷2021年1月号」の特集「深田久弥と『日本百名山』」を、別冊付録「日本百名山ルートマップ」と合本し、再編集して発行するものです。 ■大特集「深田久弥と『日本百名山』」 北海道から九州まで、地元の山に精通した写真家、ガイド執筆者らが各百名山の魅力について紹介します。 ■第2特集「日本百名山ルートマップ」 特集と連動した、百名山100座収録の登山地図を一挙掲載。 ■特別企画「深田久弥 人と作品と山」 深田久弥の人となりや作品について解説します。 ■目次 大特集 深田久弥と『日本百名山』 インデックスマップ YAMAKEI-HEADLINE 山のスタンプラリーアプリ「ヤマスタ」 [ルポ]深田久弥を探して。 第1章 1利尻山~29至仏山 [ルポ]1利尻山 2 羅臼岳/3 斜里岳/4 阿寒岳/5 大雪山/6 トムラウシ山/7 十勝岳/ 8 幌尻岳/9 後方羊蹄山/10 岩木山/11 八甲田山/12 八幡平/13 岩手山/ 14 早池峰山/15 鳥海山/16 月山/17 朝日岳/18 蔵王山/19 飯豊山/ 20 吾妻山/21 安達太良山/22 磐梯山/23 会津駒ヶ岳/24 那須岳/  25 越後駒ヶ岳/26 平ヶ岳/27 巻機山/28 燧ヶ岳/29 至仏山 [アンケート]あなたにとっての「百名山」を教えてください! YAMAKEI-HEADLINE PICK UP GEAR オスプレー 第2章 30谷川岳~64赤岳 30 谷川岳/31 雨飾山/32 苗場山/33 妙高山/34 火打山/35 高妻山/ 36 男体山/37 日光白根山/38 皇海山/39 武尊山/40 赤城山/ 41 草津白根山/42 四阿山/43 浅間山/44 筑波山/45 白馬岳/46 五竜岳/ 47 鹿島槍ヶ岳/48 剱岳/49 立山/50 薬師岳/51 黒部五郎岳/52 水晶岳/ 53 鷲羽岳/54 槍ヶ岳/55 奥穂高岳/56 常念岳/57 笠ヶ岳/58 焼岳/  59 乗鞍岳/60 御嶽山/61 美ヶ原/62 霧ヶ峰/63 蓼科山/64 赤岳 [エッセイ]私の百名山の登り方 YAMAKEI-HEADLINE PICK UP BRAND アークテリクス 第3章 65両神山~100宮之浦岳 [ルポ]87白山 65 両神山/66 雲取山/67 甲武信ヶ岳/68 金峰山/69 瑞牆山/ 70 大菩薩嶺/71 丹沢山/72 富士山/73 天城山/74 木曽駒ヶ岳/ 75 空木岳/76 恵那山/77 甲斐駒ヶ岳/78 仙丈ヶ岳/79 鳳凰山/80 北岳/ 81 間ノ岳/82 塩見岳/83 東岳(悪沢岳)/84 赤石岳/85 聖岳/86 光岳/ 88 荒島岳/89 伊吹山/90 大台ヶ原山/91 大峰山/92 大山/ 93 剣山/94 石鎚山/95 九重山/96 祖母山/97 阿蘇山/98 霧島山/  99 開聞岳/100 宮之浦岳 YAMAKEI-HEADLINE PICK UP TOPICS jRO 第2特集 日本百名山ルートマップ [特別企画]深田久弥 人と作品と山
  • CAMP LIFE Spring&Summer Issue 2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 特集「私のソロキャンプスタイル」 衣食住のすべてを積んで(背負って)キャンプ場へ。 だれに気兼ねもなく、だれかの面倒を見ることもなく、ひとり気ままに時間を過ごす至福の時。 そんなソロキャンプを、先輩ソロキャンパー達はどんなスタイルで楽しんでいるのか。 十人十色のキャンプスタイルから学びます。 ●私のソロキャンプスタイル さまざまなスタイルのソロキャンパーが登場! キャンプ道具、1日の流れ、設営レイアウト、過ごし方、レシピ等を紹介。 ●ソロキャン女子に聞いてみた! キャンプの楽しみ方とお悩み相談 ●ソロキャンプABC ソロキャン道具の選び方/テント、タープ/チェア、テーブル/調理用具/焚き火道具/寝具類/バックパック、コンテナ/バッ テリー関連/ソロキャンで使える服と小物/ソロキャンをレンタルで/ソロキャンの荷物を考える/ソロキャンの移動手段/ソ ロキャンの設営レイアウト/ソロキャン料理etc... ●おすすめキャンプ場紹介
  • ざんこく探偵の生きもの事件簿
    4.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ざんこく事件を解決すると、生きものたちの不思議で面白い生態が見えてくる!? リスのざんこく探偵と、ビビリだけど心優しいクマの助手が、自然界で次々と起こる生きものたちのざんこく事件を解決。 ざんこくを通して、ちょっぴり怖いけど不思議で面白い生きものたちの営みをのぞいてみましょう。 ・ざんこく探偵たちと一緒に、ざんこく事件を推理してみよう! 「バラバラ事件」「くし刺し事件」「生首落下事件」……。 怖いけど、よく観察しみるとヒントが見えてくる!? ・生きものに詳しいざんこく探偵の解説で、生きものの「不思議」が学べる! 紹介するざんこく事件は、身近でも観察できるものばかり。 ざんこく事件を通して自然の仕組みが学べるように、ざんこく探偵が丁寧に解説をしてくれます。 ・面白い!笑える!生きものおもしろ漫画付き ざんこく探偵たちや、森の中のなかまたちの愉快な日常で、楽しく生きものたちのことを知ることができます。
  • ヤマケイ文庫 剱人 剱に魅せられた男たち<増補文庫版>
    4.0
    厳しくも美しい山、北アルプス・剱岳。 そんな剱岳に憧れ、愛し、通い続ける男たち。 著者は彼らを「剱人(つるぎびと)」と呼ぶ。 自らも足しげく剱岳に通う著者が、剱岳を愛する人々に迫るインタビュー集。 2014年に刊行された単行本に、4人の「剱人」を追加取材し、計13人が登場する決定版! 【13人の剱人】 佐伯郁夫(登山家・作家) 佐伯邦夫(登山家・作家) 高橋敬市(写真家) 稲葉英樹(山岳ガイド) 佐伯友邦(剱澤小屋) 佐伯新平(剱澤小屋) 和田城志(登山家) 谷口凱夫(元富山県警察山岳警備隊) 多賀谷 治(山岳ガイド) 山本宗彦(元明治大学山岳部監督) 本郷博毅(山岳ガイド) 坂本心平(真砂沢ロッジ) 上田幸雄(山岳ガイド) 【番外編】 「家族の山小屋」(剱澤小屋。佐伯友邦、里子、新平) 「芦峅寺の異端児」(真砂沢ロッジ。佐伯成司) 「黒部の道直し」(阿曽原温泉小屋)
  • ヤマケイ文庫 定本 山のミステリー 異界としての山
    3.3
    山とは即ち異界なり。 山小屋の主人や登山者たちが経験したこの世の現象とは思えない奇妙な56の実話拾遺集。 登山歴40年を超える著者が、山小屋の主人などから聞いた、 ときに恐ろしく、ときに神秘的な、奇妙な山の体験談56話を収録。 2016年刊行の『新編 山のミステリー 異界としての山』(山と溪谷社)を定本として文庫化! 解説「知らない世界への誘い」(田中康弘) (内容) I 山の幽霊ばなし 真冬の幽霊/体が透ける/屋久島の幽霊/窓辺に座っていた幽霊/看板のなかの顔/車のドアを閉めた謎の手/人間が怖い/幽霊に助けられた女性たち/甲斐駒ケ岳の幽霊/避難小屋の怪 II 人智を超えるもの 浮かび上がる遭難遺体/夢に現れた遭難現場/「拝み屋さん」の予言/血を引く/霊が見える人たち/UFOの降りた山/もうひとりの登山者/謎の火の玉/静止する蠟燭の炎/幻のかりんとう/消える山小屋 /山の神に守られる?/大きな天狗/おいらんのかんざし/不思議な観音様 III 自然の不思議 森のなかから助けを求める声/死者を悼むリス/空飛ぶキツネ/水筒に助けられた登山者/逃げなくなった野鳥たち/寒気/ダケカンバの夢/七転び八起木/雷で育つアズマシャクナゲ/天狗が木を伐る/天狗のテーブル/消えた戦闘機/風穴に響く愛犬の声/七年に一度山中に現れる幻の池/雲が教えてくれたこと/「更級日記」と富士噴火の謎? IV ひとの不思議 ザックの中身/謎のバンダナ/黒ずくめの遭難者/水晶山の遭難/消えたキスリング/オカリナ/山中の車/山上のストリーキング/中高年登山ブームのかげで/死相/赤い帽子/ツチノコより不思議な男/それでも医者か/水場のミステリー/山の仲間が支える命 あとがき 新編のためのあとがき 文庫版のためのあとがき 解説 知らない世界への誘い 田中康弘
  • ヤマケイ文庫 山怪 山人が語る不思議な話
    4.3
    日本の山には「何か」がいる。 シリーズ累計20万部突破!!山の怪談ブームの火付け役。 山で働き暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な体験。 NHKドキュメンタリーで映像化、漫画化、 海外で翻訳化もされたベストセラーがついに文庫化! 秋田・阿仁のマタギたちや、 各地の猟師、 山で働き暮らす人びとから実話として聞いた、 山の奇妙で怖ろしい体験談。 現代版遠野物語。 文庫化にあたり特別版付記「山怪後日談」を収録。 (内容) 山怪の舞台(地図) はじめに I 阿仁マタギの山 狐火があふれる地/なぜか全裸で/楽しい夜店/ 生臭いものが好き/狐の復讐/見える人と見えない人/ 狸は音だけで満足する/消えた青い池/ 人魂、狐火、勝新太郎/親友の気配/辿り着かない道/ 蛇と山の不思議な関係/汚れた御札/マタギの臨死体験/ 叫ぶ者/白銀の怪物 II 異界への扉 狐と神隠し/不死身の白鹿/来たのは誰だ/もう一人いる/ 道の向こうに/響き渡る絶叫/僕はここにいる/ 謎の山盛りご飯/山塊に蠢くもの/旧朝日村/ 出羽三山/鷹匠の体験/奈良県山中・吉野町/ ツチノコは跳びはねる/足の無い人/巨大すぎる狐火/ 山から出られない/行者の忠告 III タマシイとの邂逅 帰らない人/死者の微笑み/迎えに来る者/ナビの策略/ 椎葉村にて/テントの周りには/幻の白い山/ なぜか左右が逆になる/不気味な訪問者/天川村の事件/ 帰ってくる人/固まる爺婆/お寺とタマシイ/飛ぶ女/ 帰ってくる大蛇/呼ぶ人、来る人/狐憑き/真夜中の石臼/ 狐火になった男 おわりに 文庫特別版付記「山怪後日談」収録
  • ヤマケイ文庫 山の朝霧 里の湯煙
    5.0
    自然と旅を愛したドイツ文学者が、心おもむくままに楽しんだ山旅といで湯紀行 山旅と温泉を愛したドイツ文学者・池内紀の紀行集。 足の向くまま山歩き、いで湯に浸かれば忘我の境地……。 山に移ろう霧と、いで湯の煙に包まれ、観照と夢想、 仙境と俗界を往き来する“池内ワールド”が展開。 東北、関東周辺を中心に、北海道、北アルプス、西は四国の山、 楽しくて味わい深い作品27篇の名作紀行集を文庫化。 ■著者紹介 池内 紀(イケウチ オサム) 1940年、兵庫県姫路市生まれ。東京外国語大学卒業後、東京大学修士課程修了。 神戸大助教授、東京都立大教授、東京大教授を歴任し、55歳から文筆業に専念。 フランツ・カフカをはじめとするドイツ文学の翻訳のほか、文学論、文化論、エッセー、詩集、小説など幅広い分野で数多くの著作がある。 ゲーテ「ファウスト」(1999~2000)で毎日出版文化賞。「カフカ小説全集」(2000~02)で日本翻訳文化賞、「ゲーテさんこんばんは」(2001)で桑原武夫学芸賞、「恩地孝四郎 一つの伝記」(2012)で読売文学賞。 2019年死去。
  • CAMP LIFE Spring&Summer Issue 2020
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャンプに必携。失敗しないテント選びに。 ■特集 「テント大全」 キャンプ用具のなかでも大物中の大物である「テント」は、 キャンパーの必携装備であるが、種類も多く、購入に迷う商品の筆頭。 とくにビギナーはキャンプスタイルも定まっていないため、なにを基準に選んでいいのかわからないもの。 そこで本特集ではテント購入の手引となる情報を整理し、最新のトレンドとともに紹介。 ●新作テント徹底レビュー ogawa/TASSO、MURACO/GUSTAV、MSR/HABITUDE4、MINIMAL WORKS/V HOUSE M、SABBATICAL/SKYPILOT TC、HELSPORT/FJELLHEIM-6CAMP ●テントの種類と基礎知識 タイプ別CAMPING TENT MAP/テントの基礎知識/テントの正しい設営方法/設営前の基礎知識/ペグダウンとロープワーク/ テント内で快適に過ごすコツ/テント撤収の手引き/テントのトラブル回避術/テントのこれまでとこれから ●失敗しないテントの選び方&2020最新カタログドームテント ツールームテント/フロアレスシェルター/テントアクセサリー/ソロキャンプ向けテント ●レンタルできるテントも分かるキャンプ場ガイド ■特別企画1 メスティン&ストームクッカーを生んだ地 スウェーデン・トランギア探訪 ■特別企画2 グランピングの楽しみ方 ■限定イラスト入りメスティンを抽選で読者の5名様にプレゼント!
  • 山と溪谷 2020年 5月号増刊  最も美しい上高地へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今年こそ、日本一美しい上高地の高原を歩きましょう! 一冊まるごと上高地号。 ■特集 「上高地」 ●第1部 上高地探訪(大正池、河童橋周辺、小梨平、明神、徳沢) ・ルポ 山部茜さんと歩く上高地 ・上高地名所案内 ・イラストマップ/河童橋周辺と梓川/大正池と田代池・田代湿原/明神/徳沢 ・ルポ 新提案!上高地から岳沢往復 上高地のパノラマを満喫! ・コラム 上高地のミニ名所、名物たち ウエストン祭、河童橋、上高地郵便局、ほか ・ビジターセンタースタッフに聞く、上高地の楽しみ ・エッセイ 斎藤由香〈父・北杜夫と訪ねた上高地の思い出〉 ●第2部 上高地の自然図鑑 ・上高地は自然の宝庫 ・イラストレイテッド図鑑 上高地の自然と生きもの ・植物・樹木編/哺乳類編/鳥類編 ・クマとの共存を考える ・上高地の昆虫たち ●第3 部 上高地周辺の山々 ・ルポ 中の湯から焼岳、上高地 ・ルポ 徳沢の夏、そして蝶ヶ岳 ・ガイド 奥上高地、焼岳、徳本峠、霞沢岳、西穂高岳、岳沢、涸沢と奥穂・北穂 ・ルポ 徳本峠を守る ・ノウハウとギア 上高地&周辺の山々を歩くためのアドバイス ・コラム 上高地開山史 ・コラム フラッシュバック、青春の上高地・涸沢・穂高 ●第4 部 上高地旅の情報 ・アクセス ・宿旅館 ・山小屋 ・バス時刻表 ・上高地イベントダイヤリー ●特別企画 蕎麦の名店を訪ねて 乗鞍、奈川、稲核の在来種蕎麦を食べ巡る
  • ヤマケイ新書 IT時代の山岳遭難
    4.0
    遭難現場をよく知る登山ガイドがひもとく、安全登山のために必要な最新のテクノロジー。 山と溪谷誌上でも活躍する現役登山ガイドが遭難に対する思考をアップデート。 「便利さ」「楽しさ」を拡大するために発達するテクノロジー。 しかしながら、そのテクノロジーに頼り、依存しすぎることが原因で遭難したり、 遭難の一歩手前まで追い込まれる登山者が増えている。 そこで本書では、現役登山ガイドとして活動し、山と溪谷誌でも執筆を続ける著者が 急速に発達するテクノロジーと登山を俯瞰して、 登山者がどのようにテクノロジーと向かい合い、活用するのが最適かを解説する。 ・目次 <第1章>テクノロジーの発達により、新しい遭難が増えている 独学で登山を続けることは可能か/検索エンジンの落とし穴/実例から考える・ウェブの情報が登山者に与えた悪影響/ 度の過ぎた承認欲求の先に待つもの/道迷いを防ぐはずのGPSを持って道に迷う <第2章>登山者の行動をサポートするために進化するテクノロジー 速やかな情報伝達をめざす試み/コミュニケーションの幅を広げたSNS/道迷いを防ぐGPSアプリ/ 登山者向け主要5大サービス 「ヤマケイオンライン」「ヤマレコ」「YAMAP」「Geographica」「スーパー地形」 <第3章>遭難者を救うために進化するテクノロジー 登山届の電子化がもたらした福音/加入者急増中のココヘリを支えるもの/ 遭難者捜索のスペシャリスト集団LISSが駆使するテクノロジーとは <第4章>登山者とテクノロジー リテラシーの高め方/これから期待したいウェアラブル/共存していくテクノロジーと登山
  • ヤマケイ文庫 どくとるマンボウ青春の山
    3.3
    終戦の年、避けられぬ死への煩悶を抱きつつ訪れた憧れの上高地。 父との葛藤を胸に対峙した穂高岳。青春と自然を綴った北杜夫のエッセー選集。 昭和20年、昆虫や信州の自然への憧れから松本高校に入学した北杜夫は、 避けられぬ死への悲痛な思いを抱えながら上高地を訪れる。 その後、頑固で癇癪持ちの父でありながら、 歌人としては畏敬すべき存在であった斎藤茂吉との軋轢に悩み、 ひとり穂高岳と向かい合う。 この経験を、作家はのちに「まさしく私の青春そのもの」と記す。 また、1965年には、カラコルム遠征隊に参加、独特のユーモアを交えたエッセー、紀行文から 『白きたおやかな峰』の背景を読み取ることができる。 単行本未収録作品を含む、山のエッセー選集。
  • ワンダーフォーゲル 10月号 増刊 秋山JOY2019
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 秋山・紅葉に特化したヤマケイの丸ごと1冊コースガイドブック。 秋は一年を通じて山がもっとも美しく彩られる季節。 鮮やかな紅葉の山を満喫するために、 ワンダーフォーゲル編集部が自信をもってお届けする秋山ガイドの決定版、 それが『秋山JOY 』! 巻頭の特別企画は涸沢。 一度は訪れたい秋の涸沢の美しいグラフと、楽しみ方や歩き方を紹介します。 特集は大人気の日本アルプス。 槍・穂高連峰をはじめ、剱・立山連峰や後立連峰などのおすすめの山をご紹介。 第2特集では北海道、東北、上信越の山々、遅い時期まで紅葉が楽しめる関西、 九州の山々まで、全国の紅葉のいい山を厳選してお見せします! ●特集 紅葉のアルプスへ 北アルプス/燕岳、奥穂高岳、北穂高岳、西穂高岳、双六岳、槍ヶ岳、剱岳、立山三山、白馬岳、唐松岳 南アルプス/北岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、赤石岳 ●SPECIAL ISSUE 秋、涸沢 ●第2特集 全国紅葉名山 北海道 大雪山・高原沼、北東北 森吉山、北東北 三石山、南東北 栗駒山、南東北 西吾妻山、 磐梯山、石川県 白山、福島県 霊山、栃木県 日光白根山、新潟県 越後駒ヶ岳、新潟県 巻機山、 長野県 米子大瀑布、群馬県 湯ノ丸山、山梨県 足和田山、八ヶ岳 天狗岳、福井県 青葉山、 鳥取県 伯耆大山、香川県 剣山、大分県 雲仙岳
  • ヤマケイ文庫 名残の山路
    -
    旅行雑誌『旅』の名編集長が平成に残した山と旅の珠玉の紀行文集 旅行雑誌『旅』の元編集長で、紀行作家としても知られる岡田喜秋さんが、 平成時代30年間に書き記した山と旅行の紀行文集。 第1部のテーマは「変わりゆく山河」。 大杉谷の再探訪での印象や、翁峠に秘められた故事の探求、安曇野の今昔物語など、 登山者にも身近な山岳・山村に対する思いを紹介する。 第2部のテーマは「名残の秘話」。 信州の最北にひっそりとたたずむ野野海池と信州の南端にある深見池の探訪録や、 物語のある鎌倉、京都、柳生の里の旅行記録など、 昭和・平成にも意外に語られることのなかった山路のエピソード集。 第3部は「郷愁の山路」。 筆者にとって、今も忘れえぬ情景がよみがえる地、高尾山、西沢渓谷、金時山等、 登山者になじみ深い人気の山の魅力を円熟の筆致で表現。 平成年間における山と旅に関するさまざまなエピソードを紹介し切った一冊。
  • 富士山ブック2019
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 令和元年は、日本の頂・富士山へ! 安全に楽しく登頂するためのノウハウを1冊に。 初心者向けにわかりやすく、登山経験者の声がリアル! 富士登山初心者必読の『富士山ブック』2019年版です。 【4大コース徹底ガイド】 吉田・須走・御殿場・富士宮の4大ルートとお鉢巡りを詳細地図と写真で解説 【富士山登頂講座】 計画の立て方からバテない歩き方、高山病・低体温症対策など、富士登山の知識を紹介 【みんなの富士登山体験談】 もっていってよかったもの、失敗談、思い出エピソードなど、富士登山体験談を掲載 【山麓案内】 登山後に立ち寄りたい山麓のグルメや温泉情報やお土産紹介 【富士山便利帳】 アクセス、山小屋情報などの便利情報
  • CAMP LIFE Spring&Summer Issue 2019
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■特集 基本のレシピ キャンプ料理はシンプルに。 キャンプといえば料理と焚き火。 手間のかかるキャンプ料理レシピが多いなか、本特集では「とりあえずこの料理さえ作れればいい」基本のレシピを、シンプルな材料と手順で見せます。 キッチンまわりの用具やレイアウトについてのハウツーも紹介します。 キャンプビギナーが簡単においしい料理が作れるハウツー&レシピの保存版特集です! 実用に特化した圧倒的な情報量と、作りたくなるシンプルなレシピ。 ●基本のレシピ 【肉】ステーキ肉・焼き汁ソース・塊肉の焼き方・焚き火で肉を焼く(網・吊るし)・焚き火ハンバーグ・ローストチキン・ローストビーフ・ラムチョップ・スペアリブ・燻製肉・手造りソーセージ・焼き鳥のコツ 【ご飯】おいしいご飯・炊き込みごはん・カレー・パン・ピザ  【魚】パエリア・ホイル焼き・アクアパッツァ・アヒージョ  【おつまみとデザート】コンビニ食材活用レシピ 【インスタグラマー「映え」料理】 ●野外料理ハウツー 調理を軸に計画する・買い出し計画と仕込み、熱源(バーナー、炭火、焚き火)・バーナーの種類(シングル、ツー、OD缶、CB缶、分離、一体)・焚き火台とグリルの種類・火熾し・調理器具の使いこなし(鋳鉄、スチール、アルミ、チタンの特性)・便利なキッチンツール・クーラーBOXの使い方・キッチンレイアウト考察・キッチンレイアウト写真集 ●キャンプ料理が食べられる都会の店ガイド ●キャンプ料理を楽しめるキャンプ場
  • ヤマケイ新書 東京発 半日徒歩旅行
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 朝寝した休日でもたっぷり楽しめる、東京近郊「超」小さな旅。 休日にどこかへ行きたいけれど、1泊でいくほど時間もない。 休日にうっかり寝坊したけど、外は晴れていて家でただのんびりするのはもったいない。 そこで、この1冊。 東京を基点に、おおよそ半日で旅ができるスポットを「時代をめぐる」「乗り物に乗って」「地形を感じる」「自然満喫」「不思議を楽しむ」「街を漂う」という、 旅行好きな著者ならではの切り口で選んだ徒歩旅行コースをたっぷりご紹介します。 休日に、歩いて、見て、知って、ちょっぴり心がリッチになるプチ徒歩旅行ガイドの決定版です。 ポケットに入る新書判で持ち運びも楽々。 【第1章】時代を感じる徒歩旅行......江戸東京たてもの園、さきたま古墳群、小江戸・川越、鎌倉大仏、高麗の里、おもちゃのまち、青梅レトロなど 【第2章】乗り物も楽しむ徒歩旅行......矢切の渡しと柴又帝釈天、東京湾フェリーと鋸山、銚子電鉄と犬吠埼、御岳山ケーブルカーと武蔵御嶽神社、都電荒川線と鬼子母神、江ノ電と江の島など 【第3章】地形を体感する徒歩旅行......奥多摩むかし道、二ヶ領用水と久地円筒分水、盤州干潟と実験浸透池、桃園川暗渠、日原鍾乳洞、玉川上水、三県県境と谷中村跡など 【第4章】自然を満喫する徒歩旅行......国立天文台と神代植物公園、八国山緑地、勝沼のブドウ畑、子ノ権現、弘法山、東京港野鳥公園、真鶴の魚つき林など 【第5章】不思議を探る徒歩旅行......吉見百穴名とご当地「焼き鳥」、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園、岩殿山と猿橋、法雲寺の不思議な宝物など 【第6章】街を漂う徒歩旅行......東京スカイツリーと浅草、千住界隈と荒川土手、成田山、迎賓館と豊川稲荷、目黒不動、漁師町浦安、本郷根津谷中など
  • ヤマケイ文庫 黄色いテント
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 飽くことのない自然探究の精神と山岳写真への情熱。 “安曇野のナチュラリスト”が遺した唯一のエッセー集、待望の文庫化! 山岳写真家として、また、高山蝶、雪形など博物学的研究に類稀な業績を残した田淵行男の唯一のエッセー集。 日本アルプス、浅間山、大雪山を舞台に、山岳写真、高山蝶、動植物、石、山の不思議な出来事、登山風俗、雪形と、幅広いテーマを独自の視点で描く。 戦中、戦後から晩年にかけての田淵行男の山と自然に対する姿勢、思索が、自らの言葉で語られる。
  • 家の中のすごい生きもの図鑑
    4.0
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奴らは敵か?味方か?家の中で見かけた得体の知れない妙ないきもの。 「こいつはなんだ!?」「どうしよう?」「触っても大丈夫かな?」などと思ったことはないでしょうか? 本書は、家の中にいる生きもの、つまり私たちにとって最も身近な生きものたちの生き様を紹介した生きもの図鑑です。 「NHK夏休み子ども科学電話相談」でお馴染みの久留飛克明先生が、家にいる生きものの立場にたって、彼らのキモチを語ります。 奴らがなぜそこにいるのか、どこから入ってくるのか、家の中で何をしているのか、好きなものや苦手なものは何かなど、得体の知れない奴らの正体が解き明かされます。 思わず笑ってしまうようなユーモラスなイラストと、なぜか関西弁で語る家の生きものたちの姿も楽しい一冊です。
  • ヤマケイ文庫 野草の名前 春
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計6万部超発行『山溪名前図鑑 野草の名前 和名の由来と見分け方』がお手頃で持ち運び便利な文庫版に! 由来とセットで野草の名前が簡単に覚えられる! 見分け方もわかる! 「春」に見られる野草の名前の由来と見分け方を分かりやすい解説とイラスト、写真でご紹介! 植物の名前には耳慣れない言葉が含まれていることが多く、初めて耳にする人には呪文のように聞こえてしまいます。耳慣れない言葉のため、なかなか名前を覚えることができないと困惑している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本書では、植物がどうしてこの名前が付けられたのか、名付けられた当時の生活文化なども踏まえ、イラストや写真を交えて分かりやすく解説しています。なぜこの名前がつけられたのかを理解できるため、植物の名前を楽しく容易に覚えることができます。また、名前の由来がわかると、その草により親しみが湧いてきて、街歩きや野山散策がいっそう楽しくなります。 本書で紹介するのは「春」に花を咲かせる野草。名前の由来のほかに、よく似た植物との見分け方も紹介しています。野草の名前を覚えたい人、植物の背後にある文化を知りたい人、観察会や野山で人に植物を教えることのある人にお勧めの一冊です。
  • 雪崩教本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雪崩の全てを理解するため、雪崩から逃れるため、雪崩に関するあらゆる重要点を考察・網羅した雪崩教本。 最先端のレスキュー技術もわかりやすく解説、雪山登山者、スキーヤー、スノーボーダー、バックカントリースキーヤーにとって必読・必携の雪崩本。 2017年3月27日、那須連峰茶臼岳で、春山登山講習中の高校生と引率教員ら48人が雪崩に巻き込まれ、最上部にいた8人が死亡するという大事故が起きた。 雪山では斜面に雪が積もりさえすれば、いつ雪崩事故が起きても不思議ではなく、茶臼岳のように悲惨な結果を招くことも珍しくはない。 本書は、雪崩について最も重要、且つ、欠かすことのできない要素の中から三つの章で構成。 写真・イラスト満載で、視覚的なわかり易さでも群を抜く雪崩解説の必携本。 第1章 雪氷学として降る雪、積もる雪、雪崩の原因を解説 第2章 リスクマネジメントとしてハザード評価、雪崩装備、行動と意思決定を解説。 第3章 サーチ&レスキューとして実践的で最新のレスキュー技術を解説。
  • ヤマケイ文庫 山小屋ごはん
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山小屋で提供される食事に焦点をあてた『山小屋ごはん』(08年山と溪谷社刊)の文庫化。 食事を提供する人たちの思いや物語を丹念に紡いだ文章と、若者に人気の写真から切り取った作品が魅力。鈴木ともこさんの推薦文もおたのしみ。 <内容紹介> 霧ヶ峰「鷲が峰ひゅって」 特製インドカリー 西六甲「清水茶屋」 自家製ドーナツ 志賀高原「横手山頂ヒュッテ」 きのこ雲スープ 「高峰温泉」限定 手打ちそば 奥武蔵「奥村茶屋」 ジンギスカン 御在所岳「御在所山ノ家」 おにぎりとはやしライス 立山「みくりが池温泉」 げんげの唐揚げ 鳳凰三山「青木鉱泉」 くずきり 御岳山「山楽荘」 御師料理 北八ヶ岳「しらびそ小屋」 薪ストーブトースト 那須「三斗小屋温泉」 大黒屋の夕食 陣馬・高尾「清水茶屋」 けんちん汁・けんちんうどん 丹沢「鍋割山荘」 鍋焼うどん 上高地「嘉門次小屋」 イワナ骨酒 上高地「徳澤園」 ラーメン 北八ヶ岳「黒百合ヒュッテ」 手前味噌 大菩薩「丸川荘」 とろろごはん 北アルプス「仙人池ヒュッテ」 夕食
  • CAMP LIFE Autumn Issue 2017
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キャンプの過ごし方で圧倒的な人気を誇る「焚き火」にフォーカス! これ一冊で、キャンプでの「たきび」は完璧! ●特集 焚き火主義 焚き火をしにキャンプに行くようなもの。 焚き火のすべて、寒川一が教えます。 焚き火マスターたちの個性的なスタイルにも要注目! ●目次 特集 焚き火主義 MY焚き火スタイル 女子目線の焚き火にまつわるTIPS集 焚き火台の基礎知識と選び方 注目のガレージブランドをチェック 長野修平流ワイルド焚き火料理 秋におすすめのオートキャンプ場ガイド
  • ヤマケイ文庫 野草の名前 秋冬 和名の由来と見分け方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計6万部超発行『山溪名前図鑑 野草の名前 和名の由来と見分け方』がお手頃で持ち運び便利な文庫版。由来とセットで野草の名前が簡単に覚えられ見分け方もわかる。 秋・冬に見られる野草の名前の由来と見分け方を分かりやすい解説とイラスト、写真でご紹介。 植物の名前には耳慣れない言葉が含まれていることが多く、初めて耳にする人には呪文のように聞こえてしまいます。耳慣れない言葉のため、なかなか名前を覚えることができないと困惑している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本書では、植物がどうしてこの名前が付けられたのか、名付けられた当時の生活文化なども踏まえ、イラストや写真を交えて分かりやすく解説しています。なぜこの名前がつけられたのかを理解できるため、植物の名前を楽しく容易に覚えることができます。また、名前の由来がわかると、その草により親しみが湧いてきて、街歩きや野山散策がいっそう楽しくなります。 本書で紹介するのは秋と冬に花を咲かせる野草。名前の由来のほかに、よく似た植物との見分け方も紹介しています。野草の名前を覚えたい人、植物の背後にある文化を知りたい人、観察会や野山で人に植物を教えることのある人にお勧めの一冊です。
  • ヤマケイ文庫 野草の名前 夏
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計6万部超の『山溪名前図鑑 野草の名前 和名の由来と見分け方』がお手頃価格で持ち運びに便利な文庫版に! 由来とセットで野草の名前が楽しく覚えられ、見分け方も分かります。 植物の名前には耳慣れない言葉が含まれていることが多く、初めて耳にする人には呪文のように聞こえてしまいます。耳慣れない言葉のため、なかなか名前を覚えることができないと困惑している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本書では、植物がどうしてこの名前が付けられたのか、名付けられた当時の生活文化なども踏まえ、イラストや写真を交えて分かりやすく解説しています。なぜこの名前がつけられたのかを理解できるため、植物の名前を楽しく容易に覚えることができます。また、名前の由来がわかると、その草により親しみが湧いてきて、街歩きや野山散策がいっそう楽しくなります。 本書で紹介するのは夏に花を咲かせる野草約300種類。名前の由来のほかに、よく似た植物との見分け方も紹介しています。野草の名前を覚えたい人、植物の背後にある文化を知りたい人、観察会や野山で人に植物を教えることのある人にお勧めの一冊です。
  • CLIMBING joy 2015  No.14
    1.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伸び盛りのクライマーのためのクライミングマガジン 特集:1級をめざせ! レベルアップのためのスペシャル・アドバイス なにから始めていいのかわからない初級者、登ることが楽しくて仕方ない中級者、ワンランク上の壁で悩む上級者……。それぞれが克服すべきポイントを整理して、5人のインストラクターが上達のためのアドバイスをします。 確実にレベルアップをしながら1級をめざすクライマーのための大型技術特集です。 用具企画:戦略的クライミングシューズの選び方 技術の上達度や攻略すべき課題に合わせてどんな靴を選べばいいのか、早くうまくなるためのシューズの選び方と、タイプ別クライミングシューズ・カタログ。 特別企画:実践 ボルダリングテクニックin笠間 初心者のアウトドア・ボルダリングデビューを助けるためのハウツーを満載。外岩ならではのテクニックをはじめ、具体的な課題の攻略方法などについても紹介する。 ボルダリングマット・カタログ  ボルダリング・マットの選び方と、各メーカーの代表的な機種をカタログ紹介。 クライマーのためのボディケア クライミング中の故障を防ぎ、パフォーマンスアップのためのボディケア・テクニック 全国クライミングジム ガイド 全国368のクライミングジムのデータを一挙紹介。
  • なごみ猫 BEST SELECTION
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎年、超人気のカレンダーなごみ猫から、ベストカットを集めた保存版写真集。 飼い主さんにしか撮影できない、猫ちゃん達のユーモラスなポーズ、可愛らしい表情、あまり見る機会のない様な不思議な一瞬などバライエティに富んだ写真の数々に、ウイットの効いたコメントを添えた、見ていて思わずなごんでしまいます。猫好きのあなたを心から癒します。 ユーモアあり、かわいらしさあり、面白さあり、シュールさあり、ユニークさあり、 めくる度ににっこり、ほっこり、ほんわか!最高の心地よさ! 元気いっぱいの猫 おちゃめな表情編 おもしろ謎ポーズ 人っぽい?猫 四季と猫 自由の代名詞 なかよしこよし ふかふか幸せ コラム:ダンボールFUN!、絶賛妨害中、視線を感じる、ゆっくりいこうか!、けんかもします、肉球炸裂!
  • ヤマケイ山学選書 フリークライミングのススメ
    4.0
    まったくの入門者に向けた「フリークライミング」のハウツー本。 ボルダリング入門者にもオススメの1冊。 1 フリークライミングとはどういうものかが、手軽に分かります。 2 実際にクライミングをやらない人が読んでも、おもしろい内容です。 3 読み物としても楽しめる用語解説もあります。 4 8の字結びなど最低限の技術も充実しています。 5 わかり易く見やすいイラストも楽しめます。 フリークライミングの草創期からこの世界を見守り続けてきた北山真さんが、前著をベースに加筆・修正、リメイクしたクライミングの入門ブックです。
  • 難所の歩き方(山登りABC)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自己レベル分析と難所に挑戦する際のステップを紹介しつつ、不安要因となっているクサリ・ハシゴ、ザレ、崩壊地といった難所で危険を回避する方法を地形別・状況別に徹底解説。 この数年、アルプスの稜線をめざす登山者のヘルメット着用率は高まっているが、これは安全登山への意識が高くなっているのと同時に、岩場をはじめとする危険個所への関心が高いことを示している。 初級者の自己レベル分析と難所に挑戦する際のステップを紹介しつつ、不安要因となっているクサリ・ハシゴ、ザレ、崩壊地といった難所で危険を回避する方法を解説。 地形別・状況別に危険回避法をわかり易く解説していますので、登山者必読の内容。 増加の一途をたどっている山岳遭難防止の為、登山届の義務化や、登山用ヘルメット着用の周知、山岳保険の普及など、安全登山に向けた取り組みは増えているが、安全登山への第一歩は、何より登山者自身の歩行技術の向上である。 本書では、登山中に出てくる岩場をはじめとした難所にひそむ危険性を紹介、安全に歩くための基本技術を徹底解説、アルプスの稜線をめざす登山者必読の一冊です。 ●内容 第1章 難所とは 第2章 難所に潜む危険を知る 第3章 難所の通過法 第4章 難所をつくり出す条件 第5章 難所踏破のプランニング術 第6章 山行中のリスク管理
  • 屋久島ブック2016
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 屋久島をめいっぱい遊び尽くすためのヒントを詰め込んだ保存版屋久島ガイドブック 【特集』今年、屋久島でしたい30のこと 縄文杉を駆け足で巡るだけじゃもったいない! 森、山、川、海、食、集落散歩、カルチャー、etc. 屋久島にはまだまだ知られざる魅力がたくさんあります。日本屈指のアウトドア・アイランド、屋久島をめいっぱい遊び尽くすためのヒントを詰め込んだ、保存版の屋久島ガイドブックです。 屋久島全島マップ(MAP)&現地交通、宿泊、アクティビティなど、旅のお役立ち情報を完全網羅! ※紙面版に付録する現地の各種店舗でお得に使えるクーポン券は、電子版には付録しません。 ★特集 今年、屋久島でしたい30のこと。 白谷雲水峡:森の宝石を探すスタディーウォーク 屋久島のうまいもんを担いで「宮之浦岳縦走」旅。食いだおれ縦走キャンプ ヤクスギランドで木々の声を聴く。巨木天国ヤクスギランド。 暮らすように泊まりたい。 海の宿、山の宿。 朝ごはんがおいしい民宿 屋久島野菜を食べに行こう。 ローカルスイーツめぐり グリーンな川で初SUP!SUPに乗って、海まで旅する。 カヤックフィッシングは冒険だ! ローカルが推薦!これは食うべしローカルフード。 インタビュー:屋久島のカルチャーを更新する6人。 ★旅のヒント テッパントレッキングガイドBEST6 屋久島トレッキングのハウツー エコツアーガイドリスト。 登山&水遊びのための持ち物チェック
  • ボルダリング入門(山登りABC)
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初中級者向けのボルダリングのハウツーブック!インドアジムや外岩で、基本的なムーブを確認するために便利なポケットサイズです。 岩場での身のこなしをマスターし、山登りをステップアップさせたい方、街で楽しむ新しいスポーツを始めたい方、ボルダリングを始めましょう! インドアでもアウトドアでも人気のクライミングジャンル「ボルダリング」に絞った入門書。基本的なムーブのハウツーがメイン。 クライミングジムや外岩の現場で、基本的なムーブを確認するなど参考書として使える検索性の高いハウツーもののポケットサイズ。オールシーズン使えます。
  • skier2016 復活版 スキーは楽しい!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スキーリゾートの2015/16シーズン最新情報を中心に、スキーの楽しさを伝えるムックです。 【特集】 「いまいちばん面白いスキー場はここだ!」 いまだから楽しめる大人のスキー 【第2特集】 最新オールマウンテンスキーの選び方&滑り方 【ウェア企画】 こんなスタイルで滑りたい! 最新ウェアセレクション 【アザー企画】 永遠のスキー映画名作「私スキ」を語り合おう ニッポンスキー文化絵巻、ほか ※「別冊付録 skier2016親子版」は巻末に収録
  • テーピングで快適登山(山登りABC)
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 登山のためのテーピングマニュアルブック。 ただ持ち歩いていただけのテープを、積極的に使用するテープへ。 キネシオロジーテープ(伸縮テープ)は、登山のテーピング術を劇的に変化・向上させます。 「ケガをしたから」ではなく、「快適に歩くため」に貼るのが、キネシオロジーテープを使ったテーピングテクニック。 ただ持ち歩くのではなく、積極的に使用することで、登山をぐっと快適にします。 キネシオロジーテープの持ち味は、よく伸びて、柔らかく、カラフルなところ。 皮膚の上で寄り添い、疲労で硬くなっていく筋肉に、「リラックス、リラックス」と語りかけてくれます。 トレッキングポールやサポートタイツのように、登山のよき助っ人となってくれるでしょう。
  • はじめよう親子登山(山登りABC)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 親子登山の現場で活躍する経験豊富な山岳ガイドによる親子登山のハウツー本。 登山経験は少ないが、子どもと一緒に山で遊んでみたい親の方々にも最適な内容です。 第一章「親子で山の世界へ・・・」 (親子で登山を始めるにあたって) 第二章「どういう山を選んだら良いのか」 (プランニング) 第三章「どういうものを用意したら良いのか?」 (装備) 第四章「山をどうやって歩いたらいいの?」 (行動) 第五章「もしものときはどうしたらいいの?」 (アクシデントの対処) 第六章 コースガイド
  • 新版 誰でもできる自転車メンテナンス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自転車ユーザーのバイブル『誰でもできる自転車メンテナンス』がオールカラーの新版となってパワーアップ! 最新クロスバイクとロードバイクのメンテナンス方法とメカトラブルの直し方にも特化した初心者にもわかる自転車いじりの本です。 本格的なメンテナンスをしないビギナーにとっても、最新バイクがどのようなパーツやメカで動いているのかなど、自分の購入した自転車のことをより深く理解するためにも最適な1冊となっています。 自転車各部名称からはじまり、乗り方、ポジション合わせ、サイクルメーターの装着など、メンテナンス以前の「お店で購入してすぐにサイクリングを楽しむための基本ノウハウ」もじっくり学べます。 特徴として「メンテナンスと自転車いじり」だけでなく、サイクリングをより快適にするための全般的なアドバイスやノウハウ、「ウェア選び」「ポジション」「ストレッチ」「輪行グッズ」など、より実用レベルでの役立つアドバイスも充実しています。 著者は東京・世田谷「BIKE&HIKE」ショップのオーナー竹内正昭氏(新版東京周辺自転車散歩の著者)。 オリンピックトライアスロン日本代表チームのオフィシャルメカニックも務めたプロのメカニシャンであり、サイクリストでもあります。 本書は、スポーツバイクユーザーに大好評の旧『誰でもできる自転車メンテナンス』『自転車トラブル解決ブック』『自転車ツーリングハンドブック』『走りが変わるロードバイクの本』と同じB6スリム版で大変参照し易い仕様となっています。
  • Q&A登山の基本(山登りABC)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山に登ってみたいけど、何から始めればいいのかわからない。そんな初心者に向けて、登山計画の立て方から必要な用具、山道の歩き方、山での泊まり方、緊急時の対応方法まで、最初に覚えたい登山の知識を偏りなく提供しています。 解説は要点が一目でわかるQ&A方式。山歩きビギナー必読のハンディブック!
  • 屋久島ブック2015
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 森も山も海も!屋久島を旅するためのパーフェクトガイド。新しい自分に出会う旅。 世界自然遺産・屋久島の魅力に触れるための情報を満載した『屋久島ブック』の2015年版。 白谷雲水峡や縄文杉、宮之浦岳といった人気トレッキングエリアの紹介のほか、屋久島の街や里を歩く楽しみもご紹介します。 エコツアーや宿泊情報、セラピーなど、旅をさらに充実させるアクティビティもご提案。 今年屋久島を旅するなら、必ずチェックしておきたい最新情報を盛り込みました。 ●綴じ込み付録: 屋久島全図&登山マップ 島内ドライブやトレッキングに便利なマップ。※電子版では表紙の後に縮小して収録。 ●トレッキングルポ: 白谷雲水峡から縄文杉/宮之浦岳 屋久島のトレッキングの人気トップ3を踏破し、そのダイナミックな魅力をくまなく紹介します。 地元ガイド絶対オススメ!トレイル案内 白谷雲水峡、縄文杉、ヤクスギランド、太忠岳、モッチョム岳、愛子岳、蛇之口滝、龍神杉、大和杉、宮之浦岳縦走 ●島歩き、里めぐり 屋久島一周原付の旅 屋久島の自然と人が織りなす里の風景を歩くルポとガイド。 ギャラリー巡り ホテル・旅館・民宿…島ステイ案内 ●エコツアーのススメ 世界自然遺産の森や海を100%楽しむための方法をご紹介。 照葉樹林トレッキング、フォトトレッキング、カヤック、ダイビング、旅のインフォメーション ●旅の便利帖 旅の計画づくりに欠かせないシーズンカレンダーや島へのアクセス、島内交通などの情報を解説します。 ※紙面版に付録する「屋久島ブック特典割引クーポン」は電子版には付属しません。

最近チェックした本