西村佑子の作品一覧
「西村佑子」の「不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書」「魔女街道の旅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
歴史上の逸話、神話、童話など、様々なジャンルのお話に登場する魔女たちが使ったり、関連している植物などを紹介する本。
前提の話やどう使ったのかなども含めて、話されている内容は幅広く、割とあちこちに飛びながら話が進む印象。
文量の割に触れられる情報が多めだが、そこまで深くは掘られない。でもこの量ならこのぐらいが良いのかも。
個人的には、作者の方が白雪姫に出てくる半分だけ毒を付けているリンゴの作成にチャレンジした辺りの話が好きだった。
実際にやってみるとそうだよね系の話はどれでもだいたい面白い。
魔女というものがヨーロッパ圏が大本ということもあり、やはり宗教絡みの話も多め。
魔女という単語は日本だとゲームやらアニメやらでだいぶ魔改造されているような気がしていて、受ける印象は本家とは別物だなァという感じになった。
宗教絡みの話を抜いてしまえば、魔女という表現は、いなかの物知りおばあちゃんというような感覚の単語なのかもしれないなと思った。
Posted by ブクログ
ドイツのグリム童話・伝説・キリスト教に関わる植物の話を
メインに、民間伝承とキリスト教の関係、薬草の効用と
時代の変遷を考察した内容。植物については専門家の監修有り。
第一章 グリム童話・・・魔女と薬草
第二章 ドイツの伝説・・・魔女と不思議な植物
第三章 聖書・・・古い時代の植物
[附録]ドイツの薬草園と魔女迫害の跡地を訪ねる
主にドイツにおける伝説や物語と薬草の関係を、検証・考察。
中世の生活や文化、薬草の役割と、情報が多彩です。
それにしてもドイツの森の奥深さよ!
古代からの信仰とキリスト教のせめぎ合い、不幸な魔女たち。
それでも薬草は残り、伝承され、現代ではその効能で見直される。
「いばら姫」のいばら、マンドラコラの真の姿や、没薬、乳香等、
名前だけしか知らなかった植物や薬がわかるのも良かったです。
画像が豊富なのですが、モノクロなのと小さいのが残念です。