ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

ビジネス・実用
774円 (税込)

3pt

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山で遭難したとき、いかにすれば生還できるのか。山を趣味とする人たちが予期せぬアクシデントに見舞われ、絶体絶命の状況に追い込まれたとき、彼らは何を考えどう行動したのか。その結果として力尽きて死んでいく者と九死に一生を得る者との差はどこにあるのか。生きて帰ることのできた者は、どのようにして生をつなぎとめていたのか・・・・・・。
本書は、岩菅山で道に迷って17日間、最後はマヨネーズを食べて命をつないだUさん、厳冬の槍ヶ岳で豪雪に閉じ込められながら8日間を生き延びたNさんなど、ごく一般の登山者たちの生還の記録を丹念に紹介。極限状況を生き抜いた、名もなき人々へのインタビューから浮かび上がる山岳遭難の実態を紹介します。『ピッケルを持ったお巡りさん』をはじめとする山岳遭難関連書の第一人者、羽根田治氏によるルポルタージュ。

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ドキュメント生還-山岳遭難からの救出 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    遭難には法則性があり、どちらも人間心理によるものとわかる。

    ①楽観バイアス:遭難者はだいたい皆遭難してすぐに「何かおかしい」と違和感は感じるが、根拠なく「大丈夫」と判断し突き進んでしまう
    ②サンクコストに勝てない:違和感を感じたまま突き進んでいよいよ遭難したと気づいても、来た道のりをまた戻る労力を考え突き進む選択をとってしまう

    山岳に限らず、仕事や生活でも同じようなことはおきるなあと思いながら読み進めた。

    筆者の文章がうまいので、いつ何がどのような状況でおきたかと、そのとき遭難者が何を考えていたのかが、すんなり頭に入ってくる。

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    興味はあるものの登山は未経験、たまたま流れてきたトムラウシ山遭難事件のWikipediaの壮絶さに興味を持ったところ、おすすめして頂きこの本に辿り着きました。初っ端の西穂高岳遭難からあまりにも怖すぎて一気読み。普段私たちは人間が人間のために作り上げた世界で暮らしており、山は全くの別世界なんだな……と強く実感。ほんの散策のつもりが遭難してしまい山中で11日間生き延びた冒頭のエピソードといい、本格的な登山でなくても何かが起きる可能性は常にあり、準備してもし過ぎることは無いと心に刻みました。

    0
    2023年10月13日

    Posted by ブクログ

    登山で遭難し、生還した方たちの体験談だが、実際は亡くなってる人もいるわけで、その人たちとの違いは何かなと思ったら、やはり「家族」かなと思った。
    行き先を告げる家族、帰宅しないことに気が付く家族、幻覚の中に現れる家族、家族じゃなくても、そういう他者の存在が普段の生活にいるかいないかで、状況は大きく左右されると思った。

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    私は山登りはしませんが、少し興味を持ったので手に取ってみました。
    淡々と書かれていてとても読みやすく、時々ゾクッとするような描写もリアルで大変惹き込まれました。

    0
    2019年03月26日

    Posted by ブクログ

    山登りはしないけど、いざというときの思考や行動に学ぶべるところがあるのではないかと思って

    焦る気持ちや家族が心配してるんじゃないかとかあるのに、覚悟を決め動かずに救助を信じて待っていて、すごい
    足が折れてしまったのに頑張り続けた人、目の前に車の通る道が見えているのは絶望感がすごかったのでは…

    0
    2018年05月21日

    Posted by ブクログ

    ごく普通の山好き市民たちが遭難し、生還を果たす。なぜ彼らは遭難したのか、そして、どんな感情と行動で山中を過ごし、生還したのかをインタビューしたドキュメンタリー。

    考えさせられるのは、ささいな不注意で山の自然に飲み込まれてしまう人間の弱さと、その一方で絶対的な窮地で開き直ったときの人間の強さだ。

    皮膚から骨が突き出し、大量の出血、傷口にはウジがわき、それが目の中に入るという発狂しそうな状況で何日間も救助を信じて待ち続けた者もいる。

    彼のように本書で生還を果たす人々はどれも自力下山をあきらめ、救助された者ばかり。遭難時には、体力の消耗を抑えて耐えるということが必要らしい。とはいえ、ベストは遭難しないことであり、そのためには周到な準備と来た道を後戻りをする勇気だ。

    本書が教えてくれるのは遭難のノウハウではなく、絶対に遭難しちゃいけないってことだ。

    0
    2018年03月23日

    Posted by ブクログ

    遭難に巻き込まれた時の人の心の動きを知ること。人はどのような心理状態に陥って、どのような行動をとるのか。

    2016.8.22

    0
    2016年08月23日

    Posted by ブクログ

    山で遭難そしてそこから救助されるまでの7話。
    本編前の「はじめに」から、ひきこまれた。
    どれも強烈な印象で 映画やドラマのような話なのだけど 全て現実で起こったこと。本当にこわい。

    ラストの大山は衝撃的。
    大山といえば小学校の登山遠足で行った場所。登山慣れしてる人でもそんな低山で....気の緩みってこわいな。
    装備も含めいろいろ考えさせられる一冊。このシリーズは他にも読んでみようと思いました。

    0
    2016年02月27日

    Posted by ブクログ

    趣味で山を登る人なら必ず読んだ方が良い一冊。ごく普通の人々が本当にちょっとした事から遭難してしまい、そして生還するまでを克明に聞き取りしまとめたドキュメンタリー。丹沢へのハイキングから冬の槍ヶ岳まで8つの事例がありますがどれも本当に誰にでもありがちなパターンからの遭難で、だからこそ身につまされます。またどうして生きて帰って来れたのかという事も克明に書かれており、遭難したと認識した後に冷静に対処する事がどれほど重要か、ということも含めとても示唆に富む1冊でした。

    0
    2012年04月08日

    Posted by ブクログ

    このシリーズ読んでから登山する気無くなったのは残念だけど、もし何かの機会があるのなら、日帰りでもツエルトと火・ストーブ・非常食は持っていくようにしたいです。
    あと教訓としては
    ・家族などに計画書を伝える
    ・遭難したら救助をじっと待つ
    ・バスの時間などタイムリミットがあると特に冷静さを欠いてしまう。
    そもそも登山なんて非日常の空間なんだから、基本的に冷静さというものは保つのが難しいと心得たほうがいいですね。

    本書は生還した人の体験談ですが、生還なんて奇跡と言っていいくらい壮絶。たまたまマヨネーズ1本持っていたとかそういう「たまたま」が命を繋いでいました。しっかり準備することだけは怠らないでほしいです。

    0
    2025年02月08日

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