作品一覧

  • 拡がるヒルと脱皮の謎 ぼくらのヤマビル研究記
    -
    1巻1,650円 (税込)
    三重県鈴鹿山脈の山すそに住む子どもたちが、嫌われ者の吸血生物・ヤマビルを好奇心をもって研究し、常識を覆す発見をしています。 そんな研究成果をまとめた『ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記』(現ヤマケイ文庫)が2021年に刊行されると大きな反響がありました。 本書は、その第2弾としてヒルの一生のうちで目撃例がほぼなかった「産卵の瞬間」の撮影とヒルの「脱皮」の詳細な調査。 そうして、いまだ謎に包まれた「ヒルの一生」の解明に、子どもたちが迫ります。 また、第1弾に引き続き、近年話題となっている「ヒルの分布拡大」についても引き続き調査・研究が続いています。 そして、書籍を刊行したことで、各地で講演会に呼ばれたり、他地域の子どもたちとの交流などが増え、ついにNHKの番組にも出演するまでになりました。 ■内容 プロローグ 子どもヤマビル研究会とヒル 第1章 初めての出演依頼 第2章 ヤマビルの命のつながりを求めて 産卵行動の観察 第3章 ヤマビルの命のつながりを求めて ヒルは脱皮する 第4章 ヤマビルを拡げているのは誰だ 第5章 ヒル研社会と交流する 第6章 NHK・Eテレヴィランの言い分に出演 エピローグにかえて あとがき
  • ヤマケイ文庫 ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記 増補版
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    2021年刊行の『ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究会』をその後の研究成果を増補してヤマケイ文庫化。 鈴鹿山脈の麓で暮らす小中学生が、自らの好奇心をもってヤマビルの研究に挑んでいます。 定説を覆すような発見や知られざるヤマビルの能力を次から次へと発見しています。 子どもたちの科学的好奇心と思考力、行動力に感嘆する一冊です。 ■内容 第1章 ヒルとの出会い 第2章 ヒルの弱点を突き止めろ 第3章 ヒルは木から落ちてくるのか? 第4章 いざ、解剖だ 第5章 実験材料を確保せよ 第6章 ヒルはどうやって拡がるか 文庫版のための増補 鈴鹿山脈におけるヒルの分布、その後
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記
    4.5
    1巻1,287円 (税込)
    嫌われ者の「ヤマビル」の研究に 愛をもって取り組む子どもたちが常識に挑む物語。 「好奇心が未知の扉を開ける衝撃が満載だ」 山極壽一先生激賞! 各地で増え続けているヤマビル。 山だけでなく里でも被害が増えています。 知らない間に血を吸う嫌われ者のヤマビル。 そんなヤマビルの生態研究に挑む小中学生がいます! その名も子どもヤマビル研究会。 彼らは、山でヤマビルの数を数え、 ときに自らの血を吸わせて育て、そして、解剖までするのです。 そんな彼らが解き明かしてきたヤマビルの生態の数々を紹介します。 そして、「ヤマビルはとてもかわいいいきものです」とまで言い切る、 いききとした子どもたちの感受性に驚嘆する1冊です。

ユーザーレビュー

  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

     小中学生の男の子たちが、楽しい本です! はじめて山に入ると、ヒル(ヤマビル)に衣服の中まで侵入され、パンツの中までも! ヒルに血を吸われるとしばらく血が止まらないので、パンツが血に染まって・・・ギャー!
     そんなだった彼らが、一人前のヤマビル研究員になっていく姿がよかったです!
     慣れた子だと、ヒルが「ヒョコヒョコ」歩く姿だったたり、獲物が近づいて活気づくとにきみせる「ヒルダンス」がかわいいと感じるそうですよ。

     小学校の元先生だった著者の樋口大良(ひぐち だいりょう)さんが、野外活動を指導した時に、子どもたちのヒルに対する反応のよさから目をつけました。 
     それに、どんだけ捕っても、怒ら

    0
    2025年11月24日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    「ヤマビル」にかつて血を吸われた経験があり、その気色悪さと、1日間ほど血がダラダラととまらなかったことに閉口した。これで対策が出来る。傷口をよく水洗い、ストッキングを着用、忌避剤も有効だ。いい本と出会えて、感謝。

    0
    2023年08月12日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    体験の大事さ、フィールドワークの楽しさ、世間の常識を疑ってみることもときに重要であることの気づきを与えてくれる本。

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    2023年02月04日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    子どもたちととことん向き合って、ヤマビルを調べる。著者は元学校の先生だというが、きっと現役時代ではいろいろ制約があっただろう。子どもたちの潜在能力の引き出し方が凄い。小中学生、学年入り混じって勉強する姿が魅力的。
    かつて関わった環境学習講座を思い出しながら読んだ。あの子たちは今頃どんな風に成長しているかしら?と。いろんな学びの姿があることを自分自身が勉強させてもらった期間だった。

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    2022年09月06日
  • ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大きいヒルと小さいヒルと。ヒルはいかん。落ちてこない検証実験がすごい。ヒル忌避剤効くのね。秦野駅ヒルスポットは思わず検索してしまったことであるよ。仮説と検証をとてもとてもまじめにやってて、すごい。

    0
    2022年07月10日

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