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  • 十二夜

    十二夜

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    シェイクスピアの他の喜劇と同様、ロマンチックな恋愛がテーマ、それと平行して酔っぱらって乱痴気騒ぎを演ずる滑稽な男女の卑俗な世界が描かれる。馬鹿のサー・アンドルー、フォルスタッフを思わせるサー・トゥビー、それに執事のマルヴォーリオが劇を盛り上げる。この作品はシェイクスピアの喜劇のなかでも最高の傑作と呼び声が高い。
  • 青春・台風

    青春・台風

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    コンラッドの海洋中編の代表作2編を、田中西二郎のみごとな翻訳でおさめる。「青春」は、東洋航路のボロ帆船に乗り組んだ青春真っ盛りの船員が、辛苦のはてに憧れの東洋にたどりつくまでを回想形式で語る……海と青春への限りない愛惜をこめて語られる珠玉の名作。「台風」は南シナ海で台風に遭遇した蒸気船のなかでの、二百余人のクーリーたちと老練な船長との壮絶なやりとりを描く。
  • 若きドンジュアンの冒険

    若きドンジュアンの冒険

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「アポリネールにあっては、エロティシズムは単純に、快活に、あたかも恥ずかしがることも無用な、抑えることも無益な、偉大な自然の力のように花開く」……ラブラッシュリーの言葉。好色小説特有の陰湿ないやらしさ、じめじめした読後感とはまったく無縁な、前衛詩人の手になる「エロスの冒険」。
  • RUR

    RUR

    ある学者が、人工的な方法で原形質を得ることに成功し、これによって、外見は人間と少しも変わらないが、肉体的苦痛を感じず、喜怒哀楽や死に対する恐怖を欠いた人造人間をつくりだす。この点に目をつけた企業家が、ロボットの大量生産に着手し、やがて彼らに人間の仕事のすべてを肩がわりさせる。労働はロボットによって行なわれるので、人間はいつか生活を楽しむだけの存在と化する……。チェコの国民作家カレル・チャペックの若き日の代表戯曲。「ロボット」という言葉が初めて考案され、使われたSF古典としても有名。
  • 即興詩人(上)

    即興詩人

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    童話作家として有名なアンデルセンの手になる、抒情あふれる長編小説。ローマの片隅の貧しい家に生まれたアントニオは、即興で詩をつくってみせる即興詩人になることを夢見る。そんな彼の才能をかってくれる名家出の嬉しい友人もできたが。……ローマの謝肉祭、復活祭のなかで起こる歌姫アヌンツィアータをめぐる思いもかけない事件がアントニオを巻き込む。ローマを逃れてナポリへ、ポンペイへ、ヴェズヴィオ火山へ、ペストゥムの神殿では不思議な盲目の少女と出会う。再びローマを通ってはるか彼方のヴェネツィアへ。そして運命の糸は再び「歌姫」との出会いをもたらす。詳しいイタリア旅行案内としても楽しめる一冊。
  • 赤い館の騎士…マリー・アントワネットを救え(上)

    赤い館の騎士…マリー・アントワネットを救え

    小説・文芸
    -
    1~3巻550円 (税込)
    フランス革命が一つのピークに達っした1793年、国王ルイ16世はすでに処刑され、王妃マリー・アントワネットは獄中の身となる。穏健派「ジロンド党」と過激派「山岳党」の覇権あらそいが革命政府の内部で激しさをくわえるなか、反革命の王党派にとっては「マリー・アントワネットを救え」は至上の使命だった。
  • おしどり探偵(1)

    おしどり探偵

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻550円 (税込)
    トミーとタペンスという若夫婦が〈国際探偵事務所〉という素人探偵事務所を開設する。二人の唯一の強みは、これまでの探偵小説を全部読破していて、各探偵の探偵術を記憶していることだ。彼らは名探偵の誰かのやり方を頭に浮かべながら、事件の解決に乗り出す。茶目っ気たっぷりのクリスティの面目躍如。ここには8編をおさめた。
  • 幸福手配師パーカー・パイン1

    幸福手配師パーカー・パイン

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    「あなたは幸福ですか? 幸福でないかたは、 パーカー・パイン氏にご相談ください」と新聞に広告を出し、この通りの文句を入れた名刺を持ち歩くパーカー・パイン氏。だがこれは慈善事業ではなく、正真正銘のビジネスなのだ。さまざまな悩みを抱えた人物が訪れる。氏はたちどころに核心をつく質問をして、直ちに処方箋を見つけて提案する。これこれの金額でいついつまでにあなたを幸福にしてあげますと言い切るのである。むろん前金でいただく。だがもし失敗すれば返金しますと申し添える。氏は有能な専属スタッフを使って、直ちに「幸福を手配する」…氏は有能な素人探偵でもある。
  • 江戸の盗賊(一)鳶魚江戸ばなし

    江戸の盗賊

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻550円 (税込)
    江戸以前の盗賊の代表…石川五右衛門、江戸初期の盗賊の代表…向崎甚内(こうさきじんない)、忍びの出の盗賊「乱波(ラッパ)」「出波(スッパ)」にはじまる、江戸前期の興味つきない盗賊史。江戸学の祖、鳶魚(えんぎょ)が語る「江戸の裏側」。
  • 捕物の話(一)鳶魚江戸ばなし

    捕物の話

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻550円 (税込)
    江戸学の祖、鳶魚(えんぎょ)が口述筆記でまとめた「捕物の話」の前編。町奉行に所属する定(じょう)廻り、臨時廻り、隠密廻りの、いわゆる三廻りの役割と実務をのべたもので、その後の捕物研究の出発点となった記念すべき作品。口述のためもあって、話がよく脱線して横道にそれるが、それがまた楽しい読み物となっている。
  • 四畳半襖の下張り

    四畳半襖の下張り

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    永井荷風作といわれる和製ポルノの代表作。作家丸谷才一氏らが弁護側に立って「猥褻かどうか」が法廷で争われたことも有名。
  • 近代異妖編 岡本綺堂怪談集2

    近代異妖編

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「青蛙堂鬼談」の続編で、「こま犬」「異妖編」「月の夜がたり」「水鬼(すいき)」「マレー俳優の死」「停車場の少女」「木曽の旅人」「影を踏まれた女」「鐘ヶ淵」以下、全部で14の怪談を収録。
  • 青蛙堂鬼談 岡本綺堂怪談集1

    青蛙堂鬼談

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    青蛙堂(せいあどう)主人から案内が来て、行ってみると、「実はこのような晩にわざわざお越しを願いましたのはほかでもございません。近頃わたくしは怪談に興味を持ちまして、ひそかに研究しております。つきましては一夕(いっせき)怪談会を催しまして、皆さまの御高話を是非拝聴いたしたいと存じておりましたところ、あたかもきょうは春の雪、怪談には雨の夜の方がふさわしいかとも存じましたが、雪の宵もまた興あることと考えまして、急に思いついてお呼び立て申したような次第でございます」ということで、一席ずつ怪談話を披露することに…綺堂の怪異談12編。
  • 茶の本

    茶の本

    ビジネス・実用
    -
    1巻550円 (税込)
    岡倉天心は明治の美術批評家で、日本美術学校(今の東京芸術大学)を創立して初代の校長になった。のちには横山大観らと日本美術院を設立して、日本美術の発展と海外への紹介に力をつくした。そうしたなかで彼が英文で書き、アメリカの出版社から出した日本美術論、東洋美術論がこの「茶の本」。あくまでも「わかりやすさ」を念頭に周到になされた苦心の翻訳である。
  • 考証 江戸の面影一

    考証 江戸の面影

    小説・文芸
    -
    1~3巻550~660円 (税込)
    私はテレビや映画の時代劇で作られた誤った江戸のすがたを、本来の、ありしままの江戸に戻したい…時代考証の第一人者がつづる「江戸の面影」。上野・谷中・湯島・根津から御徒町・入谷・根岸の里まで。数多くの気の利いた川柳、俳句をちりばめた好個の読み物。
  • ダフニスとクロエ

    ダフニスとクロエ

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    少年ダフニスは森のなかで山羊に育てられているのを、少女クロエはニンフの洞窟で羊に育てられているのを見つけられた捨て子だった。二人はそれぞれ山羊飼いと羊飼いの夫婦に拾われ、すくすくと育ち、やがて恋心を覚えるようになる。エーゲ海のレスボス島の伸びやかな牧野を舞台に繰りひろげられる神話的・牧歌的な物語。
  • 813(上)

    813

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    ルブランのルパン・シリーズ屈指の長編・名作。「奇巌城」の冒険のあと、ふっつり消息を絶ったルパンが、ケスルバッハというダイヤモンド王の殺害者として急浮上する。ルパンは生きていた! だが「血を見ることを極度に嫌った」ルパンがそんな行動に訴えるだろうか? 「813」とは何か? 国際外交の極秘事項にからんで何かしら暗躍を始めたルパン、一貫してそれを阻止しようとする謎の強敵。ルパンは謀られて獄中に苦悶する……。ルパン翻訳に一生をかけた保篠龍緒(ほしのたつお)の独特の名調子でおくる。
  • マルテの手記

    マルテの手記

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    パリの裏町のアパートに住む青年マルテは、死と孤独と貧しさを見つめて暮らしている。「手記」は「死」「愛」「孤独」「思い出」「さまざまな旅」を54のパラグラフにつづって、マルテの心象風景を描き出す。
  • パリの憂鬱

    パリの憂鬱

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    推敲に推敲を重ね出版の機会を待ち望みながら、ついに詩人の生前には刊行の日の目をみなかった詩集。「パリの憂鬱」は「悪の華」とならぶ、この詩人の代表作である。
  • 車輪の下

    車輪の下

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    郷里の期待を一身にになって町の神学校へ入学したハンス。そこに待っていたものは、厳格な規律、大人の利己心、友情と裏切り、そして失意とささやかな反抗であった。ハンスは郷里へ帰る。だが、そこも決して心が休まる場所ではなかった。若者の心の彷徨と挫折を美しい自然のなかに描ききった青春小説の代表作。
  • 日はまた昇る

    日はまた昇る

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    「ロスト・ジェネレーション(失われた世代)の聖書」とみなされ、独特の「乾いた文体」でヘミングウェーが一躍作家としての名声を確立した処女長編。「武器よさらば」とならぶ生涯の代表作。戦争で性的不能におちいった青年ジェイクはパリ暮らしで知り合った仲間とともにスペインを旅し、釣りを愉しみ闘牛見物に興じるが……虚無のまぼろしはいつまでつづくのか。
  • カルメン

    カルメン

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    コルトバの山中で「わたし」は山賊ドン・ホセに出会った。彼は、かつて自分はれっきとした騎兵伍長であったと告白する。地位も名誉も失い、今の境遇に堕ちてしまったのは、ジプシー女カルメンを愛してしまったためだと――。一人の女性に人生を狂わされ、破滅へと突き進んでゆくホセの運命を鮮やかな語り口で描いた不朽の名作。ビゼーのオペラ「カルメン」の原作である。佳品「エトルリアの壷」も収録してある。
  • サンフォリアン寺院の首吊り人

    サンフォリアン寺院の首吊り人

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    メグレ警視シリーズ。ベルギーに出張中のメグレはぶらりと入ったブリュッセルのカフェで、いかにも失業中という男が3万フランもの大金をポケットから取り出し、くすんだ紙に包むのを見る。男はそれをパリ宛てに書籍小包で送った。メグレは気まぐれ心も動き、男が買ったのと同じ旅行かばんを買って、跡を追う。そして、すきをみてかばんを取り替える。だが、かばんがなくなったと知った男は、やにわにピストルを取り出してホテルの部屋で自殺した! 男のかばんには、一着の古着がはいっていただけだった。
  • 人間にはたくさんの土地が必要か

    人間にはたくさんの土地が必要か

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「イワンの馬鹿」と並んで、最も広く知られている民話「人間にはたくさんの土地が必要か」は、ヘロドトスが『歴史』に書いたスキタイ人に関する話から想を得たという。過度の貪欲が人間を破滅に追いやる過程が息詰まるような描写で展開する。鬼気迫る結末は、ロマン・ロランをして、「ほかの民話には見られない芸術」と言わしめた。「人間はなにで生きているか」「火は放っておけば消せない」「愛あるところに神もいる」これら3編の民話もまた、ロシア民衆の愛と実践を通してトルストイの到達した宗教的深さをうかがわせる逸品である。
  • 鏡の国のアリス

    鏡の国のアリス

    鏡の裏側の世界、チェスの動きをする世界へ旅するアリス。ハンプティ・ダンプティ、ライオンと一角獣など、異次元世界の生き物と接しながらポーンからクイーンへと成長するアリスを描く「不思議の国」の続編。
  • 不思議の国のアリス

    不思議の国のアリス

    チェシャー猫、三月うさぎ、ハートの女王など、不思議な生き物の国を旅するアリスの冒険ファンタジー。しゃれや語呂あわせ、童謡などを駆使した機知に満ちたお伽噺を多田幸蔵氏の苦心の訳でおくる。
  • 脂肪の塊・テリエ楼

    脂肪の塊・テリエ楼

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    普仏戦争の混乱をのがれてルーアンを発った1台の馬車には、伯爵夫妻、紡績工場主夫妻、葡萄酒卸商夫妻、二人の修道女、若き共和主義者、そして「脂肪の塊」と呼ばれる一人の娼婦が乗っていた。だがプロシア軍に占領された町で難題がふりかかる。プロシアの将校が「脂肪の塊」に一夜の相手を要求し、それを断られると馬車が町を出るのを許そうとしない。馬車の同乗者たちはみな最初は「脂肪の塊」の味方をするが…。この出世作と、娼婦たちの生き様を鋭くえぐった代表作「テリエ楼」を収めた。
  • 青い鳥

    青い鳥

    貧しいきこりの子の兄妹チルチルとミチルはクリスマス・イブの夜、仙女の訪問を受け、その言い付けで「青い鳥」を探しに出かける。「思い出の国」「夜の宮殿」「未来の王国」などを探しまわるが、どこにも「青い鳥」は見つからない。ようやく自分たちの家に帰ってきたとき、すべては夢だったことがわかる。そして「青い鳥」(幸福)は家で飼っていたキジバトだったことを知る…メーテルリンクの代表的な夢幻劇。
  • フィガロの結婚

    フィガロの結婚

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    アルマヴィヴァ伯爵は結婚生活に飽き、妻の侍女シュザンヌを誘惑しようとする。シュザンヌは下僕フィガロと相思相愛で、まもなく結婚式をあげようとしているのに……。フィガロはあふれる機知と勇気と行動で、伯爵を徹底的にやっつける。当時の世相、なかでも貴族階級の横暴があばかれ、諷刺のきいた、歯切れのいいやりとりの戯曲になっている。訳者の辰野隆は、この翻訳によって毎日出版文化賞を受賞した。
  • イワンの馬鹿

    イワンの馬鹿

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    偉大な宗教的思想家でもあったトルストイの民話のうち、世界的に有名な「イワンの馬鹿」をはじめ、ロシアの土の匂いのする民話「ふたりの老人」「名づけ子」の三編を収録。馬鹿なうえに遊んでばかりいるのに、勤勉で野心的な兄たちよりもいつも幸運に恵まれるイワンの生き方を通して、ロシア民衆の善良さと無私無欲の美徳が語られる。随所にロシア的ユーモアと風刺がちりばめられた佳品。
  • 犬を連れた奥さん

    犬を連れた奥さん

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    サハリン旅行後メリホヴォ村に落ち着いたチェーホフは、「六号室」にはじまる円熟期の多くの傑作を書いた。本巻に収めた「箱に入った男」「すぐり」「恋について」の連作を含む5編はこの時期の最後のもの(1898年、作者38歳)。肺を病んだ作者は翌年、クリミヤ半島のヤルタに転地、「可愛い女」「犬を連れた奥さん」の晩年の傑作はここで生まれた。
  • にんじん

    にんじん

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    赤毛のため「にんじん」あだ名をつけられている少年は、生みの母親から愛されなかった。母から難癖をつけられ苛められるにんじんは、嘘をついたり、いんちきな手段を使ったり、またはご機嫌をとったりして自分を守ろうと四苦八苦する。特異な家庭環境におかれた「にんじん」は、やはり特異な子どもなのか? 子どもの不潔さ、残酷さ、うそつき根性などをリアルに描写しながら、なおそこにエスプリと詩情を漂わせたルナールの佳品。
  • 冬の物語

    冬の物語

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    シチリア王レオンティーズは親友ポリクサニーズを少しでもながく自分の宮廷に引きとめておこうとして、妻のハーマイオニにその説得役になってくれと頼む。だが妻がやっとそれに成功した時、王の心には、はげしい嫉妬が芽生える…そして思いもかけぬ破局が。シェイクスピア晩年の「和解」の物語。
  • じゃじゃ馬ならし

    じゃじゃ馬ならし

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    むやみに気の強い女をムチの力をかりて世にも従順な妻に仕立てることに成功する男の話(ペトルーチオとキャタリーナ)と、キャタリーナの妹ビアンカを中心にした洗練された社交的雰囲気を持った恋のかけひき……乱暴な娘がおとなしい妻になる話と、おとなしい娘が強い妻になる話が、おもしろおかしく繰り広げられるシェイクスピアのどたばた喜劇。
  • 真夏の夜の夢

    真夏の夜の夢

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    アテネの町から少し離れたところにある森。妖精の住むこの森に二組の若い男女がやってくる。互いに愛し合いながら結婚を許されないライサンダーとハーミア。ハーミアを愛する青年ディミートリアス。その彼に片思いをするヘレナ。追いつ追われつ、夜の森の中を若い4人はさまよい、やがて疲れて眠ってしまったとき、いたずら者の妖精パックが登場。「ほれ薬」を男の目に注ぐのだが、相手をまちがえて、とんだ騒ぎがもちあがる。愛と幻想にみちたコメディ。
  • ウィンザーの陽気な女房たち

    ウィンザーの陽気な女房たち

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    小さな田舎町ウィンザーを舞台に、やくざで道化的な好色漢フォルスタッフが二人の夫人に言い寄ることで引き起こす「てんやわんや」。笑いとペーソスとドタバタ騒ぎのシェイクスピア喜劇の傑作。
  • ロミオとジュリエット

    ロミオとジュリエット

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    運命の悲しい星の下、敵同士の家に生まれたロミオとジュリエット。夜のやみにまぎれてしのび込んだロミオはバルコニーのジュリエットと愛の言葉をかわし、ロレンス神父の助けを借りてひそかに結婚の約束をとりかわす。おりもおり、ロミオはジュリエットの従兄ティパルトを殺し、追放されてしまう。ロレンス神父は苦肉の策を弄するが……あまりにも有名なシェイクスピアの恋愛悲劇。
  • リチャード3世

    リチャード3世

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    醜く生まれついたリチャードは、自分を呪い、世の中を呪い、あらゆる権謀術数を弄して、野心と復讐心にもえてつぎつぎと悪事を重ねる。妻を殺し、友を殺し、部下を殺し、幼い皇太子兄弟を殺し、国王にまでのぼりつめる。だがリチャードはつねに孤独である。彼のそばに現われては呪いの言葉を投げかける故ヘンリー六世王妃マーガレット、彼に肉親を殺され嘆きと悲しみのなかに沈む人びとの呪詛。近代的悪人像を描くシェイクスピア史劇の傑作。
  • ヴェニスの商人

    ヴェニスの商人

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    アントーニオは友人バッサーニオのためにひと肌ぬいで、ユダヤ人金貸しのシャイロックから多額の借金をする。「期日までに返せなければ、あなたの肉一ポンドを胸のところからいただきます。いえ、これはほんの遊び心ですがね」シャイロックはそう言ったが、心にはアントーニオ対する深い恨みをいだいていた。明治以来、日本では最も上演回数の多いシェイクスピア劇。
  • お気に召すまま

    お気に召すまま

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    アーデンの森を舞台に軽妙洒脱に取り交わされる4組の男女の恋のかけひき。恋人同士の追いかけごっこも、権力争いも、兄弟の憎しみも、ついにはすべて解決して一大饗宴となって終わるファンタジック喜劇。ときおり挿入されるピリッと辛みのきいたせりふや、どたばたやりとりのおもしろさによって知られる、シェイクスピア喜劇の代表作。
  • マクベス

    マクベス

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    雷鳴とどろく荒野に突如あらわれた三人の魔女。魔女たちは凱旋中のマクベスと友人バンクォウに二人の運命を暗示する。その一つ「コーダーの城主になる」という予言が現実となったとき、マクベスの心は野心のとりことなる。マクベス夫人は夫をそそのかす。マクベスはダンカン王暗殺を皮切りにつぎつぎと悪事を重ね、友人バンクォウをも殺害する。だが、心の平静は失われる。マクベス夫人もおどろおどろした幻覚の虜となる。それにもめげず、マクベスは苛烈な闘いへと突き進む。緊迫感にみちた見事な悲劇。
  • リア王

    リア王

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    老いを迎えたリアは三人の娘の「孝行の約束」の言葉によって、領地と権力の移譲をおこなおうとする。上の二人の娘は言葉をつくして父親への愛情を語る。だが、一番下の最愛の娘コーディリアは「親子の定めにしたがって愛します。それ以下でも以上でもありません」と謙虚に述べたことが高慢と受け取られ、領地もわけてもらえず、さびしくフランスへ去る。リアは上の二人の娘に面倒をみてもらうが、しだいに冷たくあしらわれ、ついには荒野をさまようようになる。シェイクスピア四大悲劇中でも最も激越・悲壮な悲劇中の悲劇。
  • ハムレット

    ハムレット

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    不気味な雰囲気にとざされた、デンマークのエルシノア城。暗い夜の城壁の一画にあらわれた亡き父王の亡霊は王子ハムレットを招き、現王クローディアスが自分を殺害し、王位をうばったこと、ハムレットの母でもある妻のガートルードを王妃にしたことを物語る。亡霊のことばで、父の死因を知ったハムレットは復讐のために狂気をよそおう。だが、老臣ポローニアスの娘、オフィーリアはハムレットから愛も正気も失われてしまったことを嘆く。いっぽうクローディアス王も身の危険を知り、ハムレット殺害をたくらむ。シェイクスピア四大悲劇の最高傑作。
  • オセロー

    オセロー

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ヴェネチア陸軍に仕えるムーア人の将官オセローは、最愛の妻デズデモーナを伴ってキプロス島派遣軍司令官となってトルコとの戦いに出立する。だが、オセローが全面的に信をおく副官・旗手の野心家イァーゴーは部隊長のキャッシオーを失脚させ、ひいてはオセローをも破滅させようともくろんでいた。デズデモーナに対するオセローの盲目的な愛は、イァーゴーの画策に格好の手がかりをあたえた。
  • ジュリアス・シーザー

    ジュリアス・シーザー

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ポンペイを打ち破ってローマに凱旋するシーザー(ユリウス・カエサル)……歓呼の声を張り上げて迎える市民たちに混じって、シーザーの野心を警戒し、その暗殺を企てるキャシアスらの姿があった。キャシアスらは野望実現のために「高潔の士ブルータス」を仲間に引き入れる。暗殺、そしてシーザーの死体を前にしてのブルータスの自己正当化の演説と、まんまと敵対者に取り入ったアントニーの巧みな人心誘導演説……市民の心は一転してブルータスたちから離れ、謀反人をかりたてる暴徒と化す。シェイクスピア史劇の代表傑作。
  • 闇の奥

    闇の奥

    小説・文芸
    5.0
    1巻550円 (税込)
    作者は船員時代にコンゴ川流域に出かけたが、そのときの経験が元になって書かれた作品。「闇の奥」とはアフリカ奥地の闇をさすが、同時に人の心の闇、文明の闇をも象徴していると思われる。コンラッドの代表作。
  • 危機のペルシダー

    危機のペルシダー

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    地底大陸に大帝国を築き上げたイネスは、フージャの策略によって地上に戻らされ、最愛の妻ダイアンと、無二の親友ペリーと離ればなれに! イネスはふたたび地底にとって返すが、時すでに遅し…ペルシダー帝国は爬虫類マハール族の逆襲を受け、そこはふたたび血なまぐさい死闘の場と化していた。「ペルシダー・シリーズ」第2弾!
  • 地底世界ペルシダー

    地底世界ペルシダー

    小説・文芸
    1.0
    1巻550円 (税込)
    バローズの傑作古典SF「地底世界ペルシダー・シリーズ」登場! 鉱山主イネスとベテラン技術者ペリーは新開発の掘削機「機械モグラ」で実験旅行に出発。だが、コントロール不能におちいった掘削機は、地殻をつらぬいて地球の中心にむかって直進するはめに! だが驚くべきことに、地球の内部は空洞をなし、不思議な世界をつくっていた。地底には住人がいて、残虐な爬虫類と死闘をくりひろげていた!
  • マラコット海淵

    マラコット海淵

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ……見よ、潜水函の窓ごしに、この世のものならぬ、青白い燐光を発してひかるその海底には、古代フェニキアのそれとよく似た壮大な建築物の遺跡が、まるで夢のように、はるか彼方までつづいていたのだ。…「これこそ、大西洋の底ふかく沈んだと伝えられるアトランティス大陸の首都の遺跡にちがいない!」マラコット博士は息をはずませて叫んだ。ホームズの産みの親ドイルが、その博学と想像力のすべてを注いで書き上げたSF古典。
  • 緋の接吻

    緋の接吻

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    行動派ミステリーの名手ガードナーの面白さが確実にわかる中短編集。ごぞんじペリー・メイスンもの2編(「緋の接吻」「燕が鳴いた」)、ルパンをほうふつさせる胸のすく怪盗レスター・リースもの2編(「インドの秘宝」「レスター・リース作家となる」)を収録。
  • 金瓶梅(上)

    金瓶梅

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    好色文学の一大奇書として有名な中国古典。作者不詳。『水滸伝』のなかの西門慶《せいもんけい》と潘金蓮《はんきんれん》の色ごとを描いた挿話をふくらませて全百回の一大色豪・愛欲ものがたりに仕立て、当時の世情を活写した小説。金瓶梅とは、西門慶の第五夫人「潘(金)蓮」、第六夫人「李(瓶)児」《りへいじ》、金蓮つきの女中「春(梅)」《しゅんばい》からとったもの。本書はこの大長編を、中国文学に傾倒した作家富士正晴が、手際よくまとめたダイジェスト版である。
  • 七匹の黒猫

    七匹の黒猫

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    エラリー・クイーンは「悲劇四部作」や「国名シリーズ」などの手のこんだ本格謎解きミステリーで有名であるが、ずっと気楽に読める多くの短編ミステリーも書いた。この短編集には「七匹の黒猫」「アフリカ帰り」「正気にかえる」「神の燈火(かがりび)」のそれぞれ雰囲気の異なる4篇を収めてある。長編ではわからないクイーンのユーモアや軽妙な側面がわかる貴重な一冊。
  • 恐怖の谷

    恐怖の谷

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    英国イングランドの跳ね橋と堀のある古い館で起きた奇怪な殺人事件……ホームズは見事にそれを解明するが、その裏にはアメリカ開拓時代の炭鉱町を舞台にした暗い暴力の歴史がこめられていた。シャーロック・ホームズもの最後の長編。
  • 四つの署名

    四つの署名

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ある日ホームズのもとに美しい婦人が訪れる。インドに勤務していた彼女の父が消息を絶って十年になるのだが、ここ数年、高価な真珠が送られてくるという。ホームズたちが真珠の送り主を捜しあてたとき、巨万の富をもつその男は顔と手足を異様に歪ませた他殺体となって発見された。かたわらには「四つの署名」と走り書きされた紙切れが……インド王家の秘宝をめぐって繰り広げられる大活劇! ホームズもの2作目にあたる代表長編。
  • 緋色の研究

    緋色の研究

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    文学、哲学、天文学の知識皆無。科学、毒物学、犯罪学に精通し、ヴァイオリンを巧みに弾きこなす特異な男シャーロック・ホームズ。その彼とひょんなことから同居することになった医師ワトスン。ホームズとワトスン博士が初めて登場し、怪異に満ちた事件を解決するドイルの出世作。空き家の中年男の死体は何者か? 壁には赤で「RACHE」という文字が。「毒殺です」ホームズはそっけなく言い放った。
  • グリム童話集(上)

    グリム童話集

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    グリム兄弟が集めた、ちょっと怖いところもあるドイツの童話。この巻には「蛙の王さま」「狼と七匹の子やぎ」「忠臣ヨハネス」「十二人の兄弟王子」「野ぢしゃ」「森のなかの三人の小人」「糸紡ぎの三人女」「ヘンゼルとグレーテル」「白い蛇」「漁夫とその妻の話」「灰かぶり(シンデレラ)」「赤ずきん」など代表作18編を収めた。
  • アンデルセン童話集(上)

    アンデルセン童話集

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    グリム兄弟がドイツの民話を集めたのに対し、少し遅れてデンマークに生まれたアンデルセンは長編小説「即興詩人」の世界的な成功のあと、当時の子供たちと大人たちのために数々の創作童話を書いて最も有名な童話作家となった。この第一集には、「飛行かばん」「イノシシの銅像」「ナイチンゲール」「みにくいアヒルの子」「モミの木」などの代表作と大作「雪の女王」など、16編を収めた。
  • 失われた世界

    失われた世界

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    頑固一徹の古生物学者チャレンジャー教授は、マスコミや学会の嘲笑をものともせず、アマゾン流域にむけて「失われた太古の生物」を探しに出発する。シャーロック・ホームズであまりにも有名な巨匠コナン・ドイルが、別の愛着をこめて書いたチャレンジャー教授もののSF名編。「ジュラシック・パーク」はこれをヒントにしている。原題「ロスト・ワールド」
  • 若きウェルテルの悩み

    若きウェルテルの悩み

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ドイツの生んだ最高の文豪のひとりであるゲーテが、25才のときにたった4週間で一気に書き上げた世界を代表する「青春の文学」。恋に悩み、傷つき、仕事に生きがいを見つけることもできず、多感な芸術家的資質をもった青年ウェルテルは、ついに破滅への道をたどる。
  • 華麗なるギャツビー

    華麗なるギャツビー

    ロングアイランドの小高い丘の上に豪奢な邸宅をかまえ、夜ごと大宴会を催す不思議な男。誰に対してもソツなく応対する気さくな男だが、その金は、資産は、いったいどこから? ときおり怪しげな電話がかかってきて席をはずすかと思えば、真夜中に一人、海を見つめてなにやら瞑想にふける……だがその謎もついに明るみに。「失われた世代」の作家の代表作。
  • 宇宙戦争

    宇宙戦争

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    イギリスのウィンチェスターの東方に緑色の尾をひいて隕石と思われるものが落下した。直径三マイルもの巨大な穴の中には、金属製とみられる円筒状の物体が発見された。やがて頭部が回転しているのがわかり、そこから醜悪な生き物が……火星人の地球侵略の、それが始まりだった。SFの祖H・G・ウェルズのアンチ・ユートピア小説の代表作であり、SF史に燦然とかがやく古典中の古典。
  • 鉄仮面(上)

    鉄仮面

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    ルイ14世の治下に企てられた奇想天外な「王位簒奪」計画。その背後には元三銃士の一人で今はヴァンヌの司教にまで出世したアラミスがいた。陰謀はフーケの城館を舞台にまんまと成功する。だが……。「三銃士」プラス、ダルタニャンの四銃士の最後を描く陰謀と活劇の歴史絵巻。映画「仮面の男」の原作でもある。
  • 火星の交換頭脳

    火星の交換頭脳

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    バローズの痛快火星シリーズ第6弾! フランス西部戦線で戦死した陸軍大尉パクストンは、ジョン・カーターのあとを追って火星に飛来する。そこは火星の外科医ラス・サヴァスの研究所で、この医師はファンダルの老女帝ザザと奴隷女ヴァラ・ディアの頭脳交換手術に成功したところだった…ヴァド・ヴァロと名を変えたパクストンは医師の助手となり、ヴァラ・ディアの肉体を取り戻し、元の頭脳と交換しようと決心する…。
  • 火星の幻兵団

    火星の幻兵団

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    バローズの痛快火星シリーズ第4弾! ケオル皇帝に嫁ぐことになっていたプタース皇帝の王女スビアは何者かに連れ去られ、大元帥カーターの息子カーソリスに誘拐の嫌疑が降りかかる。みずから捜索におもむくうち、カーソリスは太古の奇怪な王国に足を踏み入れた。そこには「幻(まぼろし)の兵団」をあやつる人々がいた! 「幻兵団」とは何者か、カーソリスと王女の運命は? 抜群の着想・奇想がひかるSF古典。
  • 火星の大元帥カーター

    火星の大元帥カーター

    小説・文芸
    3.0
    1巻550円 (税込)
    カーターの身を案じて地獄を訪れたデジャー・ソリスは女神イサスにとらえられ、1年間のタイム・ロックのかかる太陽殿という牢獄に幽閉される〔第2巻〕。本巻はデジャー・ソリス救出に至るまでの主人公カーターの大活躍を描くが、その舞台は南極に近い女神イサスの太陽殿から赤道直下の密林の国ケオールへ、さらには北極をとりまく黄色人種の国へと雄大なスケールで展開する。独特の怪異な生きものも相変わらず健在で、エンターテイメントは最高潮に。
  • 火星のプリンセス

    火星のプリンセス

    小説・文芸
    4.0
    1巻550円 (税込)
    「スペース・オペラ」と呼ばれる宇宙冒険物語の代表傑作。すべてはここから発進し、つねにここに戻ってくるスターティング・ポイントでありランディング・ポイント。1912年に発表され、一躍人気を博した本書をもとに、第2作「火星の女神イサス」、第3作「火星の大元帥カーター」が相次いで誕生、ついに10作の火星シリーズとなったSF古典中の古典。主人公カーターの胸のすく活躍は魅力だが、作者の強烈な想像力が描き出した火星の弱肉強食の光景は、不思議な迫真性で現在のわれわれをも驚かす。
  • 死はひそやかに歩く

    死はひそやかに歩く

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    寄港する外国船に食料、雑貨、船具などを納入してマージンをとるシップ・チャンドラー。横浜に住む久須見健三は、そうした海のブローカーの一員だった。暗い過去を持ち、そのために部下と恋人と左脚を失った久須見のアパートには、時として様々なトラブルを背負った人間が迷い込み、そのたび彼は事件に巻き込まれる。荒々しい港街を背景に、人間の生きざまを生々しく描き上げた連作小説。
  • 蘭学事始

    蘭学事始

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    日本の蘭学(オランダ学)、ひいては洋学の先駆をなした「解体新書」の翻訳刊行。それから約40年後、玄白が83歳のときに著わしたこの回想録は、当時の若者の新しい学問へのあふれるような好奇心を、あますところなく活写する。緒方氏の三度目になるわかりやすい翻訳に、多数の珍しい図版資料をそえておくる。
  • 西遊記(上)

    西遊記

    小説・文芸
    -
    1~2巻550円 (税込)
    「きんとうん」に乗り、如意金箍棒《にょいきんこぼう》をふるい、七十二とおりの変化《へんげ》の術を使って大活躍をする孫悟空、通称八戒《はっかい》として知られ、大食漢で好色家で、少し知恵が足りない猪悟能、宝杖《ほうじょう》をふるって活躍する寡黙な沙悟浄、竜の化身であり、よく人語を解す白馬…これら4名が守護する三蔵法師。おなじみの中国四大奇書の一「西遊記」を、原本の雰囲気を巧みに生かしながら、冗長なところをカットした作家檀一雄の名訳本。古典ファンタジーの大傑作。
  • ロウソクの科学
    NEW

    ロウソクの科学

    ビジネス・実用
    -
    1巻660円 (税込)
    一九世紀英国の大科学者であったファラデーは、毎年クリスマスの時期に科学に関する興味深い題材を選び「若者たちのためのクリスマス講演」を行った。その中から「ロウソクの科学」と題する六つの話を収めた本書は、一本のロウソクを通して科学の深奥を解き明かした入門書として不朽の名著である。優れた研究者は優れた科学教育者であることが手に取るようにわかる。巻末には訳者による詳しい解説を付した。
  • われら
    NEW

    われら

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    今から約1000年後、勝利した都市国家の「単一国」は、野蛮で無秩序な人間社会に訣別し、「緑の壁」にかこまれた理想社会を築いていた。そこには「私」はなく、あるのは「われら」だけであった。「住人」は、ガラス・シルクの制服を着、数字と文字を組み合せた国民番号で区別されている。生活の隅々までが「時間律法」に規制され、むろん性にも自由はなく、性生活は性規制局が決める相手と予定表にしたがって行なわれる。単一国は、目下建造中の宇宙船「積分号」によって、他の惑星へ「幸福」をもたらすために出かけようとしている。本書はその宇宙船の製作担当官D五〇三号の詳細な「手記」として記録されている。DはI三三〇号という女性との禁断の「恋」に悩まされ、最後には…。1920年代初頭にロシアで書かれたディストピア小説の先駆的名著。
  • 拠点
    NEW

    拠点

    ヴァン・ヴォクトほど、壮大で劇的な、SF的ムードを持っている作家も珍しい。それは、彼の作品に、SFのあらゆるシャンが渾然一体をなして結晶しているからにほかならない。本書には、レアルテス第三惑星をめぐる地球人対ラル人の宇宙戦争を描いた「拠点」を巻頭に、恐怖と苦痛に泣きながら宇宙船の床を這う無定形の怪物の話「野獣の地下牢」、原始の地球に根をおろし、果てしない時を待ち続ける巨木の話「地には平和を」、セールスマンの記憶喪失を発端に、時間と空間を貫く謎を追う「消されし時を求めて」など、ヴォクトの傑作短編6編を収めてある。
  • ボズの素描集
    NEW

    ボズの素描集

    「この本には、天才の溌剌とした最初の躍動が疑いもなく感じられる…どこを開いても、のびやかに、完全な技巧でもって題材が扱われている。全編を通して示される観察力は驚異としか言いようがない」とディケンズの親友は書いた。本作は豊かな想像力、鋭い観察眼、ユーモア、特異な人物描写、語りの面白さ、さらには深刻な社会認識といった、ディケンズ文学のあらゆる要素をはらんでいると同時に、一八三〇年代の社会生活の貴重な記録として、独自の地歩を保っている。通常誰もが気にとめることのないありふれた対象は、ディケンズの想像力によって豊かな色どりを付与され、笑いや涙や怒り、さらには恐怖心を呼び起こすものへと変貌する。ディケンズ24歳のとき、まとめられた処女作!
  • 能・狂言

    能・狂言

    ビジネス・実用
    -
    1巻660円 (税込)
    劇作家・演出家である田中千禾夫(ちかお)が、「能・狂言は好き」という単純な動機から、それぞれの持つ独自の様式表現を可能なかぎり壊さないよう細心の注意を払ってなしとげた現代語訳。能では「隅田川」「高砂」「松風」「砧」「道成寺」など9編を、狂言では「柿山伏」「蚊相撲」「棒縛」「鶏婿」など8編を選び、はじめてこれらの古典に接する人たちに提供する。巻末には戸井田道三、増田正造両氏による「能・狂言の世界」への解説を付した。
  • ポー詩集

    ポー詩集

    詩人として、小説家として、19世紀アメリカ文学の中で特異な光を放つエドガー・アラン・ポー。その詩は悲哀と憂愁と陰鬱と幻想に彩られ、独特の光をたたえている。本訳詩集は、入沢康夫、福永武彦の2人による訳詩集で、巻末には佐伯彰一氏による「解説」を配した。訳出した詩は全部で44篇、うち、「ヘレンに」(2篇)「眠る女」「レノア」「不安の谷」「夢の国」「鴉」「ユーラリイ──唄」「ウラリューム──譚詩」「アナベル・リイ」の10篇は福永訳、他の34篇は入沢訳だ。これによってポーの詩世界の全貌が明らかになる。
  • ライラックの花の下

    ライラックの花の下

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    南北戦争時代に、サーカスから逃げてきた12歳のベン少年は、ライラックの木の下にあるモス未亡人とバブとベティ姉妹の家にかくまわれる。隣家にはシリア嬢とその弟である病弱なソーニが越してきて、やがて互いに親しくなり、交際がはじまる。さまざまな小さな事件が相継いで起き、それらを解決していくなかで、ベンはいつの間にか大きく成長していく。オールコットの作品は、「若草物語」「八人のいとこ」「花ひらくローズ」が弊社電子書籍で楽しめる。
  • キーツ詩集

    キーツ詩集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    天才肌の詩人といわれ、25歳で亡くなった英国の詩人。バイロン、シェリーと並ぶロマン派の詩人。本書は、キーツの詩に魅せられた高島誠氏による訳詩集で、「小さい丘の上に――」「眠りと詩」「ファンシー」「オード」「聖アグネス祭の前夜」「ナイチンゲールに寄せる」「ギリシアの古い甕に寄せる」「怠惰」「秋に」など代表作のほとんどが、ほぼ制作順に収められている。
  • 東海道中膝栗毛

    東海道中膝栗毛

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    神田八丁堀の長屋に暮らす弥次郎兵衛と喜多八は、ふとお伊勢参りを思い立ち東海道を踏破する旅に出る。ノンシャランで能天気な弥次・喜多の道中記だ。品川、川崎、神奈川と行く先々で、なにかとケチをつけ、程ケ谷に至っては「とめ女」の客引きを面白がり弥次はさっそく狂歌をものする。「おとまりはよい程ケ谷やととめ女 戸塚まへてははなさざりけり」。旅先での失敗談や庶民の生活・文化を描いた本書は絶大な人気を博し、作者一九は最初の流行作家となった。巻末には神保五彌氏の詳しい「解説」がある。
  • 心中天網島

    心中天網島

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    編者水上勉は近松門左衛門の代表作4編を選び、その雰囲気を保つように心がけ、苦心の現代語訳を提供する。「曽根崎心中」「心中天網島」「女殺油地獄」「堀川波鼓」の4編がそれである。あわせて「お初」「おさん」「お吉」「お種」の4人の女主人公を「近松の女たち」と題して論じる。本編末尾には諏訪春雄氏による「心中の季節」、郡司正勝氏による「解説」を付してある。
  • 伊勢物語

    伊勢物語

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「昔、男ありけり」で始まる伊勢物語の集成の「男」とは、在原業平に擬せられてきている。だが、この物語は長年のあいだに多くの人によって書き加えられ、大きく三つの時期・時代の趣味・傾向にそって改変されているのは否定できない。そこで、編者である作家中村真一郎氏はこの点に注意をはらい、従来通りの「定訳」を呈示しながら、その背後にひそむ各時期ごとの矛盾した面白さを明らかにしようとする。巻末には金田元彦氏による詳しい「解説」を付した。
  • 万葉集

    万葉集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    現存する日本最古の和歌集である万葉集には、天皇、貴族から下級官人、防人、農民など、さまざまな身分の人々が詠んだ歌が4500首も収められている。編者山本健吉はバランスよく代表的な歌を選び、その説明にも多くの歌をひいて幅広い鑑賞の材料を提供する。また額田王、志賀皇子、柿本人麻呂、憶良など代表的な多くの歌人をコラムにして、いっそう深い分析を提供する。巻末には「万葉集とはなにか」と題した中西進氏による解説がある。
  • レベッカの青春

    レベッカの青春

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「少女レベッカ」の続編と言ってもよく、「少女レベッカ」の場合とおなじように、女性としての自覚にめざめてゆく一人の少女の心理過程が現実的なさまざまなエピソードとともに語られていく。ただ前作とちがい、それらの出来事は、レベッカ自身の手記や回想という形で描かれ、記述がいっそう内面的になっている。後半には、青春期を迎えた十八歳のレベッカが登場して、繊細な感受性をたたえた、静けさと内省を愛する一人の女性に生長していく。作者は、米国フィラデルフィアで生まれの作家で、英米の若い世代から熱狂的に迎えられ、やがてその名はひろく世界に知られるようになった。
  • 少女レベッカ

    少女レベッカ

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    原題は「サニーブルック農園のレベッカ」…ほこりだらけの田舎道を、旧式な馬車が、がたごと揺れながら走っている。馬車の窓から黒い髪の少女が乗っているのが見える…そういう情景がバックとなって、空想家で、たいへんな情熱家でもあるレベッカの、少女時代から、しだいに女としてめざめてゆく過程を描いた物語だ。発表されるとすぐ評判となり、『若草物語』とならんでアメリカ家庭小説の古典として、いまなお愛読されている。女史は米国フィラデルフィア生まれの作家で多くの児童文学を書いたが、幼児教育にも力を注いだ。
  • カンディード

    カンディード

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    私生児カンディード、領主の妹キュネゴンド、カンディードの師パングロス、従僕カカンボが活躍する波瀾万丈、奇想天外な冒険譚。ドイツ、ブルガリア、リスボン、カディス、パラグアイ、ブエノスアイレス、エルドラド、ボルドー、ポーツマス、ヴェネチアと遍歴し、最後はコンスタンチノープルへ。人間の愚行と悪徳を徹底して描く風刺小説の傑作。我々の暮らしに浸透して人を操るあらゆる事物に批判の目をむけ、時を超えた価値をそなえたヴォルテールの代表作だ。
  • フラニー/ズーイー

    フラニー/ズーイー

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    これは、対をなす2編の物語である。鋭い感受性を持てあます女子学生フラニーは、折角の週末のデートも、相手のレーンとのエゴの衝突だけに終ってしまう。傷心の妹に、俳優で五つ年上の兄ズーイーは、思いの限りをつくして、生きることの意味を悟らせ、周囲と融和させようと懸命に説得する。寡作と孤高で知られる人気作家が、現代の若者の心理を鋭くとらえた一対の名作!
  • 地下鉄サム

    地下鉄サム

    小説・文芸
    -
    1~2巻660円 (税込)
    1910年から20年代のニューヨークの地下鉄を舞台に、あわてんぼうで純情のスリの名人サムと、サムをつけまわす刑事クラドックの対決! クラドックは、サムを現行犯で捕えて「河上の別荘」へ送り込もうとつけねらっているが、いつも巧みに逃げられ、さんざんな目に合わされる。ところがこの二人は奇妙な友情で結ばれ、毎日顔をつきあわせて憎まれ口を叩かないと、お互いに何か物足りない気分に襲われるほどになっているのだ。他に退役強盗の下宿屋のオヤジ「鼻のムーア」や、女たらしの「めかし屋ノエル」、「高架線のエルマ」や「ノッポ」に「チビ」など、一癖も二癖もある連中がからみあってかもし出す、微笑、哄笑、爆笑をよぶユーモア探偵小説集。
  • シェリー詩集

    シェリー詩集

    18世紀末から19世紀初めにかけて、欧州全土に戦争と革命の嵐が烈しく吹きすさんだ時代、シェリーは英国貴族の長男として生まれ、オックスフォードに学ぶが無神論を説いて放校される。ロンドンへ、そして大陸へ、さらにイタリアへと暮らしを移すが、突然の海の事故で死亡、30歳であった。この間、詩作を続け、多くの抒情詩や詩劇を書いて世に問うた。訳者佐藤清氏は詩人で「訳業の目的は、新しいリズムの創造によって、自国詩への貢献をはかるにある」という意気込みをもって本書を編み、訳した。
  • ワーズワース詩集

    ワーズワース詩集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ワーズワースはよく自然詩人と呼ばれるが、単に客観的な自然を写す詩人ではなく、外界の自然が彼の心の働き――想像力――によって浄められ、たかめられた姿をうたった詩人であった。自然には五感を通じて人間の魂に働きかけ、それを浄化する力がある。しかし人間の魂も、この自然からの働きかけに感応するとともに、みずからも自然に働きかけて、これらを変容する力をもつ。このような背景をもつワーズワースの短詩は、素朴単純な言葉づかいのうちにつきせぬ味わいと無量の意味をこめた名品が多い。
  • ロルカ詩集

    ロルカ詩集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ガルシーア・ロルカはスペイン、アンダルシーア生まれの詩人、戯曲家。アンダルシーアはロルカにとって、尽きない霊感の泉だった。1936年に勃発した「内乱」の渦中に倒れたが、「現代の吟遊詩人」と言われ、その音楽的な詩文はまず本人によって朗読され、のちに活字となった。この詩集では代表的な2大詩集「歌集」と「ジプシー歌集」はもちろん、初期から死の直前までに詠われた詩を集成している。選者小海氏による詳細な「解説」は必読である。
  • アラゴン詩集

    アラゴン詩集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    アラゴンはフランスの詩人・小説家。パリ大学医学部卒。第1次大戦後のダダイスム・シュルレアリスム運動の推進者であったが、モロッコの植民地独立運動弾圧に反対して共産党に入党。第2次大戦中はレジスタンス運動に加わった。この詩集は多彩なアラゴンの詩を時代を追って集めてある。巻末には訳者による詳細な解説を付した。
  • ヴェルレーヌ詩集

    ヴェルレーヌ詩集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ヴェルレーヌは、マラルメ・ランボーらとともにフランス象徴主義の代表的詩人だ。終生飲酒・遊蕩の悪癖に悩まされ、貧窮のうちに施療病院で死んだ。妻を捨ててのランボーとの同性愛事件は有名で、ピストルでランボーを傷つけ2年間の獄中生活を送った。その詩は日本でも古くから紹介され、上田敏の「海潮音」をはじめ、永井荷風や鈴木信太郎らの訳詩によって親しまれた。
  • どん底

    どん底

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    地下室にある木賃宿(きちんやど)を舞台にした住人たちの物語。そこには、死がある、恋がある、殺人がある、縊死(いし)がある、温情、かっとう、排斥、嫉妬、奸策等、あらゆる人生の要素がある。そこに現出するのは、万人に共通した、くめどもつきぬ人生の味わいだ。ゴーリキーの不朽の名作戯曲。
  • シャクンタラー

    シャクンタラー

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「シャクンタラー」というのは叙事詩『マハーバーラタ』に登場する姫の名前だが、5世紀ごろに詩人カーリダーサによって同名の戯曲として完成された。鹿狩りで山に入ったドゥシャンタ王は、仙人の娘シャクンタラーと出会い、恋に落ちる。二人は婚約を結び、王は誓いの印として指輪を贈った後、国を治めるために彼女を残して都に戻った。だが、ふとしたきっかけから王は呪いをかけられて彼女のことを忘れ、彼女のほうも指輪をなくす。二人は再び結ばれるのか。愛の試練を歌い上げたサンスクリット文学の最高傑作。
  • ビッグ・ボウの殺人

    ビッグ・ボウの殺人

    冬のロンドンのボウ地区で、ある朝、下宿屋を営むドラブダンプ夫人は戦慄の光景を目にした。喉を切られた下宿人の遺体が見つかったのだ。殺人かも知れず、有力容疑者を前に、ロンドン警視庁の敏腕刑事と元刑事が事件の解明に奔走する。本書は「密室ミステリの父」の手になる傑作中の傑作。ディクスン・カーも江戸川乱歩も「一大トリックを十分に書きこなしている古典」として絶賛している。
  • ネルーダ詩集

    ネルーダ詩集

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ネルーダはチリ生まれの詩人であり、政治家。1971年にはノーベル文学賞を受けた。ネルーダの声ははじめ、恋に破れた若者の死ぬばかりの嘆きをうたい、孤独をうたっていたが、マドリードの鋪道に流された子供たちの血を見て、その声はヒューマニズムの叫びとなり、ひとびとの怒りと涙をうたい、ひとびとの根ぶかい生活と希望を大きなスケールで反映したものとなった。
  • バイロン詩集

    バイロン詩集

    18世紀末から19世紀初頭にかけてのヨーロッパの激動期、不世出の詩人と仰がれて活躍したイングランドの貴族出身のバイロン。長編物語詩「チャイルド・ハロルドの遍歴」などを発表してロマン派の旗手となったが、オスマン帝国からの独立をめざしたギリシア独立戦争に加わり、病に倒れた。「最初の近代人」といってもよいバイロンの詩は、今日のわれわれにも共感できる。
  • ヘッセ詩集

    ヘッセ詩集

    小説・文芸
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    1巻660円 (税込)
    ゲーテ、ハイネとつづくドイツ抒情詩の伝統に従って、自分の生活感情を単純素朴な詩句によってあらわすことに重きをおいた詩人ヘッセの全貌をうかがうことができる詩集。ヘッセは自分の病める魂の悲しみや嘆きや訴えを、天からさずけられた自分のリズムによってかなでる天成の抒情詩人だった。その詩は、人間の孤独感と、そこからせつなく響いてくる憂愁のしらべにつらぬかれている。
  • 阿片常用者の告白

    阿片常用者の告白

    小説・文芸
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    1巻660円 (税込)
    著者トマス・ド・クインシー(Thomas De Quincey 1785~1859)は、イギリスの文筆家。1804年、19歳のとき、当時は合法だった阿片を、歯痛への鎮痛剤として用い始め、のち中毒となった。このときの体験を独特の文体で綴ったのが本書で、阿片の愉悦と悪夢、それからの脱却を詳細にのべて大きな反響をよんだ。ボードレールをはじめ多く文人に影響を与え、ベルリオーズはこれに霊感を受けて「幻想交響曲」を作曲した。詩人ワーズワースとの交友はよく知られている。
  • 黒死荘殺人事件

    黒死荘殺人事件

    小説・文芸
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    1巻660円 (税込)
    「黒死荘」と呼ばれるまがまがしい因縁つきの邸宅を舞台にしての心霊実験…その主催者が密室のなかで惨殺死体となって発見される。扉にはかんぬきがかかり、窓には鉄格子がはめられ、雨夜のため、外には足跡も残されていなかった。唯一残されていたのは博物館から盗まれた短剣だ。怪奇・陰惨な犯罪に挑むヘンリー・メルヴェール卿を初めて登場させ、一躍「密室もの」で名を売ったカーター・ディクスンの代表作。
  • ラインの黄金

    ニーベルンゲンの指環

    小説・文芸
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    1~4巻660円 (税込)
    ライン川の川底にひそかに眠る黄金。これから指環を作れば、その持主は絶大な権力を握るといわれる。それを守る乙女たちをだまし、こびと族のアルベリッヒは黄金を奪う。一方ワルハラ城を神々のために建造した巨人族二人は、主神ヴォータンに謝礼を迫り、黄金を要求する。ヴォータンは地下の国を訪ね、アルベリッヒから黄金と指環を奪い、これを二人に与える…だが、指環には呪いが。二人の巨人ファーゾルトとファーフナーは争い、指環は後者の手に移る。「たった一つの指環をめぐってくりひろげられる数奇な物語は、非現実の陶酔にさそいこんでくれる。ページを繰って耳をすますと、壮厳にして官能的なワーグナーの楽劇がきこえてくることだろう」これは寺山修司の言葉だ。

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