遺跡 日本作品一覧

  • 関東・甲信越 日本の古代遺跡案内 旧石器~平安時代の歴史を紐解く
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 縄文・弥生・古墳時代を中心に、 80箇所の遺跡・古墳と 46箇所の博物館・資料館を 写真と図解で詳細にご紹介します。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 今、古い時代の文明を感じる住居や 古墳などの「古代遺跡」が注目を集め、 じわじわとブームが巻き起こっています。 古代遺跡をめぐる観光ツアーが多数企画され、 若者の間では 「古墳や埴輪の独特なフォルムがかわいい」 「土器や土偶のデザインが斬新でカッコいい! 」 という新しい視点で興味を持つ人たちも増えています。 現在、日本全国には古墳だけでも 13万基以上が現存しています。 その中には、墳丘や石室に入ることができる遺跡や、 築造当時の姿や生活の様子が再現された テーマパークのような遺跡もあり、 いにしえの息吹と壮大な歴史ロマンを 肌で感じることができます。 都心の真ん中や、 子どもたちが遊ぶ公園の中など、 とても身近な場所にその姿を残す遺跡もあり、 千年、万年昔の人たちが、 ここで暮らしていたことを想像するとワクワクします。 また、古代遺跡には、 その一つひとつに個性と物語があります。 日本史において「古代」とは、 古墳時代の後の飛鳥・奈良時代から 平安時代(593年~1185年)までを指しますが、 本書で紹介する「古代遺跡」は、 さらに時代をさかのぼり、 旧石器時代(紀元前約3万年)から 縄文・弥生時代までを含め、 関東・甲信越の1都10県から 選りすぐった80カ所の遺跡・古墳、 古代遺跡に関する展示を行う46カ所の 博物館・資料館を写真と図解で 詳細にご紹介します。 ぜひ足を運んで、いにしえへの タイムスリップを楽しんでください。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 東京都 * 伊興遺跡 * 摺鉢山古墳 * 多摩川台古墳群 * 高倉塚古墳 * 中田遺跡公園 ・・・など ☆ 神奈川県 * 大塚・歳勝土遺跡公園 * 秋葉山古墳群 * 史跡田名向原遺跡公園 * 市ヶ尾遺跡公園 * 長柄桜山古墳群 ・・・など ☆ 埼玉県 * 埼玉古墳群 * 吉見百穴横穴墓群 * 八幡山古墳 * 将軍塚古墳 * 鹿島古墳群 ・・・など ☆ 千葉県 * 内裏塚古墳群 * 芝山古墳・はにわ博物館 * 龍角寺古墳群 * 飛ノ台史跡公園博物館 * 館山市立博物館 ・・・など ☆ 茨城県 * 茨城県立歴史館 * くれふしの里古墳公園 * 大串貝塚ふれあい公園 ・・・など ☆ 栃木県 * しもつけ風土記の丘資料館 * 塚山古墳群 * なす風土記の丘資料館 * 根古谷台遺跡 * 星野遺跡 ・・・など ☆ 群馬県 * 岩宿遺跡 * 保渡田古墳群 * 大室古墳群 * 奈良古墳群 * 総社古墳群 * 南下古墳群 ☆ 新潟県 * 古津八幡山遺跡 * 籠峰遺跡 * 沖ノ原遺跡 * 新潟県立歴史博物館 * 水科古墳群 ・・・など ☆ 長野県 * 井戸尻遺跡群 * 大室古墳群 * 大深山遺跡 * 弘法山古墳 * 諏訪市博物館 ・・・など ☆ 山梨県 * ふるさと文化伝承館 * 銚子塚古墳 * 丸山塚古墳 * 経塚古墳 * 立石遺跡 ・・・など ☆ 静岡県 * 登呂遺跡 * 大室古墳 * 虚空蔵社古墳 * 千居遺跡 * 大鹿窪遺跡 ・・・など ※ 本書は2013年発行の 『関東・甲信越 古代遺跡ガイド』 を元に情報更新・加筆修正を行い、 書名を変更して新たに発行したものです。
  • 「水中遺跡」消えた日本史を追え!
    3.3
    日本の海底、湖底は、歴史の真相を雄弁に物語る遺物の宝庫。三方五湖(福井)で見つかった二つのタイムカプセル。元寇との激しい戦闘をいまに伝える鷹島(長崎)の水中遺跡。豊臣秀吉の時代、一夜で消えた瓜生島(大分)の謎と伝説……いっしょに時をこえた歴史探査の旅へ――。
  • そこで、何が起こったの? 日本の戦争遺跡図鑑 歴史を正しく知るために
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争遺跡とは、明治時代から昭和時代にかけて日本が行ってきた戦争に関連した、軍事施設、戦災地などの跡地のこと。広島・長崎の原爆遺跡をはじめ、全国に残っている主な軍隊施設、兵器工場、地下壕、要塞などの跡地について、そこでどのような事件が起こったのかを、写真とともに紹介。戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを学ぶための格好の書です。[1]戦争遺跡とは……戦争遺跡の分類/日本の軍隊 [2]軍隊施設……旧騎兵第3旅団覆馬場/花巻防空監視哨聴音壕跡 他 [3]兵器工場……旧登戸研究所/大阪砲兵工廠跡/大久野島 [4]地下壕……南風原陸軍病院壕群/アブチラガマ/松代大本営跡/日吉台地下壕 [5]要塞……東京湾要塞と安房の戦争遺跡/舞鶴鎮守府/大樹町のトーチカ群 [6]基地……陸軍知覧基地跡/陸軍大刀洗飛行場跡/宇佐海軍航空隊跡 [7]原爆・空襲……広島の原爆遺跡/長崎の原爆遺跡/沖縄戦のつめ跡 [8]人々の祈り……名古屋陸軍墓地と軍人像/旧真田山陸軍墓地 他
  • 大日本帝国の戦争遺跡
    -
    いまこそ見直したい近代化遺産の数々  近代日本の発展に大きな役割を果たした旧日本軍。  ところが、昭和20年の終戦とともに、旧軍の関連施設はその歴史的価値を顧みられることもなく忘れられ、あるいは無残に破壊されてきた。  近年、近代遺跡の再評価がすすんでいるとはいえ、旧軍施設に対する注目は十分とは言えず、今日でも老朽による取り壊しなどが相次いでいるのが実状だ。  本書は長年にわたって旧軍にまつわる史跡を追い続けてきた著者が「帝国日本」の面影をいまに伝えるスポットを厳選して紹介している。  ぜひ本書を携行して現地に赴き、現代日本の礎となった人々に思いを馳せてほしい。 序章 戦後70年目の戦艦武蔵発見 第1章 要塞・トーチカ 第2章 鎮守府・師団・司令部 第3章 兵站・工廠・産業遺産 第4章 帝国軍人ゆかりの地をめぐる
  • 一度は行きたい「戦争遺跡」 北海道から沖縄まで、“戦時”の遺構を歩く
    -
    戦後70年を経た現在もなお、日本列島各地には、戦時の遺構が、ときに自治体の保全活動によって、あるいは顧みられず朽ちた状態で、今なお往時を偲ぶ姿を遺しているのをご存じだろうか? たとえば、函館市の夜景を楽しむスポットとして人気の函館山には、「函館山要塞」と呼ばれた時代の遺構が数カ所に点在している。太平洋戦争で直接戦火を交えることはなかったが、日露戦争に備えて海側からは見えないよう山のあちこちに砲台跡や司令部跡が残り、散策の途中に立ち寄ることも可能なのだ。本書は、北海道から沖縄までに点在するこれらの遺構を「戦争遺跡」(“戦跡”)と呼び、実際に著者が踏査したスポットを中心に、カラー写真をふんだんに掲載して紹介する力作現地ルポ。とくに第4章「沖縄戦の記憶。」は、実際に多く犠牲者の悲劇的な逸話が各々の戦跡に盛り込まれ、胸に迫る。

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  • 学芸員と歩く 愛知・名古屋の戦争遺跡
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多数の地図、写真、イラストや年表を使用して学芸員がわかりやすく各遺跡を説明し、大きな日本史の流れの中でどのような役割を果たしたかが解説されています。 また、普段あまり日の当らない石碑や石造物も収録し、当時の日常の様子がうかがえます。
  • 楯築遺跡と卑弥呼の鬼道
    -
    1巻990円 (税込)
    吉備路にある日本最大の弥生墳丘墓「楯築遺跡」。この墓の被葬者と卑弥呼の共通点を、文献資料を駆使して論証。邪馬台国論争に一石を投じる話題作。
  • プロジェクトX 挑戦者たち 願いよ届け 運命の大勝負 王が眠る 神秘の遺跡/父と息子・執念の吉野ヶ里
    -
    平成元年2月。佐賀県の小さな丘から発見された弥生時代の遺跡が、日本中の注目を集めた。吉野ヶ里、九州での高い文化の存在を示す巨大遺跡である。わずか2ヶ月で100万人もの観光客を集め、古代史ブームを巻き起こした。その影には地元に住むある親子のドラマがあった。   昭和35年、高校で歴史の教師をしていた七田忠志(47歳)は、土器片が見つかる町はずれの「吉野ヶ里の丘」に興味を示し、息子・忠昭を連れて通 い始めた。「わが故郷には、すごい古代文明があった」。そう確信した忠志は、数多くの論文を発表。しかし、「そんな田舎にあるはずがない」と誰にも相手にされず、失意のうちに亡くなった。   そして、昭和61年、吉野ヶ里に工業団地の建設計画が持ち上がる。それに先立つ発掘調査の指揮を執ったのが、県の文化課に勤めていた息子の忠昭だった。父の夢をつなごうと、5人の若手職員を率いて、発掘を続けた。するとまもなく、巨大な集落跡が出現、日本有数の弥生遺跡であることが明らかになる。しかし、工業団地を造成するブルドーザーがの乗り込み、遺跡の運命は風前の灯火となった。忠昭はわずかな望みをかけ最後の発掘に挑む。そこには日本の歴史を書きかえる世紀の発見が待っていた。   故郷の誇りを取り戻そうと、必死に大地と格闘した親子の30年に渡る情熱の物語を描く。

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  • 妄想トラベラー 世界遺産の遺跡群を巡る旅~タイの古都アユタヤ 編
    -
    バンコクから車で約2時間。街に世界遺産が点在するアユタヤが、妄想旅行の舞台です。ワット・プラシーサンペット、ワット・ローカヤスターラームなどの寺院・王宮跡を巡る旅に出発しましょう!アユタヤ王朝の都として栄えたものの、ビルマ軍の侵攻で破壊された生々しい傷跡が今に残るアユタヤ遺跡。古く日本人が暮らした日本人町など、見どころをもれなく散策。アユタヤに行ったことのある人も、まだ行ったことがないという人も、妄想トラベルしてみませんか? 著者・まつり はるこプロフィール:Travel.jp「たびねす」にて執筆中 http://guide.travel.co.jp/article/7690/
  • 遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神
    4.0
    宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。 学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。 発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。 なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。 しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。 これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。 能力を失った自分は、いったい何者なのか――。 しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!? 日本中を発掘する大人気ミステリ、待望の第15弾!
  • 遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る
    3.3
    『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作家の最新刊。ピラミッド以外は現存していないにもかかわらず、いまだ世界中に知られ、大きな影響力をもつ七つの建築物、世界七不思議。それらが極東に伝わり、世界遺産として今なお日本にその姿をとどめていたとしたら……。生気のない目が特徴的な高校生・不結論馬(ふゆいろんま)は、趣味の旅で訪れた岩手の巌流度で、歴史学教授の兄・秀一と、首切り死体に遭遇する。首切り死体の謎をひと目で暴いた秀一は真相を語りだすが、同時に「古代メソポタミアのバビロン王朝、そこにあったというバビロンの空中庭園が、平泉の浄土式庭園の起源である」という説を語りだした。そして数年後、大学で建築史学を専攻していた論馬のもとに、秀一のもとで准教授を務めているという、苛烈な印象の吊り目が特徴的な由布院蘆花(ゆふいんろか)という女が訪ねてくる。論馬と由布院は富士山とピラミッドの関係について探り始めるが、同時にまたもや血なまぐさい事件に巻き込まれ……。
  • 九州 古墳・古代遺跡 探訪ベストガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 68箇所の遺跡や古墳、博物館を写真と図解で詳細にご紹介します! ★ 福岡県・大分県・長崎県・佐賀県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県 ★ 板付遺跡 八女古墳群 金印公園 吉野ヶ里遺跡 原の辻遺跡 チブサン古墳・オブサン古墳・鍋田横穴群 西都原古墳群 沖ノ島祭祀遺跡…etc. ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 九州は考古学、古代史ファンにとって、話題の宝庫だ。 われわれの祖先と大陸、朝鮮半島、南洋の島々との交流の歴史は、まさにロマンと呼ぶにふさわしい豊かさに満ち満ちている。 数千年の時を超えた豊富な発掘資料と最新科学を駆使した探求心によって、「時の壁」がつくった数々の謎も着実に解き明かされてきた。 旧石器時代にまでさかのぼる九州・沖縄各地の遺跡群(古墳・装飾古墳・横穴式墳墓・列石・洞窟など)は、それぞれの時代における祖先の汗と涙、そして喜びに満ちた営みを具体的に語ってくれる。 日本列島の北部にその痕跡を多く残す縄文文化も、実は南九州でさきがけて隆盛を迎えようとしていたが、火山噴火という巨大な自然災害によって一瞬のうちに滅びたのだった。 また、縄文時代に終止符を打った水田稲作はもちろん、大陸の先進文化をまず受け入れ、列島に伝播させていったことを示す遺構も北部九州で次々に発見された。 奈良盆地におこった前方後円墳や大和朝廷の勢力の広がりと九州のただならぬ関係も、遺跡やその出土品に謎解きのキーワードがいくつも秘められているようだ。 個々の遺跡の面白さからワンダーランドに足を踏み入れる方法もある。 大きな歴史や文化の流れに沿って遺跡を巡り歩いてみると、古代人が見たものと同じものを目の当たりにする壮大な楽しみを味わうことができるだろう。 知的好奇心の旅へ、出かけてみよう。 本書では、特別・国指定史跡を中心に九州・沖縄にある遺跡や博物館などを県別に掲載しています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 福岡県 * 板付遺跡 いたづけいせき * 野方遺跡 のかたいせき * 沖ノ島祭祀遺跡 おきのしまさいしいせき ・・・など全25箇所 ☆ 佐賀県 * 東名遺跡 ひがしみょういせき * 佐賀県立博物館 さがけんりつはくぶつかん * 菜畑遺跡 なばたけいせき ・・・など全4箇所 ☆ 長崎県 * 泉福寺洞窟 せんぷくじどうくつ * 福井洞窟 ふくいどうくつ * 原山支石墓群 はらやましせきぼぐん ・・・など全4箇所 ☆ 大分県 * 横尾貝塚 よこおかいづか * 早水台遺跡 そうずだいいせき * 安国寺集落遺跡 あんこくじしゅうらくいせき ・・・など全6箇所 ☆ 熊本県 * 江田船山古墳 えたふなやまこふん *  田川内第1号古墳 たのかわちだいいちごうこふん * 熊本博物館 くまもとはくぶつかん ・・・など全16箇所 ☆ 宮崎県 * 西都原古墳群 さいとばるこふんぐん * 持田古墳群 もちだこふんぐん * 蓮ヶ池横穴群 はすがいけよこあなぐん ・・・など全5箇所 ☆ 鹿児島県 * 指宿橋牟礼川遺跡 いぶすきはしむれがわいせき * 宇宿貝塚 うしゅくかいづか * 広田遺跡 ひろたいせき ・・・など全5箇所 ☆ 沖縄県 * 沖縄県立博物館・美術館 おきなわけんりつはくぶつかん・びじゅつかん * 仲原遺跡 なかばるいせき * 仲泊遺跡 なかどまりいせき ・・・全3箇所 ※ 本書は2009年発行の『九州 古代遺跡ガイド』を元に全て再取材し、再編集した新版です。
  • 検証! 古代史「十大遺跡」の謎 三内丸山、荒神谷、纒向、平城京……
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    1巻660円 (税込)
    世界を驚かせた「三内丸山遺跡」、出雲神話の証「荒神谷遺跡」、邪馬台国の最有力候補「纒向遺跡」――近年、考古学の分析技術が向上したことによって、古代史の定説が次々と覆っている。遺跡から神話を裏づける物証が発見されたり、年代測定方法の向上から定説より古い遺物だと判明したりしているのだ。本書は、古代史の重要な遺跡を10カ所紹介しながら、日本誕生の謎に迫ろうというもの。一万年以上前から日本で暮らしていた祖先の営みを知ると、改めて日本の素晴らしさ、恵まれた環境に気づくだろう。 【内容例】◎大陸にも渡っていた縄文人 ◎弥生時代の始まりは紀元前十世紀? ◎吉野ヶ里はなぜ栄えたのか ◎纒向が邪馬台国で決まったわけではない ◎巨大古墳と三王朝交替説 ◎藤ノ木古墳の被葬者はだれか 考古学で日本の黎明期が明らかになる!
  • 戦争遺跡(電子書籍Ver.)
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    北海道から九州まで、役目を終えて眠る日本全国の軍事施設の廃址をたどりながら、時代を超越し、そこにいた兵士の息遣いすら感じられる戦跡の記憶と記録を凝縮させたドキュメント写真集。 【収録戦争遺跡】 母島(東京都小笠原村) 父島(東京都小笠原村) 東京第二陸軍造兵廠忠海製造所(広島県竹原市忠海町大久野島) 東京第一陸軍造兵廠(東京都北区十条台) 高知海軍航空隊基地(高知県南国市前浜) 香取海軍航空隊基地(千葉県旭市) 茂原海軍航空隊基地(千葉県茂原市) 神之池海軍航空隊基地(茨城県鹿嶋市) 陸軍手安弾薬庫(鹿児島県大島郡瀬戸内町) 第18震洋隊呑之浦基地(鹿児島県大島郡瀬戸内町) 旭浜・豊似川周辺のトーチカ群(北海道広尾郡大樹町旭浜・広尾町) 三戸砲台(神奈川県三浦市) 黒崎砲台(神奈川県三浦市) 東京湾要塞房総地区大房岬砲台(千葉県南房総市) 三軒家砲台(神奈川県横須賀市) 中島飛行機吉松地下工場(埼玉県比企郡吉見町) 稲村ガ崎「伏龍」基地(神奈川県鎌倉市) 洲崎震洋隊基地(千葉県館山市) 鉄壁山司令部壕(東京都八丈町) 館山海軍砲術学校(千葉県館山市) 第四海軍燃料廠(福岡県糟屋郡志免町) 海軍針尾無線通信塔(長崎県佐世保市) 「秋水」ロケット燃料庫(千葉県柏市) 陸軍技術研究所伊良湖試験場(愛知県田原市) 鹿島海軍航空隊基地(茨城県稲敷郡美浦村) 館山海軍航空隊赤山地下壕(千葉県館山市) 「桜花」下滝田カタパルト発射基地(千葉県南房総市) 豊後森機関庫(大分県玖珠郡玖珠町) 大津島「回天」基地(山口県周南市大津島) 海軍片島魚雷発射試験場(長崎県東彼杵郡川棚町) 川南工業浦之崎造船所(佐賀県伊万里市山代町) 米空軍立川基地(東京都立川市)
  • 倭国の都は火国・熊本 史書と遺跡が証明する [電子改訂版]
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    日本古代史を大きく変える書の誕生です! 史書・遺跡を検討し、イザナギ・イザナミの時代から38代天智天皇が667年大津宮に遷都するまでの期間、倭国の都は現在の熊本界隈にあったことを論証した。この間の代々の都の所在地まで遺跡により推定した。 また、邪馬台国は垂仁天皇と景行天皇の時代の魏志によるものなので、卑弥呼は倭姫命であり、熊本県宇土市に神殿跡もあることを論証している。日本古代史を大きく変える書である。 【目次】 はじめに 第一章 神代 第二章 神武東征 第三章 崇神天皇 第四章 垂仁天皇 第五章 景行天皇 第六章 仲哀天皇・神功皇后 第七章 応神天皇 第八章 仁徳天皇 第九章 履中天皇・反正天皇 第十章 允恭天皇・安康天皇 第十一章 雄略天皇 第十二章 清寧天皇・顕宗天皇・仁賢天皇 第十三章 武烈天皇 第十四章 継体天皇 第十五章 欽明天皇 第十六章 敏達天皇 第十七章 用明天皇・崇峻天皇 第十八章 推古天皇 第十九章 舒明天皇 第二十章 皇極天皇 第二十一章 孝徳天皇 第二十二章 斉明天皇 第二十三章 天智天皇 あとがき 引用・参照文献 【著者】 小山顕治 1948年、熊本県天草生まれ。済々黌高校、立正大学文学部史学科卒業。水俣病不知火患者会・サポーター
  • ナショナル ジオグラフィック 日本版 2024年6月号
    NEW
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    ※「ナショナル ジオグラフィック 日本版」本誌(雑誌)と内容が一部異なる場合がございます。 ※電子化にあたり、著作権・使用権のない記事、写真、図表は掲載しておりません。 フォーカス(1) フォーカス(2) 寄稿者の横顔 ストレス研究最前線 万華鏡になったサンゴ 溶岩がつくった洞窟へ 復活するサイガ 変わる海を記録する よみがえった“氷の乙女” わが民族の物語を未来へ 読者の声 NIKKEI NATIONAL GEOGRAPHICから ウォッチ・ナショジオ NIKKEI NATIONAL GEOGRAPHICから 次号予告 日本の百年
  • 海を渡ったモンゴロイド 太平洋と日本への道
    4.0
    我々は「移動する種」である! 紀元前に1000キロ単位を航海し、太平洋の島々に移住した人々とは。そして、彼らと我々の驚くべき関係とは。遺伝子、言語、遺跡、そして神話に残された痕跡を縦横に読み解き、広大な大洋を渡った「海人」の実相に肉薄する。(講談社選書メチエ)
  • 日本の深層文化
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    日本の深層文化を探ること―それは、かつての日本人たちの豊穣な意味の世界を生きなおすことだ。「稲作文化」の常識に反して、かつて穀物の一方の雄であった粟の意義。田とは異なる豊かさを提供してくれた各地の「野」。食用だけでなく道具や衣類そして儀式の象徴となる鹿。さらには「大きな魚」としてのクジラ…。思い込みを排すれば、史料と遺跡はこんなにも新しい姿を見せてくれる。
  • 日本の特別地域 特別編集71 これでいいのか 宮城県
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地ベストセラーのご当地本シリーズ待望の「宮城版」! ! 「地域本」東北シリーズの最後を飾る宮城県。東北一の都市として、太平洋沿岸部から奥羽山脈の麓にかけて広大な平野部を持ち、ササニシキ・ひとめぼれなどの稲作中心の農業が行われており、米所として全国的にも有名です。 歴史的には、現在の宮城県の領域は古墳時代からヤマト王権の影響下にあり、雷神山古墳や陸奥国府と推定される官衙(郡山遺跡)が名取郡に置かれ、後に宮城郡に多賀城(陸奥国府・鎮守府)や陸奥国分寺、陸奥国分尼寺が置かれました。 室町時代になると、奥州管領となった大崎地方の大崎氏を中心に東北地方の支配体制が構築されます。 そして、17世紀にかの有名な伊達政宗が、大崎地方の岩出山城から宮城郡に移り、仙台城を築いて城下町を築き上げました。 その後、現在に至るまで、経済・産業・インフラ・文化などにおける、東北一の都市として、名を馳せてきました。 そんな、東北一の都市として、全国に名を轟かす宮城県ですが、県民の態度は高飛車といわれ、他の東北県民からは、総スカンを喰らっているのが実態です。 しかし、経済・産業・インフラ・文化などの面で、宮城県に依存せざるを得ないのも、他の東北県民にとって現実なのです。 東日本大震災から5年目を迎える2016年、復興の旗手としての役割を担いながら、東北のリーダとして注目を浴びつづける宮城県の、様々な課題やこれから歩むべき未来の姿を、徹底した現地取材と多様なデータを基に、探究していく一冊です。
  • 日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか
    -
    朝鮮半島からの渡来人を抜きに日本の古代は語れない。全国に分布する彼らの高い文化水準を伝える遺跡に注目した著者は、20年余にわたる踏査の旅へ出発した。次々と掘り起こされる、忘れられあるいは隠された真実。そこから考察された両国・両民族の歴史的関係は我々を呪縛する〈帰化人〉史観の訂正を迫る。壮大な紀行の第一歩となった本巻は、関東編を収録する。(講談社学術文庫) ※この電子書籍の底本である、講談社学術文庫の原本は、1983年4月に講談社より講談社文庫として刊行されました。『日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか』は、講談社学術文庫を底本とし電子化した電子書籍のほかに、講談社文庫を底本とし電子化した電子書籍『日本の中の朝鮮文化(1)』も配信中です。内容は同一のものとなります。あらかじめご了承ください。
  • 発見・検証 日本の古代I 纒向発見と邪馬台国の全貌 卑弥呼と三角縁神獣鏡
    4.0
    最前線の歴史学者・考古学者が白熱の論議を展開した2015年の記念碑的シンポジウムを完全収録。第1巻は纒向遺跡を中心として邪馬台国や三角縁神獣鏡の謎と実態を徹底解明。新たな古代史学はここから始まる。
  • 旅行が楽しくなる 日本遺産巡礼 東日本30選
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 開業100周年「東京駅」、近代化の傑作「富岡製糸場」から 古代の最先端「伊勢神宮」、「三内丸山遺跡」まで 東日本の珠玉の名所の30選をイラスト入りでリポート 富士山、富岡製糸場をはじめ、日本の名勝・史跡が登録されたことによって、「世界遺産」が今、再び注目を集めています。 これに登録された施設には確かにため息が出るような絶品が多いですが、海外からお墨付きをもらって初めて訪れるというのは、日本人としては少し寂しい気がします。 日本国内には、「世界遺産」への登録や申請の有無にかかわらず、必見の歴史遺産はたくさんあるのです。 本書では、これら「日本遺産」の施設を、文章担当の磯達雄とイラスト担当の宮沢洋が訪れ、特に強く心を動かされた東日本の30件をリポートしています。これまでの旅行本とは一線を画すダイナミックな写真も見物。旅のお供に必携の一冊です。
  • 歴史を塗り替えた 日本列島発掘史
    3.0
    岩宿遺跡の旧石器発見や登呂遺跡の発掘に代表される戦後考古学の成果の数々―その歴史的瞬間を目撃してきた著者だからこそ語ることができる、日本を揺るがした考古学の大発見! 【目次】 第1章 列島の黎明期 [旧石器~弥生時代] 日本列島初の石器時代の遺跡発見 岩宿遺跡への挑戦 急速に進んだ旧石器時代研究の歩み 岩宿に続く武井遺跡 考古学をめぐる重大事件1 旧石器ねつ造事件と発掘の歪み 誰も足を踏み入れたことのない米軍基地へ 夏島貝塚の発見 戦後の日本人を力づけた弥生のムラ よみがえる登呂遺跡 輪郭を持ちはじめた神話の国・出雲 荒神谷・加茂岩倉遺跡の青銅器 第2章 権力の誕生 [古墳時代] 大量の鏡片と巨大銅鏡はなにを語るのか 平原墳丘墓の鏡 沸騰する邪馬台国問題の鍵を握る巨大古墳の真実 ホケノ山古墳の年代 次々に出土する鏡はどこで造られたのか 椿井大塚山古墳の三角縁神獣鏡 百年に一度の大発見といわれた銘文 稲荷山古墳の鉄剣 若き被葬者の金銅冠と、押し寄せる開発の波 三昧塚古墳の危機 巨大な前方後円墳・方墳が示す東国の古墳時代 龍角寺古墳群と大和政権 石室の扉の向こうに見えた赤い円文 虎塚古墳の壁画 考古学をめぐる重大事件2 高松塚古墳の壁画劣化事件と古墳の保存
  • 聖地の条件 神社のはじまりと日本列島10万年史
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    神社は神道よりも先にあった。出雲、熊野、伊勢、諏訪――交通の要衝ではなかったり、都から離れていたりする場所になぜ巨大な信仰圏があるのか。古代の勢力圏と神話、および朱やメノウ、黒曜石、翡翠などの産地(火山地帯)との関係を研究してきた著者が現地に赴いて見て感じたこと。また、数多くの文献を渉猟して得た、自説を補強する卓見の数々を文中で紹介。目下の定説では日本にホモサピエンスが暮らし始めたのはおよそ4万年前とされているが、出雲の砂原遺跡の12万年前の地層から石器が見つかるなど、新しい地平も見え始めている。宝玉(鉱石)、温泉、噴火、断層、神話――様々な角度からロマンある古代史の世界に大胆に斬り込む一冊。読めば納得!
  • 世界遺産の日本史
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    「(日本の)世界遺産からみた日本史」に焦点を当てて、最新の研究成果に基づく日本の歴史・文化についての知見を、世界史の中に位置づける。縄文遺跡群から産業革命遺産、原爆ドームに至るまで、日本の世界文化遺産を正確に紹介した上で、世界遺産と照らし合わせる形で、世界的まなざしから日本史を見据えて各世界遺産の普遍的意義・価値を再検証する。選考の動向や、文化財保護と地域社会との連携の問題も考察する。日本文化史を学びなおすためにも最適な、世界遺産入門の決定版。
  • 「出雲神話」の真実 封印された日本古代史を解く
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    出雲には何かが眠っている。それは古代史に興味を持つものの胸に必ず去来する感慨であろう。謎が満ちあふれる、出雲大社をはじめとする諸社や出雲神話。日本書紀・古事記において出雲が占める重い役割。そして、5~6世紀に制度化された「国造家」が、出雲にだけ残され、いまだに存在しているという事実……。さらに、一箇所から350本以上の銅剣が見つかった出雲の荒神谷遺跡の発掘や、様々な土地の文化の流入が読み取れる奈良の纒向遺跡の発掘など、近年の考古学の発掘の成果も、出雲が強大な勢力であり、ヤマト朝廷の成立にあたっても大きな役割を担ったことを実証しはじめている。そして、状況証拠が指し示すとおり、実は「蘇我氏」「物部氏」こそが、出雲に由来する正統なる氏族だったとすれば……。ヤマト建国の謎も邪馬台国の謎も解き明かす「最後の鍵」がついに開かれる! 大胆な仮説で古代日本の真相に迫る、歴史ロマンに満ちた一冊。
  • 稲の日本史
    5.0
    縄文遺跡から見つかるイネの痕跡は、現代の水稲とは異なる稲作が、営まれていたことを物語る。弥生時代に水稲が渡来した後も一気に普及したわけではない。縄文稲作の多様性を、今日的な視点でとらえなおす。
  • 教科書には載っていない最先端の日本史
    -
    “日本史通”ほど要注意。あなたの知識、もう古いかもしれません。古文書の研究や遺跡の発掘調査、科学的な分析が進んだことにより、日本史においてもさまざまな新説、新発見が生まれています。「『墨俣一夜城』は三日がかりでつくられたただの“柵”」「縄文人は胴長短足ではなく弥生人と同じ体型だった」など、驚きの発見が満載。常に書き換えられている歴史の真相を見直し、知識を「最新版」にアップデートしましょう。
  • ゲノムでたどる 古代の日本列島
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が初めて日本列島にやってきたのは約4万年前。 日本列島のはじまりを築いた人々は、どんな生活をしていたのだろうか。 ゲノムを読むと何がわかるのか? 話題の「古ゲノム学」とは何か? 研究者が「ゲノムを読む理由」とは? 日本列島人の起源と成立をさぐる研究プロジェクト「ヤポネシアゲノム」のメンバーによる、珠玉の科学エッセイ集。 「一段落した調査現場で、私は温かい缶コーヒーを飲みながら考えた。誰が一体なんのためにこんな墓を作ったのだろうか。なぜ中妻貝塚に作られたのか。これだけの人骨はどこから運ばれてきたのか。以前より浮かんでは消えていた謎が、頭の中をぐるぐる巡る。」 ――山田康弘 〈第1章〉縄文時代を「掘る」 より 「お酒に弱い、という遺伝的変異は、何かに強かったのではないか? それは、何かはわからないけれど、何らかの感染症と関連するのではないか、と考える事は、それほど馬鹿げた空想ではない。十分に検証するに値する仮説だ。それでは、東アジアでは、お酒に弱いことが、何に強かったといえそうなのだろうか?」 ――太田博樹 〈第2章〉お酒に弱い遺伝子とウンチの化石のゲノムから何がわかるか より 「ゲノムとは生き物の設計図である。血液型がA型だったりB型だったり、目の色が黒かったり青かったりするのは、それぞれ設計図であるゲノムのどこかに違いがあるからだ。植物でも同じことで、設計図が部分的に書き換わってしまう(突然変異という)ことによって、色や形や大きさに違いが生まれる。逆に言えば、設計図を読み解くことで、姿形の違いや環境への適応能力の違いが進化したのかを理解することができる。ゲノムを読む、とはそういうことなのだ」 ――内藤 健 〈第3章〉アズキはどこで生まれたのか より 「ウルシ(Toxicodendron vernicifluum)が日本で塗料として用いられ始めたのは、遅くとも縄文時代早期という、かなり古い時代であるとされている。多くの読者は、このような「高尚な」文化は中国伝来であるという先入観を持つかもしれない。しかし、実は遺跡に残された遺物の古さだけを見ると日本のものの方が古い可能性もあり、漆文化は日本発祥では、という説を唱える研究者もいるほどである。」 ――菅 裕 〈コラム〉漆の過去・現在・未来 より DNAは、その人骨の遺伝的特徴を知るための手がかりとなる情報である。そのため、DNAをうまく回収し、その塩基配列を決定し、その配列情報を使った研究でうまく「調理(料理?)」してあげれば、その人骨のルーツや我々現代人との関係を語ってくれる。この場合、おいしい食材はDNAであり、料理のための道具類はDNA配列を決定するためのシークエンサや解析するための統計ツールになるだろうか。 ――神澤秀明 〈第4章〉日本列島人はどこから来たのか より

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  • 古代史のテクノロジー 日本の基礎はこうしてつくられた
    3.7
    縄文時代に建てられたという、三内丸山遺跡の通称「縄文タワー」。縄文人は人力だけでどうやってこの15メートルの塔を建てたのか? 技術者である著者が精緻にそのプロセスを解説する。また、塔の目的は「狼煙台」であり、宗教上の施設ではなく、ヒスイの交易のために建てられた塔だと説く。さらに、近世まで奈良に「奈良湖」があったことを突き止め、奈良湖と大阪湾に通じる水路である「河内・大和大運河」など、重要な交通手段である水上交通に着目し古代日本の実像に迫る。「古代人は治水を考えなかった」という専門家ならではの仮説も提唱。 ●秀でていた丹後と出雲のハイテク技術 ●造船には高度の木工技術が必要であった ●六世紀、大和川では帆船が走っていた ●技術者集団としての渡来商人の実像 ●岡山・津寺遺跡の築港技術が19世紀オランダの技術に酷似 ●出雲大社はもともと「水飲み場」だった ●難波津――港ができるような地盤ではない
  • 古代日本の実像をひもとく出雲の謎大全
    3.0
    1巻990円 (税込)
    “神々の国”出雲で、その時何が起きたのか。『古事記』『日本書紀』『風土記』などの文献、「出雲大社」をはじめとする神社、神事、「神庭荒神谷」「加茂岩倉」など様々な遺跡……。あらゆる角度から、ヴェールに包まれた出雲の謎に迫り、新たな古代日本像を立ち上げた決定版!
  • シリーズ 地域の古代日本 陸奥と渡島
    -
    有史以前より東北北部と北海道の交流は盛んであった。縄文文化が発達し、規模が大きくユニークな遺跡が数多く造られ、三内丸山など17遺跡が世界遺産に登録されている。東北地方には、古代の最後まで国郡制に組み込まれない地域が残り、「蝦夷」と呼ばれる独自の文化を持つ人々が存在していた。前方後円墳と「蝦夷」の墓、多賀城・城柵、陸奥の仏教、続縄文文化・古代アイヌ文化論……、豊かな蝦夷の世界を、多方面から解明する。 ◆シリーズ地域の古代日本 刊行予定(全6巻) 東アジアと日本 陸奥と渡島 東国と信越 畿内と近国 出雲・吉備・伊予 筑紫と南島
  • 知れば知るほどおもしろい「日本の神さま」の秘密
    -
    アマテラス、スサノオ、ヤマトタケルから聖徳太子、菅原道真まで……日本ならではの「八百万の神々」。このオールスターの神さまたちは、いったい何をしたのか。『古事記』、『日本書紀』をはじめとするさまざまな古文書、いまも多くの人々が訪れる神社、遺跡を読み解くと、そこには絵空事ではない本当の姿が浮かび上がってくる。・夫婦で大ゲンカの「イザナギ・イザナミ」・目力が強すぎた「サルタヒコ」・やたらと服を脱ぐ女神「アメノウズメ」・「エビス様」が入水?・「浦島太郎」はヤマト王家の秘密を握っている?・「ヒムカノミコ」には祟りを鎮める不思議な力が?・「因幡の素兎」の意外な結末「語り手の都合の良いように書き換えた」「史実をオブラートに包んで書き残した」……古代史の謎の解明にもかかわる、美しくも激しい「伝説」の裏に隠された真実に迫る本。

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  • 神仏習合と日本の心 神仏習合史観の試み
    -
    インドに生まれた仏教が、日本の神と習合しながら、日本独自の仏教となっていく歴史を辿り、日本の心を探る 日本は自然の恵みが偉大であり、それへの感謝と崇敬が、神道の教えとなった。自然にはぐくまれた「和」の思想が仏教と習合していく様相を、縄文より、近現代まで探っている。日本の国は<神>と<仏>の二つの教えが習合しながら、朝廷や公家、そして武家の指導階層の理念となり指針となって、国の方向付けをしてきた。庶民も神仏習合の信仰のもとにその心を育み、精神性を培ってきた。異質ではあるが、多神教である神道と仏教の習合の試み、庶民の信仰の受け入れ方に、文明や宗教間対話の可能性を見ることができると思う。 【目次】 テ-マ「神仏習合と日本の心」神仏習合について語る前に―序に代えて 習合の意味 第1章縄文弥生から古墳時代 三内丸山遺跡にみる縄文人 弥生から古墳時代の日本と信仰 第2章東西の文化交流と神道の形 埴輪の人物像から見る、東西の文化交流 仏教の受け入れ方は 第3章修験道とは 神仏習合としての修験道の成立 現代に生きる山岳信仰の聖地 第4章平安仏教に見る神仏習合 本地垂迹の論理 第5章鎌倉時代の神道 信仰の興隆 惣村の成立と神社信仰 第6章鎌倉仏教に見る神仏習合の様子 禅宗と共にやってきた儒教思想 第7章おもてなしの文化が生まれる 華道(生け花)の歴史 第8章権力の支配機構に組み込まれる 神道思想主流の時代 日光東照宮に見る神仏習合 第9章民衆の自立を促す宗教 加賀の一向一揆 第10章仏教から独立していく神道 思想興隆の時代 第11章明治政府の神仏分離令の実際 神仏分離とは フェノロサ 第12章神仏習合思想の復活とその役割 日本の習俗、協力関係を破壊 終わりに―神仏習合史観の試み 【著者】 田中茂晴 神奈川県教員として、相模原市、神奈川県で小学校、特別支援学校等でに勤務。退職後は放送大学等で、哲学、日本思想、心理学などを学ぶ。2020年、日本書紀成立1300年にちなみ、古代史、天皇史等学び始める。アマゾン出版より、2022年、『国の<形>とその心を探して』(1~3巻)刊行。2023年、8月『神仏習合の歴史を辿りて探す日本人の心』を出版。
  • 時間軸で探る日本の鳥
    5.0
    1巻2,860円 (税込)
    鳥を巡るタイムマシンの旅に出よう。 海に囲まれた日本列島には、 どのような鳥類が暮らしてきたのか、そして人間にどう認識されてきたのか。 化石や遺跡で出土した骨から土器や銅鐸、埴輪で描かれた鳥たち、 江戸時代の博物図譜や現代の野外調査、 人の経済活動が鳥類に及ぼす影響まで、 時代と分野をつなぐ新しい切り口で築く――復元生態学――の礎。
  • 次元転換される超古代史 [新装版]正統竹内文書 口伝の《秘儀・伝承》をついに大公開!   これが日本精神《心底》の秘密
    4.0
    「正統竹内文書」の継承者・竹内睦泰氏が一族のルールを破って秘伝を公開。超能力者・秋山眞人氏がシンボル学、霊能の視点で分析。ハーバード大学院出の竹内文書研究者・布施泰和氏が、ジャーナリスティックに解説。 太古の地球/日本の成り立ち/古代ユダヤの叡智/神話・伝承・お伽話......ついに世界の雛型〈ニッポン〉の真相が見えてきた! (本書は2015年7月に刊行された『正統竹内文書 口伝の『秘儀・伝承』をついに大公開!』の新装版です) 秘伝1......「宇宙」は竹の筒の中にあるとしていたから、「筒」は膜宇宙であり、「竹内」とは宇宙そのもの! 秘伝2......八咫烏(やたがらす)は実在の人物オオナムヂの子、アヂスキタカヒコネである! 秘伝3......故郷日本を目指した陸路の〈出雲族〉と海路の〈天孫族〉以外に、のちに富士王朝を設立した草原ルートの「第三の部族」がいた! 秘伝4......「籠の中のとり(イ)」=鳥居=十の理=モーゼの十戒! ◎ 九州と近畿に同じ地名が散見するのは、邪馬台国が二度東遷したから ◎ 『竹取物語』は、天皇家が宇宙人に接触しようとした話 ◎ 『浦島太郎』は、崇神天皇の御代に出雲の巫女が陵辱された報復劇 ◎ 古事記は国内用、日本書紀は海外用の政治文書 ◎ 山の「高み」を結んで三角測量していた古代遺跡群 ◎ 宇宙人は13進法を使っている! ◎ 大相撲を見れば、地震は予知できる! ◎ シンクロニシティ(共時性)は、統計・確率を偏らせる「有り難い」神力 ◎ お金とサービスの代償で成り立つ「経済」こそ、最大の霊的オカルト現象! ◎ これから、奇跡の多発化&超常現象バブルが起きる! ◎ スピリチュアルの論法を、暴走する自我の擁護に使うな

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  • 「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける
    3.8
    1巻699円 (税込)
    祝 2021年「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産登録! 渡来人の影響は限定的だった! DNA分析からわかる驚きの結果 これまで、縄文の文化は渡来人の文化によって一掃されたと考えられてきたが、大きな誤りだった。縄文人たちの暮らしは決して原始的ではなかったのだ。現代日本に通じる信仰と習俗、生活がすでに縄文時代に完成されていたのである! ◎縄文観を塗り替えた三内丸山遺跡 ◎縄文時代に階級の差が生まれていた ◎日本人はどこからやってきたのか ◎世界的にも珍しい日本列島の遺伝子の多様性 ◎弥生時代に伝えられた縄文の第二の道具 ◎縄文人が水田稲作を始めていた証拠 ◎戦争は農耕とともに始まった ◎ヤマト建国は縄文への揺り戻しだった? ◎平和な時代に戻りたいと願った日本人 日本は縄文時代からガラパゴスだった! 世界を驚かせた縄文文明とは?
  • 日本庭園のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 鑑賞のコツ超入門
    完結
    -
    全1巻1,892円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 鑑賞にやくだつ 全国 日本庭園MAPつき! ★ 鑑賞のポイントから 歴史に欠かせない重要人物まで。 豊富な写真と解説で、 奥深い庭園の世界にご案内します。 ★ 野原の小川を示す「遣水」、 あの世への思いを託した「中島」、 結界の役割を持つ「橋」… 構成要素で見る鑑賞のポイント。 ★ 枯山水、書院造、茶室と露地… 時代で見る鑑賞のポイント ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 「庭」とは、古くは祭祀や儀式を行うための 神聖な場所をさしたといわれます。 日本の政治はおもに天皇を中心とする朝廷によって 行われてきましたが、まさに朝廷の「廷」は 庭に由来するのです。 早朝、白砂を敷いて浄化された庭に皇族が集まり、 儀式を行ったことがその語源とされます。 いっぽう日本各地で発掘される「環状遺跡」と呼ばれる 巨石を円状に並べた古代の遺構がありますが、 これらは古来、神が宿ると信じられてきた巨石(磐座)を 中心に古代人が祭祀を行った場所で「にわ」と 呼ばれていました。 京都のルーツ・平安京が開かれると、 皇居である大内裏に接して日本最古の 寝殿造り系庭園である神泉苑が作られますが、 この庭も儀式のための神聖な場所でした。 庭とはただ単に自然を楽しみ癒される 対象というよりも、むしろ日本人の精神の発祥に関わる 神聖な存在であることが垣間見えるのです。 本書は、従来の庭園のガイドブックに 数多く見られるような、その造形的魅力の 解説に加え、さらにこうした庭園の本質的な 意味について、平易な文章でまとめたものです。 これまでの庭園の解釈に加え、 新たな視点をもって庭に対峙した時、 そこにさらなる魅力を感じていただければ、 本書のもくろみははたされたことになります。 宮元健次 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第一章 時代ごとに見る日本庭園鑑賞のポイント * 時代ごとに見る庭園形式 ・ 浄土式庭園の特徴を見る ・ 寝殿造り系庭園の特徴を見る ・ 枯山水庭園の特徴を見る ・・・など全9項目13ポイント * 時代ごとに見る作庭家 ・・・全2ポイント ☆ 第二章 構成要素から見る日本庭園鑑賞のポイント * 庭園を構成する要素を見る ・ 自然風景式庭園 ・ 水 ・ 石 ・・・など全5項目28ポイント * 茶室の露地を見る ・ 茶室の露地 ・・・全1項目8ポイント ☆ 第三章 庭園鑑賞の基本をおさえる ・・・全4ポイント 【Column】 * 重森三玲の作品に触れられる「重森三玲庭園美術館」 * 日本庭園の最高傑作「桂離宮」造営の歩み * 岩石の特徴を知る * 3つの離宮から構成された雄大な日本庭園「修学院離宮」 ・・・全4項目 ※ 本書は2010年発行の 『歴史と文化を愉しむ 日本庭園 鑑賞のポイント55』 を元にした新版です。
  • 日本の遺構
    -
    悠久の時を超えて姿を現した遺跡、かつてはにぎわっていた集落の跡、祭りの後に消え去った構造物……そんな「失われしもの」にまつわる伝説や知られざるエピソードを集めた一冊。人々が生きた証である「遺構」。本書で歴史の知られざる一面に目を向け、過去の人々の営みに思いを馳せていただきたい。

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  • 日本の島 産業・戦争遺産
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 島にひっそりと遺された遺産。たくさんの写真を見ながら、本をめくって旅しませんか? 海上保安庁が1987年に調査した結果によると、日本を構成する島の数は6,852あるそうです。 このうち北海道・本州・四国・九州、場合によって沖縄本島も加えた4島または5島を「本土」と扱います。 本書では、主に本土以外の島に残された産業遺産や戦争遺産、文化遺産にスポットを当て、地図や豊富な写真資料とともに「島に遺された遺産」を紹介しています。その数、実に100以上。 たとえば対馬島(長崎県・対馬市)に残された対馬要塞姫神山砲台跡。 この島を紹介するために、島の簡略地図を掲載。島のどこに砲台跡があるのか。その砲台はいつ建設されたのか。どんな戦いの舞台となったのか。 そうした歴史的な背景についても解説しながら、現在どのような姿になっているかまで、その全容を知ることができます。 こうして解説されている遺跡は、佐渡金山や採石場跡、造船所跡など、約40項、100ポイント超。 「島」に関する著書を多数持つ斎藤潤が書き下ろす、最新の資料をご覧ください。
  • 日本の中の朝鮮文化(1)
    -
    1~12巻550~683円 (税込)
    古代朝鮮からの渡来人を考えずに、日本の文化は語れない。全国に分布する彼らの遺跡は、文化水準の高かったことを今に伝えている。ここに注目した著者の遺跡歴訪の旅が始まる。忘れられ或いは隠された真実を掘り起し、両国の歴史的関係を考察。「帰化人」史観の訂正を迫った衝撃の書である。第1巻は関東編。 ※講談社文庫を底本とし電子化した電子書籍『日本の中の朝鮮文化(1)』の他に、講談社学術文庫を底本として電子化した『日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか』も配信中です。内容は同一のものとなります。あらかじめご了承ください。
  • 日本ヒスイの本 最高のパワーストーン
    -
    ヒスイの本場は中国と思われがち。しかし、縄文時代から弥生・古墳時代にかけて日本列島にも独自のヒスイ文明が栄えていた。ヒスイは神聖な呪具として、あるいは権威の象徴として重宝されていて、一部は朝鮮半島に輸出された。日本列島でのヒスイ原産地が再発見され、遺跡から出土するヒスイが国産だったことが明らかになったのは近年のことで、原産地の新潟県糸魚川市の姫川や付近の海岸は、近年のパワーストーンブームのなかでヒスイ採集のメッカになっている。 一般にヒスイは緑色半透明な宝石と思われているが、基本色は白で、異種鉱物が混じることで緑・青・黒・藤色などに発色する。本書では古代ヒスイ文明消滅の謎に迫り、あわせてヒスイの鉱物学をひもとき、現代のヒスイ海岸でヒスイ原石を探すコツも教える。 これまでのヒスイの常識をくつがえし、日本の古代史を輝かしい宝石文明の視点から見直す、この一冊で日本ヒスイのすべてがわかる事典!
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 日本史
    5.0
    1巻935円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史は「流れ」がわかると面白いほどよくわかる! 日本列島の誕生から、国づくり、武家の台頭と下剋上、 織豊時代と江戸幕府、明治維新を経て、 帝国主義と世界大戦の時代へ--- 日本の通史を「まるごと図解」で解説! <著者について> 鈴木 旭(すずき・あきら) 歴史研究家、歴史ノンフィクション作家。1947年、山形県天童市生まれ。法政大学文学部に学ぶ。幅広い知識と広い視野の独特な史論が人気。『うつけ信長』で第一回歴史群像大賞受賞。古代山岳祭祀遺跡の研究家。
  • 不思議発掘! 縄文超文明と日本ピラミッドの謎
    -
    ベストセラー『神々の指紋』は1万2千年前の超文明を解き明かしたが、そのころ日本では世界最古の縄文超文明が誕生していた。教科書に書き換えを迫る三内丸山遺跡の縄文文明は、実は謎の東北超文明を暗示していたのだ。日本各地の人工造山「ピラミッド」の科学探査が、その超文明の驚くべきネットワークを浮上させたのである。  秋田県・黒又山、岩手県・姫神山、長野県・皆神山、岐阜県・位山、富山県・尖山、静岡県・ビク山、奈良県・三輪山、兵庫県・甲山、広島県・葦嶽山、大分県・姫山……ピラミッド伝説の秘密を解き明かした驚異の書。 ●並木伸一郎(なみき・しんいちろう) 1947年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。電電公社(現・NTT)勤務ののち、UFOやUMA、さらには古代史をはじめ、地球上のさまざまな謎を題材に調査・研究し、雑誌・テレビなど多方面で発表、活躍している。著書・訳書多数。
  • 『ホツマツタヱ』を読み解く 日本の古代文字が語る縄文時代
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本には漢字渡来以前に文字があった!縄文・三内丸山遺跡の巨木建築物、弥生・吉野ヶ里遺跡の高床倉や物見櫓は文字なくしては建てられなかった。 (※本書は2001-11-01に展望社より発売された書籍を電子化したものです.)
  • 貿易専門家が解説する日本貿易史。卑弥呼の朝貢貿易の深層を探る。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度) 【書籍説明】 千葉駅から外房線で3つ目に鎌取駅がある。 この駅前に古墳時代の鎌取遺跡があり、小規模な製鉄を行っていた。 現在は現代的な都市空間になった遺跡跡で、古代の鉄の流通を思い描く。 鉄は交易を運命づけられ、朝鮮半島からやって来た。 鉄を運んだのは朝鮮半島の人たちではなく倭人だった。 卑弥呼の朝貢貿易は鉄の路を確保するのが目的だった。 倭国の朝貢を歓迎する魏の皇帝の狙いとは何か。 そしてそこに潜む暗い深層とは何か。 卑弥呼には国際感覚と貿易センスはあったのか。 どうして貿易の歴史という題名の本がないのか。 歴史の教科書では、日宋貿易、日明貿易、などの名前が並ぶのに、貿易の歴史という書物がないのはなぜか。 鉄の路や魏志倭人伝と関係があるのか。 【目次】 1.鉄はどのようにして日本に来たのか 2.鉄は交易を運命づけられていた 3.朝貢貿易に潜むダークな鉄交易 4.交易的な鉄器と威信材としての青銅器 5.魏が卑弥呼を好意的に歓迎した真の狙いとは?  6.再び鎌取遺跡で 【著者紹介】 姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ) 群馬県出身。元商社勤務。海外駐在員経験2回。 長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。 自身の40年に渡る実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。 ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • もう隠せない 真実の歴史 世界史から消された謎の日本史
    3.0
    1巻2,750円 (税込)
    登録者45万人超えYouTube 「TOLAND VLOG」に著者登場決定! 話題騒然のテーマ! シュメールもエジプトもユダヤもケルトも――世界史の民はなぜ海洋民族ラピュタと共に縄文日本に結集したのか?なぜ巨石文明の遺跡が日本列島から続々と発見されるのか? 日本列島は先進文明の証拠群そのものであった! 海洋民族ラピュタと巨石文明の遺跡が織りなす決定打! 真実の日本の歴史では、日本は世界の中心にあって惜しみなく万人に幸せを振りまいていた。海洋民族と共に世界の情報を共有し、その価値を認め、さらに技術の先端を見つめる縄文1万年があったのだ。 7200年前頃、環太平洋を麻布の帆と双胴のカヌーで悠々闊歩するマオリ海人族がいて、彼らがボルネオ付近の湊川人(ムーの末裔)とミックスしながら海洋民族となる。これがラピュタである。 地球温暖化による火山爆発。この当時の天変地異を収めるために、古より巨石による宇宙神信仰をもつラピュタと縄文人は協力して、巨石文化を駆使した。 熊襲、ケルト、物部、蘇我、ドルイド、ヘブライ、フェニキュア、サンカ それらのすべての秘密はここにあり! ギルガメッシュ叙事詩は語る。「シュメールの民は東海の蓬莱山(日本)を目指した」と! 日本の歴史は 日本中心の世界史は 超不都合な真実として 葬り去られて来たのだ! 6000年前頃、世界が砂漠化していく中で、日本は悠久の森の文化を湛えていた。山からは真水が湧き、森には収穫が溢れ、何不自由ない邑(むら)の生活があった。そこへ世界中の民が海洋民族ラピュタに伴われ、蓬莱山ディルムンにやって来た。日本民族は、船団のマレビトを一世一代の手料理でもてなし、その季節を共に祀ったのだ。 しかしある時、金属文明が生まれ、世界は一気に搾取社会へと変身していく。 戦争のない縄文1万年もシューメールの民の到来とともに変質していく!

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  • 日本人が知らないヨーロッパ46カ国の国民性
    4.0
    日本人が「ヨーロッパ」という言葉からイメージするものは、ロンドンの古い街並みや芸術の都パリ、ローマの遺跡、ドイツの古城などだろう。しかし実際のヨーロッパは、北は北極圏から南は地中海、西のポルトガルから東のロシアまで広大な範囲に、多種多様な民族や言語、宗教が混在するカオスのような地域なのだ。本書では、「一昨年までビールはソフトドリンクだったロシア」「名字がないのに祖先をたどれるアイスランド人」「年収の3割もクリスマスに使うスペイン人」「ケチだが寄付金は惜しまないオランダ人」「夜ふかしなのに早起きなポーランド人」「ギリシャ人は世界で最も絶倫!?」など、日本人がびっくりするようなリアルな各国の国民気質を徹底紹介。日本人との意外な共通点もみえてくるかも!?

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  • 日本人はどこから来たのか?
    4.0
    日本人の祖先は、どのようにこの列島に渡ってきたのか。この課題に徹底的な科学調査によって迫り、アフリカから日本までの「グレートジャーニー」の道筋を浮かび上がらせる。 従来の「人類の祖先は海岸沿いに移動した」という説によれば、日本人の祖先は太古、海面が低かった陸続きの時代に歩いて日本列島にやってきた、と考えられていた。この定説に疑問を抱いた、著者を中心とする「国立科学博物館人類史研究グループ」は、ユーラシア大陸全体より出土した遺跡のデータを集め、その年代と、そこより出土した人骨のDNAを、地図上に再現した。 その重層的な調査の結果見えてきたのが、日本人の祖先はユーラシア大陸の北と南、さまざまなルートをたどって日本にやってきた、という事実。そして最終的に「対馬ルート」「沖縄ルート」「北海道ルート」の三つの入り口から日本列島に到達したことが明らかになる。そのとき、対馬はすでに海峡であり、沖縄は列島であった。すなわち、最初の日本人は、歩いてではなく「航海」によってこの日本列島にやってきたのだ。 3万8000年前、われわれの祖先は、偶然の漂流によってではなく、強い意志を持った航海者として、日本列島に移住してきたのだ。 単行本が発行されたのち、著者を中心とする研究グループによってクラウドファウンディングが立ち上げられた。当時の船を手作りし、黒潮に乗って沖縄の島から島へと航海する挑戦の様子は、NHKスペシャル「人類誕生」で取り上げられ大きな話題を呼んだ。2019年夏、いよいよ台湾から与那国島への、日本人誕生を再現する航海に挑む。
  • アイヌと縄文 ――もうひとつの日本の歴史
    4.5
    アイヌこそが縄文人の正統な末裔であることが、最近のさまざまな研究や調査で明らかになっている。平地人となることを拒否し、北海道という山中にとどまって縄文の習俗を最後まで守り通したアイヌの人びと。その文化を見ていけば、日本列島人の原郷の思想が明らかになるにちがいない。交易、祭祀、葬制、遺跡とその遺物、言語などの多方面にわたる最新のアイヌ研究を総合し、弥生文化を選択した現代日本人にとって、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を叙述する野心的試み。
  • 一度は行きたい!日本の世界遺産
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 『一度は行きたい! 日本の世界遺産』 2019年3月現在、日本には22件の世界遺産が存在する。 四季や場所によって、多彩な表情を見せる神秘的な自然遺産。 地域の風習・伝統と、人類の確かな足跡を感じさせる文化遺産。 そのどれもが、強烈な説得力をもって、私たちに語りかけてくる。 そんな、日本が誇る世界遺産を美しいビジュアルでご紹介。 いざ、深遠なる世界遺産の旅へ。 -CONTENTS- 【巻頭】 潜伏キリシタンに思いを馳せて 【北海道・東北エリア】 知床/白神山地/平泉 【関東・中部エリア】 小笠原諸島/白川郷・五箇山/富士山/富岡製糸場/ル・コルビュジエの建築作品 【近畿・中国エリア】 紀伊山地/石見銀山遺跡/厳島神社/原爆ドーム/姫路城 【九州・沖縄エリアほか】 屋久島/「神宿る島」宗像・沖ノ島/琉球王国のグスク/明治日本の産業革命遺産 【世界遺産コラム】 世界遺産の基礎知識/見どころの多い4つの世界遺産/暫定リスト記載の世界遺産候補地
  • オリエント古代の探求 日本人研究者が行く最前線
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    日本の調査団はエジプト、西アジア、南アジア、シルクロードなどの各地で遺跡の発掘調査を行い、画期的な成果をあげてきた。また文化遺産の保存修復事業への国際的貢献も高く評価されている。本書は最新の研究内容の紹介にとどまらず、現地調査のエピソードをふんだんに盛り込みながら、知的興奮に満ちた探求の現場を生き生きと語り伝える。最前線を行く9人の研究者への連続インタビューを収録。聞き手は読売新聞文化部記者。 (目次より) 第一章 バーミヤン遺跡 前田耕作 第二章 サッカラ遺跡 河合望 第三章 ヒエラコンポリス遺跡 馬場匡浩 第四章 テル・レヘシュ遺跡 長谷川修一 第五章 ヤシン・テペ遺跡 西山伸一 第六章 ワーディー・アッ=サイル古墳群 安倍雅史 第七章 南アジア世界を発掘する 上杉彰紀 第八章 パルミラ遺跡 西藤清秀 第九章 アク・ベシム遺跡 山内和也
  • 学習まんが 日本の歴史 1 日本のあけぼの
    完結
    4.3
    ※デジタル版には紙書籍の巻頭・巻末特集やコラムなどが収録されておりません。ご了承ください。【カバーイラストは岸本斉史先生描きおろし!】日本列島にうつりすんだ人びとが石器だけで生きぬいた旧石器時代から、土器を使いはじめた縄文時代、稲作が広く伝わった弥生時代、大王を中心にクニ作りにはげんだ古墳時代までをあつかっています。どの時代も遺跡から出土するさまざまな遺物を手がかりに、当時のようすが研究されています。日本という国のはじまりには、どんなものがたりがあったのか、なぞの多い時代にせまってみましょう。
  • 旅コンテンツ完全セレクション 神秘の 聖地 聖域 パワースポット 東日本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 久しぶりの旅は、必ず楽しめる場所に行きたい――。 エリア横断で旅の目的地を探せる。圧倒的な紹介スポット数から、未知の出会いが生まれる。日本を楽しむ選択肢が大きく広がる。 あなたが観たいもの、体験したいこと、日本の旅コンテンツのすべてが、美しい写真とともに網羅された全く新しい国内旅行のシリーズ誕生。 最強の聖地・富士山など、ご利益別に東日本のパワースポットを網羅 先行して刊行され、大好評をいただいている西日本版に続く東日本版。 東日本に広がる聖地やパワースポットを、西日本版とは違った視点で300スポット以上掲載しています。 巻頭特集は、日本最大かつ最強の聖地・霊峰富士山。 富士登山の詳しい登山ガイドを図版によって紹介。周辺の神社、遺跡、湖、樹海・洞窟なども俯瞰図、配置図、案内図を多用し、富士山信仰の歴史を含めて解説します。 そのほか世界遺産・日光、アイヌの伝統文化に触れられる北海道の聖地、首都・東京に集まる聖地・聖域・寺社・パワースポットを一気に紹介。 健康・縁結び・安産・合格祈願・金運・商売繁盛などのご利益と信仰別に神社、お寺、地蔵尊、不動尊をセレクトします。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • ドローン空撮で見えてくる日本の地理と地形
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 ちょっと上空から見ると、地理・地形はたちどころにおもしろくなる! 凸凹地図でもなく、真俯瞰の航空写真や地上からの写真でもない。 絶妙な高さのドローンで空撮してこそ、 土地利用や営み、ドボクのおもしろさがよくわかります。 地理的に特徴的なところ、歴史的な視点や現状を説明しやすい場所を、 北海道から九州まで130カ所以上を空撮。 高さ数十~140m程度からの視点が、まったく新しい地理的好奇心を刺激してくれます。 【川と地形】 自然堤防と後背湿地/小貝川の蛇行 穿入蛇行/扇状地/川が作る様々な地形 霞堤と常願寺川の治水/様々な堤防 大河津分水/遊水地/川の立体交差 水路式水力発電 【田畑を拓く】 掘り上げ田と掘り下げ田/藤蔵新田 品井沼干拓と元禄潜穴 保倉川の旧河道と大瀁新田/渋海川の瀬替え 八郎潟干拓地の水循環/水田の形と大きさの変遷 三富新田の短冊形地割/豊川用水/防風林と防砂林 【集落と開発】 新潟平野の砂丘列/中山道・番場宿の街村 砺波平野の散居村/山上の大規模住宅地 東日本大震災からの復興/採掘場 輪中/夕張・清水沢の炭鉱跡 縄文・弥生時代の遺跡/古墳 【地形と交通路】 奥出雲おろちループ/七里岩/上根峠/油坂峠 高速道路の線形/新世代規格の高速道路 高速道路のジャンクション・インターチェンジ 高速道路のサービスエリア・パーキングエリア トンネルの正体/橋 鉄道の廃線跡/高速道路の廃道跡/直線を通す 【古戦場と戦跡】 阿津賀志山の戦い/長篠の戦い/備中高松城の戦い 関ケ原の戦い/城跡 由良台場/軍用飛行場跡 根室地域の防御陣地跡1~3
  • 日本人のエジプト観は間違っている!(1)
    2.0
    エジプトといえば、ピラミッド・スフィンクス・ナイル河…なんて考えは古すぎる!古代遺跡の前だろうが客引きしまくる商売人気質なエジプト人、自由すぎる設計のホテルと、あの世行きエレベーターとは!?クラシック好きの貴公子が語る一夫多妻制の真実まで…もはや何が古代ロマンか分からないギャップだらけのエジプト旅行記!バックパッカーでエジプトを訪れた作者・おろぐちともこがハマった現代エジプトの魅力をご紹介します!
  • 日本の世界遺産 ビジュアル版パーフェクトガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 世界に誇る自然の神秘と、 日本人の心から生まれた結晶の数々。 ★ 日本にあるすべての文化遺産・自然遺産を 美しい写真とわかりやすい図解で 徹底解説します。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって 生み出され、過去から現在へと引き継がれてきた かけがえのない財産です。 現在を生きる世界中の人びとが、 人類共通の遺産として「国際的」に 保護・保全していくことが必要です。 2021年には、世界遺産条約締約国は 194か国となり、世界遺産総数は 1154件(文化遺産は897件・自然遺産は218件・ 複合遺産は39件)にのぼりました。 ちなみに、自然災害や紛争、開発、 密猟などによって価値を損なう恐れのある 危機遺産は50件もあり、 登録を抹消された世界遺産は3件あります。 日本は1922年に124番目の締約国として 世界の仲間入りを果たしました。 1993年、白神山地、姫路城、法隆寺地域の仏教建築物、 屋久島の世界遺産登録を皮切りに、 現在は25の文化遺産・自然遺産があります(2021年9月現在)。 2021年7月に開催されたユネスコ世界遺産委員会で、 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」、 「北海道・北東北の縄文遺跡群」 が登録の審議で可決され、 日本において24、25番目の世界遺産となりました。 本書では、日本国内にある文化遺産・自然遺産を わかりやすく解説。 登録待ちの候補もすべて紹介しています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ * 日本の世界遺産25カ所 * 世界遺産とは * 世界遺産の登録基準 * 世界遺産の分類 * 世界遺産に登録されるには * 世界遺産登録までの流れ ☆ 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び 西表島が世界遺産に登録されるまで ☆ 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 ☆ 北海道・北東北の縄文遺跡群 ☆ 百舌鳥・古市古墳群古代日本の墳墓群 ☆ 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 ☆ 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群・ ☆ ル・コルビュジエの建築作品 近代建築運動への顕著な貢献 ☆ 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業 ☆ 富岡製糸場と絹産業遺産群 ☆ 富士山 信仰の対象と芸術の源泉 ・・・など
  • 誇るべき日本人――私たちの歴史が語る二十一世紀への知恵と指針
    完結
    -
    ●登呂遺跡に結実した古代技術の粋!●納豆は科学的な食物●地球を救う「質素倹約」と「もったいない」などなど――日本の歴史を振り返ると見えてくる。日本列島は世界に誇れる「ソフトウェア」の宝の山だ!アニメ、ロボットに決して負けぬ先人の驚くべき知恵の数々は我々に大きな自信を与えてくれる!
  • みんなが知りたい! 世界と日本の「戦争遺産」 戦跡から平和を学ぶ本 新版
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 戦いによる「負の遺産」を心に刻み 争いのない世界への想いをあらたに! ★ 二度の世界大戦の戦跡を中心に、 軍事施設跡や内戦の爪痕などを紹介。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 人類の歴史は常に戦争とともにありました。 人々は資源や土地、思想やプライドを賭けて争い、 その跡にはたくさんの悲しみが残ります。 それは日本も同様で、 近代兵器による戦争が始まると、 戦いは海を越え多くの人々や建物、 土地を破壊し侵略していきました。 世界にはこのような争いの影響を受けた軍事施設や工事、 戦争に関する建造物や事件の跡地がたくさんあり、 これらを「戦争遺跡」と呼びます。 「戦争遺跡」から得られる情報は貴重で、 現在は史跡や文化財に指定され、 保存されているものも多くあります。 これらは「負の遺産」であり、 当時のできごとを知る教材でもあり、 平和の問題を考えるきっかけとなるものです。 歴史の感じ方や捉え方はひとによって異なり、 正解もありません。 ただ、事実として、目を背けたくなるような 「悲惨な悲しい歴史」があったのは確かです。 この本を読んで戦争を知り、 平和の大切さを学び、 また自分自身で考え・感じてもらい、 皆さんの学習を深めることができればと願っています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 日本の戦争遺産 * 原爆ドーム * 大久野島 * 大阪砲兵工廠跡 * 陸軍第16師団跡 * 陸軍第11師団跡 * 府中通信施設 * 奉安殿 * 平和の塔 * 猿島要塞(東京湾要塞) * ひめゆりの塔 * 沖縄戦跡国定公園 * 対馬丸記念館 * 陸軍知覧基地跡 * 中島飛行機半田製作所 * 宇佐海軍航空隊跡 ・・・など ☆ 世界の戦争遺産 * バンザイ・クリフ * 硫黄島 * コレヒドール島 * 南京大虐殺記念館 * 旧731部隊本部跡 * マンザナー日系人強制収容所跡 * アウシュビッツ強制収容所 * ブッヘンヴァルト強制収容所 * アンネ・フランクの家 * 杉原千畝記念館 * ヤド・ヴァシェム * オラドゥール=シュル=グラヌ * ドイツの防空施設群 * ノルマンディー上陸作戦記念館 * ウィーン軍事史博物館 ・・・など ※ 本書は2017年発行の『みんなが知りたい! 世界と日本の「戦争遺産」戦跡から平和を学ぶ本』を、 「新版」として発売するにあたり、内容を確認し一部必要な修正を行ったものです。
  • 6~7世紀の日本書紀編年の修正 ――大化元年は646年、壬申乱は673年である ――
    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本書紀(敏達天皇紀以降)の編年の捏造を正す! 日本古代史研究者必読の書 古代大和朝廷は、持統天皇4 年紀(690 年)以前においては現行干支紀年法より1 年引き下げられた古いタイプの旧干支紀年法を公用としていた! ◆古代大和朝廷公用の旧干支紀年法は中国秦王朝公用の干支紀年法である ◆顓頊暦は古代韓の辰王朝に伝来した ◆この辰王朝こそ天皇家の祖先である ◆持統4年紀に至るまで公用されていた暦術は顓頊暦と同じ四分暦であろう ◆奈良時代に後漢四分暦の用いられていた実例がある ◆太安萬侶墓誌の暦日も後漢四分暦の修正版であろう ◆石神遺跡出土具注暦断簡の暦日も後漢四分暦の修正版で実現できる ◆元興寺伽藍縁起并流記資財帳の本文の干支紀年法は旧干支紀年法である

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  • 邪馬台国殺人紀行 歴女学者探偵の事件簿
    3.5
    美人歴史学者の静香、ひとみ、東子(はるこ)の女子三人は、吉野ヶ里遺跡の古代墓で、知人の考古学者の死体を発見。しかも死体近くには邪馬台国の所在を示す金印もあった。未知の殺人犯と、日本史上の一大論争の二つの謎に遭遇した三人は、安楽椅子探偵の手法をもって犯人を推理する。事件終盤、露天風呂でひらめいた真相とは――。トラベル歴史ミステリー三編を収録。

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  • 「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑
    4.1
    1巻1,584円 (税込)
    「すごいと思った」「すごく面白かった」「ヤバい」「神」……。 いまの小学生たちは、たったの数ワードで感情を表現しがちですが、それに問題意識を抱いている親世代は少なくありません。 また、年齢を重ね、さまざまな経験をするようになると、過度に単純化された表現では十分な意思疎通・自己表現ができず、人間関係はもちろん、勉強や仕事をするうえで支障が生じるようになります。 本書では、「感情を表現する言葉」に焦点を絞って語彙をあつめて分類。 齋藤先生のわかりやすい解説とイラストで、「こういうときはこんな表現が使えるんだ!」と楽しく自然と語彙力が身につく1冊です。 【目次】 STEP1 感情基礎語 言いかえ力アップ  ――こんな時はどんな言葉を使ったらいい?! 自分の気持ちを表現できる言葉を身に着けよう ・うれしい(有頂天、会心、感激、嬉々、欣喜雀躍、ご機嫌、痛快、浮かれる、小躍りする) ・楽しい(謳歌、期待、堪能、痛快、満喫、気晴らし、エンターテイメント) ・面白い(関心、興奮、滑稽、ひょうきん、夢中、ユーモラス、おかしい) ・明るい(快活、外向、陽気、楽観的、オープン、竹を割ったような、ほがらか) ・悲しい(哀愁、悲痛、センチメンタル、哀れ、うなだれる、切ない、胸がいたむ、やりきれない) ・寂しい/辛い/つまらない/だるい/苦しい/おかしい/おしい/かっこいい/清々しい/かわいい/おいしい/ガクガク/ルンルン/わくわく/エモい など STEP2 状況説明力を鍛える  ――日常のよくある状況を、いろんな語彙を使って説明してみよう! ・臥薪嘗胆/画竜点睛を欠く ・憤懣やるかたなし ・断腸の思い ・腸が煮えくり返る ・一網打尽 など STEP3 ポジティブ変換でコミュニケーション力アップ  ――その言い方、友達を傷つけてるかも?! 友達ともっと仲良くなれる「伝え方」を身に着けよう ・汚い部屋を見て……「うわっ! 汚い!」→「自由な部屋だね!」 ・初めて食べた料理が変わった味だった!……「まずい!!」→「初めて食べる味!」 ・友達が変わった洋服を着てきた!……「ださい、変だよ」→「個性的だね」 ・ノートの字が下手!……「字が下手だね」→「勢いのある字だね」 など STEP4 観察眼を磨く「目の付け所」探しトレーニング  ――感想が単調になってしまう1つの要因は「ものの見方が平板で、目の付け所が見つけられない」こと。 名画や写真を例に、どのようなところに注目すればよいかを学ぼう ・世界や日本の名画 ・絶景、名所、景勝地 ・史跡、遺跡 など STEP5 大人も知らない?! 文豪たちの日本語  ――知っていると一目置かれる! 美しい日本語表現と教養を身に着けよう ・白髪三千丈 ・比翼連理 ・寝穢い ・春蛙秋蝉 など
  • 凸凹地図とおさんぽマップ 百舌鳥・古市古墳群
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 大阪府南部に広がる百舌鳥古墳群と古市古墳群。両者が「百舌鳥・古市古墳群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。本書は地形が一目でわかる凸凹地図を使い、「古墳はこんな地形のところに立地している」ことを感じつつ、駅起点で古墳めぐりができるよう、「おさんぽマップ」でルートガイドをするものです。 世界遺産に登録された49基の古墳をじっくり個別に解説。また、古墳に関する博物館や資料館、そして古墳を「楽しむ」カフェなども紹介しています。 【主な内容】 ●古墳散歩の基礎期知識 ●古墳お散歩凸凹マップ 百舌鳥古墳群 ・仁徳天皇陵エリア ・履中天皇陵エリア ・ニサンザイ古墳エリア ・反正天皇陵エリア 古市古墳群 ・土師ノ里・道明寺エリア ・応神天皇陵エリア ・竹内街道エリア ・藤井寺・長尾街道エリア ・仲哀天皇陵エリア ●古墳ガイド(百舌鳥古墳群・古市古墳群 世界遺産登録49基) ●藤井寺市教育委員会文化財保護課に聞く 古墳の謎と不思議 ●百舌鳥・古市古墳群ミュージアムガイド ●古墳の街の名店巡り ●全国の巨大古墳セレクション [寄稿] ・カジュアルに広がる「墳友」の輪(まりこふん) ・高低差地形として古墳を楽しむ(新之介) ・「大切に」使われている赤面山古墳(大山顕) ・古墳からコミュニティをつなぐ(牧梨恵) [掲載古墳] ●百舌鳥古墳群 仁徳天皇陵古墳/茶山古墳/大安寺山古墳/永山古墳/源右衛門山古墳/塚廻古墳/丸保山古墳/銅亀山古墳/収塚古墳/菰山塚古墳/竜佐山古墳/孫太夫山古墳/長塚古墳/旗塚古墳/御廟山古墳/履中天皇陵古墳/七観音古墳/寺山南山古墳/いたすけ古墳/銭塚古墳/善右ヱ門山古墳/ニサンザイ古墳/反正天皇陵古墳/大仙公園/消えた巨大古墳(長山古墳/大塚山古墳) ●古市古墳群 允恭天皇陵古墳/仲姫命陵古墳/鍋塚古墳/助太山古墳/中山塚古墳/八島塚古墳/古室山古墳/大鳥塚古墳/応神天皇陵古墳/誉田丸山古墳/東馬塚古墳/栗塚古墳/二ツ塚古墳/東山古墳/はざみ山古墳/野中古墳/向墓山古墳/墓山古墳/西馬塚古墳/浄元寺山古墳/青山古墳/白鳥陵古墳/峯ヶ塚古墳/津堂城山古墳/仲哀天皇陵古墳/鉢塚古墳/国府遺跡/誉田白鳥埴輪製作遺跡
  • 東北新幹線沿線の不思議と謎
    -
    日本最速・東北新幹線と北海道新幹線の車窓の気になるあれこれ。歴史と地図的興味に鉄道事情を絡めて沿線をより深く知る本。 上野~大宮間はトンネルのはずだった? 北東北を二分した「西回りルート」って何? さまざまな経緯でいまの姿となった東北新幹線と、「その先」の北海道新幹線をもっと興味深く乗れるようになる本。 車窓の気になる山や建物も織り交ぜての沿線紹介も充実。 【主な内容】 第1章 東北新幹線ルートの不思議 本当は計画になかった上野駅 長大トンネルで駆け抜けるはずだった? 上野~大宮間 上越新幹線との分岐点はどうして大宮から遠いのか 新幹線から分岐する不思議な非電化路線 ルート候補はなんと11通り! 位置と名前でもめた那須塩原駅 事実上の日本最長ストレートがある白石蔵王~仙台間 新幹線駅直結!になるかもしれなかった東北楽天イーグルスの本拠地 「スワン駅」が誕生する可能性もあった? くりこま高原駅命名秘話 映画にもなった! 水沢江刺駅と新花巻駅の誘致大作戦 北東北を二分する大論争! 知られざる「西回りルート」 盛岡以北の新幹線は「いわて沼宮内~八戸間」しか作られないはずだった 青函トンネルが遠回りな津軽半島経由になった理由 少しでも函館に近づけようとした? 新函館北斗駅の大カーブ 第2章 列車の不思議 停車駅では区分できない、東北・北海道新幹線の愛称の謎 JR北海道のH5系が北海道新幹線を滅多に走らない理由 本当は新幹線ではない? 山形・秋田新幹線が採用した「ミニ新幹線」 東北新幹線ならではの「多層建て列車」 グランクラスを安くたっぷり楽しむ裏ワザ 車窓と日差しで決める座席選びのテクニック なにより大事なコンセントはどこにある? トンネルでも携帯の電波が届くのはトンネル内に基地局があるから 第3章 沿線の不思議 東北新幹線は山岳展望新幹線! おすすめの山の眺望はここ 東北新幹線建設がきっかけで生まれた宇都宮タワー 令和の世に開業する次世代路面電車 宇都宮ライトレール 仙台市民が「帰ってきた」と感じる3本のテレビ塔 宮城の高級米・ササニシキは今どこへ? 沿線にある二つの「遺跡」がたどった道 世界文化遺産と太陽光発電施設 廃止から十数年を経て今も生きている「くりはら田園鉄道」 どうして北東北には「戸」のつく地名が多いのか 新青森駅が医療都市に変貌!新幹線と病院の意外な関係 現存最古のセメント工場
  • ブルーガイドてくてく歩き 金沢・北陸
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝統、芸術、自然、海の幸…美しき北陸の旅路。北陸新幹線開通で加賀百万石の城下町・金沢まで2時間半で到着! 兼六園や金沢21世紀美術館、日本海の海の幸…魅力あふれる北陸の旅へ。■金沢:兼六園・金沢城公園周辺/香林坊・片町/にし茶屋街・野町・寺町/武蔵ヶ辻・尾張町・橋場町/主計町・ひがし茶屋街【金沢 特集紹介】●お座敷遊びを体験する●伝統工芸を体験する●金沢の茶房●地ものを食す!●加賀の美味・珍味の店●加賀の郷土料理●伝統工芸の数々●金沢の和菓子●兼六園周辺の美術館・博物館●近江町市場ならではのお昼ごはん■加賀温泉郷:山中温泉/山代温泉/あわづ温泉/片山津温泉■能登:輪島/和倉/能登島■福井:福井駅周辺/東尋坊/永平寺/福井県立恐竜博物館/越前大野/一乗谷朝倉氏遺跡■富山:富山駅周辺/高岡/氷見/宇奈月温泉/五箇山/立山黒部アルペンルート   ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
  • ブルーガイド・ポシェ イタリア
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界遺産の数が50という、世界最多の登録数を誇るイタリア(2014年現在)。美術から建築に至るまでその文化財は世界的にもよく知られ、それらの美しさは誰もが一度は見てみたいと思うものです。古代遺跡フォロ・ロマーノやコロッセオ、そしてサン・ピエトロ大聖堂などが目をひくローマをはじめ、ルネサンス期の名画を多く収蔵したウフィツィ美術館があるフィレンツェ、アドリア海の真珠という異名を持つ水上都市・ヴェネツィア、流行ファッションの発信地であるミラノなど、イタリアの四大都市を訪ねるだけでも魅力はさまざま。また、斜塔で有名なピサ、中世の街並みの面影を残すシエナ、紀元前に栄えた古代都市の遺跡・ポンペイなど、少し足をのばしたところにある町にも、評価の高い見どころが点在しています。そして、イタリア旅行で外せないのがグルメとショッピング。軽いおつまみとお酒で一杯という楽しみ方もおすすめですし、フィレンツェのTボーンステーキ、ミラノのカツレツなどの定番料理はもちろん味わいたいところ。また、かわいらしい雑貨から、イタリアブランドのショッピングもじっくりと楽しみたいものです。巻頭ページでは、そんなイタリアの魅力がダイジェストでわかる特集や、参考にしておきたいモデルプランなどを紹介。イタリアでの楽しみ方の案内がしっかりと詰まった1冊です。
  • ブルーガイドわがまま歩き タイ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エキゾチックな寺院や遺跡観光、リゾートライフ、街歩きに冒険旅行、あらゆる旅が楽しめる南の国、タイ。首都バンコクは、観光名物にもなっている三輪タクシーのトゥクトゥクや、BTS(スカイトレイン)と地下鉄で縦横無尽にエンジョイできます。ご利益のお寺巡り、パワフル&ノスタルジックな中華街、渋滞知らずの運河ボートなど多角的に楽しめるモデルコースを参考に、自分らしい過ごし方を組み上げてください。寺院めぐり、ショッピング&エステ、ムエタイやタイダンス、ニューハーフショーなど、興味深い体験がどっさりあります。タイ旅行で外せないお楽しみがグルメ。南国の暑さを吹き飛ばす刺激的な料理、色とりどりのトロピカルフルーツなどよりどりみどり。“スパイス王国”タイの味をスープ、カレー、鍋、サラダ、ライス類、肉料理、魚料理、麺類、デザートなどジャンル別に写真付で徹底ガイドしてあるので、メニュー選びの強い味方になってくれます。ビーチリゾートでは、プーケットやサムイ島、パタヤ、ホアヒンなど、ゴージャスなリゾートが目白押し。エステ情報もたっぷり紹介しています。北に向かえば、古都チェンマイでは、寺院めぐりに加えて、雑貨ショッピングや郊外でのエレファントトレッキングなど、楽しみ方も多彩。国境近くのゴールデントライアングルやメーサイも人気です。イサーンと呼ばれる東北地方にはアンコールワットよりも古いクメール遺跡が点在しています。もちろん、写真やイラストを効果的に使った楽しい誌面も充実しています。巻末では、ツアー選びやホテル・航空券の予約、パスポートなど旅の準備のあれこれや、タイ現地の交通、空港、両替やチップなど旅先で必要になる情報もしっかりガイド。他社の追随を許さない大判の切りとりマップは、バンコクを歩く際の必需品です。
  • 「科学の謎」未解決ファイル 宇宙と地球の不思議から迷宮の人体まで
    3.1
    インターネットの発達により、家にいながら世界とつながる。遺伝子情報の解明の進歩により、かつては不治の病といわれていた病気も治療できるようになった。宇宙に目を転ずれば、人工衛星による宇宙探索は太陽系の外にまで広がっている。しかし、これほど近年、科学技術がめざましく進歩しているにもかかわらず、地球のわずか数百キロの内部がどのようになっているか、正確には知られていない。このように科学的に解明できないものが数多くある。身近なところでは、ヒトの右利きと左利きはどのような仕組みで決まるのか? なぜ鮭は生まれた川に遡上してくるのか? ビッグバン以前の宇宙には何が存在していたのか? ナスカの地上絵は何かのメッセージなのか? 本書では、人類、動物、宇宙、遺跡などを中心に、現代科学をもってしても解明できていない事象に焦点を当ててみた。興味津々の謎に迫る、ミステリータッチで楽しめる科学読物。
  • 武家の古都「鎌倉」を歩く
    完結
    3.0
    知らない鎌倉を見つける旅へ、いざ!ユネスコ世界遺産の登録は叶わなかったが、鎌倉が日本が誇る歴史文化都市であることに変わりはない。そして、鎌倉のすばらしさは、休日でも訪問客が少ない、一般的な観光ルートから外れたところに潜んでいる。古代から近代までの知られざる遺跡・遺構を訪ね歩く、一味違った大人のための歴史探訪ガイド!写真、図版満載のヴィジュアル版、待望の電子化!
  • 神武東征とヤマト建国の謎 日本誕生の主導権を握ったのは誰か?
    -
    1巻640円 (税込)
    『古事記』や『日本書紀』で語られる神武東征。初代天皇・神武が九州から困難を乗り越え、ヤマト入りする神話だが、実はこの話、史実だったのではないかと思われる遺跡がある。それが纒向(まきむく)遺跡だ。詳細は本文に譲るが、この遺跡では東海・近江、吉備、出雲の土器が多数発見されており、神話にあるように、最初は纒向を長髄彦(ながすねびこ)が、次に饒速日命(にぎはやひのみこと)が治め、最後に神武がやって来たのではないかと、思われるのだ。高天原から降臨した饒速日命とは一体何者なのか? なぜ長髄彦は、天神である饒速日命は受けいれ、天孫である神武天皇は拒絶したのか? 饒速日命は、義弟を殺してまで、なぜ神武天皇に王権を禅譲したのか?不可解な神話に暗示された、ヤマト王権誕生の謎に迫る!

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  • 旅は人生 日本人の風景を歩く
    -
    日本人はよく旅をする。今は新幹線や飛行機など国内の交通網が発達し、遠方へ行くにも比較的容易に、また気軽に行くことができるようになった。しかし私たちは、果たして旅を本当に味わい、愉しむことができているのだろうか?――本書は、そんな著者の自身への問いかけから生み出された。青森の津軽半島や三内丸山遺跡、丹後の天の橋立、竹久夢二の岡山県、湘南の江の島、さいたま市の盆栽村、夏目漱石の和歌山、瀧廉太郎「荒城の月」の大分県竹田市、長野県の姨捨山、石松の遠州森町、伊勢神宮の式年遷宮など、20の地方に旅する。しかし、いざ旅に出てみると、日本という国が途方もなく広いことを思い知らされる。行ってみたい所が数え切れないほどあるのだ。そして、出かけていったどの地にも、日本の心がしみつき、歴史が堆積しているのだ。本書は、著者が“手ざわりで”じっくりと日本各地を訪れ、味わい、人生を思索した名紀行といえるであろう。

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  • 中国の歴史1 神話から歴史へ 神話時代 夏王朝
    3.5
    1~12巻1,430~1,815円 (税込)
    講談社創業100周年企画として2004年~05年に出版された全集「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版が、いよいよ刊行開始。本全集は、2014年には中国で、2016年からは台湾で翻訳出版され、そのレベルの高さと視点の新しさから累計で150万部を超えるベストセラーになっている。 待望の文庫化、第1回配本は、第1巻と第2巻の同時配本。第1巻では、長年、中国での遺跡発掘を手掛けてきた著者が、「三皇五帝」や「盤古伝説」などで知られる中国の神話の表す史実を探り、「夏王朝」「殷王朝」の謎に迫る。 中国の古代文明といえば、かつては「黄河文明」を指したが、現在では、長江流域をはじめ、各地の多様な自然環境から展開した多元的な古代文明と理解されている。現在の中国のさまざまな地域社会や風土を考える際にも、こうした先史時代から続く地域文化の脈絡を無視できないのである。約1万年前の新石器時代、南北の文化地帯の周縁でアワ・キビ農耕や稲作農耕が生まれ、そこから牧畜型農耕社会と遊牧社会が分離し、さらにその周辺には狩猟採集民が存在した。こうした基本的生活様式が誕生した中から、いかにして初期国家が生まれたのか。最古の王朝とされる夏王朝と二里頭文化の関係とは――。 文庫化にあたり、原本刊行後の重要な遺跡と発掘成果を大幅に加筆。〔原本:2005年、講談社刊〕
  • 記紀の考古学
    -
    1巻1,430円 (税込)
    伊勢と出雲、ヤマトタケル、天皇陵古墳……『古事記』と『日本書紀』は歴史であると同時に物語だ。遺跡発掘による史料を加え考古学的な検証スタイルを確立した「古代学」の第一人者が日本古代史を読み直す。
  • るるぶドライブ北海道ベストコース'25
    完結
    -
    ★北海道のクルマ旅 には欠かせない一冊! 編集部が実走取材!おすすめドライブコースを写真、チャート、詳細地図でわかりやすく紹介しています。目的地選びに嬉しい最旬ニュースや、道の駅、SA・PA情報も満載。 <主な特集内容> 【巻頭特集1】北の大地 絶景ドライブ ◆美瑛・富良野1泊2日ドライブ ◆十勝・帯広ドライブ 【巻頭特集2】ドライブで目指す感動の絶景 ◆四季彩の丘、メルヘンの丘、ファーム富田、北竜町ひまわりの里ほか ◆天に続く道、エサヌカ線、日本海オロロンライン、三国峠ほか 【巻頭特集3】道の駅・SA・PA特集 ◆道の駅 名物グルメ&スイーツ ◆プラスアルファのある道の駅 ◆人気SA・PA話題のグルメ 【巻頭特集4】北海道ドライブNews&Topics 【空港発着おすすめドライブコース 全21】 話題のスポット&みどころ満載のドライブコース&MAPを収録。 穴場&美景ポイントのほか、渋滞・駐車場情報など便利なドライブコメントも要チェック! 各エリアのタウン情報、ご当地グルメ情報も満載です。 ・札幌発(新千歳空港)  札幌/小樽・積丹/ニセコ・支笏湖/有珠山・定山渓/登別・洞爺湖/日高・サラブレッドロード ・旭川発(旭川空港)  富良野/旭川・旭山動物園/留萌・宗谷岬/層雲峡・然別湖 ・帯広発(とかち帯広空港)  十勝・帯広周辺/えりも岬 ・釧路発(たんちょう釧路空港)  釧路湿原/納沙布岬 ・網走発(女満別空港)  阿寒・摩周/屈斜路湖・野付半島/網走・知床半島/紋別 ・函館発(函館空港)  函館・大沼/松前・江差/恵山・縄文遺跡 【タウン特集】 札幌タウン/小樽タウン/富良野タウン/旭川タウン/帯広タウン/釧路タウン/根室タウン/ウトロタウン/函館タウン 【グルメ特集】 札幌グルメ/旭川ラーメン/帯広グルメ/釧路グルメ/網走・ウトロ・函館グルメ 【掲載エリア】 富良野・美瑛・札幌・小樽・積丹 ニセコ 支笏湖・洞爺湖・定山渓・登別・日高・サラブレッドロード・旭川・留萌・宗谷岬・層雲峡・然別湖・紋別・十勝・帯広・ガーデン街道・えりも岬・釧路・納沙布岬・阿寒・摩周・屈斜路湖・野付半島・網走・知床半島・函館・大沼・松前
  • いざ、岩戸開きの旅へ! 古代出雲王国 謎解きトラベル
    -
    1巻2,200円 (税込)
    IZUMOが開けば、世界が開く 22の古代遺跡が語る、この国根幹の隠せない事実。 神話と歴史が交わる瞬間を追体験せよ! 【あなたも行ける!出雲王国遺跡探訪ガイドを完全収録】 かつて日本そのものが出雲だった! 2000年の時を経て開陳された「出雲口伝」驚愕の真実 これは「日本版ダ・ヴィンチ・コード」である! 日本人の祖先は誰か?この国の起源とは?! 巫女に導かれ、総勢22名で出雲王国の故地22カ所を巡る「出雲ツアー」。 祖先の忘却された物語の復活に、地球神スサノオも雄叫びを上げた! 扉はすでに開かれた。出雲はあなたを呼んでいる。 出雲フォーエバー! ・古事記は古代出雲王国の王統譜! ・天皇家の真祖はエビスさん=事代主(コトシロヌシ)! ・邪馬台国は対中国(魏・呉・蜀)情報戦のために創られた幻の国だった! ・旧宇佐王国の八幡さまに祀られているのは、卑弥呼と神功皇后と応神天皇! ・日向神話=天孫族と旧約聖書=ユダヤ民族の始祖の系譜が瓜二つな理由とは? ・東北に流れた出雲族の国、アラハバキ王国の一族が安倍首相のご先祖! ・出雲族(シュメール=インド・ドラヴィダ系)と徐福族(物部=中国・ユダヤ系)の2大部族がこの国の開祖!その痕跡は盆踊りの本歌と囃に刻まれている! ・人は死なない--現代まで遺る古代出雲人の無念の想い ・今後始動される地球外コンタクトにより、分断、争いが不要な世界になる! ・あなたの本体=高次元スピリットと共に楽しく生きよう!

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  • 一生に一度は“絶対”行きたい 世界遺産Top45
    -
    1巻539円 (税込)
    豊富な写真とレーダーチャートで徹底分析、Top45シリーズに世界遺産が登場! 130カ国以上を巡り、自然と人類の“最高傑作”を目の当たりにした著者が、世界遺産中の世界遺産を45ヶ所に厳選、さらにランキング形式にして紹介。 豊富な写真とともに、 「死んでも行きたい」「レア度」「アクセス」「安全度」「人生を変える度」「経済度」 の6項目からなるレーダーチャートで世界遺産を徹底分析。 読んで、見て、楽しめる、新感覚の世界遺産ガイド! ●アジア Top10 1位 アンコール 2位 万里の長城 3位 南部ラグーンのロックアイランド 4位 タージ・マハル 5位 黄山 6位 屋久島(日本) 7位 ウルル・カタジュタ国立公園 8位 テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド 9位 カムチャッカ火山群 10位 グレート・バリア・リーフ ●中東・アフリカTop 10 1位 メンフィス周辺のピラミッド群 2位 古代都市テーベとその墓地遺跡 3位 ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 5位 イスファハンのイマーム広場 6位 セレンゲティ国立公園 7位 エルサレム旧市街と城壁 8位 フェズ旧市街 9位 ペトラ 10位 サマルカンド-文明の十字路 ●ヨーロッパ Top 15 1位 ヴェネツィアとその潟 2位 ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂 3位 パリのセーヌ河岸 4位 ウィーン歴史地区 5位 プラハ歴史地区 6位 フィレンツェ歴史地区 7位 サンクト・ペテルブルク歴史地区 8位 ブダペスト、ドナウ河岸、ブダ城地区、マンドラーシ通り 9位 ドロミティ 10位 西ノルウェーフィヨルド群・ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド 11位 レーティッシュ鉄道ベルニナ線・アルブラ線と周辺の景観 12位 古都トレド 13位 グラナダのアルハンブラ・ヘネラリーフェとアルバイシン 14位 ドゥブロヴニク旧市街 15位 クラクフ歴史地区 ●アメリカ Top 10 1位 マチュ・ピチュ 2位 イエローストーン国立公園 3位 ガラパゴス諸島 4位 カナディアン・ロッキー山脈自然公園群 5位 グランドキャニオン国立公園 他5項目 ●番外編 編集部が選ぶ 世界遺産ワースト5 1位 エレファンタ石窟群 他4項目 ●Top45に勝るとも劣らない世界遺産
  • 美しい苔の庭
    4.3
    京都の庭園デザイナーがめぐる苔寺や名庭、名勝、史跡など21カ所の珠玉の苔の庭 万葉集や古今和歌集にも詠まれているように、古の時代より日本人を魅了してきた苔。 そうした日本人の原風景を表すような美しい苔の庭の魅力を紹介します。 ■目次 日本一有名な苔の庭 西芳寺 庭園文化の礎、京都の苔の庭 東福寺/大徳寺/建仁寺/天龍寺 宝厳院/瑠璃光院/東福寺 光明院/大徳寺 黄梅院/大徳寺 瑞峯院/地蔵院 自然に囲まれた地方の苔の庭 平泉寺 白山神社/慈恩禅寺/円通院/教林坊/漢陽寺/北畠氏館跡庭園/一乗谷朝倉氏遺跡 私庭からはじまった苔の庭 貞観園/白龍園/大河内山荘庭園/アマン京都 庭園で見かける主な苔ガイド 苔と日本庭園「敷松葉の話」「地下足袋の話」「水遣りの話」 コラム「異国の苔は美味しい!?」「海外へ伝わった日本庭園の魅力」 日本庭園を知る「作庭家と庭園用語」 ■著者 烏賀陽 百合 (うがや ゆり) 庭園デザイナー、庭園コーディネーター。 同志社大学文学部日本文化史卒業。兵庫県立淡路景観園芸学校、園芸本課程卒業。 カナダ・ナイアガラ園芸学校で園芸、デザインを3年間勉強。またイギリスの王立キューガーデンでインターンを経験。これまで30ヵ国を旅し、世界の庭園を見て回る。2017年3月にニューヨークのグランドセントラル駅の構内に石庭を造り、日本庭園のある空間をプロデュースした。 東京、大阪、名古屋、広島など全国で庭園講座や、NHK文化センター、毎日新聞旅行などで庭園ツアーを開催。また京都紀行番組などで庭園を紹介する。 主な著書「一度は行ってみたい 京都 絶景庭園」(光文社知恵の森文庫) 「しかけに感動する京都名庭園」(誠文堂新光社) 「京都 もてなしの庭」(青幻舎)等

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  • エジプト&大ピラミッド~もう一つの眼~
    -
    カリスマ占い師の著者が一般旅行者側からの視点でエジプトについてまとめ、マニアックな研究者の視点でピラミッドについてまとめた本。 古代エジプト文明や遺跡に興味を持つ方やエジプト旅行を予定している方には、大いに参考となる記述が含まれています。 ヌビアで体験した「コーヒー占い」の記録は、おそらく日本人では初めてのことでしょう。 古代エジプトについて知識のある方や大ピラミッドの研究者にとっては、貴重な知識が得られ、「眼から鱗」の発見があるはずです。

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  • おどろきの東京縄文人
    3.2
    1.びっくり! 新宿の工事現場から縄文人の骨が出た。もしかして殺人事件!?2.市谷加賀町2丁目遺跡の発掘でわかったこと、12号人骨のふしぎって、なんだ?3.調査のバトンは研究者に託された! 東京都新宿区と、国立科学博物館と、東京大学総合研究博物館の共同大作戦。初公開の「複顔」同時進行ルポもおもしろいぞ。4.東京で、日本で、縄文時代、人間はこんなふうに暮らしていた。
  • 織物の文様と文学—— 絵絣からタペストリーまで
    -
    一枚の織られた布が繰り広げる文様と文学の世界/文様が語る死と再生のドラマをあなたに! これまで言及されることが少なかった、織物の文様と文学の関係を解き明かした画期的な書である。織物の中でも特に日本の絵絣の文様分析をした上で、人々の生活に染み込んでいる民話や神話や俳句などを取り上げ、幅広い観点から論じている。そうした絵絣の文様を単に日本的な視点だけで捉えるのではなく広く世界に目を向け、東西の文様の交流を明らかにした。摩滅しやすい布は残っていないことも多い為、文様が描かれている遺跡や絵画等も分析の対象とした。織ることの意味についても、文学を通して探っている。 発行元:ぽみえ書房 【目次】 序章 絵絣研究への新たな試み 絵絣の文様研究への本書の視点 絵絣とは何か なぜ今、絵絣なのか 本書の構成 第一章 絵絣の文化史 絵絣の歴史 絵絣の種類 絵絣の現状 堀江友聲と絵絣 第二章 絵絣の文様分析 亀の文様 竹の文様 鳥の文様 文字の文様 堀江友聲の画にみる絵と文字 第三章 東西の菱形文様にみる死と再生 イランの織物と絵絣の菱形文様─ターク・イ・ブスターン 古墳における文様─中国・ロシア 絵画における文様─フェルメール 西洋のタペストリー 終章 織ることの意味 織物と祈り─『死者の書』 言葉と織物─『水の神』 【著者】 星谷美恵子 獨協大学大学院外国語学研究科博士後期課程フランス語学専攻単位取得満期退学。博士(フランス文学)。フランス文学と織物の文様研究、建築の三分野に携わる。 『『失われた時を求めて』における父親像─赦しとエクリチュールの間に』(彩流社 2018年) 主な共著 「花菱の文様にみる東西交流─イラン織物と絵絣の関連から」(『東西交流とイラン文化』(アジア遊学137号)井本英一 編、勉誠出版、2011年) 「織物の文様」(『神話・象徴・図像』篠田知和基 編、楽瑯書院、2011年)
  • オリンピックのルーツを訪ねて
    -
    1巻825円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年の東京オリンピック招致が成功し、日本中が沸いている。わが国の「おもてなしの心」を世界に広める絶好の機会ではあるが、果たしてクーベルタンが理想とした古代オリンピックの精神をどれだけ受け継いでいるだろうか。本書は古代オリンピックが行われた遺跡をめぐり、競技内容を振り返り、さらに古代ギリシャの詩人や思想家たちの見解を紹介しながら、古代オリンピックが持った意味について総括する。
  • 合本 神苦楽島(かぐらじま)【文春e-Books】
    4.0
    秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄するのだった――。 古事記に描かれた「国産み」神話、伊勢や奈良の遺跡、淡路の「拝み屋」の呪詛、民間信仰などが登場する一方、官僚や政治家と大企業の癒着、怪しい団体まで描かれる傑作長編ミステリー、待望の合本!
  • 京都に絶望して
    -
    1200年の歴史と伝統を誇る京都、そこには日本文化の集積があり、日本文化の粋があり、日本の心があり、世界の故郷と称揚され、年間5000万人にもなる訪問者を魅了してきた。 しかし、その1200年で培われた伝統芸能、伝統工芸から、建築、茶道・華道・香道などの伝統「道」、祭礼・各種年中行事・暮らしの習慣、そして京料理と言われる伝統食まで、つぶさに検証すれば、ほとんどが中国大陸、朝鮮半島からの伝搬のものであり、日本列島で育まれたオリジナルな文化とはとうてい言えない。そんな京都で作られ、維持されてきた人々の意識には独特のパラダイムがある。それは平安建都以来の「支配」のパラダイムではなかったのか。そしてそのパラダイムのために、1200年と言う世界でも珍しい長期にわたって都市を維持することができたのではないのか。 「中国4000年の歴史」と言われてきたが、近年の発掘で、長江文明は、紀元前14000年ごろまで遡れる。しかし、日本列島の縄文時代は16500年から3000年ごろまでと言われ、中国文明をはるかに凌ぐ。にもかかわらず、現在の日本に連なる渡来人の系譜によって、あらゆるものが大陸や朝鮮半島伝搬とされ、その模倣、修正、改革したものが「日本文化」とされてきた。では、本当の「日本」は、本当の「日本の心」と言える意識のパラダイムはどこに行ってしまったのか。 そこで「日本」と言われ続けてきた渡来人によってもたらされた文化文物よりも優れた意識のパラダイムがあったのではないか、と考え、1200年前に渡来人によって創建された平安京以前に大胆に遡り、数千年前の遺跡が残る縄文時代に系譜を辿り、縄文時代からの意識のパラダイムを、京都と言う磁場で新たに醸成できないものか、新しい世界を作る意識は錬金できないものか、と考える。いわゆる「京都」に絶望して、新しい世界を探る。

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  • 詳しい地図で迷わず歩く! 奥武蔵・秩父354km 特選ハイキング30コース
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「奥武蔵・秩父」エリアの延べ354kmにわたるハイキングコース(全30コース)を詳細な地図とともに紹介するガイド本です。 <本書の特長> ・奥武蔵・秩父に精通した著者がGPSを駆使した綿密な実踏調査を敢行。公共交通機関を利用し、日帰りで歩ける全30コースを収録。 ・コースマップは2万5000分ノ1地形図に準拠。地形や植生を把握しやすい色彩に加えて、コンパス活用に役立つ磁北線を記入済み。 ・迷わず歩けるよう、登山口や分岐を拡大表示。もちろん完全確保のための注意喚起やアドバイスも充実。 ・地形図の読み方やコンパス活用法の要点をコラム記事でわかりやすく解説。 ・トレイルランニングにも魅力的なコース設定、複数のコースを結んでロングトレイル走破にもチャレンジできます。 <収録コース> 01 天覧山・巾着田トレイル 10.2km 02 日和田山・物見山トレイル 10.5km 03 天覚山・大高山トレイル 10.6km 04 高山不動・顏振峠トレイル 12.5km 05 子ノ権現・竹寺トレイル 8.7km 06 ツツジ山・関八州見晴台トレイル 16.7km 07 伊豆ヶ岳トレイル 13.4km 08 旧正丸峠・カバ岳トレイル 13.1km 09 丸山・日向山トレイル 13.3km 10 棒ノ嶺・白谷沢トレイル 9.4km 11 蕨山トレイル 10.3km 12 武川岳・二子山トレイル 11.6km 13 大持山・小持山トレイル 16.6km 14 鎌北湖・宿谷の滝トレイル 11.9km 15 大高取山トレイル 10.8km 16黒山三滝・越上山トレイル 15.2km 17 ときがわトレッキングトレイル 13.3km 18 仙元山・嵐山渓谷トレイル 15.1km 19 官ノ倉山トレイル 8.8km 20 笠山・堂平山トレイル 10.9km 21 大霧山トレイル 9.1km 22 皇鈴山・釜伏山トレイル 14.0km 23 金撞堂山・陣見山トレイル 14.2km 24 金ヶ嶽・日本水トレイル 13.7km 25 宝登山・長瀞アルプストレイル 8.8km 26 蓑山・和銅遺跡トレイル 6.3km 27 破風山トレイル 9.1km 28 城峯山トレイル 9.7km 29 琴平丘陵トレイル 8.9km 30 武甲山トレイル 16.9km 「首都圏1000kmトレイル」シリーズは、隣接する奥多摩、高尾、丹沢周辺エリアと合わせ、総延長1000kmにおよぶトレイルを提案していきます。
  • 建築史的モンダイ
    3.8
    近代建築史研究一筋だった著者が中世ヨーロッパ建築、さらに初期キリスト教建築、新石器時代の建築へと歴史を遡るうちに気付いたのは、建築の発祥という大問題だった。何が始まりだろうか?住まいか?それとも神殿か?そもそも建築とは何をもって建築というのだろうか?長い長い年月を経て、石や穴だけとなった遺跡を訪ね、その遺跡のもらすつぶやきに耳をすませて見えてきたものとは?建築の起源、和洋の違い、日本独自の建築の歩み…「建築」にまつわる疑問を縦横無尽に解き明かす。
  • ここまでわかった! 邪馬台国
    -
    卑弥呼の居館発見か?2009年、奈良県桜井市の纒向遺跡における大型建物跡の出土は、新聞・テレビを騒がせる一大発見となった。一方で、吉野ヶ里遺跡を抱え、邪馬台国候補地として不動の地位を誇る九州地域についても、ますます研究は深まりをみせている。邪馬台国はどこだ? 謎を解くカギとなる『魏志』倭人伝の全文・読み下し・現代語訳・注釈・解説を収録。研究の最前線に立つ著者による、畿内説・九州説の徹底検証に加え、全国の比定地を紹介、さらには邪馬台国と卑弥呼の実像など、日本史上最大の謎に迫る決定版。 ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • ココミル出雲大社 松江 石見銀山(2025年版)
    完結
    -
    カラフルな格子柄の表紙が目印の、おしゃれかわいいガイドブック、ココミル(なに見る?どこ見る?ココミル!)。 旅先の「見てほしいところ」を網羅、充実の情報量&掲載物件で旅をサポートします。 街歩きに便利な地図の付録付きです。 縁結びで有名な出雲大社と国宝松江城を案内した決定版! 出雲・松江エリアのみやげやグルメ情報はもちろん、知っておけば旅行が一層楽しくなる、出雲大社の御祭神・大国主命、正式な参拝法、松江ゆかりの作家・小泉八雲などのコラムも充実。ゲゲゲタウン・境港や世界遺産の石見銀山など、周辺のスポットの情報も満載です。 【出雲大社とその周辺】 ・出雲大社 ・全国の神様が出雲に集う神在月にお参り ・神門通りで縁起物探し ・出雲エリアの出雲そば ・ぜんざいでほっこり ・出雲大社周辺の縁結びみやげ ・日御碕をのんびりおさんぽ ・湯の川温泉 etc. 【松江エリア】 ・国宝松江城 ・京店商店街で雑貨&縁結びグッズ探し ・島根県立美術館 ・宍道湖サンセットビューポイント ・宍道湖と日本海グルメ ・松江の銘菓をいただきます ・松江しんじ湖温泉 etc. 【松江からひと足のばして】 ・八重垣神社 ・玉造温泉 ・足立美術館 ・由志園 etc. 【ゲゲゲタウン・境港へ】 ・水木しげるロードで妖怪たちとふれあう ・境港グルメ etc. 【世界遺産の石見銀山で遺跡めぐり】 ・銀山地区の史跡をおさんぽ ・古民家をリノベーションした素敵カフェ etc. 【そのほか、便利なページ】 ・交通ガイド ・知っておきたいエトセトラ:そのエリアにまつわる本やドラマ、祭やイベントなど、プランニングに役立つ、ちょっとした豆知識
  • 古代史の謎は「海路」で解ける 卑弥呼や「倭の五王」の海に漕ぎ出す
    3.2
    「魏志倭人伝」によると、卑弥呼の特使である難升米(なしめ)が洛陽まで約2000kmの航海を行ったという。耶馬台国が畿内の内陸にあった場合、彼らは本当に対馬海峡を渡ることができただろうか。またこの時代、瀬戸内海は航路が未開発であったため通ることができず、交易は主に日本海側で行われたと考えられる。当時の航海技術や地形に基づき、海人(かいじん)の身になって丹後半島の遺跡に身に置けば、鉄と翡翠で繁栄する「王国」の姿が見えてくる……。 さらに雄略帝の「瀬戸内海の航路開発」や応神帝の「海運業」、継体帝が拓いた「近畿水回廊」、「大化の改新」の陰に消された「倭京」などの謎を、港湾や運河の建造に長年従事してきた著者が技術者の「知」で解き明かす。ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』の著者、竹村公太郎氏も推薦!

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  • 「古代史」ミステリーツアー
    3.0
    これまでの縄文人観を根底から覆した三内丸山遺跡、邪馬台国論争の重大なカギとなる吉野ヶ里遺跡と箸墓古墳、ヤマト王権の隆盛を物語る纏向遺跡……。宮都跡、神社寺院、古墳、神話の伝承地、出土した土偶や青銅器――。17の「謎」をテーマにした旅から、古代日本のミステリアスな魅力と全貌が浮かび上がる!
  • この指とまれ・世界遺産で蝶との出会い
    -
    1巻1,320円 (税込)
    指に止まった美しいチョウ。背景には万里の長城、アンコールワット・・・。30枚のカラー写真は、著者が電機メーカー勤務の傍ら、海外の世界遺産などを訪ね、忍耐強く、昆虫を指に止まらせて撮影を重ねた結晶。羽に「88」の数字が浮かび上がったウラモジタテハや国蝶オオムラサキ、南の島の貴婦人オオゴマダラなど。ヒゲにアリを食いつかせているひょうきんなバッタやカマキリの子もご愛嬌だ。掲載例=◆わたしのお気に入り/ツマグロヒョウモン/愛知県江南市◆日本一大きな蝶/オオゴマダラ/石垣島◆アバターの情景/シジミチョウの一種/中国 武陵源◆遺跡に映える蝶/コマンダー/バンテアイスレイ◆シーギリアの舞姫/ジャノメチョウの一種/スリランカ シーギリア

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  • 写真で旅する世界遺産の海 下巻
    -
    1巻550円 (税込)
    写真で旅する世界遺産の海 概要 貴重な文化や自然を「人類共通の宝物」として未来に残すために、世界中に数多く登録されている世界遺産。歴史ある建築物や遺跡などが注目されることが多い中で、実は美しい海と島が対象になった世界遺産も数多く存在します。 この本は、ガラパゴス諸島やグレートバリアリーフ、ニューカレドニアなど、厳選17地域の世界遺産の海を、美しい写真を中心とした構成で紹介しております。 また、それぞれの地域における海の楽しみ方や見どころ、行き方、旅行にいいシーズン、エリア情報も掲載しており、旅行の参考にもなります。さらに世界遺産の基礎知識も併せて掲載。 自然からの贈り物、世界遺産の海の迫力ある美しいシーンをお楽しみください。 【紹介した厳選エリア】 セイシェル諸島 小笠原諸島(日本) 沖縄本島(日本) ラパス(メキシコ) パプアニューギニア マダガスカル モーリシャス パラオ なお、上巻には、次の地域を取り扱っております。 ガラパゴス諸島(南米エクアドル) グレートバリアリーフ(オーストラリア) ニューカレドニア トゥバタハ岩礁(フィリピン) エジプト/紅海 ロードハウ諸島(オーストラリア) ココアイランド(中南米コスタリカ) タスマニア島(オーストラリア) コモド島(インドネシア) (C)Marine Art Center Produced by ilogos、Frontier Communications Inc.
  • 写真で旅する世界遺産の海 上巻
    -
    1巻550円 (税込)
    写真で旅する世界遺産の海 概要 貴重な文化や自然を「人類共通の宝物」として未来に残すために、世界中に数多く登録されている世界遺産。歴史ある建築物や遺跡などが注目されることが多い中で、実は美しい海と島が対象になった世界遺産も数多く存在します。 この本は、ガラパゴス諸島やグレートバリアリーフ、ニューカレドニアなど、厳選17地域の世界遺産の海を、美しい写真を中心とした構成で紹介しております。 また、それぞれの地域における海の楽しみ方や見どころ、行き方、旅行にいいシーズン、エリア情報も掲載しており、旅行の参考にもなります。さらに世界遺産の基礎知識も併せて掲載。 自然からの贈り物、世界遺産の海の迫力ある美しいシーンをお楽しみください。 【紹介した厳選エリア】 ガラパゴス諸島(南米エクアドル) グレートバリアリーフ(オーストラリア) ニューカレドニア トゥバタハ岩礁(フィリピン) エジプト/紅海 ロードハウ諸島(オーストラリア) ココアイランド(中南米コスタリカ) タスマニア島(オーストラリア) コモド島(インドネシア) なお、下巻には、次の地域を取り扱っております。 セイシェル諸島 小笠原諸島(日本) 沖縄本島(日本) ラパス(メキシコ) パプアニューギニア マダガスカル モーリシャス パラオ (C)Marine Art Center Produced by ilogos、Frontier Communications Inc.
  • 世界遺産 アンデス・インカをゆく ショトル トラベル
    値引きあり
    -
    1巻616円 (税込)
    ペルーに残る古代インカ帝国の謎の遺産とは? ペルーの古代遺跡は、ロマンに満ちた謎を秘め、私たちをはるかな古代アンデス文明に誘惑する。「マチュピチュ」「クスコ市街」「リマ歴史地区」など、世界遺産に登録されたインカ帝国の遺跡とその魅力に迫る。  「行ってみたい観光地」のアンケートで、抜群の1位は「マチュピチュ」であり、「ナスカとフスマの地上絵」も上位にランクしている。ともに南米ペルーにあるユネスコ世界遺産に登録された遺跡だ。地球の裏側にあり、日本からはもっとも遠い国の一つであるにもかかわらずである。約30年長きにわたり、アンデスに残る古代遺跡とそこに住むインカの末裔たちを見つめてきた一人の日本人カメラマンが、愛情に満ちた写真と文章で、現代のペルーの各地をルポし、インカ以前のペルー文化とスペイン侵略後の歩みを明らかにする。またアンデス文明に挑んだ、東京大学などの学術調査隊やリマ天野博物館を設立し、アンデス文明を広く世に知らしめた天野芳太郎氏の業績も紹介される。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラー版です
  • 中国歴史の旅 三千年の舞台を訪ねる珠玉紀行
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    1巻1,048円 (税込)
    著者は中国の古典、歴史書などの博学な知識そして人間への滋味豊かな洞察力をもって、中国三千年の歴史を明らかにしてきた。鑑真和上の日本渡航の足跡、上海、福建の鄭成功の遺跡、上海の魯迅故居への訪問など陳舜臣の思いは熱い。中国理解に最適な歴史紀行文学。

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  • 地を継ぐ子供たち
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    謎の疫病〈えぶ〉と軍事警察に怯えて暮らす子供たちが目指す場所とは 〈えぶ〉と呼ばれる謎の疫病が人類を襲い、世界人口は最盛期に比べて十分の一以下になった。荒廃後の日本列島では〈東国〉と〈西国〉に分裂した人々が、チュウブ無人地帯を間に挟んだまま、にらみ合いを続けていた。軍事国家〈東国〉に住む「まひる」たち四人の少年は、町の人々の間で「スフィンクスやピラミッドより大きい」と伝説になっている人工の遺跡〈石棺〉を探検しよう、と進入禁止区域に足を踏み入れる。  鳥が次々と空から落ちて死んでいく。再び〈えぶ〉が発生した。人間の滅亡を意味する〈えぶ〉とは何か? なぜ大人たちは〈石棺〉の正体をひた隠しにするのか? そして、人類が生き残るすべはあるのか? すべての謎を解く鍵は、旧世界の科学者が記した〈ゆまノート〉に隠されている…。電子オリジナルの長篇SF小説。 ●有村とおる(ありむら・とおる) 1945年生まれ。早稲田大学卒業。IT・ネットワーク・ソフトウエア企業で30年以上の経験を有する。企業間エレクトロニック・コマース(B2B・EC)のパイオニア。2004年、死すべき人間に死の恐怖が埋め込まれた不条理をテーマにした『暗黒の城(ダーク・キャッスル)』が第5回小松左京賞を受賞。2011年、文鳥への愛情と財務省の不正な二重課税を描いた『ほらピーちゃんが飛んでいる』を電子書籍で上梓。日本SF作家クラブ会員。
  • 伝わる化 コミュニケーションを征する者がビジネスを征す
    3.0
    多くのビジネスパーソンが、社内外で「伝わらない……」という実体験をしているのではないか。四千年前の古代エジプトの遺跡から「いまの若者は……」と書かれたパピルスが発見されたのは有名だが、そこにも「彼らが何を考えているのかわからない」「われわれの想いが彼らには伝わらない」という文脈が見てとれる。現在の日本企業は、「新卒の三分の一が三年以内に会社を辞める」「指示待ち社員が急増し、職場が思考停止状態」「健康保険支出の第一位が社員のウツ病治療という業界が出現」等々、ジョークのようなエピソードでは片づけられないほど深刻な状況にある。そこには複雑な要因が絡み合っているようだが、「伝わらない」状況を30%でもいいから「伝わる」状況に改善するだけで事態は一変する――と両著者は力説する。本書では、「伝わらない」要因を分析するとともに、実践として成果を上げた方法の数々を紹介。皆で「不機嫌な職場」を一掃しよう!

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  • 東南アジアNEXT4 カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム 完全ガイド
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カンボジア ラオス ミャンマー ベトナム。 メコン川が流れるこの4カ国は、その頭文字を取ってCLMVと呼ばれ、今一番注目を集めているホットなエリアです。 アセアン(東南アジア諸国連合)10カ国の中でも、次の時代を担うNEXT4として躍進・発展著しいこの地域に、日本から訪れる人も年間100万人に迫ろうとしています。 観光客のみならず、ビジネス目的での渡航者が多いのも特徴的で、一度訪れると、リピーターとなる人が続出しています。 でも、まだまだ情報が決定的に不足しているのも事実。 そこで今回、この4カ国を完全取材。観光情報にとどまらず、そこに暮らす人々やそれぞれの国の文化、あるいはビジネスチャンスにいたるまで、「CLMVの今」を調べ尽くしました。 悠久の歴史を物語る、遺跡・寺院・絶景・コロニアル建築などの観光情報や、各国の食文化を堪能できる伝統料理、植民地時代の優雅と洗練を今に残すレストラン、現地駐在員御用達の本格日本料理など食の情報など、旅の基本情報が満載。 もちろんお土産やショッピング情報やホテル情報も充実です。 さらに現地の人々の暮らしぶりや恋愛事情、伝統芸能やスポーツ、ファッションやビジネスの現状、などなど、CLMV4カ国の今がすべてわかります。 とりわけ一万人の僧侶が集まるラオスの仏教祭典タート・ルアン祭りやミャンマー山岳少数民族への密着記、東南アジアのオリンピックと呼ばれるSEAゲームスの取材などは、ほとんど本邦初公開に近い特別編です。ミャンマーの首都ネピードは、これまで外国人がほとんど入ることすら許されなかった都市でもあります。 この一冊があれば、旅行も、ビジネスも、駐在だってカンペキです。 さあ、本書を手に、注目のCLMVへ出かけましょう!
  • パリ経由 夕闇のパレスチナ
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    中近東を舞台に、日本人テロリストの暗躍を描いた傑作サスペンス  その日本人少女は、出迎えもなくたった一人で、パリ・オルリー空港に到着した。国際刑事警察機構に派遣されている妻恋警部は、隠し撮りされた二枚の写真を見比べながら、驚きの声をもらしていた。冷酷無比の殺人者として、国際的に恐れられているテロ指導者ノブコ・フサダと今日、到着したこの少女の顔だちがそっくりなのだ。しかもその少女は、当局の尾行をまいて、忽然と姿を晦ましてしまった。彼女はいったい何者なのか。そしてこの出来事があった数日後、キリスト教遺跡めぐりをしていた日本人牧師たちが、エジプトのカイロで、奇妙な事件に巻きこまれていた…。  日本赤軍のリーダー・重信房子をモデルにしたとされる、傑作サスペンス長編小説。 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
  • プロジェクトX 挑戦者たち 起死回生の突破口 アンコールワットに誓う 師弟の絆
    5.0
    10年に及ぶ内戦が続いたカンボジア。世界遺産アンコールワットは、無残に破壊、放置された。35人いた遺跡保存官はポルポト派によって虐殺され、生き残ったのはわずか3人だった。アジアの宝は崩壊を待つばかりだった。 「亡くなった友のために、そして民族の誇りを取り戻すために、アンコールワットを修復したい。」生き残った保存官の一人、ピッ・ケオさんは、助けを日本の友に求めた。その男は戦前、カンボジアの技術者と共に、アンコールで修復に汗を流した鹿児島大学の教授(現上智大)・石澤良昭だった。 「金だけの支援はしない。一から修復技術者を育て、彼らの手でアンコールワットを蘇らせる。」石澤は、アンコール遺跡国際調査団を組織し、「石の心を読む」といわれたベテラン石職人、小杉孝行の協力を得てカンボジアへ渡った。 集まった現地の若者は20人。しかし修復への道のりは、困難を極めた。「伝統的な石職人の技を全て伝えたい。」小杉は、日本と同様、厳しい修行を始めた。しかし、生活のためと割り切って働くカンボジアの若者達に、職人の心は伝わらなかった。重い石に負けない体力を付けさせようと米や肉を持たせても、家族に食べさせてしまう貧しさが立ちはだかった。「一人前の石職人になって欲しい。」時には、手が出るほどの厳しさに耐えられず、辞めていく者が相次いだ。「アンコールワットを作り上げた君たちの祖先の仕事はいかにすごいか。」団長の石澤は、歴史を知らない若者達に必死に説き、懸命に皆をまとめた。 7年に及ぶ修行期間が終わり、今年ようやく本格的な修復作業に入ったアンコールワットの西参道。日本人とカンボジア人が、激しくぶつかり合う中で心を通わせ、一人前の石職人が誕生するまでのドラマを描く。

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  • ほげらばり メキシコ旅行記
    3.9
    行ったことないし、暖かそうだし、ま、いいか、の気軽な気持ちで出掛けた十六日間で六カ所を回るメキシコの旅。陽気なクラシック音楽に乗せて強制される疲労困憊の遺跡めぐり、アヤシイ日本料理店、牛の轢死体、アシカを求めて強行される凍えるシュノーケリング……。体力と気力の限界に挑戦した、書くは涙、読むは爆笑の傑作紀行エッセイ。

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