核武装作品一覧

  • 日本核武装 上
    3.6
    国内で日本の核武装に向けた計画書が見つかった。官邸から秘密裏に全容解明するよう指示を受けた防衛省の真名瀬は、まさかの事実を掴む。核爆弾製造に元自衛隊幹部や大手企業が関わり、完成が近いのだ。そんな中、日本上空を北朝鮮の弾道ミサイルが通過、尖閣では海上自衛隊と中国軍の小競り合いが起き、日本の自衛官一人が亡くなってしまう。
  • 阿武隈共和国独立宣言
    -
    1巻1,320円 (税込)
    阿武隈村の人々が長年培った独自ブランドが認知された矢先に起きた福島第一原発事故…。村人は立ち上がる。 阿武隈村の人々が長年培った独自ブランドの米や牛豚鶏が都会の消費者に認知され、ようやく落ち着いた生活を手にした矢先に起きた福島第一原発事故…。村の老人たちにとって、手塩に掛けた耕作地・家畜を置き去りにすることは死よりも苦しい選択であった。彼らはついに「阿武隈共和国」として独立することを決意し、東京有楽町・外国特派員協会での記者会見に臨む…。「国が故郷の山河を棄てろと強要するのなら、私たちは国を棄て、最期までこの地で生き抜きたい。」 【目次】 [序] 宣言の日 [一] 地下広場の隠れんぼう [二] 終戦っ子 [三] 白紙のプラカード [四] コサックの焼き鳥 [五] キーワードは風穴 [六] 一行だけのシナリオ [七] 本気と滑稽 [八] 記者会見の騒然 [九] 核武装の真実 [終] 夢であいましょう   用語解説 【著者】 村雲司 1945年岐阜県生まれ、早稲田大学文学部卒業。10年以上に亘り毎週土曜日の午後6時~7時まで、新宿西口でスタンディングを行っていることで知られる。
  • アリエナイ理科式世界征服マニュアル
    4.0
    映画やアニメなどで描かれる「世界征服」は、現実において可能なのか!? 多くの人々の心の中に根付いている“悪の組織”というものにツッコミを入れつつ、「現実世界で実現するなら?」を真面目に検討する! あなたが支配者になる前に知っておくべきこの世界のしくみを、博覧強記な謎の怪人・アルマジロ男が解説! 【目次】 [はじめに]世界征服の定義 Ⅰ 悪の組織の章 Ⅰ‐1 悪の組織を作ろう Ⅰ‐2 あんまり秘密じゃない秘密結社 Ⅰ‐3 ウソのない幸せな世界を目指して Ⅰ‐4 組織のための精神医学・前編 Ⅰ‐5 組織のための精神医学・後編 Ⅰ‐6 天才の見つけ方/作り方 Ⅰ‐7 インターポールの真実 Ⅰ‐8 学校では教えてくれない死体処理 Ⅱ 悪のお金の章 Ⅱ‐1 石油王と麻薬王 Ⅱ‐2 武器商人になろう! Ⅱ‐3 臓器売買の現実 Ⅱ‐4 医療のお値段 Ⅱ‐5 偽札作りのエトセトラ Ⅱ‐6 兵器の値段と購入方法 Ⅱ‐7 麻薬ビジネスの実態 Ⅱ‐8 核武装にかかる人員とお値段 Ⅲ 悪の科学力の章 Ⅲ‐1 ドーピングで強化する・前編 Ⅲ‐2 ドーピングで強化する・後編 Ⅲ‐3 銃で人を制する意味 Ⅲ‐4 一家に一台 ご家庭原子炉計画 Ⅲ‐5 粛正のための医学 Ⅲ‐6 爆発の科学 Ⅲ‐7 非実在化合物 [コラム] 実は正しかった「まゆたんシュート」 Ⅲ‐8 最新麻酔銃事情 Ⅲ‐9 アリエナイ健康法 Ⅲ‐10“きれいな水爆”にまつわる謎の物質 [おわりに]アルマジロの半生
  • 一気にわかる! 池上彰の世界情勢 2017 トランプ政権誕生編
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    2017年1月、アメリカの大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。「不動産王」として有名なトランプ氏ですが、選挙期間中に「不法移民の取り締まり強化」「日本の核武装容認」など過激な発言を繰り広げました。トランプ新大統領は、世界中にどのような影響を与えることになるのでしょうか・・・・・・。自らアメリカ、中東、アジアなど世界各地を取材してきたジャーナリストの池上彰氏が、世界の<次>を読みます。毎日小学生新聞「教えて! 池上さん」の記事をベースにしており、小学生でもわかる「世界一分かりやすく」ニュースを解説です。雑談にも使える「池上流 プラス1」を収録しています。
  • いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ
    3.0
    自由と民主主義の旗手、アメリカに異変が起きている。初の黒人大統領オバマは、軍事力を忌避し、国防予算を削減させ、世界の盟主としてのリーダーシップの発揮をためらう。消極外交はアジア政策にも及び、「日本が第三国から攻撃されれば、アメリカが必ず守る」は、もはや夢物語だ。北朝鮮を始めとする各国で核武装化が進む中、アメリカらしさを放棄したオバマ政権と、日本はどう付き合うべきか。長年のアメリカ・ウォッチャーが緊急警告。
  • いま誇るべき日本人の精神
    3.0
    混迷する世界情勢において、日本が危機に立ち向かうためになすべきこととは―― それは戦後の過ちと訣別して、日本人の気高い精神を取り戻すことである。 米国カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバード氏、 『ニューヨークタイムズ』元東京支局長 ヘンリー・S・ストークス氏 推薦! 戦前・戦中には確かにあった「日本人らしさ」とは何か!? ■安保法制が「戦争法」なら中国は「戦争国家」 ■アメリカ人を魅了した安倍首相の演説 ■歓迎されていた警察予備隊 ■被爆国家である日本こそ核武装すべき ■憲法前文の「われら」は日本国民のことではない ■高齢化し、国民から孤立する自衛隊の危機 ■国連中心主義という妄想にとらわれた日本人 ■日本人の奮闘が人種差別をなくした
  • いよいよ世界に本当の歴史を発信する日本人
    5.0
    大東亜戦争、靖国神社、旭日旗、集団的自衛権、核武装、憲法改正……。なぜ多くの日本人はこれらを聞くと、後ろめたさや拒絶反応を示してしまうのか? これらを議論したり再評価したりすると、日本が危険に晒されるのだろうか? 本書は、日本人の過去の歴史に“罪悪感”を植えつけたGHQの洗脳工作と、それを引き継いだ共産主義勢力やメディアの偏向報道を明らかにする。今こそ不当な「反日プロパガンダ」に逆襲し、日本人が自ら世界に“本当の歴史”を発信すべきとき。戦後日本人の“覚醒”を促すシリーズ3部作の完結編! 『いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人』を改題。 【目次】●第一章 日本は「共産主義」「反日サヨク」に対して甘すぎる ●第二章 なぜ日本は「スパイ天国」なのか? ●第三章 放送法を遵守しないメディア人の大罪 ●第四章 外国や国際機関からの内政干渉を排す ●第五章 日本は何を、どう世界に発信していけばよいか

    試し読み

    フォロー
  • 核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む
    3.7
    北朝鮮の挑発に翻弄される国際社会。激化するトランプと金正恩の言葉の応酬から戦争に発展するリスクはないか。日本と韓国の核武装化はあるのか。制裁に懐疑的な中ロなど各国の思惑が錯綜し、異様な緊迫に包まれる国際情勢を外交のプロが徹底討論。
  • 核の復権 核共有、核拡散、原発ルネサンス
    -
    はじめに 第一章 核共有は日本の安全保障を本当に高めるのか (1)議論の始まり (2)核共有とは何だろう (3)欧州核共有の歴史 (4)生き残った核共有 (5)核共有はNPT違反か? (6)「核の傘」は破れ傘か? (7)核共有は「安全」?それとも「危険」? 第二章 核軍縮の流れは断ち切られた (1)核の「復権」遠のく「核なき世界」 (2)瀬戸際を迎えた核軍縮 (3)核軍縮を阻む米中露 (4)ABM条約離脱が招いた軍拡競争 (5)本格化する宇宙戦争 第三章 ロシアの弱さが核に向かわせる (1)プーチン大統領の核威嚇 (2)ロシアが核に頼るわけ (3)危ういロシアの核理論 (4)ロシアは核を使うのか? (5)ベラルーシとの核共有 (6)ウクライナとブダペスト覚書 (7)米露蜜月が終わった訳 第四章 核の闇市場を探る (1)核拡散とスパイの役割 (2)イランの核問題 (3)イランは核武装するのか 第五章 日本を脅かす核保有国の現在地 (1)登場した核サイロ (2)中国の新型核兵器 (3)台湾有事と日米 (4)切り札のAUKUS (5)連携深める中露両国 (6)北朝鮮核開発史 (7)北朝鮮の核戦略 第六章 原発も「復権」 (1)地球温暖化対策とウクライナ侵攻がきっかけ (2)野心的な原発整備計画 (3)日本も原発回帰 (4)注目のSMR (5)原子力でも脱ロシア (6)原発の脆弱性が浮き彫りに
  • 核武装する朝鮮半島に対峙せよ【Voice S】
    -
    核実験やミサイル発射など、留まるところを知らない北朝鮮の暴走。その動きに対抗すべく、韓国ではすでに核武装を求める声が強まっている。中国、アメリカなどの思惑も錯綜するなか、日本の取るべき道は――。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2013年4月号掲載記事を電子化したものです。

    試し読み

    フォロー
  • 核武装する勇気
    -
    国際弁護士として長く世界を舞台に活躍し、ユダヤ教に改修した著者だからこそ見える。 教条的な国威発揚でもなく、いたずらな軍拡でもなく、国益・国家の繁栄という視点から日本の核武装がいかに必要不可欠かを説く! はじめに 二都物語 第一章 国際情勢と日本の立ち位置 第二章 核保有国の研究 第三章 核保有と対米関係 第四章 「核」が持つ真の意味を考える
  • 核武装論 当たり前の話をしようではないか
    4.0
    「非核三原則」には嗤いを、「核の傘」には疑いを。核武装に現実味を感じていないのは日本人だけだ。蔓延する偽善的な平和主義に抗して老師ニシベが語る「核」への天下の正論。北朝鮮の拉致問題、核武装問題が騒がれる今日、日本人が避けて通れない議論の核心!!
  • 核物質護衛艦隊出撃す(上)
    1.0
    フィリピン沖を日本へと向かう再処理済核燃料輸送船。護衛にあたる海上保安庁巡視船が突然、対艦ミサイルの攻撃を受け爆発炎上。輸送船はテロリストに占拠される。中東産油国の依頼で、原油価格の上昇とプルトニウム入手を狙った、伝説的傭兵バックィン大佐の作戦だ。アラブ側の核武装を恐れて介入するイスラエル特殊部隊、そして奪還をめざす陸海空自衛隊の精鋭も現場海域へ……

    試し読み

    フォロー
  • 核兵器 禁止から廃絶へ
    3.0
    核兵器禁止条約が,ついに発効した.非核の世界を求める国際社会,NGOやヒバクシャの長年の運動が実を結んだこの画期により,新たな国際秩序への歩みが,確実に進んだ.一方,核武装国家による抵抗も続いている.「核の傘」を奉じる日本政府も批准を否定する.核廃絶に向けた次の一歩を,どう展望するのか.

    試し読み

    フォロー
  • 北朝鮮の核、日本の「核」
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 緊急対談「日本は『非核一・五原則』を選べるか」手嶋龍一×佐藤優/「『持ち込み』から共同保有まであらゆる議論が必要だ」石破 茂/往復書簡「『日本核武装論』はいかに議論すべきか」渡部恒雄×櫻田淳/対談「『保有国』北朝鮮に、大国・中ロの思惑は」礒崎敦仁×小泉悠/「『潜在的核保有国』日本の行方」小林泰明
  • 金正恩の核兵器 ──北朝鮮のミサイル戦略と日本
    4.0
    日本を敵視する独裁国家が核武装したことで我が国の安全保障環境は劇的に変わった。北朝鮮の核開発の動機は米韓への対抗、金王朝の維持にあったが、繰り返されるミサイル発射の挑発が不測の事態につながる可能性はないか。北朝鮮が核を使うとしたらどのようなシナリオが考えられるのか。北朝鮮の兵器開発を支えるヒト、金と技術の世界ネットワーク、背後に見え隠れする中国とロシア。米朝交渉の舞台裏。すぐ隣に誕生した新興核保有国の虚実交えた生き残り戦略を読み解き、核兵器使用をいかに封じていくか考察する。
  • 憲法改正完全版(月刊Hanadaセレクション)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【総力大特集 憲法改正、とことん考える】 ◎安倍晋三【巻頭論文】 自衛隊違憲に終止符を ◎櫻井よしこ 櫻井よしこの憲法改正論決定版! 【18ページ一挙掲載】 ◎織田邦男(元空将) 憲法九条では現代戦は戦えない【専守防衛の残酷な現実】 ◎古屋圭司(自民党憲法改正実現本部長) 草の根運動で世論を作る ◎新藤義孝(衆院憲法審査会与党筆頭幹事) 「自主独立の完成」を目指す ◎田村重信 世界一わかりやすい憲法改正の話【憲法改正反対こそ憲法違反! 】 ◎島田洋一 日本国憲法と日本防衛、アメリカの本音 ◎松元直歳+学生有志 「ポツダム宣言は無条件降伏か」 ◎門田隆将×竹田恒泰 憲法改正激論120分! 憲法改正、今は「急迫期」 【野党の憲法改正論! 】 ◎坂井広志 立憲民主、共産の平和ボケ憲法観 ◎玉木雄一郎(国民民主党代表) 大前提は「自衛隊は軍隊」だ ◎馬場伸幸(日本維新の会共同代表) 「ぬるま湯国会」を「熱湯国会」に! 立憲、共産は「似非護憲派」だ! 【憂国の特別論文! 】 百田尚樹 奇跡の国・日本が危ない! 天皇と憲法改正 【中川昭一、渾身の特別論文! 】 中川昭一 憲法改正と「日本核武装論」 【田中角栄の憲法改正論! 】 宮田修 実にわかりやすい田中角栄の憲法改正論 【特別寄稿! 】 三浦小太郎 福田恆存の憲法論 【知日派の日本国憲法論】 ジェイソン・M・モーガン 「改正」ではなく「初めて書く」 グレンコ・アンドリー 憲法改正の前にやるべきことがある ペマ・ギャルポ 平和憲法では祖国は守れない ケント・ギルバート 天皇を守った日本国憲法 【厳選必読書! 】 日本国憲法をよりよく知るための27冊 【一目でわかる! 】 どこをどう変えるのか自民党改正案 【憲法改正の歌】 中曽根康弘 憲法改正の歌 田村重信 憲法よりも大事なもの 【グラフ特集】 新憲法発布
  • 【激動・北朝鮮情勢】米朝会談実現へ:事態を動かすセオリー通り! 金正恩の戦略的思考は見事だ 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.98】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■金正恩が貫いた「国際政治を動かすには核兵器が必要だ」という原則 ■もし北朝鮮が核武装していなかったらどうなったか? ■金正恩が核開発とともにこだわった「勢力均衡」とは ■トランプ米大統領による「本気の圧力」が状況を動かした ■負け戦を避けるには「躊躇なくいったん退く」ことが必要 ■日本が率先する「対北朝鮮強硬論」は百害あって一利なし <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 原発と日本の核武装
    3.5
    内閣府原子力委員会、安全委員会の専門委員を歴任した著者が、日本の原子力事業のタブーを明かす!なぜ、日本は原発をやめないのか。長年、原子力の研究に携わってきた著者が、福島原発事故を引き起こしてしまった日本の原発事業の問題点を整理し、原発推進派、反対派それぞれの主張と、原発の本当の必要性を科学的に精査、原発と核武装の関係までを読み解き、なぜ、日本がいまだに原発をやめないのか、その深層に迫る。(目次)第1章原発事故、そのとき何が起こっていたのか、第2章原発を再開したい人たちの本当の理由、第3章原発に反対する人たちの本当の理由、第4章科学的、経済的に見た原発の真の必要性、第5章事故で明らかになった政府、マスコミ、専門家の無責任体質、第6章福島に帰ることができるのか、第7章原発と日本の核武装の必要性、第8章日本が原発事故を乗り越えるために
  • 国家の原理
    -
    日本の前に次々と現れる諸問題――たとえばTPP加盟議論、北朝鮮の核武装、領土をめぐる動き、エネルギー問題――を通じて、日本と世界のしくみを解き明かす。巨大な隣国はどこへ向かうのか。アメリカの東アジア戦略とは。世界のパワーバランスが変容を見せつつあるなかで、日本はどう舵取りすべきか。混迷を極める国内外情勢から導き出す未来のための提言。 ※この電子書籍は、月刊誌『Voice』の連載記事をまとめたものです。

    試し読み

    フォロー
  • 国家の本音
    5.0
    2016年4月に東京地検特捜部による逮捕起訴で沈黙を強いられてから1年あまり。再び言論活動を開始する田母神氏。170日余りの拘置所生活では、トランプの勝利を予見し、「日本が核武装し自立する国家になるチャンス」と国家への思いを新たにしたという。果たして、激動する世界情勢の中で、氏は何を思うのか? 羅針盤なきの日本への熱き咆哮が、平和ボケした日本のカンフル剤になるに違いない! ファンならずとも待望の一冊を緊急出版!
  • 孤立する韓国、「核武装」に走る
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    「朝鮮半島の2つの核」に備えよ 北朝鮮の強引な核開発に危機感を募らせる韓国。 米国が求め続けた「THAAD配備」をようやく受け入れたが、中国の強硬な反対が続く中、実現に至るか予断を許さない。 もはや「二股外交」の失敗が明らかとなった韓国は米中の狭間で孤立感を深める。 「北の核」が現実化する中、目論むのは「自前の核」だ。 目前の朝鮮半島に「2つの核」が生じようとする今、日本にはその覚悟と具体的な対応が求められている。 日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第9弾。 風雲急のアジア情勢を読み切る、必読の一冊です。 ◆本書オリジナル「朝鮮半島を巡る各国の動き」年表を収録
  • ゴー宣・暫一
    4.0
    1~2巻1,089円 (税込)
    ゴーマニズム宣言、前人未踏の新境地! 「ごーまんかましてよかですか?」の「新・ゴーマニズム宣言」から、平成の歌舞伎者「よしりん権五郎」が、決めゼリフ「暫く、暫く、しばらァらぷうううう…」とおお見栄を切る、ぶっ返りの新シリーズへ。小林よしのり「ゴーマニズム宣言」、“至極の荒事”ここに幕開き!   日本は「右傾化」ではなく「左傾化」している、世界唯一の被爆国だからこそ核武装宣言が必要である、大物政治家自宅放火事件と「言論テロ」への反論、いじめ自殺の処方箋は「復讐教育」にあり……。  あらたな論争が火蓋を切る第1弾、見参! フィックス型EPUB92.5MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場
    3.7
    様々な原発報道において、なぜか盲点になっている場所がある。それが、青森県六ヶ所村の「使用済み核燃料再処理工場」だ。本格稼動すると「原発が一年で放出する放射能を1日で放出する」と言われるこの施設では、いくつものお粗末な欠陥が露呈し、しかも、直下には明らかに活断層が存在する。その危険性は、通常の原子力発電所の比ではない。本書は、それぞれの分野で「六ヶ所」にアプローチしてきた専門家たちの切実な訴えで構成される。このような施設を稼動させれば、日本のみならず地球全体に取り返しのつかない災厄をもたらすのである。【目次】はじめに 国を滅ぼす「自爆スイッチ」 明石昇二郎/第一章 「原子力後進国」日本の再処理工場が招く地球汚染の危機 小出裕章/第二章 シミュレーション「六ヶ所炎上」明石昇二郎 協力・小出裕章/第三章 核燃料サイクル基地は活断層の上に建っている 渡辺満久/第四章 再処理「延命」のため浮上した日本「核武装」論 明石昇二郎
  • さまよえる韓国人
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    <著者より> 本書の執筆を依頼された際、浮かんだ書名がこの『さまよえる韓国人』だった。 私にはこの言葉がすんなり腑に落ちる感覚があった。 韓国人は互いに「敵対」「反目」し、激しく「攻撃」し合っている。 アメリカの調査機関によれば「異なる政党支持者での紛争がひどい」と答えた国民が最も多かったのは韓国人と米国人だった(ともに90%=208P参照)。 フランス人65%、ドイツ人56%、英国人52%、そして日本人は39%。 確かに韓国人は、「さまよっている」と言えよう。 私は文大統領が韓国を「分断」し、「複雑骨折」させたからだと分析している。 次の大統領選に向けてさらに分断が進み、大統領選後も韓国は「さまよい」続けないか。 韓国人には「余計なお世話」と言われようと、この本が少しでも韓国の分断解消のヒントになれば幸いである。 また日本は、この「さまよう韓国」にどのような距離感で対応していくべきなのかも考えてみた。 <本書の内容> 韓国駐在12年、外交官生活の半分を韓国に費やした元特命全権大使だから分かるこの国の正体。 ・なぜ韓国は「さまよい」続けるのか ・「イカゲーム」と「パラサイト」を地で行く韓国社会 ・未だに甘えの反日~「なぜ日本は分かってくれないのか」 ・「K防疫」~「日本に勝った」という麻薬 ・IOCも呆れた東京五輪トラブルメーカー ・いったいこの国は誰が正義を担保するのか ・目に余る文在寅のBTS政治利用 ・李在明が大統領になれば日韓関係はさらなる危機に瀕し、米韓同盟破棄、韓国核武装へ進む ・尹錫悦が大統領になって頑張って欲しいが、野党が6割の国会で政権運営は難しい 韓国は「文在寅の積弊」によって「進むも地獄、退くも地獄」に陥りかねない。 何とか「さまよい」を解消してほしい。 それが日本の国益でもある。
  • 死の器(上)
    -
    高級クラブでVIPの接待をしていた、幼馴染の美女・麻利が、なぞの失踪を遂げた! 新聞記者の平野は、家出人捜索所の片山と共に麻利の行方を追うのだが、元首相や米国将校など、超一流の客を探るうちに、核武装した新兵器の概要にたどりつき――!?
  • 清水幾太郎さんへの手紙
    -
    1巻275円 (税込)
    進歩的文化人として60年安保闘争の指導者であり、その運動を大きく先導する論陣を張り、時には言論活動を超えた闘争の先頭に立って安保反対のリーダーとして活動した社会学者である清水幾太郎。その清水に劇作家の三好十郎が公開質問状の形で1953年『群像』に発表したのが本書である。絶対的な平和なのか反米としての平和なのか、と清水幾太郎およびその向こう側にある平和運動の欺瞞を問うている。 その後、安保闘争を敗北と捉えた清水幾太郎はマルクス主義を批判的に総括し、その立場を「右旋回」させ、のちに核武装による軍事力強化を含んだ戦後批判を唱えるのであった。
  • 戦後保守言論界のリーダー 清水幾太郎の新霊言
    5.0
    日本よ、滅亡か? 核武装か?  肚を決めよ。 核開発を進める北朝鮮、覇権拡大を目論む中国、そして弱体化する日本とアメリカ…… 保守の権威が斬り込む、日本存続の条件とは。 保守側の人たちから、左翼側の人たちまで必読! この国の平和を守るための政治・外交・軍事テキスト。 ■■ 清水幾太郎の人物紹介 ■■ 1907~1988年。日本の社会学者、評論家。東京都生まれ。東京帝国大学文学部社会学科卒。学習院大学教授などを歴任し、「60年安保」の際のオピニオンリーダーの一人であったが、左翼から保守に転向し、1980年執筆の『日本よ 国家たれ―核の選択』(文藝春秋刊)において、日本の核武装を主張した。語学に堪能であったことでも知られる。著書に『論文の書き方』(岩波新書)等がある。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 「戦争」に強くなる本
    4.0
    入門・太平洋戦争 日本はなぜ戦い、なぜ敗れたのか  テロとの戦いや、北朝鮮の核武装、中国の軍拡などによって、軍事知識は必要不可欠なものになりつつあります。  また、太平洋戦争を正しく理解するためには、今どんな本を読み、どのような知識を身につければよいのでしょうか。  本書では、これまでアジア太平洋戦争について公刊された書物を、「開戦原因」「敗戦原因」「戦争の展開」「兵器について」「戦争責任とは何か」など多面的に整理・紹介し、戦争の真実に迫ります。 第1章 なにはともあれ基礎知識  「戦記に傑作なし」  戦時中の日本人 第2章 なぜ戦わねば成らなかったのか  「総力戦」と「成金」  国際連盟と人種問題  ヴェルサイユの馬鹿 第3章 軍国主義とはなんだろう  一時は弱まった軍人の立場  軍縮が生んだ軍国主義  日本は「ファシズム」だったのか 第4章 なぜ「軍部独裁」になったのか  信頼を失った政治  統帥権と満蒙問題  派閥抗争からクーデターへ 第5章 戦争は避けられただろうか  リーダーシップの欠如  米国の戦争意志  日米交渉と国内世論  そして、パールハーバーへ 第6章 これでは勝てるわけがない 戦略・国力編  勝てると思っていなかった  「大東亜戦争」の虚構  秀才参謀の罪 第7章 これでは勝てるわけがない 兵器・技術編  牛に曳かせた戦闘機  ソフト戦力とハード戦力  憲法の呪縛 第8章 「国のため」なら許されるのか  最悪の自殺戦法「特攻」  責任をとらぬエリートたち  見捨てられた人々 第9章 「戦争責任」はどう裁かれたか  いわゆる東京裁判について  今も続く論争  どのような問題が残されたのか 第10章 買ってはいけない  本気にしてはいけない  鵜呑みにはできない  話にならない ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • ソウル発 これが韓国主義
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北朝鮮にバカにされる韓国、反日・愛国でなければ元気がでない韓国────。 在韓30年の日本人記者が、盧武鉉政権から李明博政権へと移行する10年間の大転換から、金正日体制と韓国の今後の情勢などを鋭くレポート! ソウルはいつでも燃えている。 前書き 領土問題をはじめ韓国の対日ナショナリズムは、日本人のナショナリズムを大いに刺激してくれた。 領土への関心や歴史評価、愛国心など日本人の「普通の国家」への歩みを促してくれている。 一方、北朝鮮は日本人拉致問題や核開発、長距離ミサイル発射などによって、日本人に自国の安全保障や軍事問題への関心を大いに刺激してくれている。このまま北朝鮮の核開発が続けば、日本の核武装論を誘発することは間違いない。 そう思えば、韓国や朝鮮半島の存在とその動きは、日本人の自己確認に大きく寄与しているということになる。韓国や朝鮮半島は決して「近くて遠い国」ではなく「近くて近い国」なのだ。この面白くてありがたい、まさに“韓国主義”の“隣人”を食わず嫌いではもったいない。(まえがきより)
  • チェイサー91
    4.2
    “原発ゼロ”を日本政府が表明したことから、パク・ギムル国連事務総長は、高速増殖炉“もんじゅ”貯蔵のプルトニウムの国連管理を提唱し、常任理事会はこれを承認した。日本の核平和利用という神話は崩壊し、突然、潜在的核武装大国とされたのだ! 同じ頃、航空自衛隊のF15イーグルが戦闘訓練中のミサイル誤射により行方不明に。事故か、武装日本への牽制か――書下ろし国際謀略巨編!
  • 「中国の尻馬」にしがみつく韓国
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    2015年9月3日、韓国の朴槿恵大統領は中国・天安門の壇上にいた。習近平主席と、ロシアのプーチン大統領とともに。軍事同盟を結ぶ米国の反対を振り切り、抗日戦勝70周年記念式典に出席した。 9月19日、日本は安全保障法案を成立させた。米国やアジア諸国とともに、膨張する中国の封じ込めを期すものだ。しかし韓国は、安保法案に中国とともに強い懸念を表明した。 10月16日、オバマ大統領は、南シナ海の軍事基地化を進める中国をともに非難するよう朴大統領に求め、10月27日には南シナ海に駆逐艦を送った。が、韓国は対中批判を避け、洞ヶ峠を決め込んだ。 韓国は中国の「尻馬」にしがみつき、生きることを決意したのだ。そんな中で浮上した「核武装」論。北朝鮮の核保有に備えるためとしつつ、米国の傘に頼れなくなる現実が彼らを追い立てる。 静かに軋み始めた朝鮮半島を眼前に、日本はどうすべきか。戦後70年の安倍談話は、中国の顔色を見ながら「卑日」を繰り返す韓国への決別を表明した。日本は目まぐるしい世界の構造変化を見据え、針路を定める時を迎えた。 日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発。必読のシリーズ第7弾。
  • なぜ私は核武装論をやめたか 【Voice S】
    4.0
    日本のネックは「技術」や「カネ」ではなく、憲法や東京裁判弁護に象徴される「近代法哲学」だと理解したことで、『日本有事』(2016年12月刊行)を最後に核武装のロードマップについて論ずるのをやめた著者。近代国家・国民の大前提として厳然と存在する「近代精神」を理解せず、国内で反近代のどうしようもない低劣な論争を繰り広げている限りは、誰も日本人を「核を国際政治に活かせる手強い集団」とはリスペクトしてくれないと述べる。東日本大震災時の福島第一原発への対応や近隣国での放射能パニック、アメリカの指導者層や米軍の動向も考察しながら日本の核をめぐる論争に問題提起を行う。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2017年12月号の掲載記事を電子化したものです。

    試し読み

    フォロー
  • 日本核武装計画
    完結
    5.0
    全1巻1,430円 (税込)
    「核武装」は唯一の被爆国ゆえの正当なる選択である!今こそタブーなき議論で「日本」を取り戻せ!世界は「核廃絶」など本気で考えてはいない。「核」を持たずして、この国に未来はない。国際常識を熟知した著者が放つ救国の提言!日本の真の独立のために、航空幕僚長が入念に練り上げた「日本核武装20年計画」とは。
  • 日本が核武装化する日 【Voice S】
    -
    1巻100円 (税込)
    日本とアメリカ、中国の三カ国がアジアで競い合う時代が、いよいよ始まった――新しい時代に突入するにあたって、日本人が示すべき決意とは。国際的なジャーナリストがこれまで「タブー」とされていた議論に切り込む。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2013年8月号掲載記事を電子化したものです。

    試し読み

    フォロー
  • 日本人が知らないアメリカの本音
    3.3
    1巻1,300円 (税込)
    アメリカは決して一枚岩ではない。ビンラディン殺害で大きく変わった世界のパワーバランスの真相とは。3・11で見せた「トモダチ作戦」の真意とは何か。悪化しつづけるアメリカの財政問題の正体とそれがもたらすものとは。TPP推進で垣間見えるアメリカ産業界の思惑。アメリカは日本に核武装すら求めているのか。これからのアメリカ経済、政治、軍事の行方がはっきりと理解できる一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 日本は核武装せよ! 被爆三世だから言う
    5.0
    1巻990円 (税込)
    核恫喝には、核の抑止力で対抗するしかない! 「非核による三度目の被爆」という過ちは繰返しませぬから 世界で唯一の被爆国だからこそ、核を持つ正当な権利が日本にはある。 核兵器の恐ろしさを、想像ではなく経験から知っているからだ……。 (著者からのメッセージ) 私は被爆三世だ。先祖代々、広島県で生まれ育ち、私自身も反核・平和教育を十二年以上受け続け、祖父母は広島原爆の被爆者だ。被爆者といえば「反核」であることが当然であるかのような、全体主義的な思想統制がある。 しかし、核兵器についての強い気持ちがあることは共通しているものの、すべて同じではない。祖母は「日本が核を持っていればやられなかった」「皇軍はこの新型爆弾を持ってないから、米軍は使った。日本が持っていたら報復合戦になるから使うはずがない」と言っていた……。
  • 日本は原子爆弾をつくれるのか
    3.0
    日本が核ミサイルを発射するまでいったい何年かかるのか?――日本は世界的にも高度な原子力技術をもっている。また、全国各地の原子力発電所から得られたプルトニウムは、長崎型原爆の5000発分にもなるという。ならば日本はいますぐ原爆をつくれそうに思えるが……。本書は、いま核兵器を開発するためには、どのような技術が要求されるのかを、できるだけ平易に説明するとともに、日本が原爆製造を外国の技術援助なしに一からはじめて、どれぐらいの時間がかかるのかを見通す。日本の原爆開発史、驚異的なマンハッタン計画についても論及した核の入門書である。 ●第1章 放射能と放射線 ●第2章 原子爆弾の構造 ●第3章 日本の原子爆弾開発 ●第4章 兵器級プルトニウム ●第5章 原子爆弾のつくり方 ●第6章 日本の核武装

    試し読み

    フォロー
  • 日本はこうなったら核武装するしかないな ―戦中戦後92年生きて分かったこと
    -
    1巻1,257円 (税込)
    筆者は、1918年に生まれ東京高等商船学校卒業後、海軍予備少尉に任官。1945年の終戦まで海軍の第一線で勤務し、44年に大尉に進級している。大戦中は重要艦船の護衛任務に多数携わり、本書においてキスカ撤収「ケ号作戦」について特別章を設けている。終戦後は海上保安庁、水産庁を経て水産大学に勤務。現在は同大学名誉教授。「新しい歴史教科書をつくる会山口県支部」で会員として20年間過ごすなど、戦後一貫して日本について思考を重ねている。

    試し読み

    フォロー
  • 日本4.0 国家戦略の新しいリアル
    3.9
    内戦を完璧に封じ込めた「1.0」=江戸、 包括的な近代化を達成した「2.0」=明治、 弱点を強みに変えた「3.0」=戦後。 そしていま、日本は自ら戦える国「4.0」に進化する! 世界的戦略家による緊急提言! 日本に核武装はいらない。 必要なのは「先制攻撃能力」と「作戦実行メンタリティ」だ。 [ルトワック語録より] ●日本のチャンスは北朝鮮の非核化が本格的に開始されてからだ。 ●戦争で必要なのは、勝つためになんでもやるということだ。そこにはズルをすることも含まれる。目的は「勝つこと」であり、「ルールを守ること」ではないからだ。 ●見事なパレードを行う軍隊は、ほぼ実戦で役に立たない。無駄なことにコストを使っているからだ。 ●米中の対立の主戦場は、もはや軍事的な領域から、地経学(ジオエコノミックス)的領域に移りつつある。 ●もし日本が本当にリアルな戦略を考えるならば、最優先されるべきは少子化対策だ。
  • 「独り相撲」で転げ落ちた韓国
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    安倍晋三首相の米議会演説は断固阻止。日本の世界遺産登録は挙国反対。 ……韓国の執拗な「終わりなき反日」が続く。 ひとたび韓国メディアの手にかかれば、「桑田佳祐」「村上春樹」は韓国支持? これまで無関心だった日本人もさすがに首をひねる異様ぶりが際立っている。 事あるごとに日本叩きの共闘を迫られる米国も、もはや「韓国疲れ」は深刻。 「対中包囲網」切り崩しを狙う中国も、日本の懐柔に動き、韓国は後回し…。 「中国に従いながら、米国とも関係維持を」―― そんな二股外交に自らが疲れた韓国は、「中立化」の先に「核武装論」を嘯く。 「日本を孤立させる、天才的な朴槿恵外交」―― 褒めそやしてきた保守派もついに「無能」の烙印を押し、MERSの不手際も続く。 国内外で「独り相撲」を繰り広げ、世界を疲れさせ、韓国は土俵を転げ落ちた。 我々は改めて、世界の構図に目を向ける。 もう、雑音に惑わされることなく、自らの進むべき道と進み方を考える時だ。 日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発。 必読のシリーズ最新第6弾。
  • ヒラリー・クリントンの政治外交リーディング 同盟国から見た日本外交の問題点
    -
    日米同盟を破棄しないなら日本の核武装に賛成―北朝鮮に核で脅される日本は見たくない ついに、アメリカ国務長官ヒラリー・クリントン(守護霊)が公開霊言に登場! 中国の覇権主義、北朝鮮の核開発、韓国大統領の竹島上陸について、その本心を語った。 日本にはインディペンデントであってほしい 「中国包囲網」を築くかめのポイント 中東問題について、どう考えているか アメリカ大統領選の見通し 「日本の核武装」と「天皇」について
  • ピンチランナー調書
    3.8
    地球の危機を救うべく「宇宙?」から派遣されたピンチランナー二人組! 「ブリキマン」の核ジャックによる民衆の核武装?……。内ゲバ殺人から右翼大物パトロンの暗躍までを、何もかもを笑いのめし、価値を転倒させる道化の手法を用いて描き、読者に再生への希望と大笑いをもたらす。死を押しつけてくる巨大なものに立向い、核時代の《終末》を拒絶する諷刺と哄笑の痛快純文学長編である。※あとがきのカットは当電子版では掲載しておりません。ご了承ください。
  • 米中抗争の「捨て駒」にされる韓国
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    米国と中国を相手に華麗な二股外交を展開し、両大国を後ろ盾に、日本と北朝鮮を叩く――。 韓国・朴槿恵政権が目論んだ戦略は破綻した。 「北の核」と「南シナ海」をどうするか。 米中が本腰を入れ、手持ちの駒でせめぎ合う。 その狭間で右往左往するしかない韓国は「離米従中」路線を暴走してきた末に 「核武装」「米軍撤退」論で迷走を始めた。 その先に待つのは「捨て駒」にされる運命だ。 日本も他人事ではない。 「オバマ後」の米国がアジアから遠ざかれば極東の覇権を狙う中国と、きな臭い半島と、 直接に対峙することになる。 岐路に立つ日本が自ら道を開くには必死に手筋を読み、打つべき手を打つしかない。 日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第8弾。 「アジア大再編」を読み切る、必読の一冊です。
  • 右であれ左であれ、わが祖国日本
    3.8
    改憲か護憲か、親米か反米か、愛国心は是か非か──。左右イデオロギーの対立軸だけで国家を論じるのは思考停止だ。著者は、日本の過去五百年の歴史をふまえ、二つの独創的な視点で国家を論じようとしている。一つは、日本という国のとりうるかたちは、三つのモデルに集約されるという視点。つまり、信長型の「国際日本」、秀吉型の「大日本」、家康型の「小日本」という三つのモデルで考える国家論を披瀝する。さらに二つ目の視点は、日本は常に、三つの主勢力(中国・ロシア・西洋)との距離のとり方によって国運が左右された、という指摘。そして、この「三つのモデル」と「三つの主勢力」という枠組みから、憲法第九条、集団的自衛権、核武装論、六カ国協議、への対応策を導き出す。著者の専門は文化人類学であるだけに、イデオロギーにとらわれない地政学的発想が新鮮である。まさに、「右翼」も「左翼」も語らなかった独創的な国家論といえる。

    試し読み

    フォロー
  • 闇の世界権力が「完全隷属国家日本」を強く望む理由
    -
    1巻1,960円 (税込)
    ・「このままでは日本は消滅します!わたくしはひじょうに重たい決意を持ってこの情報をお知らせします。闇権力の戦争捏造のカラクリに関わるものです」(中丸) ・特別資料:『ユダヤの人々ーー国際秘密力研究叢書』安江仙弘著より ・いま日本人がぜったい知っておくべき《国際秘密力》の完全シナリオを一挙公開! ・極秘文書「ペンタゴンペーパーズ」は在日米軍撤退を2025年と想定し、その際の日本の選択肢は以下の3つしかないと分析した (1)日本の核武装、(2)日米軍事同盟強化、(3)日本が中国に隷従する ・アメリカは尖閣諸島での紛争を利用して、日本と中国を戦争に導き、両者を戦わせている間に、尖閣諸島の膨大な資源独占を企んでいる ・その計画はジョセフ・ナイの「対日超党派報告書」に示されている ・ロシア前大統領メドベージェフが突如、北方領土の国後島訪問の理由も、天然ガスと膨大なメタンハイドレード ・中国外交部作成の地図では、日本は東西に分断、西は「東海省」、北は「日本自治区」、日本は新たなチベット・新疆ウイグルになる ・アメリカはすでに中国のしもべ同然、中国・アメリカ二カ国だけでG2を構成し、世界覇権の山分けを企んでいる ・中国は尖閣諸島上空を含む防空識別圏(ADIZ)を一方的に宣言、アメリカは日本を無視して、これを黙認した ・中国は戦争に備えてすでにコメの備蓄を開始している ・国連も闇の権力にコントロールされた機関 ・安倍晋三首相の「積極的平和主義」の意味は、アメリカの戦争に加担すること ・麻生太郎副首相は「ナチスの手口」を参考にして日本を「戦争できる国」に変えたい ・「集団的自衛権」とは「アメリカ完全従属路線」のこと ・キッシンジャーの言葉「食糧をコントロールする者が人々を支配し、エネルギーをコントロールする者が国家を支配し、マネーを支配するものが世界を支配する」を忘れてはならない ・泥舟アメリカはTPPで、日本の食糧をコントロールし、日本のマネーとエネルギーを奪うことで世界覇権にしがみつこうとしている ・モンサントは中国経由で日本に大量の遺伝子組み換え大豆をばら撒く ・ISD条項は治外法権そのもの、「国際投資紛争解決センター」は代々アメリカ企業のトップが総裁となる世界銀行の傘下であり、訴えられたら日本は100%負ける ・TPPは日本の国権をアメリカに売り渡すと同じこと ・IAEA(国際原子力機関)はロスチャイルド家につながる核・原子力マフィアそのもの ・日本の原発は核兵器の材料製造工場 ・戦争ビジネス、武器商人ビジネスのマッチポンプにもうこれ以上騙されてはなりません ・「アメリカに巣食う闇権力は、自ら中国との戦端を開いておきながら、途中で日中間の戦争に切り換えるのです。またしてもマッチポンプ方式のシナリオで日本人を地獄に突き落として命を奪いながら金儲けをするつもりなのです!」(中丸) ・「日本周辺には彼らが「サウジアラビアを凌駕する」と分析した石油をはじめメタンハイドレード等のエネルギー資源が大量に存在するのです。アメリカに巣食う闇権力は、恐怖のシナリオでそんな宝の山日本をどうしても我が物としようとしています!」(中丸) ・「そんな闇の権力と呼応する日本の闇の権力が存在するのです。だから日本はこのままでは終わりなのです。真面目に素晴らしい仕事をする日本人とこうした資源が結びつけば日本人は世界を一変させてしまうでしょう。それが逆に日本を奪いにくる彼らの強いモチーフとなるのです!」(中丸)

    試し読み

    フォロー
  • 予言者 梅棹忠夫
    3.7
    戦後の論壇に颯爽と登場し、大胆な変化を次々と予言した梅棹忠夫。 その謦咳に接した著者が、彼の発言を多面的に読みなおし、その予言がいかにして実現していったのか振り返る。 <目次> 【プロローグ 実現した予言と失われた時代】 【第一章 「文明の生態史観」の衝撃】 異例ずくめの「出生作」/日本文化を機能論的に見直す/進歩的知識人からの批判・・・など 【第二章 モンゴルの生態学者】 京都町衆の生まれ/山登りで危うく放校に/京都学派と梅棹をつなぐ線・・・など 【第三章 奇説を語る少壮学者】 『モゴール族探検記』/激しい論争を呼んだ「妻無用論」・・・など 【第四章 豊かな日本という未来】 「ぼくはマルクスの徒です」/数十年後の日本文明を予測する・・・など 【第五章 情報社会論の先駆者】 情報の時代を生物学的に論じる/お布施の原理による経済学・・・など 【第六章 イスラーム圏の動乱を予告する】 「生態史観」は中東から/イスラーム原理主義の「伝染」/近代化とイスラーム・・・など 【第七章 万博と民博のオーガナイザー】 「万国博を考える会」の結成/グローバル時代論の先駆者・・・など 【第八章 文化行政の主導者へ】 文化を「開発」する/田園都市国家構想とその評価・・・など 【第九章 ポスト「戦後」への視線】 梅棹忠夫と司馬遼太郎/核武装の可能性による抑止/日本文明は終わりか・・・など 【第十章 行為と妄想】 見えないなりの知的生産/「あそび」と「学問」/文明史曲線の先にあるもの・・・など 【エピローグ 梅棹忠夫を「裏切る」ために】 思想家としての梅棹/あかるい虚無家/精神のキバ・・・など
  • 横井小楠 日本と世界の「正義」を語る 起死回生の国家戦略
    -
    「朝日新聞もNHKも、中国に不利な報道はしないという密約を結んでいる」 「いま、核武装しなければ、日本はほんとうに植民地となる」 明治維新を成功させた「思想の核」 日本の戦後体制を見直す。 国防の要諦は「核武装」「失われた二十年」への総括を。 「国家の正義」と「世界の正義」 ■ 横井小楠の人物紹介 ■ 維新十傑の一人。儒学者、政治家。熊本藩士ながら、福井藩主・松平春嶽に招かれ、幕政改革や公武合体運動を推進し、維新後の国家構想を提示した。
  • 老人支配国家 日本の危機
    3.8
    本当の脅威は、「コロナ」でも「経済」でも「中国」でもない。 「日本型家族」だ! 核武装から皇室までを語り尽くすトッドの日本論! 磯田道史氏、本郷和人氏とも対談。 若者の生活を犠牲にして老人のコロナ死亡率を抑えた日本だが、社会の存続に重要なのは高齢者の死亡率より出生率だ。 「家族」が日本社会の基礎だが、「家族」の過剰な重視は「非婚化」「少子化」を招き、かえって「家族」を殺す。 (目次) 日本の読者へ――同盟は不可欠でも「米国の危うさ」に注意せよ I 老人支配と日本の危機 1 コロナで犠牲になったのは誰か 2 日本は核を持つべきだ 3 「日本人になりたい外国人」は受け入れよ II アングロサクソンのダイナミクス 4 トランプ以後の世界史を語ろう 5 それでも米国が世界史をリードする 6 それでも私はトランプ再選を望んでいた 7 それでもトランプは歴史的大統領だった III 「ドイツ帝国」と化したEU 8 ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する 9 トッドが読む、ピケティ『21世紀の資本』 IV 「家族」という日本の病 10 「直系家族病」としての少子化(磯田道史氏との対談) 11 トッドが語る、日本の天皇・女性・歴史(本郷和人氏との対談)
  • 私たちはどんな世界を生きているか
    値引きあり
    4.0
    ●第1章 今の世界に至る道 19世紀~1970年 ・日本の戦後レジームからの脱却・グローバル経済へ・極端に分離する階層・身分制と不平等・新自由主義が社会を再組織していく・自由と管理の反転・アメリカにネオナチがいる・ヨーロッパと第一次大戦・国際連盟とILО・第二次大戦とフィラデルフィア・ド・ゴールと移民世代・EUとフランス・ル・ペンの国民戦線・フランス・ファースト・国民の解体と再接着・人権と身分制社会 ●第2章 アメリカの大転換 90年代末~対テロ政策へ ・アメリカという特殊形態・モンロー主義とアメリカの「解放」・『すばらしい新世界』・「例外国家」のスタンダード化・アメリカの標準化とネット・アドレス・アメリカ・バイアス・テクノ支配と一代成金・白人の不満と被害感情・平等と「差別」、「本音」を煽るトランプ・偉大な中国・征服王朝と中国・オランダとイギリスのヘゲモニー・帝国と平和・武器を売るアメリカ・ポスト・トゥルース・人権を求めて・西洋だけでなく世界にも・自由と平等は独り舞台 ●第3章 日本と朝鮮半島 ・米朝会談が不満・こじらせる近隣関係・日本に三権分立はない・問われなかった戦争責任・冷戦後と歴史修正主義・拉致問題と歴史没却の勝利・朝鮮半島ではどう思っていたか・なぜ北朝鮮は核を持つのか?・ベルリンの壁崩壊とドイツ統一・北の自立、南に呑まれないために・対米核武装の成功?・軟着陸のためには・悪い国でいてもらわないと困る・日本敗戦後の朝鮮半島統治 ●第4章 日本の明治一五〇年 ・西洋の世界展開と日本の参入・戦争で認知される・敗戦の世界史的意味・無条件降伏と自発的隷従・正当性の論理・民主制と交渉の主体(外交)・翻訳語をつくる・翻訳する独特の日本・日露戦争から国際連盟へ 逆のドライブ・一世一元制・天皇の権威・「…名において」治める・なぜ元号に固執するのか・時代意識の造形・政治と宗教の区別・義勇兵起源ではない・独自権力になっていく軍部・装置としての天皇制・近代化の流れと逆行していく・戦後のフィラデルフィア宣言・農地改革でつくられた基盤・占領下の改革の受け止め方・西洋的価値は絶対か・冷戦の終わりと市場開放・なぜ「新」自由主義なのか・平成の三〇年で起きたこと・あらゆるものを市場化する・国策としての新自由主義・神道国家派の大攻勢・米軍と一体化する自衛隊・自由の底が抜けている・失われた三〇年で何を失ったか ●第5章 現在の日本と世界のこれから ・西洋的世界の変質・国、政治、経済・民主、平等、自由・連携における自立・人権のない存在、テロリストの発明・フランスとアメリカの歴史否認・日本では民主主義がいらなくなっている・ポイント・オブ・ノーリターン・「身分制のほうがいいんじゃないか」
  • この国を守るための外交戦略
    NEW
    -
    アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか? 「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」――すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はいう。国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは――国際情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。 日本の核武装論は、日米同盟によって日本の国家と国民の安全と繁栄を守っているという、現に成功している政策の枠内で考えねばならない。(中略)北朝鮮、イランのように米国と対立的な核武装もあるが、それは日本が選択すべき道でないことは明らかである。(「核戦略論序説――まえがきに代えて」より)

最近チェックした本