斎藤道三作品一覧

  • 古来稀なる大目付 まむしの末裔1
    続巻入荷
    -
    古稀とは思えぬ若さ、明晰な頭脳と剣の冴え。 新しい大目付の誕生! 常陸の極小藩への誹謗中傷、調べを進めると、隣の藩に由々しき問題が見えてくる。 策謀を重ねる大名家相手に、新任大目付の活躍はいかに。 痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第1弾! 「大目付になれ」──将軍吉宗の突然の下命に、一瞬声を失う松波三郎兵衛正春だった。蝮と綽名された戦国の梟雄斎藤道三の末裔といわれるが、見た目は若くもすでに古稀を過ぎた身である。しかも吉宗は本気で職務を全うしろと。「悪くはないな」──冥土まであと何里の今、三郎兵衛が性根を据え最後の勤めとばかり、大名たちの不正に立ち向かっていく。痛快時代小説の開幕!
  • 織田信長 全5巻合本版
    -
    吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う“うつけ者”。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々から、本能寺の変まで。戦国を駆け抜けた稀代の武将の本質を見事に描き切る。
  • 愛しの焔~ゆめまぼろしのごとく(1)
    完結
    3.0
    時は戦国、明智光秀と織田信長のもうひとつの物語。斎藤道三の元に身を寄せていた光秀は、道三の娘・帰蝶の輿入れを機に信長が居城を構える尾張に潜伏する。光秀と信長の出会いは、やがて互いの運命を大きく変えてゆき――。本能寺が愛憎の炎で燃え上がる、絢爛戦国ラブロマンス!!
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 織田信長
    5.0
    1~89巻1,100~1,320円 (税込)
    「うつけ」と呼ばれた少年時代から、後の秀吉、家康を従え天下布武への道を登りつめるまでを、学習まんがの概念をくつがえす現代的なビジュアルで描き出しました。 総合監修には、キャリア約20年・著作300以上の実績を持つ歴史研究の第一人者、加来耕三先生を迎え、重厚な構成が実現。 乱世に現れた英雄か? 情け容赦のない魔王か? 戦国乱世を駆け抜けた稀代の人物の鮮烈な生きざまを、鮮やかに描き出します!
  • 帰蝶さまがヤバい 1
    4.0
    天文十七年(1548年)、世の中は群雄割拠でみなが天下統一を狙っている。もちろん美濃もそうだ。そんな折、「結婚するわ」と国主・斎藤道三の娘の帰蝶は稲葉山城で父に向かって言い放った。「なぜおまえが決めるのだ」「どうして決めてはいけないのですか?」押し問答の末、帰蝶は結婚相手が尾張の織田三郎信長だと告げる。「いやいや、ご冗談でしょう」侍女の皐月が思わず口を挟む。「でもする」とすかさず返す帰蝶。帰蝶と信長は本当に結ばれるのか──時代を先取りする夫婦魂。新機軸・恋愛歴史小説!
  • 叛鬼<文庫版>
    4.3
    北条早雲、斎藤道三よりも早く下克上を成し、 戦国時代の扉を開いた男がいた。 室町時代末期の関東。主君の横暴により全てを失った長尾景春は、下剋上を成し遂げるため立ち上がる。それを阻むのは、幼き頃より兄と慕った名将・太田道灌。そして景春が誰よりも戦いたくなかった相手だった。逆徒、奸賊、叛鬼。悪名を轟かせる景春を中心に、やがて戦国乱世の扉が開いていく――。 戦国前夜をダイナミックに描いた本格歴史小説! 巻末に著者と本郷和人氏の対談を特別収録。
  • まんがグリム童話 輪姦処刑~1000人の男を姫君ひとりで~
    完結
    4.0
    藤原仲麻呂の娘、東子は「1000人の男と交わる運命」を持った女だった!? 仲麻呂に恨みを持つ男たちに20日以上犯され続けるなか、東子は妖艶に笑みを浮かべる――(輪姦処刑~1000人の男を姫君ひとりで~) 父・斎藤道三を愛する濃姫は、暴君織田信長との政略結婚が我慢できない。しかし、レイプから始まった初夜に気づけば心も体に奪われていく……!(濃姫) 「舐めておくれ、おまえの舌で気持ちよくして」 美貌の処女王卑弥呼は愛し合える恋人を渇望し、自分を慕う奴隷のイザホに声をかける。恋人となったふたりに訪れたのは神罰か、それとも――!?(卑弥呼~悲劇の邪馬台国女王~) 貧しさから親に捨てられた娘は、孤児院で出会った少年とマンホールで暮らし始める。成長したふたりは男たちの性の犠牲となる。1980年代、避妊と堕胎を禁じたルーマニアの悲しい歴史。(奇跡の二人) 波瀾万丈な女たちの感動物語、全4作品収録!
  • 坂口安吾3冊セット 『黒田如水』『織田信長』『堕落論』
    -
    1巻1,320円 (税込)
    昭和初期「無頼派」の代表的作家として活躍した坂口安吾。 数多くの作品を発表した彼の作品の中から、 歴史小説2作、そして戦後の日本人の価値観を変えた名作『堕落論』を 一冊にまとめたお得なセット本が登場。 【収録作品】 ◆黒田如水 戦国時代屈指の知将「黒田如水」。 戦国という壮絶な時代に生きた彼の生き様を、 歴史書を基にした詳細な時代描写で生き生きと描いた作品。 ◆織田信長 天下取りに王手をかけようとする壮年期の信長と松永弾正、斎藤道三の3悪党。特に、信長と松永弾正との間の奇妙な友情ともいうべき関係には、なれあいがなく、理屈ではない男の意気が漂う。一度ではなく、何度も読み返し、著者の信長をはじめとする登場人物への深い洞察を味わいたい作品。 ◆堕落論 人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。 ――混迷した終戦後の社会において、虚飾を捨て、現実をあるがままの姿で受け入れ、人間本来の姿に徹すべきなのである。 人間の本質を鋭く突いた、現代においても、否、今だからこそ読んでおきたい作品。
  • 明智光秀をめぐる武将列伝
    4.0
    2020NHK大河ドラマ「麒麟がくる」をより面白く! 名著『武将列伝』から光秀ほか六人の武将を抜粋した特別編集版。 戦国史上最大の逆臣と言われる明智光秀。 信長に仕えて以降は詳しく伝えられているが、その出自と最期は判然としない。 そこに改めて光を当てたのが海音寺潮五郎。 名著『武将列伝』から光秀自身と、彼に関わる武将の列伝を新たに編んだのが本書である。 斎藤道三、織田信長、 豊臣秀吉、前田利家、明智光秀、黒田如水、徳川家康の七人を収録する。
  • あの方を斬ったの…それがしです
    3.0
    坂本龍馬、真田幸村、武田信玄を討ち取った人物……知っていますか? 誰もが知る日本史の有名人を討ち取ったのは、超マイナーな人物だった! 日本史上、暗殺や討死によって最期を遂げた有名な人物は数多く存在する。 では、その実行犯となったのは、どういった人物だったのだろうか? 一般的には「超マイナー」な名もなきサムライたちの生涯と、歴史を変えた決定的瞬間に迫る。 大河ドラマ『真田丸』を見始めて間もなく、次のような疑問を持ちました。  「あれ、真田幸村って誰に討ち取られたんだろう?」 そこで私は調べてみたんです。すると、すぐにその人物の名前は出てきました。 幸村を討ち取った者、その名は「西尾仁左衛門」。  「だれ~~~~~~!!」 すみません、これが私の最初のリアクションでした。 しかし、「超メジャーな人物を討ち取ったのになぜかマイナー!」だからこそ、一気に興味が湧きました。 さらに調べてみると、多くはないものの史料や伝承がきちんと残っているではありませんか! それが面白い面白い!(はじめに より) <目次>第一章 戦国時代 ・西尾仁左衛門 日ノ本一の兵・真田幸村を討ち取った男 ・安田作兵衛 織田信長を槍で突き、森蘭丸を討ち取った男 ・毛利新介 「海道一の弓取り」今川義元を討ち取った男 ・小牧源太 美濃の蝮・斎藤道三を討ち取った男 ・鳥居三左衛門 「甲斐の虎」武田信玄を狙撃した男    …他 第二章 幕末・明治 ・桂早之助 幕末の英雄・坂本龍馬を暗殺した男 ・有村次左衛門 桜田門外で大老・井伊直弼の首を取った男 ・河上彦斎 幕末の兵学者・佐久間象山を暗殺した男 ・神代直人 日本陸軍の創始者・大村益次郎を襲撃した男 ・島田一郎 明治維新の立役者・大久保利通を暗殺した男 ・コラム 大化の改新    蘇我入鹿を討ったのは、中大兄皇子でも中臣鎌足でもなかった 第三章 鎌倉・室町 ・曽我兵庫 扇谷上杉氏の家宰・太田道灌を謀殺した男 ・公暁 鎌倉幕府3代将軍・源実朝を暗殺した僧侶 ・安積行秀 室町幕府6代将軍・足利義教を斬り伏せた男 ・コラム 日本史の未遂犯
  • あの名将たちの狂気の謎
    値引きあり
    -
    織田信長の命により、妻と嫡男を犠牲にした徳川家康。叔父の陰謀のため、弟を殺さざるを得なかった独眼竜・正宗。美濃の梟雄、斎藤道三の息の根をとめた長子・義竜……本来なら愛すべき家族を自らの手にかけた者ばかり。一族を守るため、権力を保持するため… その目的を達するために狂気ともいえる決断、行動にでた男たちの苦悩と悲哀がひしひしと伝わってきます!
  • 異変助太刀記
    -
    下野国の家老と奥役の争いが引き起こした「異変助太刀記」、塚原卜伝の逸話「一の太刀」、赤穂藩主の世襲問題に端を発した仇討ち「乱闘・高野街道」、安南国へ旅をした船の乗組員の記「異説おらんだ文」、天正遣欧少年使節・中浦ジュリアンの生涯「美しい日本の少年」、美濃の蝮の奸計と出世「斎藤道三残虐譚」、浪士組結成以前の若き日々「清河八郎」。代表作「眠狂四郎」の連載開始と同時期に書かれた柴錬初期の鮮烈な時代小説集。
  • 宇喜多直家 秀吉が恐れた希代の謀将
    4.0
    斎藤道三、松永久秀と並び戦国の梟雄と称される宇喜多直家。子の秀家は、後に秀吉に寵され西国を代表する大名に成長する。その礎を築いたのが直家であった。本書は、信長の中国攻めの先鋒であった秀吉も恐れたという希代の謀将の、数奇な生涯を綴る長編小説である。備前国の守護代・浦上氏の重臣であった祖父・能家は、主家をよく守り立てる篤志家であったが、同僚の突然の裏切りによって、一家は離散の憂き目に遭う。死を前にした祖父に、不甲斐ない父に代わってお家再興を託された直家。追及の手を逃れるため、彼は備前福岡の地で不遇の少年時代を強いられるが、やがて、生母の執り成しで再び浦上家に仕えることになった。初陣で功を成し、念願のお家再興を果たした直家は、以後、権謀術数を弄して備前・美作の諸将を倒し、主家をも追放して山陽の要衝の地を制するのである。不遇の身から一代で大名に伸し上がった男の本懐を、人間味溢れる筆致で描く力作。
  • 大御所の後継者問題
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【なぜ家康は三男を跡継ぎにしたのか】 日本の九割近い企業は、後継者を身内(息子・娘婿・弟など親族)から選ぶ。 できの悪い跡継ぎを「不肖の息子」などというが、彼らの場合、父や役員の評価は、ことのほか先代に比べてからくなる。 たとえば、大学院を出て、しかるべき企業や銀行で経営を学んできたとすると、 「うちは、そんな大企業ではないから、もっと現場を……」といわれ、では、大学卒業とともに入社したとすると、「世間を知らない青二才」とくる。 問題はいかにして、こうした周囲の厳しい評価の目をかいくぐり、名経営者となるか、である。 多くのジュニアは、実に、内心やる気があることに感動させられることが少なくない。 が、半面、ほとんどの人が陥っているのは、経営や「承継」といったものを、まるで歴史小説を読むかのように、理解しようとしている点である。 経営は、歴史小説のようにはいかない。なぜならば、飛躍するドラマが日常生活の中にはないからだ。 日々厳しい現実を一生懸命に生きて、企業の生き残りを図るトップに、感動の名場面などはそうそう現れるものではない。それらは後世の人の評価にすぎない。 この日々の努力は、戦国時代であっても、現代となんら変わることはなかった。 本書は、後継者問題に成功したケースから失敗したケースまで、戦国大名家の事例を検証分析した。 歴史をひもとけば、二代にわたって「承継」をみごとに成功させた組織もあれば、父親が原因であるがゆえに萎縮してすべてを失った後継者もいた。 本書を読めば、真に一流のリーダーは、自らの出処進退のうち、とくに辞める時期を誤らなかったことがよくわかる。 従来の歴史ファンのみならず、後継者問題に悩む現代の企業経営者もぜひ手に取っていただき、参考にしてほしい一冊である。 〈本書の内容〉 ■第一章 先代の業績を堅実に受け継いだ承継者 〈一〉徳川家康→秀忠 〈二〉織田信長→蒲生氏郷 〈三〉黒田官兵衛→長政 〈四〉前田利家→利長→利常 〈五〉九鬼嘉隆→守隆 〈六〉細川忠興→忠利→光尚 ■第二章 先代を超えて飛翔した後継者 〈一〉織田信秀→信長 〈二〉龍造寺隆信→鍋島直茂 〈三〉真田幸隆→昌幸 〈四〉武田旧臣→井伊直政 〈五〉戸次道雪・高橋紹運→立花宗茂 〈六〉柳生宗厳→宗矩 ■第三章 先代を超えられなかった後継者 〈一〉上杉謙信→景勝 〈二〉斎藤道三→義龍 〈三〉毛利元就→輝元 〈四〉長宗我部元親→盛親 〈五〉豊臣秀吉→秀頼 ■第四章 一族の衰退を招いた後継者 〈一〉武田信玄→勝頼 〈二〉朝倉教景→義景 〈三〉浅井久政→長政 〈四〉本多正信→正純 〈五〉加藤嘉明→明成 〈プロフィール〉 加来耕三 1958年、大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。奈良大学文学部研究員生活を経て、1983年より歴史的に正しく評価されていない人物・組織の復権をテーマに著作活動に入る。現在は大学・企業の講師をつとめながら、歴史家・作家として独自の史観にもとづく著作活動や講演をおこなっている。また、著作・講演のかたわら専門知識を駆使し、テレビ・ラジオ番組の監修や時代考証を手がけ、番組出演も多数。現在放映中の番組にBS11『偉人・素顔の履歴書』、BS-TBS『関口宏の一番新しい中世史』がある。近著に『家康の天下取り 関ヶ原、勝敗を分けたもの』『明治維新の理念をカタチにした 前島密の構想力』(以上、つちや書店)、『日本史を変えた偉人たち 3秒で相手を動かす技術』(PHP研究所)、『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』(日経BP)、『幕末維新の師弟学 出会いが生んだ近代日本』(淡交社)、『日本史に学ぶ リーダーが嫌になった時に読む本』(クロスメディア・パブリッシング)、『成功と滅亡 乱世の人物日本史』『武道家の金言』(以上、さくら舎)、『紙幣の日本史』(KADOKAWA)、など多数。

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  • 織田信長《合本》(電子復刻版)
    -
    尾張・那古野城主信秀の嫡子として戦国の世に生を享けた、古今独歩の英雄織田信長は、幼名を吉法師といい、その異様な衣裳と奇異な行動ゆえに、大うつけ殿と仇名された。十五歳にして梟雄斎藤道三の娘濃姫と祝言をあげ、父の死去により家督を相続したのは十八歳のときだった。守護斯波義統(しばよしむね)を討って清州城を手にした信長を襲った最初の試練は、京を目指し西上する今川義元の大軍であった。歴史大作。

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  • 織田信長(1) 無門三略の巻
    4.3
    吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う"うつけ者"。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々。
  • 織田信長と梟雄たちの宴
    完結
    -
    全1巻576円 (税込)
    戦国乱世を生き抜く術――それは、謀略と悪逆の限りを尽くし、下克上の権化と化すことのみ。尾張の麒麟・織田上総介信長に美濃の蝮・斎藤道三と平蜘蛛・松永久秀が挑む。
  • 男の隠れ家 特別編集 時空旅人別冊 明智光秀 反逆の虚像と実像
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    大河ドラマの主人公 運命の11日天下の真実とは? 目次 【巻頭特集】大河ドラマ「麒麟がくる」混迷の時代を生きた戦国武将 明智光秀の謎の生涯とは? Special Interview 長谷川 博己[明智光秀役]  門脇 麦[駒役]  本木雅弘[斎藤道三役] 脚本家・池端俊策が語る『麒麟がくる』 運命の11日天下の真実とは? 明智光秀 反逆の虚像と実像 【序章】天正十年正月 光秀に何があったのか? 【徹底図解】怒濤の11日間 【現地ルポルタージュ】没後の光秀 第一章 数奇な運命に引き寄せられた信長との出会い  天文年間?(1532~1555)斎藤道三と朝倉義景、二人の大名  永禄8年 (1565)永禄の変と足利義輝の死  永禄12年 (1569)本圀寺の変 義昭を守るべく光秀、鉄砲で奮闘せり  元亀元年 (1570)金ヶ崎の戦い、戦国史上有名な撤退戦の殿軍を務める  元亀2年 (1571)比叡山焼き討ち 光秀の覚悟と武将としての残酷さ  天正3年 (1575)丹波攻略で織田家随一の武将にのし上がる  天正9年~天正10年 (1581~1582)馬揃えの大役を任され、信長直属軍団として甲州へ出陣 コラム 明智光秀家中軍法を紐解く 第二章 本能寺の変までの推移 決断の時、迫る  天正10年(1582)五月二七日愛宕神社で謀反を決意したのか?  五月二九日 夕刻 丹波亀山城より偽りの出陣  六月一日 深夜 闇夜の行軍、光秀の胸中は如何に?  六月二日 午前四時 本能寺の変1 本能寺と信長、暁天に燃ゆ  六月二日 午前八時 本能寺の変2 二条新御所でなぜ、信忠は逃げなかったのか? コラム ifの物語1 もし、信長が生き延びていたら  城から読み解く光秀の手腕 第三章 天下人・光秀と狂い始めた歯車  六月二日 信長・信忠父子を消し去った光秀の心の揺らぎ  六月二日 午後二時 光秀軍はなぜ瀬田川で足止めされたか?  六月三日~四日 秀吉、備中高松城で信長の死を知る  六月五日 安土城天主から望む天下人の景色  六月七日~八日 再度の入京、朝廷工作に心を砕く  六月九日 運命を左右した細川藤孝・忠興父子の決断 コラム ifの物語2 もし、光秀が堺方面に向かっていたら 第四章 光秀と秀吉、運命の激突  六月十日 筒井順慶、おまえもか……失意のなかの秀吉接近の知らせ  六月十一日 中国大返し、完了 ついに“天王山”を迎える両雄  六月十二日 円明寺川を挟んで対峙、決戦の時迫る  六月十三日 天下分け目の天王山、山崎の戦い ─山崎合戦図屏風─  激戦 ─戦いの推移を紐解く─  六月十三日 深夜 儚く散った天下人の夢 光秀の最期  六月十四~十五日 堀秀政の坂本城攻め 秀満、無念の自害 コラム ifの物語3 もし、光秀が秀吉に勝利していたら 時空旅人SELECT SHOP 奥付 裏表紙

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  • 女軍師濃姫 徳川信康殺人事件。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 徳川信康は徳川家康の長男である。母親は今川義元の姪の築山殿。 織田信長が桶狭間の戦で今川義元を討ち取った後、家康は信長と同盟を結び、信長の天下統一に協力した。家康は実力をつけ、領土を拡大した。 信康は家康から松平(徳川)一族の本拠地岡崎城を譲られて城主となり、岡崎三郎信康と呼ばれた。 勇猛果敢な若武者として知られたが、天正七年(1579)九月十五日、父家康の命により切腹して果てた。享年二十一歳。 築山殿は今川家を裏切った家康を許せず、家康の宿敵武田家に内通し、武田軍団の力で家康を倒そうとした。 信康の正妻は織田信長の娘五徳である。五徳は築山殿の陰謀を知り、父の信長に手紙を書いて知らせた。 信長は驚き、正室の濃姫に相談した。濃姫は美濃の蝮斎藤道三の娘で、軍師の才能がある。濃姫は自ら岡崎に出向いて真相を探った。 女軍師濃姫は、真相に辿りつくことができたのか?なぜ信長は岡崎信康に切腹を命じたのか?なぜ家康は唯々諾々と信長の命令に従ったのか? 【目次】 安土城の客 織田・徳川同盟 五徳の手紙 暴虐の若殿 鬼女の血筋 黄昏の恋 信長の来訪 鬼の半蔵 置き去り 父の復讐 信康切腹
  • 女軍師濃姫の智謀 私説信長公記元亀騒乱信長危機一髪。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 永禄十一年(1568)十月、織田信長は室町幕府十五代将軍足利義昭を奉じて上洛した。 すでに信長は尾張・美濃・北伊勢を掌握し、天下統一の野望を抱き始めていた。将軍義昭を利用して、天下を取るつもりである。 しかし、将軍義昭は信長の傀儡に収まらず、しだいに信長との対立を深めた。 元亀元年(1570)四月、信長は越前平定のため出陣した。義昭は越前の朝倉氏と近江の浅井氏に信長討伐の御内書を送った。 朝倉と浅井に挟み撃ちされ、信長は九死に一生を得て、京から岐阜に戻った。 しかし、義昭は信長攻撃の手を緩めず、石山本願寺や比叡山延暦寺、甲斐の武田氏、中国の毛利氏と結んで、信長包囲網を形成した。 信長の正室濃姫は父斎藤道三譲りの智謀をめぐらし、信長包囲網を突き破る。 信長と濃姫は元亀騒乱の危機を乗り越えることができるのか? 【目次】 越前出陣 小豆の袋 九死一生 姉川出陣 女軍師 鬼女の女房 信玄上洛 義昭挙兵 小谷攻め お市御寮人 小谷落城 敦盛
  • 隠密姫~信長と光秀に愛された乙女~
    完結
    4.8
    全1巻550円 (税込)
    時は戦国、美濃の領主斎藤道三の娘・濃姫は父の命令で尾張の織田信長の元に嫁ぐことに。従順な妻を演じる濃姫だったが信長には言えないもう一つの裏の顔があった…!?
  • 隠密姫~信長と光秀に愛された乙女~ 【分冊版】(1)
    完結
    5.0
    全6巻110円 (税込)
    時は戦国、美濃の領主斎藤道三の娘・濃姫は父の命令で尾張の織田信長の元に嫁ぐことに。従順な妻を演じる濃姫だったが信長には言えないもう一つの裏の顔があった…!?第1話~第3話を収録。
  • 帰る日まで
    4.3
    戦乱の世――男として生を享けながら、父である斎藤道三によって姫として育てられた帰蝶は十五歳。父の命令で『うつけ殿』と名高い尾張領主、織田信長のもとに輿入れすることになった。己の運命を変えるために、ある決意を胸に秘めて信長との初夜に臨んだ帰蝶だが、驚くべき事実が明らかになって……!? コバルト読者大賞を受賞した表題作のほかに続編である『彷徨夜』『夜見る焔』を収録。【目次】帰る日まで/彷徨夜/夜見る焔/あとがき
  • 学校で教えない 日本史人物ホントの評価
    -
    映画やドラマ、漫画に登場する日本史の人物たち。その姿はスーパースターだったり偉人だったりするが、史実を細かくひも解いたら実はそれほど活躍していなかったり、むしろ評判が芳しくなかったりする人物も。反対に、暴君や無能のレッテルを貼られているイメージの人物が、別の角度から見ると実は高評価されていたりすることも。 そんな人物の実像を改めて見つめ直せば、教科書にない“日本史”が見えてくる! ■目次例 <PARRT1>大河ドラマの主人公「明智光秀」 その真の人物像 ・織田信長と似たもの同士だった!? 明智光秀の立身出世 ・本能寺の変の新解釈! 史料の発見で脚光を浴びる「四国説」 ・丹波領主として善政を敷いた!? 地元では今も称えられる光秀 <PARRT2>有名なのに、一般的な評価に疑問が残る人物 ・斎藤道三の下克上は親子2代で成し遂げられた!? ・“義将”こと上杉謙信は私利私欲と無縁ではなかった!? ・速やかに新時代へ移行させた? 徳川慶喜の“敵前逃亡” ・坂本龍馬は「維新回天」の立役者ではなかった!? <PARRT3>世間のイメージとは、別の一面を持つ人物 ・恐れられるほどの人格でも、足利義政は有能な政治家だった!? ・領国を失った今川氏真は、内政に熱心で文武両道だった!? ・老人を集団暴行!? 巌流島の決闘での宮本武蔵が取った行動 ・評価が悪いのは政敵のせい? 経済改革を断行した田沼意次 <PARRT4>トップとはタイプが異なる、No.2の人物 ・親子同然の絆で結ばれた? 細川頼之と足利義満 ・東大寺の放火は冤罪? “梟雄”松永久秀の真実 ・“米”にたとえられた? 万能の武将・丹羽長秀 ・謀反人でありながら、家康に“友”と呼ばれた本多正信 <PARRT5>いまひとつ知名度は高くないが、重要な人物 ・織田信長の政策を先取り! 畿内を制覇した三好長慶 ・大坂の陣のもう1人の主役! 毛利勝永が見せた武勇 ・工業立国・日本の原点? 小栗忠順が残した横須賀造船所 ・坂本龍馬ではない! 「薩長同盟」の真の立役者・小松帯刀 <PARRT6>全国ではイマイチでも、地方では知名度抜群の人物 ・関連の地は100カ以上! 北海道に残る松浦武四郎の足跡 ・海なし県が生んだ海軍の先駆者 先見の明にあふれた赤松小三郎
  • 岐山の蝶
    4.0
    「美濃の蝮」の異名で恐れられた斎藤道三の娘・帰蝶は、密かに従兄・明智光秀に好意を寄せていた。しかし、隣国である尾張との衝突を避けるため、織田信長との縁談が進められることに。故郷に心を残しつつ嫁いだ帰蝶、信長、そして光秀……それぞれの運命は複雑に絡みあい、「本能寺の変」へと繋がっていく──。史実を大胆に換骨奪胎し、強く、そして美しく生き抜いた女性を鮮やかに描く時代小説。
  • 侠気の相場師 マムシの本忠 吉原軍団が行く
    5.0
    戦後の商品先物業界で「マムシの本忠」と恐れられた本田忠―― 小豆、大豆、生糸、乾繭など数々の仕手戦を演じ、全国長者番付で稼ぎ頭になったかと思うと、翌年は巨損を抱え、有史以来の税金還付を受けるなど浮沈極まりない相場師人生を歩む。桑名筋・板崎喜内人、静岡筋・栗田嘉記、勝馬筋「ヤマケン」、寺町博、帯広筋・鈴木樹、昇純一、伊賀の忍者…など戦後商品先物史を彩る名うての相場師たちと、ある時は連合し、ある時は敵対した。「市場の華」と称されたかと思うと、マムシのように忌み嫌われた。 本田忠は相場師であると同時にM&A(企業買収)にも奔走した。長崎で産声を上げた吉原商品を率いてわずか数年で全国のシェア20%を誇る「吉原軍団」を築き上げた辣腕経営者でもある。「マムシの道三」と呼ばれた戦国の武将斎藤道三は次々と領土を広げ、部下たちに分け与えながら、天下をうかがった。先物戦国時代の道三に擬せられて「マムシの本忠」と名付けられた。83歳の今も相場を張り続ける。この本には老いを知らない「マムシの本忠」のすべてがむき出しにされている。
  • くちばみ
    3.7
    血で骨を洗う斎藤道三「父子の相克」一代記。  古く蝮を「くちばみ」と呼んだ。鋭い毒牙を持つその長虫は、親の腹を食い破って生まれてくるという――。  時は戦国、下剋上の世。「美濃の蝮」と畏れられた乱世の巨魁・斎藤道三は、京の荒ら屋で生を受けるも、母に見捨てられ、油を舐めて命を繋いでいた。油売りを生業にどん底から這い上がった父子は、いつしか国盗りという途轍もない野望を抱くようになる。狙うは天下の要・美濃国。父に続き美濃入りした道三は、守護・土岐頼芸を籠絡し、側室・深芳野と密かに心を通わせる。一方で、父の歪んだ支配欲に苛立ち、血の呪縛から逃れようと毒殺を夢想するようになる。政敵を次々に抹殺し、遂に主君頼芸を追放し、名実ともに国主となった道三。ところがその頃、長男義龍の胸中には、父への嫉妬と憎悪が渦巻いていた・・・。  本作品は、下剋上を成し遂げながらも実子に殺される道三の生涯を、三代にわたる「父子の相克」をテーマに活写する新感覚時代小説。「暴力と情愛」の筆運びはますます磨かれ、「悪の爽快感」に溢れる物語世界は圧巻! まさに花村時代小説の到達点と言える作品です。
  • 国盗り物語(一)
    4.4
    世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「知恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を〈国盗り〉の拠点と定めた! 戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語の緒編。
  • 国盗り物語(一~四) 合本版
    5.0
    世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「知恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を〈国盗り〉の拠点と定めた! 戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語。 ※当電子版は『国盗り物語』(一)~(四)の全四巻をまとめた合本版です。
  • 斎藤道三
    -
    蝮と言われ、梟雄と呼ばれる戦国の怪物斎藤道三。彼はまさしく国を盗った。一介の素牢人が油売りから身を立てて、ついには美濃一国の主に成り上がったのだ。その智謀と武略、非情ともいえる自在な権謀術数は、さすがの戦国時代においても群を抜いていたといえよう。この一代の傑物の生涯を克明に描く好著。
  • 斎藤道三 信長が畏れた戦国の梟雄
    -
    「こやつの頭の回転の速さはどうだ。それに、この尋常でない腹の据わりようは……大たわけどころか、きっと何かをやりおるぞ」道三はいち早く娘婿・信長の器量を見抜いていた――。一介の油売りから、度胸と才覚だけで美濃一国を支配するまでになった斎藤道三。蝮(まむし)と呼ばれ畏怖された戦国武将を、これまでにない解釈と練達の筆でよみがえらせた傑作歴史小説。
  • 斎藤義龍に生まれ変わったので、織田信長に国譲りして長生きするのを目指します!
    4.5
    過労死した主人公(37歳・医師)は、戦国時代の武将、斎藤義龍として生まれ変わった。美濃の戦国武将「マムシ」こと斎藤道三の息子にして、織田信長の初期のライバルとして知られる人物だが、史実では33歳で早世している。せっかく転生したのに、また早死にするなんて耐えられない。義龍は、悠々自適な長生き生活を目指して信長に国を譲ることを目標に定め、行動を開始するが――。 第6回ネット小説大賞を受賞した歴史転生巨編がついに登場! 今年の大河ドラマ『麒麟がくる』で活躍中の武将たちも続々登場する、注目の一作です!
  • 坂口安吾歴史小説集
    -
    坂口安吾の真髄とも言える歴史小説の傑作を一挙収録した電子版ならではの坂口安吾全集です。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、斎藤道三、直江兼続、黒田如水、鉄砲伝来からキリシタン大名、島原の乱まで、安吾独自の視点で歴史を活写。 ■収録内容 信長 織田信長 エライ狂人の話 真書太閤記 狂人遺書 我鬼 家康 梟雄 二流の人 黒田如水 直江山城守 鉄砲 小西行長 イノチガケ 島原一揆異聞 島原の乱雑記 道鏡
  • 小学館版 学習まんが人物館 織田信長
    4.0
    戦国の時代をかけぬけた尾張の風雲児。 小学生に大好評の【学習まんが 人物館】シリーズ、戦国武将の代表格・織田信長の伝記まんがです。 豊臣秀吉・徳川家康とあわせて、「戦国の三大武将」と呼ばれる織田信長。16歳にして、父・信秀のあとを継ぎ、尾張(現在の愛知県)の大名となりますが、その破天荒なふるまいから、「尾張の大うつけ(大ばか者)」と呼ばれてしまいます。でもそれは、戦国の世を生き抜くための、信長の策略だったのです。美濃(今の岐阜県)の斎藤道三、駿河(今の静岡県)の今川義元、甲斐(今の山梨県)の武田信玄等々、名だたる戦国大名達の中で、信長は着実に力をつけてのし上がっていきます。有名な「桶狭間の戦い」「長篠の戦い」では、誰もがびっくりするような作戦で、見事に勝利をおさめるのです。 また信長は、それまでの城とはちがって、大きな「天主(天守閣)」をそなえた安土城を築いたり、鉄板をはりめぐらせた軍艦を造ったり、外国の宗教(キリスト教)を認めたり、それまでの常識では考えられないことを次々に行います。 新しいことにどんどん取り組み、天下統一まであと一歩というところまでのぼりつめた織田信長の一生。必読です。 【ご注意】※この作品は一部カラ―です。 この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 真説「日本武将列伝」
    3.6
    直江兼続から高杉晋作まで、58武将の実像! 戦国時代を見よ! まず謎めいた北条早雲があらわれた。織田信長がいた、明智光秀がいた、武田信玄がいた、上杉謙信がいた、直江兼続もいた。 江戸時代はどうだ。松平忠直がいた、天草四郎時貞がいた、大石内蔵助もいた。大塩平八郎がいた、そして幕末には高杉晋作や坂本龍馬などがあらわれたではないか。 綺羅(きら)星のごとくあらわれた、英雄、梟雄(きょうゆう)、軍師たちには「歴史の段階的発展理論」など関係ない。運命にのぞみ、人間くさく立ち振る舞い、闘い、倒れ、そして日本の歴史を燦然と輝かせた。その魅力を、『逆説の日本史』の著者が、異色の武将列伝として描き出した。 目次 北条早雲-五十六歳から戦国大名に 斎藤道三-修正されたスーパースター像 松永久秀-中年をすぎて登場した梟雄 北条氏康-郡雄割拠の関東を制圧 武田信玄-最強軍団の意外な弱点 柴田勝家-鬼柴田とよばれた猛将 生駒親正-豊臣政権の「監査役」的老将 明智光秀-なぜ本能寺の変を起こしたか 石川数正-ヘッドハンティングされた武将 上杉謙信-天下を取らない正義漢 ほか

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  • 真説・信長十二人衆 蜂須賀小六編
    -
    蜂須賀小六編を電子書籍化。美濃国の斎藤道三に仕えれば、道三が討死。尾張国の岩倉城主・織田信賢に奉公すれば、織田信長に落城される。信長の従妹であり、犬山城城主の織田信清に仕えれば織田信長にまたしても落城されるといったように・・・蜂須賀小六が秀吉に仕える以前の話から解説している。 ※impress QuickBooksシリーズは出版社のインプレスが、「スマホで読むための電子書籍」として企画しています。

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  • 信長公記―戦国覇者の一級史料
    4.3
    織田信長の生涯を側近が著述した『信長公記』。父親の葬儀で仏前に抹香を投げつける場面、岳父である斎藤道三との初会見ほか、小説などで描かれる挿話の数々は、この軍記が土台となっている。第一級の史料とされるが、実際には何がどう書かれているのか。現存する『信長公記』諸本を調査した著者が、「桶狭間の戦い」「信長の居城」「並みいる重臣」「本能寺の変」など28のトピックに整理して解説、その全容を明かす。
  • 新編武将小説集 かく戦い、かく死す
    3.3
    立身のためには自分の妻さえ売り、主君を平然と裏切った道三。残虐極まる行為を異様な執念で積み重ね、ついに戦国の雄となった男の生きざまを鮮やかに切り取る「斎藤道三」、上杉景勝が放った忍者・才蔵と、秀吉を主君と仰ぐ佐助が、天下を覆す策謀をめぐらす「明智光秀」など、戦国を思うがままに生きた侍たちの物語を独自の面白さで描く。
  • 時空旅人別冊 ルイス・フロイスが見た明智光秀
    -
    『日本史』を書き残した外国人宣教師 AD 目次 【序幕】キリスト教と戦国日本の出会い 人間・明智光秀とは? 【第一章】フロイスと光秀、それぞれの歩み  ルイス・フロイス編なぜ、『日本史』を書き残したのか?  ルイス・フロイス誕生宣教師への道  フロイス上洛を果たすも将軍・足利義輝、壮絶に死す  フロイス再度の上洛織田信長との初対面を果たす  二条城の建築現場にて初めて言葉を交わした信長とフロイス  仏教僧とキリシタンの舌戦が勃発日乗対ロレンソ  信長の本拠地へ招かれたフロイス岐阜城での公式会見に臨む  COLUMN フロイスたちが日本に持ってきたモノ  明智光秀編前半生の新事実が明らかに  斎藤道三と朝倉義景、二人の大名  永禄の変と光秀の転機  本圀寺の変義昭を守るべく光秀、鉄砲で奮闘せり  金ヶ崎の戦い、戦国史上有名な撤退戦の殿軍を務める  比叡山焼き討ち光秀の覚悟と武将としての残酷さ  丹波攻略で織田家随一の武将にのし上がる  馬揃えの大役を任され、信長直属軍団として甲州へ出陣  COLUMN フロイスが見た戦国日本の意外な姿 【第二章】本能寺の変と光秀の最期  <序>新たな時代の到来を告げた天下人の象徴安土城が完成する  愛宕神社で謀反を決意したのか?  丹波亀山城より偽りの出陣  闇夜の行軍、光秀の胸中は如何に?  本能寺と信長、暁天に燃ゆ  二条新御所でなぜ、信忠は逃げなかったのか?  儚く散った天下人の夢光秀の最期 本能寺の変と覇王の死その足跡を訪ねる フロイスが見た信長亡き後の日本秀吉による天下統一と迫害 【第三章】ルイス・フロイスが見た戦国武将 関ヶ原の戦いとキリスト教 時空旅人SELECT SHOP サンエイ新書告知 時空旅人告知 奥付 裏表紙

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  • 人物比較でわかる日本史
    3.5
    歴史の本当の面白さと日本史理解の秘訣は、時代を超えて繋がる人物たちの意外な接点にあった! 後醍醐天皇×織田信長、空海×津田梅子、太田道灌×真田幸村――誰もが知る有名人から、ナンバー2や裏方を担った人物まで、様々な事績やエピソードとともに、現代社会にも通じる思想や教訓を紹介。学び直しにも最適! 2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」時代考証者による、新しい日本史講義。 第 1 章 新時代の幕を開けた人物から学ぶ 1  国盗りの極意は『孫子』にあり 【北条早雲・斎藤道三】 2  革命児の発想が歴史をくつがえす【後醍醐天皇・織田信長】 3  古代 2 つのクーデターの謎 【継体天皇・天智天皇】 4  2 人の明暗を分けたものは何か 【西郷隆盛・大久保利通】 第 2 章 たった 1 人で時代を変えた人物から学ぶ 1  語り継がれる英雄伝説の虚と実 【坂上田村麻呂・源義経】 2  外圧を防いだ小国日本のプライド 【聖徳太子・北条時宗】 3  経済力を握った者が勝つ 【藤原秀衡・平清盛】 4  カリスマ性と人心掌握による統治 【武田信玄・上杉謙信】 第 3 章 組織力で時代を変えた人物から学ぶ 1  民衆のエネルギーを軍制に取り込む 【楠木正成・高杉晋作】 2  新時代のシステムづくり 【足利尊氏・豊臣秀吉】 3  議会制民主主義への胎動 【板垣退助・尾崎行雄】 4  教団の団結力の強さ 【ザビエル・本願寺顕如】 ほか、全12章96人
  • すごい ヤバい 戦国武将図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すごいとヤバいで戦国武将の生き様がまるわかり! 戦国の世を駆けぬけた武将たちのすごい経歴、数々のヤバいエピソードを彼らの特徴をとらえたイラストを交えてわかりやすく解説。 人間味があふれる逸話から耳を疑うようなとんでもないエピソードまで歴史に名を残す武将たちの個性を あますところなく色濃く紹介、豆知識も満載です! 楽しい歴史読み物としてはもちろん、日本史と戦国武将の世界により深く興味が湧いてくる一冊です。 【はじめに】 「ヤバい」という言葉は、もともとは「危ない」という意味で否定的に使われていましたが、 現代では肯定的な意味でも使われています。 良い意味でも悪い意味でも危ないということなら、戦国武将ほど「ヤバい」人物は、ほかにいないと言っていいでしょう。 戦国武将は、土地を治める領主であり、主君として家臣に命令をする立場にありました。 しかし、中国の皇帝のような専制君主ではありませんでしたから、命令したからといって、 必ずしも家臣が素直に聞くとは限らなかったのです。 命令を聞かないからといってすぐに殺してしまうような本当に危険な主君であれば、家臣の心が離れ、 万が一敵に攻められた時ときには裏切られてしまったことでしょう。 とはいえ、命い令を聞かないことを黙く認する惰弱な主君であれば、いずれ家臣に謀反をおこされたにちがいありません。 厳格ではありつつも思いやりのあるという二面性をもった武将でなければ、戦国の乱世 を生き抜くことはできなかったはずです。 江戸時代になると、戦国武将の「すごい」あるいは「ヤバい」言動や行動が書物として読まれるようになりました。 当時の武士からしても、戦国武将の生き様は参考になったからです。本書で紹介しているのは、そのように少しぶっ飛んだ戦国武将です。 もちろん、戦国武将にまつわる話がすべて史実とは限りません。ただ、成功した話だけでなく失敗した話も伝えられてきたということは、 それだけ戦国武将が愛されてきた証拠といえるのではないでしょうか。 小和田泰経 【もくじ】 1章 英雄だって人間だ! 三英傑は残念エピソードの宝庫 織田信長/豊臣秀吉/徳川家康 2章 あの人ともやらかしていた! 意外に残念な人気武将たち 上杉謙信/石田三成/伊達政宗/斎藤道三/明智光秀/毛利元就 3章 暴れん坊からヘタレまで 東日本の大名・武将たち 本田忠勝/水野勝成/井伊直政/小山田信茂/直江兼続/織田長益 福島正則/織田信雄/斎藤龍興/小田氏治/森永可/本田忠朝 4章 ハチャメチャな逸話がいっぱい 西日本の大名・武将 松永久秀/大友宗麟/小早川秀秋/竜造寺隆信/荒木村重/細川忠興 細川政元/島津忠恒/大内義隆/薄田兼相 コラム じつはヤバくない武将たち1:織田信長を苦しめた武将たち じつはヤバくない武将たち2:親の威光に苦しんだ跡取り息子たち ちょっとヤバい武将たち1:しっかりしていなかった室町将軍 ちょっとヤバい武将たち2:謀反、裏切り何でもアリ!の武将たち
  • 戦国下克上の新常識
    -
    1巻1,100円 (税込)
    戦国史に残る下克上を果たした乱世の梟雄たちの伝説! <p>【戦国史上最も裏切られた武将・織田信長】 信長ほど裏切られた戦国武将はいなかった!? 生涯数十の裏切りにあった信長の裏切りの歴史を紐解く! <p>【秀吉と家康 裏切りの天下取り】 織田家を簒奪した秀吉 豊臣家を滅ぼした家康 秀吉と家康の裏切りの天下取りのすべて!!<p>【大内・尼子・毛利 三つ巴の謀略戦】 毛利元就・尼子経久・大内義隆…稀代の梟雄たち三つ巴戦い! 戦国史に残る謀将たちの覇権争いを徹底解説!!<p>北条早雲 斎藤道三 斎藤義龍 三好長慶 松永久秀 三好三人衆 毛利元就 尼子経久 宇喜多秀家 明智光秀 浅井長政 小早川秀秋 穴山信君 朝倉景鏡 津軽為信 島津忠良…<p>下克上を果たした武将たちの真実と真相を徹底解説します。
  • 戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六 1巻
    3.5
    永禄元年……尾張は織田信長の時代。この蜂須賀小六(はちすかころく)という男、斎藤道三に組みしては負け、織田信賢に味方しては負け、流れ流れて今は織田信清に仕えていた。戦に敗れ乱心する信清から、信長の妹君お市の方を救ったことを見初められ、木下藤吉郎の臣下となった小六であったが……。さて、今度の賽は吉と出るか凶と出るか―――豊臣秀吉の家臣であり、名参謀と謳われた蜂須賀正勝の活躍を描く活劇絵巻!
  • 戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六 超合本版 1巻
    -
    永禄元年……尾張は織田信長の時代。この蜂須賀小六(はちすかころく)という男、斎藤道三に組みしては負け、織田信賢に味方しては負け、流れ流れて今は織田信清に仕えていた。戦に敗れ乱心する信清から、信長の妹君お市の方を救ったことを見初められ、木下藤吉郎の臣下となった小六であったが……。さて、今度の賽は吉と出るか凶と出るか―――豊臣秀吉の家臣であり、名参謀と謳われた蜂須賀正勝の活躍を描く活劇絵巻!
  • 戦国史記―斎藤道三
    -
    一介の油売り商人から天下取りへ。力こそ正義、智力と財力を武器に成り上る斎藤道三の不逞な生き方こそ、戦国ならではの男の姿だ。美濃守護職・土岐氏の家中乱脈に乗じ勢力を固め、その愛妾をも奪い、“国盗り”を目指す。独創的な領国経営で美濃の覇者となった乱世の梟雄斎藤道三の苛烈な生きざまを描く表題作のほか、中編『松永弾正』、名短編『月魄』『春日』を併録する、風格堂々の独自の文学世界。
  • 戦国時代ミステリー
    -
    裏切りの「真相」、大番狂わせの「裏側」、名武将たちの「死因」――「歴史の分岐点」はまだまだあった!<謀反>毛利元就「主君の仇」の裏に隠された真実<合戦>川中島の戦い――信玄vs.謙信の一騎打ち伝説の真相<自害>天下一の茶人・千利休はなぜ切腹させられたのか?<暗殺>実の母親に殺されかけた伊達政宗<下剋上>親子二代で成り上がった斎藤道三の“国盗りの謎”歴史が大きく動くような出来事が起こったとき、同時に「知られざるドラマ」も生まれる。激動の戦国時代では、次々と勢力図が変わるなかで、数々の謎、奇談、伝説が語られてきた。こうした戦国時代のミステリーから、「もうひとつの真実」が浮かび上がってくるのだ。

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  • 戦国時代を駆け抜けた武将銘銘伝
    完結
    -
    激動の時代を生きた19人の戦国武将に迫る! 知れば知るほど面白い戦国時代と武将たちについて、分かりやすくまとめました! [目次] 第一章 東北・北陸の戦国武将 第二章 関東・甲信地方の戦国武将 第三章 東海・近畿地方の戦国武将 第四章 西日本の戦国武将 コラム 武将たちが天下取りをめざして、力の限り戦いあった戦国時代。 彼らが繰り広げたドラマは、令和になった現代でも色褪せるどころか さらなる輝きを持って、私たちにさまざまなメッセージを送っています。 真相は誰も分からない、だからこそ、歴史ロマンが掻き立てられるのです。 本書では、伊達政宗、上杉謙信、朝倉義景、柴田勝家、前田利家、 北条早雲、武田信玄、徳川家康、 斎藤道三、織田信長、豊臣秀吉、松永久秀、明智光秀、石田三成、 長宗我部元親、毛利元就、宇喜多直家、尼子経久、島津義弘ら 19人の戦国武将を地域別に取り上げ、彼らが歩んできた道や人となり、 知っておきたいエピソードなどを分かりやすく紹介しています。 名前は知っているけれど、詳しくはよく分からない…… そんな時にぜひ手に取りってほしい1冊です。 テレビドラマや映画、マンガやゲームの舞台にもなることの多い戦国時代。 基礎知識が頭に入ると、もっと深く面白く楽しめるようになりますよ!
  • 戦国時代を読み解く新視点
    3.0
    「光秀は斎藤道三の家臣だったのか?」「中国大返し 毛利が動かなかった本当の理由」「存亡の時を迎えた家康と長篠に出現した信長の真意」「川中島合戦の実相と両雄の失策」「戦時中の日本と重なる武田氏と北条氏の苦しみ」「信長は室町幕府の継承者であった」……。近年、新しい史料の発見や定説とされてきた解釈の見直しなどで、研究が大きく進展している戦国時代。歴史研究の最前線が明らかにした合戦の真相や武将たちの実像とは。豪華執筆者による選りすぐりの論考を掲載し、戦国史に新たな視点を提供する。
  • 戦国ジャパン
    -
    16世紀、日本は世界最強の軍事大国だった! 室町幕府の崩壊から織田信長の安土城築城まで、日本が最も熱く燃えた時代の息吹が伝わる歴史読本。「戦国もの」といえば政治、軍事が中心になりがちだが、本書ではそれぞれの戦国武将の統治思想や経済政策も丁寧に解説。戦国時代の裏のウラまでわかる歴史ファン待望の書。 <主な内容> ・関東に理想国家を築いた北条早雲 ・最大の戦国大名となった今川義元 ・親子二代で国を盗んだ斎藤道三 ・富と鉄砲で信長を支えた堺の商人 ・武器商人として暗躍した倭寇 ・上杉謙信の軍事活動を支えた越後の特産品 ・集団的安全保障の先がけ・甲相駿三国同盟 ・商人を味方につけた信長の政策 ・信長を苦しめたゲリラ部隊の雑賀衆 ・信長の野望を象徴する安土城 など

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  • 戦国雀王のぶながさん
    4.7
    誰が一番強いか、決めようじゃないか……麻雀で! 織田信長、明智光秀、木下秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、斎藤道三らが壮絶麻雀勝負! 大人気4コマ『信長の忍び』スピンオフ麻雀GAG!
  • 戦国十二刻 始まりのとき
    4.3
    守護である土岐頼芸を討たんとする蝮の異名をもつ斎藤道三。そのもとに土岐一族の重鎮の首を持参したという十兵衛なる侍が現れるのだが……。秘められた因縁に驚愕必至の「因果の籤」ほか、毛利元就、竹中半兵衛ら名だたる軍師たちの運命を決定づけた二十四時間。応仁の乱から関ヶ原の合戦へ――戦乱の時代を貫く因果を、大胆な歴史解釈と緻密な構成で活写する全八編!
  • 戦国武将
    -
    戦国時代とはどういう時代だったのか。北条早雲、斎藤道三らの下剋上、そして謙信、信玄、信長ら歴史的な個性の活躍。戦国武将をとりまく状況、組織を、確かな史料から読みとり、身分と出自、謀叛の論理、文武の実際、生死の観念などを具体的に検証する。戦国入門の決定版。
  • 戦国武将、虚像と実像
    3.9
    妄説、打破! 信長は戦前まで人気がなかった。秀吉は人たらしでなく邪悪だった!? 時代ごとに人物像は変化していた。最新研究による実像に加え、虚像の変遷から日本人の歴史認識の特徴まで解析した画期的論考! 画期的に見える人物像も、100年前の焼き直しにすぎないものが多い。 織田信長は革命児、豊臣秀吉は人たらしで徳川家康は狸親父。明智光秀は常識人で、斎藤道三は革新者、石田三成は君側の奸で、真田信繁は名軍師。 このようなイメージは、わずか数十年前にできたものが実は多い。 彼らの虚像と実像を通して、江戸、明治、大正、昭和と、時代ごとの価値観まで浮き彫りにする! ■光秀=「温厚な常識人」は一つのベストセラーがつくった。 ■油売りでも革新者でもなかった道三 ■信長は将軍も天皇も尊重していた  ■秀吉の評価ポイントは勤王と海外進出  ■江戸時代にも三成肯定論はあった ■幸村は「軍師」ではなく「現場指揮官」だった ■司馬遼太郎の家康論は徳富蘇峰の受け売り!? ■歴史小説・ドラマの源流は“蘇峰史観”にあり!  ■「野心家・光秀」はなぜ定着しなかったのか? ■信長の「勤王」は「革命」だった?  ■徳川政権への不満が生んだ秀吉人気  ■三成忠臣/奸臣論が見落としてきたもの  ■超人化していった真田幸村 ■賞賛されていた家康の謀略 【目次】 はじめに 第一章 明智光秀――常識人だったのか? 第二章 斎藤道三――「美濃のマムシ」は本当か? 第三章 織田信長――革命児だったのか? 第四章 豊臣秀吉――人たらしだったのか? 第五章 石田三成――君側の奸だったのか? 第六章 真田信繁――名軍師だったのか? 第七章 徳川家康――狸親父だったのか? 終  章 大衆的歴史観の変遷 あとがき 参考文献
  • 戦国武将の意外なウラ事情 英雄たちの「秘められた事実」
    3.0
    かつて、学校ではこう習った――1467年、山名宗全と細川勝元との争い、応仁の乱を口火として戦国乱世がはじまった。この群雄割拠の時代を彩った英雄たちが数多くいた。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、北条早雲、斎藤道三……歴史に名を刻んだ有名人だけでも枚挙に暇がない。そしてそれぞれの武将について現代まで多くのエピソードが伝えられ、我々はそこから人物像をイメージする。しかし、一方では史実とは違った姿が広まっていたり、歴史の中に隠されてしまった彼らの一面も多くある。本書は、そんな戦国に活躍した武将たちの意外な話を紹介。「豊臣秀吉は『サル』とは呼ばれていなかった?」「武田信玄が精神を集中した秘密の場所とは?」「加賀百万石を守った前田利常の『鼻毛作戦』とは?」「真田幸村は討死にせずに鹿児島で生きていた?」など、思わず誰かに話したくなってしまうネタを満載した、歴史雑学本の決定版!

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  • 戦国武将100列伝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、斎藤道三、細川藤孝、黒田官兵衛、毛利元就…。戦いに明け、戦いに暮れた戦国の主な武将たちを、東北から九州まで100名選び、その素顔を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説より】 目次 【東北編】目次 芦名盛氏 南部信直 最上義光 津軽為信 片倉小十郎 伊達政宗 秋田実季 【関東編】北条早雲 太田道潅 里見義堯 北条氏康 北条氏政 佐竹義重 他【甲信越編】 【東海編】 【北陸編】 【近畿編】 【中国・四国編】 【九州編】など (※本書は2020/3/16に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • 戦国武将列伝 <疾>の巻
    -
    室町幕府の力が失墜し、勢力をめぐって各地の武将たちが激しい戦いをくりひろげた乱世。戦国時代の武将たちの生き様を描くシリーズ。第1弾<疾>の巻では、天下統一を目指した戦国の風雲児・織田信長を中心に、明智光秀、高山右近、斎藤道三、毛利元就の5人を取り上げる。関係図や年表など関連資料も掲載。豪華・巻頭口絵カラーイラスト付き!
  • 超図解 本能寺の変と明智光秀 2019/11/28
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    日本史上、最大のミステリー「本能寺の変」。なぜ、明智光秀は主君織田信長を討ったのか? 従来からの信長非道阻止説にはじまり、朝廷黒幕説や堺商人説、イエズズ会説が登場し、最近では四国問題説が注目されています。そこで本書巻頭では、歴史学者父子対談と題し、本書監修の小和田泰経氏とその父哲男氏(静岡大学名誉教授)の対談を実施。出自すらよくわからない光秀のプロフィールと本能寺の変の謎を解き明かしていきます。本編では応仁の乱を皮切りに、天下統一へ突き進む信長の時代、さらに武田氏滅亡から本能寺の変へ向かう光秀の動向をクローズアップ。全編、年表・系図・地図・CG・写真・イラストを駆使してわかりやすく解説します。 表紙 目次 謎だらけ 明智光秀 なぜ、起きた? 本能寺の変 歴史学者 父子対談 小和田哲男×小和田泰経 見えてきた! 「明智光秀のプロフィールと本能寺の変の謎」 PART.1 構造的に混迷する室町幕府 明智光秀の時代 年表で見る戦乱続きの室町時代 すでに崩壊していた室町幕府 室町幕府の権力構造と下剋上 細川家内紛から三好政権へ 光秀、信長に深く関わる斎藤道三 尾張に割拠した織田氏の一族 美濃守護・土岐氏支流の明智氏 明智光秀の出自と濃姫との関係 地図で比べる 変り果てた室町幕府 明智光秀とおもな関連人物 PART.2 天下統一へ進む織田政権 登場! 明智光秀 年表で見る 明智光秀の生涯 台頭する織田信長そのとき、光秀は? 斎藤道三敗死 激動する美濃 将軍斬殺! 混乱する畿内状勢 信長が稲葉山城攻略 尾張、美濃を統べる 越前の明智光秀、朝倉氏との関係は? 流浪の将軍、足利義昭 朝倉義景を頼る 細川藤孝のもと頭角を現す光秀 足利義昭を奉じて織田信長が上洛 三好三人衆の急襲 激闘する明智光秀 将軍と織田信長 両属する明智光秀 包囲される信長の麾下を選んだ光秀 足利義昭が追放 幕府は事実上滅亡 織田信長の反撃と武田氏の凋落 乱世を抜け出た信長 周辺制圧を開始! 司令官、明智光秀 丹波を攻略する 明智光秀の軍団 その構成は? 明智光秀 合戦データ30 PART.3 史上最大の謀反 本能寺の変と明智光秀 時系列で見る 本能の変 近畿を管轄した光秀の絶大な力 武田氏滅亡! 天下統一は目前に 武田攻めから帰陣 本能寺までの信長 確執はあったのか? 朝廷黒幕説 注目される四国問題説 信長の非道阻止と幕府再興説 転進! 本能寺へ 織田信長死す! 本能寺の変 羽柴秀吉が電撃講和 中国大返しで迫る 細川、筒井が離反 光秀の誤算 衆寡敵せず! 光秀、山崎に敗北 明智光秀の死とその後の天下 去りし名将 光秀の人物像 本能寺の変と光秀 まだある俗説 小和田哲男・泰経父子が考える 明智光秀の人物評

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  • てんかぶ! 1巻
    完結
    3.0
    戦ノ国高校に転入してきた高校生・羽柴秀吉は、同じクラスのうつけな女子高生・織田信長に目を付けられ、学園統一を狙う「天下布部」に入部させられてしまう。信長の周りに集まるのは、無表情な明智光秀(女子高生)、ハゲっぽくて可哀想な今川義元(女子高生)中二病な伊達政宗(女子高生)、いき遅れの斎藤道三(年増養護教諭)など変人ばっかりで…!? 学園統一うつけコメディついに登場!?
  • 天王船
    3.4
    天文十七年夏。宵祭を楽しむ十五歳の信長の眼前に、見慣れぬ船が現われた。数百の提灯に彩られた船上から、甘い唄声と異形の舞が信長を密やかな剣戟に誘う(表題作)。松永久秀と斎藤道三をペルシア渡来の暗殺秘術の兄弟弟子として描き、戦国史を異形の活躍で彩った刮目の長篇『黎明に叛くもの』の外伝四篇を収録。

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  • 天を食む者 斎藤道三 上
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    戦国時代の代表的梟雄・斎藤道三。その出自は美濃の油売りではなく、美濃国守護の土岐家の家来筋に連なる国人だった。父を謀殺され、権力の怖さと魅力を知る道三。最新の資料をもとに、これまでの道三像をくつがえす、波乱と艱難に満ちた道三の前半生を描く!
  • 東大教授が教える 日本史の大事なことだけ36の漫画でわかる本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 劇画ありギャグありBLあり実録モノありの漫画で、笑いながら一気読み! 授業ではとても覚えきれなかった「日本史」、 本書にある大事なことだけつかめば簡単に理解できて、こんなにも面白い! 日本史に燦然と輝く英傑や将軍たち、お姫様たちの実像から、権門体制論や東国国家論などの歴史学論争まで、これさえ押さえておけば古代~幕末の日本史重要事項がざっくり頭の中に入ります。 ◆第1章 英雄の真実 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・源頼朝 ◆第2章 毒武将列伝 北条義時・足利尊氏・毛利元就・斎藤道三・松永久秀・宇喜多直家 ◆第3章 貴族と武将の恋愛劇。そして愚かなる殿さま 細川忠興・北条政子・藤原頼長・奥平昌能・吉良上野介・徳川家斉・足利義政 ◆第4章 正直、過大評価されているかもしれない人々 伊達政宗・足利義昭・上杉謙信・真田幸村・後醍醐天皇・福島正則・平将門・崇徳天皇・菅原道真・鍋島勝茂 ◆第5章 歴史に残るやらかし 平清盛・直江兼続・鳥居元忠・井伊直弼 ◆第6章 踏み込むのが恐ろしいむ日本史、闇の禁忌 持統天皇・孝謙天皇・光厳天皇・淀殿・孝明天皇 ◆まんがでわかる歴史学 古代律令国家・権門体制論・東国国家論と二つの王権論・幕藩体制と大政委任論 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ドナ・ビボラの爪 (上) 帰蝶純愛 篇
    4.7
    1~2巻968円 (税込)
    美濃の斎藤道三の娘・帰蝶。親譲りの胆力と才覚を備え、父に愛されて育った彼女は、尾張の織田信長の元へ嫁ぐ。お互いの器の大きさと夢を認め、愛し合う二人は、共に尾張平定に乗り出した。だが、道三の息子・義龍が叛旗を翻す。信長は美濃へ援軍を送るが間に合わなかった。道三の死は、帰蝶と信長の関係にも影を落とすことに。
  • 日本の城
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    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史ロマンの宝庫である、城。 巻頭では天下とりに挑んだ戦国大名たちの城を、ビジュアルでダイナミックにご案内します。 安土城(織田信長)をはじめ、駿府城(今川義元)、武田氏館(武田信玄)、春日山城(上杉謙信)、広島城(毛利輝元)、 岐阜城(斎藤道三)、仙台城(伊達政宗)、岡豊城(長宗我部元親)、小田原城(北条早雲)、大坂城(豊臣秀吉)、江戸城(徳川家康)。 また築城当時の天守が現存する12の城(姫路城、松本城、彦根城、犬山城、弘前城、丸岡城、丸亀城、松山城、備中松山城、松江城、宇和島城、高知城)や、一生に一度は訪れたい名城、約80城を紹介。 コラム「姫君と城」では、岩村城の女城主・お直の方、二度の落城を経験した信長の妹・お市の方など女性のドラマも。 築城で高名な三大大名(加藤清正、藤堂高虎、黒田如水)、映画「火天の城」でも話題の岡部又右衛門などの築城名人紹介、 プロによる城の見方・歩き方ガイド、東西の違いがわかる築城マップなどで城めぐりがもっと楽しくなります!
  • 濃姫(単話版)<まんがグリム童話 輪姦処刑~1000人の男を姫君ひとりで~>
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    父・斎藤道三を愛する濃姫は、暴君織田信長との政略結婚が我慢できない。 しかし、レイプから始まった初夜に気づけば心も体に奪われていく……! ※この作品は「まんがグリム童話 輪姦処刑~1000人の男を姫君ひとりで~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • 濃姫 信長神話としての賢妻濃姫。30分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量25,000文字以上 30,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 【書籍説明】 織田信長正室濃姫。父は戦国の梟雄、「美濃のまむし」こと、斎藤道三。そして夫は天下人、英雄織田信長。 これまで彼女については、信長との夫婦仲及びその没年についても、様々に取り沙汰されてきた。 そして濃姫は周知の通り、極端に関連史料が少なく、また決してその史料の質も、良いとは言えない。 また、相互に矛盾するかのような情報も存在し、錯綜している状態である。 このため、なるべく史実に添ったつもりの濃姫について書こうとしたが、作業は大変な困難を極めた。 しかし、私の見解としては、やはり破天荒な夫信長にはついていけない妻で不仲、そしてやはり早世・離縁の可能性が高いと判断した。 また、賢くはあったのかもしれないが、それは理論的な頭の良さであり、あくまで理知の方が勝り、あまり夫の操縦は得意ではなく、 とうとう信長の心を掴むことはできなかった、悲劇の正室という印象を受けた。 最後まで信長の名高い愛妾、生駒氏から、夫信長の心を取り戻すことはできなかったのであろう。 それにしても、かくも、信長のような強烈な個性を持った人物の、正室を務めるということは、いかに困難なものであるかということを、 そのうっすらと垣間見えた彼女の生涯からも、十分に感じ取ることができたと思う。 【著者紹介】 瀬木翠(セギスイ) 私は古今東西の歴史に、大変関心を持っています。 守備範囲は比較的広い方だと思います。 関心ジャンルは、雑食性傾向です。 これからも、継続的に執筆していけたらいいなと思います。
  • 信長君主論
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    1巻1,540円 (税込)
    信長の本音・本質を鋭く衝く新しい戦国史! 本書は、日本史で一番人気の織田信長の本音と歴史の虚実に迫る。『君主論』のマキャベリと信長は、近い時代を生きている。信長が生まれたのは1534年、マキャベリはその7年前に58歳で生涯を閉じている。 登場人物は信長を主として、明智光秀、豊臣秀吉、千利休、今川義元、武田信玄、斎藤道三、徳川家康、浅井長政、松永久秀など。本文中、頻繁に引用使用されるマキャベリの言葉は、実に的を射ている。戦国の人間の本質をついており、他に類のない面白さである。
  • 信長と濃姫 奇襲桶狭間
    4.0
    【書籍説明】 美濃国主斎藤道三の一人娘帰蝶に、隣国織田家から縁談が持ち込まれた。 帰蝶を織田信秀の嫡男信長の嫁に迎え、和睦しようという。 ところが、信長は「大うつけ(大馬鹿)」と悪評が高い。 帰蝶は信長に興味を持ち、男装して隣国尾張に忍び入った。 祭の日、帰蝶は、三河から来た人質松平竹千代を連れた信長に出会う。 帰蝶は信長に誘われるまま、竹千代とともに村童の喧嘩に加わったり大蛇退治を手伝ったりする。 突然、三人は野臥に襲われ、道三の家臣明智光秀に救われた。 復讐に燃える信長は野臥の巣窟を襲撃して、野臥の頭領を捕らえた。 野臥は三河の松平家に頼まれて竹千代を殺害しようとしたのだ。 やがて、竹千代は三河に帰り、今川家の人質となって駿府に送られた。 信長と帰蝶はめでたく結婚した。 信長が尾張を平定して間もなく、今川義元が大軍を率いて攻め寄せた。 勝ち目のない信長は奇襲作戦を立てるが、その作戦を見破る者が今川軍にただ一人いる。 成長して松平元康となった竹千代である。 はたして、竹千代はどう出るか? 【目次】 尾張の大うつけ 小さな客人 大蛇退治 猿か人か 野臥の洞穴 人質 婚儀と葬儀 国譲り状 今川義元出陣 松平元康 信長出陣 雷雨 桶狭間 天下布武
  • 信長と濃姫 外伝3 信長青春譜 織田信長は天才児故に孤独だった。実弟信行との跡目争いの苦悩。
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    【書籍説明】 織田信長は生まれながらの天才的革命家だった。 独特の発想と美意識を持ち、徹底した合理主義者だった。 それ故に、実の父母にも家臣達にも理解されず、絶望的な孤独に苛まれていた。 母土田御前は弟の信行を偏愛し、信長を廃嫡して信行に跡目を相続させたいと願った。 父織田信秀が病死すると、信長は織田弾正忠家を継ぎ、駿河の太守今川義元の尾張侵攻を防ぎつつ、尾張国内で勢力拡大に努めた。 信長の最大の理解者は、美濃国主斎藤道三とその娘帰蝶(濃姫)だった。 帰蝶は道三の智謀の才を受け継ぎ、信長の正室になると軍師を務めた。 信長は道三や濃姫の助けを得て、主筋である守護代織田大和守家を滅ぼし、尾張国都清州城を獲得した。 さらに織田伊勢守家も下し、尾張国内を統一・平定しようとした。 だが、斎藤道三は嫡男斎藤義龍に謀反を起こされ、討死した。 信長が最大の味方道三を失うと、同母弟信行は庶兄織田信広と手を組み、美濃の斎藤義龍と示し合わせて謀反の兵を挙げた。 信行には宿老林秀貞・通具兄弟や柴田勝家が味方した。 謀反軍は二千近く、信長軍は一千未満。 信長と濃姫は知恵を尽くして謀反軍と戦うが……。 【目次】 悪餓鬼大将 尾張の猛虎 虎の息子と蝮の娘 抹香くわっ 織田弾正忠 清州城奪取 人身御供 身代わり 山の神 蝮の死 四面楚歌 謀反勃発 女軍師 謀殺 尾張統一
  • 信長の秘宝レッドクロス
    4.0
    忽然と消え去った信長の財宝は何処に。 秀吉、家康、そしてイエズス会を巻き込む大捜索が始まった! 戦国時代の常識を覆した名著『信長の軍師』の著者が放つ、織田宗家の栄枯盛衰。 この十字架を決して世に出してはならぬ―― 天正4年(1576)、イエズス会の司祭オルガンティノは京の南蛮寺建立の礼として、黄金に12個の大きな紅玉(ルビ―)を施した十字架と地球儀を織田信長に献上した。 その頃、信長は安土城築城に際し、安土山の未来永劫の鎮護を願い、伝統の巨石を発見して山の何処かに埋める。 6年後、本能寺で信長は横死、遺産金は黄金7万枚しかなかった。 岐阜城から信長と斎藤道三の遺産が忽然と消えていたのだ。豊臣秀吉も徳川家康も必死に探すが見つからない。 やがて、織田宗家の命運は、織田と武田という戦国一の血統を継ぐ三法師こと織田秀信に託されることになる。 そんな折、なぜか信長の財宝と紅玉の十字架の関係が秘かに噂されーー。
  • 蜂須賀小六 秀吉の天下取りを支えた男
    3.0
    「夜盗の頭目」や「盗賊の首領」であったと語られることの多い蜂須賀小六。実は、これらの話は巷談によって流布した創作であり、実際の小六は、「秀吉動くところに、正勝(小六)あり」と謳われたほどの知略に優れた武将であった。小六は決して勇猛な武人であったわけではなく、その寛容な人柄で多くの人々を惹きつけ、緻密な情報収集能力と鋭い状況判断力で豊臣秀吉の天下取りを支えた。なかでも有名な秀吉の墨俣一夜城建設も、小六が命知らずの川並衆を従えて、的確に事を運んだことが成功の大きな要因であった。川並衆が小六の人柄に惚れ込んだからこそ為し得たのである。信長への隷属を嫌いながらも互いに認め合った秀吉に従属し、齢四十を超えてから出世の糸口をつかんだ遅咲きの武将、蜂須賀小六。信長・秀吉をはじめ、今川義元、斎藤道三、明智光秀、徳川家康など五英雄英傑がひしめく時代を、独自の才で堂々と生き抜いた男の真実の生涯を描く力作小説。

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  • 悲願千人斬(上)
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    悲運の若君太郎頼秀。斎藤道三に滅ぼされた土岐頼芸の遺児。稲葉山城で首を刎ねられる寸前の太郎を救い出したのは、名僧の誉れ高い白雲上人と、異腹の弟ながら上人と瓜二つの土佐青九郎。主家再興を企てる兄弟は、太郎を護りながら、日根野備中守の執拗な追及を躱す。善玉悪玉入り乱れる人物群像の鮮やかさと奔放な空想力。戦国動乱期の美濃を背景に、華麗な乱世絵図を骨太に描く伝奇小説の白眉!
  • 悲願千人斬 上下合本版
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    悲悲運の若君太郎頼秀。斎藤道三に滅ぼされた土岐頼芸の遺児。稲葉山城で首を刎ねられる寸前の太郎を救い出したのは、名僧の誉れ高い白雲上人と、異腹の弟ながら上人と瓜二つの土佐青九郎。主家再興を企てる兄弟は、太郎を護りながら、日根野備中守の執拗な追及を躱す。善玉悪玉入り乱れる人物群像の鮮やかさと奔放な空想力。戦国動乱期の美濃を背景に、華麗な乱世絵図を骨太に描く伝奇小説の白眉! 夜な夜な、稲葉山城下に出没して、天誅の刃をふるう異形の武士二人。一人は般若の仮面を被り、もう一人は天狗の仮面。土岐氏再興の柱と頼む太郎頼秀を毒殺され、復讐の鬼と化した白雲上人と土佐青九郎は、千人斬の悲願を胸に、城下に血の雨をふらす。古今絶無と評されたタイトルの見事な残酷さ。「キング」創刊号から連載され、吉川英治『剣難女難』と人気を二分した波瀾万丈の伝奇巨篇、ここに完結。
  • ふたり道三 上
    3.5
    時は乱世。魔剣・櫂(かい)扇を鍛えた刀工・隠岐允(おきのじょう)の末裔、おどろ丸は乱世第一等の将となるべく、盟友・庄五郎の才知を頼りに、美濃の地に立った。粗暴にして自らの力のみを頼りにしたおどろ丸だったが、庄五郎と出会って「友」を知り、将軍家の寵臣・赤松政則の娘・松姫に思いを寄せ「恋」を知る。野生児にして純な魂の男は、魔剣を手にいかな運命を切り開くか。のちに「斎藤道三」と呼ばれた男の、修羅の人生が始まった……!
  • 松永弾正久秀 梟雄と称された知謀の将
    3.3
    戦国の梟雄と称される松永久秀。織田信長上洛前の京の実質上の支配者であった彼は、主家・三好家を乗っ取り、第十三代将軍・足利義輝を弑逆、さらには東大寺放火と、その非道な行動から悪人のレッテルを貼られてきた人物である。だが、かつて同じく梟雄と称された斎藤道三や信長が、一方で優れた先見力を持ち、時代の先駆者として近年再評価著しいように、久秀もまた、少なからずその面を持ち合わせている。本書は、彼の評価を人間的な史観から問い直す力作である。京の東寺を縄張りとする浮浪の少年であった久秀は、ひょんな経緯から三好家と縁の深い隆法院の寺男となり、さらに離宮八幡の荏胡麻買いの人夫に。この時期に培った視野の広さ、兵学、そして処世の術をもって、後に三好長慶に仕え、次第に能力を発揮していくのである。何の後ろ盾もなく、自らの力のみを信じて乱世を疾駆した男の心情と、下剋上そのものの波瀾の生涯を見事に描出する長編小説。
  • 松永久秀~天下兵乱記~
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    テレビドラマでも話題となった松永久秀。 主殺し? 裏切り者? 爆死? 戦国三大梟雄として悪名高い久秀は一体何を追い求めていたのか。 久秀が三好長慶に仕える前から自害するまでを 久秀の視点で描いた新解釈の歴史小説。 <著者紹介> 児玉 望(こだま のぞみ) 昭和40年1月17日横浜に生まれる。弓道五段。 日本大学法学部を卒業後、神奈川県立高校社会科教員を経て、社会福祉法人に在籍し児童福祉及び子育て支援事業に携わる。 人間行動学に興味を抱き、歴史上の人物に焦点を当て研究を始める。研究対象は戦国三梟雄といわれる伊勢宗瑞、斎藤道三、そして松永久秀。

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  • まむし三代記
    4.2
    法蓮房は国盗りの大望を秘めて美濃・土岐家内でのし上がる。2代目はついに美濃国を奪取し、斎藤道三を名乗る。国盗りの大いなる武器「国滅ぼし」とは? その真実に行き着いた3代目の義龍の決断とは? 従来の戦国史を根底から覆す瞠目の長編時代小説。
  • 蝮の孫
    4.0
    権謀術数を駆使して美濃の蝮と恐れられた名将・斎藤道三の孫、龍興は酒と女に溺れて戦 嫌い。だが、織田信長に国を追われて流浪するうち、武芸に励み、兵法を学びながら次第に 合戦の虜に。何度も信長に挑み、追い詰めていく……。愚将と呼ばれながらも、群雄割拠 の時代の魔王に怯まず対峙し、家臣や民を愛し続けた斎藤龍興とは何者か。戦国一代記。
  • MISTERジパング 1
    完結
    3.7
    時は天文17年(1548年)、尾張の国(現在の愛知県)。少年・日吉は森の中で悪人たちに捕まり、亡父が残した金を奪われたうえ、殺されそうになっていた。そこに、鉄砲を持った若者と、小さな子供が通りがかり、悪人たちを一蹴。その若者は「尾張のバカ殿」こと、織田信長。子供は後の徳川家康である、竹千代だった。助けてもらった日吉は、信長に美濃の国(現在の岐阜県)・稲葉山城に付き合わされる。敵である斎藤道三の城に自ら忍び込もうというのだ。正気の沙汰ではない信長に、理由を聞く日吉。すると信長は「美濃の姫が美人かブスかを確かめるため」だと、信じられないことを言う!!
  • 夢の痕 美濃姫異伝
    4.3
    「うつけ」と揶揄されつつも、戦国の世を席巻せんと台頭する織田信長。同盟の証として彼の許に嫁いできたのは、隣国美濃の斎藤道三の娘・胡蝶であった。だが本来輿入りすべきは妹・帰蝶の筈。寡婦として稲葉山城に戻り、最愛の異母兄・義龍と契りを誓いつつも、尾張へと嫁した胡蝶。道三の娘として、兄を想う女として、そして信長の妻として、一人の女の苦悩に満ちた愛が始まろうとしていた。
  • 黎明に叛くもの
    4.3
    ペルシャ由来の暗殺法を伝える山で刺客として育てられた美貌の稚児。志を胸に山を下りた少年は、長じて松永久秀と名乗り、京を手中に収める。織田信長より過激、斎藤道三よりしたたか――戦国一婆娑羅な悪党は、妖しの法を自在にあやつり、信玄、謙信、光秀はじめ群雄たちを翻弄する。虚と実の狭間に屹立する異形の戦国史。

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  • 歴史好き必見! 織田信長
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    天下取りに王手をかけようとする壮年期の信長と松永弾正、斎藤道三の3悪党。特に、信長と松永弾正との間の奇妙な友情ともいうべき関係には、なれあいがなく、理屈ではない男の意気が漂う。一度ではなく、何度も読み返し、著者の信長をはじめとする登場人物への深い洞察を味わいたい作品。 【目次】 織田信長
  • 歴史を歩く 信長 戦いの若き日々 誕生から「天下布武」まで
    -
    1巻770円 (税込)
    信長は生まれながらの天才ではなかった! 勝幡城、小牧山城、桶狭間、岐阜城……現場から見えてくる意外な真実。信長の人生は広く知られているが、「桶狭間の戦い」以前の足跡は知らない人が多い。本書では、勝幡城で生まれてから、永禄九年(1565)に岐阜城にて「天下布武」の印を使い始めるまでの半生に着目。この天才を生み出し、育んだ背景や地域を丹念に読み解きながら、青年・信長の実像に迫る! 気難しく恐ろしげなイメージの信長だが、きれい好きで、相撲ファン、趣味は踊りなど、意外な素顔も知れる一冊。J:COMチャンネルの特別番組、『泉秀樹の歴史を歩く 信長 戦いの若き日々~誕生から「天下布武」まで~』の原作! (内容例)●第一章 乱世の織田家と少年信長 ●第二章 義父・斎藤道三と尾張統一 ●第三章 桶狭間の合戦 ●第四章 小牧山城への進出 ●第五章 美濃攻略と「天下布武」 ●第六章 上洛と青春の終わり……いつ信長は、天下統一を意識したのか?

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