天王船

天王船

649円 (税込)

3pt

3.4

天文十七年夏。宵祭を楽しむ十五歳の信長の眼前に、見慣れぬ船が現われた。数百の提灯に彩られた船上から、甘い唄声と異形の舞が信長を密やかな剣戟に誘う(表題作)。松永久秀と斎藤道三をペルシア渡来の暗殺秘術の兄弟弟子として描き、戦国史を異形の活躍で彩った刮目の長篇『黎明に叛くもの』の外伝四篇を収録。

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天王船 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年05月15日

    『黎明に叛くもの』の番外編。
    割と現実的には荒唐無稽というか、ファンタジーに寄ってしまう様な伝奇物なのだけれど、思いもよらない可能性に目を向けるきっかけにもなります。
    もしかして、もしかすると、物語だからこそ語ることのできる真実もあるかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2011年09月07日

     ノベルズ版『黎明に叛くもの』(全4巻)巻末に、書き下ろしで収録された外伝的作品4編をまとめた作品集。短編それぞれが“「隠岐黒」=『黎明に叛くもの』”“「天王船」=『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』“「神器導く」=『聚楽』”“「波山の街―『東方見聞録』異聞」=『安徳天皇漂海記』”と緩やかに繋...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月22日

    黎明に叛くものの外伝。4本の短編が収められている。
    まだ山を降りる前の久秀と道三の話、久秀と信長の邂逅、秀吉と小早川隆景の話、東方見聞録異聞という、正しく『外伝』的な話が揃っていた。
    本編の補足や裏話と言うほど本編と近いものではなく、黎明を叛くものを理解する為に必ず読まなければというものではない。
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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    著者名のみを目印に買ってみたら、これは宇月原さんがシリーズで書いている作品の番外編でした。どうりでわからないわけです。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    今まで刊行されたものの外伝をまとめたもの。
    一粒で二度おいしいですね。今までの本を読み返したくなります。

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