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かの有名な竹から産まれたという逸話も、五人の公達の尋常ならざる貢物も、すべて竹取翁の仕掛けた罠だった――? 翁の術中にはまった帝は禁裏を抜け出し、竹取館へ向かう。愛しのかぐや姫と邂逅を果たした帝は、しかし、病に伏してしまった。天照大御神の末裔は一体、何を見たのか。姫が昇天する夜、月が真実を照らし出す。
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Posted by ブクログ
ここにきて、何故かかぐや姫が何かと物語にクローズアップされることが多くなっているのは、単なる偶然か何かの連鎖反応となっているのかは分からないが、改めて考えてみるととんでもない話である。本作は紫式部が読む竹取物語の話を作中作品として話は展開し、最後に式部が、それにインスパイアされて、光の物語を書くという展開となっている。それにしても、まあそういうことなのであろうとは思うが、結局、姫も翁の正体も不明のままであり、姫が秘薬で則天武后がそれを求めるというのは分からないでもないが、なぜ翁が秘薬を作りえたのか、中華が求めた秘薬をこのような結末で終結するとは思えない等、物語の終わりとしては消化不良の感が強い。
Posted by ブクログ
スゲーとこ突いてきた小説。
竹取物語をこういう風に解釈するかぁ。
SF・ファンタジー・奇譚・とんでも歴史考察・姉弟ショタ…あるゆるものをごっちゃに詰め込んで、引っ掻き回して、最後の落としどころはあの長編小説とは、落としどころもサスガというか。
もっと書き込もうと思ったらなんぼでも伸ばせるベースあるはずの下地、なんならこれの設定だけで結構な大河歴史ファンタジー小説が書けると思えるのに、ギューッっと濃縮して200Pあまりに納めたところも良かった。気になる伏線放置(竹取翁どうなってん、とかあるも、それでも冗長になるよりは良かったかも。
奇想天外な小説読みたい方にお勧め。ボリュームの割に読み応えあって、伏線の張り方、解決の仕方に肝持ってかれるの楽しいよぉ
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