原油価格作品一覧

  • 冬にそむく
    4.0
    終わらない冬のなか、二人はデートする。 年が明けてからもずっと「冬」が続くという異常気象。 気温のあがらない夏、九月に降る雪。コメの収穫は絶望的で、原油価格は上昇し続け、消費は冷えこんでいる。もう世界は終わってしまったのかもしれないと、人々は日に日に絶望を深めていった。 神奈川県の出海町にある海水浴場も一面雪で覆われ、サーファーも釣り客もヨットのオーナーも姿を消した。この町で育った高校生、天城幸久にはこれまで想像もつかなかった光景だった。降り続く雪でリモート授業も今では当たり前になっている。世界はもうすっかり変わってしまったのだ。 雪かきスコップを手に幸久は近所のとある場所へとやってくる。 金属製の門をくぐった先には、前面が総ガラス張りの変わったデザインの家が建つ。その敷地内で雪かきをしている女の子がいる。高校からこの町へ越してきた同級生、真瀬美波だ。彼女はこの家にひとりで住んでいる。 幸久は彼女の家へと通い、雪かきを手伝うことが日課になっている。 幸久と美波はすでに交際しているのだが、学校ではほとんど会話もしないため、クラスメイトたちは誰もその事実を知らない。 雪に閉ざされた世界のなか、二人は秘密のデートを重ねていく。 ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突
    4.4
    原油価格はなぜ激しく変動するのか? 米中関係はどうなるのか? 地政学とエネルギー分野の劇的な変化によって、どのような新しい世界地図が形作られようとしているのか? 地政学リスクから第一人者が読み解く『ウォール・ストリート・ジャーナル』ベストセラー エネルギー問題の世界的権威で、ピューリッツァー賞受賞者の著者が、エネルギー革命と気候変動との闘い、ダイナミックに変化し続ける国際政治の地図を読み解く衝撃の書。最新情報が満載! 日本人が知らない資源戦争の裏側とは? 米国vsロシア・中国の新冷戦、エネルギー転換の未来を描く! [米国]「シェール革命」で中東と距離を置く [ロシア]市場を求めて中国と急接近 [中国]「一帯一路」で中東・欧州にも影響大 [中東]石油需要枯渇への危機感が増す [自動車]石油の地位を脅かす自動運転車と電気自動車 [気候変動]再生可能エネルギーや政策の役割の比重が増大
  • 暴れる通貨
    -
    世界的な通貨安競争が加速している。自国通貨が対ドルで史上最安値を付けた国は、2015~16年で50カ国以上に急増した。中国経済の減速、原油価格の大暴落が通貨不安を誘発している。さらに、米利上げによってマネーが新興国から米国へと逆流している。世界通貨危機とも言える状況は、世界経済そのものの危機に直結する。  本書は週刊エコノミスト2016年2月23日号で掲載された特集「暴れる通貨」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 危ない世界バブル
    -
    米国や日本における歴史的な株価の上昇を支えているのは、各国の中央銀行が世界にばらまいたマネーだ。だが、その裏にある膨大な債務が、新たな金融危機を引き起こす火種となる。 本書は週刊エコノミスト2017年11月7日号で掲載された特集「危ない世界バブル」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・金融緩和が招いた「債務中毒」 近づく臨界点に打つ手なし ・マネーはどう動く【インタビュー】寺島実郎(日本総合研究所会長) ・官民「2大バブル」 市場への政府介入で膨らむ公的債務 過剰な金融緩和で民間債務も膨張 ・株高・債券高・不動産高の落とし穴 五つのバブル「HIEER(ヒア)」の恐怖 ・米欧の資金循環 欧州勢の米社債投資 ユーロ圏金利上昇で逆流も ・「米ローン3兄弟」 「自動車」「学生」「クレジット」にリスク ・積み立て不足の米年金 州・地方政府の不足額は1.8兆ドル ・「黄信号」のオイルマネー 原油価格低迷に苦しむ産油国 海外資産取り崩しでマネー逆流も ・くすぶる中国リスク 米緩和縮小で人民元安圧力 マネー流出で信用収縮も ・「欧州発」危機 不良債権処理遅れるイタリア 総選挙で「EU離脱」不安も ・カタルーニャ問題 独立強行なら財政悪化や企業流出 【執筆者】 松本 惇、池田 正史、平山 賢一、長谷川 克之、吉川 雅幸、青木 大樹、石原 哲夫、畑中 美樹、宮嵜 浩、安達 誠司、大槻 奈那 【インタビュー】 寺島実郎
  • 【2冊合本版】池上彰の「経済学」講義 歴史編・ニュース編
    -
    テレビ放送でも話題になった池上彰の愛知学院大学「経済学講義」文庫・全2巻を合本で提供します。 経済の視点で戦後世界の歴史やニュースを読み解く「池上講義」。 「歴史編」では、第2次世界大戦後の世界や日本経済の歩みを振り返ります。戦後の資本主義VS社会主義、東西冷戦の歴史などを学ぶことで、ロシアのウクライナ侵攻の背景や、今の世界経済の問題点が見えてきます。「ニュース編」では、原油価格、リーマン・ショック、為替政策、金融政策、EU、宗教と経済……など、今の世界を理解するために必要なニュースのキーワードをピックアップ。混迷する世界を読み解くにはぴったりの内容となっています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 池上彰のこれが「世界を動かすパワー」だ!
    4.0
    1巻1,119円 (税込)
    知らない人は基礎の基礎からよくわかる、知ってる人なら頭の整理に役に立つ「ニュースの教室」決定版。 (目次から) (1)アメリカ  トランプか、ヒラリーか? 世界を揺るがすパワーゲーム 同性婚と「宗教の自由」が対立?/トランプ「イスラム教徒入国禁止!」/サンダース躍進! 党員集会を取材した/悪夢のシナリオ/FRB、ついに金利引き上げ/原油価格下落で金融危機再来? (2)EU “女帝”メルケルはEU崩壊を防げるか? 中東から難民押し寄せ、EUがパニック/「ギリシャ神話」と地政学/サミットはどうなっている?/地球温暖化防止「パリでの約束」なるか/ベルギー連続テロ (3)中東 ISの力を地政学から考える イランの核開発阻止できる?/トルコ内での対立が日本にまで/シリアめぐり世界は混沌/「第五次中東戦争」は起きるのか/アメリカの心変わりにサウジ激怒 (4)ロシア 逆らう者は許さない“皇帝”プーチン クリミア半島はいま/ヤルタ会談の三巨頭銅像のイメージ操作/「おそロシア」になってしまった/メディアの広告収入絶つという発想 (5)中国 習近平は大人の国にできるのか 南シナ海、波高し/中国株はなぜ暴落したのか/人民元引き下げが世界を揺るがす/中国、「二人っ子政策」へ/香港で反中国書店幹部を「拉致」か (6)日本 祖父・岸信介に並びたい? 安部首相の動機 忖度、忖度、そして忖度……/軽減税率と新聞業界/次々と「内閣改造」をする理由/最近の政治家は劣化したのか?/マイナス金利の衝撃/安倍談話のジレンマ/「ポツダム宣言読んでいない」発言/「南京大虐殺」とは何か エマニュエル・トッド、ミシェル・ヴィヴィオルカ両氏との対談も収録。
  • イスラーム金融とは何か(小学館新書)
    -
    世界のマーケットを動かすイスラームパワー。  1970年代のオイルブームを契機に成長を続け、その後も原油価格の高騰を背景に、世界の金融市場で関心が高まっている「イスラーム金融」。  いまやイスラーム諸国の人口は約20億人、世界人口に占める割合が26%を占めるに至り、もはや「異端」として片づけられない存在となっている。  さらに近年では、金融の世界的サステナビリティやバブル抑制といった観点からも大きな注目を集めている。  その本質は、「イスラームの教義に従った」金融手法。たとえば、 「利子の授受の禁止」「投機的取引の禁止」「不確実な取引の禁止」「アルコールや豚肉の取引の禁止」など、西欧の伝統的な金融ルールとは大きく異なるスキームを持つ。  それゆえ、これまでわが国でもあまり理解されてこなかったと言える「イスラーム金融」。この独特の金融概念の要諦を、国際経済・金融・通貨などの諸問題に関する調査研究を行なう国際通貨研究所に集った各ジャンルのスペシャリストたちが、徹底解説する。 (底本 2024年2月発売作品)
  • エネルギー争奪戦争
    -
    原油価格が1バレル=100ドルを超えそうな勢いである。それだけではない。鉄鉱石、銅、アルミ、金、レアメタルなど、資源・エネルギーは軒並み値上がりしている。その背景には、BRICsと呼ばれる新興国の需要増などがあるという。この傾向は今後も続くのか。丸紅経済研究所所長である著者は、この分野の専門家として、マクロ面からの分析と、さらに資源ナショナリズムの危険性を指摘する。また、欧米のオイルメジャーとOPECの思惑の違い、産油国、OECD、新興国の事情と戦略なども取り上げている。では、日本はどうか。資源価格の高騰が続く以上、技術的な面での代替エネルギーや省エネの分野で日本の果たす役割は大きいとも。それは地球温暖化対策を進める面からの意義が強調される。本書は、現在進行形のエネルギー問題を浮き彫りにし、各種データを多用し世界と日本の資源・エネルギー争奪の過去、現在、未来を読み解く。

    試し読み

    フォロー
  • 石油争覇1 南海のテロリスト
    -
    第三次オイルショック下、原油価格高騰で世界経済は大打撃。グアムでテロリストがホテルを武力占拠! 人質となった邦人救出のため、陸上自衛隊特殊部隊が秘密裡に送り込まれるが。

    試し読み

    フォロー
  • 会社四季報 2016年新春号で見つけた先取りお宝株
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■■目次■■ ●PART1 相場展望編  再上昇か、大幅下落か「どうなる2016年の日本株」  ・米国経済&次期大統領選は?  ・中国リスクは深刻化するのか  ・円安ドル高は本当に続くのか  ・新興国の成長を信じてもよいのか  ・原油価格は下げ止まったのか ●Part2 四季報編 ・投資家必見の投資情報誌を発売前に先取り! 『会社四季報』新春号超速報ランキング  Ranking1 経常利益上方修正率  Ranking2 経常利益上方修正額  Ranking3 経常利益増益率  Ranking4 経常利益上振れ期待  Ranking5 売上高増収率  Ranking6 最高益更新率  Ranking7 低PER  Ranking8 高ROE&低PBR  Ranking9 高配当利回り  Ranking10 来期経常利益増益率 ・新春号で見つけた厳選15銘柄 ・相場のリード役はこれだ! 注目の材料株150 ●PART3 投資戦略編 ・2016年のトレンドに乗れ! 新年相場を動かす5大テーマはこれだ! ・初心者から上級者まで 株価下落に効くクスリ ・カリスマ投資家3人に聞く お得な株主優待銘柄 ・J-REITはこれから買ってもいいのか ・やっぱり大転換の年になる!? 2016年は申年生まれ経営者に乗れ! ・株価を動かす「2016年問題」とは!? ・内田まさみが直撃! 人気の個人投資家「勝利の方程式」/井村俊哉 ・マネックス証券CEO松本大が語る 私が相場の心を学んだ「3人のトレーダー」 ・『米国会社四季報』で見つける“超有望銘柄” ・お取り扱いにはご注意ください!? 噂のウラ側『怪情報』 ・編集後記

    試し読み

    フォロー
  • 核物質護衛艦隊出撃す(上)
    1.0
    フィリピン沖を日本へと向かう再処理済核燃料輸送船。護衛にあたる海上保安庁巡視船が突然、対艦ミサイルの攻撃を受け爆発炎上。輸送船はテロリストに占拠される。中東産油国の依頼で、原油価格の上昇とプルトニウム入手を狙った、伝説的傭兵バックィン大佐の作戦だ。アラブ側の核武装を恐れて介入するイスラエル特殊部隊、そして奪還をめざす陸海空自衛隊の精鋭も現場海域へ……

    試し読み

    フォロー
  • キーワードで知る経済リスク
    -
    世界的な金融緩和を背景に、同時株高となっている。そこに死角はないか――。日米欧、新興国の実体経済や原油価格、為替、国債、地政学リスクなどを総点検する。  本書は週刊エコノミスト2015年3月17日号で掲載された特集「キーワードで知る経済リスク」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに キーワードで知る経済リスク ・世界同時株高に潜む乱高下相場の危うさ ・何が起きるか1 通貨安競争 ドル独歩高で米国成長も停止   円安トレンドの終焉 ・何が起きるか2 米国の利上げ早すぎても遅すぎてもリスク山積 ・何が起きるか3 原油安 膨らむ在庫が引き起こす新興国のマネー逆流   変わらないエネルギー政策 ・何が起きるか4 最高値 円安転換で東証株安も ・何が起きるか5 長期停滞 低下する先進国の潜在成長率 ・課題への挑戦1 格差 ピケティが示す資本主義の限界 ・何が起きるか6 国債暴落 異次元緩和の出口戦略が最初の山場 ・課題への挑戦2 サイバーテロ 民間企業から軍隊まで標的に ・何が起きるか7 地政学リスク 世界同時株高に水差す国際緊張 ・何が起きるか8 中国減速 過剰設備やデフレ圧力の難題 ・課題への挑戦3 移民政策 欧州がが模索する第三の道
  • 経済がわかる 論点50 2015
    5.0
    2014年までの『日本経済の明日を読む』を大幅に刷新。日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストが選んだ50の論点を読むだけで、2015年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊。 コンパクトな解説と図表で読みやすさを工夫。ビジネスマンはもとより、学生から金融のプロまでといった幅広い読者の方に向けて情報を発信。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「再度の消費増税で日本経済はどうなるか」「米国経済の拡大は順調か」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均は2万円超えるか」「円安はいつまで続くのか」「原油価格の高止まりはどうなるか」といった市場のトピック、「雇用制度の見直し」などの制度の解説、さらには「カジノビジネス」「語学ビジネス」など、読む方の生活に密接した話題について網羅。 『日本経済の明日を読む 2014』で好評だった、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2015年の国内外の経済を包括して理解できるストーリーライン「再び不確実性の時代を生きる――世界の『日本化』、日本の『脱・日本化』」を第I部で提供します。 【主な内容】 論点50をまとめるに当たって 第1部 チーフエコノミスト 高田創の視点 再び不確実性の時代を生きる 第2部 2015年の経済がわかる50の論点 第1章 日本経済がわかる10の論点 第2章 海外経済がわかる10の論点 第3章 金融・マーケットがわかる10の論点 第4章 制度・政策がわかる10の論点 第5章 ビジネス・社会がわかる10の論点
  • 激震 原油安経済
    3.0
    原油価格暴落の背景と衝撃を徹底分析! 2014年半ばには1バレル110ドル近かった原油相場が、翌年(2015年)3月には40ドル台前半までに暴落、さらに20ドル台へ。この価格下落を招いた経済環境の変化とは何か、世界各地にどのような影響を及ぼしているのか――本書は、原油安経済の構造と衝撃を解明、世界経済全体の病巣が予想以上に根深いことも明らかにする経済分析。
  • 激変する世界の変化を読み解く 教養としての地理
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    過去数十年の間に、テクノロジー、貿易、人口など様々な面で変化が起きた。地理的思考で世界を概観すると、過去の出来事が現代につながり、未来をかたちづくっていくことが理解できるだろう。本書では、予備校界における地理の第一人者が、教養として大人が身につけておくべき最新の情報を、多くの図解と写真を用いて解説する。内容例を挙げると、◎世の中が変われば、地図も変わる ◎アンカレジのうどんと温暖化による北極海航路 ◎脱石油を模索する湾岸諸国 ◎OPECとOAPEC~なぜ原油価格は乱高下するのか? ◎ザンビアの銅と中国~なぜタンザニアと中国は結びついたのか? ◎日本人の「おかず」と食料自給率のからくり ◎貿易収支が赤字でも経常収支が黒字の理由 ◎日本は米国債を買い続け、米国人一人に40万円投資しているのと同じ ◎日本の次世代産業を支える品目は? 等々2022年には、高校地理が必修化。いま、注目される「地理」をわかりやすく講義。
  • 原油急落と中東情勢vol.1
    -
    2014年11月末現在、原油価格が急落している。背景には米国のシェールオイルの生産急増とサウジアラビアが減産を渋ることによる需給緩和がある。一方で中東では、イスラム国の勢力拡大など地政学リスクがくすぶっている。原油価格や中東の政治経済はどうなるのか。本書は、週刊エコノミスト2014年11月11日号の特集「原油急落と中東情勢」を電子書籍化しました。 主な内容は以下のとおり Part1 今なぜ原油急落か ・下値は1バレル70ドル台 世界経済減速と供給過剰 ・産油国の思惑 価格下げてもシェア防衛のサウジ ・「在来型」から「非在来型」へ 石油が簡単に掘れる時代の終焉 ・「イスラム国」とは何か イスラム法統治の国家を目指す ・イスラム国の勢力拡大を生む米国と中東諸国間の溝 ・中東諸国の経済 格差拡大、資源と人口で明暗 ・290兆円の中東オイルマネー 欧米離れ、アジア市場に照準 ・トルコ・イラン・エジプト経済需要3カ国を見る Part2 歴史と宗教早わかり ・イスラム成立とオスマン帝国崩壊 影響与え続ける「初期イスラム」現代を決定づけたオスマン崩壊 ・オスマン帝国崩壊後~現在 台頭するイスラム主義運動 中東政治の行方を左右 ・イスラム教とはどんな宗教? 五つの信仰行為を義務づけ ・混乱と暴力が続く理由 中東混乱の本質は階級闘争 ・ソーシャルメディア 反政府、テロ活動に巧みに利用
  • 原油100ドル時代の成長戦略
    -
    1巻1,400円 (税込)
    原油100ドル時代はすぐそこまで来ている! 工業化を推し進める中国は、将来の資源争奪戦を見越して、石油など海外資源の権益確保や戦略備蓄などの国家資源戦略を打ち出している。一方、日本にとっての原油価格上昇は、世界に先駆けて資源浪費型の産業構造から新エネルギー型(太陽エネルギーほか)に転換する最大の好機ともいえる。新興国が台頭する世界経済にあって、日本は生き残れるのか? 資源の枯渇を先取りし、日本が選ぶべき戦略とは?

    試し読み

    フォロー
  • 原油暴落の謎を解く
    4.2
    石油の価格は、いったい誰が決めるのか? 「今でも石油の価格は、OPECとセブンシスターズ(欧米の巨大石油資本企業)が裏で話し合って決めているのでしょう?」 私たちの生活に大きな影響を与える石油価格。しかし今でもこうした誤解がはびこっている。 商社に入社以来、40年以上にわたってエネルギー関連事業にたずさわり、現在はエネルギーアナリストとして活躍する著者が、石油価格のメカニズムをビジネスマン向けに徹底解説。また、エネルギーに関する海外のオピニオンを紹介しつつ、いまエネルギー事業が直面している構造変化と、それがもたらすであろう国際情勢の変化を論じる。 <おもな目次> ●第一章 原油大暴落の真相 波瀾万丈の2016年が明けた/資源を「爆買い」した中国/シェールオイルの「強靭性」 など ●第二章 今回が初めてではない 資金ショートか、大油田発見か/強欲独占、ロックフェラー/非OPEC原油が勢いづく など ●第三章 石油価格は誰が決めているか OPECとセブンシスターズが裏取引?/市場を動かす「先物取引」/中国勢の価格操作疑惑 など ●第四章 石油の時代は終わるのか 石油が枯渇する心配はない/シェール革命の何が「革命」だったのか/石油は「西から東へ」の時代に など ●第五章 原油価格はどうなる? 長期、短期の需要予測/隠された余剰生産能力/エクソンはなぜ読み違えたのか など
  • 国貧論
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    アベノミクスもマイナス金利も8割の国民を貧しくする資本主義である 水野和夫が解き明かす21世紀の経済論! 第一章 国貧論 国民の「貧」の性質と原因の研究 マイナス金利の真実 株式会社は時代遅れ 日本の貧困――年収200万円以下が24%3割は金融資産が全くない 第二章 資本主義の黄昏 資本主義の黄昏1 アベノミクスの終焉 資本主義の黄昏2 中国バブル崩壊の日 資本主義の黄昏3 「ゼロ成長社会」への道筋 資本主義の黄昏4 「近代の秋」への発想の転換 資本主義の黄昏5 皇帝なき「閉じた」帝国の時代 原油価格1バレル=30ドル割れの教え 東大物価指数とはなにか 人口問題とイノベーション 第三章 21世紀の資本論 日本の「21世紀の資本」論――資本主義と民主主義のたたかい 「近代社会」のあらゆる前提が崩壊するなかで
  • これから日本で起こること―雇用、賃金、消費はどうなるのか
    3.2
    1巻1,320円 (税込)
    消費増税、通貨安、日銀の出口問題……2017年に日本の最大の試練がやってくる! 米国住宅バブル崩壊や欧州債務危機の到来、2014年の日本の景気失速や消費増税先送り、さらには原油価格の下落を自著で的確に予見したカリスマ・エコノミストが、今後の経済、社会、マーケットの行方を大胆に予測する。 【主な内容】 第1章 アベノミクスの失敗は最初からわかっていた 第2章 アメリカ型資本主義が国民生活を疲弊させる理由 第3章 インフレ経済が日本の中間層と地方経済を苦しめる 第4章 なぜ円安でも日本経済は回復しないのか 第5章 これから何が起こるのか~2017年、日本の試練がやってくる
  • ザ 討論
    -
    景気はよくなるのか。賃金、物価は上がるのか。米国経済の行方は? 円高か円安か。日本株は? 原油相場は?2017年度下期の金融経済・マーケットを見極めるうえでカギとなるテーマについて、見方が異なる専門家に論じてもらった。 本書は週刊エコノミスト2017年10月3日号で掲載された特集「ザ 討論」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 【賃金は上がるか】 ▲上がる 労働需給が逼迫/▼上がらない 企業姿勢など構造要因 【日銀は2%物価目標を達成できるか】 ▲達成できる 大幅な原油安なければ達成できた/▼達成できない 貨幣数量説に基づく金融政策は誤り 【米国景気の拡大は続くか】 ▲続く 「適温経済」の状態にある/▼続かない 自動車など指標が後退局面入り示唆 2017年度下期注目イベント 主要国の金融政策と日米中銀トップ人事 【ドル・円市場の行方は】 ▲円高 下値1ドル=104円も 米金利に低下圧力/▼円安 ドル上値1ドル=120円 米政治・経済が好転 【どうなる?日本株】 ▲上昇 業績好調・統治体制改善を評価 日経平均2万2000円へ/▼下落 米朝有事なら暴落不可避 下値は1万5000円台 【原油価格はどう動く】 ▲上昇 1バレル=60ドル台目指す/▼下落 来年初に1バレル=30ドル割れも 【執筆者】 嶋津 洋樹、湯元 健治、嶋中 雄二、吉川 洋、渡辺 浩志、重見 吉徳、小玉 祐一、内田 稔、鈴木 健吾、黒岩 泰、江守 哲、藤 和彦
  • 図解入門業界研究 最新石油業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第2版]
    3.0
    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま、日本の石油業界は、国内需要の減少を背景に大規模な再編・統合が行われ、新たな事業展開を模索しています。本書は、石油に興味がある学生や社会人、石油情勢に興味のある一般の方に向けて、石油と石油産業の基礎知識から国際石油市場まで、最新の情報をわかりやすくまとめた業界研究書です。災害・紛争の影響と安定供給、原油価格暴落の背景、エネルギー転換・脱炭素化の対応、アラムコIPOの狙いなどがしっかりわかります!
  • 世界経済2015
    -
    米国の順調な景気回復を前提に、2015年の世界経済は緩やかな成長を継続する--。こうしたシナリオを大きく崩しかねないリスクが浮上している。原油価格の急落だ。先進国経済にとってはプラスのはずの原油安が、為替市場、株式市場を混乱させている。本書は、週刊エコノミスト2015年1月6日号(合併号)の特集「世界経済2015」を電子書籍化したものです。   世界経済2015 Part1 米国1強の危うさ ・逆オイルショックの衝撃 ・2015年カレンダー 世界経済・政治の注目イベント ・2015年為替・株価大予想 株 為替 ・円安 スーパー円安時代に突入 マネーフローと投資はこう動く ・インタビュー ポール・シェアード ・米国経済 潜在成長率を超える2.7%成長 ・まだ狙える米国株 バイオ、IT、エネルギー… ・インタビュー アダム・ポーゼン ・欧州 欧州を襲うデフレ危機と政治的緊張 ・欧米の対露制裁が招くドル基軸体制のほころび Part2 新興国と資本主義の未来 ・中国 減速中国を襲う4大リスク ・中国株 いまだ割安 2015年に資金流入は拡大 ・ASEAN アジア版EUスタート 関与深める日本と中国 ・TOPIC1 スマホ 凋落するサムスン ・TOPIC2 SNS 「上場」か「買収される」かLINE ・原油安 価格主導権は依然サウジ ・ロシア 原油安直撃で深まるロシア経済危機 ・イスラム国 西側の都合で勢力維持 ・2015世界経済展望 成長しか知らない資本主義が「成長しない時代」に入る ・TOPIC3 水産資源 伸びる世界の漁業 日本だけが衰退 ・TOPIC4 感染症 エボラの次は脳を侵すATCV-1 ・グローバリズムの本質 株式会社が国家を破綻し、国民から搾取する
  • 世界食料危機
    4.0
    <<ウクライナ危機が浮き彫りにする飢餓の構図>> ■肥沃な土壌「チェルノーゼム」(黒土)が広がり、世界的な穀倉地帯を抱えるウクライナ。広大な農地を抱え、農産物の増産に力を入れてきたロシア。両国は近年、安価な穀物の輸出をとおして、アフリカやアジアの途上国を中心に数億人の食料を支えてきた。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻により「世界のパンかご」とも呼ばれる豊穣な地域は破壊され、世界の食料事情は一変しつつある。世界食糧計画(WFP)によれば、アフリカ北東部では干ばつが続き、深刻な食糧難に直面する人は2200万人に達する。さらに危機は拡大すると予測されている。 ■著者は世界の食料の危機的状況が、両国の戦争状態解消によってすぐに正常化するとは考えていない。世界の食料生産は構造的な問題を孕んでいるからだ。原油価格の高騰やバイオ燃料の増加、大国による穀物の低価格輸出、地球温暖化と異常気象、新興国での食肉消費の増加など、解決が困難な問題が山積している。 ■足元では、化学肥料の流通減と大幅値上げによって使用の抑制が広がり、来年以降の収穫減が見込まれる。気候変動などの中長期的問題に戦争の災禍が加わり、世界の食料生産は複合危機に陥る可能性が高まっている。本書は、こうした飢餓の解決を阻む構造的な問題を徹底解説するとともに、日本の食料安全保障にも言及した必読の1冊。 【目次】  第1章 侵略された「世界のパンかご」  第2章 食肉の消費拡大が飢餓を生む  第3章 地球温暖化がもたらすもう一つの危機  第4章 食料か、燃料か  第5章 飢餓を招く大国の論理  第6章 化学肥料の争奪  第7章 日本の食料安全保障
  • 世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか
    4.5
    いまそこに迫る世界食糧危機、そして最初に飢えるのは日本、国民の6割が餓死するという衝撃の予測……アメリカも中国も助けてくれない。 国産農業を再興し、安全な国民生活を維持するための具体的施策とは? 「大惨事が迫っている」国際機関の警告/コロナで止まった「種・エサ・ヒナ」/ウクライナ戦争で破壊された「シードバンク」/一日三食「イモ」の時代がやってくる/国力低下の日本を直撃「中国の爆買い」/「原油価格高騰」で農家がつぶれる/世界の食を牛耳る「多国籍企業」/食料は武器であり、標的は日本/「食料自給率一〇〇パーセント」は可能だ/「食料はお金で買える」時代は終わった/「成長ホルモン牛肉」の処分地にされる日本/ポテトチップスに使われる「遺伝子組み換えジャガイモ」/農政軽視が招いた「人災としての危機」/「日本の農業は過保護」というウソ/有機農業で中国にも遅れをとる/明るい兆しが見えた「みどりの食料システム戦略」/「有機農業&自然農法」さらなる普及を
  • 世界の未来は日本次第 「B to B」、そして「B to G」へ
    -
    世界は大きな変革期を迎えている。2014年に発生したクリミア問題、いわゆるイスラム国(自称)問題、ギリシャ問題で再び表面化した欧州の対立、原油価格下落をめぐる鬩ぎ合い、中韓の断末魔……。「ワンワールド化」するかと思えた世界は、再び対立と調和の世界へと変化を始めたのではないか。また現在、リーマン・ショック後の混乱により、世界は「金融主導型社会」から「実体経済主導型社会」へと変化しようとしている。この「実体経済」を支えるうえで肝になるのが、モノをつくる技術、人材、文化だろう。その点、日本は世界を主導できる立場にある。実際、本書において両著者は、多様な知見と分析により「グローバル経済は日本なしでは動かない」と断言する。本書は、「難しいだけで役に立たない経済学」の本ではない。超円高を乗り切った日本と日本企業が進むべき道、これからの世界と日本の見方、各問題に対する解決法など、「生きた知恵」が満載。

    試し読み

    フォロー
  • 石油がわかれば世界が読める
    3.9
    原油大高騰のウラになにがある? 地球温暖化をめぐる脱石油で食料戦争勃発? 石油資源の寿命は200年? 米中ロシアの資源争奪戦の台風の眼は石油? 原油価格高騰のカラクリからバイオ燃料の将来まで、驚きの内幕を石油学会に集う第一線研究者たちが共同執筆。それぞれの専門分野から「石油」に切り込む。

    試し読み

    フォロー
  • 石油を読む<第3版>
    4.0
    原油価格は低迷が続いていたものの、16年後半の原油減産合意は価格反転の機会にもなりうる。アメリカ新大統領のトランプはエネルギー業界に深く入り込んでおり、インフラ投資を推進するとしている。日露の接近でパイプライン開発はどうなるか、影響力が低下する中東は……。その背景と将来像に踏み込む。 本書は、石油に対する固定観念(枯渇するのではないかなど)をくつがえし、なぜ原油価格が乱高下するのかを経済的に冷静に解説することを主に、その石油市場を動かす各国の最新事情を解説するもの。 原油の価格はいまや、多くの会社、投資家にとって重要な金融ファクターでもある。金融市場で重要視されるその指標について予測する。 著者は資源エネルギー庁や内閣官房に在籍していたエネルギー関連のエキスパート。市場に詳しいと同時に、地政学にも通じており、バランスのよい記述となっている。
  • 相場は歴史に学べ
    -
    過去最高値を更新し続ける米国株。15年ぶりの高値を記録した日本株。さらに、ドル高や原油安、低金利も同時に進行する。この先の世界をどう見渡せばいいのか。歴史をひもといてみれば、得られる教訓は少なくない。 本書は週刊エコノミスト2015年3月10日号で掲載された特集「相場は歴史に学べ」の記事を電子書籍にしたものです。 目次: はじめに 【相場は歴史に学べ】  ・名目GDP比で高値圏の日本株 バブルを増長する金融政策  ・独占インタビュー ブラード・セントルイス連銀総裁  ・ここが知りたい    1.日本株 87年バブル前相場に類似    2.円安 円売り膨張は転換のシグナル    3.マクロバブルの見抜き方 「総融資残高の対GDP比」1.7倍超で崩壊    4.ドル高 米国内でくすぶる批判に要注意    5.利上げ 大恐慌、中南米危機の暴発装置    6.原油安 「逆オイルショック」再来で60ドルの低価格時代が続く    7.米株高 金融市場発の景気悪化に注意    8.中国の次の成長国は? 「工業化」に挑むミャンマー インドのIT    9.どうなる金価格 ドルとの逆相関に変化    10.ロシアの行方 原油価格と連動した国家の盛衰  ・中央銀行の失敗史 政治の急接近時には要注意
  • 相場を見抜く経済指標
    -
    目まぐるしく変化する景気や経済構造を知る手がかりとなる経済統計・指標――。経済の姿を正しく捉えるために、その読み方を伝授する。  株価、利上げ、中国経済、為替、クレジット(債券)、原油、企業収益をプロはどんな指標を使い、どう見ているか?。  歴史編では、景気低迷の原因をケインズ理論で読み解いていく方法も掲載しています。  本書は週刊エコノミスト2015年4月21日号で掲載された特集「相場を見抜く経済指標 統計を疑え」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに 相場を見抜く経済指標 統計を疑え ・先行き見極めるプロの視点 ・インタビュー 井上亮「ROE一辺倒では危ない」 ・インタビュー ジム・マコーガン「ROEは6~8%でも優秀だ」 ・インタビュー 浜矩子「エコノミストに騙されないために」 ・為替 主要通貨の強弱をランキング ・クレジット 市場に余る資金はクレジット投資へ ・原油 価格急変が招く金融危機、財政破綻のリスク ・インタビュー ポール・シェアード「低インフレは技術革新や生産性向上の『成果』」 ・統計分析 季節調整で経済の真の姿を捉える ・インタビュー 河野龍太郎「日本の実力を認識せずに、GDPを評価すべきではない」 ・FRB議長が注目 「イエレン・ダッシュボード」の九つの指標 ・企業収益 時代とともに変わる注目指標 歴史編 ・ケインズ理論で読み解く 景気低迷の原因は増税だけでない ・下村治に学ぶ アベノミクスの是非は現代版「成長論争」
  • 地図でわかった原油恐慌
    -
    原油価格が低迷し、サウジアラビアやクウェートなど中東諸国の政府系投資ファンドが、日本企業株を売却している。資金は本国の財政赤字の穴埋めに使われ、株式市場から逃げ出したオイルマネーはすぐに戻りそうもない。  資源安と新興国の先行き不安、中国経済の減速は金融市場の混乱と共振し、乱高下を招く構造を世界地図で詳細に分析した。  本書は週刊エコノミスト2016年1月18日号で掲載された特集「地図でわかった原油恐慌」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・原油安発の世界マネー変調 オイルマネー逆流でリスク回避 ・サウジアラビア 原油生産と財政破綻のチキンレース ・イラン 制裁解除で供給過剰の主役に ・インタビュー 寺島実郎・日本総合研究所理事長「金融市場を襲う負の連鎖」 ・経常収支 資源国から輸入国へ富の大移転 ・中国 石油製品輸出で原油市況圧迫 ・中国 供給過剰で鋼材輸出止まらず ・インタビュー ジャレド・ダイアモンド「原油採掘の高負荷化が招く資源枯渇は脅威」 ・資源・エネルギー企業 原油安・資源安で破綻危機 ・シェール企業 4月の資金繰りがヤマ場 ・米国・カナダ 北米に新たな地政学リスク ・ブラジル 膨らむ隠れ借金で財政底なし沼 ・今年の原油平均価格見通し    供給過剰の解消で上昇基調    下振れリスクを抱えた原油安相場    世界経済の不安で、下振れ懸念 【執筆者】 谷口健、金井暁子、大堀達也、畑中美樹、 永田安彦、黒瀬浩一、後藤逸郎、金井暁子、 柴田明夫、藤戸則弘、野神隆之、在原次郎、 森川央、江守哲、井上淳、芥田知至、 週刊エコノミスト編集部
  • 中国ショック 株・原油暴落
    -
    中国経済の失速と原油価格の暴落で、世界同時不況の足音が聞こえ始めた。株式、為替市場は一気に不安定になり、オイルマネーの逆流は新興国を危機に陥れる。暗雲漂う世界経済の先行きを読む。  本書は週刊エコノミスト2015年9月8日号で掲載された特集「中国ショック 株・原油暴落」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・日米中の株安連鎖 緩和も財政も限界 ・2015年度末までの株価・為替の見通しは?    日本株    ドル・円相場    中国株 ・震源地・中国 悪化する「李克強指数」 深刻な地方住宅在庫の重荷 ・原油30ドル時代の幕開け 世界中でマネー逆流 ・アナリストが予想 どうなる原油価格    来春には35ドル割れも視野    低迷続き30~55ドルの範囲    10月以降は上昇に転じる ・原油がまだ下がる六つの理由 シェール生産コストは3割減    イラクは過去最高 イスラム国の進撃まぬがれる ・これからが本番! 米シェール企業とサウジの消耗戦 ・制裁解除のインパクト イラン輸出日量100万バレル増加  ・イラン進出企業が続々 欧州が先行、日本にもチャンス ・原油安の負け組    ロシア GDP4・6%減、インフレ率16%    ベネズエラ 生活困窮、デフォルトの危機    湾岸諸国 サウジは国債発行で穴埋め ・日本経済 GDPを0・1%押し上げ ・得する企業 運輸、タイヤなど 損する企業 石油元売りや商社 ・金、鉄、非鉄 軒並み下がった商品価格 ・穀物 大豊作でも下値余地少ない
  • 中国の侵略に討ち勝つハイブリッド防衛 日本に迫る複合危機勃発のXデー
    -
    1巻1,870円 (税込)
    2023年3月10日 第三期習王朝樹立! 列島に迫る未曾有の複合危機 最新の安全保障の姿を50点以上の図版・288ページで詳説! 本書を読むことが抑止力の向上に繋がる 以下、目次より抜粋 序章 哀悼 安倍晋三元最高司令官 歴代で最も「自衛隊」を尊重した最高司令官 反対派を気遣って「裏門から出ろ」 「自衛隊の最高司令官が務まるか」が総理の資格 第1章 アメリカが導き出した開戦Xデー 日本列島と台湾島は中国の太平洋進出の壁 領土・領海の拡大を実現して「皇帝」を目指す習近平 粛清と制裁で第3期習王朝にこぎ着けた 中国共産党 第20期人事が示す野望 技術開発のギャップを狙う 原子力のテクノクラートを参画させた意味 中央軍事委員会メンバーの異様性 次期国防大臣選任の背景にある軍改革 党の軍から習近平の私設軍隊へ 侵攻のXデー 第2章 ウクライナが伝える「複合危機」の脅威 EUの東方拡大に21世紀欧州初の戦争を仕掛けた アメリカの姿勢と原油価格 親ロシア派とクリミア半島 「クリミア半島」はロシアの核心的利益 スターリンの呪縛がクリミア半島を譲渡させた たった1隻を残して寝返ったウクライナ海軍 ウクライナの国防改革 演説の天才 第3章 中国に攻めさせない日本の決断 撃墜スパイ気球が示す中国の非対称戦略 ロシアと中国の占領タスクが酷似 最重要課題は「中国に攻めさせない」こと 宇宙、サイバー、電磁波領域という新たな戦域 アメリカの軍民融合 安保3文書改定 「30+2対1」と「2対3」と「0対1」 韓国には期待できない 戦闘機の共同開発と経済安保 第4章 分断する世界と経済安全保障 「安保3文書」改定が生んだ新たな関係 345の包囲網 原潜のターゲットは中国 AUKUSの裏にあるJAUKUS メガFTAによる中国包囲網 「軍民融合」戦略が半導体の禁輸に繋がった 日米台韓の「Chip4」で中国と分断 セキュリティー・クリアランス グローバルサウスの争奪戦 第5章 その時、列島に何が起こるか――覚悟した日本国民こそ最大の抑止力 2023年秋に訪れる危機 CSISのシミュレーションの意味 その日、中国軍は台湾海峡を封鎖する 列島はウクライナ侵攻後のポーランドになる 立ちはだかる「武器輸出三原則」の壁 横須賀防衛学園都市 抑止力の土台「自衛官」の惨状 人任せ防衛から自立防衛の意識へ
  • 次のグローバル・バブルが始まった!
    5.0
    1巻1,400円 (税込)
    世界経済はサブプライム問題を乗り越えて加速、いま空前の巨大バブルが始まりつつある! 「ブラジル株高騰の必然的シナリオ」「原油価格10倍超でも石油ショックが起こらない理由」「2010年、新興国バブルがピークになる!」――ゴールドマン・サックス投信社長等を歴任した国際的投資顧問が、今まさに進行中の国際投資マネーのダイナミックな動きを解き明かす。

    試し読み

    フォロー
  • とことん分かる原油安
    -
    原油価格の下落が世界の金融市場をはじめ国際政治やエネルギーの実需にも大きな影響を及ぼしている。原油安で世界はどう変わるのか。背景で何が起きているのか。さまざまな問いを立てて展望しています。  本書は週刊エコノミスト2015年2月3日号で掲載された特集「とことん分かる原油安」の記事を電子書籍にしたものです。 ・金融市場の動揺の基点に不安の連鎖を招く原油安 ・Q.世界のマネーフローは? ロシア国債のCDS急上昇 ・Q.オイルマネーはどこへ? 政府系ファンドは号国、インドへシフト ・基礎知識1 原油価格の決まり方 WTI、ブレント先物が指標に ・Q.サウジの力は弱まった? 唯一不変の「マーケットメーカー」 ・基礎知識2 埋蔵量とは? 経済的に採掘可能な分量で年々増加 ・Q.経済にプラス?マイナス? 原油輸出国には大きな打撃 ・基礎知識3 原油の歴史 技術革新でエネルギーの主役 ・Q.原油急落の真相は? シェール革命で需給緩和+米金融緩和終了で売り圧力 ・基礎知識4 ガソリン価格 4割を税金が占める日本は米国並みの急落なし ・Q.新エネルギーはどうなる? 競争力低下で開発停滞 ・基礎知識5 日本の中東依存が高い理由 タンカーの輸送日数が最短 ・Q.石油火力はどうなる? コスト競争力上昇も二酸化炭素排出に課題 ・Q.関連投信の動向は? 基準価額が軒並み下落
  • トップエコノミストが教える 金融の授業
    3.0
    1巻2,112円 (税込)
    本書は、「金融のことがこの1冊でまるごとわかる」をコンセプトに、「株式」「為替」「金利」の3大マーケットについて、どのように見たらよいのかをまとめました。 また、そもそも「金融」というものは何かについて、初心者にもわかりやすく解説してあります。 「ロシアでルーブル危機」「原油価格がまた急落」「円安で企業倒産増加」 「固定型住宅ローン金利が過去最低」~など、株価や為替相場の大幅な上昇や下落が、昨今、ニュース番組のトップニュースで大々的に取り上げられることが多くなりました。 国内だけでなく世界中で、経済というものが日々、ダイナミックに動いているわけです。 「金融」「経済」という世界がいっそう身近になっているだけに、ふだん「そうしたものとはあまり縁がないな」と思っている人でも、基礎的な知識を身につける必要性が増してきたということでもあります。 初めて「金融」に触れる人はもちろん、すでに金融業界で働いているプロフェッショナルの人にとっても、自分が直接触れていない市場について基礎知識を復習するのに適した内容となっています。
  • なぜあなたの予測は外れるのか AIが起こすデータサイエンス革命
    -
    利益を倍増させる最強の統計学! 大手企業も続々導入するT・AI(時間の人工知能)とは? 在庫削減70%の秘密、ホワイトノイズ(予測誤差)とは、人間の楽観的予測と過剰反応……など、ビジネス統計モデル構築の草分け的著者がその真髄を明かす。 ◎統計的な予測はどれくらい当たるのか◎コンビニ店員はビニール傘の“売れどき”を予測できるか◎ボリューム陳列は本当に利益を生むのか◎在庫を「流れ」で見ないから過剰在庫になる◎T・AIでどれだけ在庫が削減できるか◎無意識に自動反応する対人関係心理◎なぜフィットネスクラブは退会率が高いのか◎「気温が上がると冷やし中華が売れる」は本当か◎なぜ原油価格の暴落を読めなかったのか◎タバコをカートン買いする顧客に惑わされるな◎変化とヒューマンエラー…… 他
  • なぜかお金持ちを引きつける経済トークの磨き方 営業マンのための使える経済会話術
    -
    営業でお客様と話をするとき、雑談を交えて相手の心を解きほぐしながら会話をすすめます。ところで、富裕層のお客様は知的な雑談を好みます。気の利いた経済トークは営業マンにとって必須のスキルです。本書は、元メガバンク富裕層担当営業マンが、お金持ちを引きつける経済トークの磨き方を教えます。自然災害と株価の関係、日米欧で重要な経済指標、原油価格など、経済知識の仕入れ方と、それをトークにどう活かすかがわかります。
  • なぜ株価は値上がるのか?
    完結
    3.0
    第1章 株価を動かす要因を知る 1.何が株価を動かすの? 株価急落の日 下落要因を記事から探る 2.株価を動かす要因 第2章 株式市場で注目すべき材料 トレンドラインと投機筋 1.企業業績 サプライズ 2.社会的評判 3.投資家動向 出来高 バブルは崩壊する 4.景気動向 5.金利 金利と株価の関係 6.財政 7.為替レート 8.原油価格 原油高の影響 9.国際情勢 10.国内政局 第3章 株式入門者の素朴な疑問 株式市場の存在意義 分散投資の極意 動かないことにもリスクがある 損は誰にでも出る 高勝率は破滅パターンのひとつ? バリュー株とグロース株の違い 物言う株主 多様な価値観 相場は小さな判断の連続 信用取引ってなぜあるの? 元本保証で高利回り アノマリーって何? 株式分割は値上がりの材料? 外国人の持ち株比率は意味があるの? どうして夜間取引ができるの? 相場の極意 第4章 リスクマネジメント 1.リスクは避けるものではなく、うまく管理すべきもの リスクの管理 2.姿を消したスーパーディーラー 3.市民権を得た「損切りの徹底」 4.評価損は実現損よりも性質が悪い 5.損はでるもの。そして、損は切るもの 6.勝負は潮の流れに乗れているときに行うもの 第5章 テクニカル分析の利用 チャートの有用性 1.「素」のチャート:ローソク足とバーチャート 2.トレンドライン 3.移動平均線 4.オシレーター系のテクニカル指標 5.一目均衡表 6.パラボリック 7.ボリンジャーバンド 8.新値足、かぎ足、ポイントアンドフィギア 9.「素」のチャートとテクニカル指標の使い分け 第6章 値上がる株の見つけ方 1.銘柄検索 他人任せの銘柄選択 自分で行う銘柄選択 出来高に注目する 投資か、投機か 2.チャート分析 スペック(仕手、材料株)の兆候を示すチャートの形状 パニックの兆候を示すチャートの形状 天底確認を暗示するチャートの形状 3.勝負は利食いでつく あとがき――踏み出すところからすべては始まる 著者/矢口新(やぐちあらた) 豪州メルボルン大学卒。日米欧の大手金融機関の為替・債券のディーラー、機関投資家セールスとして東京、ロンドン、ニューヨークの三大市場に勤める。現在、株式会社ディーラーズ・ウェブの社長兼ファンド・マネジャーとして、資本金を株式市場などで運用。主な著書に『生き残りのディーリング』(東洋経済新報社)『生き残りのディーリング決定版』『矢口新の相場力アップドリル為替編』『矢口新のトレードセンス養成ドリルLesson1』などがある。
  • なるほど!中東講義―週刊東洋経済eビジネス新書No.165
    4.0
    知識はあっても、何となくスッキリしない中東・イスラムをめぐる理解。  中東では今も宗派対立と大国の利害が錯綜している。まずは、この地域の国々の文化、歴史を大まかに知ることで危機の本質を把握する必要がありそうだ。原油価格の下落は産油国の経済に大きな変革を迫ると同時に、世界の金融危機の火種にもなりかねない。  本書では、中東の専門家が文化、宗教、歴史、国際政治、紛争、経済などのテーマを誌上講義していく。ポイントは中東をめぐる複合的な危機の理解にありそうだ。  本誌は『週刊東洋経済』2016年2月27日号掲載の18ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 歴史と文化で危機の本質を知る イスラム教の基礎知識 サウジに見る 女性の地位ウソ? ホント? ざっくりわかるイスラム史 欧米に振り回されてきた 中東の歴史 世界を揺るがす中東複合危機 原油暴落で資金逆流が加速 中東経済の未来を握る富豪たち
  • 2016年 日本はこうなる
    -
    毎年大好評の日本経済予測、2016年版! 激動のグローバル経済、企業経営、働き方、地方、ライフスタイル等々、最新トレンドが丸わかり。 商談、面接、雑談の情報源として、さらに投資のヒントとしても活用できる。 グローバル市場から個別企業の動きまで幅広く取り上げるハンドブックの決定版! 日本経済は「前向き志向」に転換できるか?  ◆円安・株高、失業率低下が実現するも日本の景気は回復していない。輸出に力強さを期待できない一方、サービスや投資で稼ぐ体制が強まる。  ◆世界経済は緩やかに成長するが、米国の利上げや中国景気がリスク要因。原油価格の上昇テンポは緩やかにとどまる。  ◆飛躍が期待されるインバウンド市場、IoTや人工知能といった新技術が産業に与える影響も注目点だ。  ◆少子高齢化で課題が山積する中、労働基準法の改正や高度プロフェッショナル労働制等、働く場は変わっていく。
  • 日銀・黒田総裁の大誤算! アベノミクス正念場で迎える9つの課題!
    -
    円高・株安の原因は、異次元緩和を行った日銀・黒田総裁の誤算にあった! 金融市場の今を徹底解説! 日銀の金融政策を現象面から検証し、その結果、株式や為替相場などの市場にどのような影響を与えてたのか、 日銀の金融政策とアベノミクスを現象面から読み解いていく。金融市場の今を徹底解説! 正念場を迎えたアベノミクスで本当に景気が良くなったといえるのか? 原油価格などのエネルギー価格の低下、消費税率引き上げ後の需要回復の鈍化は、円安による物価押し上げ効果を剥落させた。 米国では、FRBが長きにわたった量的緩和策を終了し、昨年末以降、利上げへと舵を切った。 ユーロ圏ではギリシャのデフォルト懸念に始まり、英国のEU離脱という結果を受けて、ポンドが大幅に売られ、 円相場は1ドル=98円まで急騰し、日銀の異次元緩和で支えていた円安・株高分を帳消しにしてしまった。 下落を続ける実質賃金に落ち込む個人消費。円高、株安の連鎖が企業業績を直撃する! アベノミクスで、経済の好循環は生まれるのか? これまでの日銀の金融政策を現象面から検証し、日銀がその都度、どのような思惑で金融政策を行い、 その結果、株式や為替相場などの市場にどのような影響を与えてたのか、日銀の金融政策とアベノミクスを現象面から読み解いていく。 金融市場で今まさに起こっている現象を知ることで、これからのマネー運用や資産設計のあり方のヒントを提供する。
  • 日本経済 黄金期前夜
    3.5
    1巻1,232円 (税込)
    テレビでおなじみの人気エコノミストが大胆予測! それでも、日本経済は沈まない! 経済は「環境」と「政策」に左右されます。 だから、それらが今とそっくりの時代がもしあれば、 今後の日本経済に何が起きるかを予測できるはずです。 しかし、そんな都合のいい時代があったのでしょうか。 実は、あったのです。 それが1986年と、2014年の日本です。 80年代後半、日本は未曾有の好景気に沸きました。 それと同様、今の日本は、黄金期の入り口に立っているのです。 ――永濱 利廣 【1986年→1989年】 原油価格が1/3に下落 史上最低の公定歩合 公共事業費が増加に NTT株公開 消費税導入 「死んだふり解散」で自民党圧勝 「前川リポート」による構造改革 ブラックマンデーと、その後の急回復 【2014年→2017年】 原油価格が1/2に下落 金融の異次元緩和 機動的な財政政策 郵政株公開 消費税増税 「アベノミクス解散」で与党圧勝 「日本再興戦略」による構造改革 中国ショックと、その後の急回復?
  • 日本人が知らない 中東&イスラム教
    -
    中東で勢力を拡大している「イスラム国」(IS)が、世界を揺るがしている。ISが生まれた背景に何があるのか、今後どのような手を打つべきか、世界的に議論が巻き起こっている。  さらに、中東には産油国が集中している。原油価格は今後どう動くのか。油価下落は湾岸諸国の経済にどのような影響を与えるのか--。注目テーマが多く、中東の政治・経済から目が話せない。  本書は週刊エコノミスト2015年3月24日号で掲載された特集「日本人が知らない 中東&イスラム教」の記事を電子書籍にしたものです。  特別編として、サウジアラビア主導の連合軍による空爆が激化するイエメン情勢と、その背後にあるイランに対するサウジの危機感などを分析した最新号(2015年4月21日号)のエコノミスト・リポートも掲載。 目次: はじめに 日本人が知らない 中東&イスラム教 第1部 イスラム国と中東の混迷 第2部 中東の歴史を学ぶ 【特別編】2015年4月21日号エコノミストリポート ・イエメン空爆激化 イラン核交渉が進展 危機感強めるサウジ
  • 100年に1度の投資チャンスが来た! ユダヤ金融資本はトランプに何をさせるのか! 手にとるようにわかる本
    1.0
    いままでの常識がことごとくひっくり返っています。 英国民がEU離脱を選択するとは! 泡沫候補のドナルド・トランプが大統領選に勝ってしまうなんて! 政治も経済も軍事も、そして投資も、これからはいままでのやり方が通用しなくなります。 ひと言で言えば、パラダイムシフトです。 さながらオセロゲームのように白が黒に、黒が白に、いままでの価値観ががらりと変わります。これまでの正解が不正解に、いままでの不正解が正解になります。木の葉が沈み、石が浮かぶ……それがパラダイムシフトなのです。 まさか……。ですから、「まさか」が起こる時代になったのです。 私は「まさか」とは全然思いません。EU離脱もトランプ当選もブログで主張してきた通りです。トランプ当選後、株価が1日で1000円前後の乱高下を繰り広げることも指摘しています。英国離脱、トランプ当選、親ロシア、反イラン、反サウジ、そして反中国……偶然ではありません。歴史的必然です。「パラダイムシフト」の一現象に過ぎないのです。 トランプがなぜ当選できたのでしょう? トランプには国際金融資本=ユダヤ右派から与えられた「ミッション(役割)=パラダイムシフト」があります。その約束を果たすために送り込まれた人物です。 ヒラリーではできない? できません。 さて、トランプはいったいなにを約束したのでしょう? いままでのパラダイムをどう方向転換させるのでしょう? トランプの登場で、日本はどう変わるのでしょう? 経済は? 政治は? 軍事は? 株価はどうなるのでしょうか? 景気は? デフレからインフレになる? 本文を読み進めるうちに疑問点がすべて解明できると思います。 【目次】 はじめに 壊れたコンピュータ付きブルドーザーの登場でなにがどう変わるのか?       ――いままでの正解が不正解に、いままでの不正解が正解に変わる! 第1章 トランプショックで世界はこう変わる! 第2章 トランプショックで日本経済はこう変わる! 第3章 9月にデフォルト? マネー流出で自己崩壊する中国! 第4章 誰も知らない、ほんとうはこんなに怖い金(ゴールド)の基礎知識 第5章 バレル26ドル? 80ドル? 原油価格は「サウジの春」で決まる! 第6章 在韓米軍撤退で口火を切る朝鮮有事? 日米は韓国をいよいよ捨てる? 【著者紹介】 中島孝志(なかじま・たかし) 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師 「キーマンネットワーク定例会」の他、 「原理原則研究会in東京」 「原理原則研究会in大阪」 「原理原則研究会in博多」 「原理原則研究会in名古屋」 「原理原則研究会in神の国出雲」 「原理原則研究会in新潟」 「原理原則研究会in札幌」 「日本伝統文化研究会」 「黄金の卵を産む! ぴよこちゃん倶楽部」 「中島孝志の日曜読書倶楽部」 「松下幸之助経営研究会」いずれも毎月開催。 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で高い評価を得ている。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料ネット、大手企業の社内報から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。 著訳書は330冊、電子書籍100冊。政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。 読書は年間3000冊ペース。落語と大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。 毎日音声&文字で配信! ビジネスで使えるインテリジェンス情報サイト「中島孝志の 聴く! 通勤快読」が超人気!
  • 米国商品情報を活用して待ち伏せする “先取り”株式投資術
    -
    1)情報は一瞬で知れ渡るから、先手を打てないと勝てなくなる インターネットが発達したおかげで、情報という情報はSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)などを経由して、瞬時にして世界中に伝わるようになりました。 この状況下では、仮に大きな材料が飛び出したとしても、それを市場が消化するまでほとんど時間が掛かりません。 一昔前なら、数日かけて相場に徐々に織り込まれていたような材料でも、今ならば、市場が反応を終えるまでは数時間がよいところでしょう。 仮に、情報を他人よりも早く入手し、先手を打ってポジションを仕掛けたとしても、以前ほどの利益を得られなくなってきているというのが実際のところです。もちろん、他人よりも数分、あるいは数秒早いタイミングでトレードを行うような戦略もありますが、それは、個人投資家のレベルでは難しいことでしょう。 もちろん、インターネットの普及によって、個人投資家でも本当に多くの情報を入手できるようになりました。その点では、機関投資家など、プロの投資家との差もほとんどなくなったと思いますが、その分、情報の賞味期限もどんどん短くなっていますから、何か材料が出てから動いているようでは、間に合わなくなってきているのです。 これからの時代は、材料が出るのを待つのではなく、一歩進んで「この先、どのような材料が出てくるのか」を予測し、先手を打って仕掛けることでしか勝てなくなっていくのではないでしょうか。 2)先手を打つために米国の商品情報を活用する さて先手を打つためにはどうすればよいのでしょうか。その解決策として、米国の商品情報を活用しようというのが本書のテーマです。ポイントは2つあります。 ひとつめは米国です。「米国(アメリカ)がくしゃみをすると日本は風邪を引く」という相場格言を、一度くらいは聞いたことがあると思います。日米の政治経済が強い関係にあること、それゆえにアメリカで何かが起こると、日本もその影響を受けることを揶揄する言葉です。ここで注目すべきは「米国が世界経済の中心である」という点です。 2つめは商品市場です。なぜなら、商品市場には、株式市場に先行して動くという特性があるからです。セクターによっては影響力も思った以上に大きくなります。つまり、「商品のファンダメンタルズの分析をすることで株式市場の流れを把握する」という意味では極めて有効なのです。 要するに、日本株に影響を与える「米国の商品情報」を見ておくと、その後で動く日本株を予見できるのです。 3)トップダウンとボトムアップの2つの方法 米国の商品情報を日本株に生かす、要するに「先取りする方法」は2つあります。 ひとつは、米国株式市場の方向感を示し、かつ、先行指標となる WTI原油価格の流れとその在庫の増減をベースに注目セクターを選び、次にその中から銘柄を選んでいく「トップダウン方式」です。 もうひとつは、米国で動いている商品に注目して、まずは関連セクターを選び、次に対応する銘柄を選んでいく「ボトムアップ方式」です。例えば、大豆価格が上がったら非鉄セクターに注目する」といったたぐいのやり方です。 米国商品と日本株の融合には、商品だけ、株式だけの投資にはない「新しい可能性」があります。ぜひ、試してみてください。
  • マイナス金利
    -
    日銀は1月末、初めてマイナス金利の導入を決めた。年初からの中国発世界同時株安や下げ止まらない原油価格といったグローバルな市場の混乱から波及する円高株安を断ち切ろうと、劇薬を投じた。市場の意表を付く奇策には、副作用を警戒する声も根強い。果たして2%インフレ目標を達成し、景気回復を後押しできるか。  本書は週刊エコノミスト2016年2月16日号で掲載された特集「マイナス金利」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・日銀乾坤一擲の劇薬 早くも賞味期限切れ ・プロの視点 私はマイナス金利をこう評価する    物価目標達成に近づいた 片岡剛士    金融政策の有効性復活 菅野雅明    年央にもさらなる緩和 河野龍太郎    普通の政策をやるだけ 高橋洋一    通貨安競争のタネまいた 豊島逸夫    インフレ目標達成は厳しい 中窪文男    通貨の番人でなくなる 浜矩子    悲観のゆきすぎ ただすだろう 浜田宏一    総括なき金利政策への変更 矢嶋康次 ・業種の明暗 借金が多い不動産には恩恵 生保、銀行は利ザヤ縮小 ・銀行収益の影響試算 ゆうちょ銀は経常益2割減 国内資金利益への依存度高 ・Q&A ゼロから分かるマイナス金利 ・日欧の相違 ECBに比べ量的緩和との両立が難しい日銀 ・世界連鎖不況 金利「世界同時水没」の現実味 ・異次元緩和の副作用 日銀のマイナス金利より怖い すでに始まっているマイナス金利 ・2016年相場「新予想」    日経平均    NYダウ    欧州株    上海総合指数    ドル・円    ユーロ・円    長期金利    日本の実質成長率 ・世界同時株安の構造 中国、原油、ゼロ金利……バブルは別の顔でやってくる ・中国経済成長の終焉 民間債務残高はGDP比200%超 未曽有の債務処理が待つ「宴の後」 【執筆者】 酒井雅浩、藤沢壮、片岡剛士、菅野雅明、 河野龍太郎、高橋洋一、豊島逸夫、中窪文男、 浜矩子、浜田宏一、矢嶋康次、窪田真之、 佐藤雅彦、山口曜一郎、高田創、徳勝礼子、 松浦寿雄、山田一郎、壁谷洋和、市川雅浩、 戸松信博、宇野大介、山本雅文、柳澤浩、 鈴木誠、熊谷亮丸、小玉祐一、熊野英生、 竹中正治、週刊エコノミスト編集部
  • みんなが知りたい! 地球の資源とエネルギーのしくみ 利用の歴史から脱炭素社会のことまで
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 調べ学習に役立つ! ★ 写真や図解でやさしく解説。 ★ 電気やガスはどのように作られるの… ★ 地球にやさしいエネルギーって… やさしくないエネルギーもあるの… ★ 「次世代エネルギー」「脱炭素」について教えて! ★ エネルギーにはどんな種類があるの… ◆◇◆ 協力者からのコメント ◆◇◆ 私は長くエネルギーに関する仕事に携わってきました。 そのため、現在もエネルギーに関する情報に 注目してしまうことが少なくありません。 私たちに便利で豊かな暮らしを 与えてくれるエネルギーですが、 非常に残念なことですが、 世界のどこかで起きている戦争にも 莫大なエネルギーが使われているのも事実です。 人類は太古の昔から熱や光などの エネルギーを利用してきましたが、 18世紀の産業革命から石炭を燃やす文明が始まり、 その後も大気中に大量のCO2を排出する エネルギーを使う文明が長く続きました。 その結果、地球温暖化という環境問題を 抱えてしまう事態を招いています。 人類はこれまで、石炭や石油などのCO2を排出する 資源をもとにしたエネルギーを使って 産業を発展させてきましたが、 世界は今、エネルギーの使用が 環境に与える影響と真剣に向き合い、 新しいエネルギーの発展に取り組んでいます。 個人である私たち一人ひとりも、 エネルギーと環境の関りを知り、 できることに取り組んでいかなければなりません。 本書では、そもそもエネルギーとは何なのか、 エネルギーをつくるさまざまな資源に どのようなものがあるのか、 その資源からエネルギーはどのようにつくられ、 社会でどう活用されているのか、 使われるエネルギーは時代とともに どのように移り変わってきたのか、 さらにはエネルギーと環境問題との関りなど、 エネルギーについて幅広い視点から 分かりやすく説明しています。 本書を読んだみなさんが、今を生きる自分たち、 さらには未来に生きる人たちのために、 どのようにエネルギーと向き合い、 地球環境のためにどのような行動を とっていったら良いのか、 少しでも考えるきっかけとなったら幸いです。 「自分でできることで青い地球を守る会」発起人 北原 義昭 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆1 エネルギーとは * 昔の子供はロボットアニメで初めてエネルギーを学んだ! * 人力から始まったエネルギーは今、再生可能エネルギーへ! * 畜力・風力・水力から蒸気機関へ化石エネルギー時代の幕開け * 化石エネルギー時代から再生可能エネルギーの時代へ! ・・・など ☆2 現代で主に使われているエネルギー * 長い年月をかけて生き物たちが化石エネルギーになった! * 枯れた植物からできた石炭、人類発展の産業革命を支えた * 石油は現代社会の主力エネルギー、自動車や飛行機を動かす! * 高騰・下落を繰り返す原油価格、国際情勢が大きく関わっている! ・・・など ☆3 地球にやさしいエネルギー * 再生可能エネルギーとは、自然界にいつでも存在しているエネルギーだ! * 太陽光を電気に変えて発電、クリーンな太陽光エネルギー * 火山地帯の地球に眠る資源、地熱エネルギーを使って発電! * 膨大なエネルギーが大きな可能性を秘めた海洋エネルギー ・・・など ☆4 エネルギーと環境問題 * 今の生活に必要な資源量が分かる、エコロジカル・フットプリント * 地球温暖化にはエネルギーの消費が大きく関わっている! * 地球温暖化を防ぐための国際的な話し合いの場「COP」! * エネルギーを有効活用するために、省エネルギー対策が重要! ・・・など ☆5 原子力エネルギー * 原子力発電は核分裂で発生したエネルギーで発電させる! * 原子力エネルギーを取り出す、原子炉の原理を知ろう! * 原子炉は発電機ではなく、水蒸気をつくる装置のこと! * 軽水炉、重水炉、黒鉛炉など、原子炉の種類はいろいろある! ・・・など ☆6 脱炭素社会に向けて * 温室効果ガス排出量「実質ゼロ」の社会を目指した脱酸素社会! * 再生可能エネルギーの更なる活用! * 世界のエネルギー事情が変わってきている! * 世界で加速する電気自動車の普及! ・・・など
  • ロシアの論理 復活した大国は何を目指すか
    4.2
    混乱を極めた一九九〇年代も今は昔。プーチンという強力なリーダーのもと、原油価格の高騰や国際情勢を追い風に、ロシアは復活した。国際社会と時に摩擦を起こすロシアは「脅威」なのか。その行方を分析するには、指導者たちの決断の背後にある、独特の「ゲームのルール」を見極めることが必要だ。若き現役外交官による冷静な観察は、偏見や怪しげな裏情報を排し、われわれの現代ロシア観を新たにする。

最近チェックした本