国内小説の検索結果

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  • ヨコスカ・ガールに伝言
    -
    万里村桂、26歳。生粋の湘南娘。ヨコスカCIAとしての顔を持つ彼女は、駐留する米軍から特殊な仕事を依頼されていた。今回の要請は、中佐の娘の家出捜査であった。父親は、「どうしようもない娘」と言うが……。桂はかつての時分を思い出し、さっそく彼女の足跡を辿りはじめた。勇んだ恋、控えた恋、人の生き方を海辺に暮らす男女の事件で描く“ライフスタイル小説”。
  • あの虹に、ティー・ショット
    4.0
    わたしはユウ、16歳。ハワイ生まれの日系5世。お爺ちゃんのおんぼろゴルフ練習場で働きながら、サーフィンをする毎日だ。ひょんなことからジュニアのゴルフ大会に出ることになったけど、あるのは錆びた3本のクラブだけ。伸びたTシャツにゴムゾウリ姿はちょっと浮いてるけど、腕には自信アリ。――雑草育ちの少女がゴルフ界に旋風を巻き起こす、痛快青春小説!
  • ココロ・ファインダ
    3.9
    高校の写真部に在籍する4人の少女、ミラ、カオリ、秋穂、シズ。それぞれの目線=ファインダーで世界を覗く彼女たちには、心の奥に隠した悩みや葛藤があった。相手のファインダーから自分はどう見えるの? 写真には本当の姿が写るの?――繊細な思いに惑う彼女たちの前に、写真に纏わる4つの謎が現れる。謎を解くことで成長する少女たちの青春を、瑞々しく描く。
  • 高瀬川
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小説家と女性誌編集者が過ごす、京都の一夜を繊細な心理主義的方法で描き、現代の「性」を見つめる「高瀬川」。亡くした実母の面影を慕う少年と不倫を続ける女性の人生が並列して進行し、やがて1つに交錯する「氷塊」。記憶と現実の世界の間(あわい)をたゆたう「清水」など、斬新で、美しい技法を駆使した短編4作。
  • デビクロくんの恋と魔法
    3.8
    相葉雅紀主演映画原作、早くも電子化!  書店員・光には、絵本作家になりたいな、という漠とした夢があった。恋に関しては、だいたい相手から告白されて付き合うが、「やさしいんだけど……」といわれて最終的には終わってしまうパターンが続いていた。そんな光には、「デビル・クロース」、略して「デビクロ」という謎キャラに変身して、「デビクロ通信」なるイラスト入りのメッセージを添えた手製ビラを、ポストなどに無差別に撒くという意外な一面が。そんな光に思いを寄せる実家の鉄工所で働く溶接女子の杏奈の好意に気づくことなく、ある日、光は彼女に運命の人が現れた話を嬉々としてしまうのだが――。  この冬読みたくなる、ミラクルなラブストーリー。
  • 幼獣マメシバ 望郷篇
    -
    ◎幼獣マメシバ・一郎と不惑の40歳・二郎のデコボコ兄弟の珍道中が再び始まる! 相棒のマメシバ一郎を引き連れて、二郎は一人暮らしなのに家出する。◎ローカルU局発の大ヒットシリーズ、最新作! 「幼獣マメシバ」(2009)、「マメシバ一郎」(2011)、「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」(2012)で多くの視聴者から大反響を受けて続編制作決定!公式YouTubeチャンネルで公開される“一郎”関連の動画再生数は140万回を突破!カレンダーも発売になるなど、知名度・人気NO.1の愛され犬・一郎が帰ってきた!◎芝二郎・四十歳の「ニート魂」は今も健在。ペットショップでのアルバイトも続けていたが、思うところあって一人暮らしの家から二郎は「家出」を試みる。一郎を連れた二郎が行き先として選んだのは、親戚で友人でもある陽介が住む島。なんだか元気のない手紙を送ってきた陽介を驚かせてやろうと、自分たちが向かうのを知らせることなく島へと降り立ったのだった。しかし目当ての陽介も彼の飼い犬の三郎も行方不明。圏外表示のスマホを握り締めて途方にくれる二郎が出会ったのは妙な地蔵を売り歩く老婆に、一郎を「三郎様」と崇める村長候補。そして元占有屋の治郎丸との意外な再会。一郎と二郎は島の村長選挙に巻き込まれながら陽介探しを続けるが……。◎2014年9月20日(土)より、映画『幼獣マメシバ 望郷篇』公開
  • 木暮荘物語
    3.8
    小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、二階建て全六室のおんぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前の愛あるセックスに執念を燃やす大家の木暮老人と、刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことが生き甲斐のサラリーマン・神崎と、姿を消した恋人を想いながらも別の男性からの愛を受け入れた繭。一見平穏な木暮荘の日常だが、それぞれが「愛」を求めたとき、痛烈な哀しみがにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請のぼろアパートだからこそ生まれる人のぬくもりだった……。直木賞作家が紡ぐおかしくも温かな人間物語。
  • 乳と卵
    3.8
    2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。
  • 硝煙街道(ガンスモーク・ロード)
    3.0
    北海道から東京へ、美しい女殺し屋・冴子を護送する任務を受けた若いはみ出し警官・外月(とげつ)と老刑事・大迫(おおどまり)。冴子奪取を狙って迫り来る武装やくざたち。そして、女殺し屋の白い肉の魔性! 危機一髪の二人の前に、忽然と現われた謎の“風来坊”とは? ガン・マニアの著者が、アクションと色気の限りを尽くして描く異色の長編力作!
  • スイングアウト・ブラザース
    3.9
    大学卒業から11年、ほぼ同時に彼女に振られた同級生3人組。冴えない彼らは、大学時代のあこがれの先輩・河島美紗子がはじめた男性向けエステティックサロンの第1期特待生になった。腕利き講師たちが用意した数々の課題をクリアして、目指すはずばりモテ男! 見た目だけでなく内面まで磨き上げようと悪戦苦闘の空振り3人組は、女心を動かす男に変身できるのか――
  • 青山物語 1974~スニーカーと文庫本~
    -
    たった6名の情報サービス会社に就職した平岡義彦。サラリーマン生活も早3年が経った。オイル・ショックの大不況、物価急騰、さらには長嶋茂雄の引退……と、巷は騒然としていた。そんなユーウツな時代に、義彦は“将来、作家になる”という夢を捨てきれず、恋に、仕事にヨレヨレの青春を送っていた。人生最大のスランプを独特のユーモアで描く、自伝的小説2。
  • 謀略の滑走路
    -
    写真通信社(フォト・エージェンシー)の社長、星島弘の本当の姿は、世界中の紛争当事者に武器を売りつける死の商人だ。その彼に耳寄りな情報が入った。かつて朝鮮戦争の激戦地だった鉄原(チャルウン)盆地に、ダイヤを満載したMIG15戦闘機が撃墜されたまま残っているという。そこで星島は……。 ハードアクションの雄が放つ「ウェポン・ハンター」シリーズ第二弾!
  • 色即(しきそく)ぜねれいしょん
    4.1
    09年夏公開、映画原作! 「僕」は仏教系男子校に通う高校一年生・「イヌ」こと乾純(いぬいじゅん)。彼女なし、もちろん童貞だ。ボブ・ディランに憧れ作曲に燃えてはいても、平凡で退屈な毎日――。「フリーセックスの島行かへん?」。そのひと言から、僕の夏休みはきらめき始める。友達二人とともに訪れた隠岐島(おきのしま)で、僕らを待っていたのは……。少年が成長する姿をコミカルに温かく描く、自伝的青春小説!
  • 島物語I
    3.8
    1~2巻660円 (税込)
    急に引っ越すなんて無茶苦茶や!小学4年生のタカユキと姉・かなの反対をよそに「田舎でたくさんのいのちに囲まれて生きたい」と考える絵描きの父親は、一家揃っ島への移住を決意した。都会で暮らした家族には不安いっぱいで始まった島の生活。だが、畑での格闘、ヒヨコの誕生と死、魚採り、などなど、心ときめく体験をへてタカユキはたくましく成長してゆく。島に暮らす人々、友達、家族の心温まる交流を交えて描く、自然といのちの物語。
  • それでも彼女は歩きつづける
    3.5
    嫉妬と羨望が混じり合う女たちの物語。  映画監督・柚木真喜子が海外の映画祭である賞を受賞した。OLを辞めてまで一緒に映画の脚本を書いてきた志保。柚木の友人の後輩で、当時柚木の彼氏だった男を奪い結婚したさつき。地元のラジオ番組の電話取材を受けることになる、柚木とは年の離れた妹の七恵。柚木が出入りしていた画家の家で、柚木と特別な時間を過ごした亜紀美。息子がどうやら柚木に気があるらしいと気を揉む、柚木が所属する芸能事務所の女社長・登志子。柚木に気に入られ、素人ながらも柚木の映画「アコースティック」で主演を演じた十和。  柚木に翻弄される女性六人の心の揺れから、柚木という一人の女性の生き方が見えてくる連作短編集です。最終話にシナリオを配した構成の実験的小説がついに電子化。
  • ヘルガ#1 褐色の装甲(小学館文庫)
    -
    1~3巻660円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 海洋堂フィギュアなどで爆発的な人気を誇るT55戦車は航空機に於けるゼロ戦と並び賞されている。これを主人公に、舞台はアフリカの某小国、革命・クーデター・部族抗争のはざまに技術指導員の日本人青年が燃える。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • あたしの彼女
    3.0
    十八の春。紗絵は、花野という女の子に恋をし、みごと両思いの関係となった。砂糖菓子のように甘いけど、軽やかな毒とカリスマ性を秘めた美少女・花野は、言い放つ。「紗絵のことが大好きよ。でも、オナニーにしか興味がないの」と! 彼女は紗絵に、指一本触れさせてくれない! 同じ大学の美少年エイジとともに、花野に翻弄されまくる日々が始まった。限りなくエロティックな日々が!
  • 翼に息吹を
    3.8
    1945年知覧特攻基地。死地に赴く若き特攻隊員の戦闘機をひたむきに整備する担当将校がいた。ある日異常が発生したと万全のはずの一機が戻ってきて……。戦後世代だからこそ描き得た切実な戦争青春文学。
  • ブッチとその仲間たちの襲撃
    -
    1巻660円 (税込)
    耕平が住んでいる町ではハモンドのら猫強制収容所によるはげしいのら猫狩りが行なわれていた。自転車事故を起こした耕平は、気がついてみると魂だけが見知らぬのら猫ブッチの体の中に間借りしていた。わけがわからないままに耕平はのら猫たちと強制収容所との戦いにまきこまれていった。
  • 白鳥の王子 ヤマトタケル 東征の巻(上)
    4.3
    1~2巻660円 (税込)
    九州の熊襲を征討した倭建(ヤマトタケル)は大和に戻った。愛する弟橘媛に若建が生まれ、しばし平穏な日々を送ったのも束の間、倭国統一を目指す父・オシロワケ王(景行帝)は、三輪王朝に服従しない東の国々を討つことを建に命じる。東征を前に、叔母で巫女王の倭姫王は、神宝の剣と、火打石、薬を授け、建を励ました。伊勢の朝日雷郎を平定し、尾張に入った建を、首長・音彦の娘で妖しい魅力を湛えた宮簀媛が迎える。日本最古の英雄を、雄渾な筆致で活写する壮大な歴史叙事詩第三弾
  • サマー・ランサー
    4.0
    剣道界で神童と呼ばれながら、師である祖父の死をきっかけに竹刀を握れなくなった天才剣士・天智。彼の運命を変えたのは、一人の少女との出会いだった。高校に入学したある日、天智は体育館の前で不思議な音を耳にする。それは、木製の槍で突き合う競技、槍道の音だった。強引でマイペース、だけど向日葵のように明るい同級生・里佳に巻きこまれ、天智は槍道部に入部することになる。 槍道部では、里佳のほかにも個性豊かな部員達が天智を待っていた。剣を置いた少年は今、夏の風を感じ、槍を手にする。第19回電撃小説大賞〈選考委員奨励賞〉受賞作!
  • 月は怒らない
    3.5
    チンピラの梶原、大学生の弘樹、警察官の和田。何の接点もないように見える三人には共通点があった。それはある女の家に通っていること――。市役所の戸籍係で働く恭子は金にも物にも執着せず、相手に何も期待しない。そんな無機質で達観した女に、男たちはなぜ心惹かれるのか。女には、この世界の何が見えているのか。交差する思惑の中から浮かび上がるロクデナシたちの生き様を描いた長編小説。
  • 遠野物語remix 付・遠野物語
    3.8
    雪女、座敷童衆、オシラサマ――遠野の郷に伝わる説話を収めた『遠野物語』。柳田國男の名著を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ。角川ソフィア文庫には原著も併載。読み比べなど、楽しみが広がる決定版!
  • 法廷殺人の証人
    -
    弁護士の菊間武郎(きくまたけお)の息子が誘拐された。容疑者の女が自首してきたが、解放されて一旦帰宅したはずの少年は、再び姿を消してしまう。その行方もわからないまま、公判は開始。容疑者の弁護を買って出たのは、なんと被害者である菊間本人だった。さらに、弁護側証人が、密室状態の控え室で謎の死を遂げる! 謎が謎を呼ぶ事件に、赤かぶ検事が鋭く斬り込んでゆく――。
  • ベースライン
    3.5
    都内の高校に転校してきた沢岸亮(さわぎし・りょう)。さっそく野球部への入部を希望するが、野球部は「ある事件」を機に部員の多くが退部していた。残った三人の部員たちと部の再建を図る亮。彼らの野球への純粋な気持ちと情熱は、去っていった部員や周囲の人間たちの心を動かしていくが……。ともに笑い、泣いた「あの時間」。一所懸命に打ちこんだ時間は、遠ざかるほどに、光り輝いていく。好きなものに対する真摯な姿勢が爽やかな感動を呼ぶ青春小説。

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  • アルバイト・アイ 誇りをとりもどせ
    3.3
    莫大な価値を持つある「もの」を巡り、右翼の大物、ネオナチ、モサドの奪い合いが勃発。争いに巻き込まれた隆は拷問に屈し、仲間を危険にさらしてしまう。死の恐怖を超え、自分を取り戻すことはできるのか?
  • L change the WorLd(デスノート特別小説版)
    4.0
    1巻660円 (税込)
    L、最期の23日間。劇場版『デスノート』から、スピンオフ「L」登場。究極の選択をしたのち、Lに降りかかった最後の事件を描く完全オリジナルストーリー。映画原案に参加した謎の人気作家Mが小説版を書き下ろし。スクリーンでは見られないLの言葉、Lの想いがここに。大人気コミック『DEATH NOTE』のアナザーストーリー。
  • 男はみんな、単純である
    1.5
    「男は、恋愛について深く考えない」――。恋愛本を多数世に送り出した著者が、「悩まなくても、恋がかなう方法」を徹底解剖。男の手綱を女が握れば、ステキな彼をゲットしてずっと愛され続ける関係になれる!
  • スパイクを買いに
    4.0
    41歳の岡村は、息子がサッカー部を辞めた理由を知るため、地元の草サッカーチームに参加する。思うように身体は動かないが、それぞれの事情を抱える仲間とボールを追ううち、岡村の中で何かが変わり始める……。
  • びわ湖環状線に死す
    3.0
    東京都荒川区。行き倒れなど、帰る家のない重病患者を収容する施設で、末期ガンだった森本が死亡した。職員の柴田は、遺品を手がかりに、遺族を捜しに滋賀へ。ところが、調査初日の夜から謎の脅迫電話を受ける。すぐに帰らなければ死ぬことになるぞというのだ。やがて起こる殺人の連鎖! 森本の過去に何があったのか? 琵琶湖周辺に渦巻く闇に、十津川警部が迫る!
  • 動くとき、動くもの
    3.0
    緑豊かな自然の中で、日々山が崩れ、河が荒れる――。祖母・幸田文が著した名作『崩れ』の地を再訪。そこで出会った人々と、寡黙だがかけがえのない「砂防」という営み。 「山も川も、人の心も、動かぬものはありません。決別であり、同時にそこからの始まりでもあります」著書の目と心に映る景色を確かな筆致で綴る。(講談社文庫)
  • 妖怪アパートの幽雅な日常 ラスベガス外伝
    4.1
    「妖怪アパートの幽雅な日常」が完結してから4年。妖アパファンから、是非読みたいリクエストが多かった稲葉夕士の世界旅行。その過酷でファンタスティックな日々が、ここに明らかになります。古本屋と一緒の世界旅行の途中で、ラスベガスに立ち寄った稲葉夕士。そこに住む、千晶先生の兄・恵のところにお世話になることになったのだが・・・。
  • ロックよ、静かに流れよ
    4.5
    1~2巻660~792円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一人の友人の死。非行少年と目された仲間たちは追悼コンサートを計画する。そのなかで彼らは見事に成長していく。胸の奥底に輝く宝石を秘め、力強く生きる少年たちの姿を描いた痛快読み物。「男闘呼組」主演により東宝系映画化。

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  • 河口へ(小学館文庫)
    3.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 自らの体験をもとに建設現場で働く外国人労働者の姿を骨太にしてユーモラスに描く表題作のほか、「入水の夏」「待ち針」「菩薩」「ありふれた一日」の短編を収録しました。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 鴉の死 夢、草深し(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 今甦る歴史の闇に埋れた真実。在日朝鮮人文学の立場から20世紀を問い続けた大仏次郎賞作品「火山島」の原点。文庫版を電子化。(1999年発表作品) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • コマ大数学科特別集中講座
    3.5
    たけしさん、映画を因数分解してるって、どんなことをするんですか?「違う道を選ぶなら数学家になりたかった」という世界の奇才・ビートたけしと、番組の数学解説者の竹内薫とが、数学的思考についてやさしく説いた数学書。アキレスと亀のパラドックス、ルイス・キャロルの図形パラドックス、掛谷問題など、数式を使わないで解く、数学クイズも満載! ! ・たけし映画はデルタ関数だ・芸大教授たけしの数学的講義・0と1の間に横たわる概念のギャップ・数学から表現を学ぶ・たけし・竹内、数学の難問に挑戦する……ほか※本書は2006年12月に出版された同タイトルの単行本の原稿に、2011年10月に出版された『THE PARADOX』の原稿を一部加え、加筆修正し、出版された新書を電子書籍化したものです。

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  • 死んでも治らない~大道寺圭の事件簿~
    3.8
    元警察官・大道寺圭(だいどうじけい)は、一冊の本を書いた。警官時代に出会ったおバカな犯罪者たちのエピソードを綴(つづ)ったもので、題して『死んでも治らない』。それが呼び水になり、さらなるまぬけな犯罪者たちからつきまとわれて……。大道寺は数々の珍事件・怪事件に巻き込まれてゆく。ブラックな笑いとほろ苦い後味。深い余韻(よいん)を残す、コージー・ハードボイルドの逸品!
  • 努力しないで作家になる方法
    4.2
    僕には小説しかない、小説家になるしかないんだ――。作家を目指して早9年経つが、一向に芽が出ない。平凡な会社員の僕には過ぎた妻と幼い長男がいて、家族の生活を支える身だ。時折よぎる不安。だけど、僕には才能がある。そう信じている! 果たして作家志望の男・伊留香総一郎(いるかそういちろう)は夢を叶えられるのか!? 感涙必至! 覆面作家の虚実入り乱れたデビュー秘話小説。
  • 伊豆海岸殺人ルート
    -
    OL殺しの容疑で逮捕された男が自殺した。無実を訴える男は、アリバイを主張したが、その証人である写真家夫妻も失踪していた。死の直前に容疑者が明かした写真にまつわる謎を追う十津川警部を嘲笑うかのように、手がかりを握る人物が次々と殺されていく。一枚の写真が招いた殺人の連鎖と、その驚愕の真相! 「殺人ルート」シリーズに燦然と輝く傑作長編推理!
  • 赫眼(あかまなこ)
    3.9
    目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香(いろか)。転校生の目童(まどう)たかりは、謎めいた美少女だった。学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥――そこには、あまりにも禍々(まがまが)しい何かが横たわっていた……。(表題作)合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは?(「合わせ鏡の地獄」) 書下ろし掌編(しょうへん)を含む、悪夢のような傑作12編。
  • カナスピカ
    3.6
    少女は“地上に落ちてきた星”に恋をした――。そのとき中学生の加奈は空を見上げていた。はるか上空から落下した球体は目の前でみるみる少年に姿を変えた。異星人の地球観測衛星、それって!? 少年をかくまった加奈は、当然のごとくあやしい連中に追われる身に! ライトノベル界の雄が描くピュアな青春小説! (講談社文庫)
  • レイジ
    3.6
    音楽の才能は普通だが世渡り上手なワタルと、才能に恵まれるも、孤独に苦しみ続ける礼二。2人は中学最後の文化祭でバンドを組み、大成功を収めるが、礼二の突然の脱退宣言によりバンドは空中分解する。その後2人はお互いを意識しつつも相容れないまま別々の道へ。紆余曲折を経て、礼二がようやく巡り合った理想のバンドがある事件に巻き込まれてしまい……。武士道シリーズで女子を描いた著者が、今度はロックする2人の男を時代の変遷とともに描いた音楽青春小説です。
  • 私は忘れない
    4.0
    日本のめざましい経済成長の陰に、電信電話もなく台風の被害も報道されない僻地。海の荒れる時は定期便の船さえ近づけない閉ざされた南の離島、黒島。スターの座を夢みながらチャンスを逃した門万里子は単身黒島へ旅立ち、自然との闘いの中でたくましく運命を切り開く人々の純朴な姿に心を打たれる――。明るい筆致で、厳しい日常生活の中に人間らしさの恢復を試みた問題作。
  • フィルム
    3.5
    30年間も音信のなかったあの人の訃報は縁もゆかりもないはずの山梨・勝沼の老人ホームから届いた。顔も知らない父親の残したわずかな遺品のなかから見つけた1本のフィルムには、何が写っているのか? 我々の暮らす街の片隅で仕事をし恋をする人々の切なさや喜びをこまやかに描いた、初めての短編小説集。(講談社文庫)
  • 私説博物誌
    -
    珍獣、妙鳥、奇魚、怪草、あらゆる種類の生物の知られざる生態を紹介しながら、人間社会に視点を移し入れ、筒井康隆一流の人間批評を試みたユニークエッセー。(新潮文庫版に掲載しておりましたカットは電子版には収録しておりません。)
  • ジョゼと虎と魚たち
    3.7
    足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。世間から身を隠すように暮らし、ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、管理人として同棲中の、大学をでたばかりの恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」のほか、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。
  • ミッドウェイ
    -
    ミッドウェイの空に交錯する非情の運命の糸――。昭和17年、太平洋に暗い戦雲が迫りくるなか、日米二人の青年は、自ら国家の命運を担い、空の戦士となった。だが二人には共に愛を寄せる美しき女性がいた……。歴史の巨大な魔力に翻弄される無念の青春。引き裂かれた想い。「戦争」と「人間」を考える、森村文学記念碑的叙事大作。
  • 雨はあした晴れるだろう
    3.7
    恋愛に憧れ、義兄とボーイフレンドの間で揺れる多感な少女を通して、人を愛することの意味を問う表題作。父が五十二歳の時に生まれたことを恥じている主人公が、自分の誕生に至るまで、父がいかに苛酷な半生を送ったかを知る「この重きバトンを」他一編を収録。『氷点』でデビュー以後、作家活動の初期に発表されながら、二十年もの間、散逸していた三作を収めた幻の作品集。
  • 人間小唄
    3.7
    小角が書き送った短歌を自分の文章に無断で引用した作家・糺田両奴。国民の無意識に影響を及ぼして駄目にする奴の文学を根底から破壊する! こちらの世界に拉致してきた糺田に課した難題は、「一、短歌を作る。二、ラーメンと餃子の店を開店し人気店にする。三、暗殺」。それは魂のテロルの始まりだった。(講談社文庫)
  • レディ・ガンナーの冒険
    4.1
    名門・ウィンスロウ家に一通の手紙が届いた。令嬢キャサリンの幼なじみに危機が迫っているという。驚いたキャサリンだが、ただちに旅立つことを決意する。風変わりな四人の用心棒たちを道連れに、冒険がいま始まる!
  • 天気晴朗なれど
    3.0
    夫はバカバカしい発明に熱中し、手塩にかけた息子は、なんとホスト・クラブ勤め。娘は娘で妻子ある男と不倫の恋。ああ、今まで守り続けてきた我が家はいったい…!? 戦前から戦後にかけ、“家”への奉仕にあけくれた主婦の造反物語を、ユーモアとペーソスを折りまぜて描く!
  • 君に舞い降りる白
    3.7
    もう誰も、好きにならない。鉱石店でアルバイトをする大学生の修二は、そう心に決めていた。しかし、店に来る少女・雪衣(ゆきい)のことが少しずつ気になり始める。次第に距離を縮めるふたりだったが、彼女は自分の素性を一切話さない。だが、ついに彼女が隠していた秘密を知ってしまう。その時、修二は――。人を深く想うということを描いた、心に響く美しい青春小説。
  • 夜蝉(よぜみ)に乱れて
    -
    水泳選手として将来を嘱望(しょくぼう)される青年・憲一(けんいち)は、隣家に住む同級生の美少女・愛由子(あゆこ)に恋心を抱いていた。ある日、愛由子の父が再婚する。清楚さと妖艶さを併(あわ)せ持つその若妻・博美(ひろみ)に魅了される憲一。そして大人の女へと成熟した愛由子との思いがけない一夜……。夏の濃密な空気のなか、汗ばむ肌と蝉の鳴き声が、青年と二人の美女を性の坩堝へと追い立てる傑作官能小説。
  • 赤死病の館の殺人
    3.0
    素人探偵・森江春策の助手・新島ともかは、旅先で奇怪な屋敷に迷い込んだ。七色に塗り分けられ、ジグザグに繋がった7つの部屋。深夜に謎の怪人が現れた翌朝、主の老資産家と孫娘が失踪し、あとには使用人の無惨な死体が残されていた……。(表題作) その他、衆人環視下の二重密室での殺人を描いた「密室の鬼」など、本格推理の魅力が横溢した、驚嘆必至の傑作4編を収録!
  • ねむい幸福
    3.0
    橋場淳夫は妻・君香と理想的な家庭生活を送っている……と思い込んでいた。だが、些細な口論をきっかけに、妻が突然、家を出て行ってしまった。男性と暮らし始める一方で、淳夫に毎日のように電話をかけてくる。そんな妻の行動がさっぱり理解できない淳夫は、ある日、スポーツクラブで、インストラクターの祥子と出会う――。男女の心の深奥を描き出した傑作長編小説。
  • おせいさんの落語
    3.0
    抱腹絶倒! おせいさんの創作落語の数々。不良老人に、女房の尻に敷かれっ放しの甲斐性なし野郎ども、妻に家出され、すずめを女房にした男……。どこかに有りそうな話から、荒唐無稽な話まで。上方言葉に乗って、おせいさんの筆がさえる。傑作11篇を収録。
  • レストレス・ドリーム
    4.4
    桜散る闇と殺りくの街・スプラッタシティでくりひろげられる"夢の中の「私」"桃木跳蛇とゾンビたちとの壮絶なバトル-今世紀最大、史上空前の悪夢を出現させる笙野文学の代表作にして、現代文学の金字塔、待望の文庫化。
  • 長い失恋
    3.0
    突然、ホテルのスイートルームに泊まることになった25歳の由加里。一人で過ごすには広すぎるけれど……(「広すぎた夜」)。75歳の笑子(しょうこ)が再会を願う相手とは(「横濱ブギ」)。妻子ある藤堂が密かに抱き続ける、むくわれない想い(「長い失恋」)。名だたるホテルを舞台に、欲望と哀切が交錯する10のラブストーリー。(講談社文庫)
  • 貴族の娘
    -
    政界に重きをなす伯爵の孫娘として生まれた城山貴志子。夫を残して実家を出た彼女は親衛隊少佐フランツと恋におちるが、戦争に引き裂かれる。戦後の混乱を切り抜け、貴志子はフランツの消息を求めて欧州へ旅立った。さらに南米へと渡った彼女はカストロ、チェ・ゲバラと出会って…。激動の時代を気高く、そして奔放に生きた女性の一代記。
  • きみがハイヒールをぬいだ日
    4.0
    数々の賞を射止めた若き女性広告ディレクター・中川凛。ある事情から広告業界に嫌気がさし、東京を脱出。葉山でヨット暮らしを送っていた。クルージングと読書、そして海に抱かれて眠る日々……。そこに新たな仕事の依頼が飛び込む。気乗りのしない彼女だったが、ある少女との出会いが、心の奥に眠る想いに火をつけた――。海風のように爽やかな、大人のための青春小説。
  • She Is Wind~彼女は風のように~
    3.0
    戦後の混乱期を爽やかな風のように駆け抜けた少女がいた。岩倉可奈。18歳。アメリカ軍将校用のゴルフ場で働き、家族を支える日々。スコットランドで幼い頃から身につけたゴルフで、米軍将校たちをきりきり舞いさせる生きのいいヤマトナデシコだ。時代の大波のなかで、凛として自分を貫き、今このときを精いっぱいに生きる――そんな姿が勇気をくれる、感動作!
  • バンカーなんか怖くない
    3.0
    たった3本のクラブで連戦連勝。ハワイのゴルフ界ではちょっと有名な、わたしはユウ、16歳。向かうところ敵なしって言いたいとこだけど、SWを壊してしまってからスランプなんだ。倉庫の隅にあったその古いクラブは、実は幻の名品だったみたい。なんとか同じものを手に入れたくて……。1人の少女がゴルフを通じて成長する姿を爽やかに描く、超人気シリーズ第2弾!
  • 六月の桜 伊集院大介のレクイエム
    4.3
    同級生から陰湿ないじめを受けている11歳の少女・桜子は世間から孤立して生きる大金持ちの老人・津坂と満開の桜の木の下で出会う。孤独を分かち合う2人は、やがて禁断の恋に落ちていく。しかし年齢差66歳の許されざる恋は、次々と不吉な事件を呼び起こし……。伊集院は少女を救い出すことが出来るのか!? (講談社文庫)
  • 夫のカノジョ
    4.0
    1巻660円 (税込)
    夫の浮気を疑った妻が、相手の女性に会いに行く。言い争っているうちに、ふたりの身体が入れ替わってしまった!自分の家族や人間関係を違った視点で見てみると、いままで気づかなかったことが見えてくる……。読んだあと、少し人に優しくなれそうな、Ifの世界をリアルに描いた長編小説。
  • 夜のコント・冬のコント
    -
    1巻660円 (税込)
    嫌煙運動は苛烈を極め、喫煙者は全国で迫害を受け始めた。男は最後の一人になるまで喫煙することを誓うのだが……。スラップスティックの傑作「最後の喫煙者」。人気のない悪役俳優の怒りをコミカルに捉えた「夜のコント」。規則に縛られたレストランのボーイの狂気を描く「冬のコント」。数学教育に革命的な叡智を見せる「『聖(セント)ジェームス病院』を歌う猫」等、疾風怒濤の全18編。
  • 歌と饒舌の戦記
    -
    1巻660円 (税込)
    冬の納沙布岬で、森下義和以下GRTテレビ「突然おじゃま虫」のスタッフが流氷づたいにアルコールをねだりにくるソ連兵を待ちかまえていると、なんと、ソ連正規軍が上陸を開始。またたくまに北海道は占領されるが、奇怪なことに在日米軍はもぬけのカラ!―思想も、宗教も、国家の目標ひとつない、金満日本の虚妄を戦争シミュレーションと「饒舌」で痛罵したスラプスティック大作。
  • ダンスホール
    3.0
    男は昔の恋人に金を借りに来たと言う(「愛の力を敬え」)。夫は妻の体重日記に不審を抱き始める(「空も飛べるはず」)。女はバニラの匂いに恋人の浮気を疑う(「ピーチメルバ」)。男は顔も知らないダンスホールの女を探している(「ダンスホール」)。長年の片思いが相手に通じる(「真心」)。人生の滑稽と不安、そして希望。単行本未収録の作品を含む全五編で贈る贅沢な傑作集。
  • ZOKURANGER
    3.5
    民間企業から転職し、大学の准教授に赴任したロミ・品川。研究環境改善委員会なる組織の委員に任命されたが、その実態について、まるで把握できない。ある日、委員の一人が「サイズを測らせて」と尋ねてきた。それぞれが色違いのユニフォームを着て活動するらしい。困惑が増すばかりの彼女に、メンバの「妄想」が絡み合う! 大学で繰り広げられる不可思議な物語。
  • ZOKU
    3.4
    犯罪未満の壮大な悪戯を目的とする非営利団体〈ZOKU〉と、彼らの悪行を阻止せんとする科学技術禁欲研究所〈TAI〉。その秘密基地は真っ黒なジェット機と真っ白な機関車! 謎の振動、謎の笑い声、ばらまかれる芸術作品……。一体何のために? 被害者が気づかないほどのささやかな迷惑行為をめぐり、繰り広げられる悪と正義(?)の暗闘。痛快無比の物語。
  • 永遠の途中
    4.1
    広告代理店に勤務する薫(かおる)と乃梨子(のりこ)は、同期入社。仲はよいが相手と自分を比べずにいられない微妙な関係。どちらも、同僚の郁夫(いくお)に恋心を抱いていたが、ささやかな駆け引きの後、薫が郁夫と結婚して主婦に。乃梨子は独身でキャリアを積み続ける。歳月は流れ、対照的な人生を歩みつつも、相手の生き方を羨んでしまうふたり……。揺れる女性の心をリアルに描く長編小説。
  • 冬になる前の雨
    3.0
    何度電話しても、彼は出ない。志保(しほ)は、敦雄(あつお)の気持ちが自分から離れていることに気付いていた。彼の心を取り戻したい。忘れることなんて出来ない。彼を独占したい。……方法は一つ。彼の骨を、砂時計に閉じこめてしまうこと――(「ひと時の砂」)。表題作を含む、愛(いと)おしく、そして凍り付くような16作品。『ぶたぶた』作者が描き出す、もう一つの代表作!
  • 他人(ひと)のパンを狙え
    -
    ホーム電業の影近三兄弟。長兄は社長、次弟は副社長、末弟の宗佑は常務で、アメリカ現地法人の社長をしていた。独身の宗佑は、秘書と恋仲になり、「自分が死んだら会社の株を100株贈与する」という遺書をつくってやった。数日後、女は消え、彼は謎の転落死を遂げた!? ベストセラー『十年後』の著者が、恐怖の企業買収社会の到来を予見!
  • 会社喰い(マージャー)
    -
    199X年。アメリカ企業の、日本産業への狙い射ちが横行している。和光電機のコンピューターシステムに侵入した形跡が見つかった。副社長は優秀な調査員に徹底的に調べさせる。が、次々と起こる奇怪な事件。和光電機は危機に……! ベストセラー『十年後』の著者が、マージャー(合併屋)、ヘッドハンター(首刈り)の暗躍する、10年後のビジネス界を鋭く描く!
  • 善意の報酬
    -
    サラリーマンは経営者から能力を評価されにくいし、意見の上申もむずかしい。志村哲夫はこの障害を取り除こうと、ハーバード・ビジネス・スクールで学び、学友の日本財界二世(ジュニア)と親交を深めた。帰国後、彼らの協力を得て経営コンサルタント業を開店し、ドライな恋人葉月冴子とともに弱いサラリーマンを救う善意の活動を展開!
  • 残酷な昇格
    -
    縁談を断ってまで出世に賭けたキャリア・ウーマンを描く『残酷な昇格』。名家令嬢の誘拐事件にからむ熾烈なホテル戦争を衝く『罠の代償』。京都・西陣の老舗へ婿養子作戦を図った勤め人(サラリーマン)の策謀を暴く『許せない男』。どの作品も、企業の非情さと人間の葛藤をからませた臨場感が胸を打つ。長い通勤生活を経た著者ならではの白眉の傑作集。
  • 課長の操
    -
    百貨店の花房宣伝課長が、部下の野川に囁きかけた。「相談にのってくれ。今晩、喫茶店で待っている」と。用件は、「ネクタイ売場の嵯峨景子君を紹介してくれ」。 善良で気の弱い課長でも浮気の虫が騒ぐらしい。だが野川と景子は婚約中である。困って、さて、結末は?(「課長の操」)。表題作のほかに会社員(サラリーマン)の喜怒哀楽を満載!
  • マリリン・ブルウ
    -
    〃ブルウ……というよりは、グレエがかった、グレイッシュブルウ。私の、心の憂鬱程度を表せば、その色味は日により(時により)濃い薄いこそあるものの、依然として、色調(カラー)は変わらない。〃 自殺願望を持つ女性が、男性との関係でも、敏感すぎるがゆえに陥るブルウな世界。新感覚女流作家が書き下ろした神秘的小説(ミステリアス・ノベル)!
  • 銀行喰い
    -
    バブル景気の最中、30代の若さで建設コンサルタント会社を設立した鬼頭慶之介は、「不動産こそ、濡れ手で粟の商売」を信条に、地上げに野心を燃やす。暴力団、仕手集団など闇世界の人間との絆を深めながら、都市銀行のなかでももっとも利益追求に貪欲な御堂銀行をメインバンクにして、経済界に乗り込むが……。銀行と企業の暗部を描いた衝撃のドキュメント・ノベル。
  • 滅びの宴(うたげ)
    -
    突如大発生し、甲府市を殲滅(せんめつ)した数十億匹のネズミの大群は、2年前に滅び去ったはずであった。しかし、強靭な生命力をもつ彼らは、歳月を経て蘇った。20億のネズミが、ついに多摩川の防衛ラインを突破! さらに過激派の破壊工作により、首都・東京は火の海と化した……。鬼才が世に問う衝撃の長編警鐘小説!
  • 死神(ザ・デス)
    3.0
    刑事安芸新八の妻・真澄は、一人息子の守介を連れて郷里の新潟県十日町に向かっていた。途中、豊富な金の産出で賑わう国分村に立ち寄った際、飢えた七人の少年に襲われ、守助は撲殺され、真澄は性交奴隷として飼われるはめに……。行方を追う新八も村人の罠に落ちた。復讐に燃え、鬼と化した夫と妻の凄絶な怨念を描く著者渾身のハード・バイオレンス衝撃作!
  • 密  謀
    -
    人間は誰でも殺される動機をもっている。京都郊外に『B・W・リサーチ京都』という謎の研究所が誕生した。小金持ちの軽食喫茶を営む近藤小一郎の出資である。所長・若狭芳樹と他の四人の幹部は、犯罪者であり、借金魔の会社員。儲かることなら脅迫も平気だ。ついには女事務員を絡めて、近藤を殺害、保険金を狙う。著者の名作『鬼畜』を彷彿させる人間の究極像。
  • 終着駅
    -
    二人の貧しい若者が薄暮に睦み合う恋人を発見、激しく興奮。男の背中を刺し、揃って女を襲ったがついに取り逃がす。犯人が、山へ登ったのも、恋人たちを苛めたのも、殺傷を図ったのもみなアソビ。罪の意識はなかった(「徒花」より)。 ――人生の辛酸を嘗めてきた著者が、さまよえる孤独な人間たちの魂を剔出する珠玉の傑作選。
  • 昭和御前試合
    3.0
    ――何はともあれ、ここに私の原点があることは確かである。この短編集の中に、今の私につながるいくつもの要素、パロディ精神であり、ものを奇妙な角度から見る視点の取り方であり、文体模写などであるのだが、それがちゃんと入っている。清水義範はここから始まった(文庫版へのあとがきより)。 人気急上昇著者のデビュー作!
  • 勇士の墓
    -
    大日本電話公社の玉城季明(たましろとしあき)は、総裁秘書の肉感的美人・桜井ケイ子を武器に、辣腕を振るってきた。しかし思わぬ左遷の打診。玉城は、マルチメディア事業への進出を図る会社・アカツキの社長へと転身した。そこに待ち受けていたのは……。「IT革命」の戦士である一人の起業家の目を通して、この新しい産業の深層と、その最も隠微な部分を白日の下に曝(さら)す経済小説。
  • 株価操作
    -
    津上修二との結婚を控えた滝沢麻衣子が突然姿を消した。勤務先の極東(きょくとう)製薬には長期休暇届が出されている。行方を探し始めた津上は、怪しげな業界紙で働く旧知の具坂英史(ぐさかえいじ)から「3年前、杉並区で起きた轢(ひ)き逃げ事件を調べろ」と示唆(しさ)された……。また極東製薬は過去に2度、株価操作の疑惑がもたれていた。津上が明らかにする驚くべき事実とは!? 傑作長編経済推理。
  • 出世運の女
    -
    シガ化学工業常務取締役の高沢秀雄(たかざわひでお)は、55歳のとき、小肥りで平凡な容貌の料理屋仲居(なかい)と、ふとしたはずみで関係を持ったことから運命が変わった。筆頭専務、副社長、社長という出世の階段を一気に駆け上がったのだ。社長の権力を利し私腹を肥やす高沢に、女が告げた言葉とは……?(表題作)――。企業人の中の人間的な部分、その心理を的確に捉えて描く異色作品集。(『取締役の首』改題)
  • 裏  金
    -
    年間五、六十億円の裏金。政治家への成功報酬、受注競争の工作資金はここから捻出される。アイダ建設の柏木はある日、業務企画部長を命ぜられた。それは、本来ないことになっている金、裏金の管理が仕事だった。そして贈賄が発覚、柏木の日常は一変した。逃亡生活、彼を追う殺し屋(ヒットマン)。──現代社会の暗部、ゼネコン汚職の構図を、「裏金」をテーマに鮮やかに描いた傑作。
  • 君  臨
    -
    杉友銀行会長・鹿島正勝は、なぜ13年間も君臨していられたのか? 経済評論家の岩沼満之は、その鹿島の訃報に接して自殺ではないかと疑った。低迷する杉友を最強の戦闘集団に変え、都市銀行のトップに返り咲かせた鹿島。彼はその後の独断専行と相次ぐ不祥事で、銀行を追われたのだった。一人の男の姿を通じて、バブル崩壊、金融業界の内幕を鮮烈に描く傑作。
  • 器に非ず
    -
    戦中、戦後の厳しい時代を生きぬいた神山竜男は、浜松の発明王と呼ばれ、〃本州モーターズ〃の社長である五十島繁哉を紹介された。神山は営業面で、技術屋の五十島を助け、オートバイの販売からスタートしたこの会社は、二十数年後、大企業にのし上がった。が、神山に最後の試練が……。栄光のNo2と呼ばれ、会社経営に生命を滾らせた男の〃光と影〃を鋭く抉った会心作。
  • 百億円投機
    -
    三愛銀行ニューヨーク支店資金課長代理。これがついこの間までの村田博史の地位であった。ドルのカラ売りを仕掛け、巨額の欠損に終わった投機(スペキュレーション)の責任を負った村田。美しい妻と子供に囲まれた安逸平穏な生活をとるか、それとも男の闘争本能のまま行動し、さらなる戦いを挑むか……。現代企業に生きる人間とその人生を、鮮烈に描いた経済サスペンス推理小説集。
  • 末席重役
    -
    取締役企画部長というお情けのポストにある土屋は、任期切れ直前、人生最後の勝負に賭けた。香港仕手筋の株買い占めに便乗して、自社株の思惑買いに出たのだ。スタンド割烹のママの色白な肌を掌中するために……。(表題作)人生を懸命に生き抜こうとする群像を通して、現代社会を鮮明に浮き彫りにした傑作作品集。
  • 銀 行 員
    -
    堀友銀行得意先係の吉川は、隣りの丸和銀行窓口から現金を強奪し、それを新規開拓の口座として入金した。その異常行為を本人は全く記憶していなかった。……巨大企業による吸収合併の波にのみこまれる地方銀行。その中で神経を蝕まれていく行員の悲哀。――現代社会を懸命に生き抜く人間群を鋭く描き尽くす傑作集。
  • 一億円の死角
    -
    路上に放置された一億円。拾得者が警察へ届け、大々的な報道がなされたが、落とし主は名乗り出なかった……。日本の基幹産業の一翼を担う巨大企業の内部で、何が起こっている!? T自動車販売株式会社の大功労者、〃販売の神様〃とまで言われたK氏の、不肖の息子に関連した事件らしいという噂。老いてなお煩悩に身を灼く経営者の姿を見事に捉えた経済企業小説。
  • 敵対的買収
    3.0
    中堅の精密機械メーカー・協和精工の株が、密かに買収されていた。同族会社の経営陣は、事態の重大さに気づかない。彼らの前に立ちはだかるのは、〃買収王〃の異名をとるM&Aの旗手である。相手の真意は、乗っ取りなのか、株の高値買い戻し(キャピタルゲイン)なのか。東京支社の北池隆史は独自の調査をはじめるが……!? 経営者の無念さと心の動揺。迫力の描写。清水一行の独壇場。
  • 欲望集団
    -
    証券担保金融という怪しげな会社を経営する犬塚誠のところに、十兆円の儲け話がもたらされた。日露戦争で財宝を積んだまま沈んだ軍艦を引き揚げるための、資金提供者を探してくれというのだ。犬塚は政財界の黒幕に取り入り、三十億円を捻出させたが、そこには恐るべき罠が……。現代欲望社会の裏面を凄絶に描く内幕経済小説。
  • 暗黒の月曜日(ブラック・マンデー)
    3.0
    ニューヨーク株式市場で、史上最高の大暴落! その余波はたちまち日本へ波及し、角六証券の吉村和夫の運命を大きく狂わせた。私生活のごたごたで仕事への集中力を欠いた彼は、百億円の損害を出した。大暴落は、失敗を一気に挽回する策を立てた矢先に起こったのだ。(表題作)現代企業社会に生きる人間たちの公私両面に光をあて、深い味わいを醸す経済企業小説集。
  • 魔 道 拳
    -
    VALE(バーリ)-TUDO(トゥード)……どんな攻撃も許される過酷なルールのもと、素手素足で行なう命懸けの闘い。最も危険な格闘競技。ブラジルの奥地で育った少年セーギは、目の前で父を殺された。バーリ・トゥードの王者の手で。数年後、成長したセーギは、日本で父の敵(かたき)を発見し、復讐という名の魔道を歩み出す!
  • 小説四十九歳大全集
    -
    男四十九歳――はや「知命」の域に達しようとするが、地位は課長待遇。出世コースからはずれているからといってひがみもせず、けっこうオフィスラブも楽しむ……。 戦争のさなかに青春を過ごしてしまった中年男の、ちょっぴりセンチメンタルな心情を、著者得意のユーモアで綴ってみせる、傑作哀愁小説集!
  • 危険な関係
    -
    父と娘の年齢差。しかし、空港で二人を見かけた者はみな、奇異な印象を受けた。小利根志郎(ことねしろう)は56歳、暗く長い過去をもつ中年男。花村絵美子(はなむらえみこ)は18歳、まだ手つかずの長い未来をもつ美少女。二人は、マドリードからカナリア諸島へ、そしてパリへと観光旅行をつづけながら、次第に男と女の愛に目ざめていった。危険で不思議な愛の形を、鮮(あざ)やかに描いた恋愛小説。(『あれはブローニュの森』改題)
  • 石に咲く花
    -
    カメラマンの国立敏夫は、ヨーロッパの裏町を写しまわり、強引な売りこみで海外で成功していた。日本を思い出させるものといえば、離婚した妻との間の娘・江利の面影だけだ。孤独なパリでのひとり暮らしをなぐさめるのは、娼婦のミレーヌ……。 女と夜を描き、現代のエゴイズムを鋭く抉る自選傑作集。

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