東京近江寮食堂

東京近江寮食堂

715円 (税込)

3pt

定年退職を間近に控えた妙子は、10年前に消えた夫の行方を探すため東京にやってきた。慣れない土地でのひょんなトラブルから、谷中にある宿泊施設、近江寮にたどりつく。個性的な管理人や常連客の貧しい食生活を見かねた妙子は彼らの食事を作り始めるが、その料理はやがて人々を動かし、運命を変えていく。そして彼女自身も――。おいしくてせつない、感動長編。

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東京近江寮食堂 のシリーズ作品

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  • 東京近江寮食堂
    715円 (税込)
    定年退職を間近に控えた妙子は、10年前に消えた夫の行方を探すため東京にやってきた。慣れない土地でのひょんなトラブルから、谷中にある宿泊施設、近江寮にたどりつく。個性的な管理人や常連客の貧しい食生活を見かねた妙子は彼らの食事を作り始めるが、その料理はやがて人々を動かし、運命を変えていく。そして彼女自身も――。おいしくてせつない、感動長編。
  • 東京近江寮食堂 宮崎編~家族のレシピ~
    660円 (税込)
    妙子が食堂の料理人を務める、東京・千駄木の近江寮が取り壊されることに。やっと見つけた引越し先は、ある大学教授が格安で貸してくれた古い日本家屋だ。再出発に張り切る妙子だが、その物件には大きな秘密があるようで、しかも教授のひとり娘まで預かることになり――? 普通のおばちゃん、妙子の作る美味しい料理が、皆の絆を作ってゆく。おなかが空く感動作。
  • 東京近江寮食堂 青森編~明日は晴れ~
    660円 (税込)
    妙子と安江、二人のおばちゃんが営む谷中の東京近江寮食堂は本日も大賑わい。新人バイト・睦美の出身地、青森のご当地料理が好評なのだ。そんな中、子連れ客・絵美里の様子が気になり、妙子たちは声をかける。息子の偏食を直したい彼女のために、特別なメニュー作りを思い立つのだが――。下町の食堂に集う人々と、心のこもった料理の数々が胸をうつ感動作。

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東京近江寮食堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月05日

    最高の表紙だなとおもって手に取った本作。舞台は谷中だしなんとなく落ち着いた雰囲気の話なのかなと予想していたけれど、全く違って関西の空気の方が強かった。特別なことはない普通の人だなと感じるキャラクターたちが良い。そしてラストが好きだった。続きが知りたいけど満足感も高い終わり方。次巻もぜひ手に取りたいと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月03日

    題名に惹かれて手に取った初めての作家さん。
    途中ではイヤだなと思った人も 読み終わる頃には それぞれの良さがじわっと伝わって みんな いい人たちと思える。
    近くにこんな寮があったら わたしもごはん食べに行きたいなぁ。

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    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    後半からラストの展開がよかった。
    感動がじわじわと来ていい。
    食べることは生きることだと感じる。
    妙子と安江のおばさんの友情が若い子の関係とはまた違っていい。おばさんになったら友達とはこんな感じになりたい。

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    Posted by ブクログ 2023年07月01日

    定年間近の妙子が、10年前に家を出た夫を探しに上京し、そこで新たな友人と出会い、食堂の料理人としての新たな生き甲斐を見つけるストーリー。

    東京に到着した日に財布をなくした妙子は、滋賀県公認宿泊施設の近江寮に泊まったのをきっかけに、そこで賄いを作るようになる。
    料理を通じて、宿の管理人、安江や常連客...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    夫を探しに慣れない東京に1人で出てきた妙子さん。出だしはハラハラして読んでいましたが、どうにかやっとこと言った感じで近江寮の生活をスタートできてホッと一息。
    寮のメンバーもなかなかの強者揃いですが、それにも引けをとらない妙子さんの逞しさにもクスッとさせられました。
    ご飯が美味しそう。
    あまり凝らずに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月01日

    展開として上手く転がっていき、できすぎな流れではあった。ただ文章としては料理の描写は丁寧だし、登場人物のキャラもしっかり立っていて、スイスイ読める感じ。ほっこり温かくなる話だった。

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    Posted by ブクログ 2023年02月06日

    食べることの意味を、不器用ながらも正面から問い、今日を生きる元気をもらえる小説。祖母を失った喪失感の残る実家でよんだこともあり、「食べることは生きること。」の一文が強烈に響く読書体験になった。

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    Posted by ブクログ 2022年10月31日

    登場人物の設定とかはちょっと昔感あるけど、食堂が流行っていく過程は今でもありそうな感じ。

    どの登場人物も憎めないけど、どうにも夫と社長には好感がもてない。10年も待つなんて出来ないし、自分のせいでもあるなんて言われたらさらに1年なんて無理。

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    Posted by ブクログ 2020年09月27日

    【腹減り度】
    ☆☆☆
    【食べ物の割合い】
    ☆☆☆☆☆
    【1番美味しそうだったもの】
    銀シャリおにぎり梅とおかか(ラップで包んである)

    *感想*
    食堂の賄いさんをやる話なので全体に食べ物が出てくるものの描写自体はごくあっさり。献立が書いてあるかんじ。
    お話自体は登場人物がおっさんおばさんばっかなのに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月15日

    主人公を含めた登場人物たちの話が
    近江寮食堂で展開される
    主人公の妙子は夫を探すために上京
    夫ははたして・・・
    著者は料理に詳しいのでしょうね

    主人公と登場人物たちのやり取りもまぁ
    楽しめましたし、話の展開と結末も
    まぁそれなりに納得かなと

    続編も期待

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