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Posted by ブクログ
【本の内容】
有名中学に合格して、響の人生はうまくいっているはずだった。
でも、このごろ何をする気も起きない。
そんなときふしぎなメロディーが、すっと心に流れ込んできた。
そして、家出をしていた兄ちゃんが、「女」になって帰ってきた!
親子、兄弟、友達…みんながギクシャク。
この世は不協和音でいっぱいだ。
[ 目次 ]
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同じ著者の作品で、6月の課題図書にもなった「非・バランス」もよかったが、この「超・ハーモニー」はさらに気に入った。
主人公の兄である将樹の造形がいい。
「家出していた兄ちゃんが『女』になって帰ってきた!」と、帯にある。
しかしすでに3人の息子の母親となった私にとってありうべき現実は、“息子が女性になって帰ってくる”というものだろう。
あるいは、主人公響が陥ったように“息子が無気力になり自分の殻に閉じこもろうとしている”もありうる。
息子の心は女性であることをどうしても受け入れられない父親、理解を示すふりをしながら考えることさえ拒絶する母親。
自分だってそうなるかもしれない、響と将樹の両親を責められない。
でも、たとえ家族が自分の期待とは違う道を選んだとしても、この家族のように少しずつでもわかり合おうとできたらいいなと思う。
歩み寄ることすらできないのだったら、せっかく家族になった意味がないもの。
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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