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Posted by ブクログ
先生から頼まれて、自分に会いたいという不登校の子のお見舞いに行ったら「復讐したい」と言われるお話
人は無自覚に誰かを傷つけているんだよなぁ というのがよくわかる
自分の居場所を確保する行為は、誰かをはじき出すという事にも繋がるわけで……
その反面、知らず知らずのうちに誰かの助けになっている事もあるよねぇ
いや、ホントに人間関係って面倒くさいよねぇ
友情を確かめるような行為って往々にしてある
この人だから許してくれると思うようなこと
でも、逆にこの人なら止めてくれるってこともあるよね
タイトルの「猫の名前」はぬいぐるみの猫なんだけど
片方にとっては信頼の証なんだけど、もう一方は重要性に無自覚というか知らないというかの一方通行なところが切ない
ってか、主人公の佳苗は忘れてること多すぎないか?
Posted by ブクログ
******引用******
ふと思った。ヒトは好きな人のために何かしてあげたいと思う生き物だ。だから「求められているから、会いに行く」も「彼女のために付き合ってあげる」も決して間違ってはいない感情で愛情のはずなのに、こう文字にしてみるとそれがいかに恩着せがましく、本人の感情がそこにないかがあからさまになってしまうのだ。
(中略)
この物語の主人公、佳苗には「自分がない」のだ。あるのは「誰かに愛されたい」という淡い思いと、その餓えを凌ぐ為に必要なヒトたち。でも彼女はそれに気づいていない。なぜなら彼女にとって、一緒に過ごすヒトは親友であり、自分を必要とするヒトが親友になるからだ。
―― 『猫の名前 解説』(伊藤さとり) p.204,205
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