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  • 怪談・呪い神
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    “呪い”シリーズ書き下ろし最新刊! 話題沸騰!「呪い面」の後日談も収録。怨念、祟り、神隠し、妖怪…。異界へと通じる扉はあなたのすぐ横で口を開けている――。 【内容紹介】徳島のある通りを深夜、黒い影が横切り…「通るもの」。東日本大震災の直後、前方から歩いてきた女の顔には…「牛女、東北に現る」。自衛隊のある基地に深夜響きわたる足音の正体は…「自衛隊の娯楽室」。心霊スポット・犬鳴峠に向かった人気力士の身に異変が…「力士と林檎と犬鳴峠」。怨霊、英霊、先祖の霊…あらゆる霊が蠢く恐怖譚全47編を、不思議研究の第一人者・山口敏太郎が厳選! 日常のすぐ横にある異界にようこそ。
  • 半夏生
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 孫娘のツイッターをきっかけに話題沸騰! 91歳の著者が手書きで作った歌集が待望の書籍化。歌を通じて妻への想いをつづる不器用な夫と、死を覚悟した妻が過ごす最期の日々――。涙なしには読めない情熱の歌集。
  • フラゴナールの娘
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    1巻550円 (税込)
    ――恋と犯罪のマリアージュ、賞玩するは安楽椅子探偵――表題作と姉妹編を収録した恋愛ミステリ中編集。「フラゴナールの娘」大学教授の家に届いた院生の手記。彼は口説き落とした女性の企みに巻き込まれ……。「さえずり」レコーダーに向かって語られる美女の過去。山奥の寄宿舎に集った雛鳥たちの囀り、とは。
  • 短篇小説集・皆殺しの刑
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    1巻330円 (税込)
    人間のダークな陰の部分や、異様で異常な非現実を、エロティックシーンと恐怖と不気味さを織り交ぜながら、親子・恋愛・友情などの感情をからめたエロティックモダンホラー短篇小説集 五篇集録。 一・【皆殺しの刑】 二・【隠れ家の宝物】 三・【最悪の恋人】 四・【沈む赤いスカート】 五・【監禁中毒】
  • 男の貌 夢枕獏短編アンソロジー
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    1巻1,430円 (税込)
    プロレス、鮎釣り、そして棋士。それらの王道を歩めなかった男たちはどのような顔をして道を歩くのか。 さまざまな感情を押し隠した男たちの横顔を描く短編小説アンソロジー。 【目次】 真剣勝負・シュート(『仕事師たちの哀歌』より) 暗烏(『鮎師』より) 拳屋・ナックルビジネス(『仕事師たちの哀歌』より) 銀狼(『風果つる街』より) 夕映(『鮎師』より) 私怨(『餓狼伝I』第二章より) 浮熊(『風果つる街』より) 解説 大倉貴之 初出データ 【著者プロフィール】 1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に至る。 89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員
  • レ・ミゼラブル
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    若い時分にやむをえぬ事情で盗みを働いたジャン・ヴァルジャンは牢獄で長年の刑期を務める。 40歳を過ぎて出所した彼は、とある司教との出会いを境に心を改め、まったく新しい人生を歩み始める。 薄幸の美女ファンテーヌを救えなかった彼は、ファンテーヌの娘コゼットと出会い――。 フランス近代文学の最高傑作と名高いヴィクトル・ユゴーの長編小説を美しいイラストで電子書籍化。 ●表紙イラストについて● 2015年 夏の代々木アニメーション学院 学内イラストコンクール 携帯小説表紙イラスト部門で 最優秀賞を受賞した応募作品を、ゴマブックスがタイアップし表紙に採用しました。 【著者プロフィール】 ヴィクトル・ユーゴー 1802年 フランス東部のブザンソン生まれ。ロマン派の詩人・作家として成功し、政治家としても活躍。 1885年パリにて死去。
  • 注文の多い料理店
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    1巻660円 (税込)
    森に迷い込んだ青年たちがようやく見つけた「西洋料理店 山猫軒」。 そこでは客に対して次々と不可解な注文がつきつけられる。 従順に従う青年たちだったが、ついに――。 宮沢 賢治の有名な短編小説を美しいイラストで電子書籍化。 ●表紙イラストについて● 2015年 夏の代々木アニメーション学院 学内イラストコンクール 携帯小説表紙イラスト部門で 最優秀賞を受賞した応募作品を、ゴマブックスがタイアップし表紙に採用しました。 【著者プロフィール】 宮沢 賢治(みやざわ けんじ) 1896年 岩手県生まれ。盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)に首席で進学し、稗貫農学校(のちに花巻農学校、現・花巻農業高等学校)教師や砕石工場技師などを経験。自然と郷土を愛する精神をうかがわせる詩的かつ叙情性の高い作品を多数、執筆。 1933年 肺炎により死去。
  • 心友
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    1巻880円 (税込)
    本格派の短歌と川柳の二重奏。情景から機微まで、七五調のリズムは「心友」となってあなたに語りかける。 森下歳子作品 網戸より入り来る風の涼しさに息づけば外は静かに雨ふる 岩清水ながれながれて山桜の花びら運ぶ里の小川に 宮村典子作品 さまざまな愛され方をしてひとり ちょっとだけ泣かせて懐かしい音色 ふるさとの川が無口になっている
  • 川柳句集 かつぶし
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    1巻880円 (税込)
    歌うように、弾むように、会話するように心に滑りこんでくるキング・オブ・ポップ川柳! 20代で川柳をはじめ現在、静岡たかね川柳会代表、(一社)全日本川柳協会常任幹事、葵川柳倶楽部代表等で活躍する川柳界の若きプリンス、待望の句集。序文・高瀬霜石、熊谷岳朗。 《ディスイズアペンさあ夢を綴ろうよ》 《十八の僕がハチ公前にいる》 《君はもう寝たかな窓の外は雪》 《笑うがいい最後に笑うのは俺だ》 《地下駐車場でB子と待ち合わせ》 《匿名の手紙チワワのように吠え》 《タイムイズマネー寂しい響きだな》 《妻よ子よ俺は負け組だよゴメン》 《沢ガニも君もそーっと掴まえる》 《めぐり遇おう今度生まれて来る時も》
  • P+D BOOKS 小児病棟・医療少年院物語
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    1巻935円 (税込)
    モモ子と凜子、真摯な看護師を描いた2作品。 『小児病棟』は、第1回読売「女性ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞優秀賞を受賞し、テレビドラマ化された作品。 主役の看護婦(当時の名称)・モモ子役を桃井かおりが演じ、大きな話題となった。病気や障がいをもった乳幼児の看護に奮闘しながら、次第に子どもたちと心を通わせていくモモ子。ある日、手足を欠損して生まれ、両眼も失ったタロウの担当となる。個人的な感傷は、医療現場では封印すべきなのか――。 『医療少年院物語』は、著者が15年の歳月をかけて取材執筆した渾身の作。現場を訪れては「これは、とても書けない」と何度も挫折しそうになったという。不良仲間との万引きにはじまり、窃盗で捕まりノイローゼとなっていった少年や、テレクラで売春を重ね妊娠した少女など、看護婦と職員が苦悶しながら彼らとの交流をはかっていく。それは、何故彼らが非行に走ったのかという、問題の根源を知ることに繋がっていく。
  • P+D BOOKS ヘチマくん
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    1巻715円 (税込)
    太閤秀吉の末裔が巻き込まれた事件とは? ヘチマくんとは、太閤の末孫、豊臣鮒吉のアダ名である。容貌風采ヘチマの如くモッサリとして世知に疎く、底抜けに善良で人を疑ぐることを知らない。 その彼がまきこまれた事件とは、海千山千のバー・マダム菊池銀子と、学友・熊坂とが争う鹿児島・桜島の土地買収競争だった。 遠藤周作が、得意の明朗軽快なタッチで、現代における人間回復を訴えた、「おバカさん」に次ぐユーモア長編作。
  • 進化の時計
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    1巻2,222円 (税込)
    一匹の猿に魅せられた僕たちの青春冒険小説。それは、かわいらしい猿との出会いから始まった。東京から九州の延岡へと繰りひろげられるある計画とは? 愛しいジョウジ-を捜し続ける僕の哀しくも楽しい長篇。
  • 詩集 支離滅裂
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    1巻649円 (税込)
    青春、それはどんなに奔放自由であっても、底辺には一抹の憂愁が沈殿している。強烈な自我に基づく自己存在感への渇望が沸々と在る。ここに収められた詩の数々は精神的奇形期の支離滅裂な心の吐露である。
  • 女の決闘
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    ある日、ロシア医科大学の女学生のもとに決闘の手紙が届いた。関係している男の妻コンスタンチェからの拳銃での決闘の申し込みであった。しかし女学生は射撃の覚えがあるが人妻は手にしたこともない。コンスタンチェは町で拳銃を買って、撃ち方を教えてもらう。果たしてどちらが勝ったのか……簡素な文章で淡々と綴られていく森鴎外訳のオイレンベルク「女の決闘」。
  • エメラルドと砂漠の王女
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    1巻330円 (税込)
    「待って、どうすれば身体が濡れるの?」エメラルドグリーンの瞳を持つエミール。貧しい育ちだったが、美しい母親が国王の後妻に。しかしエミールは隣国に人質として差し出されることに。陰謀うずまく隣国で監禁され暗殺されそうになるが神官を務めるジェルに救出される。なかなか一線を越えられない二人。果たして真相は?エミールの出生の秘密とは?
  • 眠れる巫女と伝染の蝕鬼
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    発掘隊のメンバー前司は古い地層から何か発見する。それが恐怖の連鎖の始まりだった。200年の時を経て現代に蘇る眠れる巫女。生きたまま生け贄として石棺に閉じ込められた菜摘だった。自分を陥れた子孫たちに復讐する。蝕鬼の目的は何か。果たして生き残れるのか。
  • 60分で名著快読 三国志
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    「三顧の礼」「泣いて馬謖を斬る」「水魚の交わり」「白眉」――私たちが日常使う言い回しの中に、「三国志」由来のものが数多くある。歴史書である『三国志』と小説『三国志演義』の多彩な登場人物の名場面やエピソードから、乱世を生き抜くリーダーたちの知恵と計略を学ぶ。
  • 萬葉集に歴史を読む
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    古の人びとの愛や憎しみ、執念や悲哀――『萬葉集』には、数々の人間ドラマと歴史の激動が刻まれている。考古学的な知見を駆使して、はじめて美しい歌の背後に潜むこうした生の歴史が浮かび上がる。持統天皇が病をおして、死の直前に行った三河行幸の真の目的とは? 壬申の乱の知られざる背景から、遣新羅使の謎、東歌から読み解く関東の文化と経済まで。「古代学」を提唱する考古学の第一人者が、古墳をはじめとする考古学的資料と文字史料とを織り合わせ、従来の文学的理解では決して明かされなかった謎の数々と古の日本人の心に迫る。
  • イブの黙示録
    値引きあり
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    1巻231円 (税込)
    「あんたのエロティシズムは、暴力だよ」バンドリーダーが言った。「4万人を相手に、たった1人で強姦ごっこをやろうというのよ、昂ぶってくるのは当たり前じゃないの」イブは答えた。“世紀末の女王”と呼ばれるロック界のスーパーヒロインEVEの後楽園コンサートは、「ファック・ミー」の大コーラスで、序曲から一気にクライマックスに達しようとしていた。芸能界の一断面を通して、現代という怪物をシャープに切り取った表題作ほか「デス・マッチ」「カリブのベースボール」「みにくいあひるの子」「マラソンマン」の全5編からなる阿久悠の鮮烈華麗な短編集。
  • 走れ、コヨーテ
    値引きあり
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    風戸進介、22歳。バイクに憑かれ、走ることに魅せられ、風を切ることだけに己れのすべてを賭けた青年。高校を3年で中退して以来ひたすらに働き、やっと手に入れた一台のバイクと共に、進介は唯一の友人・高木と連れだち日本を飛び立った。目的は、北米大陸縦断の耐久(エンデユーロ)レースへのエントリーだ。総走行距離1万6000キロ、30日間に及ぶ究極のオフロード・レース。進介は鋼の馬を駆り、地を削り砂塵舞う陽炎の果てをひた走る。太陽が、人々の群像が、進介を通り過ぎてゆく。ゴールの先には、また新たな日々があるかも知れない。けれど、ゴールはまだ見えない――。感動のバイク小説。
  • 殺人狂時代ユリエ
    値引きあり
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    1巻275円 (税込)
    アメリカを放浪するジャズ・ピアニスト阿波地明は、西部の田舎町の留置場にいた。その時突然、近郊のドライブ・インでショット・ガン乱射事件が発生。多数の死傷者の中に、13歳の日本人少女がいた。1年後、帰国し歌手としてデビューした少女ユリエの周辺に、そして、TV視聴者の間に、奇怪な事件が続出する。破滅への序曲か。理由なき大量虐殺と集団自殺が日本列島を蹂躙する。現代の狂気を、鮮烈なイメージと筆力で照射する、戦慄のニュー・オカルト・サスペンス! 第2回横溝正史賞受賞作。
  • 未成年 他六篇
    値引きあり
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    1巻275円 (税込)
    生計のためいかがわしい下宿人たちに居間を明け渡し、女中部屋と子供部屋に逼塞する一家――旧軍人の老いた父と家政の下手な母親を眺めつつ過す僕の暗い青春の日日と鬱屈した心情を描く「未成年」、知能の遅れた兄を持つ弟の哀しみを精緻に写した、デビュー作「子供部屋」など、透徹した描写に瑞々しい感性をたたえて、文学の香り高い初期作品7篇を収める、著者の第一作品集。
  • 探偵事務所 巨大密室
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    元警視庁の刑事・室生が営む探偵事務所に、美人OLの雪子が調査の依頼に来る。彼女は、半年前にビルの屋上から投身自殺をした女友達の死に疑問を抱いていた。その友達はなぜか、6年前のパーティとまったく同じ服装をしていたという。調査を開始した矢先、雪子もまたそのパーティと同じ着衣でビルの屋上から身を投げる。現場は完全な密室だったため、警察は自殺と断定するが、室生はそこに殺人の匂いをかぐが…!? 巧妙に仕組まれた連続殺人事件の謎に挑む貧乏探偵を描く、長篇本格ミステリー!!
  • 妖聖永遠に
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    1巻550円 (税込)
    高須志郎を慕い、追いつづけるタマミ。だが彼女は人間ではなかった。人間の生血を好物とする怪物だったのだ。異世界との結界を破り、山間の村に投げ出されたタマミと志郎。仲間の怪物共から追われながらも、志郎のそばに居たいと願うタマミと、こちら側の世界では暮らせないと知りながらも、タマミに魅せられる志郎。村人を守るため、自衛隊がふたりを狙う! 追われながらもふたりが辿る、あまりにはかなく美しい愛のフィナーレとは……。
  • 凶器
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    ある雨の夜、二人のやくざ者を殴り倒したときが、おれの暴力衝動の最初の爆発だった。自分の肉体を凶器として戦う瞬間の、狂おしいまでの快楽。やがておれは、世話になった内藤の愛人・淳子と関係を結ぶ。極上の肉体を持つ、銀座の女だ。淳子に溺れたおれは、内藤に現場を押さえられ、償いに殺しを命じられた。そのとき、あの快楽が再びおれの体を駆け抜けた。暴力とセックスのめくるめく陶酔に浸る青春を、鮮烈な筆致で描く衝撃の官能バイオレンス!
  • ラストチャンス
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    横浜で現金輸送車を襲い、警備員ふたりを殺して、4億もの大金を奪って逃げた男たちが無人の別荘に逃げ込んだ。しかし仲間に裏切られ、まだ金は手にしていない。一方、石川夫妻は車で別荘に向かっていた。2日後には娘のあゆみもくる。自らの目の前で妻子が凌辱される!! いま命をかけた最後のチャンスに男は挑む。激しく凄まじい官能バイオレンスの世界。
  • 夜の果ての街(上・下合冊版)
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    1巻1,672円 (税込)
    暴力、頽廃、死の街・池袋。この無国籍不法地帯を牛耳るミスター沈(シェン)に、柾目仁(まさめじん)たち三人の刑事が惨殺された! 数日後、〈こちら側〉と〈向こう側〉が繋がり、世界は破綻を迎えるという。10月31日、ふたつの世界が衝突し、秩序が全て崩れ去る! 謎と物語が輻輳(ふくそう)するホラー・ノワール。膨張する恐怖の果てに……著者渾身のホラー問題作。
  • 泉鏡花 現代語訳集4 春昼・春昼後刻
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    【あらすじ】 夢を見ないかーと人に勧めているような、この上なく麗らかな春の日に、一人の散策者が三浦半島の付け根にある山寺を訪れる。 あたりに張り散らされた巡礼札の中、美しい女文字で書かれた和歌に目を留めた彼は、寺を守る出家から、この歌にまつわる不思議な話を聞かされる。 それは、互いに触れ合うことも、言葉を交わすこともなく、常識では計り知れない情念の働きかけと受け止めによる、夢の契りで結ばれた男と女の物語だった。 寺を辞し、出家の話に思いを巡らしながら宿へ戻る途中、散策者は自分の行く手にその女主人公の姿を認めるのである。
  • 泉鏡花 現代語訳集5 義血侠血
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    【あらすじ】 ある夏の日、馬丁とは見えない男の御す、高岡から石動へと向かう乗合馬車に、一人の怪しい美人が客となる。 そこへ普段から反目しあっている人力車が通りかかって、両者は自然相争う形となり、これがもとで御者は職を失ってしまう。 後日、夜更けに涼みに出たその女、実は滝の白糸という評判の水芸の太夫は、浅野川にかかる天神橋の上で先日の御者に出会い、男の身の上を聞いて彼の望みの実現を援助しようと申し出た。 こうして男は東京へ遊学したが、その学業の成就も近くなったとき、白糸は仕送りの金を強奪されてしまう。 悲嘆と絶望とに沈んで街をふらついているうち、見えざる手に導かれるように、今度は自らが強盗の加害者となり、殺人まで犯してしまった彼女は、数奇な巡り合わせにより参考人として裁判に出廷し、そこに思いもかけず先の御者の姿を見るのである。
  • 泉鏡花 現代語訳集6 夜叉ヶ池
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    【あらすじ】 文学士山沢学円は、見物学問の帰り道、三国ヶ岳の麓で、行方不明となっていた親友の萩原と思わぬ再会をする。 萩原も一昨年、この山中にある夜叉ヶ池を見に来て、鐘撞き堂を守ってきた老人の死に遭遇し、さらに人間離れした美しさの娘、百合と出会ったことで、そこに隠れ住むことを決意したのであった。 その鐘は、昔夜叉ヶ池に封じ込められた竜神に、池から出ないという約束を守らせるため、一日に三度撞き鳴らすべきもので、一度でもこれを怠ると、たちまち大嵐が起こり、一帯は水の底に沈むと言い伝えられている。 この約束に縛られ、恋しい千蛇ヶ池の親王に会いに行くことのできない、現在の夜叉ヶ池の主、白雪姫は、自らの手で鐘を打ち壊そうとするが、従者たちの懸命な説得と、ふと聞こえてきた百合の子守唄により思いとどまる。 しかしその直後、旱魃に耐え切れなくなった村の者たちは、雨乞いの生贄とするため百合を捕らえにかかるとともに、萩原には鐘を撞く事を止めるよう迫ったのである。
  • 鎮守な隣人
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜかアパートの一室に住まう神様と、その危機に助けを求められる隣室の女性。でもその神様の今の姿は……。2008年制作。
  • 携子におまかせ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひょんな事から自分の携帯電話を壊してしまった女性と、その修理の間にとショップから渡された不思議な代替携帯電話との、日常的な非日常を描いた4コマ漫画。2009年制作。
  • R

    R

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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が他の惑星にまで進出してるに違いないくらいの未来。高度なAIを搭載したロボット少女と、彼女を中心とした人々を描いたの4コマ漫画。2010年制作。
  • 泉鏡花 現代語訳集8 草迷宮
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    【あらすじ】 物心つく前の最後の記憶に残る、亡き母の唄っていた懐かしい手毬唄。 それについて思い出したのは、母とよく一緒に毬をついていた三人の娘のことである。 一人は既に亡くなり、一人は嫁いで会うことができず、もう一人は神隠しにあって行方が知れない。 唄への憧れが募り、その文句を求め、その娘を探して、諸国を旅して回っていた葉越は、ある夏、三浦半島秋谷を流れる小さな川で、五色の糸でかがられた美しい毬を拾う。 ちょうどそこに来合わせた爺に、その地で起こった不思議な話を聞いて、彼は黒門の別邸と呼ばれる曰くつきの屋敷の一間を借りることにした。 しばらく滞在して旅の疲れを休めたく、また、そこで自分の望みが叶うような気がしたからである。 街道の茶店で、爺に連れ添う婆から、やはり黒門での無残な出来事を聞き、浮かばれぬ人々の供養を頼まれた旅の僧が、その夜、明と二人、蚊帳の中に枕を並べていると、ぽたりーと何かがその枕元へ落ちてきた。
  • こねこまた
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子猫のまま長い年月を生き猫又となった主人公の日常と、その日常がちょっぴり変化する様を描いたショートストーリー。2009年制作。
  • ちかみち
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 うだつの上がらない平凡なサラリーマンの主人公。深夜の帰り道に彼が出会った不思議な少女はなんと……! 2009年制作。
  • フラワーガール
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ちょっとだけ近未来の宇宙を舞台に、未来とか宇宙とか全然関係なく登場人物たちのノンビリした日常を描きたかったお話。2009年制作。
  • 泉鏡花 現代語訳集3 天守物語
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    【あらすじ】 晩秋のある夕暮れ、姫路城の天守閣に住む富姫のもとへ、猪苗代の亀姫が手毬をつきに遊びに来る。 亀姫が土産として持参したのは、姫路城主・武田播磨守の兄弟にあたる衛門之介の生首だった。 富姫は返礼として播磨守秘蔵の白鷹を誘い捕らえて贈るが、鷹匠・姫川図書之介は鷹を逃がした咎を受け、切腹の代わりに天守の探索を命じられる。 彼が優れた心をもっていることを知った富姫は、理不尽な主君に仕えることをやめて天守閣でともに暮らすよう勧めるが、図書之介は決心がつかず辞退。 しかし、地上へ戻った図書之介は、播磨守家中の者に追われる形で富姫の前へ再度立ち現れるのである。
  • ブラウン神父全集
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    ホームズものとは一味ちがう、短編ミステリーの名手チェスタートンのブラウン神父もの51編を収録した初の全集。黒い大きな帽子とこうもり傘、丸顔でずんぐりした体型の神父が、どことなくユーモラスな雰囲気を漂わせながら意表をつく推理を披露する。
  • 春の嵐
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    主人公クーンは少年時代、そりの事故を契機に失恋して不具となったときから、音楽家として立つことを志す。そのなかで永遠の女性ゲルトルートを見出したように思ったが…それはあっけなく、友人で情熱家の歌手ムートンの手に奪われてしまう。心傷つきながらも、クーンは諦観の境地にいたる。青春の彷徨の物語。
  • サテュリコン
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    古代ローマのネロ帝時代、主人公エンコルピウスと友人のアスキュルトス、2人のあいだを往来する美少年の奴隷ギトンの3人が、地中海の港町を何かの罪の意識に追われながら彷徨する。これにさまざまの猥雑な人物、情景がからまり、頽廃のローマを垣間見させる物語。ただし現在残るのはごく一部である。第二部「トルマルキオの饗宴」は、当時のローマの風俗と淫蕩ぶりを描いて、なかでも有名。
  • 三文オペラ
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    ロンドンの大泥棒メッキは当地の乞食界を牛耳る大物ピーチャムの一人娘ポリーとひそかに結婚する。ピーチャム夫婦はメッキを葬ろうと画策し、警視総監ブラウンをけしかける。だが、ブラウンとメッキは裏でつながる仲だった。メッキは売春婦の裏切りで入獄するも、ブラウンの娘ルーシーの助けで脱走、だが再び売春婦の裏切りで捕まり絞首台へ。最後の土壇場でメッキは国王の恩赦で釈放、貴族に列せられる。英国のジョン・ゲイの「乞食オペラ」をもとに作曲家クルト・ヴァイルとの協力で完成したこの作品で、ブレヒトの名は一躍世界に知られることになった。この翻訳は現代の生きた日本語を駆使してつくられた現代を反映する新訳である。
  • 誘惑
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    「読ませる小説」の技術と良心をもち、人間の魂を描きつづけたイギリス文学の巨匠の短編集。「昼食」「蟻とコオロギ」「約束」「ルイーズ」「物知りさん」「察しの悪い女」の6短編と、モームの短編のなかでは最も長いものの一つ「誘惑」を収めた。
  • 赤毛
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    星くずのように島々が散在する南太平洋はモームの好む舞台である。この文化果つるところで文明への郷愁に狂う西欧人「マッキントッシュ」、可憐な現地民の娘との美しい恋も、島を離れてみれば美しい自然が生んだ幻想でしかなかった「赤毛」、この2編の他に「エドワード・バーナードの堕落」を収めた。
  • 知られざる傑作
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    一つの作品に打ち込む老画家の十年にわたる執念が狂気にまでいたる経緯を描く「知られざる傑作」。この作品は、世代の異なる画家3人をパリに集めて出会わせ、具象と抽象という造形芸術の永遠の問題をうきぼりにしてもいる。重厚な描写とあわせてバルザック特有の「軽み」にも意をもちいた改訳版である。併録した「ピエール・グラスー」は「知られざる傑作」の幻想的な雰囲気とは異なり、リアルな物欲・名誉欲にかられる人物たちをコメディー・タッチで描く。画家を主人公としたこの2作は、いわば能楽と狂言のような関係にある。後者の主人公は贋作作家であるが、当代注目されている公式肖像画家をモデルにしており、芸術と金銭・権力との関係に興味のある人には必読の書。両作ともに、豊富な参考画像と当代の事情を明らかにする詳しい解説を付した。
  • 大尾行
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    最新機器の導入により完璧な尾行システムを実現したメガ探偵社・押田探偵社の前に、尾行不可能が現れた。大合併を目前に控えた橋浦製薬の先代社長の自伝執筆を手伝う遠野尚子だ。万全の備えで尾行を開始するベテラン村川昇平だったが、白昼、渋谷スクランブル交差点の真ん中で彼女は消失した。いかなる方法で? 謎を追う村川の前に、橋浦製薬の暗部が浮かび上がる。
  • ホラー小説家
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    1巻220円 (税込)
    「小説家って因果な仕事なのよ。全ての不幸も全ての不運も、みぃーんな「ああ、使えるな」って考えてしまうと言う」 サイン会に行くほど好きな小説家と偶然本屋で出会い、そのまま家に遊びに行かせてもらったと思うのに、目が覚めたら檻の中にいた──。 いろんな表情を見せて、絶望する顔を見せて、ぜぇーんぶ、「かいてあげる」。
  • 超能力カメラマン内木
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    写真が予言する未来の惨劇を止めろ! サスペンス&ミステリー小説シリーズ。 第1話 A県自動車道午後二時四十五分  自分の意志に関係なく、未来を予知する「予言写真」を撮ってしまう広報カメラマン・内木。ひょんなことからバス事故を予知してしまった彼は、惨劇を食い止めるべくバスに乗り込んだ。だが策はない。考えあぐねる彼の前に、偶然乗り合わせた職場の同僚が現れる。二人は協力して、迫る危機を阻止しようと動き出した。事故はどのように起きるのか? 食い止めることはできるのか? (初出:『月刊群雛』2014年10月号) 第2話 7・18豪雨  その日、原井市はかつてない豪雨に見舞われていた。増水した河川を取材した彼が、川べりで出くわした老人。田んぼの様子を見に来たらしい老人は、一度は忠告を聞いて帰っていった。だが内木が撮った写真を見た同僚の寺村早香は、「写るべきものが写っていない」と言い出す。止まない大雨の中、写真の秘密が判明する時、本当の危機が明らかになる! (初出:『月刊群雛』2015年03月号) 表紙イラスト:バカエル (『月刊群雛』2015年10月号表紙イラスト担当) 以降、続刊発売予定!
  • 最愛のダーク・ブルー
    完結
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    全1巻275円 (税込)
    誰もいないブルー このごく短い小説は、冒頭とエンディングがブルーで埋め尽くされている。 2つはまるで種類の違うブルーだが、その深さ、途方もなさにおいて共通している。 そして2つのブルーのあいだに、ただ2人だけの登場人物がいる。 他人同士だが、彼女と彼は親しげに言葉を交わす。 2人のあいだには静けさがある。 それは、彼の許から多くの人が去っていったあとの静けさだ。 残された彼は苦心して1つのブルーを生み出し、そして今また、出発しようとしている。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ふたとおりの終点
    完結
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    全1巻275円 (税込)
    終点を語る4人の男女、未だ終点に至らず。 同じ大学に在籍していた男女4人がステーション・ワゴンで西へ向かう。 やはり同じ大学にいた友人の結婚披露宴に出席するためだ。 社会に出て数年。もはや学生ではないが職場ではまだ中枢まで至らず、宙ぶらりんの時期である。 しかも独身。男2人にとって結婚は自分の問題ではなく1つの話題として話のネタになるばかり。 さっさと手を動かしているのは女のほうだ。 目的地にはまだ着かない。 ふだんはまるで縁のない地方都市の朝の光の中で、よるべない存在として、4人はステーション・ワゴンの中に浮いている。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 胸に吸いこむ潮風
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    彼女がちょっかいを出す18歳の夏の終わり 片岡義男の小説の登場人物たちは、18歳という若さにあっても、巧みにステーション・ワゴンを操作する。 法的にも許される年齢なのだから当然だ、とでも言うように。 そしてそのステーション・ワゴンは都合によってあっさり譲渡される。 しかし女と男の関係は・・・・・・ 三角関係、というのではなくて、女が男2人にちょっかいを出す、という仕方で暮れていく18歳の夏がある。友人同士である男たちは翻弄される、のとは少し違う仕方で、しかし彼女の言うがままになる。 そういう18歳の、夏の終わりの3人の物語。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 紅茶にお砂糖
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    彼女が紅茶で男が砂糖。底に沈んでかきまわされよう 再会。これもまた片岡作品の主題の一つである。 同じ人間が、時間と場所と立場を変えると、同じ人間ではなくなる部分と、それでもやはり同じ人間であり続ける部分の絶妙のブレンドとなりストーリーは進展していく。 再会することが自由ならば、再会に至るまでの時間に、空想を膨らませることも自由だ。 再び会った瞬間、1つに溶け合うことさえも。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 彼女から学んだこと
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    彼女のサイレント・ポートレート 会話や口にされる言葉がまったくないまま小説はしばらく進行していく。 彼女、と呼ばれる女性がどんなふうに水にダイヴするのか、どんな水着でどう歩くのか、本を読む時はどうか、オートバイに乗ったらどうなるか、どのようにコーヒーを飲むか、そうしたポルトレの数々で、ストーリーがあるようなないような曖昧さの中で進んでいく。 「彼女」は1人なのか、複数なのか。 そして48章にいたって、転回が始まる。これはどんな小説か。 「彼女から学ぶ」のは誰なのか? 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 別れて以後の妻
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    突然にやってきたノンフィクション 片岡作品にとって重要な「再会」をモチーフにした作品群の一つ。 季節がいつのなのか、場所はどこか、再会の状況はどんな具合か、それら一つひとつの条件が、場面を輝きのあるものにする。 顔よりもまず、後ろ姿。 男が凡庸なリアクションを繰り返すことでかえって女性の魅力があきらかになる語り口。 男は自分が体験した驚きを自分で書き、やがて自分が最初の読者になるはずだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • きみを忘れるための彼女
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    典型的に愚かな男はうつくしさを知っている 自分とはスピードが合わない。 自分はいつも遅れてしまう。 その「遅れ」の自覚から取った行動がとりかえしのつかない結末につながる。 それは2人の女性を不快にする結果にもなったが事態をハッキリと前に進めることにも寄与した。 今、男が持っているのはその「遅れ」と愚かさだ。 そのせいで彼は女性を失ったが、そのせいで彼は彼女と彼女のうつくしさを知った。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • ハートのなかのさまざまな場所
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    彼女はグレープフルーツ 片岡作品の男女関係においては嫉妬、という感情は陰を潜めている。 皆無ではないが、むしろ嫉妬によって損なわれる何かを大切に扱うことに重きを置いている、というべきか。 真っ二つに割ったグレープフルーツのように2人の男が彼女を共有する、というユートピアがかくして実現する。 それが女性を弄ぶ、といった事態を招かないのは女性のハートに場所がたくさんあるからだ。 グレープフルーツの中に、たくさんの房が含まれているように。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 一日の仕事が終わる
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    仕事とは彼女の長い一日のことだ 大人同士の関係ならば、互いに仕事を持ち、そのことを尊重し合う、というのが通常の状態だろう。 そして仕事が終われば、夫婦であれ、恋人同士であれ、仕事の時とは違うふるまいをするのもまた普通である。 しかし、そのスイッチがうまく行かない、いや、スイッチを換えたくない状態というものが時折やってくる。 そんな時は金曜日であれば京都に行ってしまう。 一人になること。そして思いがけないハプニングも含めて自分の状態にある種のケリをつけること。 こうして彼女の長い一日がようやく終わる。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 歌舞伎町謀殺 顔のない刑事・刺青捜査
    値引きあり
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    消えた警視庁幹部の娘・亜美を捜せ――特捜指令を受けた、警察手帳を持たない刑事・香月功。亜美が、新宿を縄張りとする暴力団高蔵組の組長代行と同棲していることを突き止めた香月は、歌舞伎町での潜入捜査を開始する。折しも高蔵組は、新宿に進出してきた関西系暴力団猿橋組と抗争状態にあった。報復合戦の裏を探る香月だったが、やがて伊豆大島で竜の刺青を背負った男の死体が発見されると、事件は思わぬ展開を見せ……?
  • エネミイ
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    社員に裏切られ自殺した社長の娘、婚約者を理由なく殺害された青年、愛娘が暴走族に撥ねられた男、幼い娘を流れ弾で失った父――。四人の犯罪被害者が喫茶店で運命的に出会い、犯人への怨恨の念を確認し合った。一方、かつての加害者が次々と殺害される事件が発生。棟居・牛尾刑事は、一連の事件の背景に被害者の復讐があると突き止める。私情と法の間で正義とは何かを問いかける、圧倒的スケールの社会派サスペンスロマン。
  • ペパーミントホイップ
    値引きあり
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    10代のあたしたちの恋は、とっても甘くて、ほろ苦い。 チョコレート味のキスは、甘いだけじゃなかった――。 付き合っている彼氏のキス現場を目撃してしまった女の子の葛藤、告げることなく終わった友だちへの恋、定時制の生徒との顔の見えない交流、卒業間近の仲良しカップルの不安……。同じ高校に通う女の子たちの恋模様を「お菓子」をテーマに描いた、とっても甘くて、ほろ苦い、8つの物語。
  • 誓愛 -世界で一番綺麗なもの-
    値引きあり
    -
    高校3年生の田北紗那は貧乏ということを隠し、玉の輿に乗るため、お金持ちが集まる高校に無理して通っている。そしてついに、学校一のお金持ちで成績もトップのパーフェクト男子・瀬戸夏輝と付き合うことに。しかし、その直後、中学時代に紗那が酷い振られ方をした初恋の幼なじみ・辰臣と再会してしまう。最強で最悪な不良の彼。だけど、あの頃と少し様子が違う彼に紗那の心はかき乱されて――。 ラスト、真実の愛に心が震えます!
  • 君がいなきゃダメなんだ
    値引きあり
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    恋に奥手な高1の紗依は、憧れていた先輩から誘われ、あわや襲われてしまいそうに! 絶体絶命のピンチを、知らない大学生の陸に救ってもらう。それ以来、陸のことが忘れられない紗依だったけど、バイト先で運命の再会を果たしてしまう。偶然のめぐり合わせにドキドキが止まらない紗依に、陸は突然キスしてきて…!? 「ごちそうさま」意地悪に翻弄してくる大人な陸に、紗依はすっかりハートを奪われてしまった。でも、陸には忘れられないヒトがいるようで…。
  • をんな紋 まろびだす川
    値引きあり
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    明治四十三年十月、豊穣の播磨平野。期待通り豊かな実りを得た村では、娘の嫁入りがあいついでいた。小作人七十人とも言われる大地主の青倉家の長女・柚喜は、明石の女子師範学校に通う十七歳。幼なじみのハルの晴れ姿を、一目でいいから見送りたいと朝いちばんで帰省してきた。三つ違いの妹の佐喜は、「綺麗やったろ?」とまるで自分のことのように誇らしげだ。ひさしぶりに会う彼女は、また愛らしくなったようだった――。裕福な農家の娘・柚喜とその従姉妹。少女三人の恋、そして結婚……。女たちの生々流転を描く長編小説。
  • 恋をするには遅すぎない
    値引きあり
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    愚かで、考えなしで、向こう見ず。そして一途で、恐ろしいほどのパワーがあって――。恋はいつでも自己中心主義。たとえ周りに面倒かけても不幸にしても、そういう常識にかまっていては走りだせない。いくつになっても、結婚してても、子供がいても。病気であっても、異国にいても、貧しくても。恋をするのに、決して遅すぎるということはないのだから。恋の疾走に、幸多かれ! 全国の恋する女の子たちへ贈る、応援恋愛論! ※本書は一九九三年、大和書房より刊行され『ティア・ドロップ・プラネット』を改題、加筆・訂正したものが底本です。
  • カラスの海
    値引きあり
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    1巻308円 (税込)
    遠い離れ小島の地下牢に、父母の名も知らされずに閉じ込められている少年・源太郎。彼の唯一の楽しみは、毎夜忍んでくる「カラス」という謎の男から、剣術や読み書きを習うことであった。そんなある夜、妖術使いの一団に誘拐された源太郎は、自分があの名将・真田幸村の孫で、足の裏のほくろは、豊臣家の財宝のありかを解く鍵であることを知った――! 財宝のありかはどこに? そして源太郎を陰に日向に助ける「カラス」の正体は? 日本SF界の巨人とも呼ばれる矢野徹が贈る、傑作時代冒険小説!
  • カムイの剣 1
    値引きあり
    -
    1~5巻264~308円 (税込)
    海賊の黄金時代、彼らの覇者として七つの海を暴れまくったキャプテン・キッド。彼が生涯をかけて世界各国に残した莫大な秘宝の謎は、今もって解明されていない――。時は幕末、西洋文明の嵐が日本を襲わんとする時、下北半島にアイヌ人の血を引く赤ん坊が流れ着いた。だが、この子の身につけていた剣こそがキャプテン・キッドの秘宝の謎を解く鍵であり、彼を波乱の渦の中へ落とし込むのだ。幕末・維新の時代の子、忍者次郎の半生を壮大なスケールで描くエンターテインメントの傑作。
  • 海鷲
    値引きあり
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    1巻286円 (税込)
    「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ――」。昭和十六年十二月八日、旗艦・赤城のマストにこの信号旗が掲げられ、日米決戦の火ぶたが切って落とされた。ゼロ戦、九九艦爆等、百八十三機の大編隊はエンジン全開で真珠湾へと向かう。その中で、無言で操縦桿を握る牧一飛曹。祖国愛に燃えるこの若き航空兵の胸に去来するものは何か……? そして、彼を待ち受ける宿命は……? 二百万人という大量の戦死者を出した太平洋戦争を最後まで戦った若き航空兵を描き、戦争とは何か、祖国愛とは何かを問う感動の長編!
  • ウソ恋
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    双子の姉・美咲を自殺に追い込んだイジメっ子たちに仕返しするため、高3の優美は美咲として生きていくことを決意する。そんな優美が復讐内容に選んだのは、イジメっ子たちが想いを寄せる翔太と恋することだった。だけど、優美は騙されたままの翔太に罪悪感をいだきながらも、惹かれはじめていて…。復讐から始まった“いつわりの恋”の結末は!?
  • 広岡浅子 激動の時代を駆け抜けた「女傑」の生涯
    -
    NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン・白岡あさのモデルとなったのは、幕末から明治・大正時代にかけての“激動の時代”に活躍した実在の人物・広岡浅子。炭鉱経営、銀行設立、生命保険会社設立、日本初の女子大学設立と、さまざまな事業&活動に奔走し、後に「女傑」と呼ばれた、その生涯に迫る! [第一幕]広岡浅子が「女傑」と呼ばれるまで ボンボン信五郎との結婚 [第二幕]広岡浅子伝説の始まり 炭鉱経営から大同生命の設立まで [第三幕]広岡浅子が追い求めた理念 女子教育と晩年の思い
  • いたずらな運命・置き去り
    -
    1巻968円 (税込)
    「追う立場を終わりにしたかった」――ひょんなことから脚本家としての名声を勝ち得たフリーターを待ち受ける、失墜、逮捕、裏切り……彼はもういちど立ち上がることができるのか? 数奇な出来ごとに次つぎに襲われる男の奔走を描いた『いたずらな運命』。気づけば山の中で一人ぼっち! これは誰かのしわざなのか、それとも……。事件に挑むのは、曲がったことが大嫌いなアラサーOL。しかし捜査は難航し、やがて次の犠牲者が! 目まぐるしい展開に息もつけない新感覚ミステリ『置き去り』。瑞々しい文章が光る新世代短編小説2編を収録。

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  • ハウス・ハズバンド変奏曲 おいしい人生の作り方
    -
    1巻968円 (税込)
    エリートサラリーマン、主夫になる。投資アナリストとして活躍をしていたエリートサラリーマンの山田は、ある日突然会社を辞め、主夫になる。家事を完全に馬鹿にしていた山田は、簡単にこなせると考えていた。ところが、炊事に洗濯、家の掃除に、娘の小学校のPTA活動、山田を待ち受けたものは、これまで経験したことのない全く異次元の世界だった。勝手の分からぬ現実の世界で奔走する主夫山田。料理の参考にと閲覧をはじめたブログの世界にのめり込み、イタリア料理の有名ブロガーの記事を盗用していっぱしのイタリア料理専門家を装うも、小学校の行事に参加する中で、リアルな世界へと目を向けていく。イタリア料理のうんちくをちりばめながら、リアルの世界での充実こそが人生にとって大切なことだと気づかせる、珠玉の主夫物語が、あなたのクリエイティビティーを刺激します。山田と一緒にリア充目指して「変奏」しましょう!

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  • 狂夢の花
    -
    1巻880円 (税込)
    「あのひとをどうにかしてください」すべては、この一言からはじまった。脳性マヒ・車いすの身でありながらも、そのこわもての容姿と如才なさで大物としての身の上を謳歌する秋田二三夫。彼のところへ、知り合いの美人女性から思いがけない相談が舞い込んできた。任務を遂行するべく動き始めた秋田だったが、子供時代の親友・岩瀬の今を知るとある人物との出会いが彼を不思議な運命へと導いていく。“殺意を抱く美女”。“金時計のキズ”。“放射性物質”……。裏社会の闇に足を踏み入れようとした秋田が最後にたどり着いた結末とは―――

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  • エヴェレスト 神々の山嶺 電子特別合本版
    -
    1巻2,310円 (税込)
    登攀史上最大の謎の鍵を握る古いコダックを手に入れた深町誠は、カメラに誘われるように孤高の登山家・羽生丈二に出会う。山岳小説の金字塔に、関連本を加えた豪華合本版。特典として著者の撮り下ろし写真を収録! ※本電子書籍は、角川文庫「神々の山嶺 上」、「神々の山嶺 下」、「ヒマラヤ漂流 『神々の山嶺』へ」、角川書店単行本「作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法」より夢枕 獏の章を抜粋し収録したものに、電子版特典として未収録写真を加えた電子オリジナル合本版です。
  • 人質 警視庁極秘戦闘班
    -
    1~2巻550円 (税込)
    警視庁の郷原力也に緊急指令が下った。来日中のロシア大統領令嬢が、乗客ごと乗っ取られた遊覧船に拉致されたのだ。しかも、人質の中には郷原と別居中の妻子がいる! 人質の安全確保と強行突入との狭間で揺れる郷原。北方四島返還が目的と言う武装集団の正体と真の狙いとは? 警視庁捜査一課極秘戦闘班は誘拐、テロ、凶悪事件などを叩き潰すのを任務とする。その班長・郷原力也警部に緊急指令が下った。来日中のロシア大統領令嬢が、乗客ごと乗っ取られた大型クルーザーに拉致されたのだ。しかも、人質の中には郷原と別居中の妻子がいる!一人また一人と惨殺されるなか、人質の安全確保と強行突入との狭間で揺れる郷原。北方四島返還が目的と言う武装集団の正体と真の狙いとは?圧倒的な迫力で描くサスペンス巨編!

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  • 本当は恐い! 日本むかし話 封印された裏物語
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    「昔むかし、あるところに……」 昔話や民話、童話は、さまざまな教訓や知恵を含んだものとして、長い歴史のなかで語り継がれてきた。そのほとんどは古くからの伝統や生活習慣を語りながら、人生を教えるものとされている。だが、その一方で、残酷性や好色性が随所に秘められているという指摘も多い。 事実、今日語られる昔話のなかには、時代とともに、恐怖性やきわどい部分が削除され、親しみやすいものへと姿を変えられた物語がいくつもあるのだ。 本書ではこうした昔話や童話を、その原話にさかのぼって検証。独自の解釈も加えながら、ときに大胆な跳躍し、封印された裏物語、隠された真実を探っていく。 ■収録作品 桃太郎/おむすびころりん/鉢かづき/笠地蔵/タニシ長者/絵姿女房/花咲か爺/初夢長者/ジンゲンダ様のヒヒ退治/三枚のお札/しょうじょう寺の狸囃子/置いてけ堀/蛇婿/大歳の客/かぐや姫/鶴の恩返し
  • 照らす: 中本速詩集
    -
    1巻990円 (税込)
    人間の歩く細い道を、ほのかな言葉が照らし出す。さびしさのなかに希望を、おかしみのなかに意志を織り込んだ、二十四の詩。新進気鋭の詩人の第一詩集。
  • 魂の喘ぎ
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    クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編5本を収録。悪友に誘われ警察に追われるハメに。飛び乗った円タクの車内には血まみれの美少女が……翌日現れたトミーは魅力的な美少女だった「黒猫十三」。昔、旧華族の11歳の少年が行方不明になり今に至る。秘密が暴かれるとき、高まる緊張感。貴族に嫁いだ平民だが美貌の妻の苦悩を描いた「魂の喘ぎ」。舞踊の才能があるまゆみと凡人の百合子。しかし百合子は名取り披露の発表で「鷺娘」がうまく舞えない。まゆみが入れ替わって舞うのだが……「鷺娘」。上流貴族に起こった忌まわしい事件をS婦人が活躍して解決する。自殺した貴族。未亡人となった美しい兄嫁に義弟が恋焦がれる。それは先代からの宿命だった「蛇性の執念」。自殺した大使の真相とは。やがて遺骨をすり替えたとの密告が……端麗な青年は何者。深まる謎をS婦人の推理で鮮やかに解決「情鬼」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 消えた霊媒女
    -
    クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編5本を収録。タクシー運転手の吉川が殺され青い風呂敷包みの中へ入っていた。これは自殺か他殺か。事件は二転三転する「青い風呂敷包」。弁護士の尾形は貧乏学生だったころ憧れていた浪子と再会する。赤ん坊を殺した精神病の義弟を助けてほしいとの依頼だが……「あの顔」。人は死んでも霊は残っている。美人霊媒師はどうなったか。S夫人が語る奇妙な話。妻に先立たれた男がとった行動とは「消えた霊媒女」。外交官に近づく女は何者?轢死した外交官夫人の謎の死に迫るS夫人の活躍「機密の魅惑」。戦争から帰還した夫は変貌していた。スパイに仕立てられた男の恐怖。美貌の伯爵夫人からの依頼で調査する探偵。果たして失踪した夫はどこに「恐怖の幻兵団員」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 桜の樹の下には
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    1巻110円 (税込)
    「ある心の風景」喬は女から悪い病気をうつされ京都の街を彷徨する。憂鬱で退廃的な心の中にひとつの安らぎを得る。鈴の音に癒やされるのだった。「ある崖上の感情」あるカフェで二人の青年が知り合う。崖の上から開いている窓をのぞき他人の生活やベッドシーンを見る。俺と同じ欲望で崖の上へ立つようになった俺の二重人格だ。俺がこうして俺の二重人格を俺の好んで立つ場所に眺めているという空想はなんという暗い魅惑だろう。俺の欲望はとうとう俺から分離した。「桜の樹の下には」桜の樹の下には屍体が埋まっている!美しいものにも常に死があり、そしてまた生につながっていることを理解したとき不安から解放される。梶井基次郎の珠玉の3編を収録。
  • 恋人はトレジャーハンター 奪ってみせますあなたの心
    -
    1巻440円 (税込)
    「危険なときには誰よりも早く駆けつけ、風のように救ってくれるヒーロー」18歳のマリーはそんな王子様と恋をしてみたいのに、祖父からの縁談はいつも父親くらいの年齢の相手ばかりでうんざり。そこへ現れたのは名家のディラン。サラサラの明るい栗色の髪、甘いマスク、白い歯、長身の優男……しかし首から下はみすぼらしいかっこうでがっかり。なんの弾みか、マリーは一緒に宝探しの冒険へと行くことに。次々に襲いかかるピンチにいつしか二人は恋に落ちて……しかしあろうことか謎の美女がライバル!?恋と冒険の物語。
  • 川柳 風と組む
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    1巻880円 (税込)
    現代川柳界を代表する女性作家の一人で、茨城県川柳協会副会長・つくばね番傘川柳会創立会長を務める著者が、つくばね創立十周年を記念して編んだ句文集。 日々の暮らしが詠まれた川柳の中に自己主張、社会批判のエッセンスがキラリと光る。 《花筏こころまかせに風と組む》 《桃の花菜の花亡母はどのあたり》 《ひらがなの中で男を赦してる》 《パソコンに夢も家計も詰め込んで》 《いい妻を演じ切るのも義理のうち》 《夫をほめると洗濯が早くすむ》 《来年の母の日までに母になる》
  • 川柳作家全集 今田久帆
    -
    1巻880円 (税込)
    現役の高校教諭であり、静岡県川柳協会会長、浜松川柳社いしころ会会長などの要職にある著者。 比喩を効果的に用いて、自分の思いを十七音の物語に昇華させる。 《親と子が絵本に架ける虹の橋》 《ひたむきな母がこっそり伸ばす腰》 《褒められた記憶がボール弾ませる》 《逆境にかざすと見える愛の色》 《破壊して生を実感する若さ》 《伝えたい思い机上でひからびる》 《くたびれた皺を伸ばして描く夢》 《地球にも必要になる解毒剤》
  • 川柳句集 一片の華
    -
    1巻880円 (税込)
    小中学校校長を務め、長く教育界の第一線で活躍してきた著者初の作品集。第一章「処世片片」、第二章「老いらくの坂」、第三章「学びへのピアー」、第四章「やぶにらみ」の構成。《無職にもその他大勢にも馴れた》 《追い越して行く人どうぞ老いの坂》 《老骨に猫もパスする膝枕》 《今日もまた昨日のコピーする老後》 《オレ流に生きる月日は悔やまない》 《欲張るな終の住処は壺の中》 《運不運のせて綿毛の着地点》 《一夜だけ月下美人に添い寝する》 《踏んづけた後に四つ葉のクローバー》
  • 川柳句集 葦の言ノ葉
    -
    1巻880円 (税込)
    「葦のように儚いわたくしの句」と語る現役の数学教諭である著者が呟くように、囁くように、時に心に秘めた情念をぶつけるように己の弱さや葛藤を吐く、魂を揺さぶる一冊。 《目の前にあるものずっと探してる》 《吹っ切れて軌道に乗った四コマ目》 《昨日なら空いていたよと断られ》 《幸せの境界線が上下する》 《もう誰も追っては来ない氷点下》 《酒池肉林きっと長生き出来ないな》 《懸案事項死んでもスマホ離さない》 《拘り消えて背骨ゆるやか》 《白い息君の答えを待っている》
  • 齊官英雄短編傑作選(I)「サラリーマン」
    -
    1巻748円 (税込)
    サラリーマンは誰しも皆、海よりも深く山よりも大きな悔恨と悔悟を胸一杯に抱えつつ、成功と挫折を繰り返しながら、企業の最前線で日々闘い続けている。この物語はそんな彼等への鎮魂譚である。
  • 左の薬指にあう指輪を探している
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    1巻220円 (税込)
    左手の薬指に、どんな指輪を選びますか? 不器用に生きる凛子は、お局のような存在のベテラン女性社員の一言で指輪探しをはじめる。生きやすさを求めるための指輪探し。 ところが、自身の性格から思わぬところで指輪探しは難航し、凛子はどこで買い物をすればいいのかすら分からなくなり……。 あなたは左手の薬指にどんな指輪を探しますか。
  • 法王庁の抜穴
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    「ローマ法王が、秘密結社によって誘拐され、地下の回廊をへだてたサン・タンジュの城に監禁された」。奇怪な風評を巡り、男たちが動き出す。法王救出を理由に詐偽を働く百足組のプロトス、多額の遺産を手にしながら意味なき殺人を犯すラフカヂオ、キリスト教に改宗した科学者アンチム、作品の不評に強い不満を持つ作家ジュリユス。人間の行為の底にひそむ偶然と必然の問題が明快に描き出される。フランスのノーベル賞作家アンドレ・ジイド、1914年の作品。
  • 占い師が語る 神仏・心霊体験談
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    1巻440円 (税込)
    みえない世界からのメッセージをあなたに。 心霊現象から開運方法まで実際にあった話を占い師が語ります。 納骨堂を動かすべきか。幽霊から逃れるには? 邪気を祓う方法。心霊写真の不思議。シャワーを浴びると聞こえる音。すれ違った女性の下半身は透けていた! 浮かんでくる顔からの伝言。臨死体験を繰り返す男性。
  • 鉄道ミステリ各駅停車 乗り鉄80年書き鉄40年をふりかえる
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    幹線鉄道の西村京太郎、ローカル線の辻真先……ミステリ評論家にそう評される、本格ミステリ作家クラブ会長であった筆者が、なんと、自身の作品の裏側をばらす?! 多数のペンネームを操り、伝説のテレビ番組の演出や人気アニメの脚本、そして鉄道ミステリ小説を生み出してきた筆者。古今東西、懐かしの路線や列車から、暴走の果てに作り上げてしまった妄想路線まで、筆者の軽妙な語り口とともにいざ、紙上の鉄道ミステリ旅行へ……。 辻 真先(つじまさき) 1932年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒。日本アニメ界を黎明期から支えた人物の一人。NHKに入社し、『バス通り裏』や『お笑い三人組』などの演出を担当する一方で、『鉄腕アトム』などの脚本を執筆。『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を受賞。2009年には牧薩次名義で発表した『完全恋愛』で第9回本格ミステリ大賞を受賞。『仮題・中学殺人事件』以来40年間書き続けた鉄道ミステリをはじめ著書多数。3代目本格ミステリ作家クラブ会長。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • 春子超常現象研究所
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    オカルト雑誌の編集者・春子の家のテレビが、ある日突然心と体を持ってしまう。そのテレビ男は語学番組のプロデューサーと出会い、テレビ界のスターとなっていく。本作は中村蒼、野崎萌香が出演する映画『春子超常現象研究所』(12月5日公開)の竹葉監督が、脚本を元に新たなストーリーとして書き下ろしたSF恋愛コメディー小説。
  • 酒と戦後派 人物随想集
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    「近代文学」創刊同人(荒正人、平野謙、佐々木基一、小田切秀雄、山室静、本多秋五)、藤枝静男、野間宏、原民喜、堀辰雄、椎名麟三、梅崎春生、高橋和巳、三島由紀夫、大江健三郎、安岡章太郎、辻邦生、石川淳、中村真一郎、武田泰淳・百合子、竹内好、丸山真男、渡辺一夫、大岡昇平他。20世紀日本を代表する文学者をユーモラスに、時に感動的に素描する。戦後派屈指の文章の上手さ、描写の確かさ、知的センスに舌を巻くはず。
  • 秀吉 秘峰の陰謀
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    秀吉軍に挟撃された知将・佐々成政は絶体絶命の危機に陥った。存亡を賭けた“厳冬の飛騨超え”を決行。雪と氷の地獄に挑んだが、自然の猛威の前に兵たちは次々に倒れた。が、この無謀ともいえる雪中行の背後には、驚天動地の陰謀が隠されていた……。
  • マッドファーザー
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    ホラーフリーゲームの大人気作『マッドファーザー』がついに小説化! 禁忌の研究に打ち込む父、夫を止められずに逝った母、そして、二人の血を受け継ぐ娘・アヤ――それは“愚かな家族の物語”。【あらすじ】ドイツ北部の郊外にたたずむ巨大な屋敷に住む少女・アヤ。1年前に母親を亡くした彼女は、研究者である父親とその助手のマリアの3人で暮らしていた。父親とマリアは、夜な夜な怪しげな研究に没頭しており、アヤを研究から遠ざけている。父を心から愛し、尊敬するアヤは、その研究が「禁忌」と言われるものと勘付きながらも目をそむけて過ごしていた。そうして迎えた母の一周忌の夜、アヤの耳に男の悲鳴が聞こえてきて――。

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  • 怪人二十面相 江戸川乱歩 名作ベストセレクション 1
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    1~4巻110~715円 (税込)
    推理小説のパイオニア、江戸川乱歩の名作ベストセレクションがついにリリース! 第1弾は、昭和11年に乱歩が少年向けに書いた『怪人二十面相』です。 大泥棒・怪人二十面相と名探偵・明智小五郎が初めて対峙する記念碑的作品。二十面相が繰り出す奇想天外な変身と、それを見破る明智との攻防が痺れるほどスリリング!! 明智をサポートする小林少年と少年探偵団が当時の子どもたちを熱狂させ、一大ブームを巻き起こした。 【著者プロフィール】 江戸川乱歩。1894年(明治27年)10月21日生まれ。 我が国が生んだ推理小説のパイオニア。筆名は自身が敬愛した作家エドガー・アラン・ポーから取っている。 1923年(大正12年)、「二銭銅貨」で文壇デビュー。1936年(昭和11年)、ジュニア向けに「怪人二十面相」を執筆。明智小五郎、小林少年、少年探偵団が活躍する同作品は、その後「少年探偵団」「妖怪博士」とシリーズ化され、国民的人気小説に。探偵の真似をする子供が急増。作品に登場する「七つ道具」「BDバッジ」といった玩具を生むなど社会風俗にも大きな影響を与えた。 「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「パノラマ島奇談」「陰獣」「芋虫」をはじめ、映像化された作品は数えきれない。 晩年は日本探偵小説クラブ(現・日本推理作家協会)の初代会長、ミステリ専門誌「宝石」の責任編集者「ヒッチコックマガジン」のオーナーを歴任。後進の育成に励んだ。 昭和40年(1965年)没。
  • 川柳句集 幻聴
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    1巻880円 (税込)
    40代の新進気鋭の若手作家の鮮烈なデビュー句集。 みずみずしい感性と洞察力の鋭さ、アイロニーの適確さで、読む人全てをケンジロウワールドに引き込む。 《ファイティングポーズのままで飯を喰う》 《取扱説明書だけ残った》 《かみさまがしあわせになりますように》 《これ以上アホになったら神になる》 《無職です今日は勤労感謝の日》 《リサイクルショップで買った社長椅子》 《一所懸命適当に生きている》 《ロボットが作り続けている無職》 《ご褒美に一枚紙を貰うだけ》
  • 川柳作家全集 古谷龍太郎
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    1巻880円 (税込)
    福岡県川柳協会会長、県内屈指の伝統結社・川柳くろがね吟社主幹である九州を代表する著者。 骨太ながらも飄々と人生を詠んだ「起」「承」「転」の3章構成。 《鉄鍛う男我流の花を生け》 《嫌いから好きに変わった一ページ》 《芽が出ないそれで気の合う屋台酒》 《退屈だなあ女房と昼寝する》 《転変の雲と一日なにもせぬ》 《貧しさは言うまい今日の飯を炊く》 《見通しはどうあれ今日の石を積む》 《しょうもない話だけれど茶は旨い》 《よくやった自分を褒める馬の脚》
  • 川柳作家全集 田辺進水
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    1巻880円 (税込)
    川柳まつやま吟社会長、愛媛県川柳文化連盟事務局長などで活躍する愛媛を代表する作家である著者が、誰にでも分かる平易な表現で自分の思いを十七音の調べに乗せて、読者の心に届ける。 《定年後二人は蝶になりました》 《まだ妻は信じていない地動説》 《本物の男は暗闇で光る》 《年金が助けた亀を待っている》 《謝罪会見髪が薄くてすみません》 《真実になるまでシャドーボクシング》 《招き猫は頭掻いてただけだった》 《ポケットの大吉少しずつ使う》
  • いつか、ギラギラする日々
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    1巻495円 (税込)
    闇の中に鋭い裂け目があり、その向こうにギラギラする何かが輝いていた  小森の笑いは凍った。じりっと後退した。吾郎がつめ寄った。いきなり、小森は吾郎に背を向け、レール跡の草むらへ向って走りはじめた。しばらくもつれ合ったあげく、道端にあったこわれた三輪車を吾郎が振りあげ、小森の頭をめった打ちにした……。(「いつか、ギラギラする日々」より)  ペット吹きの少年の閃光にも似た殺意を描いた表題作ほか、叩きつけるジャズの興奮とやさしさをこめて、傷ついた若者達を見事に浮き彫りにした著者会心のジャズ小説集。
  • アガサ・クリスティ殺人事件
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    1巻770円 (税込)
    何者かによって『オリエント急行殺人事件』が再現される!?  名探偵エルキュール・ポワロは実在し、名作『オリエント急行の殺人』事件は、それが書かれる前年の1933年、南インドで実際に起こった事件だった! 45年後の1978年、作家・高田晨一はインド政府の招待旅行で、老人のポワロと出会う。ポワロの手には、〈かつての現場・ハイデラバード急行内でふたたび殺人が起こる〉との脅迫状が…。全世界のクリスティ・ファンに挑戦する本格推理小説の傑作。
  • 悪漢図鑑
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    1巻495円 (税込)
    暴力的ナンセンスが次々に展開する、憎めない悪人たちのストーリー  新宿なんてえ街は、ぶっこわしちまえば、いいんだ。今じゃ、オレは心からそう思っている。暴力追放だか何だか知らねえが、十何年か前から、商店の連中だのサツだのが結託して、オレたちばっかり、いびりやがった。(「新宿桜会/一九七〇年」より)  チンピラ、女子大生、フーテンなど、いずれもちょっぴりイカれた男女が引き起こす珍妙な事件。ユーモアあふれる短篇小説6本を収録。

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