詩集・俳句作品一覧

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  • 万葉のこだま
    -
    1巻1,400円 (税込)
    万葉びとの歌が、こころが響いてくる…… 高円山、わかの浦、生野、唐崎、味真野、瀬戸の海など、万葉ゆかりの地を訪ね、その風土と歴史、そして古代日本に活きた人々のいきいきとした心を描く。 ――万葉ひとすじに研究を続ける著者の万葉風土探求の決定版!
  • 金子兜太のことば
    -
    1巻1,400円 (税込)
    あわてず、あせらず、たっぷり生きる。98歳、生涯現役の俳人が遺した力強く、心に響くことばが一冊に! “俳句があるかぎり、日本語は健在なり”“物事を成就させるのは、「運・鈍・根」ですね”“死ぬのが怖くないか?と問われたら、「死ぬ気がしなかった」と答えます”戦後俳壇のトップランナーとして70年間活動をつづけ、生涯現役のまま、2018年2月20日に98歳で逝去した金子兜太。その力強く、心に響くことばの数々が一冊に。 故郷の記憶、戦争と平和、人間の存在といのち……俳句を探求し、自由を愛した俳人が遺した珠玉のメッセージ集です。 金子兜太とおなじく加藤楸邨を師に持つ俳人であり、兜太の盟友でもあった石寒太が、長年の交流の中で胸に刻まれたことばと俳句を選びぬき、ていねいに解説しています。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 俳句入門 五七五で毎日が変わる!
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気俳人の監修による俳句入門。月ごとにお題と学習する俳句の決まりごとを定め、1年間にわたり俳句部メンバーが各地を「吟行」。講義や添削をふんだんに盛り込んだ12カ月を読み進めることで、作句のコツが自然にわかる体感型指南書。
  • あと5秒愛してる。
    -
    1巻1,402円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●恋の始まり、恋の終わり。甘い恋、ほろ苦い恋、痛い恋。 美しい花の写真に添えられた赤裸々なポエム。 心の旅をするようにさまざまな恋のストーリーが響きあう、 ソナチネ詩音の鮮烈なデビュー作!! ●シソンヌじろうさんの帯のことば 「人生で一度だけ女性を尾行したことがある。 小学1年生の時。 その相手が詩音さんだ。作品を見た。 あのときぶたれておいてよかった。」 ●本文より 「愛する人を決めるということ それはすなわち 愛さない人を決めること」
  • 魔法の文芸―川柳を学ぶ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    川柳協会副理事の著者が、五七五のリズム解析から日本語の特性をふまえ川柳の魅力を徹底解説。 全日本川柳協会副理事長の著者が、五七五のリズムの徹底解析から日本語の特性までも明解にしつつ「川柳」の魅力を徹底的に解説。楽しい例句も豊富に、自由で深い川柳の作り方、句会の楽しみ方を具体的、体系的に紹介。日本の短詩型文学の歴史的推移から、これからの川柳界のあるべき姿を忖度なしに提言しました。 【目次】 Ⅰ 川柳の魅力 1川柳は魔法の文芸 川柳で充実した日々を 他 2川柳に見る人間模様 Ⅱ 川柳の基本と日本語の特性 1創作にチャレンジ 2音数の数え方 3川柳のリズム 字余り・句跨がり 破調と自由律 「字足らず」感と「字余り」感 他 Ⅲ 川柳の技巧 1 比喩のいろいろ 2表記の工夫 3句語の発見、その他の技巧 4添削と推敲 5句会は「道場」です! Ⅳ 改めて川柳を考える 1ココが違う、俳句と川柳 2川柳史概観 ――「うた」から川柳が生まれた 3三つの提言 (1)日本語の魅力を活用しよう (2)ユーモア精神を取り戻そう (3)リアリズムを復権しよう 4頼もしや、ジュニア川柳 (真島久美子寄稿) 資料編 1どんな句が入選しているのか? 2全国主要結社とその指導者吟 3「全日本川柳協会」とは ? 4日本現代詩歌文学館ってどんなところ? 5川柳は行動する 6 Q&A あとがき 【著者】 江畑 哲男 昭和27年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。 昭和50年千葉県公立高校教諭、私立高校講師 現在、東葛川柳会代表、全日本川柳協会副理事長。 主な著書に『アイらぶ日本語』(学事出版)『ユーモア党宣言!』(監修、新葉館出版)評論集『我思う故に言あり』(新葉館出版)『近くて近い台湾と日本日台交流川柳句集』(共著、新葉館出版)『よい句をつくるための川柳文法力』(新葉館出版)『はじめての五七五 俳句・川柳 上達のポイント』(共著、メイツ出版)ほか。
  • 武器としての落語 天才談志が教えてくれた人生の闘い方
    -
    1巻1,408円 (税込)
    立川談志には「破天荒」というイメージがある。しかしそれは、談志本人がメディア向けに自ら意識的に作り上げたものだ。実際は、不器用で優しさと厳しさをあわせ持った人間だったと、本書の著者であり、談志の弟子であった立川談慶は言う。 談慶は談志のもとで9年半、前座修行をした。前座修行といえば、ふつう3~4年。談慶はじつに人の2倍以上の時間を前座修行に費やした。その原因は、談慶の生来の生真面目さと不器用さにあった。例えば、落語に酔っ払いが気持ちよく酔った勢いで小唄を唄う場面が出てくれば、小唄の教室に通って本格的に小唄を勉強してしまうという塩梅(あんばい)だ。生来の生真面目さと不器用さ故の超スロー出世だった。 前座修行時代は、談志から「ドジの烙印」を押され、弟弟子には追い越され、つらい思いの連続だった。しかし、悪いことばかりではなかった。長い前座修行は、談慶に師匠立川談志という傑出した落語家の薫陶を、ほかの弟子よりも多く受けるという幸運をもたらした。 本書では、「「激レア」のすすめ」「悩まない力を育てる」「自分を発見する発想のすすめ」「サバイバル能力の磨き方」「幸せの基準は徹底的に低いほうがいい」の5章にわたり、修業時代につぶさに見てきた談志の言動を談慶流に解釈、生き方下手でも時代に流されず、「浮き世を強(したた)かに生きる武器」として紹介した、人生のサバイバル本である。
  • 恋も仕事も日常も 和歌と暮らした日本人
    5.0
    1巻1,408円 (税込)
    古代から今まで連綿と伝わる和歌文化。現代でも和歌に触れ、鑑賞する機会は多々あるものの、各時代、実際にどのように詠まれ、和歌が人々の暮らしの中でどのような役割を果たしていたのかは意外と知られてません。本書は、個々の和歌の解釈や修辞に注目するのではなく、日本人が和歌とどのように触れ合ってきたのかを探り、現代生活にも通じる親しみやすい内容で和歌の文化史をたどります。イラストでわかりやすく解説します。
  • 「古今和歌集」の創造力
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    なぜ梅にはウグイスなのか。なぜ秋は悲しいのか──。あらゆる詩歌や文学的感受性の〈型〉を創りあげた『古今和歌集』。第一線の古典和歌研究者が、レトリックと配列の緻密な分析から、天才編集者・紀貫之の企図を大胆に読み解く。
  • 俳句のための文語文法 実作編
    -
    「や」「かな」「けり」の使い分けから、補助動詞の使いこなし、様々な副助詞の意識した使い方など――文語文法は覚えただけでは上達しない! より実作者の視点に立って紐解く、文語文法の極意が満載。
  • 和歌で楽しむ源氏物語 女はいかに生きたのか
    -
    光源氏と女たちが交わした愛の和歌には、登場人物の「ほんとうの声」が隠されているのではないか。歌人である著者が、そのストーリーほど知られていない『源氏物語』の和歌から女たちの「心の奥底の真実」を追う。
  • 漂泊の俳人 井上井月
    5.0
    幕末の伊那に現れた出自不詳の俳人井月。その後家も持たずに約30年の半生を酒を糧に過ごした。俳句・書・高い学識を身につけながら、なぜ漂泊の生涯を送ったのか。知られざる素顔を探る唯一の入門書!
  • 定本 村の女は眠れない : 草野比佐男詩集
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、一九七二年初版がたいまつ社から刊行され、同名のドキュメンタリー(NHK)が放映され一世を風靡しました。 以来、人名辞典等に掲載され、大学の模擬試験にも出題されています。戦後の日本農業の現実を語ってあまりあるものです。 村の女は眠れない/眠れない夜ごとの夫への思いはつきない/沼のほとりの乾草小屋へ記憶が遡って眠れない/あぐらの中に抱いて髪につく草くずを拾ってくれたぶきようで優しい指はここにはない/村の女は眠れない ひとりの夜は寒い
  • 俳句のはじまる場所 実力俳人への道
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    俳句はなぜ縦に書くのか、なぜ季語を含むのか、写生とはなにかなどの疑問・難問を丁寧に解説。古代歌謡以来の詩歌文芸の歴史のなかに俳句という詩を位置付けて、「俳句とは何か」を解明する。
  • 子規の宇宙
    4.3
    聖なる六尺の病床で近代俳句の礎を築いた子規。「真の革新は、古典から生まれる」と説く著者が、子規の俳句革新の意義に迫り、「即時ということ」「拙の文学」「子規の食卓」等、新たな子規像に鋭く迫る。
  • 日本の恋の歌 恋する黒髪
    -
    和泉式部や清少納言、紫式部をはじめとする宮廷女性たちの恋の歌を中心に鑑賞。百人一首に採られた恋の歌、題詠として詠まれた恋歌も収録。知られざる恋のエピソードが満載!
  • 日本の恋の歌 貴公子たちの恋
    5.0
    平安時代の貴公子たちの恋のかけひき、その成就から別れ。在原業平や元良親王などの巧みな恋歌を通して、現代にも通じる恋心をひもとく。日本人の恋愛観がわかる一冊!
  • 万葉集と日本人 読み継がれる千二百年の歴史
    -
    八世紀末の成立から千二百年。紫式部、藤原定家、佐佐木信綱らが読んだそれぞれの時代の万葉集は、どのようなものだったのか。その読み方に現われる日本人のこころの歴史をたどり、万葉集の魅力に迫る。
  • 千度呼べば
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    抒情詩の可能性をひたむきに追い求め、豊かに紡ぎ続けて70年になんなんとする詩業の、全作品中から選びぬかれ、劇的に配列された41篇の恋の情景。かなわぬ恋、破れた恋の切なさ哀しさ、こんなにも苦しくて、こんなにも甘やかな「あのひと」への思いを鮮烈に歌いあげる。日本語という美(うるわ)しき言霊(ことだま)の幸(さきわ)いを、この一冊に込めて。
  • 砂の魚
    4.0
    マイアミの浜辺、ニューオリンズの街角、ハワイの空……。儚い光で写し出された気の向くままの旅の暮らし。一瞬の輝きを放つまっすぐで温かい言葉たち。オールカラー愛蔵版写真詩集。
  • これが名句だ!
    5.0
    『この俳句がスゴい!』の著者による、絶品俳句鑑賞の第2弾。杉田久女、橋本多佳子、寺山修司など個性派俳人16名の作品を鋭い見識と愛情を込めて深く読み解き、作家像に迫ります。秀句が著者の鑑賞で名句になる!
  • おぼえておきたい季節のことば〈春・夏〉
    -
    歳時記から一歩踏み込んだ季節のことば(季語)をわかりやすく解説。季語の本来の意味(本意)だけでなく、全ての例句に鑑賞を付す。俳句実作のためのポイントにも触れた実践的歳時記。季語索引付き。
  • おぼえておきたい季節のことば〈秋・冬・新年〉
    -
    歳時記から一歩踏み込んだ秋から冬、新年にかけての季節のことば(季語)をやさしく解説。日常生活のミニ知識も付す。歳時記として、また俳句実作と鑑賞の手引きとしても使える一冊。
  • 歌の光彩のほとりで わが秀歌鑑賞
    -
    「短歌」の好評連載が待望の単行本化。新原稿を加え古今東西の秀歌を一挙掲載した短歌鑑賞の決定版。目から鱗の一首から膝を叩く一首までユーモラスに読み解く。
  • 新版 里山歳時記
    -
    里山は日本の原風景!俳句の季語を手がかりに、著者が田んぼのまわりで考えたことは、自国自給の季節のものが食べられるようにという、一見平凡だが大事なことばかり。蛇笏賞受賞作家による心洗われる俳句エッセイ。
  • この俳句がスゴい!
    3.7
    名句のどこがスゴいのか。高浜虚子から金子兜太まで10名の著名俳人の名句を、巧みな筆致で読み解く。よく知られた名句、隠れた秀句が、著者の見事な鑑賞で凛と立ち上がる。「俳句はスゴい」と納得できる一冊。
  • うたの人物記 短歌に詠まれた人びと
    5.0
    三十一文字できりとられた個性的な人々の生を、エスプリとユーモアに富んだ語り口で読み解く。知的好奇心をくすぐる短歌エッセイ集。
  • 短歌のための文語文法入門
    5.0
    短歌に必要な文語文法を、豊富な実作例を基にわかりやすく解説。短歌実作者に必携の一冊。
  • 体あたり現代短歌
    -
    三回忌を迎える河野裕子の原点ともいえる評論デビュー作。真正面から短歌と向き合い、身体ごと、いや魂ごとぶつかっていった渾身の軌跡。
  • 一億人の「切れ」入門
    3.5
    「切れ」が分かれば、俳句はこんなにも面白い!芭蕉の名句から現代の秀句まで、多くの例句をもとに、俳句の重要な要素のひとつである「切れ」を明解に解説。当代の人気俳人による画期的俳句入門書。
  • 俳句のギモンに答えます
    3.5
    一問一答形式による俳句指南書。俳句の常識、初心者が抱く素朴な疑問を明解に解説。また中級者が陥りやすい俳句実作の技法についても、やさしく解説する。俳壇屈指の人気と実力をもつ著者が綴る俳句上達講座。
  • 短歌のドア 現代短歌入門
    4.0
    若手歌人に圧倒的な支持を得ている加藤治郎がお届けする現代短歌の画期的入門書。映画の歌や遊びの歌、食べ物や色彩の歌など異色の分類で短歌がぐっと身近になります。短歌の魅力がぎっしり詰まった一冊です。
  • 岡井隆の短歌塾 入門編
    3.0
    生活の中で何をうたうか? 初心者のためのやさしいワンポイント指導。教室・歌会のテキストとして最適。初心者のために必要な項目が全て入っています。
  • 今さら聞けない短歌のツボ100
    5.0
    「短歌と和歌はどう違う?」初歩的に見えて実は短歌の肝心な部分に触れるもろもろの不思議をこまやかに楽しく説く。かゆいところに手が届く一冊!
  • 漢詩のこころ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古来、親しまれてきた絶句のうち百首を精選、新鮮な発想と平易、流麗な文章で詩のこころを解説。味のある挿絵を豊富に配して、漢詩を一層身近なものにする楽しい漢詩鑑賞読本。

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  • 鑑賞 日本の名句
    -
    明治以降の日本の名句を「新年」「春」「夏」「秋」「冬」の季節に分けて収録。作品の背景や読みどころ、名句たるゆえんなどを記した鑑賞を付す。季節の移ろいにしたがって折々の名句を味わえる名句鑑賞本。
  • 鑑賞 日本の名歌
    3.0
    明治以降の日本の名歌を、「自然」「生活」「人生」「社会」「恋」などのテーマにわけて、作品の背景や作者紹介、鑑賞のポイントなどを詳しく紹介。好きなときに好きなところから読める名歌鑑賞本の決定版。
  • 生きてるってどういうこと?
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 黒柳徹子さん、大絶賛! 「絵の色が美しい 詩の色にピッタリ。どんな気持ちのときにページをめくっても心が癒される。パンダの友達が全ページにいるのも気に入った!!」絵とことばを眺めていると元気になって生命力が上がるアート名言集。動物や植物たちの生命力を強く美しく精緻に描いた宮内ヨシオのイラストと、生きる力についてうたった谷川俊太郎のことばの奇跡のコラボ。プレゼントにも最適。眠る前に読むと明日も頑張れる。
  • 落雷はすべてキス
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読む人の世界の美しさのきっかけになりたい――。webマガジン「yom yom」掲載詩を中心に、「最果タヒ書店」のグッズ、雑誌、SNS発表作品を加えた44編を収録。詩の映画化、個展、作詞、街とのコラボレーションなど、ジャンルを超え続ける詩人が、言葉にならない思いを紡ぎ、未知の感覚を呼びさます最新詩集。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 水の歳時記365日
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生命をささえ、暮らしを彩る水のきらめき 日々を輝かせる俳句入門! 滴り、流れ、降りつもる。 水にまつわる名句・秀句を、一日一句一年間、写真を添えてやさしくガイドした俳句入門が本書です。 コロナ禍がつづく今だからこそ、季節の移りかわりを身近に感じたい。そんな声にこたえて、季節と暮らしに寄りそう文芸・俳句のたのしみを丁寧に伝える歳時記が本書。雑誌「俳句αあるふぁ」人気連載を書籍化しました。巻末には作家・川上弘美さんのエッセイも収録。眺めてたのしく、読んで役立つ一冊です! 「今わたしたちがあたりまえだと思っていることを、時間は容赦なく変えてゆく。それこそが自然のいとなみというものであり、存在とはそもそも変化を内包するものなのだ......と思って本書を読むと、今わたしたちが存在するこの時が、本書にある俳句を詠むことのできる現在の地球という場所が、どんなに貴重なものなのかが、しみじみと実感されるではないか」(川上弘美「水のゆくえ」より) ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 花と緑の歳時記365日
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コロナ禍がつづく今だからこそ、季節の移りかわりをしっかり感じたい。そんな需要が高まる中、日本の四季に密着した文芸・俳句のたのしみをビギナーに向けて丁寧にガイドする歳時記。「俳句あるふぁ」連載の連載をもとに、編集部による解説を追加して書籍化。歳時記は現在も数多く刊行されているが、本書は365日を一日ごとに区切り、古典から現代までのさまざなま俳句、季節の植物を美しい写真で紹介する。句によまれた草花の実際の姿を目で見ることで、俳句鑑賞の助けに。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 愛犬チョコが見守っている
    -
    ■愛犬と散歩をしながら、俳句を詠んだ日々の記録 幼少期に戦争を経験した著者は、建築士として半生を過ごすなか、妻の影響を受けて五十歳で俳句を本格的に始める。充実した日々を更に彩り豊かにしてくれたのが、六十八歳で家族として迎え入れることになった愛犬、チョコの存在だった。 何気ない日常を、常に隣で一緒に過ごしてくれたチョコ。 本当の一人娘のように、時に心配をしながら、時に笑わせてもらいながら。 チョコが傍にいてくれた毎日は、楽しくて満たされた幸せな時間。 最期まで、そしてこれからも、ずっと傍に居るよ…… この本は、俳人である著者が、愛犬チョコと寄り添いながら記した俳句を、自句自解本としてまとめた一冊です。 ■「はじめに」より(抜粋) いつも傍に居たチョコが亡くなった事が出版の動機となり、三二年間の俳句を自選、自句自解して残す事とした。 二周忌を迎えるが、俳句を記し続けている。 傍に居ないチョコに話しかけながら、原稿を書いた。 俳句と、家族となったチョコとの出合いは、私の人生を豊かにしてくれた。
  • 短歌の時間
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東直子が選んだ711首! 雑誌『公募ガイド』選歌欄6年半の人気連載を書籍化。鳥、窓、恋人、袋、ロボット、宇宙、スポーツ……などのテーマ詠・題詠から、人気歌人・東直子が特選、秀作、佳作を丁寧に選びました。確かな選歌眼、詩情ゆたかに歌に寄り添うあたたかな選評。短歌好きの人も詠みはじめたい人にも絶好の一冊です。作家のヒントになる118首を鑑賞したエッセイ54編、著者によるイラスト80点も豪華収録。 誰かが短歌という小さな詩の器で残した感性を、こうして活きのよい状態でお届けできることができて幸せです。折にふれてページをめくって、お気に入りの短歌を見つけてもらえると、なお幸せです。(「あとがき」より)
  • 子どもの教養 クイズで学ぼう季語の世界
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この一冊で語彙力、表現力がアップ。季語にふれて、知性や感性をみがこう!! 多くのベストセラー作品をもつ齋藤孝氏による子ども向け読み物。 「東から吹いてくる『東風(春)』は、何を知らせる風?」「昔、『お年玉(新年)』としてわたされたものは?」「かじけ猫(冬)ってどんな猫?」。さあ、答えはわかるかな?  季語が生まれた背景やその意味をうんちくたっぷりに解説する。古来、日本人が大切にしてきた季節感や自然をうやまう気持ちにも触れてみよう。 語彙力、表現力はもちろんのこと、理科や社会、美術や哲学まで幅広いジャンルにまつわる知識がクイズをとおして習得できる。俳句を学び始める小学生は、ぜひ「朝読」用にゲットしてほしい。ブームにのって俳句の世界に興味を抱いた大人の読者にもおすすめの一冊。 〈目次〉 はじめに 知っておきたい基礎知識 (1)/知っておきたい基礎知識 (2)/この本の使い方/定番季語マップ 春・夏・秋・冬・新年 第1章  時候──気候のあれこれ(春 弥生、八十八夜/夏 土用、灼くる/秋 夜長、そぞろ寒/冬 小春、春隣/新年 正月、人日/コラム:「麦の秋」は秋の季語じゃない!?) 第2章 天文──空のあれこれ(春 東風、佐保姫/夏 雲の峰、薬降る/秋 月、霧/冬 鎌鼬、雪女/新年 初日、御降り /コラム :月に名前をつけた昔の人たち) 第3章 地理──地上のあれこれ(春 山笑う/夏 滝/秋 水澄む/冬 狐火/新年 初富士/コラム:水の季語いろいろ) 第4章 生活と行事──イベントあれこれ(春 麦踏み、茶摘、ぶらんこ/夏 甘酒、 髪洗う、プール/秋 七夕、花火、月見/冬 柚子湯、日記買う、マスク/新年 年玉、雑煮、笑初/コラム:こんなカタカナの季語もある) 第5章 動物──生きものあれこれ(春 鶯、亀鳴く/夏 金魚、空蝉/秋 小鳥、虫/冬 かじけ猫、 熊穴に入る/新年 嫁が君/コラム :季語から食材の旬を知ろう) 第6 植物──草花あれこれ(春 梅、萌/夏 若葉、夕顔/秋 紅葉、紫式部/冬 帰り花、落ち葉/新年 薺/コラム:季節を彩る花たち) 二十四節気と七十二候 おわりに
  • 山田全自動の懐かしあるある
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本懐かし大全シリーズ特別編。 大人気イラストレーター・山田全自動との全面コラボによる「日本懐かし大全シリーズ」特別編企画。 主に昭和世代が懐かしさとともに共感する「あるあるネタ」を、懐かしシリーズの既刊各タイトルに関連するアイテムの写真や解説記事を添えつつ展開していく構成になります。 【構成】 ■懐かしアイスあるある ■懐かしお菓子あるある ■懐かしジュースあるある ■懐かし即席めんあるある ■懐かし学校あるある ■懐かし文房具あるある ■懐かしカセットテープ&オーディオあるある ■懐かしおもちゃ&遊びあるある ■懐かし夏休みあるある ■番外編 平成懐かしあるある ほか
  • 食卓で読む 一句、二句。 - お腹がぐぅ~と鳴る、17音の物語 -
    3.8
    俳句を知らない人も、楽しめる! 好評だった前作『寝る前に読む一句、二句。』に続く、第2弾のテーマは「食卓」。 『プレバト!!』の俳句コーナーで大人気の夏井いつきさんが、古今の名句をセレクトし、実妹である俳人・ローゼン千津さんと、歯に衣着せぬ姉妹トークを展開します。 肉ダネがぱんぱんに詰まってはち切れそうな「夏井家特製肉餃子」や、夫ケンコーさんが作ってくれる、ほくほくの「ニンニク丸揚げ」など、夏井さんの日常を彩る好物や、スイスの五つ星ホテルがサーブする「完璧な果物」、NY・マンハッタンのセンチュリークラブの「ドーバーソール」等、妹ローゼンさんが体験した、めくるめく美食・珍食の数々など読むほどにお腹がすくエピソード。 そして、夏井家のおふくろの味、「味のしない弁当」の由来や、晩年の父と過ごした年の暮れ、「ニシン蕎麦」の思い出など、忘れがたい、家族の食卓と味の記憶。 愉快な食の話は、いつしか人生観の核心へ。 俳人姉妹が、全25句、腹一杯語り尽くします。 その他、夏井さんが食をテーマに書き下ろしたコラムも収録。 胃袋から元気になれる、味わい深い一冊です。
  • そら耳のつづきを
    -
    1巻1,430円 (税込)
    現代川柳は《現在》の破片である──。川柳の伝統を批判的に受け継ぐ現代川柳作家による480句。 現代川柳は《現在》の破片である──。 川柳の伝統を批判的に受け継ぐ現代川柳作家による480句。 『はじめまして現代川柳』でも注目された著者の待望の第一句集。 【収録句】 マグカップで壊せるような朝じゃない そら耳のつづきを散っていくガラス 最初が運、途中は夢でいいですね ガラス屋の軽トラの荷台のデュシャン 君が袖ふる愛をガシガシ消すために 足もとはNIKE行き交う年もまた ヒロシマにダーツふわっと散る光 神よ神よ砂ずりがまだ来てませんね 漱石のちょっと発熱ちょっと死後 【目次】 1 イカロスの罠 2 ヘルタースケルター 3 仮設の家 【著者】 湊圭伍 1973年大阪生まれ。愛媛県松山市在住。2009年より「川柳バックストローク」に投句、2010年(第30号)より同人。同時期より「川柳結社ふらすこてん」に投句。以降、「川柳カード」「川柳スパイラル」「せんりゅうぐるーぷGOKEN」同人。小池正博編著『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房、2020年)に、湊圭史名義で自選76句掲載。詩誌「Lyric Jungle」同人。詩集に『硝子の眼、布の皮膚』(草原詩社、2004年)。
  • 俳句を愛するならば
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    1巻1,430円 (税込)
    汀子、88歳。「ホトトギス」の母が綴る「選句」と「句会」の心がけ 毎月3万句の選句を続け、全国を巡り、日々精力的に句会をこなす著者が俳句を愛する人へ贈る、エッセイ風俳論集。『NHK俳句』連載の「選句という大事」「句会の力」に加え、『ホトトギス』誌連載「俳句随想」の俳論や、特別インタビューも収載。 1章 選句という大事 2章 句会の力 3章 俳句随想 4章 俳句を愛するならば 特別インタビュー
  • 原型
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ◆第一句集 壺焼の腸勾玉の原型か ひとの為すものに原型ありぬべし ひとの心のはたらきもまた ◆自選一〇句より 壺焼の腸勾玉の原型か 堅雪を猪引き摺りて穢しけり あぢさゐの毬に触れゆくランドセル 睡蓮と星は昼夜を分かちをり 爆心地跡の屋台に舌焦がす 翳りては寂光放つ花野かな 月明や藪に分け入る蟹の脚 くたびれし紙幣のにほひ秋の雨 帰り花咲く散りぎはのやうに咲く 冬はつとめて渡り廊下の黒光り
  • キミのままでいい
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Instagramフォロワー34万人超 10万部突破ベストセラー『そのままでいい』待望の恋愛編登場 厳選人気作品収録 「別れた恋人が忘れられない。もう一度やり直したい……」 「気になる人に連絡してもなかなか返信がない。もうあきらめたほうがいいのかな」 「がんばっているのに、いい人に出会えない……。どうしたらいいの?」 34万人を超えるインスタフォロワーを誇る著者のアカウントには、毎日のようにこんな声が届きます。 失恋、片想い、出会い、結婚など、内容はさまざま。 それらの悩みに答える作品をつくり、投稿すると、多いときには一つの作品に2万人以上の方から「いいね!」がつき、作品への累計「いいね!」数は100万以上に。 読者からは、 「まさに今悩んでいることです」 「とても共感できます! 自分のことだなぁと思いました」 「最近振られたばかりで落ち込んでいましたが、作品を読んで楽になってきました」 「ずっと後悔していたことがありましたが、救われた気持ちです」 などのコメントが毎日寄せられています。 <掲載人気作品のご紹介> ありがとう わかっていても 受け入れられないこともある どんなに願っても 叶わないこともある いつも別れは突然で 悲しむことしかできなくなる どんな状況でも 相手のことを思いやり どんなにつらくても前向きで 最後の最後まで笑顔で 生きることの勇気を 何もない日々のありがたさを 当たり前の幸せを 教えてくれてありがとう 幸せな女性9か条 よく話すより よく聞く女性になりなさい いつも泣くより いつも笑う女性になりなさい 疑うより信じる女性になりなさい 自分の殻に閉じこもるより 素直な女性になりなさい 過去を悔やむより 未来を信じる女性になりなさい 結果を気にするより 最善を尽くす女性になりなさい 一人でがんばるより 助けを求められる女性になりなさい 完璧を目指すより 愛される女性になりなさい 美人になろうとするより 幸せな女性になりなさい 結婚8か条 お互いに完璧ではないから 欠点があっても助け合いなさい 誰よりも魅力を理解して 誰よりも信じて引き出しなさい うまくいかない時期があっても 焦らずに信じて待ちなさい 幸せの形は人それぞれだから 誰かと比べるのをやめなさい 自分の世界と同じくらい 相手の世界も尊重しなさい 自分の理想ばかり押し付けず しっかり相手の話を聞きなさい 心の中で言いたいことがあるなら 相手を信じて伝えなさい 誰にでも過ちはあるから 次の日まで引きずらないように どれほどつらいことがあったとしても 二人で積み重ねてきた愛を信じなさい いつか別れがくるその日まで 優しさと思いやりを忘れないように 出会えた奇跡を大切に
  • 古今和歌集
    -
    最初の勅撰和歌集『古今和歌集』の全歌訳注。序詞・枕詞・縁語・掛詞・見立て・擬人法などの表現技法によって鮮明かつ複雑に詠まれた歌々の世界を、正確な現代語訳と注解、補注などによって明らかにする。発想や表現技法、鑑賞・読解の要点を簡潔に解説し、歌語研究をふまえた堅実で独自な著作として高い評価を受けた名著。本文庫での刊行に当たって全篇を見直し、新たに「四季の景物一覧」を設け、「歌語索引」を補訂し、「参考文献」を書き下ろした。
  • チョコレート革命
    4.7
    1巻1,430円 (税込)
    眠りつつ髪をまさぐる指やさし夢の中でも私を抱くの――甘くも苦い大人の恋をうたい“恋愛歌人”の名を不動のものにした、今なお伝説の歌集。28歳から34歳までの作品を収録。 本書は1997年5月8日初版発行の新装版です。
  • 行く道に花の咲かない道はなく
    -
    1巻1,430円 (税込)
    最愛 の息子を交通事故で失い、壮絶な悲しみに立ち向かうことになった著者に、息子のクラスメイトたちからの断えることのない花束が送られる。その 彼らの姿と、玄関の外にまで溢れる花々たちに著者は次第に癒されて、いつしか花々の絵と心の内を俳句に描き溜めるようになった。そして、数年 後、今度は最愛の夫を亡くし、体調を崩し、再びと絶望の縁に立たされる・・・。そんな著者を励ましてくれたのは、やはり、野にひっそりと咲く 可憐で美しい花々だった。いつしか自然と俳句が出てくるようになり…書き溜めた絵と俳句を1冊の本にまとめたのがこの俳画集。素朴な温かさが 読む人の心に染み渡り、不思議と疲れた心を癒してくれる。自分のために、そして、大切な人のために贈りたい1冊。 ※本製品は固定レイアウトで制作されており、本文中の文字検索はできません。また、大きなサイズの画面での閲覧に向いています。

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  • セーラー服の歌人 鳥居 拾った新聞で字を覚えたホームレス少女の物語
    4.1
    1巻1,430円 (税込)
    過酷な運命を背負って生まれてくる人がいます。この実話物語(ノンフィクション)の主人公もそんな一人です。少女時代に父親から性的虐待(ぎゃくたい)を受けた母。幼き日に目の前で見たその母の自殺、その後、預けられた養護施設での虐待、若くしてのホームレス生活――義務教育もろくに受けられず、拾った新聞などで文字を覚えた彼女が考えつづけた「なぜ、生きなければいけないのか?」という問いへの答えとは? これは、生きづらさを抱えたあなた、失意に沈んだ時のあなた、悲しみにくれる日のあなた――のための物語でもあるのです。 “芸術家は、もともと弱い者の味方だったはずなんだ”――『畜犬談(ちくけんだん)』(太宰治) 「三十一文字が長く細い鎖となって暗闇の底に降りていて、ふと手に取ると歌人が命がけで向こう端につかまっているのがわかるのだ。」(いとうせいこう氏・推薦!)  【編集者より】希望の書であるビリギャル編集後に鳥居氏のお話を伺い、「信じられる人とついに出会えず、自分の人生は失敗だ、と思った時、人はどう生きるのか」という本を手がけたく思いました。壮絶な“家なき子”人生の中、鳥居氏の心を救ったのは芸術。「芸術家は、もともと弱い者の味方だった筈なんだ」という太宰治の言葉を体現したような実話で、皆様の周囲にひっそり生きる弱者とされる人々をかすかに照らす、かがり火のような一冊です。
  • 百人一首ノート
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雑誌「ダ・ヴィンチ」連載に描きおろしを多数追加して書籍化。今日マチ子が、百人一首の和歌から心に浮かべた世界を素描。オールカラーで全百首お届けします。
  • 一夜だけの詩遊び
    4.6
    詩を創りはじめて1年半の「人生の最後の峠に立っている」内藤里永子は、あるとき詩人・谷川俊太郎と詩遊びがしたいと願った。その願いは叶えられ、都内の小さな場所で、11のお題に対して、交互に自分の詩を披露しあった。本書はその詩をすべて掲載。さらに本書のために書き下ろした谷川の新作「ことばのかくれんぼ」を収録した。
  • おとうもな
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ――君たちの過去は人生の糧に、私たちの未来は君たちの肥やしに―― 成長した息子たち、まだ幼い娘。君たちを想う心を届けよう。「吾 とっちゃだはんでなあ」温かな津軽弁で独自の詩の世界を構築する、待望の第7詩集。
  • 釈迢空全歌集
    5.0
    折口信夫(釈迢空)は近代日本にまるで奇蹟のように、古代の心、古代の詩歌のひびきを、鮮烈に蘇らせた歌人であった――。 短歌滅亡論を唱えるも、その真意は再生への願いであり、日本語の多彩な表記を駆使しながらつねに短歌の未来と格闘し続けた。折口が残した6冊の歌集に私家版・自筆選集、短歌拾遺、さらに関東大震災に直面し、短歌形式に収めることのできない苛烈な体験を詠んだ詩作品含めた、初の文庫全歌集。 「葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり」 生涯「旅びと」であった折口の姿が立ち現れてくる。 (目次) 海やまのあひだ 春のことぶれ 水の上 遠やまひこ 天地に宣る 倭をぐな 私家版・自筆選集 短歌拾遺 詩拾遺 解題 解説 岡野弘彦 略年譜 作品初句索引
  • 七十句/八十八句
    -
    〈ばさばさと股間につかふ扇かな〉――墓石にこの句を刻み、墓碑銘を俳号である「玩亭墓」とのみ記した小説家は、こよなく句作を愛した。人情の機微を卓抜にすくい取る句を選りすぐり、古希と米寿を記念して編まれた句集2冊に、岡野弘彦、長谷川櫂と巻いた未発表の歌仙を併録。生前の姿が浮かび上がる、知と情とユーモア溢れる句の世界。
  • 吉本隆明初期詩集
    4.4
    東京下町の少年時代、山形米沢の高工時代――「巡礼歌」「エリアンの手記と詩」など習作期の詩作と第1詩集「固有時との対話」第2詩集「転位のための十篇」を収める。敗戦後の混乱した社会に同化できない精神の違和と葛藤を示し、彷徨する自己の生存をかけた高い緊張度により支えられる自選初期詩集54篇。
  • 僕らは、抱き合いながらすれ違う
    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『詩を読みたくなる日』『となりの谷川俊太郎』で知られるポエムピースから、新しい現代詩詩集ができました。 現代詩人 Payaoが書く、苦しくて、もどかしくて、だけど愛おしい言葉の数々。 「失くしたことで気づける愛」をテーマに、30篇の詩をお届けします。 そういえば、 風の強い日が好きだった 永遠にのぼる雲 無限につづく向日葵 届かないモノを追いかけられるほど 心がありあまっていたのに 接続詞がもどかしい 余白のなかに帰りたい 大勢の人に囲まれても 心は宇宙でひとりきり やっと大人になれたのに やっぱり生き直したいなんて そんなの、絶対 寂しくないですか (本文より抜粋) うつ病を経験し、一時は希望を見出すことができなかったという著者。 同じように不安を感じている人に言葉を届けるためSNSに詩の投稿を始めると、またたく間に共感を呼び寄せ、話題になりました。 本書では、その中からとくに反響の大きかった作品を厳選して掲載するほか、新たに書き下ろされた詩も収録。詩の傍らには著者自身が撮影した写真を添え、季節のうつろいとともに繊細な心の動きを感じられるような構成をとりました。 みんなが未来に不安を感じ、愛情に飢えているこの時代だからこそ生まれた、誰かの傷に寄り添うような一冊です。
  • 詩集 ソナタ/ソナチネ Sonata/Sonatine
    -
    詩人石村利勝は、「詩」を中原中也に奪はれたところから出発してゐる。これは比喩でもなければ、臆断でもない。 (文藝評論家・小川榮太郎) 孤高の詩魂――四半世紀に及ぶ雌伏の時を経て放つ、渾身の第一詩集。 石村利勝の詩に解説や解釈はいらない。繰り返し眺め、聲にして読み親しみ、じつくり一字一句を辿りながら心中に湧くイメージを追ふ、それだけでいいのである。『ほんとうの詩とはなにか、そして何故そんなものがこの世に在るのか』と問ひ続けた、このモラリストは、感情の氾濫を求めもせず、詩に観念や思弁を持込みもせず、時代から遠く離れて、手仕事を重ねたのだつた。石村の詩の軽やかさ、煌びやかさに近づかうと注意深く読み味はふ時、私をいつも驚かせるのは、その平凡な事実である。音韻を探り当て、色彩と色彩を重ね、五感が互ひに共鳴し合ふ為に、この人が重ねた手仕事の、かすかに作品の底流に残る跡である。(解説より抜粋)
  • NHK俳句 暦と暮らす 語り継ぎたい季語と知恵
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    俳句「歳時記」の豊かな季語の世界と、暦をよすがとして人々が積み上げた「昭和の暮らし」の思い出を、名句や季語の魅力と合わせてやさしく語る。「便利な電化製品がなく、多くを手でこなすという生活は、まことに不便でしたが、不幸ではありませんでした」(宇多喜代子)。立春から大寒まで、暦に暮らし、俳句に親しみ、先人の知恵に生きる喜びがここに! 俳優・小林聡美さんもご推薦! 「宇多さんから「昭和」のバトンを繋ごう!」 写真提供:武藤盈『写真で綴る昭和30年代 農山村の暮らし』(農文協)
  • こども「折々のうた」100 ~10歳から読みたい日本詩歌の決定版!~
    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ 50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 【ご注意】※この作品は二色刷りです。
  • 連歌とは何か
    3.0
    中世人がもっとも愛した文芸の全貌。創作しつつ味わい、味わいつつ創作する、機知と友愛のアート。二条良基・一条兼良・宗祗ら天才の仕事を軸に、能・茶・花をしのぐほどの人気を誇りながら、近代とともに忘れられた文芸の全歴史をたどる。[本書の内容]●長連歌の世界●連歌会の空間●式目の世界●「水無瀬三吟百韻」を読む●連歌七賢●天才宗祗とその弟子たち●安定と停滞 (講談社選書メチエ)
  • 漢詩の楽しみ
    -
    1巻1,494円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 唐宋を中心に六朝から現代までのすぐれた詩を現代感覚と流麗・達意の文章で解説。閨怨・別れと望郷・茶と酒の歌など珠玉の絶句百首の味わい。

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  • 基礎からわかる はじめての短歌 上達のポイント
    完結
    5.0
    全1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 一瞬の思いを三十一音に託して。 ★ 短歌のルールから表現の磨き方まで。 ★ 思い通りに詠むコツをやさしく解説します! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 「短歌って楽しいですね」 と微笑む短歌教室の生徒さん。 ああ、伝わったんだ。 短歌ってほんとうに楽しいもの。 けれど、その〝楽しい〟を、 短歌を知らないひとに伝えることがなかなか難しい。 短歌には、いまだに「むつかしそう」 「専門的なことばを知らないとつくれない」 といったイメージがあるようです。 しかし、実際にはそんなことはありません。 どのくらい気軽かというと、 わたしたちがふだん使っていることばを 五・七・五・七・七のリズムに乗せたなら、 それはもう短歌です、というくらい。 この本には、〝楽しい〟のヒントを たくさんちりばめました。 まずは、あなたが日々のなかで感じたことを 短歌にしてみてください。 楽しいと感じたことは、続けられます。 いいえ、きっと続けずにはいられなくなります。 この本を読み終わったあと、 「短歌って楽しいですよ」 と隣りのひとに言いたくなっていたら、 とても嬉しいです。 高田 ほのか ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第1章 短歌の歴史とルール * 短歌は心の「真実」を表現した詩です * 短歌の歴史を知りましょう * 音数の数え方を知りましょう * 句切れを知りましょう * 文語と口語、それぞれの効用を知りましょう ・・・など ☆第2章 短歌をつくるコツ * 焦点を一点に絞りましょう * 字余り・字足らずを効果的に使いましょう * 句またがりを知りましょう * 取り合わせをうまく使いましょう * リフレインの効用を知りましょう ・・・など ☆第3章 短歌の作成「推敲のテクニック」 ≪短歌づくりの手順≫ * 素材集め ≪短歌づくりとよりよくするためのポイント≫ * ことば集め試作から推敲まで * テーマが与えられているときは ≪短歌づくりとよりよくするためのポイント≫ * ことばの整えかたのコツを知りましょう * 体言止めを効果的に使いましょう ・・・など ☆第4章 短歌が楽しくなる習慣づくり * 吟行にでかけましょう * 歌会に参加しましょう * 短歌日記を書きましょう * 短歌を投稿してみましょう ・・・など
  • 歌集 秋津島逍遥
    -
    1巻1,496円 (税込)
    この歌集では、旅に焦点を当て、日本の風景を三十一文字に写し取る。詠まれた歌はどれも不思議な魅力を醸し出す。例えば、世界遺産にもなった北海道の知床では、鯱の母子の野生の荒々しさを的確にとらえつつもうらやましいと憧憬し、日本最西端の島・沖縄与那国島では海底遺跡を事細かに描きながら、古代の息吹を感じた興奮を饒舌に語る。冷静な中にも素直な感情がほとばしり、思わず日本の良さを見直さずにはいられない。四方を海で囲まれた島国であること、四季折々の豊かな自然をもつこととそこに育まれたすばらしい風土のことを。歌を通じて日本各地への旅を体験できる、ほかに類を見ない歌集。

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  • 俳句と歩く
    -
    食のこと、戦争の記憶、俳人の風姿、失われゆく日本の文化や自然――名句の主題や背景を追求し、俳句の底に見える事象を洞察。のびやかな視点と筆致が冴える、現代俳句界屈指の俳人が綴る絶妙エッセイ! 「春になれば花が咲き、秋になれば月が輝くという循環の瞬間と、時代の境目を思わせるような顕著な事象や世界規模の環境問題や国際事情など、個人の力では越えられない課題を眼前にしつつ私どもは日々の暮らしをたて、句作に耽ったり、先人の句や同時代の俳人の句を読んだりしています。 そんな俳句の時間のなかで、多くの方々の俳句に触発されたり思案したり教えられたりしたことを書いたのが本書です」(あとがきより)
  • 万葉集の〈われ〉
    -
    万葉人たちが生きた七世紀半ばから八世紀にかけては、都市生活者が現れ、個の自覚や孤独が意識され始めた時代だった。恋の歌から挽歌まで、万葉集の歌の〈われ〉を検証し、歌とは何かを解き明かしていく。
  • 芭蕉の人情句 付句の世界
    -
    人物や心情を詠んだ句を、人情句と呼ぶ。優れた叙景句が多く自然詩人として知られる芭蕉には一方で、人間を犀利に見つめ多彩な人々の姿をリアルに捉える世界があった。人情句を通して語る、もう一つの芭蕉。
  • 決定版 俳句に大事な五つのこと
    -
    数多くの弟子を育てた著者の俳句エッセンスを一冊に凝縮!俳句が嫌になりかけている人、句作が上手くいかず伸び悩んでいる人に向けた俳句実作指南書。この一冊で俳句の悩みは解決!
  • 花一輪の宇宙
    -
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 坂村真民全詩の中から珠玉の名編を精選して美しい絵をつけた詩画集第2弾。生きる喜びをうたい、心を励ます真民詩がここに昇華する。

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  • 自分の花を咲かせよう
    -
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生のひとこま、ひとこまの悲しみや喜びを共感をもってうたいあげる坂村真民の詩世界が、情感あふれる海野阿育の絵を得てここに結晶した。

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  • あうんの花
    -
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仏教伝道文化賞を受賞した著者の詩画集「花三部作」完結編。「変わる」「淋しさの果てに」「力が欲しい」「本当の信仰」「八十一歳の足の裏」ほか全46篇。

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  • 俳句は魅了する詩型
    -
    俳句の可能性、普遍性を追求し、作り手と読み手の異同、俳句の師弟関係、なぜ文語なのか等、俳句の魅力と奥深さを伝える一書。
  • 歌詞の為の詩集 心の声
    -
    1巻1,500円 (税込)
    歌詞用の詩集を作ってみました。こういうのって以外と珍しいのではないでしょうか?曲は思いつくけど歌詞が?そんな時は是非手に取ってみてください。あなたと私で世界を広げましょう!他にも詩はあるので、こんな詩ない?などお問い合わせお待ちしてます。
  • 花心
    -
    1巻1,500円 (税込)
    生け花とアレンジメントの違いは、花と花の間の余白かもしれない。それは、俳句の切れに似ている。 畑洋子の池坊の「生け花」と、畑毅の所属する銀化主宰の中原道夫、詩人の清水哲男、群青代表の櫂未知子、俳友の仲寒蟬、岩淵喜代子、島田牙城、銀化ならびに里の句友の「花の句」との競演である。 【目次】 花信風「生け花と俳句」 新年 春 夏 秋 冬 絵心「ペンシル画」 跋 畑 毅 野菜の秘密 畑 洋子 【著者】 畑毅 編集者の畑毅は、歯科口腔外科医として大学病院で教育・研究・診療に従事した後、管理歯科医として介護施設に勤務。銀化同人、俳人協会会員、俳句甲子園の審査員。
  • ふたつの波紋
    3.3
    現代詩が目指すべきは自己からの脱却か、意味からの飛躍か。 山頭火・中也・太宰のパブリック・イメージの裏にある魅力とは。 そして、二人を惹きつけてやまない古典の世界――。 現代詩、朗読、古典翻訳……ジャンルを横断して文学の最前線で活躍し続けてきた二人による、痺れるような対話の記録。 目次 第一章 詩人の条件 第二章 「歩き続ける男」の本質――種田山頭火 第三章 「全力の俺」の魅力――中原中也と太宰治 第四章 古典翻訳と創作のはざまで
  • 安岡正篤と終戦の詔勅 戦後日本人が持つべき矜持とは
    -
    1巻1,500円 (税込)
    【注 電子版にはCD(音声)はありません。ご了承ください】大東亜戦争の終戦の詔勅を成すにあたり、いかなる姿勢が日本にふさわしいか、戦後日本の復興を期すにあたり、陛下にどんな言葉を国民に語りかけていただくか。碩学・安岡正篤は、熟考の末、決め手となる二つの言葉を、詔勅に刻み込んだ。終戦というまさにギリギリの事態にあって、安岡はただ一人、「おめおめと負けたという事実として歴史にのこすことを避ける」という大局観に立って、珠玉の言葉を絞り出そうとしていた。本書は、それを自ら語った安岡自身の講話や、起きた事態を学問的見地から総覧した小堀桂一郎の解説、その他、安岡正篤のファンでもあまり知られていない資料・文献を収録して、終戦に至る実相に迫るものである。戦後70年を考えるに当たり、不可欠の一冊である。

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  • 飯田蛇笏全句集
    4.0
    〈春めきてものの果てなる空の色〉 〈くろがねの秋の風鈴鳴りにけり〉 〈誰彼もあらず一天自尊の秋〉 郷里甲斐の地に定住し、雄勁で詩趣に富んだ俳句を詠み続けた飯田蛇笏。格調高く、気魄に満ちたその作品群は、現代俳句の到達した一典型として俳句史に足跡をとどめて他の追随を許さない。第一句集『山廬集』から遺句集『椿花集』まで、既刊9冊の句集を完全収録する初の文庫版全句集。略年譜、季題索引付き。  解説・井上康明 (目次) 山廬集 霊芝    山響集 白嶽 心像 春蘭 雪峡 家郷の霧 椿花集 解説 井上康明     略年譜 季題索引
  • 実践! すぐに詠める俳句入門
    -
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめてでも必ず詠める! まずは一句詠むところから。「難しい、わからない」を「面白い! 楽しい! 」に変える俳句入門決定版。特別付録として夏井いつき先生との対談も収録。 【主な予定内容】 第一章 石先生の白熱俳句教室 俳句ってなに? 第二章 基本の季語を知ろう 第三章 写真を見て俳句を詠んでみよう 第四章 作った句を見直してみよう 第五章 鎌倉吟行顛末記 第六章 夏井いつき先生対談 第七章 句会に行こう 第八章 もっとある! 俳句の楽しみ
  • 悪魔のララバイ
    -
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この調和の時代、このおごれる資本主義、そしてこの繁栄の日本に逆らって生きている女性の孤独な詩集がここに。

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  • 心の中から希望が切り離されないように 藤井克徳詩集
    -
    1巻1,540円 (税込)
    “私たちは 無力じゃない どんなに隔たっていても 無力じゃない  相手がだれであろうと 無力じゃない  「無力じゃない」の塊が あちこちで国境を越え始めている  少しずつ大きくなりながら” ―「無力じゃない」より  一刻も早い和平の訪れを願いながら-- 世界7カ国で翻訳された詩を含む、 藤井克徳による初めての詩集。
  • 行雲流水
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お元気ですか なんといい天気なのでしょう きっとあなたもどこかで 感慨をこめて こんないい日の空を 見つめていることでしょう(「お元気ですか」より) 季節の情景や日々の心情などを書き綴った詩集。 (本書は2013/01/26にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • 心に咲く花
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたしが三つの時 とうさんは亡うなったの とうさんのことは ようおぼえとらん たった一枚の写真のほかは(「川」より) 広島弁の詩など、人生、故郷、広島への思いを綴った作品を収録した詩集。 (本書は2012/1/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • おげんきですか―佐々木寿信童謡集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まだ浅い春の日に/草笛ならすしょうじちゃん/小川の岸の猫柳/光る風にゆれていた…。 「まだ浅い春の日」「初夏のうた」「秋という」など全73編を収載。幼い日を想う、著者の第3童謡詩集。 (本書は2013/11/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • こころのポケット
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本童謡賞・新人賞受賞作『ひだまりの道』に続く第三童謡詩集。日常から見える宇宙、自然、人生…、織江りょうがうたう子どもの世界!表題作ほか、ぼくの星座、リボンのやくそく等、48編収載。 (本書は2014/3/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)(※電子化にあたり、一部非掲載となった歌詞・曲譜がございます)
  • おはようがいっぱい―池田もと子童謡集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少年詩シリーズ「子ども 詩のポケット」 小学校国語教科書掲載の「ゆびのおへそ」に続く、池田もと子の最新童謡集。 春風のように爽やかな詩集です。 幼年からを対象に童謡詩31編収載。 (本書は2014/4/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • 清野倭文子詩集 生きるまほう
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心がぺこぺこなとき 生きるまほうをかけにいく…… ◎45編を収載した少年詩集。 ★詩は、生きていて心があるかぎり、星のように生まれてくる。 流れ星のように一しゅんできえていく詩もあるけれど、だれかの心にとどいて光る、幸せな詩もあるかもしれない。 ――清野倭文子「あとがき」より (本書は2019/3/1にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • ふれてみて やわらかな手で
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人になると失われていく繊細さをていねいにすくった詩篇を子どもたちによる絵で彩った珠玉の少年詩集。 こどもたちのやわらかな感情を、時には強くあるいはやさしくうたいあげる。 * * * てんとうむしがそらをみている はっぱのさきで そらをみている ちいさいちいさい くろいめで たかいたかいそらを みあげている てんとうむしがはねをひろげた せなかをひらき はねをひろげた ちいさいちいさい うすいはね ひろいそらのしたで ふるえている てんとうむしが とんでいった ななめにかぜと とんでいった ちいさいちいさい あかいてん あおいあおいそらへ とけていった ――「てんとうむし」より * * * (本書は2021/11/6にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • なんじゃらもんじゃら ともだち
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ずっとずっと さがす ミラクルが口いっぱいから 胸いっぱいにひろがる 魔法のことばを さがしつづける! ◎自由に、楽しく、ユーモアたっぷりに言葉を紡いだ少年詩集。33編収載。 (本書は2020/6/21にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • ゆうだちピアノ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少年詩シリーズ「子ども詩のポケット」いのちのきらめきを歌う童謡詩集。幼年からを対象に童謡詩29編。 かぜが ならんで あるいて くるよ あのえだ このえだ ゆらして ゆらして さらさら ささのは ざわざわ ポプラ ちいさい はっぱ おおきい はっぱ かぜが ならんで あるいて いくよ (本文「もりのおんがく」) (本書は2014/4/17にてらいんくより刊行された書籍を電子化したものです)
  • 杉田久女全句集
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    【目 次】 杉田久女句集 補遺 1 補遺 2 随 筆  病院の秋  夜あけ前に書きし手紙  日本新名勝俳句入選句  落 椿  種を蒔くよろこび  女流俳句の辿るべき道は那辺に?  菊 枕  鶴料理る  朱欒の花のさく頃 杉田久女の十五句鑑賞 坂本宮尾 解 説 坂本宮尾 年 譜 初句索引 季語索引
  • 心は胸のふくらみの中
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    1巻1,540円 (税込)
    トロの吐露リスのリスクたわしのわたし掬ってほしい救ってほしい トロの吐露リスのリスクたわしのわたし掬ってほしい救ってほしい 飯田有子(歌人)、和田彩花(アイドル)推薦! 【目次】 永遠に嚙めないフランスパン 生理休 おんなへん やわらかな手のうさぎ 空飛ぶ虎 Ms. たらこくちびる サンドイッチ・ハム男 人生をミニストップ 俺は星屑 心の皮膚 冬の放熱 多くない給料 あかるい前歯 【著者】 菊竹胡乃美 1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。
  • 暮らしの歳時記365日
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見て愉しく、読んで使える歳時記第3弾。 年中行事、自然、食など、1年を彩る「暮らし」の風景を詠んだ名句・秀句を美しい写真とともに味わう、やすらぎの俳句入門です。 365日を1日ごとに区切り、古典から現代までのさまざなま俳句をやさしくガイドします。
  • 毎日が新鮮に! 俳句入門 ちょっとそこまで おでかけ俳句
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    1巻1,540円 (税込)
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 庭先で、近所で、スーパーで、散歩中や通勤途上に…日常の「おでかけ」の中で俳句がどんどんできる! 初心者向けの俳句入門。 俳句初心者に多いのが、すばらしい風景を見たり、劇的な体験がないと句が作れないという思い込み。 でも、日常の中にこそ、俳句のタネはたくさん転がっています。 庭先で、近所で、スーパーで、散歩中や通勤途上に……「ちょっとそこまで」出てみて、俳句を作ってみませんか。 いつもの毎日が新鮮に感じられる、心おどる俳句入門。 俳句の基本から説明しているので、初めての人でもこの一冊でスタートできます。 ふだんの「おでかけ」から、俳句がどんどんできる! 1章 出かけて俳句を作ってみよう 2章 「吟行」をまいにちの中で 3章 おでかけ俳句が見違えるコツ 4章 屋外モチーフの季語を効果的に 5章 少し遠出もしてみよう 6章 おでかけ俳句を味わおう 巻末 春夏秋冬新年の「おでかけ季語」 辻 桃子(ツジモモコ):1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。著書に『いちばんわかりやすい俳句歳時記』シリーズ、『イチからの俳句入門』(ともに安部元気と共著・主婦の友社)など。句集や連載も多数。日本伝統俳句協会理事。NHK「俳句王国」主宰、日本現代詩歌文学館理事なども務める。 如月 真菜(キサラギマナ):1975年、東京生まれ。6歳ごろから俳句を始める。1987年「童子」入会、辻桃子に師事。NHK文化センター、南大沢カルチャーセンターなどの講師を経て、現在「童子」副主宰。『童子』大賞、わらべ賞受賞。句集『琵琶行』で第12回田中裕明賞受賞。句集に『蜜』(蝸牛社)、『菊子』(ふらんす堂)、著書に『写真で俳句をはじめよう』(ナツメ社)など。「俳句甲子園」審査委員長を務める。

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  • こころのねっこ 「こどもの詩」55周年精選集(2017-2021)
    4.6
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『読売新聞』の名物投稿欄、生活面の「こどもの詩」が2022年4月で55周年を迎えた。子どもの目にしか映らない風景や大人もびっくりする新発見まで、飾らない言葉で表現される詩は、どれも胸を打つ。本書は、『ことばのしっぽ 「こどもの詩」50周年精選集』の続編として、2017年から2021年の5年分から約200篇を厳選して掲載したもの。特に2020年春の緊急事態宣言以降はコロナに関する詩も多くあり、「こどもたちのウィズコロナ」も感じさせる一冊。 第一章 何を言われてもがんばるのです――2017年 第二章 ばあばにはみらいがないの?     じゃあつくればいいじゃん――2018年 第三章 オレは ほんの少し世の中が     分かるようになっただけなんだ――2019年 第四章 あんたのせいでメチャクチャだよ――2020年 第五章 じぶんがだいすき     あとね ちきゅうもだいすき――2021年
  • 都々逸っていいなあ
    4.3
    庶民生活の様々な1コマを分かりやすい口語で描く、都々逸っていいなあ…。
  • 放哉の本を読まずに孤独
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あるひとつの俳句から生まれる新しい物語――。 尾崎放哉の自由律俳句五〇句から 発想し生まれた 孤独を救う五〇編の散文と、 六五句の自由律俳句を収録。 帯文:金原瑞人[翻訳家] 絶妙のゆるさ、あるようなないような緊張感。そのふたつを繋ぎ止めるリアリティ。これは、エッセイ、写真、俳句による三位一体の新ジャンルだ。
  • ひだまりの道―織江りょう童謡集 (子ども詩のポケット)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第一童謡集「みんなの地球」につづく織江りょうの第二童謡集「ひだまりの道」『一人ひとりの大切な「ひだまりの道」をあなたといっしょに歩いていけたら』と願う著者の想いの込められた45編から成る珠玉の作品集。 (※本書は2009/4/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)

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