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■愛犬と散歩をしながら、俳句を詠んだ日々の記録
幼少期に戦争を経験した著者は、建築士として半生を過ごすなか、妻の影響を受けて五十歳で俳句を本格的に始める。充実した日々を更に彩り豊かにしてくれたのが、六十八歳で家族として迎え入れることになった愛犬、チョコの存在だった。
何気ない日常を、常に隣で一緒に過ごしてくれたチョコ。
本当の一人娘のように、時に心配をしながら、時に笑わせてもらいながら。
チョコが傍にいてくれた毎日は、楽しくて満たされた幸せな時間。
最期まで、そしてこれからも、ずっと傍に居るよ……
この本は、俳人である著者が、愛犬チョコと寄り添いながら記した俳句を、自句自解本としてまとめた一冊です。
■「はじめに」より(抜粋)
いつも傍に居たチョコが亡くなった事が出版の動機となり、三二年間の俳句を自選、自句自解して残す事とした。
二周忌を迎えるが、俳句を記し続けている。
傍に居ないチョコに話しかけながら、原稿を書いた。
俳句と、家族となったチョコとの出合いは、私の人生を豊かにしてくれた。
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