詩集・俳句作品一覧

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  • 介護員生活日詩 笑いなきにあらず
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    1巻550円 (税込)
    施設で働くたくさんの介護員を主人公にした、フィクション生活日詩。老人保健施設長の著者が見つめる介護員の日常と現実を、心が軽くなる「運気上昇コメント」とともに紹介。
  • イランカラプテ あなたの心にそっとふれさせて下さい
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    1巻880円 (税込)
    本書は、著者の若き日の山行、日本全国の民話取材行、日本列島四つの島の沿岸徒歩(かち)の旅、北の縄文塾の活動などその時々の随想メモを編みなおしたものである。章立てに「序破急」と「起承転結」を用いたのは、脚本家・演出家でもある著者ならではといえる。
  • 定本 現代俳句
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    近現代俳句の優れた鑑賞書であり、俳句の奥深さと可能性をあますところなく伝える不朽の名著。正岡子規をはじめ四八人の俳人ごとに句を鑑賞し、表現はもとより俳人の決意までを読みとる。引用句索引付き。 ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • Balance
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ふたりの恋は口にだせない 彼と彼女がきっと泣くから 一緒のとこをもし見られても 偶然会ったときっと言うのね――「バランス」より。ぐっと趣向をこらした散文・詩+写真の世界。
  • 凧と円柱
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ◆待望の第二句集! 心は、以前にも以後にもうつる。それは感情に限らず、見える、聞こえる、匂うといった感覚に関しても。ときに心は、未来の出来事を先に見ることでさえ、ある。─今のこの出来事は、いつか遠い昔にも見えていたし、これからずっと先にも、また新たに聞こえ続けるだろう─ この句集はいわば、心の編年体による。 (あとがきより) 風船になつてゐる間も目をつむり 人参を並べておけば分かるなり まなうらが赤くて鳥の巣の見ゆる こほろぎの声と写真にをさまりぬ 上着きてゐても木の葉のあふれ出す 南から骨のひらいた傘が来る ひあたりの枯れて車をあやつる手 うすぐらいバスは鯨を食べにゆく
  • 「平成独楽吟」 みんなで楽しむ橘曙覧
    -
    1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。初めて公開審査を行った第五回(平成十一年度)の橘曙覧賞「楽しみは 時々校舎で すれちがう あなたにそっと あいさつするとき」など入賞作品を収録。公開審査会での講評、講演「橘曙覧とはこんな人」採録も掲載した書籍(平成十二年発行)を電子書籍として復刻したものです。
  • 第四回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。この作品集は、第四回(平成十年度)の入賞作品集(平成十一年発行)を電子書籍として復刻したものです。橘曙覧賞の「たのしみは 枝打ち終えて 天に伸ぶ 直ぐなる杉を 仰ぎ見るとき」など70作品以上を収録しています。
  • 第二回・第三回平成独楽吟
    完結
    -
    全1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。この作品集は、第二回・第三回(平成八・九年度)の入賞作品を掲載した合併版(平成十年発行)を電子書籍として復刻したものです。第二回橘曙覧賞の「楽しみは 我だけが知る 胎動の 生命のいぶき 感じいる時」、第三回橘曙覧賞「たのしみは 吾子を抱いて 胸あわせ あたたかい命 感じいるとき」を始め、100作品以上を収録しています。
  • 詩集 水中温室の二月
    3.0
    「海の紙片」「月光浴室」「銀河クジラの夢想」に続く第4詩集となります。穏やかな詩を含めさまざまな心象風景のパノラマを楽しんでいただけると嬉しいです。
  • わたしの橘曙覧論と平成独楽吟
    -
    1巻660円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。NHK福井放送局で開かれた地元研究者による「市民講座」5回分と第1回「平成独楽吟」の入賞、入選作を掲載。市民講座は曙覧の人柄や生き方、松平春嶽との人間関係などをテーマに語りの文体で採録したもので橘曙覧を深く知ることができます。20年前に福井県内ベストセラーとなった同名書籍(平成8年発行)をリフロー型電子書籍として復刻。
  • 六甲
    -
    1巻1,100円 (税込)
    面識はないけれど、似ているらしい私の祖母が詠んだ歌集。 父の母が子を愛する短歌を詠んだすばらしい事実を形にのこしたいと思います。
  • NHK俳句 俳句上達9つのコツ じぶんらしい句を詠むために
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    徹底的にハウツー指南! 目からウロコの句作のコツ 実際に俳句づくりを始めたときにつきあたる場面にしぼって、より実戦的に解説。添削例を例示することで応用力がつく。さらに、季語の項では傍題(季語の変化球)を使うことで他人に差をつけるテクニックを紹介するなど、目からウロコが落ちるような上達のコツ満載。 [内容] 1 五・七・五を生かしきる 2 季語・傍題遣いで差をつける 3 切字・切れでこう変わる 4 俳句の型は二つ 5 「もの」からスタートする 6 やってはいけないこと 7 表現のためのテクニック 8 私らしさをもとめる 9 俳句は挨拶の文芸 付章1 旧仮名遣いの基礎知識 大塚康子 付章2 覚えておきたい四季の秀句
  • こよなく自由な句集
    -
    日本の各地の自然の風景が浮かんでくる作品で、様々な地で感じたままの感性を表現されている句集。四季折々の風景と自然の素晴らしさが心を和ませてくれます。
  • 賛成?反対?びみょ~なオンナ心の大掃除。42の質問で自分の気持ちを整理しよう。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 「今のカレと一緒の時元カレの名前呼んでしまった事ある?」というちょっと間の抜けた質問から「迷うくらいなら結婚はやめたほうがいい?」「離婚はやめたほうがいい?」というシビアな質問まで42問あります。「わたしだったらこうだけどね~」なんて、著者と会話するように読んでいただけたら、とてもうれしいです。貴女と一緒にお話ししたいと思いながら、執筆いたしました。
  • 泣いていい?悲しみに浸ったままでいたい時のポエム10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 悲しい時は悲しみに浸ってしまうのもいいんじゃないかと思うのです。頑張ろうと無理に自分を奮い立たせなくてもよい時なら、悲しみ続けてもいいんじゃないかと思うのです。そんな気持ちで、ばついちのわたしは執筆しました。少しでも、心を開放してみませんか? 「ひとりなのにひとりになりたい」、「甘い思い出」、「別離」、「愛犬」、「別離の後」、「ひとりで歩く」の6つのパートがあります。お好みのパートからどうぞ。このミニ書籍をお選び頂きまして、ありがとうございます。
  • 私の万葉集 四
    3.0
    『私の万葉集』第四巻。ここでは、大岡信が「万葉集」巻十三から十六までを取り上げる。特に力を入れている巻十六は歌数こそ少ないものの、その多様性と知的興味を誘う魅力溢れた刺激的巻である。正岡子規もこの巻十六について書いているように、「滑稽的美」を感じる特異かつ最も重要な一巻である。
  • 海藻標本
    -
    1巻2,200円 (税込)
    第10回雪梁舎俳句大賞受賞! ◆ 第一句集 序・池田澄子 俳句甲子園で最優秀賞を得た、いわば記念碑的な「夕立の一粒源氏物語」を、文香はこの第一句集を編む時点で捨てた。見事な根性である。そして確かに句集の作はその句を超えている。この健気を以て更に、俳句形式を悦ばせる俳人になっていくだろう。大変なライバルの出現である。 言葉そのものへの興味、言葉をつかうことへの興味は、 俳句という形式の中で増幅する。 語の持つ音や文字の形のおもしろさ、 言葉の負う背景、言葉同士のふれあいに気づき、感じる。 私は俳句を選んだ。 つかう言葉のひとつひとつを思い遣ることができる。 (あとがき)【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • パレット
    -
    1巻385円 (税込)
    人も物もどこかで全て繋がっていて、たくさんの人や自然に支えられています。だからこそ喜びや哀しみも起こりうる、広い意味での仲間、パートナーを表現した詩集。
  • 季節と出合う 俳句七十二候
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知っておきたい「五日ごとの季節の名前」 「雀が蛤になる」「獺が魚を祀る」…。季節のうつろいを動物や草花で表現した七十二候は、俳句の季語にもつながる、ことばの宝庫である。わかりやすい解説とイラストで楽しく七十二候を知り、季語も身に付けられる、俳句実作者必携の一書。豊富な名句鑑賞と季節の行事カレンダーも収載。 ※タブレットなどの大きめの画面に最適化された、カラー画像を含むコンテンツです。小型の画面やモノクロ端末などでは読みづらい場合があります。 [内容] はじめに ■七十二候と俳句鑑賞 春/知っておきたい立春の三候[初候]はるかぜこおりをとく《東風解凍》/[次候]うぐいすなく/[末候]うおこおりをいずる《魚上氷》 ■七十二候と俳句鑑賞 夏/知っておきたい立夏の三候[初候]かわずはじめてなく/[次候]みみずいずる《蚯蚓出》/[末候]たけのこしょうず《竹笋生》 ■七十二候と俳句鑑賞 秋/知っておきたい立秋の三候[初候]すずかぜいたる《涼風至》/[次候]ひぐらしなく《寒?鳴》/[末候]ふかききりまとう《蒙霧升降》 ■七十二候と俳句鑑賞 冬・新年/知っておきたい立冬の三候[初候]つばきはじめてひらく《山茶始開》/[次候]ちはじめてこおる《地始凍》/[末候]きんせんかさく《金盞香》 ■季語に親しむ 春 ■季語に親しむ 夏 ■季語に親しむ 秋 ■季語に親しむ 冬・新年
  • 朝のポエム
    -
    1巻628円 (税込)
    朝は誰もが忙しいもの。みんな一秒を争っています。そんななかちょっと気持ちを落ち着けて、心の声に耳を澄ませてみると……。「五秒」後には、心の声がポエムになって飛び出してきました。楽しいこと、うれしいこと、夫婦のこと、子供のこと、そして仕事のことも――。朝に生まれたポエムは、どれも朝の太陽のように暖かく、朝の空気のようにすがすがしい言葉に満ちています。みんなの心を元気づける朝のポエムは、今朝もまた生まれています。
  • 歌とエッセイ 残照 生きて生きゆく
    -
    1巻880円 (税込)
    魂のこもった歌とエッセイで綴る 渾身の生き様が胸をうつ 第一部 はるかなる日々 満州で誕生・引揚げ・学校時代・教職・結婚 第二部 こころの旅路 海外演奏・郷愁の旅・古典文学・日本の旅情 第三部 闘病・東日本大震災 助かった命や引揚げを経ての都会の明け暮れ、 若さの葛藤と喜怒哀楽 家族への愛と箏曲の活動中に四人の介護、 その後自らの闘病中も常に前向きな日々
  • 現代秀歌
    4.2
    大好評を得た『近代秀歌』の続篇として、「今後100年読まれ続けて欲しい」、主として戦後の秀歌100首を編む。佐藤佐太郎や近藤芳美から、塚本邦雄、寺山修司、岡井隆、そして俵万智から穂村弘へ。大きな変化を経た時代に、歌人たちは何を感じ、何を試みてきたか? 著者ならではの視座から、歌の現在を、そして未来を語る一冊。

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  • 漂泊の俳人 井上井月
    5.0
    幕末の伊那に現れた出自不詳の俳人井月。その後家も持たずに約30年の半生を酒を糧に過ごした。俳句・書・高い学識を身につけながら、なぜ漂泊の生涯を送ったのか。知られざる素顔を探る唯一の入門書!
  • やねとふね
    -
    SF的物語をベースにした連作から、実験的な詩集まで制作している河野聡子。「やねとふね」は2014年5月から8月、マイナビブックスブログ「日々は紙から飛びだして」に連載した連作詩篇です。架空の「あの国」と「この国」の垂直のはざまにある「やねとふね」、この不思議な空間に湧き出し、暮らしている人々の物語ですが、もしかするとかすかに遠く、現実を映すこだまが響いてくるかもしれません。16編を収録 【目次】 亡命者/役人たち/ガーデナー/幽霊/セールスマン/刑事たち/船長/殺人者/アーキテクト/占い師/歩く人/創始者たち/人(そこにいてそこにいない)/開発者/潜る人/いまわたしはあかるいやねとさかなの国にいる
  • 佐藤文香詩集「新しい音楽をおしえて」
    -
    「じゃあこれから焼鳥食って君は帰りなさいと家をふたりで出るときに窓をしめながら、君に東のビルに映ったのと北の赤いのを見せた、それらは夕焼けでした。」(『パンツ』より) 現代詩歌の実験的ブログ「日々が紙から飛びだして」(マイナビ)の連載「アルミレコーズ」に加え、「神仏」「明日には忘れよう」かものはしソング「くちばしロック」など未発表作品を含む30編を収録。流れる景色と傷む心を緻密な言葉で描いた、若手俳人・佐藤文香のはじめての詩集。 【目次】 01 かるく風に吹かれながら/02 川など/03 きっとなりたい/04 だいぶ/05 合皮のソファ/06 星/07 イエイ/08 4C/09 明日には忘れよう/10 手紙/11 わごむ/12 かじかむ/13 レ点/14 あの松/15 かざふすたん/16 見てきたもの/17 また海/18 僕の鴉/19 港区のこと/20 神仏/21 頬杖/22 くちばし音頭/23 くちばしロック/24 かものはしのうた/25 こだま/26 だから/27 鳩サブレー/28 鳥が/29 羊羹/30 パンツ
  • 富士山短歌36 富嶽三十六(冊)プロジェクト01
    -
    祝・世界文化遺産登録! 万葉集、新古今和歌集をはじめ、多くの人が富士山を歌に詠んできました。柿本人麻呂・和泉式部・相模・紀貫之・伊勢・俵万智・賀茂真淵・慈円・山崎方代・会津八一・窪田空穂・岡本かの子・山部赤人・木下利玄・香川景樹・本居宣長・太田道灌・源頼朝・吉井勇・前田夕暮・徳富蘇峰・良寛・西行・若山牧水・三枝昴之・佐佐木信綱・源実朝・北原白秋・宗祇・与謝野晶子・正岡子規・水戸光圀・二宮尊徳・明治天皇・宗良親王・山岡鉄舟ら36人が詠んだ富士山。イラストは静岡県出身のしりあがり寿。本書の売り上げの一部は【富嶽三十六プロジェクト】を通じて、富士山の継続的な保全に役立てられます。【読了時間 約20分】
  • 私の万葉集 二
    3.0
    巻二の補遺及び、巻五から巻七までを取り上げる。巻五は、『万葉集』全二十巻の中でも特異であり、大伴旅人と山上憶良の二人に尽きるといっても過言ではなく、しかも、濃密かつ心に残る和歌の抒情の魅力が詰まった巻として有名。『万葉集』の面白さを存分に感じる一冊。
  • 私の万葉集 一
    3.0
    限りなく尊くまた懐かしく面白い万葉の歌。 詩歌の実作者が書いた『万葉集』の鑑賞。 8世紀後半に成立した『万葉集』は、きわめて難解である一方、我々の心に残る多くの親しまれた歌がある。 その膨大な数の歌を、巻一から巻二十まで通読した大岡信の鑑賞に、日本の美学の起源をみる。 『万葉集』を、現代人が味わい楽しむ「生きた」歌集にするために、現代詩人が挑む。
  • 大人のための恋歌の授業 “君”への想いを詩歌にのせて
    5.0
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」(栗木京子)、「離婚届」(谷川俊太郎)、芥川龍之介の恋文など、恋愛の様々なシチュエーションを綴った143の詩・短歌・俳句・手紙を収録。 国語教師として、生徒のことばの感覚を目覚めさせる授業が評判となった著者による、大人のための恋歌の読み方・作り方・楽しみ方。 年月を重ねたいまだからわかる恋心の機微。いまことばにしたい、あの時の気持ち。大家達の繊細な表現に触れると、忘れかけていた感情が甦り、自然にことばが紡ぎだされる。これからの日々を潤す大人のための恋歌の授業。

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  • 思いを伝えるということ
    4.1
    つらさ、切なさ、何かを乗り越えようとする強い気持ち、誰かのことを大切に想う励まし……。エリーが本当に思っていることを赤裸々に、自身も驚くほど勇敢に書き記した、詩と短篇小説。文庫化にあたって、大幅に加筆修正しました。言いたくても言えない、思いばかりがつのってパンクしそうな人に読んでほしい、宝物のような一冊。
  • 茨木のり子詩集
    4.4
    青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス。(対談=大岡信、解説=小池昌代)

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  • 今、苦しいあなたへ 前編
    -
    1~2巻550円 (税込)
    失恋… 大好きだった人から突然別れを告げられたり… 愛してくれていた人が他の誰かに気持ち移ったり… 辛いよね 抜け出したくても抜け出せなくて、毎日苦しむ 失恋は誰でも心が痛いのだけど 立ち直る時間には個人差があるの 1ヶ月でスッカリ元気になっている人もいれば 何年も引きずって苦しむ人もいる 何が違うのだろう? 愛の深さもあるよね 付き合い方にもよるよね でもそれだけじゃない 失恋の捉え方や考え方で早く楽になる事ができるのね… 私の経験からすると 長く失恋を引きずっている人は現実を受け入れてない気がするの 彼にまだ気持ちが残っているんじゃないか、だったり… 彼は運命の人だったのにとか… 彼以上の人はいないなんて… ホントはね 違うんじゃない? 気持ちがあるならずっと連絡ないなんて事はないし 運命の人なら別れてしまわないし いい男はいくらでもいるし 全ては思い込みだし錯覚なのね(笑) 好きな気持ちがあるうちはそれが錯覚だなんて思わないのよね… 早く気付く事が早く楽になる方法だよ 失恋の痛みは時が和らげてくれる… ホントだよ ただね… 自分で時を止めちゃダメなの 別れは出逢いの始まりだから… いつか… もっともっといい男が待っているからね 16年間電話カウンセリングにて恋愛カウンセラーをしてきた際麗花先生の素敵なメッセージ。読むだけで幸せになれます。 少しずつ心を溶かしていってくれる優しい語りと元気の出るメッセージ。今、落ち込んでいるあなたの出口を見つけるきっかけの1冊になる。
  • 俳句で楽しく文語文法
    4.0
    俳句を作る時はもちろん、俳句を読む時にも、文語文法の正しい知識は欠かせない。単語の分け方、活用語の種類の見分け方、正しい接続の仕方など、俳句を用例にして、楽しく文法が覚えられる入門書。
  • 泡とそよ風
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ……泡はきれめなくたちのぼり その無数のつぶつぶできれいに洗い落としていく 悪夢も夢も葛藤も……泡がたちのぼるように生まれつづける思い。ハートフル・イラスト詩集。
  • 雨は見ている 川は知ってる
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ずっとずっとひとつの思いに沈みこんでその中でさまよっていると今がいつでここがどこなのかは大事でなくなる そんなふうにふだんの時間もすごせたらいいのに
  • つりわベイビイズ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 摩訶不思議なキャラクターたちが、思いもよらないひとことで、こころのエクボをくすぐりだす。新感覚のイラスト詩集。
  • 入門  俳句の表現
    値引きあり
    -
    「定型」と「季語」そして「切字」「省略」「リズム」が渾然となっている俳句。約束や形式の大切さをしっかり認識した上での実作のヒントを、選評を通して具体的に解説。初心者にもよくわかる俳句表現入門。
  • 天使になる瞬間 命を見つめる愛の看護詩集(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 7年間の看護師生活で出会った患者たち。彼らとのふれあいのなかで味わった苦悩、辛さ、悲しみ、そして喜びを著した珠玉の詩集。命を見つめる温かな眼差しが伝わってきます。看護専門月刊誌『エキスパートナース』連載の電子化。
  • 芭蕉のこころをよむ 「おくのほそ道」入門
    値引きあり
    -
    「おくのほそ道」完成までの数年間に芭蕉は何を追い求めたのか。その創作の秘密を解き明かし、俳諧ひと筋に生きた芭蕉の足跡と作句の精神を具体的かつ多角的に追究する。『「おくのほそ道」を語る』を改題。
  • サラリーマン川柳 いちおし傑作選
    4.0
    笑う門には福来る! サラリーマン諸君! 今こそ笑うべし! やくみつる・島田駱舟・第一生命、そしてサラリーマンNEO代表・生瀬勝久の選による、サラリーマン川柳第24回応募作品からの優秀作を収録。流行語を巧みにつかった句から世相をあぶりだす「サラ川トレンドワード」。クイズ感覚で楽しめる「サラ川穴埋め問題集」など、読み物も盛りだくさん。過去20年の各回ベスト10を一挙掲載するとともに、やく・駱舟による爆笑の座談会も収載。 この作品はNHK出版『サラリーマン川柳 いちおし傑作選』〔2013(平成25)年6月25日 第6刷発行〕に基づき、抜粋・再構成して制作されました。

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  • サラリーマン川柳 よくばり傑作選
    -
    こんなことあるある! 笑いと共感の一冊 世の中いろいろあるけれど落ち込んでばかりじゃはじまらない。笑いを力に前向きに! 「第27回 サラリーマン川柳」応募作品約3万句の中から厳選し、優秀作をマンガとともに紹介。句の中に多く読み込まれた言葉から2013年を振り返るトレンドワード集、初心者のための川柳作句心得など、読み物も多数収載。

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  • サラリーマン川柳 さんのせん傑作選
    3.0
    川柳ブームの本家本元、 さらにパワーアップ! 市井のサラリーマンがふとした瞬間にひねりだす、生活の哀歓とペーソスをこめた川柳を第26回応募作品約3万句の中から厳選し、優秀作を漫画とともに紹介。句の中に多く読み込まれた言葉から2012年を振り返るトレンドワード集、初心者のための川柳入門など、読み物も多数収載。

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  • 現代女性秀歌
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    自身の肉体を削るように詠まれた珠玉の歌 万葉の時代から、女性たちの思いは31音に込められさまざまに歌われてきた。本書では昭和20年以降の女性短歌を取り上げ、恋愛・病・母性、そして震災まで、女性ならではの細やかな心性で詠まれた歌を紹介。秀歌の鑑賞と同時に、戦後女性たちがどのような状況で生きてきたかを振り返る。前川佐美雄賞・斎藤茂吉短歌文学賞受賞後、初の評論集。

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  • あこがれ 石川啄木詩集
    値引きあり
    -
    明治38年、浪漫主義華やかなりし頃、一人の天才詩人が颯爽と詩壇に登場した。熱烈な賞賛をあびた詩集『あこがれ』、作者は岩手県渋民村の青年・石川啄木。青春の歓喜や孤独を歌った二十歳の若者は、しかし故郷を追われ、終わりなき漂泊の旅に出る……。その『あこがれ』から、傑作の誉れ高い晩年の詩稿ノート『呼子と口笛』まで、生涯にわたる数々の詩の中から精選した、啄木詩集の決定版。
  • 知への賛歌 修道女フアナの手紙
    4.0
    300年前のメキシコに社会の規範や道徳と闘った女性がいた! 詩こそが最高の文学だった17世紀末。ソル・フアナはそんな時代に世界で最も愛された詩人だ。美貌の修道女でありながら、恋愛、女性の権利、学問への欲求、抑圧的な社会への抗議などをテーマとした作品を残した。彼女の思想を明快に表現した詩と2通の手紙を、詳細な解説とともにまとめたわが国初の試み。
  • 宵待歩行
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どこまでも進むと、咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。かわかない涙はどこへいくのだろう。四季の移ろいを背景に「はかなさ」を独自のスタイルで詩に詠い上げた、銀色版純情詩集。
  • このワガママな僕たちを
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【イラスト詩集】かわいらしいウソつき、かわいらしい潔癖さ、ああ、ワガママは僕達。
  • 好きなままで長く
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【イラスト詩集】立ち止まったり、ふりむいたり。何かのはずみに思い出す大好きな場所のこと、なつかしい風のこと……。魚のようにきらめく今も明日は思い出。優しさがイラストとともに行間をただよう心地よい言葉の数々。
  • 流星の人
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【写真詩集】流星の人よ、こんにちは。私はこれからあなただけにわかる言葉で話します。美しいもの、はかないもの、愛しいものを見つめる、詩人の目。散文と写真で構成されたハートフルな一冊。
  • こんなに長い幸福の不在
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【イラスト詩集】まっ白な気分で目を覚ますと、あのゆううつのヤローがまたにこにこしながらやってくる。
  • 小倉百人一首
    -
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平安末期から鎌倉初期の歌人藤原定家が京都の小倉山荘の襖を装飾するため、古今の歌人100人の歌を選んで色紙に記したとされる百人一首は、現代の私たちにもカルタとして親しまれている。  この「小倉百人一首」は、そんな百人一首を『見返り美人図』で有名な江戸時代の浮世絵師菱川師宣が描いた絵本であり、延宝8年(1680年)に本問屋から出版された。
  • 一日一日はたからもの
    3.0
    103歳の歌人・渡辺つぎさんの短歌作品103首とエッセイ。明治生まれのつぎさんの作品は明るくユーモアにあふれ、私たちに元気と勇気を与えてくれます。あなたの心に癒しと励ましの花束を贈ります。
  • ここが知りたい!俳句入門 上達のための18か条
    -
    「季語の必要性」「取り合わせの手法」「吟行」などの基本から「人間をどう詠むか」といった本質的なテーマまで、俳句の型や仕組みを丁寧に解説。俳句の魅力と上達のコツがたっぷり詰まった、現代的俳句入門。
  • ポエティックファンタジー『幻想水族館』 ~深海の恋の物語~
    -
    1巻261円 (税込)
    幻想水族館の深海漕に住む水の妖精ダイナは、ある日ベータという少年と出会います。しかしベータは、遙か昔の先祖の悪行によって、モンスターたちに追われていて、ついに襲われてしまいます。ダイナは先祖である曾祖母を呼び出し、力を貸してと頼むのですが……。水族館の深海漕を舞台に繰り広げられる、短編小説と詩が一体となったファンタジー作品です。
  • 神さまの人生
    -
    文筆家/朗読家として「声・言葉・お話の力」を追及し、Poe-Tri、千葉詩亭など数々の朗読イベントを主宰しながら詩集を発表してこなかった大島健夫の初の詩集。表題作「神さまの人生」ほか「大蛇をください」「宇宙のがんもどき」「二人で一緒に電車に乗ろう」など12編を収録。
  • みいらの世界
    -
    文筆家/朗読家として「声・言葉・お話の力」を追及する大島健夫の初めての電子書籍。「千葉民主共和国」から母国・日本へと送信されてゆくメールが、シュールな笑いのうちに移民親子の人生を描き出す。切り拓かれる未来、そして待ち受ける過酷な運命。マジックリアリズムの横溢する大長編叙事詩! 朗読では2時間かかるという作品を電子書籍化した異色作。
  • 流星の予感
    -
    マイナビブックスブログ「日々が紙から飛びだして」に連載された16作品を収録した歌集。短歌だけでなく、旋頭歌、長歌、仏足石歌体、回文、都々逸、新体詩、俳句、連歌、漢詩といった、10の詩型を駆使した言葉あそびのおもしろさを是非ともお楽しみください。巻末にはそれら詩型の解説も収録しています。 【目次】 第一週/第二週/第三週/第四週/第五週/第六週/第七週/第八週/第九週/第十週/第十一週/第十二週/第十三週/第十四週/第十五週/第十六週/作中で登場した詩型の解説/あとがき
  • かなしみ
    -
    バンド、映画出演、リーディングユニット、海外フェスティバルでのリーディング、料金後払いのライブ、24時間Ustream放送など、ユニークな活動を展開する詩人・橘上の初の電子詩集。表題作の「かなしみ」ほか全編書き下ろしの6作品を収録しました。majoccoさんのすてきなイラストとともにお楽しみください。 【目次】 かなしみ/スリーパーズ/ダンディーのこと/やきそばぱんのようなくも/月を隠す猿/八月の地図の夜
  • 苦しい目 楽しい目 人生なんでんかんでん
    -
    1巻550円 (税込)
    講談社から上木された「苦しい目 楽しい目 人生なんでんかんでん」という  原題を短くして電子化したものである  もちろん初の電子書籍化である  すでに絶版になっているので稀覯本であると言ってもよい  短歌で世に出たが随筆を書くのが目的であったので  またとない申し出ではあったが  本書は朝日新聞と毎日新聞に毎週連載していた当時に  書き下ろしを頼まれたもので思いっきり疲れたことは覚えている
  • おとうもな
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ――君たちの過去は人生の糧に、私たちの未来は君たちの肥やしに―― 成長した息子たち、まだ幼い娘。君たちを想う心を届けよう。「吾 とっちゃだはんでなあ」温かな津軽弁で独自の詩の世界を構築する、待望の第7詩集。
  • 私の万葉集 三
    3.0
    大岡信の『私の万葉集』第三巻(全五巻)。 ひさかたの 天の香具山 この夕  霞たなびく 春立つらしも   人麻呂のゆったりとした万葉人の息吹を伝えたい。著者の思いは、愛情深く、平易な文体で現代につなげていく。「万葉集」巻八から十二までを、たとえば恋の歌、それは、日本人の永遠に通ずる心の古典として……。
  • 私と遊んで
    -
    詩集「指差すことができない」(青土社刊)で第19回「中原中也賞」に選ばれた大崎清夏初の電子詩集。今回はマイナビブックスブログ「日々が紙から飛びだして」で冬から春にかけて連載された作品に、書き下ろしなどを加えた全15編を収録。「雪」「啓蟄」「海」……。普通の言葉が読みやすく心地いい作品です。季節を感じながらお楽しみください。 【目次】天地創造の日は雨だった/地図/二十四節気なんて知らない/雪の映画祭/挨拶/春の師匠/特別な日/たのしいデモ行進/我ら装う/ベッドと朝食/聞く係り/アルプ/私は私に/沼津の少年愛/アンヘリート/あとがき
  • 現代短歌 そのこころみ
    4.3
    一九五三年、斎藤茂吉と釈迢空という日本短歌界の二大巨星が墜ちた。翌年、一人の短歌雑誌編集者が発想した企画によって新しい才能が発見される。編集者の名は中井英夫。見いだされた新人は中城ふみ子と寺山修司。その時から現代短歌のこころみの歴史がはじまった――。戦後の日本語表現中で異彩を放つ短歌という文芸ジャンル、その半世紀にわたる挑戦と歌人群像を斬新な視点から描く。
  • 走馬灯の夜
    -
    1巻550円 (税込)
    昭和恋々たる書き下ろしの小説もしくは随筆集である  集英社の「すばる」の巻頭に掲載された  同社から単行本にもなっている  世に出る二十年前から書こうと温めていた題材である  表紙は風船画伯こと浜野孝典画伯にお願いした  昭和三十年代の大阪の場末の町と少年を描く  これほどいろんな資料を渉猟して書いたのは初めてである  初の電子書籍化  昭和が懐かしい諸賢にはオススメである  俳句で章立てして読みやすいように工夫してある
  • 言うてすまんが 猫持のトホホ相談
    5.0
    1巻550円 (税込)
    朝日新聞に連載した人生相談  「猫持のトホホ相談」として二年間の連載を  新潮社が編集して単行本にしたものの初の電子書籍化である  中嶋らも氏の人生相談の跡を継いだものである  相談にそれぞれ短歌が配されているが  週に一度の連載であったので見出し程度とお考えいただきたい  愛猫にゃん吉との別れを「小説新潮」に書いた  声涙共に下る名文「キチや」を収載  絶唱である挽歌は本文をごらんいただきたい  挽歌のほうは文春ウェブにおいて電子書籍として販売されている  「猫とみれんと」のあとがきにも載っていたと記憶する  朝日新聞の手強い女性読者諸賢にけちょんけちょんに言われながら書いた  聞くも涙語るも涙の人生相談集  こっちが相談したいのである
  • かぎりなくやさしい花々
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わんぱくだった少年時代、運動に明け暮れた学生時代、事故で手足の自由を失いながらも、詩画を描くようになるまでを綴った手記。
  • 定本 村の女は眠れない : 草野比佐男詩集
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、一九七二年初版がたいまつ社から刊行され、同名のドキュメンタリー(NHK)が放映され一世を風靡しました。 以来、人名辞典等に掲載され、大学の模擬試験にも出題されています。戦後の日本農業の現実を語ってあまりあるものです。 村の女は眠れない/眠れない夜ごとの夫への思いはつきない/沼のほとりの乾草小屋へ記憶が遡って眠れない/あぐらの中に抱いて髪につく草くずを拾ってくれたぶきようで優しい指はここにはない/村の女は眠れない ひとりの夜は寒い
  • 花よりも小さく
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 口にくわえた筆で花の絵を描く星野富広氏による「花の詩画集」シリーズの4作目。1986年までの作品を集めた『鈴の鳴る道』、1981年~1991年までの作品を収録した『速さのちがう時計』、1990年代の作品を中心にした『あなたの手のひら』に続く本書には、さらに豊かに広がる詩画59点と近況を語るエッセイ24編が収録されている。 作者の星野富広は昭和21年、群馬県生まれ。高崎市立倉賀野中学校に体育教師として赴任したわずか2か月後のクラブ活動中、脊髄を損傷し手足の自由を失ってしまう。失意の底にあった彼を救うのは、聖書と子どものころから慣れ親しんだ自然。そして、彼は口にくわえた筆で花の絵を描き始める。 「葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて、一枝の花とはいえ広大な自然の風景をみる思いだった」という作者が描き続ける花々は優しく、穏やかで、そして強い。 生かされている喜びに、自然や人に対する愛にあふれた詩画やエッセイは、静かに私たちの心を打つものばかり。さらに、シリーズ4冊目となる本書では、作者のユーモアあふれる一面を見ることもできるだろう。「春の縁側」とタイトルがつけられたモモの花に添えられた詩などは、思わず頬がゆるむものだ。 以前より作者のファンだったという方はもちろんのこと、野に咲く花に気づくこともなく、夕焼けの色さえも忘れかけている現代の忙しい大人たちに贈りたい1冊である。
  • あなたの手のひら
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のみならず海外でも開かれている原画展やテレビで紹介された星野富弘の詩画集はかぎりなく静かな感動の輪を広げている。移りゆく季節の花々によせて命のいとしさを描く詩画63点と16編のエッセイを収録。
  • 速さのちがう時計
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 11年間新聞に連載された詩画の中から79点とエッセイ11編を収録。ふるさとの花を中心に、自然とのふれあいをサインペンで描く。
  • 鈴の鳴る道
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 午前中絵と詩を描き、午後随筆を口述筆記してでき上がったのが、この『鈴の鳴る道』です。詩画のほとんどは、「百万人の福音」(いのちのことば社)に毎月載せていたものです。一部描きなおしたものもあります。朝日新聞群馬版に載せたものを、新たに描きなおしたものもあります。花を中心に描きましたが、風景や動物もいくつか入れました。私には花も豚も風景も、同じように美しく見えるのです。
  • 種蒔きもせず
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前回の詩画集『花よりも小さく』から6年半ぶりの新詩画集。65点の詩画に加え、18点のエッセイを収録。静かな暮らしのなかで見えてくる自然や人、そして作者自身を、力強い筆致で詩画(花々の絵に、詩が添えられた絵画作品)に描き、エッセイでつづります。2010年には群馬県みどり市の富弘美術館は開館20周年をむかえ、入場者数も500万人をこえるなど、ながく人々に愛されてきた星野富弘とその作品。累計330万部をこえるシリーズの、待望の新詩画集です。
  • 山の向こうの美術館
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花によせて命のいとしさを描く星野富弘。少年時代の作文や絵、入院中の手紙など、詩画の原点ともいえる未発表の作品を収録。新・富弘美術館の開館記念出版。
  • 雨にぬれても
    -
    1巻550円 (税込)
    これでダメなら「グッドバイ」という  第三歌集を上木して文学の世界からおさらばしようと  「グッドバイ」の原稿を準備していたら  ある日突然山本夏彦のコラムに取り上げられ有頂天になり  「グッドバイ」の原稿を紛失した 損バコイタ   駄菓子菓子 それがために寒川猫持の最高傑作である  「猫とみれんと」(文藝春秋)が世に出ることになった  白状すると本歌集は別れた女房への未練よりも  たまたま「アサヒグラフ」で見た某女性歌人へのラブレターなのである  われながら豪勢なラブレターであったが見事に沈没した  ナミダがちょちょ切れるのである  この歌集を編んでいるときは面白いように  天から言葉が降って来た  枕元に鉛筆とメモ用紙を置いて寝たくらいである  世に六百冊しか存在しない歌集である  電子書籍化は今回が初めて  なんべんも言うてすまんが  「グッドバイ」が惜しまれるのである
  • ろくでなし
    -
    1巻550円 (税込)
    好きでなったのではないバツイチや  いろんな意味でどん底にあった当時  なんとかして世に出たいともがき  推敲に推敲を重ねて出した歌俳集  この推敲の過程で猫持的短歌が誕生した  朝日カルチャーセンターから自費出版した私家版  神戸のジュンク堂書店が十五冊並べてくれたら  一ヶ月で完売した  手応えを感じたが世の反応は冷たかった  駄菓子菓子  この本で司馬遼太郎先生や多田道太郎先生などに認められる  短歌は安田純生先生の「白珠」  俳句は後藤比奈夫先生の「諷詠」  に所属していたころの作品  わたしの手元には一冊しかない  初の電子書籍化
  • 僕の歌は君の歌
    -
    1巻550円 (税込)
    本来は数冊の小説にすべき内容を差し障りがあるので短歌に託した  ゆえに従来の猫持的短歌とは一線を画すものとなっている  波瀾万丈の人生を読み取ることができるであろう  共に週刊新潮の「夏彦の写真コラム」で名高い山本夏彦に見い出された  往年の名コンビである浜野孝典画伯の装幀と挿絵が生彩を放つ
  • 万葉集の〈われ〉
    -
    万葉人たちが生きた七世紀半ばから八世紀にかけては、都市生活者が現れ、個の自覚や孤独が意識され始めた時代だった。恋の歌から挽歌まで、万葉集の歌の〈われ〉を検証し、歌とは何かを解き明かしていく。
  • 少女詩集 神様なんて大キライ 電子版
    -
    電子書籍(スマホ)のタチヨミ完全版。 真実哲学省の推薦図書。 神様、なぜ人に苦しみがあるのか? 生の自由はあるのか? 死の自由はあるのか? 自分とは? 善と悪とは? 精神と物質とは? 永遠の命題に一人の少女が立ち向かう。 竹久秀二の処女詩集。 これは「神様への訴状」である。 ( 書店「詩人の魂」BCCKS にて新書の紙本があります )
  • 写真句行 一茶生きもの句帖(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 痩蛙負けるな一茶是に有り。江戸期の俳人小林一茶は、終生家族運に恵まれなかった。その欠落を埋めるかのように小動物を愛した。蛙、雀、猫、犬はいうにおよばず、蚤、虱に至るまで、詠んだ句は膨大な数に及ぶ。その中から480句を厳選、やんちゃで繊細、そして深い業を道連れとした不遇の俳人の心象を、美しい中国地方の里山風景とともにたどる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 詩とエッセー 煌めきの瞬間
    -
    1巻550円 (税込)
    私たちの育った時代はテレビが普及する前のラジオの時代で、月刊漫画雑誌の人気漫画が劇になって放送されていたりしました。また、一家団欒は高座の落語中継や講談、浪花節をラジオで聴くことでした。テレビは駅前の電気屋さんで見せてもらうか、お金持ちの家に見せてもらいに行くのが普通でした。そのような体験は現代の日本では考えられません。しかし発展途上と言われる国の殆どの国民が、私たちの子供時代と変わらない生活を送っていることを、これもまたテレビが教えてくれます。 そのことを考えると、豊かさを享受し、全てが揃っているのを当然のこととして暮らしている現代の日本の若者たちが、私たちおじさん世代の感性に触れることで、自分とは異なる環境で生きてきた人たちの感性を知るきっかけになるのではないかと思います。または劇的な変化を体験してきた我々と同世代の人たちにも、共感してもらえることがあったり、ある種の郷愁を感じていただけるのではないかと思い、この本を出そうと考えたわけです。 私の詩やエッセーを読んで、共感したり楽しんだりしてもらえれば嬉しいです。 おじさんにだって青春があって、人生について考えたり、人を愛して悩むこともある。そうやって感性を研ぎ澄ましてきたのだと知ってもらいたい。そう願っています。 (はじめに より)
  • 書詩感哲
    -
    1巻550円 (税込)
    日常を積み重ねた思いを走り書きした飾りのない素の心を言葉と文字で表した散文。 文字の表現と言葉の表現を視覚的にも楽しめる詩画集のような一冊です。 だれかの日記を見るような、自分の日記を見るような、そんな普遍的な言葉の印象をお楽しみください。
  • 詩集「月光浴室」
    -
    詩集「海の紙片」に続く第二詩集です。タイトルは櫻間中庸氏の「日光浴室」に敬意を表して付けました。現実とファンタジーのはざ間を行き来するような詩集です。
  • さんらいず
    -
    1巻385円 (税込)
    岡田楽土詩集。 幼いでしょう。 拙いでしょう、今は。 今だから、見てもらえる。
  • 俳句の秘法
    -
    俳句は一字の違いが大違い。凡句を秀句に変える一字の秘訣とは何か。俳句界の第一人者が作句の秘法を公開する。俳句の素材と発想、詩趣と品格、作句の急所など、秀句への道を平明に説く、会心の俳句作法入門。
  • ここからはじめる短歌入門
    -
    三十一音で無限の世界を表現できる短歌。恋、家族、老いなどの人生がどう歌になるのか、その技法は? 作法から鑑賞法まで、近現代の秀歌を例にあげながら、平易なことばで短歌の深い魅力を伝える短歌入門。
  • 俳句のはじまる場所 実力俳人への道
    4.0
    1巻1,408円 (税込)
    俳句はなぜ縦に書くのか、なぜ季語を含むのか、写生とはなにかなどの疑問・難問を丁寧に解説。古代歌謡以来の詩歌文芸の歴史のなかに俳句という詩を位置付けて、「俳句とは何か」を解明する。
  • 子規の宇宙
    4.3
    聖なる六尺の病床で近代俳句の礎を築いた子規。「真の革新は、古典から生まれる」と説く著者が、子規の俳句革新の意義に迫り、「即時ということ」「拙の文学」「子規の食卓」等、新たな子規像に鋭く迫る。
  • 芭蕉の人情句 付句の世界
    -
    人物や心情を詠んだ句を、人情句と呼ぶ。優れた叙景句が多く自然詩人として知られる芭蕉には一方で、人間を犀利に見つめ多彩な人々の姿をリアルに捉える世界があった。人情句を通して語る、もう一つの芭蕉。
  • せんせいけらいになれ
    4.6
    「詩」に「まちがい」はありません。何でも感じたことを言葉にしてみよう! 先生に、お父さんやお母さんに、飼っている犬に、大きな声で話しかけてみよう。そこから「詩」がはじまるのです―ー。著者・灰谷健次郎の17年間の教師生活の結晶! 子どもたちのみずみずしい言葉が、大人の常識を確実に引っくり返してくれます。灰谷文学の原点となった伝説の名著、遂に電子化。
  • 未来の見える階段  詩的寓話 人類の未来 その彼方に
    4.5
    1巻1,199円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界が注目する思想家が放つ、 未来を予見するための想像力とは? 時代は23世紀。物語の主人公「智恵子」と「賢治」の姉弟は、不況にあえぐ両親の姿に心を痛め、 未来を見るための方法はないかと聖人のもとを訪ねます。 そこで聖人が言った言葉は、「この階段を登ってみなさい。そうすれば、未来が見えるだろう」。 恐る恐る階段を登っていく智恵子と賢治。そこで見たものとは? ドイツ観念論の哲学者ゲオルク・ヘーゲルの思想「弁証法」。 そのなかの1つの法則「螺旋的発展の法則」を理解していけば、 世の中の本質がわかり、未来が見えてくるようになる! 社会起業家論の専門家としてだけでなく、近年では思想家として内外ともに活躍する著者が、 新境地を開くべく紡ぎ出した「詩的寓話」の世界。 読む者の心に小さな風を起こす新しいスタイルの作品です。
  • ヴァンパイアは日焼けをして後悔している
    -
    荒木スミシの写真集と言葉。 2002年頃の写真たち。 「ヴァンパイアは日焼けをして後悔している」はTwitterで書いた詩のひとつ。それをまとめた詩は「光集め─午前3時編」として発行されている。
  • 光集め─午前3時編
    -
    二〇〇二年頃より、「光」をテーマにした詩を書いてきました。それも「夜に探す光」をテーマにしています。  元気な時ではなく、心の弱った時や、ほんの小さな勇気を探す時、に「光」は必要です。  収録/短編5つ「イエスタデイは元気でいるだろうか」詩「影というのはもうひとつの光の名前」エッセイ「遠まわりの魔法」、荒木による人物風景写真。すべて初公開、オールカラー。エッセイは神戸新聞夕刊に連載された「随想」を手直し。
  • 恋する俳句(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 <おそろいのグラスをしまって冬支度> < 昼顔や口に出せずにいる別れ>女性らしい感性と本音がきらりと光る投稿俳句を、女性だけの俳句雑誌『月刊ヘップバーン代表』代表の黛まどかさんが選評した、季節感と恋愛観あふれるエッセイ。むずかしそうに思える季語などにもやさしいワンポイントアドバイスを加えて、俳句を詠んだことのない人にも、その楽しさが伝わってくる。サザンオールスターズやビール、バレンタインデーなどを季語につくるのなら、ちょっとやってみたくなるはず。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • はぐれ雲山頭火(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「行乞行脚」といえば諦念と覚悟を定めた揺るぎないイメージがある。しかし山頭火の行乞はものの見事にそれを逆転する。泥酔と悔恨、従容と無頼、高揚と悲嘆、それらの狭間を縦横に揺れ動く。人間の強さと弱さ、それを謳って憚らない「人間標本」、それが山頭火だ。山頭火の代表句500余句と行乞記をもとに、旅の達人真島満秀の旅情溢れる「日本の原風景」150景でつづる魅力の写真句行。いつもと反対方向行きの電車に乗ってみよう。忘れたものが見えてくる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 新版 万葉集 一 現代語訳付き
    値引きあり
    5.0
    1~4巻407~440円 (税込)
    全首を歌群ごとに分けて現代語訳を付し、新版として見やすく生まれ変わった伊藤博訳注角川ソフィア文庫版の万葉集が四分冊で装いも新たに登場!まさに故博士の最後の仕事となった渾身の一書。一では巻一~五を収載。
  • 有夫恋
    4.3
    熱の舌しびれるように人を恋う ぬけがらの私が妻という演技 男の嘘に敏感なふしあわせ 妻ですという美しき怒り見し こちらあなたの夫と死ぬる女です ~本文より~  いまだかつて、これほど烈しい恋の句集があっただろうか? 有夫恋(夫ある女の恋)。狂おしい生命の叫びを五七五に鋭く切り取り、一大センセーションを巻き起こした、珠玉の川柳句集。
  • 放浪行乞 山頭火百二十句
    -
    〔山頭火〕俳人。明治15年、山口県防府市生まれ。父の放蕩に絶望した実母が11歳の時自死。痛烈な傷痕をこころに受けて成長した。禅僧として托鉢の旅をつづけた山頭火は「行」と「行」の接点を「修行」に求め、自分を裁き励ました。行乞は放浪の態となり、とめどなく歩き、酒を浴びた。その生涯を秀句の新解釈で描く力作評伝。
  • 俳句ハンドブック
    5.0
    「俳句って何?」そんな俳句ビギナーに向けて、俳句の基本、名句の味わい方などを懇切丁寧に解説。「難読季語一覧」「月の満ち欠け」など俳句作りに役立つ付録も充実。今日から始められる実践的俳句ハンドブック。
  • 遠いアトラス
    -
    現代詩人、歌人、俳人が実験的な作品制作に挑むブログ「日々が紙から飛びだして」で行われた石田瑞穂、管啓次郎、暁方ミセイによる旅をテーマにしたリレー詩の試みを電子書籍化。三人の詩人が、国内外の好きな時間に、好きな場所にたたずんで詩を書きおろし、あるいは記憶の引き出しを開けて紡いだ18編を収録。 【収録作品】 砂洲、旅の瞳/石田瑞穂 ターマキ・マカウラウ(オークランド)/管啓次郎 妙蓮寺、弁財Temple/暁方ミセイ 幻書の街から/石田瑞穂 アムステルダム/管啓次郎 検見川Weekly Radio/暁方ミセイ はだしの星/石田瑞穂 アイツタキ/管啓次郎 駐アカシック、ニュー稲荷トゥーム/暁方ミセイ デュシャンの墓/石田瑞穂 レユニオン島レストラン/石田瑞穂 マンハッタン/管啓次郎 ヒカミ、アオガキ、Sage,Rosemary and Thyme./暁方ミセイ N.R.S.(Nishi-Shinjuku Record's shop Street)/石田瑞穂 シアトル/管啓次郎 トワイライトタウンの八咫烏/暁方ミセイ T.B.C. (Terminal Baggage Claim)/石田瑞穂 中野/管啓次郎 旅の余白、ひとまずの到着地から(あとがき)
  • ものくろあずき
    -
    1巻352円 (税込)
    blog「モノクローム文芸館」より、抜粋された全150編の短歌集。日々の日常を丁寧に切り取れていたらと思います。

最近チェックした本