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世界が注目する思想家が放つ、
未来を予見するための想像力とは?
時代は23世紀。物語の主人公「智恵子」と「賢治」の姉弟は、不況にあえぐ両親の姿に心を痛め、
未来を見るための方法はないかと聖人のもとを訪ねます。
そこで聖人が言った言葉は、「この階段を登ってみなさい。そうすれば、未来が見えるだろう」。
恐る恐る階段を登っていく智恵子と賢治。そこで見たものとは?
ドイツ観念論の哲学者ゲオルク・ヘーゲルの思想「弁証法」。
そのなかの1つの法則「螺旋的発展の法則」を理解していけば、
世の中の本質がわかり、未来が見えてくるようになる!
社会起業家論の専門家としてだけでなく、近年では思想家として内外ともに活躍する著者が、
新境地を開くべく紡ぎ出した「詩的寓話」の世界。
読む者の心に小さな風を起こす新しいスタイルの作品です。
Posted by ブクログ 2011年02月25日
今現在と未来、高い確率でこれから起こり得ることが書いてあった。と思える。
読んでいる最中にエジプトの政権交代。
起きたきっかけ、始まり方、広がり方、
この本の中に書かれている事と繋がる。
もともと文章も少なく寓話として書かれているので
読み易いが、内容は当初よくわからなかった。
だけど事件以降、に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月09日
「未来をどう予測するか」というテーマで書かれた、田坂広志の詩的寓話。
TEDxTOKYO2010で発表した詩的童話とは少し異なる。
21世紀の経済は、バーター経済(物々交換)の前の、ボランティア経済が復活する。wikipediaやオープンソースプロジェクトのことだ。
文化においては、大量生産大量消費...続きを読む
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