名称未設定さんのレビュー一覧
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うつ病になったことがある人に
この作家さんある意味有名と言えば有名ですよね。
まさか鬱になっていたのは思いませんでした…。元々キレッキレの作風からそんなこととは無縁の人かと。自分も鬱一歩手前まで言ったので、気になって購入。
中身はすごく確りしています。1話ごとに1人を招いたインタビュー形式。鬱になる切欠はなんだったか?どうやって抜け出したか?大体こんな流れです。この漫画の良いところはタイトル通り「うつヌケ」。うつをヌケた、ヌケたその後の事を書いており、非常に前向きに纏めているからです。最後の作者メッセージ、鬱との付き合い方はとても共感できます。うつ病になった人、うつっぽい人には是非見てほしいですね。 -
夢二っぽい表紙が可愛い
人気のある作品のようなので久しぶりに少女漫画を読んでみました。久しぶりなのに読んだことのあるような既視感がありました。同居で日常生活で見せる「隙」にドキドキしつつもゆっくりと二人の距離を縮めていく話が好きな人は楽しめると思います。ふみに色気がまったくないのでこの後簡単には進展しないだろうことも想像できます。私は「同居」するためのフリなので気にしてはいけないとは思いつつ「作家のプロフィール」を調べないのかな、とか住み込みの家政婦を雇うときに名前だけで判断しちゃうかな、とか気になります。もっと表紙のような世界観が反映されたらいいと思うのですが。ふみは現代っ子らしさが皆無なので着物の方が可愛くみえま...続きを読む
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魔導書
全く魔法が使えない主人公アスタと魔力の才能に満ち溢れているユノの2人が、魔法使いの頂点に君臨している魔法皇を目指し、成長していくバトルファンタジーです。
自分が読みました第1巻の流れは魔法帝を目指す2人が魔法騎士団試験を受験し、入団を果たした主人公が初任務に挑むといった流れでした。
魔力の強さがものを言うという世界観の中で「全く魔法が使えない」という設定のアスタが興味深かく、代わりに魔法を跳ね返したり、魔法自体を攻撃できる巨大な剣を用いてピンチや難解な敵を倒していくのは非常に爽快でした。作者の田畠裕基先生のバトル描写は非常に迫力があり、戦闘の度にトリハダが立ちます。
主人公の...続きを読む