すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「分極化」「対立」が起こっているこの社会において、どのような態度で考えるべきかを、リチャード・ローティの哲学に沿いながら示唆してくれる一冊。
新書なのだが、結果的には、前に読んだ「〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす」がコンパクトになったバージョン(その分、正義と善構想のあたりの議論が省かれていて、逆に読みにくかったかもしれない。)。
この本で徹底的に問われているのが
「残酷さを避けること」
「そのために会話をすること」
複雑になってしまったこんな社会の中では、もはや何か一つの「善構想」に対して一致はできないのは自明だし、そもそも社会というものは何かの「善構想」で一致するようにはできていな -
Posted by ブクログ
もうあかんって関西弁がいいよなぁ。
東京人だから、もうあかんわの本当のニュアンスは汲み取れていないかもしれないけど。関西弁があってよかったなぁ。
岸田さんの文章は、声を出して笑える。「ふっ」とか「くすっ」ではなく、「わっはっは」と声が出る。
笑える文章を書けるだけで尊いのに、ずしんと胸にくるものもあって、感情のジェットコースターがもうすごい。
・人生の幸せっていうのは、人と比べるものではなく、自分の経験の中で比べるものなのかもな。
・すべての弱さは、社会の伸びしろ
・ユニバーサルデザインは前向きなあきらめと、優しい妥協と、心からの敬意があるもの -
Posted by ブクログ
748円
モディリアーニはカリヤティードを研究していた
ピカソって観てるだけだとあまり分からないけど、模写すると適当に描いたと思われる線も全てが計算されてる事に気づくよね。だからピカソの絵はどの絵も全部上手いんだよ。
布施 英利
(ふせ ひでと、1960年4月2日 - )は、日本の芸術学者、美術批評家、解剖学者。東京芸術大学美術学部芸術学科教授。芸術と科学の交差する「美術解剖学」を基盤として[1]、美術や文学の批評、解剖学の著作などの執筆活動を展開している。著書に『脳の中の美術館』(1988年、2025年)、『構図がわかれば絵画がわかる』(2012年)、『人体、5億年の記憶 からだの中の -
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日本語は、外国人から見ると難解で習得が難しい言語だとよく言われる。
多くの漢字に音・訓の多様な読みがあり、「これが正しい日本語表記である」という正書法も確立しておらず、文法も厄介だ。さらに欧米人にとって、日本語は論理的な正確さよりも表現の情緒性を得意とする「曖昧さ」を特性とするため、「はじめに言葉ありき」の文化から見ると、非常に理解しにくいものに感じられるようである。
しかし著者は、日本語の歴史を辿ることで別の側面を照らし出す。日本語は絶えず外国語(古代の漢語、近代以降の欧米語)の影響に晒されながらも、書き言葉や話し言葉を工夫し、変遷を重ねてきた。そうして論理的性格を向上させると同時に、「やま -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルがあまりに素敵だったので、一目惚れ。自分たちの力ではどうにもならない、不可抗力によって2度の別れを余儀なくされた2人だが、それでもお互いの存在をお守りにして、想いあって生きてきた半生に、とても心を動かされた。特に、幼少期、たった週に一度、ほんの少しの時間を一緒にすごしただけの結珠の存在を心の支えにして、作中では描写されていないがおそらく血の滲むような努力をして(本人は自覚はなさそうだが)、難関女子校の門をくぐった果遠。それでも大人の都合であっさりと離ればなれになってしまった際、同じ団地に住むチサさんの「捨てるのはいつだって弱い方」という趣旨の言葉に、はっとさせられた。また、その後お互い
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Posted by ブクログ
皆さんは馬締さんのように真剣になれることがありますか?私は西岡さんと同じ気持ちです。自分が好きなことに携わることができる。羨ましいです。同じ方向に向いている仲間がいることも。この域まで行くと変態です。でも、そこまで言葉というものに面白さを感じた。正しく言葉を使えるというのは難しいですね。いつも話すたびに意味が分からんと言われます。語彙力もなく、共通言語を話せない。辞書なんて何十年も触っていないですね。最近の学生さんは辞書なんて引くのでしょうか?と疑問さえ出てきます。そう言う意味でもこの本を読んでほしいと思います。
次は 鈍色幻視行 恩田陸さんの作品を読みます。 -
Posted by ブクログ
章が短く、さくさく読める。名作で古典で海外文学でミステリーなので警戒してる人も多いとは思うが、訳が柔らかいので小難しい表現は出てこない。新訳改訳があるのが海外古典文学の強み……!!
読みやすさに加えて、テンポよく話が進み、次々に事件が起きるために、読んでても飽きない。勿論、飽きさせないことを考えてのことなら、私は著者の手のひらの上だが……。
ミステリーとしては、誰なら可能か、を考えていくとちゃんと犯人がわかる。過激でも嫌味でもなく、すっきりした読後感。これだよこれ……これがミステリーだよな……と思ってしまう。
でも動機は最後までわからなかった……! 犯人側の目線が最後に明かされるので、不思議な
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