すべての高評価レビュー
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名エピソードが詰まった巻
冬の静けさと温もりが溶け合う、シリーズらしい心温まる一冊。
雪の原っぱで出会った謎の妖怪が夏目の体を狙う事件から始まるが、物語は予想外の優しい方向へ。
妖怪の切ない願いと、夏目の純粋な優しさが交錯し、読む者の胸を静かに打つ。ニャンコ先生のコミカルなツッコミと、雪景色に映える繊細な作画が相まって、ほっこりとした癒しとほろ苦い余韻を残す。
「名前を返す」行為の意味がまた一つ深まり、夏目と妖怪たちの絆がさらに強固になる。
日常の小さな奇跡を描いた、忘れられない名エピソードが詰まった巻。
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Posted by ブクログ
ネタバレ極めて上等なミステリー
久々に読む長編小説×ミステリーとしてこれ以上ピッタリなものは無いと思った
これが50年以上も前に書かれたとは思えないほどの完成度
四作目にも拘らず「金田一耕助ファイル1」とナンバリングするだけの面白さは間違いなくあった
冒頭の、八つ墓村に伝わる陰惨な謂れの語りからグッと読者を惹きつける
さらに、主人公も巻き込まれる形で物語が進んでいくうちに起こる連続殺人、あるいは衝撃の発見によって飽きさせずに読み進める
終いには、冒頭の残酷さとはコントラストを取る形での大団円で満足感をもたらす
個人的には、春代と典子に怪しさをムンムン感じていたんだけど、しっかり裏切られた
この子ら -
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シリーズ屈指の傑作巻
シリーズ屈指の緊張感と感動が交錯する傑作巻。
「友人帳」を狙う黒ニャンコ先生(斑の偽物)の登場で物語が急展開。
ニャンコ先生の本当の姿と過去が少しずつ明かされ、夏目との絆が試される展開に胸が締め付けられる。
「友人帳」を巡る争奪戦は、妖怪たちの本音や欲望が剥き出しになり、普段の穏やかな空気とは対照的な緊迫感が魅力。黒ニャンコ先生の正体と目的が判明するクライマックスは、切なくも美しい。
夏目の優しさと決断が光り、ニャンコ先生との関係が一層深まる。
「守りたい」と思う気持ちの重みが心に響く、忘れられない一巻。
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魅力がさらに深まる優しい一冊
夏目が「友人帳」の名を返す日常に、クラスメイトとの肝試しが絡む優しい一冊。
旧校舎に潜む妖の気配に気づいた夏目は、女の子姿のニャンコ先生と正体を暴くが、妖怪の孤独と人間の無垢さが交錯する展開が胸を打つ。
肝試しという軽いきっかけから、過去の悲しみや忘れられた存在の哀しみが静かに浮かび上がる。
ニャンコ先生のコミカルな姿と夏目の優しさが絶妙に調和し、笑いと切なさが共存。
妖怪との別れのシーンは涙腺を刺激しつつ、心に温かな余韻を残す。
日常と非日常が溶け合う、シリーズの魅力がさらに深まる一巻。
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傑作の始まりの一冊
妖怪が見える孤独な少年・夏目貴志が、祖母レイコの遺した「友人帳」を巡る不思議な物語の幕開け。
強力な妖力ゆえに人間からも妖怪からも疎外されてきた夏目が、妖怪たちに狙われながらも、強引な用心棒・ニャンコ先生(斑)と出会い、少しずつ絆を紡いでいく過程が温かくも切ない。
一話完結型のエピソードが中心だが、妖怪との別れや契約の重みが丁寧に描かれ、静かな感動を呼ぶ。
繊細なタッチの作画と、優しい色調が世界観を際立たせ、妖怪奇談なのにどこか癒される不思議な魅力がある。
心の隙間にそっと寄り添う、傑作の始まりの一冊。
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戦後日本を振り返りたい人に
戦後日本の激動をレンズで切り取った写真家たちの回顧録。
土門拳、奈良原一高、細江英公ら巨匠が自らの代表作や時代との対峙を振り返る。
モノクロの強烈な一枚一枚に、焼け跡の復興、学生運動、安保闘争、沖縄返還の空気が凝縮されている。
技術論よりも「なぜ撮ったか」が中心で、カメラマンが時代とどう向き合ったかが痛切に伝わる。
特に土門の「絶対写真」への執念や、細江の「薔薇十字架」裏話は胸を打つ。歴史を追体験できる貴重な一冊。
写真愛好家だけでなく、戦後日本を振り返りたい人にも強く薦めたい。
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優しい気持ちになれる良作
同居人の存在が飼い主の生活にどれだけ根付いているかが静かに浮かび上がる巻。
日常の積み重ねが愛情に変わっていく過程が丁寧に描かれ、ほろ苦くも温かい。
猫との別れを予感させるような余韻が残りつつ、読後には優しい気持ちになれる良作。
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読んでいると自然と口元が緩む
同居人(猫)のキャラがさらに深まる巻。
ひざ独占権を巡る攻防や、夜中の頭上占領など、微笑ましいエピソードが続く。
飼い主の微妙な諦めと愛情がにじみ出ていて、読んでいると自然と口元が緩む。猫あるあるが的確で、共感度がさらにアップ。
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猫好きなら確実に刺さる
ひざと頭の上を行き来する猫・同居人の日常が、ゆるくも切なく描かれる。
飼い主の淡々とした視点と、猫の自由奔放な行動が絶妙にマッチ。
日常のささやかな幸せと、どこか寂しさが同居する独特の空気感が心地よい。猫好きなら確実に刺さる一冊。
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物語の終焉が近い
最高のクライマックスが続く。
オールキャストの登場が物語の終焉が近いことを痛いほど感じてしまう。
あっという間に読んでしまうが、、、残念でならない。 -
Posted by ブクログ
読書の楽しさはこの本で知った。この先に「ハッピー」が待っていないことは確かなのに、何を求めてか読む手が止まらない。虫やら臓器やらが出てきたときに手で目を覆って見ないようにするクセして、なんでか指の隙間からちらちらと覗いてしまうアレに近い気がする。あんなにも読むのを急き立てられたのは後にも先にもこの本だけ。夜更かしして読み切ったなあ。
この本を勧めてくれたのは親だったが、思春期の息子にこれを勧めてくる親ってどうなんだろうか?おかげでこんなサブカルチャーをこよなく愛する捻くれ拗らせ息子になってしまったのではないだろうか?でもこういう偏屈なところは父親譲りのはずかんだが、この本勧めてきたのは母親だ -
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物語は最高の形で頂点へ
最終決戦クライマックス。
武道はマイキーを救うため、自らの命を賭けた最後の選択をする。全てのタイムリープの代償が明らかになり、武道が失ったもの・得たものが描かれる。仲間たちはそれぞれの場所で武道を信じ、見守る。マイキーの涙と武道の笑顔が交錯する瞬間は、言葉にできない感動。物語は最高の形で頂点を迎える、忘れられない一巻。
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「救済」の瞬間
最終決戦の核心。
武道とマイキーの一騎打ちが始まり、過去の全ての因縁がここに集約される。
マイキーの「暗黒衝動」と武道の「守りたい」という信念が激突。戦いの最中、マイキーの本当の「願い」と、幼少期からの孤独が明かされ、読者は涙が止まらなくなる。
仲間たちの想いが武道を支え、ついにマイキーの心に光が差し込む瞬間が訪れる。
涙と興奮が最高潮に達する、シリーズ最大の見せ場。誰もが待ち望んだ「救済」の瞬間がここにある。
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怒涛のラストスパート開始
「最終決戦」編開幕。
全てのタイムリープの意味が明かされ、武道は「もう一度だけ過去に戻る」ことを決意する。
過去・現在・未来が交錯し、マイキーを救うための最後の戦いが始まる。ドラケン、場地、千冬、三途、八戒…これまで死んでいった仲間たちが「武道を信じる」という形で集結。
マイキーの闇と向き合いながら、武道は「仲間を失わない世界」を取り戻すために拳を振り上げる。家族の絆、友情、愛情…全てが試される壮絶な戦い。ページをめくる手が震えるほどの緊張感と、熱い想いが詰まった一冊。
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