あらすじ
少年が謎の「ボス」からお金と社会の仕組みを学ぶベストセラー小説『きみのお金は誰のため』の世界が、ドラマチックにまんが化! 「お金は社会にとってなに?」「なぜ格差があるの?」――お金の本当の意味とは。大切なことが詰まった一冊。
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タイトルに惹かれました
・ネットでこの本の小説版を知り、気になっていました。
小説版と漫画版が2冊あったので、試し読みをして画に惹かれて購入しました。
繰り返し繰り返し何度も読んでいるとお金の本質や人間(ひと)の本質などがみえてくる作品だとおもいます。
・それから、画があるだけでわかりやすさがこんなにUPするんだな〜と改めて教えてくれました。
・子供から学生、社会人、高齢者、どんな人にもおすすめしたいし、いつ読んでもいい本だとおもいます。
Posted by ブクログ
もっとずっと若かったなら、読み終えたあと、そうはいってもと思ってしまっていたはず。その頃の自分が恥ずかしいと思うし、今の自分はちょっと泣いてしまう……
Posted by ブクログ
田内学氏のお金に関する本を漫画化。ゴールドマンのトレーダーとしてお金を貪り取る、アービトラージに身を投じてきた贖罪、きっと魂をお金に売り渡してしまったんだろうし、逆にそうでなければ当然生きていけない。その中で、戦い抜いてきたからこそ、お金の本質が見えたんだとすると、非常に面白い。セオリー自体は、経済学や貨幣学などに基づいているし、おそらく社会主義的なアプローチには否定的であるからこそ、お金とサービスではなくて、貨幣価値とサービスという2つに条件を絞ることで、論理を完成させている。漫画で読みやすくて、すごくスッキリ。
Posted by ブクログ
私は正直「お金」が苦手です。
25歳になったけれど気づいたら使いすぎてしまうし、NISAも投資も保険もよくわからないし、でもお金がないと生きていけないということだけはわかっている。どうしたらお金を適切に扱えるのかわからないもどかしさ。日常を生きることに精一杯で、何をどう勉強したらいいのかもわからない。
けれど本作を読んだら何かきっかけが掴める気がしました。1度読んだだけでは、完璧ではない。けれど何かが芽生えそうな気持ちです。
読み終わって私が気になったのは、世界にあるお金は減ることも増えることもない。
ということはもし貯金という概念がなかったら、どうなのか?
お金を貯めずに、何かに使う。
高価なものを購入して保管する、だと貯金と同じようになってしまうのでそれ以外でお金を消費する。その場合、今と比べて貧富の差はどうなるのか気になりました。